JP5821667B2 - 伝送装置およびスイッチ切替え方法 - Google Patents

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Description

本件は、光信号を伝送する伝送装置およびスイッチ切替え方法に関する。
光技術の発展に伴い、波長多重(DWDM:Dense Wavelength Division Multiplex)通信に適した光パスの概要や符号誤り訂正技術等を採用したOTN(Optical Transport Network)が標準化されている。
このOTNは、通信基幹網の主流であった音声からデータへの移行の流れのある中、イーサネット(登録商標)への対応が進んできており、標準化規格もイーサネットを含んだ形で変更されている。また、伝送容量の増加により容量も10Gから40G、そして100Gまでの規格が標準化されつつある。
なお、従来、ネットワークに障害が発生していない場合にはリングネットワークシステムの帯域を有効利用するとともに、障害発生時にはプロテクション処理を行い、全てのデータを送信先へ届けることができるLCAS(Link Capacity Adjustment Scheme)を用いたプロテクション方式およびこれを用いるリング装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−359627号公報
しかし、OTNでは、自由にデータグループ(コンカチグループ)を形成することが可能である。そのため、複数のts(Tributary Slot)を使用してデータをマルチキャストすると、スイッチング後の先頭データと従属データのペアリングが崩れる場合があるという問題点があった。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、スイッチング後の先頭データと従属データのペアリングを合わせることができる伝送装置およびスイッチ切替え方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、光信号を伝送する伝送装置が提供される。この伝送装置は、コンカチ情報をマルチキャストまたはブロードキャストするクロスコネクト部と、前記クロスコネクト部によってマルチキャストまたはブロードキャストされた先頭データおよび従属データのコンカチ情報のグループにグループ番号を付与する付与部と、前記付与部によって付与された同じグループ番号において従属データに対応する先頭データのコンカチ情報を検索する検索部と、前記検索部によって検索された先頭データのコンカチ情報に基づいて従属データのコンカチ情報を再生成する再生成部と、先頭データおよび従属データの出力先を切替えるスイッチの先頭データのスイッチ情報を記憶する記憶部と、前記再生成部で生成された従属データのコンカチ情報に含まれている先頭データ情報に基づいて前記記憶部を参照し、前記再生成部で生成されたコンカチ情報の従属データのスイッチ情報を検索する情報検索部と、前記情報検索部で検索されたスイッチ情報に基づいて、従属データのスイッチを切替える切替え部と、を有する。
開示の装置および方法によれば、スイッチング後の先頭データと従属データのペアリングを合わせることができる。
第1の実施の形態に係る伝送装置を示した図である。 2F−BLSRの通常時を示した図である。 2F−BLSRの障害時を示した図である。 通常時のコンカチ情報の流れを示した図である。 障害時のコンカチ情報の流れを示した図である。 SONETとOTNにおけるスイッチ情報の合わせ込みを説明する図である。 SONETにおけるマルチキャストを説明する図である。 OTNにおけるマルチキャストを説明する図である。 UPSRの通常時を示した図である。 UPSRの障害時を示した図である。 通常時のクロスコネクトとパススイッチの動作を説明する図である。 障害時のクロスコネクトとパススイッチの動作を説明する図のその1である。 障害時のクロスコネクトとパススイッチの動作を説明する図のその2である。 マルチキャストを説明する図である。 第2の実施の形態に係る伝送装置のブロック図である。 伝送装置の動作を説明する図のその1である。 伝送装置の動作を説明する図のその2である。 伝送装置の動作を説明する図のその3である。 コンカチ情報変換を説明する図である。 アプリケーションに対するコンカチ情報の変換を説明する図である。 リングスイッチ前後のコンカチ情報を説明する図である。 スイッチ状態の合わせ込みを説明する図である。 スイッチ状態の合わせ込みを行うブロックを示した図である。 クロスコネクト後のコンカチ情報処理を説明する図である。 コンカチ情報の再生成処理を行うブロックを示した図である。 コンカチ情報の再生成処理動作を説明する図である。 コンカチ情報の再生成処理タイミングを示した図である。 コンカチ情報の再生成処理のフローチャートである。 マルチキャスト動作を示した図である。
以下、実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る伝送装置を示した図である。図1に示すように、伝送装置は、クロスコネクト(XC)部1、付与部2、検索部3、再生成部4、記憶部5、情報検索部6、および切替え部7を有している。
