JP5828526B2 - 端子圧着機用の搬送機構 - Google Patents

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Description

ここに記載されたおよび/または図示された本発明は、一般的に電気ワイヤへ電気端子を圧着するための機構に関し、特には、端子圧着機用の搬送機構に関する。
端子圧着機は、単一の電気ワイヤまたは1以上のケーブルの電気ワイヤの接続のために、コネクタの産業において用いられている。公知の端子圧着機は、アプリケータと呼ばれる相互交換可能なツール組立体を備える。アプリケータは、端子を1つ以上の電気ワイヤに圧着するためのそれぞれ対向する圧着ツールを備える圧着ゾーンを含んでもよい。例えば、アプリケータの圧着ゾーンは、アンビルおよびアンビルの反対側にある圧着ツールヘッド(以下時々ワイヤクリンパとしても称する)を保持するアプリケータラムを含む。作動時において、端子と電気ワイヤの組み合わせは、圧着ゾーン内に配置される。その後、アプリケータラムは、圧着ツールヘッドが端子と係合するまでアンビルへ向かって駆動される。アンビルと圧着ツールヘッドとの間の端子の押圧で、端子はワイヤに圧着される。
公知の端子圧着機によっては、端子をアプリケータまで搬送する搬送機構を含む場合がある。例えば、搬送機構は、典型的には端子をアプリケータの圧着ゾーン内へ押す搬送指を含む。機械的な、エアの、サーボ機構の搬送のスタイルなど、搬送指を移動させるために様々な種類の搬送のスタイルが端子圧着機の搬送機構には用いられる。機械的な搬送スタイル内において、端子を圧着ゾーンに押すための搬送指の移動は、アプリケータのアプリケータラムによってなされる。特に、搬送機構は、アプリケータのアプリケータラムに作動可能に接続されるカムを含む。アンビルから離れるようにアプリケータラムを移動させることは、搬送機構のカムフォロワと係合するようにカムを移動させる。カムフォロワは、カムがアプリケータラムとともにアンビルから離れるように移動すると、アプリケータの圧着ゾーンへ向かう方向に搬送指を移動させる連結部を通じて、搬送指部に接続される。よって、アプリケータラムがアンビルから離れるように移動すると、カムとカムフォロワとの間の係合は、搬送指に端子を圧着ゾーンへ押すようにさせることになる。
端子を圧着ゾーンへ押すために搬送指が移動する移動量は、典型的には”搬送ストローク”と称される。搬送ストロークは、例えば異なる端子および/または異なる作動状況などに適合するために、調整可能である。端子および/または作動状況によっては、比較的に短い搬送ストロークが望まれる。少なくとも公知の搬送機構によっては、搬送ストロークの際、カムフォロワに1つ以上のポイントにおいてリフトオフ可能とすることで、カムの比較的短い搬送ストロークを達成する。カムのカムフォロワをリフトオフする(持ち上げる)ことで間接的にカムリフトを短くし、搬送ストロークを短くさせることができる。例えば、カムフォロワは、搬送ストロークの始まりにおいて最初からカムから離れることでスペースを形成してもよい。カムがアンビルからさらに離れると、カムフォロワは、カムのリフト輪郭に沿って前進位置においてカムと係合する。よって、カムフォロワはカムのリフト輪郭にあまり沿わないように移動するので、カムフォロワの移動を少なくでき、それゆえに搬送指のより短い搬送ストロークとすることができる。しかしながら、カムフォロワが搬送ストロークの際にカムをリフトオフする際に、瞬間的なおよび/または制御できない加速、すなわちジャーク(jerk)が、搬送指に伝えられ、それゆえに、カムフォロワがカムのリフト輪郭に完全に係合する際に、端子に伝えられる。搬送指および端子のそのようなジャークは、アプリケータの圧着ゾーン内に端子を搬送することの再現性および正確性にマイナスの影響を与える場合があることが問題となる。
課題を解決するための手段は、以下記載される端子をワイヤに圧着する端子圧着機の搬送機構によって与えられる。端子圧着機は、圧着ゾーンを備える。搬送機構は、搬送ストロークに沿って移動するように構成される搬送指を含む。搬送指は、端子を圧着ゾーンへ搬送する搬送方向の搬送ストロークに沿って移動するように構成される。搬送機構は、リフト輪郭を備えるカムと、カムと係合されるカムフォロワを含む押し出しロッドをさらに含む。カムフォロワは、この押し出しロッドをリフト方向に移動可能にカムのリフト輪郭に沿って移動するように構成される。押し出しロッドは、搬送指に機械的に接続され、押し出しロッドがリフト方向に移動する際に、搬送指を搬送ストロークに沿って搬送方向に移動させるように構成される。偏倚機構は、押し出しロッドのカムフォロワをカムと係合するように偏倚させる偏倚力を押し出しロッドに与えるように、押し出しロッドに作動可能に接続される。
