JP2015113165A - チューブ容器及びキャップ - Google Patents

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間世田 千鶴子
Chizuko Maseda
千鶴子 間世田
澤 恒 相
Tsune Aizawa
澤 恒 相
田 崇 義 鶴
Takayoshi Tsuruta
田 崇 義 鶴
村 寛 美 大
Hiromi Omura
村 寛 美 大
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Abstract

【課題】キャップ内に浸入した水などの液体の排出性を一層向上させることができるチューブ容器を提供すること。
【解決手段】直立状態で所定の載置面に載置され得るチューブ容器は、筒状の胴部10Aと胴部10Aの一端部側に設けられた口部10Bと、を有する容器本体10と、口部10Bに着脱可能に装着されるキャップ20と、を備える。キャップ20は、蓋体21と、キャップ本体22と、を有する。キャップ本体22の天板部42のうち内筒部40と外筒部43との間の領域に、第1水抜き孔60が形成され、蓋体21に、第2水抜き孔61Aが形成され、第2水抜き孔61Aは、第1水抜き孔60と対向するよう配置されている。そして、天板部42は、第1水抜き孔60に向かうに従い、水平方向に対して下側へ傾斜した方向に延びる傾斜面70を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、チューブ容器及びこれに用いられるキャップに関する。
筒状の胴部と当該胴部の一端部側に設けられた口部とを有する容器本体と、容器本体の口部に装着されるキャップと、を備えたチューブ容器が従来から知られている。このようなチューブ容器には、容器本体の口部に装着されたキャップに形成された平坦面を設置面に接触させることによって、容器本体の口部が下側に向く状態における自立性を確保したものがある(例えば特許文献1〜3参照)。
上述のようなチューブ容器は、頭髪用コンディショナー等の洗面所や浴室等で用いられる内容物を収容する場合が多く、浴室等で保管されること多い。チューブ容器に自立性が確保されている場合には、チューブ容器は、キャップに形成された平坦面を設置面に接触させることによって、容器本体の口部が下側に向く状態で浴室等に保管されることが通常である。
しかしながら、上述のようにチューブ容器が、容器本体の口部が下側に向く状態で浴室等に保管された場合には、キャップと容器本体との間の隙間が上側に向く状態となることで、キャップの内側に水などが浸入し易くなってしまう。キャップの内側に水などが浸入してしまうと、キャップにカビが発生したり、使用者がチューブ容器から内容物を注出しようとする際に水などが飛散したりする虞がある。
そこで、特許文献1〜3に開示されたチューブ容器では、キャップの内側に浸入した水などを排出するための水抜き用の孔が、キャップに形成されている。
実用新案登録第256879号公報 特開2001−48203号公報 特開平10−258853号公報
特許文献1および特許文献3に開示されたチューブ容器においては、容器本体の口部が下側に向く状態とされた場合に水平方向に延びるキャップのうちの壁部(頂部又は天板部)に、水抜き用の孔が上下方向に貫通して形成されている。また、特許文献2に開示されたチューブ容器においては、容器本体の口部が下側に向く状態とされた場合に水平方向に延びるキャップのうちの壁部から上側に立ち上がる側壁部(天板から立ち上がる外筒)に、水抜き用の孔が水平方向に貫通して形成されている。このため、いずれの容器においても、前記水平方向に延びる前記キャップのうちの壁部を傾けなければ、水などが上手くキャップの外部に排出されないため、キャップ内に水などが残存してキャップにカビが発生するなどの虞がある。このように特許文献1〜3に開示されたチューブ容器では、水などの排出性の向上に改善の余地がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、キャップ内に浸入した水などの液体の排出性を一層向上させることができるチューブ容器及びキャップを提供することである。
本発明のチューブ容器は、直立状態で所定の載置面に載置され得るチューブ容器であって、筒状の胴部と、前記胴部の一端部側に設けられた口部と、を有する容器本体と、前記口部に着脱可能に装着されるキャップと、を備え、前記キャップは、前記キャップのうち前記載置面に面する側である第1側に形成され前記チューブ容器が前記載置面に載置される際に前記載置面に接触する接触部を含む蓋体と、前記第1側とは反対側である第2側に形成され前記容器本体の前記口部に着脱可能に装着される接続部を含み、前記蓋体が装着されるキャップ本体と、を有し、前記キャップ本体には、前記キャップが前記容器本体の前記口部に装着されているときに前記容器本体の前記口部と連通する注出口が形成されており、前記蓋体は、前記キャップ本体の前記注出口を開閉可能に前記キャップ本体に装着されており、前記キャップ本体は、前記注出口が形成された天板部と、前記天板部から前記第2側に向けて立設され、前記接続部として機能する内筒部と、前記内筒部の外周側に位置し、前記天板部から前記第2側に向けて立設された外筒部と、を有し、前記天板部のうち前記内筒部と前記外筒部との間の領域に、前記天板部を貫通する第1水抜き孔が形成され、前記蓋体に、前記蓋体を貫通する第2水抜き孔が形成され、前記第2水抜き孔は、前記蓋体が前記注出口を閉鎖する状態において前記第1水抜き孔と対向するよう配置されており、前記天板部は、前記第1水抜き孔に向かうに従い、水平方向に対して前記第1側へ傾斜した方向に延びる傾斜面を有する、チューブ容器である。