XC部1は、コンカチ情報をマルチキャストまたはブロードキャストする。XC部1では、マルチキャストまたはブロードキャストされる先頭tsのコンカチ情報と従属tsのコンカチ情報との対応関係が分かっている。
付与部2は、XC部1によってマルチキャストまたはブロードキャストされた先頭データおよび従属データのコンカチ情報のグループにグループ番号を付与する。例えば、図1に示すように、付与部2は、先頭ts1と、先頭ts1に従属する従属ts6のコンカチ情報にグループ番号0を付与する。また、付与部2は、先頭ts5と、先頭ts5に従属する従属ts2のコンカチ情報にグループ番号1を付与する。
検索部3は、付与部2によって付与された同じグループ番号において従属データに対応する先頭データのコンカチ情報を検索する。例えば、検索部3は、従属ts6の先頭tsを検索するのに、グループ番号0が付与されたtsを検索し、従属ts6に対応する先頭ts1のコンカチ情報を検索する。
再生成部4は、検索部3によって検索された先頭データのコンカチ情報に基づいて、従属データのコンカチ情報を再生成する。例えば、再生成部4は、先頭ts1のコンカチ情報に基づいて、従属ts6のコンカチ情報を再生成する。このコンカチ情報の再生成により、従属ts6のコンカチ情報には、例えば、先頭ts1のクロスコネクト後の新たな出力先の情報が含まれる。
記憶部5は、先頭データおよび従属データの出力先を切替えるスイッチの先頭データのスイッチ情報を記憶する。
情報検索部6は、再生成部4で生成された従属データのコンカチ情報に含まれている先頭データ情報に基づいて記憶部5を参照し、再生成部4で生成されたコンカチ情報の従属データのスイッチ情報を検索する。例えば、情報検索部6は、従属ts6に含まれている先頭ts1の先頭データ情報に基づいて記憶部5を参照し、対応する先頭ts1のスイッチ情報を検索する。
切替え部7は、情報検索部6で検索されたスイッチ情報に基づいて、従属データのスイッチを切替える。例えば、切替え部7は、情報検索部6で検索された先頭ts1のスイッチ情報に基づいて、従属ts6のスイッチを切替える。すなわち、切替え部7は、従属ts6のスイッチを、従属ts6に対応する先頭ts1のスイッチ情報で切替え、スイッチング後の先頭ts1と従属ts6のペアリングを合わせる。
このように、伝送装置は、マルチキャストまたはブロードキャストされたコンカチ情報のグループにグループ番号を付与し、そのグループ番号内で従属データに対応する先頭データのコンカチ情報を検索する。また、伝送装置は、検索した先頭データのコンカチ情報に基づいて従属データのコンカチ情報を再生成する。また、伝送装置は、従属データのコンカチ情報に含まれる先頭データ情報に基づいて記憶部5を参照し、再生成部4で再生成されたコンカチ情報の従属データに対応する先頭データのスイッチ情報を検索する。そして、伝送装置は、検索されたスイッチ情報に基づいて、従属データのスイッチを切替える。これにより、伝送装置は、スイッチング後の先頭データと従属データのペアリングを合わせることができる。また、先頭データと従属データのペアリングを合わせることができることにより、スイッチング後のデータマッピングを適切に行うことができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明するが、その前に、コンカチグループを自由に形成できるOTNの問題点について説明する。まず、2F−BLSR(2Fiber-Bidirectional Line Switched Ring)における問題点について説明する。
図2は、2F−BLSRの通常時を示した図である。図2に示すように、伝送装置11〜16は、OTNのリングネットワークを形成している。図2のOTNは、障害が発生した場合、2F−BLSRに基づくリング切替えを行う。図2は、障害が発生していない状態(通常時)を示しており、例えば、伝送装置11,14は、伝送装置12,13を経由して、信号を伝送している。
伝送装置11〜16は、例えば、回線容量の半分をワーク信号に使用し、残りの半分をプロテクション信号に使用する。例えば、伝送装置12,13の間がODU(Optical channel Data Unit)2である場合、図2に示すように、ts1〜4はワーク信号として使用され、ts5〜8はプロテクション信号として使用される。
図3は、2F−BLSRの障害時を示した図である。図3において、図2と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
図3では、伝送装置12,13の間で障害が発生している。この場合、伝送装置12では、イースト側のリング−ブリッジ(E)とリング−スイッチ(E)とがオンする。また、伝送装置13では、ウエスト側のリング−ブリッジ(W)とリング−スイッチ(W)とがオンする。
イーストからウエスト側への信号伝送に着目すると、上記のスイッチおよびブリッジ制御により、伝送装置13のウエスト側出力のts1〜ts4は、イースト側のts5〜ts8により、伝送装置14,15,16,11を経由し、伝送装置12に伝送される。伝送装置12のイースト側出力のts5〜ts8は、ウエスト側のts1〜ts4により、伝送装置11に伝送される。これにより、イーストからウエスト側への信号伝送は救済される。