図1は、一例示的実施形態の端子圧着機の斜視図である。 図2は、端子圧着機の搬送機構の一実施形態の一例示的な搬送ストロークを説明する、図1に示された端子圧着機の一部の概略図である。 図3は、搬送機構の別の例示的な実施形態の一部の斜視図である。 図4は、図1の線4−4に沿って切断した図1および2に示された端子圧着機の断面図である。 図5は、図2に示される搬送機構の断面図である。
本発明は、以下添付の図面を参照して例示的に説明される。
図1は、端子圧着機10の一例示的実施形態の斜視図である。端子圧着機10は、ターミネータ12、アプリケータ14および搬送機構16を含む。端子圧着機10は、端子18を電気ワイヤ20に圧着するために用いられる。端子圧着機10は、単一の電気ワイヤ20に端子18を圧着する点について、ここに記載および図示される。しかし、端子18は、例えば単一のケーブル(図示せず)の複数の電気ワイヤ20など、複数の電気ワイヤ20に圧着可能であると理解されるべきである。アプリケータ14と搬送機構16との組み合わせは、”アプリケータ組立体”として、本実施形態では称される場合がある。
ターミネータ12は、アプリケータ14のアプリケータラム24を駆動するターミネータ駆動システム22を含む。アプリケータ14は、端子圧着機10の圧着ゾーン28を規定するためにアプリケータラム24と対向するアンビル26をさらに含む。例示的な実施形態において、アンビル26は、圧着ゾーン28の底部を規定する。アプリケータラム24は、アプリケータラム24から延伸する圧着ツールヘッド32を備える端部30を含む。圧着ツールヘッド32は、時々”ワイヤクリンパ”として称される。アンビル26および/または圧着ツールヘッド32は、端子18および/または電気ワイヤ20と相補的なサイズおよび/または形状を含んでもよい。アンビル26および/または圧着ツールヘッド32は、端子18および/または電気ワイヤ20を所定の圧着サイズおよび/または圧着形状に形成するように構成されたサイズおよび/または形状を含んでもよい。圧着ツールヘッド32は、アプリケータラム24と一体形成されてもよく、アプリケータラム24の端部30上に実装される別の部品であってもよい。
作動時において、端子18と電気ワイヤ20との組み合わせは、アンビル26上に配置される。特に、電気ワイヤ20が端子18上および/または内に配置可能なように、端子18はアンビル26上に配置され、電気ワイヤ20は圧着ゾーン28内に搬送される。ターミネータ12は、端子18と電気ワイヤ20の組み合わせが圧着ツールヘッド32とアンビル26との間に係合されるまで、アプリケータラム24をアンビル26へ向かうように駆動させる。アプリケータラム24がアンビル26へ向かって駆動すると、電気ワイヤ20の周囲での端子18の圧縮により、端子18は電気ワイヤ20に圧着される。
上述したように、端子圧着機10は、搬送機構16を含む。搬送機構16は、端子18をアプリケータ14の圧着ゾーン28へ端子18を搬送する。例えば、複数の端子18の列すなわちストリップ(図示しない)は、圧着ゾーン28と近接した端子圧着機10のプラットフォーム34上に配置されてもよい。搬送機構16は、プラットフォーム34から列すなわちストリップの端子18の各々を、対応するワイヤ20へ圧着させるために、圧着ゾーン28へ連続的に搬送させる。明確な説明のために、ここでは、単一の端子18と電気ワイヤ20だけが示される。搬送機構16は、端子18を圧着ゾーン28へ搬送させるために、端子18および/または端子18の列すなわちストリップと係合する搬送指36を含む。特に、搬送指36は、端子18をアプリケータ14の圧着ゾーン28へ搬送させるために、後退位置から搬送位置までの搬送ストローク38に沿って移動する。搬送指36は、図1の後退位置において示されている。搬送指36の先端部40は、搬送ストローク38に沿って搬送指36の移動を案内するために、端子圧着機10の任意のスロット44内に延伸するタブ42を任意に含む。
図2は、端子圧着機16の搬送指36の一例示的な搬送ストローク38が示される端子圧着機16の一部の概略図である。搬送指36の後退位置と搬送位置(点線で示される)の両方が図2に示される。初期圧着作業の前におよび/または前の圧着作業の終わりに、アプリケータラム24はアンビル26に対して最終圧着位置にあり、搬送指36は後退位置にある。アプリケータラム24は最終圧着位置から離れるように(アンビル26から離れるように)矢印Bの方向に移動すると、搬送指36は搬送ストローク38に沿って後退位置から搬送位置まで搬送方向Aに移動する。搬送指36が搬送ストローク38に沿って搬送方向Aへ移動すると、搬送指36の先端部材40(図1)は、端子18および/または端子18の列すなわちストリップと係合し、端子18をアンビル26に隣接した圧着ゾーン28内へ押す。端子18を電気ワイヤ20に圧着するために、アプリケータラム24がアンビル26に向かって矢印Cの方向に移動すると、搬送指36は搬送ストローク38に沿って後退方向D(搬送方向Aとは逆向きの)に搬送位置から後退位置まで移動する。