本発明のチューブ容器では、前記キャップ本体の前記外筒部と前記蓋体の外周部との間には、ヒンジ部が設けられており、前記キャップ本体のうち前記ヒンジ部が設けられている側とは反対側に、前記注出口が形成されており、前記第1水抜き孔は、前記キャップ本体のうち前記ヒンジ部が設けられている側において前記ヒンジ部に隣接する位置に形成されていてもよい。
また、本発明のチューブ容器では、前記蓋体は、前記第2水抜き孔に向かうに従い、水平方向に対して前記第1側へ傾斜した方向に延びる傾斜面を有することが好ましい。
また、本発明のチューブ容器では、前記蓋体に、前記第1側に向けて立ち上がるリブが形成されていてもよい。
また、本発明のチューブ容器では、前記第1水抜き孔は、前記キャップの中心回りに、5°〜75°の範囲で連続して延びる孔として形成され、前記第2水抜き孔は、前記キャップの中心回りに、5°〜75°の範囲で連続して延びる孔として形成されていてもよい。
また、本発明のチューブ容器では、前記天板部の前記傾斜面は、前記天板部の周方向の全域にわたって形成されていてもよい。
また、本発明のチューブ容器は、直立状態で所定の載置面に載置され得るチューブ容器であって、筒状の胴部と、前記胴部の一端部側に設けられた口部と、を有する容器本体と、前記口部に着脱可能に装着されるキャップと、を備え、前記キャップは、前記キャップのうち前記載置面に面する側である第1側に形成され前記チューブ容器が前記載置面に載置される際に前記載置面に接触する接触部を含む蓋体と、前記第1側とは反対側である第2側に形成され前記容器本体の前記口部に着脱可能に装着される接続部を含み、前記蓋体が装着されるキャップ本体と、を有し、前記キャップ本体には、前記キャップが前記容器本体の前記口部に装着されているときに前記容器本体の前記口部と連通する注出口が形成されており、前記蓋体は、前記キャップ本体の前記注出口を開閉可能に前記キャップ本体に装着されており、前記キャップ本体は、前記注出口が形成された天板部と、前記天板部から前記第2側に向けて立設され、前記接続部として機能する内筒部と、前記内筒部の外周側に位置し、前記天板部から前記第2側に向けて立設された外筒部と、を有し、前記天板部のうち前記内筒部と前記外筒部との間の領域に、前記天板部を貫通する第1水抜き孔が形成され、前記蓋体に、前記蓋体を貫通する第2水抜き孔が形成され、前記蓋体は、前記第2水抜き孔に向かうに従い、水平方向に対して前記第1側へ傾斜した方向に延びる傾斜面を有する、チューブ容器である。
また、本発明に係るキャップは、直立状態で所定の載置面に載置され得るチューブ容器が備える容器本体の胴部の一端部側に設けられた口部に、装着されるキャップであって、前記載置面に面する側である第1側に形成され、前記チューブ容器が前記載置面に載置される際に前記載置面に接触する接触部を含む蓋体と、前記第1側とは反対側である第2側に形成され前記容器本体の前記口部に着脱可能に装着される接続部を含み、前記蓋体が装着されるキャップ本体と、を備え、前記キャップ本体には、前記キャップが前記容器本体の前記口部に装着されているときに前記容器本体の前記口部と連通する注出口が形成されており、前記蓋体は、前記キャップ本体の前記注出口を開閉可能に前記キャップ本体に装着されており、前記キャップ本体は、前記注出口が形成された天板部と、前記天板部から前記第2側に向けて立設され、前記接続部として機能する内筒部と、前記内筒部の外周側に位置し、前記天板部から前記第2側に向けて立設された外筒部と、を有し、前記天板部のうち前記内筒部と前記外筒部との間の領域に、前記天板部を貫通する第1水抜き孔が形成され、前記蓋体に、前記蓋体を貫通する第2水抜き孔が形成され、前記第2水抜き孔は、前記蓋体が前記注出口を閉鎖する状態において前記第1水抜き孔と対向するよう配置されており、前記天板部は、前記第1水抜き孔に向かうに従い、水平方向に対して前記第1側へ傾斜した方向に延びる傾斜面を有する、キャップである。
また、本発明に係るキャップは、直立状態で所定の載置面に載置され得るチューブ容器が備える容器本体の胴部の一端部側に設けられた口部に、装着されるキャップであって、前記載置面に面する側である第1側に形成され、前記チューブ容器が前記載置面に載置される際に前記載置面に接触する接触部を含む蓋体と、前記第1側とは反対側である第2側に形成され前記容器本体の前記口部に着脱可能に装着される接続部を含み、前記蓋体が装着されるキャップ本体と、を備え、前記キャップ本体には、前記キャップが前記容器本体の前記口部に装着されているときに前記容器本体の前記口部と連通する注出口が形成されており、前記蓋体は、前記キャップ本体の前記注出口を開閉可能に前記キャップ本体に装着されており、前記キャップ本体は、前記注出口が形成された天板部と、前記天板部から前記第2側に向けて立設され、前記接続部として機能する内筒部と、前記内筒部の外周側に位置し、前記天板部から前記第2側に向けて立設された外筒部と、を有し、前記天板部のうち前記内筒部と前記外筒部との間の領域に、前記天板部を貫通する第1水抜き孔が形成され、前記蓋体に、前記蓋体を貫通する第2水抜き孔が形成され、前記蓋体は、前記第2水抜き孔に向かうに従い、水平方向に対して前記第1側へ傾斜した方向に延びる傾斜面を有する、キャップである。