ウエストからイースト側への信号伝送に着目すると、上記のスイッチおよびブリッジ制御により、伝送装置12のイースト側出力のts1〜ts4は、ウエスト側のts5〜ts8により、伝送装置11,16,15,14を経由し、伝送装置13に伝送される。伝送装置13のウエスト側出力のts5〜ts8は、イースト側のts1〜ts4により、伝送装置14に伝送される。これにより、ウエストからイースト側への信号伝送は救済される。
図4は、通常時のコンカチ情報の流れを示した図である。図4には、伝送装置内のリングスイッチが示してある。図4に示すように、通常時では、イースト側のリング−スイッチ(E)は、入力コンカチ情報(入力コンカチコード)Aをスルーして出力する。ウエスト側のリング−スイッチ(W)は、入力コンカチ情報Cをスルーして出力する。
図5は、障害時のコンカチ情報の流れを示した図である。図5の例では、リング−スイッチ(E)は障害発生により、入力されているコンカチ情報Dを選択して出力している。リング−スイッチ(W)は障害発生により、入力されているコンカチ情報Cをスルーして出力している。このため、伝送装置のリングスイッチから出力されるコンカチ情報Dは、イーストのワーク側とウエストのプロテクション側とで同じコードとなってしまう。このため、伝送装置の下流側において、従属tsが先頭tsに付随して制御されるとき、従属tsに対応する先頭tsが唯一のものでなくなってしまい、従属tsは、誤った制御がされる場合がある。
スイッチの合わせ込みにおける問題点について説明する。
図6は、SONETとOTNにおけるスイッチの合わせ込みを説明する図である。図6の上部には、SONET(Synchronous Optical Network)におけるスイッチの合わせ込みを説明する図が示してあり、下部には、OTNにおけるスイッチの合わせ込みを説明する図が示してある。スイッチは、例えば、PSW(Pass SWitch)、DTP(Dual Transmit Protection)−SW、またはS.S(Service Selector)である。
図6の上部に示すように、SONETでは、先頭chの次に従属ch、従属chと連続しており、従属chと先頭chの対応関係が分かっている。そのため、先頭chのスイッチ情報をメモリなどに保持しておくことで、従属chは、保持した先頭chのスイッチ情報を用いることができる。これにより、コンカチ情報内のchのスイッチを合わせることができる。
一方、図6の下部に示すように、OTNでは、コンカチグループ内の従属tsと先頭tsの位置関係が固定されていないため、SONETの場合と同様の方法では、コンカチ情報内のtsのスイッチを合わせることができない。
マルチキャスト時における問題点について説明する。
図7は、SONETにおけるマルチキャストを説明する図である。図7には、伝送装置内のクロスコネクト21が示してある。図7では、クロスコネクト21は、入力されるデータをマルチキャストしている。
SONETでは、図5でも説明したように、コンカチグループは固定的である。従って、SONETでは、クロスコネクト後のコンカチグループも明確である。
すなわち、SONETでは、クロスコネクトでch出力をどこに設定しても、コンカチ種別(STS−3c,STS−12c,STS−48c,STS−192c,STS−768c)が分かれば、chのコンカチグループが分かる。例えば、図7において、ch2,3は、ch1の従属であると分かる。また、ch26,27は、ch25の従属であると分かる。
図8は、OTNにおけるマルチキャストを説明する図である。OTNの規格では、先頭tsと従属tsの関係をフレキシブルに設定できる。そのため、OTNでは、図7に示したSONETのクロスコネクトのように、その出力において、先頭tsと従属tsの関係を判断することができない。例えば、図8において、ts2の先頭tsは、ts1であるのかts5であるのか判断することができない。
UPSR(Unidirectional Path Switched Ring)における問題点について説明する。 図9は、UPSRの通常時を示した図である。図9に示すように、伝送装置31〜36は、OTNのリングネットワークを形成している。図9のOTNは、障害が発生した場合、UPSRに基づくリング切替えを行う。図9は、障害が発生していない状態(通常時)を示している。伝送装置34は、クロスコネクト34aおよびパススイッチ34b,34cを有している。
UPSRでは、通常時、例えば、図9に示すように、送信側である伝送装置31から、イースト方向とウエスト方向とに同じ信号を送信する。そして、受信側である伝送装置33,34は、回線品質のよい方を選択(パススイッチ)して受信することにより、信号救済することができる。
図9の例では、伝送装置34のクロスコネクト34aには、スロット1とスロット2から、伝送装置31から伝送される信号が入力されている。クロスコネクト34aは、スロット1,2の信号をパススイッチ34bに出力し、パススイッチ34bは、スロット1の信号をドロップしている。すなわち、伝送装置34には、イースト側とウエスト側とから、伝送装置31から伝送される信号が入力され、伝送装置34は、イースト側からの信号をドロップしている。