アンビル26から離れるように矢印Bの方向にアプリケータラム24が移動する際に搬送指36が搬送ストローク38に沿って搬送方向Aに移動するので、例示的な実施形態において、搬送機構16は”後方搬送形態(post−feed style)”として一般的に称されるように作動する。別の実施形態では、アンビル26へ矢印Cの方向にアプリケータラム24が移動する際に搬送指36が搬送ストローク38に沿って搬送方向Aに移動するので、搬送機構16は”前方搬送形態(pre−feed style)”として一般的に称されるように作動してもよい。
搬送指36の搬送ストローク38は、所定の移動量の範囲内に調整可能である。換言すれば、ストローク38の長さは、搬送指36が後退位置と搬送位置との間を異なる量で移動可能なように調整可能である。搬送ストローク38は、異なるサイズおよび/または形状の端子18および/またはワイヤ20に適合するために、および/または異なる作動状況に適合するためなどに調整可能である。例えば、いくつかの端子18は、正確に繰り返される圧着のために圧着ゾーン28内に適正に配置されるように、他の端子18よりも短い搬送ストローク38が必要となる場合があり、またその逆も然りである。本実施形態に示される搬送ストローク38および238(図3参照)の長さおよび経路は、例示的なものとしてのみ意味される。異なる端子18、異なるワイヤ20および/または異なる作動状況などは、本実施形態に示されるよりも大きな移動量および/または異なる経路を有する搬送ストローク38または238を利用してもよい。搬送ストローク38は、後退位置と搬送位置との間の搬送指36の移動量を調整するために、以下に記載されるように調整されてもよい。
図1に示されるように、例示的な実施形態において、搬送機構16は、”横搬送(side feed)”形態として一般的に称され、端子18が列すなわちストリップ内に並んで配置される。端子18は、図1におけるほぼ矢印Hの方向に圧着ゾーン28内へ搬送される。そのような横搬送形態において、先端部部材40は、端子18を圧着ゾーン28内へ押すために、端子18の側面46間の位置において端子18の側面46と係合する、および/または、端子18の列すなわちストリップと係合する係合縁48を含む。別の実施形態では、搬送機構16は、”端搬送(end feed)”形態として一般的に称され、端子18が列すなわちストリップ内に端と端とを接して配置される。端子18は、図1におけるほぼ矢印Iの方向に圧着ゾーン28内へ搬送される。そのような端搬送形態において、先端部材40は、端子18を圧着ゾーン28内へ押すために、端子18の端部50間の位置において端子18の端部50と係合する、および/または、端子18の電線すなわちストリップと係合する。例えば、図3は、搬送機構216の別の例示的な実施形態の一部の斜視図である。搬送機構216は、端子18(図1および2)をアプリケータ14(図1および4)の圧着ゾーン28(図1および2)へ搬送させるために、後退位置から搬送位置までの搬送ストローク238に沿って移動する搬送指236を含む。搬送指236は、図3において後退位置で示されている。搬送指236は、係合面248を備える先端部材240を含む。係合面248は、端子18を圧着ゾーン28へ押すために、端子18の端部間の位置において、端子18の端部50(図1)と係合する、および/または、端子18の列すなわちストリップと係合する。搬送機構216は、搬送機構216に端子18を図1におけるほぼ矢印Iの方向に圧着ゾーン28へ搬送可能とする方向付け(例えば、搬送機構16(図1、2、4および5)の方向付けに対して約90°)で、アプリケータ14(図1および4)および/または端子圧着機10(図1、2および4)の別の部品に実装されると解釈されるべきである。端子圧着機10の他の部品(例えばプラットフォーム34)の方向付けは、端搬送形態を適合可能とするように変えられてもよい。
図4は、図1の線4−4に沿って切断した端子圧着機10と搬送機構16を説明する断面図である。搬送機構16は、ハウジング52、押し出しロッド54、連結部56、カム58、偏倚機構60および搬送指36を含む。例示的な実施形態において、ハウジング52は、アプリケータ14のハウジング62に実装される。付加的に、あるいは変えて、搬送機構16のハウジング52は、端子圧着機10の別の部品に実装される。搬送機構16は、アプリケータ14から取り外し可能である。換言すれば、搬送機構16は、アプリケータ14から接続解除および取り外せるように作動可能である。搬送機構16は、搬送機構16がアプリケータ14から取り外して、異なる搬送機構に置換可能となるように、相互交換可能である。ここで、異なる搬送機構が同じ搬送形態(例えば、機械的な、エアの、サーボ機構、前方搬送または後方搬送など)であるかどうか、異なる搬送機構が同じ搬送形態(例えば、端搬送または横搬送など)であるかどうかについては問われない。