本発明によれば、キャップ内に浸入した水などの液体の排出性を一層向上させることができる。
本発明の実施の形態によるチューブ容器の正面図である。 本発明の実施の形態によるチューブ容器のキャップの斜視図である。 本発明の実施の形態によるチューブ容器のキャップであって、その蓋体がそのキャップ本体の注出口を開放させた状態のキャップを示した図である。 本発明の実施の形態によるチューブ容器のキャップの縦断面図である。 本発明の実施の形態によるチューブ容器のキャップの側面図である。 図4の矢印6方向に見た矢視図であって、本発明の実施の形態によるキャップのキャップ本体を流れる液体の様子を説明する図である。 本発明の実施の形態の変形例によるキャップの縦断面図である。 本発明の実施の形態の他の変形例によるキャップの縦断面図である。
以下に、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態によるチューブ容器を詳細に説明する。
はじめに、本発明の第1の実施の形態によるチューブ容器1全体について説明する。図1は、チューブ容器1の正面図である。図1に示すように、チューブ容器1は、筒状の胴部10Aと胴部10Aの一端部側に設けられた円形の口部10Bとを有し、内容物が収容される容器本体10と、口部10Bに着脱可能に装着される筒状のキャップ20と、を備えている。図1では、キャップ20が二点鎖線で示された載置面Mに接触し、そして容器本体10の口部10Bが下側に向く直立状態で、チューブ容器1が載置面Mに載置された状態が示されている。図1では、キャップ20によって覆われているため外部からは視認できない口部10Bが、便宜上、破線で表されている。
以下、容器本体10の口部10Bが下側に向く状態を「倒立状態」と称することもある。
上述の口部10Bは、図1において破線で示す連結体100の一要素として構成されていてもよい。この場合、連結体100は、口部10B、口部10Bの外周部から口部10Bの径方向外側に張り出す環状の肩部10C、および肩部10Cの外周縁から口部10B側とは反対側に向けて立ち上がる連結筒部10Dを有している。この連結体100が、当該連結体100とは別体である胴部10Aのその開放した一端部に連結されることで、容器本体10Aが形成されている。
胴部10Aは、例えば、ドライラミネート法で積層された基材フィルムおよびシーラントフィルムを含む積層体フィルムの側端同士をヒートシールなどによって接着させることによって筒状に形成したものである。胴部10Aの一端部は開放しており、その内側には、上述の連結体100の連結筒部10Dが挿入されて接着等されている。一方、胴部10Aの他端部は、内容物が充填された後、溶着等によって閉鎖されており、これによって扁平状の閉鎖部10Eが形成されている。また、閉鎖部10Eが形成されることに伴い、胴部10Aのうちの閉鎖部10Eに隣接する部位は、閉鎖部10Eに近づくに従いその厚さが次第に小さくなる形状になっている。
チューブ容器1の容器本体10に収容される内容物は、特には限定されないが、例えば内容物として、歯磨き剤、ハンドクリーム、頭髪用コンディショナーなどを挙げることができる。
次に、図1に加えて図2〜図5をさらに参照して、キャップ20について詳細に説明する。図2は、キャップ20の斜視図であり、図3は、キャップ20の後述する蓋体21がキャップ本体22の注出口41を開放させた状態のキャップ20を示した図であり、図4は、キャップ20の縦断面図であり、図5は、キャップ20の側面図である。
図1に示すように、本実施の形態においてキャップ20は、チューブ容器1が載置面Mに載置される際に載置面Mに接触する接触部30を含む蓋体21と、口部10Bに装着されたキャップ本体22と、を有している。蓋体21の接触部30は、キャップ20のうち載置面Mに面する側(図1では下側)に形成されている。以下の説明において、キャップ20のうち載置面Mに面する側のことを「第1側」とも称する。また、第1側とは反対側(図1では上側)のことを、「第2側」とも称する。図中には、説明の便宜上、「第1側」が向く方向を矢印Iで示し、「第2側」が向く方向を矢印IIで示している。
図2および図4に示すように、キャップ本体22は、キャップ20のうち第2側、すなわち上側に形成され、容器本体10の口部10Bに着脱可能に装着される接続部として機能する内筒部40を含んでいる。図4に示すように、内筒部40の内周面には雌ねじ部40Aが形成されている。また、容器本体10の口部10Bには、図示は省略するが、内筒部40の雌ねじ部40Aに対応する雄ねじ部が形成されている。すなわちキャップ20は、螺着によって容器本体10に装着されるように構成されている。なお容器本体10へのキャップ20の挿着方法は螺着に限られることはなく、嵌合などその他の方法が採用されていてもよい。