また、クロスコネクト34aは、スロット1の信号をパススイッチ34cに出力し、パススイッチ34cは、スロット1の信号をスロット4に出力している。すなわち、伝送装置34は、イースト側の信号をウエスト側にスルーしている。スルーされた信号は、伝送装置33に伝送され、ドロップされている。なお、以下では、スロットをインタフェースカードと呼ぶこともある。
図10は、UPSRの障害時を示した図である。図10において、図9と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
図10では、伝送装置34,35の間のウエスト−イースト方向で障害が生じている。これにより、伝送装置34には、イースト側から入力される信号が遮断されている。伝送装置34のパススイッチ34bは、スロット2から入力される信号をスロット3にドロップするようにする。すなわち、伝送装置34は、ウエスト側から伝送される信号をドロップして、信号救済を行う。
図11は、通常時のクロスコネクトとパススイッチの動作を説明する図である。図11には、伝送装置34のクロスコネクト34aとパススイッチ(PSW)34b,34cが示してある。伝送する信号は、ODU1やODU2などの複数のtsのデータグループ(コンカチグループ)であるとする。なお、コンカチグループの先頭tsを先頭データと呼ぶことがある。また、コンカチグループの従属tsを従属データと呼ぶことがある。
クロスコネクト34aの設定には、イースト側とウエスト側に対応するA面とB面とがある。クロスコネクト34aは、先頭データおよび従属データをドロップするスロット3に対して、A面にスロット1(イースト側)を設定し、B面にスロット2(ウエスト側)を設定している。パススイッチ34bは、通常時においては、スロット1を選択し(パススイッチ状態‘0’)、スロット3にドロップしている。すなわち、パススイッチ34bは、イースト側の先頭データおよび従属データをスロット3にドロップしている。
クロスコネクト34aは、スロット4に対してはスロット1を設定している。図11では、スロット4は、信号をドロップしないので、パススイッチ34cは、スイッチ制御を行わない(パススイッチ状態‘0’)。なお、ハードウェアとして、クロスコネクト34aの出力に、パススイッチ34cは実装される。
図12は、障害時のクロスコネクトとパススイッチの動作を説明する図のその1である。図12において、図11と同じものには同じ符号が付してある。図12には、図10に示す伝送装置34,35の間で障害発生したときの動作が示してある。
図10に示す位置で障害が発生した場合、スロット1からの信号にアラームが発生するため、パススイッチ34bは、回線品質のよいスロット2からの先頭データを選択し(パススイッチ状態‘1’)、スロット3に出力する。また、パススイッチ34bは、従属データに対しても、対応する先頭データと同じ方向を選択し(パススイッチ状態‘1’)、スロット3に出力する。これにより、伝送装置31から伝送される信号の信号救済が行われる。
図13は、障害時のクロスコネクトとパススイッチの動作を説明する図のその2である。図13において、図12と同じものには同じ符号が付してある。図13では、クロスコネクト後において、先頭データの誤認識が行われた場合の動作が示してある。
スロット3のA面設定された従属データは、スロット3に出力される先頭データでなく、スロット4に出力される先頭データに追従するとする(先頭誤認識)。
この場合、先頭データを選択するパススイッチ34bは、通信品質のよいスロット2からの先頭データを選択し(パススイッチ状態‘1’)、スロット3へ出力する。一方、従属データを選択するパススイッチ34bは、上記した先頭誤認識により、パススイッチ34cの先頭データのスイッチ状態(パススイッチ状態‘0’)に追従し、スロット1の従属データを選択して、スロット3へ出力する。このため、伝送装置34は、従属データの先頭誤認識が発生すると、スロット1の障害が発生した方向を選択し、信号救済が行われなくなる。
障害が発生していない場合に生じる問題点について説明する。
図14は、マルチキャストを説明する図である。図14には、伝送装置内のインタフェースカード51,53,54およびスイッチカード52が示してある。インタフェースカード51は、デマッパ部51aを有している、スイッチカード52は、クロスコネクト52aを有している。インタフェースカード53,54は、マッパ部53a,54aを有している。
インタフェースカード51のデマッパ部51aは、OTNのデータを先頭データAおよび従属データB〜Xにデマッピングする。
スイッチカード52のクロスコネクト52aは、インタフェースカード51のデマッパ部51aでデマッピングされた先頭データAおよび従属データB〜Xを、インタフェースカード53用に従属データA0および先頭データB0〜X0にクロスコネクトする。また、クロスコネクト52aは、デマッピングされた先頭データAおよび従属データB〜Xを、インタフェースカード54用に先頭データA1および従属データB1〜X1にクロスコネクトする。