カム58は、アプリケータ14のハウジング62内に取り付けおよび/または保持され、ハウジング62内で押し出しロッド54に対して互いに対向するBおよびC方向に移動するように構成される。カム58は、端64からその逆の端66までの長さで延伸する。カム58は、端64から端66までのカム58の長さに沿って延伸するリフト輪郭68を含む。特に、カム58のリフト輪郭68は、端64から端66まで延伸するカム58の表面70によって規定される。以下詳述されるように、カム58がB方向へ移動すると、押し出しロッド54のカムフォロワ72が、カム58の表面70に係合し、リフト輪郭68に沿って移動し、搬送指36を後退位置から搬送位置まで移動させる。カム58の移動方向Bは、本実施形態では”カム方向”として称される場合がある。
例示的な実施形態において、図2を再び参照すると、カム58は、アプリケータラム24と共に移動するためにアプリケータ14のアプリケータラム24に作動可能に接続される。特に、アプリケータラム24の移動によって、カム58が移動する。カム58は、アプリケータラム24がアンビル26から離れるようにB方向に移動する際にカム58もB方向に移動可能となるように、アプリケータラム24に作動可能に接続される。同様にカム58がアプリケータラム24と共に矢印C方向に移動する。カム58は、任意の構造、接続形態および/または手段などを用いてアプリケータラム24と共に移動するためにアプリケータラム24に作動可能に接続される。例示的な実施形態において、カム58は、アプリケータラム24と共に移動するためにアプリケータラム24に直接的に機械接続され、カム58がBおよびC方向にアプリケータラム24と同じ量だけ移動可能である。付加的に、または、これに代えて、カム58は、ギア、滑車および/または鎖歯車システムを用いてアプリケータラム24と共に移動するためにアプリケータラム24に機械的に接続される。ここで、カム58は、アプリケータラム24よりもBおよびC方向に同じまたは異なる量だけ移動してもよい。
図4を再び参照すると、搬送機構16のハウジング52は、押し出しロッド54が内部に延伸する内部キャビティ74を含む。内部キャビティ74は、開かれた端76からその反対側の閉じられた端78まで延伸する。閉じられた端78は、ハウジング52の端壁80によって規定される。押し出しロッド54は、端82からその反対側の端84までの長さで延伸する。押し出しロッド54は、端82がハウジング52の閉じられた端78に対面するように、ハウジング52の内部キャビティ74内に保持される。押し出しロッド54は、押し出しロッド54の端84がハウジング52の内部キャビティ74の外側まで延伸するように、ハウジング52の開かれた端76を通じて外側まで延伸する。本実施形態では、押し出しロッド54の端82は、”第一端”として称される一方で、端84は”第二端”として称される場合がある。
押し出しロッド54は、カムフォロワ72を含む。例示的な実施形態において、カムフォロワ72は、押し出しロッド54の第二端84に位置される。別の実施形態では、カムフォロワ72は、第二端84ではなく、押し出しロッド54の長さ沿いの別の位置とされてもよい。押し出しロッド54は、互いに対向するEおよびF方向にハウジング52の内部キャビティ74内で移動可能である。以下記載されるように、E方向の押し出しロッド54の移動は、カム58が押し出しロッド54に対してB方向に移動する際に、カム58のリフト輪郭68とカムフォロワ72とが係合することによってなされる。押し出しロッド54のF方向への移動は、以下に記載されるように偏倚機構60によってなされる。押し出しロッド54のE方向への移動は、本実施形態では”リフト方向”として称する場合がある。
例示的な実施形態において、押し出しロッド54のEおよびF方向への移動は、カム58のBおよびC方向への移動とほぼ垂直に延伸するように本実施形態では示される。しかし、別の実施形態では、本実施形態で記載および/または図示されるようにカム58および押し出しロッド54が搬送指36を移動可能とするように、EおよびF方向は、BおよびC方向に対して任意の他の角度で延伸してもよい。