図2〜図5に示すように、キャップ本体22は二重筒状に形成されている。すなわち、キャップ本体22は、上述した内筒部40の外周側に位置する外筒部43をさらに有している。この場合、キャップ本体22は、内筒部40および外筒部43がそれぞれ接続された円板状の天板部42を有しており、内筒部40および外筒部43はそれぞれ、天板部42から上側に向けて立設されている。天板部42には注出口41が形成されており、この注出口41は、キャップ20が容器本体10の口部10Bに装着されているときに口部10Bと連通するよう、天板部42のうち内筒部40の内側の位置に形成されている。また、図4に示すように、外筒部43は、内筒部40よりも上側に突出するよう構成されていてもよい。
蓋体21は、載置面Mに接触する上述の接触部30を提供するとともに、キャップ本体22の注出口41を閉鎖するためにキャップ本体22に装着されたものである。この蓋体21は例えば、注出口41および天板部42と対向する円板状の蓋本体31と、蓋本体31の外周縁から上側に立ち上がる嵌合筒部32と、を有している。蓋体21の嵌合筒部32およびキャップ本体22の外筒部43は、互いに嵌合可能に構成されている。すなわち本実施の形態において、キャップ本体22への蓋体21の装着は、蓋体21の嵌合筒部32とキャップ本体22の外筒部43との間の嵌合によってもたらされている。
ここで、例えば、図2および図4に参照されるように、蓋体21がキャップ本体22に装着されているときには、円板状の天板部42の中心軸(横断面中央を通る直線)と円板状の蓋本体31の中心軸(横断面中央を通る直線)とは共通軸上に位置するようになっている。図3では、蓋体21がキャップ本体22に装着されているときに、前記共通軸が、キャップ本体22を通過する点C1と、蓋体21を通過する点C2と、が示されている。以下では、点C1を、キャップ本体22の中心C1と呼び、点C2を蓋体21の中心C2と呼ぶ場合がある。さらに、これらの中心C1,C2を含む、前記共通軸がキャップ20において通過する部位のことを、キャップ20の中心と呼ぶ場合がある。
また図3および図4に示すように、蓋体21の嵌合筒部32とキャップ本体22の外筒部43との間には、両者に連結されたヒンジ部33が設けられていてもよい。これにより、蓋体21は、ヒンジ部33を回転軸として、注出口41を閉鎖する状態と、注出口41を開放する状態と、の間で回動可能となっている。蓋本体31には、蓋体21が注出口41を閉鎖した状態のときに注出口41の先端部外周面に外嵌されて注出口41を閉止する閉止筒部31Aが形成されていてもよい。これによって、蓋体21が注出口41を閉鎖した状態のときに内容物が注出口41から漏出することをより確実に防ぐことができる。
上述のように蓋体21とキャップ本体22との間にヒンジ部33が設けられている場合、好ましくは、上述の注出口41は、キャップ本体22のうちヒンジ部33が設けられている側とは反対側に形成されている。ここで「反対側」とは、キャップ本体22の中心C1を境にしてヒンジ部33寄りの位置に注出口41が位置しないことをいう。換言すれば、キャップ本体22の中心C1を挟んで一方側にヒンジ部33が配置されており、他方側に注出口41が配置されていることをいう。これによって、使用者が蓋体21を開放して注出口41から内容物を例えば使用者の手に向けて注出させる際に、蓋体21と手とが干渉してしまうことを抑制することができる。
チューブ容器1が直立状態で安定に支持され得る限りにおいて、蓋体21の接触部30の具体的な形態が特に限られることはない。例えば本実施の形態においては、図4に示すように、蓋体21は、蓋本体31の外周縁部から下側に突出する環状のリブ34を有しており、このリブ34の下端が接触部30となる。なお図示はしないが、このようなリブ34が存在しない場合、蓋本体31の下面が接触部30として機能してもよい。
また、図3および図4に示すように、本実施の形態では、キャップ本体22の天板部42に、第2側から第1側に向けて、すなわち上側から下側に向けて天板部42を貫通する第1水抜き孔60が形成されている。また、本実施の形態では、キャップ本体22の天板部42は、第1水抜き孔60に向かうに従い、水平方向に対して第1側(下側)へ傾斜した方向に延びる傾斜面70を有している。さらに、蓋体21に、第2側から第1側に向けて、すなわち上側から下側に向けて蓋体21を貫通する第2水抜き孔61Aが形成されている。後述するように、第1水抜き孔60および第2水抜き孔61Aは、外部からキャップ20内に浸入した水などの液体を外部へ排出するためのものである。
キャップ本体22の天板部42は、図4に示すように、内筒部40の内側に位置する円板状の中央側円板部42Aと、内筒部40と外筒部43との間に位置する環状の外周側円板部42Bと、に区画される。中央側円板部42Aには、注出口41が形成されている。そして上述の第1水抜き孔60は、外周側円板部42Bに形成されている。すなわち、第1水抜き孔60は、天板部42のうち内筒部40と外筒部43との間の領域に形成されている