先頭データは、自身が先頭であるというデータを伴ってクロスコネクトされるので、自身が‘先頭データである’ということを認識されることができる。一方、従属データは、例えば、自身が‘先頭データAの従属データである’という情報を伴ってクロスコネクトされるが、‘クロスコネクト前の先頭データAの従属データである’と認識されることができるだけで、クロスコネクト後の先頭データB0の従属データであるのか、先頭データA1の従属データであるのか認識されることができない。
このため、インタフェースカード53,54は、クロスコネクトされた先頭データおよび従属データをOTNデータとしてマッピングするとき、クロスコネクトされた従属データがどの先頭データに対応するのか認識できず、マッピングすることができない。
以下、第2の実施の形態に係る伝送装置について説明する。
図15は、第2の実施の形態に係る伝送装置のブロック図である。図15に示すように、伝送装置は、インタフェースカード61,63、スイッチカード62、CPU(Central Processing Unit)ユニット64を有している。インタフェースカード61,63は、パケットの終端処理を行う。スイッチカード62は、クロスコネクトの処理を行う。また、スイッチカード62は、伝送装置が適用されるアプリケーションによって、例えば、1+1、1:N、UPSRまたはBLSRのスイッチ処理を行う。CPUユニット64は、伝送装置全体を制御し、例えば、同期制御や監視制御を行う。伝送装置は、スイッチにおける先頭データと従属データの合わせ込み機能、インタフェースカード61から出力されるコンカチ情報を出力側のインタフェースカード63に通知する機能、およびクロスコネクト後のコンカチ情報を処理する機能を有している。
インタフェースカード61は、OTN終端部61aおよび内部OH(Over Head)生成部61bを有している。OTN終端部61aは、OHINS(OHINSert)部61aaおよびCIDET(Concatenation Information Detect)部61abを有している。
スイッチカード62は、OHドロップ部62a、スイッチ制御信号生成部62b、ACM(Address Column Memory data)コードスイッチ処理部62c、CI変換部62d、XC部62e、CPU62f、およびインタフェース部62gを有している。スイッチ制御信号生成部62bは、CI変換部62ba、XC部62bb、再生成部62bc、メモリ62bd、および制御信号生成部62be,62bfを有している。ACMコードスイッチ処理部62cは、コンカチ情報変換部62ca,62cd、スイッチ処理部62cb,62ccを有している。なお、ACMコードスイッチ処理部62cは、バーチャルスイッチと同等である。
インタフェースカード61のOTN終端部61aには、OTN信号が入力される。OTN終端部61aのCIDET部61abは、OTNのコンカチ情報を終端する。
内部OH生成部61bのOH生成部61baは、伝送装置内のローカルフォーマットに適合するオーバヘッドを生成する。生成するオーバヘッドには、終端されたコンカチ情報が含まれる。
OTN終端部61aのOHINS部61aaは、OTNフレームの空き領域に内部OH生成部61bの生成したオーバヘッドを挿入し、ローカルフォーマットのフレームを生成する。
なお、先頭tsのコンカチ情報には、先頭tsであることを示すフラグ、先頭tsのインタフェースカード番号、およびODUサイズが含まれる。従属tsのコンカチ情報には、従属tsであることを示すフラグ、先頭tsのインタフェースカード番号、および先頭tsのts番号が含まれる。
スイッチカード62のOHドロップ部62aは、インタフェースカード61で挿入されたコンカチ情報を抽出し、スイッチ制御信号生成部62bに出力する。CI変換部62baは、インタフェースカード61で生成されたインタフェースカード基準のコンカチ情報を、スイッチカード62内でスイッチする基準のコンカチ情報に変換する。変換されたスイッチ基準のコンカチ情報は、ACMコードスイッチ処理部62cに出力される。
ACMコードスイッチ処理部62cのコンカチ情報変換部62caは、スイッチ基準のコンカチ情報を、各アプリケーションに応じたコンカチ情報に変換する。例えば、伝送装置がUPSRに適用される場合、UPSRに応じたコンカチ情報に変換する。また、例えば、伝送装置がBLSRに適用される場合、BLSRに応じたコンカチ情報に変換する。
スイッチ処理部62cbは、障害情報およびコンカチ情報に基づいてスイッチを切替える。スイッチは、上記したように、例えば、PSW、DTP−SW、またはS.Sである。具体的には、スイッチ処理部62cbは、例えば、図4、図5に示すスイッチに対応する。
コンカチ情報変換部62caで変換されたコンカチ情報は、クロスコネクトされるものはスイッチ制御信号生成部62bのXC部62bbに出力され、クロスコネクトされずにスルーされるものはスイッチ処理部62ccに出力される。
スイッチ制御信号生成部62bのXC部62bbは、コンカチ情報をクロスコネクトする。再生成部62bcは、コンカチ情報がマルチキャストされた場合、従属tsのコンカチ情報がどの先頭tsに従属すればよいかを認識できるように、従属tsのコンカチ情報を再生成する。