カムフォロワ72の例示的な実施形態は、押し出しロッド54に回転可能に実装されるローラ86を含む。換言すれば、ローラ86は、押し出しロッド54に対して回転軸88の周りを回転するように構成される。カムフォロワ72がカム58のリフト輪郭68に沿って移動すると、ローラ86は、カム58の表面70に係合し、表面70に沿って回転軸88の周りを回転することで回転する。ローラ86は、カム58のリフト輪郭68に沿ってカムフォロワ72を円滑に移動させることができる。別の実施形態では、カムフォロワ72は、ローラ86を含んでいないが、カム58のリフト輪郭68を規定する表面70に沿ってスライドしてもよい。
偏倚機構60は、押し出しロッド54のカムフォロワ72をカム58と係合するように偏倚させる偏倚力を押し出しロッド54に生じさせるために、押し出しロッド54に作動可能に接続される。偏倚機構60によって生じる偏倚力は、押し出しロッド54をF方向に偏倚させる。以下記載されるように、偏倚機構60によって押し出しロッド54上に生じる偏倚力は、搬送指36が完全に搬送ストローク38である間には、カムフォロワ72をカム58と係合した状態に維持する。換言すれば、カムフォロワ72は、搬送指36が完全に搬送ストローク38である間には、カム58とずっと係合されている。F方向は、本実施形態では”偏倚方向”として称される場合がある。
偏倚機構60および/または任意の介在構造(図示せず)は、押し出しロッド54の任意の部分および端子圧着機10の任意の他の構造に係合し、偏倚機構60に本実施形態に記載および/または図示された偏倚力を生じさせることを可能にする。例示的な実施形態において、偏倚機構60は、偏倚機構60がハウジング52と押し出しロッド54との間に作動接続可能となるように、押し出しロッド54とハウジング52の端部壁80との間のハウジング52の内部キャビティ74内に受容される。特に、偏倚機構60は、ハウジング52の端部壁80と係合する端90と、押し出しロッド54の第一端82と係合するその反対側の端92を含む。それゆえ、偏倚機構60は、ハウジング52の端部壁80と押し出しロッド54の第一端82との間に係合される。端部壁80と端82との間における偏倚機構60の係合は、偏倚機構60にF方向に押し出しロッド54を偏倚させる偏倚力を押し出しロッド54に生じさせることを可能にする。
例示的な実施形態において、偏倚機構60がF方向にほぼ平行に配置される長さを有するコイルばねであるので、偏倚機構60によって生じる偏倚力はF方向に作用し、押し出しロッド54をF方向に偏倚させる。別の実施形態では、偏倚力は、偏倚力が押し出しロッド54をF方向に偏倚させることを可能にする任意の他の方向に作用してもよい。例えば、別の実施形態では、偏倚力は、F方向とは平行ではないG方向に作用してもよい。偏倚機構60によって生じる偏倚力は、押し出しロッド54への任意の所定の偏倚量を与えるように選択されてもよい。ここで偏倚力は、偏倚機構60の偏向量に対して直線であるかどうかは問われない。偏倚機構60の例示的な実施形態は、コイルばねである。しかしながら、コイルばねに付加的に、あるいは代えて、偏倚機構60は、偏倚機構60に本実施形態に記載および/または図示するように機能可能とする任意の偏倚機構の形態(板ばね(図示せず)および/またはダンパー(damper)(図示せず)など、特に限定されることはなく)を含んでもよい。1つの偏倚機構60のみが示されているが、搬送機構16は、任意の数の偏倚機構60を含んでもよい。
図5は、搬送機構16の断面図である。押し出しロッド54は、連結部56を介して搬送指36に機械的に接続されている。連結部56によって与えられる機械接続は、押し出しロッド54がE方向に移動する際に、搬送ストローク38(図1、2および4)に沿って搬送方向Aに搬送指36を移動するように押し出しロッド54を構成する。連結部56は、端94からその反対側の端96までの長さで延伸する。連結部56は、端94で押し出しロッド54に接続される。ベアリング98および/または同様物は、連結部56が押し出しロッド54に対してベアリング98の周りを回転可能とするように、連結部56と押し出しロッド54との間の接続部に与えられる。連結部56の反対側の端96は、搬送指36に接続される。連結部56と搬送指36との間の接続は、連結部56が搬送指36に対してベアリング100の周りを回転可能とするように、ベアリング100および/または同様物によっても与えられる。任意の偏倚機構102が、搬送指36が連結部56に対して所定の回転位置に偏倚するように、搬送指36と連結部56との間に作動可能に接続される。連結部56は、連結部56の長さの少なくとも一部に沿って連結部56を貫通するスロット104を含む。回転ピン106は、スロット104を貫通する。回転ピン106は、ハウジング52のアーム110内でスロット108も貫通する。