第1水抜き孔60は、外周側円板部42Bにおけるヒンジ部33に隣接する位置に形成されていてもよい。一般にヒンジ部33近傍の領域には使用者の注意があまり向かないので、ヒンジ部33近傍に第1水抜き孔60を設けることにより、第1水抜き孔60が目立つことを抑制することができる。なお、上述のようにキャップ本体22のうちヒンジ部33が設けられている側とは反対側に注出口41が設けられている場合、キャップ20の中心を挟んで一方側に注出口41が配置され、他方側に第1水抜き孔60が配置されることになる。
本実施形態において、第1水抜き孔60は、図3に示すように、外周側円板部42Bの周方向に長尺に延びる弧状或いは弓形状に形成されている。このような形状を採用することの利点については後述する。
次に、天板部42の傾斜面70について詳細に説明する。傾斜面70は、天板部42上に到達した水などの液体が重力によって自然と第1水抜き孔60へ向かうようにするために設けられたものである。本実施の形態においては、上述のように第1水抜き孔60は天板部42の外周側円板部42Bに、第2側から第1側に向けて外周側円板部42Bを貫通するよう形成されており、従って傾斜面70も、外周側円板部42Bの第2側(上側)の面に形成されている。具体的には、図4および図5に示すように、外周側円板部42Bは、第1水抜き孔60に向かうに従い、水平方向に対して第1側(下側)へ傾斜した方向に延びるように形成されている。傾斜部70の傾斜角は特には限られないが、例えば2〜30°の範囲内に設定される。
本実施の形態では、傾斜面70は、外周側円板部42Bの全域に形成されている。すなわち、外周側円板部42Bの全域に、第1水抜き孔60に向かう傾斜がつけられている。しかしながら、これに限られることはなく、傾斜面70は、外周側円板部42Bにおいて部分的に形成されていてもよい。また本実施の形態では、中央側円板部42Aは、水平方向に延びるものとして示されているが、これに限られることはなく、中央側円板部42Aおよび外周側円板部42Bが一体に傾斜状に形成されていてもよい。すなわち、傾斜面70が、中央側円板部42Aおよび外周側円板部42Bにわたって形成されていてもよい。
次に、蓋体21の第2水抜き孔61Aについて詳細に説明する。図4に示すように、第2水抜き孔61Aは、蓋体21のうちヒンジ部33が設けられている側においてヒンジ部33に隣接して形成されている。そして、図4に示すように、蓋体21が注出口41を閉鎖する状態においては、第1水抜き孔60Aと第2水抜き孔61Aとが対向する。また、この例において、第2水抜き孔61Aは、キャップ本体22の第1水抜き孔60と同様に、蓋本体31の周方向に長尺に延びる弧状或いは弓形状に形成されている。
第1水抜き孔60および第2水抜き孔61Aの形状についてより詳細に説明する。図3には、第1水抜き孔60のキャップ20の中心回りの角度Xと、第2水抜き孔61Aのキャップ20の中心回りの角度Y1と、が示されている。本実施の形態では、角度Xと角度Y1は略同一に設定されている。角度Xと角度Y1の具体的な値は、キャップ20に求められる液体の抜けやすさ、強度や外観などに基づいて適宜設定される。例えば第1水抜き孔60および第2水抜き孔61Aは、キャップ20の中心回りに5°〜75°の範囲で連続して延びる孔として形成される。図3においては、角度Xと角度Y1がいずれも約45°となっている例が示されている。すなわち、第1水抜き孔60および第2水抜き孔61Aはそれぞれ、キャップ20の中心回りに、約45°の範囲で連続して延びる孔として形成されている。
なお、キャップ本体22に形成される水抜き孔の個数、および、蓋体21に形成される水抜き孔の個数が特に限定されることはない。例えば図3に示すように、蓋体21は、第2水抜き孔61Aに加えて、第2水抜き孔61B,61C,61Dがさらに形成されていてもよい。これら4つの第2水抜き孔61A,61B,61C,61Dは、例えば、蓋体21の蓋本体31のうちの外周側の部位において周方向に略90°の間隔を空けて形成されている。図4に参照されるように、第2水抜き孔61A,61B,61C,61Dは全て、蓋本体31のうちリブ34に囲まれた位置に形成される。
また図3には、第2水抜き孔61Bのキャップ20の中心回りの角度Y2が、上述の角度Xおよび角度Y1と併せて示されている。角度Y2は、約10°となっている。すなわち、第2水抜き孔61Bは、キャップ20の中心回りに、約10°の範囲で連続して延びる孔として形成されている。
なお、キャップ本体22の第1水抜き孔60を通って蓋体21側に至る液体の大部分は、第1水抜き孔60と対向する位置にある第2水抜き孔61Aに到達して第2水抜き孔61Aから排出されると考えられる。従って、蓋体21に形成される第2水抜き孔のうち第2水抜き孔61A以外の孔、すなわち第2水抜き孔61B,61C,61Dは、第2水抜き孔61Aからは排出されなかった少量の液体を排出するための補助的なものであるといえる。従って、上述の第2水抜き孔61B,61C,61Dは、第2水抜き孔61Aよりも開口面積が小さい円形状に形成されていてもよい。これによって、第2水抜き孔61Aと同等の寸法を有する孔が4つ蓋体21に形成される場合に比べて、孔に起因する蓋体21の強度や意匠性の低下を抑制することができる。