メモリ62bdは、コンカチ情報変換部62caおよび再生成部62bcから出力されるコンカチ情報を保持する。制御信号生成部62bfは、メモリ62bdを参照し、スイッチ処理部62ccを介して、先頭tsと従属tsのスイッチの合わせ込み制御を行う。制御信号生成部62bfは、先頭tsを処理するときには、そのスイッチ情報(例えば、図11〜図13に示したPSWの状態を示す‘0’,‘1’)をメモリ62bdに保持する。また、制御信号生成部62bfは、従属tsを処理するときには、メモリ62bdに保持されている、対応する先頭tsのスイッチ情報を検索して、先頭tsのスイッチ状態に合わせるようにスイッチ処理部62ccを制御する。
制御信号生成部62beは、スイッチ処理部62cbのスイッチ制御をするための信号を生成する。
ACMコードスイッチ処理部62cのスイッチ処理部62ccは、コンカチ情報変換部62caまたは再生成部62bcから出力されるコンカチ情報および障害情報に基づいてスイッチを切替える。コンカチ情報変換部62cdは、スイッチ基準のコンカチ情報を、各アプリケーションに応じたコンカチ情報に変換する。CI変換部62dは、スイッチ基準のコンカチ情報をインタフェースカード63基準のコンカチ情報に変換する。
XC部62eは、主信号のクロスコネクトを行う。XC部62eは、主信号のクロスコネクト処理時に、主信号の空きオーバヘッドに、CI変換部62dから出力されるコンカチ情報を挿入する。インタフェースカード63は、XC部62eから出力される主信号を、コンカチ情報に基づいてOTNの送信フレームに変換する。
スイッチ制御信号生成部62bのCPU62fは、CPUユニット64の指示に応じて、スイッチカード62の全体を制御する。インタフェース部62gは、CPU62fとスイッチ制御信号生成部62bとの間のデータのやり取りを仲介する。
以下、図15のOHドロップ部62a、CI変換部62ba、制御信号生成部62be、コンカチ情報変換部62ca、およびスイッチ処理部62cbの処理を処理1、XC部62bbおよび再生成部62bcの処理を処理2、メモリ62bd、制御信号生成部62bf、スイッチ処理部62cc、およびコンカチ情報変換部62cdの処理を処理3、CI変換部62dおよびXC部62eの処理を処理4としてスイッチカード62の動作を説明する。
[処理1]OHドロップ部62aは、インタフェースカード61でマッピングされたコンカチ情報を抽出し、スイッチ制御信号生成部62bに出力する。スイッチ制御信号生成部62bでは、インタフェースカード61基準のコンカチ情報を、CI変換部62baによってスイッチ基準のコンカチ情報に変換する。変換されたコンカチ情報は、ACMコードスイッチ処理部62cに出力され、コンカチ情報変換部62caによって、各種アプリケーションに適合したコンカチ情報に変換される。スイッチ処理部62cbは、コンカチ情報および障害情報に基づいてスイッチ処理を行う。制御信号生成部62beは、CPU62fからの制御信号により、スイッチ処理部62cbを制御する制御信号を生成している。
[処理2]XC部62bbは、処理1で処理されたコンカチ情報をクロスコネクトする。クロスコネクトされたコンカチ情報は、マルチキャストされた場合に同じコンカチ情報が存在するため、CPU62fから設定される送信先の分岐情報をもとに、再生成部62bcでコンカチ情報を再生成する。
[処理3]制御信号生成部62bfは、UPSR(パススイッチ)やBLSR(サービスセレクター等)のスイッチについて、先頭tsと従属tsのスイッチの合わせ込みを行う。先頭tsの処理時には、先頭tsのスイッチ情報をメモリ62bdに保持する。制御信号生成部62bfは、従属tsの処理時には、再生成されたコンカチ情報に含まれる先頭ts情報から、先頭tsのスイッチのスイッチ情報を検索して、従属tsのスイッチを先頭tsのスイッチ状態に合わせるようスイッチ処理部62ccを制御する。スイッチ処理部62ccは、制御信号生成部62bfの指示に応じて、スイッチ処理を行う。
[処理4]CI変換部62dは、スイッチカード62の内部処理基準のコンカチ情報を、インタフェースカード63基準に変換する。XC部62eは、主信号のクロスコネクト処理時に主信号の空きオーバヘッドにコンカチ情報を挿入して、インタフェースカード63に出力する。
図16は、伝送装置の動作を説明する図のその1である。図16に示すXCドロップは、図15のOHドロップ部62aの動作に対応する。図16に示すバイト復元、オールゼロ設定、MEM処理、コンカチ判定、先頭/従属、先頭tsNo、およびODU Sizeは、CI変換部62baの動作に対応する。
伝送装置は、インタフェースカード61で挿入されたインタフェース基準のコンカチ情報を抽出する(XCドロップ)。
伝送装置は、8ビットのバイト情報を主信号処理するために、1ビット、2ビット、4ビットと分けられた信号を復元する(バイト復元)。伝送装置は、バックボード(インタフェースカード61,63とスイッチカード62の間にあるボード)の異常(LOS(Loss of Signal),LOF(Loss of Frame))で、コンカチ情報のマスクを行う(オールゼロ設定)。これは、異常なコンカチ情報でスイッチ制御をさせないためである。
伝送装置は、主信号処理ブロックとスイッチ制御信号生成部62b間のインタフェースの異常時のデータを、後段処理ブロックに出力しないように、6段の保護によって、有効データを後段処理ブロックに出力するようにする(MEM(memory)処理)。