図4を再び参照すると、連結部56は、搬送指36の搬送ストローク38の際に、回転ピン106の周りを回転し、押し出しロッド54の動きを搬送指36の動きへ伝える。特に、連結部56は、E方向への押し出しロッド54の移動に応じて回転方向Hに回転ピン106の周りを回転する。回転方向Hに連結部56が回転することで、搬送ストローク38に沿って搬送方向Aに搬送指36が後退位置から搬送位置まで移動する。上述されるように、搬送指36の搬送ストローク38は、後退位置と搬送位置との間の所定の移動量範囲内に調節可能である。搬送ストローク38の移動量は、回転ピン106の位置を連結部56のスロット104内におよびハウジングアーム110(図5)のスロット108(図5)内に移動させることによって、調節される。スロット104および108内に回転ピン106の位置を変化させることで、連結部56が回転する回転軸の位置(押し出しロッド54と搬送指36に対して)が変化する。押し出しロッド54へ向かってスロット104および108内に回転ピン106を移動させることで、搬送ストローク38の移動量を長くする一方で、搬送ストローク38へ向かってスロット104および108内に回転ピン106を移動させることで、搬送ストローク38の移動量を短くする。
ここで図2を参照すると、作業時において、初期圧着作業の前においておよび/または以前の圧着作業の終わりにおいて、アプリケータラム24(図4に図示しない)は、アンビル26に対して最終圧着位置にあり、搬送指36は後退位置にある。アプリケータラム24が最終圧着位置にある際には、押し出しロッド54のカムフォロワ72は、F方向に押し出しロッド54を偏倚させる偏倚力によりカム58のリフト輪郭68と係合される。アプリケータラム24が最終圧着位置からB方向に離れると、カム58はアプリケータラム24と共にB方向に移動する。カム58がB方向に移動すると、押し出しロッド54のカムフォロワ72は、カム58のリフト輪郭68に沿ってリフト輪郭68と係合した状態で移動する。カムフォロワ72がリフト輪郭68に沿って移動すると、カムフォロワ72とリフト輪郭68のリフト部68aとの間の係合が、E方向に、偏倚機構60の偏倚力に抗して押し出しロッド54を移動する。上述されるように、連結部56を介して、E方向に押し出しロッド54が移動することで、搬送ストローク38に沿って搬送方向Aに後退位置から搬送位置まで搬送指36が移動する。よって、搬送指36は、次の端子18を圧着ゾーン28に搬送する。アプリケータラム24は、C方向に端子18を圧着するために移動する。カム58は、C方向にアプリケータラム24に沿って移動し、押し出しロッド54のカムフォロワ72をカム58のリフト輪郭68に沿ってリフト輪郭68と係合した状態で移動させる。カムフォロワ72がリフト部68aを超えるなどカム58がC方向に十分に一旦移動したら、偏倚機構60によって押し出しロッド54上に生じる偏倚力は、F方向に押し出しロッド54を移動させ、搬送指36を搬送ストローク38に沿って後退方向Dに搬送位置から後退位置まで移動させる。
搬送ストローク38のために選択された移動量に拘わらず、押し出しロッド54上に偏倚機構60によって生じる偏倚力はカムフォロワ72をカム58と係合するように偏倚させるので、搬送指36が完全に搬送ストローク38である間、カムフォロワ72がカム58と係合したままである。換言すれば、搬送指36が搬送ストローク38内である間には、カムフォロワ72がカム58のリフト輪郭68のリフト部68aの全体に沿ってリフト輪郭68と係合した状態で移動する。他の方法で述べられるように、搬送指36が完全に搬送ストローク38である間には、偏倚機構60によって押し出しロッド54上に生じる偏倚力は、カムフォロワ72をカム58とずっと係合させる。よって、カムフォロワ72は、搬送指36が搬送ストローク38内である間には、カム58からリフトオフしない。特には、図2に示されるように、全体に亘ってカム58がB方向へ移動する間に、カムフォロワ72は、リフト輪郭68を規定するカム58の表面70と係合された状態のままとなる。よって、搬送指36が後退位置から搬送位置まで全体に亘って移動する際に、カムフォロワ72は、カム58の表面70と係合された状態のままとなる。全体に亘ってカム58がC方向へ移動する間に、カムフォロワ72は、カム58の表面70と係合された状態のままにもなる。よって、搬送指36が搬送位置から後退位置まで全体に亘って移動する間に、カムフォロワ72は、カム58の表面と係合したままの状態となる。搬送指36が搬送位置から後退位置まで全体に亘って移動する間に、カム58と係合したままの状態となることで、カムフォロワ72がカム58のリフト輪郭68のリフト部68aに係合する際に、搬送機構が瞬間的なおよび/または制御できない加速を搬送指36へ伝えてしまうことを避けることができる。