キャップ20の材料としては、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂が用いられる。キャップ20の製法は特には限られないが、例えば、射出成型法や圧縮成型法を用いることにより、上述の蓋体21、キャップ本体22やヒンジ部33を含むキャップ20を一体的に形成することができる。
次に、第1の実施の形態によるチューブ容器1の作用について説明する。
はじめに、チューブ容器1に収容されている内容物を使用する方法について説明する。チューブ容器1内に内容物が存在している間は通常、容器本体10の口部10Bにキャップ20を装着した状態で、キャップ20の蓋体21を下側にして容器本体10が倒立状態で保持されている。チューブ容器1を使用する際には、チューブ容器1を持ち上げ、キャップ本体22から蓋体21を取り外して、注出口41を外部に露出させる。この状態で、容器本体10を圧搾することにより、注出口41から内容物が吐出される。
そして、本実施の形態によれば、天板部42における外筒部43の径方向の内側に水などの液体が浸入した場合に、当該液体が、図6の矢印αに示すように、容器本体10が倒立状態であっても、すなわち、容器本体10を傾けなくても、天板部42の傾斜面70によって第1水抜き孔60に案内されて、第1水抜き孔60の外部に排出される。その後に、第1水抜き孔60の外部に排出された液体を、第2の水抜き孔61A,61B,61C,61Dから蓋体21の外部に排出できる。ここで、本実施の形態では、第1水抜き孔60と第2水抜き孔61Aとが対向しているため、第1水抜き孔60の外部に排出された液体を、第2の水抜き孔61Aから効率的に排出することができる。
以上のことから、本実施の形態によれば、キャップ内に浸入した水などの液体の排出性を一層向上させることができる。そして、キャップ20内に液体が滞留することによってカビなどが発生したり、蓋体21を取り外した際に液体が飛び散ったりすることを可及的に抑制することができる。
また、本実施の形態においては、図4に示すように、蓋体21(蓋本体31)に、第1側(下側)に向けて立ち上がるリブ34が形成されている。リブ34は、第2水抜き孔61A,61B,61C,61Dを囲っている。この場合、蓋本体31に形成されたリブ34における接触部30が載置面Mに接触され、口部10Bが下側に向く状態で容器本体10が保持された際に、蓋本体31の下側におけるリブ34の内側の領域と載置面Mの間には空間が形成される。従って、チューブ容器1が載置面Mに載置されている状態であっても、当該空間に、第2の水抜き孔61A,61B,61C,61Dから液体を排出することができる。このため、蓋本体31上の液体を効率的に蓋本体31の外部に排出することができる。
ところで、キャップ本体22の天板部42の外周側円板部42Bに形成される傾斜面70の傾斜は、図4に示すように一般に、キャップ本体22を断面図で見た場合に一様な傾斜角となるよう、設定される。しかしながら、図6に示すように、天板部42の外周側円板部42B上に到達した液体は、環状の外周側円板部42Bによって画定される円周状の経路に沿って第1水抜き孔60へ向かう。この場合、円周状の経路において液体が傾斜面70によって付与される駆動力の程度は、外周側円板部42B上における位置によって異なることになる。例えば、第1水抜き孔60が設けられている位置の近傍において液体が傾斜面70によって付与される駆動力は、第1水抜き孔60が設けられている位置から周方向に90°離間した位置において液体が傾斜面70によって付与される駆動力よりも小さくなる。従って、第1水抜き孔60の近傍においては、その他の領域に比べて、水が流れにくくなっているといえる。
ここで本実施の形態によれば、上述のように、第1水抜き孔60は、外周側円板部42Bの周方向に長尺に延びる弧状或いは弓形状に形成されている。すなわち、外周側円板部42Bのうち水が流れにくい領域は、第1水抜き孔60にされている。従って、その他の領域から第1水抜き孔60近傍の領域へ傾斜面70に沿って流れてきた水などの液体を、より確実に第1水抜き孔60に到達させることができる。
なお、上述した本実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、必要に応じて図面を参照しながら、変形例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した本実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の本実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。また、上述した本実施の形態において得られる作用効果が変形例においても得られることが明らかである場合、その説明を省略することもある。
図7は、上述の実施の形態の変形例によるキャップの縦断面図である。ここで説明する変形例では、上述の実施の形態の一部が変更されている。本実施の形態における上述の実施の形態と同一の構成部分は、同一符号を示し、説明は省略する。