伝送装置は、正常なコンカチ情報であるかを判定する(コンカチ判定)。伝送装置は、コンカチ情報が正常なコードである場合、インタフェースカード基準のコンカチ情報をスイッチカード基準のコードに変換する(先頭/従属、先頭tsNo、およびODU Size)。
図17は、伝送装置の動作を説明する図のその2である。図17に示すバーチャルスイッチは、図15のACMコードスイッチ処理部62cの動作に対応する。図17に示すOHは、図15のOHドロップ部62aの動作に対応する。SWおよびMEMは、図15のスイッチ制御信号生成部62bの動作に対応する。図17に示すCONCは、コンカチ情報を示す。なお、OHの動作は、図16で説明したので、その説明を省略する。
バーチャルスイッチは、OHから出力されるコンカチ情報をスイッチカード基準のコードに変換する(図17のバーチャルスイッチ内の矢印)。
伝送装置は、SWのスイッチ処理(DTP−SW、PSW、またはS.Sのスイッチ処理)において、先頭ts時には、そのスイッチ情報の結果をMEMに保持する。また、伝送装置は、従属tsのスイッチ処理においては、従属tsのコンカチ情報に含まれる先頭tsの情報に基づいてMEMを参照し、従属tsに対応する先頭tsのスイッチ情報を取得する(CONC、SW、MEM)。これにより、伝送装置は、従属tsのスイッチ状態を、対応する先頭tsのスイッチ状態に合わせ込むことができる。
図18は、伝送装置の動作を説明する図のその3である。図18に示すバーチャルスイッチは、図15のACMコードスイッチ処理部62cの動作に対応する。図18に示すOH部は、図15のOHドロップ部62aの動作に対応する。図18に示すCI情報変換、MEM、およびシリアルジェネレータは、図15のCI変換部62dの動作に対応する。図18に示すCONCは、コンカチ情報を示す。なお、OH部の動作は、図16で説明したので、その説明を省略する。また、バーチャルスイッチの動作は、図17で説明したので、その説明を省略する。
伝送装置は、スイッチ後のコンカチ情報を再度インタフェースカード63基準に変換する(CI情報変換、MEM、シリアルジェネレータ)。伝送装置は、先頭tsのコンカチ情報に対しては、MEMとシリアルジェネレータに出力する。伝送装置は、従属tsのコンカチ情報に対しては、先頭tsのスロット−ライン情報に基づいてMEMを参照し、先頭tsの位置を検索してコンカチ情報を生成する(MEM、シリアルジェネレータ)。
コンカチ情報の変換について説明する。
図19は、コンカチ情報変換を説明する図である。図19の上側に示すコンカチ情報は、インタフェースカード基準のコンカチ情報を示している。下側に示すコンカチ情報は、スイッチカード基準のコンカチ情報を示している。
インタフェースカード基準のコンカチ情報は、先頭tsまたは従属tsのコンカチ情報を示すフラグ(flag)の情報を有する。また、インタフェースカード基準のコンカチ情報は、先頭のインタフェースカード番号(Slot No.)の情報を有する。また、インタフェースカード基準のコンカチ情報は、先頭tsの場合、図19に示す領域71に、OTUのサイズを示す情報を有する。また、インタフェースカード基準のコンカチ情報は、従属tsの場合、図19に示す領域71に、先頭tsの番号を示す情報を有する。
CI変換部62baは、図19に示すように、インタフェースカード基準のコンカチ情報をスイッチカード基準(ODU2基準、10G基準)のコンカチ情報に変換する。インタフェースカード基準のコンカチ情報のSideは、イースト側/ウエスト側を示す。ts No.のt0,t1は、tsの番号を示し、t2は、ワーク/プロテクトを示す。400G SysおよびSysは、BLSR等のスイッチ切替えのための情報を示す。
このように、コンカチ情報をスイッチカード基準に変換することにより、伝送装置の様々なアプリケーションへの適用が容易になる。
図20は、アプリケーションに対するコンカチ情報の変換を説明する図である。図20に示すアプリケーションA,B,…は、伝送装置に適用されるアプリケーションを示している。例えば、アプリケーションA,B,…は、UPSRまたはBLSRを示す。また、図20に示すイースト−ワーク(E−WK)、イースト−プロテクション(E−PT)、ウエスト−ワーク(W−WK)、およびウエスト−プロテクション(W−PT)は、コンカチ情報の入力元を示している。
例えば、伝送装置は、アプリケーションAに適用されるとする。コンカチ情報は、イースト−ワークから入力されたとする。この場合、伝送装置は、例えば、1+1またはBLSRに対応するスイッチの切替えが発生した場合、図19に示したスイッチ基準のコンカチ情報の一部の情報をX11に変換する。例えば、Sideを反転したり、ts5−8をts1−4に変換したりする。これにより、伝送装置は、様々なアプリケーションへの適用が容易になる。
図21は、リングスイッチ前後のコンカチ情報を説明する図である。図21には、リングスイッチ(E)がオン(W−PTを選択)した場合の動作を示している。リングスイッチ(E)は、オンした場合、W−PTを選択する。このとき、リング−スイッチ(E)でスイッチ処理されるコンカチ情報Dは、例えば、Side情報がウエストからイーストに反転され、ts5〜8がts1〜4に変換される。