上述されるように、例示的な実施形態において、搬送機構16は、後方搬送形態で作動する。別の実施形態においては、搬送機構16は前方搬送形態で作動し、図面で示されるカム58の方向付けが180°逆であってもよいことが理解されるべきである。換言すれば、搬送機構16が前方搬送形態で作動する実施形態においては、カム58のリフト部68aが、カム58の端66のより近くに代えてカム58の端64のより近くに配置される。
本実施形態で記載および/または図示された実施形態は、少なくとも幾つかの公知の搬送機構よりも、正確におよび/または繰り返して、端子を端子圧着機の圧着ゾーンへ搬送できる搬送機構を提供する。本実施形態で記載および/または図示された実施形態は、搬送機構の搬送指の搬送ストロークの全体に亘って、カムと係合したままの状態となるカムフォロワを備える搬送機構を提供可能である。本実施形態で記載および/または図示された実施形態は、搬送機構の搬送指の搬送ストロークの際に、搬送機構のカムからリフトオフしないカムフォロワ72を有する搬送機構を提供可能である。
例示的な実施形態が、本実施形態では詳細に記載および/または図示された。実施形態は、本実施形態で記載された特定の実施形態に限定されない。各実施形態のコンポーネントおよび/または工程は、本実施形態で記載された他のコンポーネントおよび/または工程とは独立および分離して利用されてもよい。ある実施形態の各コンポーネントおよび/または各工程は、他の実施形態の各コンポーネントおよび/または各工程と組み合わせて用いられてもよい。本実施形態で記載および/または図示された要素/コンポーネントなどを導入する際には、”1つ”、”前記”および”少なくとも1つ”は、1つ以上の要素/コンポーネントなどの意味である意図がある。用語「含む(comprising)」、「含む(including)」および「備える(having)」は、記載された要素/コンポーネントなど以外に、付加的な要素/コンポーネントなどを含意する意図がある。さらに、以下の特許請求の範囲では、「第1」、「第2」、および「第3」などの用語は単なる標識として使用されるにすぎず、これらの用語の対象に数値的な要件を課すものではない。本実施形態において、寸法、材料の種類、様々な部材の採用、および様々名部材の数量および場所について規定されている意図にあるが、決してこれら実施形態だけに限定されるものではない。当業者であれば、本実施形態を参照して、本願請求項の範囲内であれば、多くの他の実施形態や変更をすることが可能である。それゆえに、本発明の範囲は、本願請求項に含まれる全ての実施形態を含むものである。さらに、以下に示す特許請求の範囲の限定は、ミーンズ・プラス・ファンクション形式で記載されたものではない。当該限定が「手段(means for)」というフレーズを明示的に使用し、かつ、さらなる構造を欠いたまま機能(ファンクション)についての言及が当該フレーズに続かない限り、米国特許法(35 U.S.C.)第112条の第6段落に基づいて解釈されるものではない。
本実施形態で記載および/または図示された発明は、様々な特定の実施形態で記載されたが、当業者であれば、本実施形態を参照して、本願請求項の技術的範囲内であれば、本実施形態で記載および/または図示された発明に変更を実施することが可能であることが認められる。
10・・・端子圧着機
14・・・アプリケータ
16・・・搬送機構
18・・・端子
20・・・ワイヤ
24・・・アプリケータラム
28・・・圧着ゾーン
36・・・搬送指
38・・・搬送ストローク
52・・・ハウジング
54・・・押し出しロッド
56・・・連結部
58・・・カム
60・・・偏倚機構
68・・・リフト輪郭
72・・・カムフォロワ
82・・・第一端
84・・・第二端
86・・・ローラ
104・・・スロット
106・・・回転ピン

Claims (11)

  1. 端子(18)をワイヤ(20)に圧着する端子圧着機(10)用の搬送機構(16)であって、
    前記端子圧着機は、圧着ゾーン(28)を備え、
    前記搬送機構は、
    搬送ストローク(38)に沿って移動するように構成され、前記搬送ストロークに沿って前記端子を前記圧着ゾーンへ搬送する搬送方向に移動するように構成された搬送指(36)と、
    リフト輪郭(68)を備えるカム(58)と、
    前記カムの前記リフト輪郭に沿って移動するように構成され、前記カムと係合されたカムフォロワ(72)を含み、リフト方向に移動可能であり、前記搬送指に機械的に接続され、前記リフト方向に移動する際には、前記搬送ストロークに沿って前記搬送方向に前記搬送指を移動させるように構成される押し出しロッド(54)と、
    前記押し出しロッドの前記カムフォロワを前記カムと係合するように偏倚させる偏倚力を前記押し出しロッドに生じさせるために前記押し出しロッドに作動可能に接続される偏倚機構(60)を含み、
    前記押し出しロッドは、連結部(56)を介して前記搬送指に機械的に接続され、