図7に示す変形例では、蓋体21の蓋本体31が、第2水抜き孔61Aに向かうに従い、水平方向に対して第1側(下側)に傾斜する方向に延びる傾斜面71を有している。これに対応して、リブ34は、第2水抜き孔61Aに向かうに従い、その高さが次第に小さくなるように形成されている。
本変形例によれば、第1水抜き孔60の外部に排出された水などの液体が、蓋体21の傾斜面71によって第2水抜き孔61Aに案内されて、第2水抜き孔61Aの外部に排出される。これにより、天板部42における外筒部43の径方向の内側に浸入した液体を、効果的に排出することができる。
また、図8には、上述の実施の形態の他の変形例によるキャップの縦断面図が示されている。図8に示す変形例では、キャップ本体22の天板部42が上述した傾斜面70を有していない一方、蓋体21の蓋本体31のみが傾斜面71を有している。また、蓋本体31には、キャップ本体22の第1水抜き孔60と対向する上述した第2水抜き孔61Aが形成されていない一方、第1水抜き孔60とキャップ20の中心を挟んで反対側に位置する第2水抜き孔61Bのみが形成されている。また、蓋体21の傾斜面71は、第2水抜き孔61Bに向かうに従い、水平方向に対して第1側(下側)に傾斜する方向に延びている。以上の点で上述の実施の形態と異なっている。
本変形例によれば、第1水抜き孔60から排出された水などの液体が傾斜面71によって、第1水抜き孔60と離れた位置にある第2水抜き孔61Bに案内されるため、蓋体21に形成された水抜き孔の位置によらず、キャップ20の内部において蓋体21とキャップ本体22と間に浸入した液体を効果的に排出することができる。このため、良好な液体の排出性を確保しながら、蓋体21に形成される水抜き孔の配置自由度を確保できる。また、蓋体21とキャップ本体22と間で注出口41の回りに液体が滞留することがないので、内容物の品質が前記液体によって劣化することを防ぐことができる。なお、傾斜面71の傾斜方向および蓋体21に形成される水抜き孔の位置は、図8で説明した変形例の態様に限られることはない。
以上、本発明の各実施の形態を説明したが、本発明は、上述の実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、上述の実施の形態では、ドライラミネート法により積層された基材フォルムおよびシーラントフィルムを含む積層体フィルムの側端同士をヒートシールなどによって接着させることによって筒状に形成されてなる胴部10Aの開放した一端部に、口部10B等を有する連結体100が接着等されることによって、容器本体10Aが形成されている。しかしながら、溶融押出成形法により胴部10Aが筒状に形成され、これに連結体100が接着等されていてもよい。また、ブロー成形により、胴部10Aと口部10B(肩部10C)とが一体に成形されるものでもよい。
1 チューブ容器
10 容器本体
10A 胴部
10B 口部
20 キャップ
21 蓋体
22 キャップ本体
30 接触部
31 蓋本体
34 リブ
40 内筒部(接続部)
41 注出口
42 天板部
43 外筒部
60 第1水抜き孔
61A,61B,61C,61D 第2水抜き孔
70,71 傾斜面

Claims (9)

  1. 直立状態で所定の載置面に載置され得るチューブ容器であって、
    筒状の胴部と、前記胴部の一端部側に設けられた口部と、を有する容器本体と、
    前記口部に着脱可能に装着されるキャップと、を備え、
    前記キャップは、前記キャップのうち前記載置面に面する側である第1側に形成され前記チューブ容器が前記載置面に載置される際に前記載置面に接触する接触部を含む蓋体と、前記第1側とは反対側である第2側に形成され前記容器本体の前記口部に着脱可能に装着される接続部を含み、前記蓋体が装着されるキャップ本体と、を有し、
    前記キャップ本体には、前記キャップが前記容器本体の前記口部に装着されているときに前記容器本体の前記口部と連通する注出口が形成されており、前記蓋体は、前記キャップ本体の前記注出口を開閉可能に前記キャップ本体に装着されており、
    前記キャップ本体は、前記注出口が形成された天板部と、前記天板部から前記第2側に向けて立設され、前記接続部として機能する内筒部と、前記内筒部の外周側に位置し、前記天板部から前記第2側に向けて立設された外筒部と、を有し、
    前記天板部のうち前記内筒部と前記外筒部との間の領域に、前記天板部を貫通する第1水抜き孔が形成され、
    前記蓋体に、前記蓋体を貫通する第2水抜き孔が形成され、
    前記第2水抜き孔は、前記蓋体が前記注出口を閉鎖する状態において前記第1水抜き孔と対向するよう配置されており、
    前記天板部は、前記第1水抜き孔に向かうに従い、水平方向に対して前記第1側へ傾斜した方向に延びる傾斜面を有する、
    チューブ容器。
  2. 前記キャップ本体の前記外筒部と前記蓋体の外周部との間には、ヒンジ部が設けられており、
    前記キャップ本体のうち前記ヒンジ部が設けられている側とは反対側に、前記注出口が形成されており、
    前記第1水抜き孔は、前記キャップ本体のうち前記ヒンジ部が設けられている側において前記ヒンジ部に隣接する位置に形成される、
    請求項1に記載のチューブ容器。
  3. 前記蓋体は、前記第2水抜き孔に向かうに従い、水平方向に対して前記第1側へ傾斜した方向に延びる傾斜面を有する、
    請求項1又は2に記載の容器。
  4. 前記蓋体に、前記第1側に向けて立ち上がるリブが形成されている、
    請求項1乃至3のいずれかに記載のチューブ容器。
  5. 前記第1水抜き孔は、前記キャップの中心回りに、5°〜75°の範囲で連続して延びる孔として形成され、
    前記第2水抜き孔は、前記キャップの中心回りに、5°〜75°の範囲で連続して延びる孔として形成されている、
    請求項1乃至4のいずれかに記載のチューブ容器。
  6. 前記天板部の前記傾斜面は、前記天板部の周方向の全域にわたって形成されている、
    請求項1乃至5のいずれかに記載のチューブ容器。
  7. 直立状態で所定の載置面に載置され得るチューブ容器であって、
    筒状の胴部と、前記胴部の一端部側に設けられた口部と、を有する容器本体と、
    前記口部に着脱可能に装着されるキャップと、を備え、
    前記キャップは、前記キャップのうち前記載置面に面する側である第1側に形成され前記チューブ容器が前記載置面に載置される際に前記載置面に接触する接触部を含む蓋体と、前記第1側とは反対側である第2側に形成され前記容器本体の前記口部に着脱可能に装着される接続部を含み、前記蓋体が装着されるキャップ本体と、を有し、
    前記キャップ本体には、前記キャップが前記容器本体の前記口部に装着されているときに前記容器本体の前記口部と連通する注出口が形成されており、前記蓋体は、前記キャップ本体の前記注出口を開閉可能に前記キャップ本体に装着されており、
    前記キャップ本体は、前記注出口が形成された天板部と、前記天板部から前記第2側に向けて立設され、前記接続部として機能する内筒部と、前記内筒部の外周側に位置し、前記天板部から前記第2側に向けて立設された外筒部と、を有し、
    前記天板部のうち前記内筒部と前記外筒部との間の領域に、前記天板部を貫通する第1水抜き孔が形成され、
    前記蓋体に、前記蓋体を貫通する第2水抜き孔が形成され、
    前記蓋体は、前記第2水抜き孔に向かうに従い、水平方向に対して前記第1側へ傾斜した方向に延びる傾斜面を有する、
    チューブ容器。
  8. 直立状態で所定の載置面に載置され得るチューブ容器が備える容器本体の胴部の一端部側に設けられた口部に、装着されるキャップであって、
    前記載置面に面する側である第1側に形成され、前記チューブ容器が前記載置面に載置される際に前記載置面に接触する接触部を含む蓋体と、
    前記第1側とは反対側である第2側に形成され前記容器本体の前記口部に着脱可能に装着される接続部を含み、前記蓋体が装着されるキャップ本体と、を備え、
    前記キャップ本体には、前記キャップが前記容器本体の前記口部に装着されているときに前記容器本体の前記口部と連通する注出口が形成されており、前記蓋体は、前記キャップ本体の前記注出口を開閉可能に前記キャップ本体に装着されており、
    前記キャップ本体は、前記注出口が形成された天板部と、前記天板部から前記第2側に向けて立設され、前記接続部として機能する内筒部と、前記内筒部の外周側に位置し、前記天板部から前記第2側に向けて立設された外筒部と、を有し、
    前記天板部のうち前記内筒部と前記外筒部との間の領域に、前記天板部を貫通する第1水抜き孔が形成され、
    前記蓋体に、前記蓋体を貫通する第2水抜き孔が形成され、
    前記第2水抜き孔は、前記蓋体が前記注出口を閉鎖する状態において前記第1水抜き孔と対向するよう配置されており、
    前記天板部は、前記第1水抜き孔に向かうに従い、水平方向に対して前記第1側へ傾斜した方向に延びる傾斜面を有する、
    キャップ。
  9. 直立状態で所定の載置面に載置され得るチューブ容器が備える容器本体の胴部の一端部側に設けられた口部に、装着されるキャップであって、
    前記載置面に面する側である第1側に形成され、前記チューブ容器が前記載置面に載置される際に前記載置面に接触する接触部を含む蓋体と、
    前記第1側とは反対側である第2側に形成され前記容器本体の前記口部に着脱可能に装着される接続部を含み、前記蓋体が装着されるキャップ本体と、を備え、
    前記キャップ本体には、前記キャップが前記容器本体の前記口部に装着されているときに前記容器本体の前記口部と連通する注出口が形成されており、前記蓋体は、前記キャップ本体の前記注出口を開閉可能に前記キャップ本体に装着されており、
    前記キャップ本体は、前記注出口が形成された天板部と、前記天板部から前記第2側に向けて立設され、前記接続部として機能する内筒部と、前記内筒部の外周側に位置し、前記天板部から前記第2側に向けて立設された外筒部と、を有し、
    前記天板部のうち前記内筒部と前記外筒部との間の領域に、前記天板部を貫通する第1水抜き孔が形成され、
    前記蓋体に、前記蓋体を貫通する第2水抜き孔が形成され、
    前記蓋体は、前記第2水抜き孔に向かうに従い、水平方向に対して前記第1側へ傾斜した方向に延びる傾斜面を有する、
    キャップ。
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