    前記連結部は、スロット(104)と前記スロット内に延伸する回転ピン(106)を含み、
    前記連結部は、前記押し出しロッドの移動に応じて前記回転ピンの周りを回転するように構成され、
    前記回転ピンの位置は、前記搬送指の前記搬送ストロークを調整するために、前記スロットの長さに沿って調整可能である搬送機構。
  2. 前記偏倚機構によって前記押し出しロッドに生じる偏倚力は、前記押し出しロッドの前記カムフォロワを前記カムと係合するように偏倚させ、
    前記カムフォロワが、全体に亘って前記搬送指が前記搬送ストロークの間には、前記カムと係合されたままの状態となることが可能となる請求項1記載の搬送機構。
  3. 前記偏倚機構によって前記押し出しロッドに生じる偏倚力は、前記押し出しロッドの前記カムフォロワを前記カムと係合するように偏倚させ、
    前記カムフォロワが、前記搬送指の前記搬送ストロークの間には、前記カムの前記リフト輪郭の前記リフト部の全体に沿って前記リフト部の全体と係合するように移動可能となる請求項1記載の搬送機構。
  4. 前記偏倚機構の前記偏倚力は、前記押し出しロッドの前記リフト方向とは反対側となる偏倚方向に前記押し出しロッドを偏倚させる請求項1記載の搬送機構。
  5. 前記偏倚機構は、ばね、ダンパー、コイルばねおよび板ばねの少なくとも1つを含む請求項1記載の搬送機構。
  6. ハウジング(52)をさらに含み、
    前記押し出しロッドは、前記ハウジング内に保持され、第一端(82)から反対側の第二端(84)までの長さで延伸し、
    前記第二端は、前記カムフォロワを含み、
    前記偏倚機構は、前記押し出しロッド上に前記偏倚力を生じさせるために、前記ハウジングの壁(80)と前記押し出しロッドの前記第一端との間に延伸する請求項1記載の搬送機構。
  7. 前記カムフォロワは、前記押し出しロッド上に回転可能に実装されたローラ(86)を含む請求項1記載の搬送機構。
  8. 前記カムは、前記カムの前記リフト輪郭に沿って前記カムフォロワを移動させるために、前記押し出しロッドに対して前記押し出しロッドの前記リフト方向にほぼ垂直に延伸するカム方向に移動する請求項1記載の搬送機構。
  9. 前記搬送指の前記搬送ストロークは、所定の移動量の範囲内に調整可能であり、
    各所定の移動量のために、前記偏倚機構によって前記押し出しロッドに生じた前記偏倚力は、前記押し出しロッドの前記カムフォロワを前記カムと係合するように偏倚させ、前記搬送ストロークの全体に亘って前記カムフォロワが前記カムと係合されたままの状態とすることが可能である請求項1記載の搬送機構。
  10. 前記カムは、前記カムの前記リフト輪郭に沿って前記カムフォロワを移動させるために、前記押し出しロッドに対して移動し、
    前記カムは、前記端子圧着機のアプリケータラム(24)に作動可能に接続されるように構成され、
    前記アプリケータラムの移動により前記カムの移動がなされることが可能となる請求項1記載の搬送機構。
  11. 端子(18)をワイヤ(20)に圧着する端子圧着機(10)用のアプリケータ組立体であって、
    前記アプリケータ組立体は、
    圧着ゾーン(28)を備えるアプリケータ(14)と、
    前記アプリケータに作動可能に接続されるよう構成される搬送機構(16)と
    を備え、
    前記搬送機構は、
    搬送ストローク(38)に沿って移動するように構成され、前記搬送ストロークに沿って前記端子を前記圧着ゾーンへ搬送する搬送方向に移動するように構成された搬送指(36)と、
    リフト輪郭(68)を備えるカム(58)と、
    前記カムの前記リフト輪郭に沿って移動するように構成され、前記カムと係合されたカムフォロワ(72)を含み、リフト方向に移動可能であり、前記搬送指に機械的に接続され、前記リフト方向に移動する際には、前記搬送ストロークに沿って前記搬送方向に前記搬送指を移動させるように構成される押し出しロッド(54)と、
    前記押し出しロッドの前記カムフォロワを前記カムと係合するように偏倚させる偏倚力を前記押し出しロッドに生じさせるために前記押し出しロッドに作動可能に接続される偏倚機構(60)を含み、
    前記押し出しロッドは、連結部(56)を介して前記搬送指に機械的に接続され、
    前記連結部は、スロット(104)と前記スロット内に延伸する回転ピン(106)を含み、
    前記連結部は、前記押し出しロッドの移動に応じて前記回転ピンの周りを回転するように構成され、
    前記回転ピンの位置は、前記搬送指の前記搬送ストロークを調整するために、前記スロットの長さに沿って調整可能であるアプリケータ組立体。
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