これにより、リングスイッチから出力されるコンカチ情報は、異なるものとなる。よって、伝送装置の下流側において、従属tsが先頭tsに付随して制御されるとき、従属tsに対応する先頭tsが唯一のものとなり、従属tsは、適切な制御がなされる。
スイッチの合わせ込みについて説明する。伝送装置は、従属tsのスイッチ状態を先頭tsのスイッチ状態に合わせ込むために以下の処理を行う。
伝送装置は、先頭tsのスイッチ状態をコンカチ情報にマッピングされているスイッチ基準の情報で保持する。具体的には、伝送装置は、先頭tsの場合、PSW(A面、B面)、S.S(Add,Thru)、またはDTP−SW(WK,PT)のそれぞれにおいて、同じスイッチ情報を保持する。
伝送装置は、従属tsの場合には、先頭ts処理時に保持したスイッチ状態を、従属tsのコンカチ情報に含まれている先頭ts情報から読み出し、スイッチ制御に使用する。具体的には、伝送装置は、PSW(A面、B面)、S.S(Add,Thru)、またはDTP−SW(WK,PT)のそれぞれの両方のスイッチ状態を読み出し、読み出したスイッチ状態のイリーガル判定後のスイッチ状態をスイッチ制御に使用する。
なお、先頭tsと従属tsの順番は、規定されていないため、従属tsの方が先に処理される場合がある。この場合、伝送装置は、前フレームの先頭tsに従うことになる。また、伝送装置は、コンカチ情報がワーク/プロテクションで異なる場合、以下の処理を行う。伝送装置は、ODUレベルが異なる場合、大きいODUレベルに従う。また、伝送装置は、先頭ts/従属tsがワーク/プロテクションで異なる場合、先頭tsとして処理する。ただし、伝送装置は、ODUレベルが異なる場合は、大きいODUレベルに従う。
図22は、スイッチ状態の合わせ込みを説明する図である。図22に示すように、伝送装置は、従属ts処理時、従属tsに付加されている先頭tsのスイッチ状態を参照し、従属tsのスイッチ状態として使用する。これにより、従属tsは、対応する先頭tsのスイッチ状態と同様のスイッチ状態でスイッチ処理される。
図23は、スイッチ状態の合わせ込みを行うブロックを示した図である。図23に示すメモリ81は、例えば、図15に示すメモリ62bdおよび図17に示すMEMに対応する。図23に示す抽出部82および読み出し部83は、例えば、図15に示す制御信号生成部62bfに対応する。メモリ81に書き込まれるステータス情報(スイッチ状態)は、スイッチ(DTP−SW、PSW、またはS.S)から出力される。メモリ81から出力されるステータス情報は、図15に示す制御信号生成部62bfに出力される。
抽出部82は、ts処理時に、そのtsが先頭tsであると判断した場合、コンカチ情報に含まれる先頭tsの先頭ts情報を抽出し、抽出した先頭ts情報をライトアドレス(waddr)として、先頭tsのスイッチのステータス情報をメモリ81に記憶する。
読み出し部83は、ts処理時に、そのtsが従属tsであると判断した場合、従属tsのコンカチ情報に含まれる先頭tsの先頭ts情報を抽出し、リードアドレス(raddr)を生成する。これにより、メモリ81からは、従属tsに対応する先頭tsのステータス情報が読み出される。
クロスコネクト後のコンカチ情報の処理について説明する。伝送装置は、クロスコネクト設定において、グループIDをスイッチ基準で設定する。伝送装置は、アラームクロスコネクト後のコンカチ情報に対して、先頭tsにおいては、クロスコネクト後の処理で使用する新しいコンカチ情報を生成する。また、伝送装置は、従属tsにおいては、対応する先頭tsのコンカチ情報を検索して、検索した先頭tsのコンカチ情報に基づいて新しいコンカチ情報を生成する。伝送装置は、新たに生成したコンカチ情報によりPSW処理を行い、PSW結果によってA面/B面の選択を行って、クロスコネクト後のバーチャルスイッチを行う。
図24は、クロスコネクト後のコンカチ情報処理を説明する図である。図24には、伝送装置内のXC部91が示してある。図24のXC部91は、例えば、図15のXC部62bbに対応する。OTNの規格では、先頭tsと従属tsの関係をフレキシブルに設定できるため、クロスコネクト後の先頭tsと従属tsの関係を判断することができない。そこで、伝送装置は、マルチキャストしたts1〜8のグループにグループIDを付与する。例えば、図24に示すように、マルチキャストしたts1〜8のグループにグループID0,1,…を付与する。なお、スロットの異なるtsグループには、同じグループIDを付与してもよい。
XC部91によってクロスコネクトされる先頭tsのコンカチ情報は、自分の出力先が分かるので、その出力先の番号が新たな(クロスコネクト後の)先頭tsのコンカチ情報となる。また、XC部91に入力される先頭tsのコンカチ情報には、クロスコネクトされる前の先頭ts情報が含まれている。従って、クロスコネクト後の先頭tsのコンカチ情報には、古い先頭tsの先頭ts情報も含まれている。
従属tsのクロスコネクト後のコンカチ情報は、同じグループIDのts1〜8において、古い先頭tsの先頭ts情報に基づいて、対応する新たな先頭tsのコンカチ情報を検索する。そして、従属tsのクロスコネクトされたコンカチ情報は、検索した先頭tsのコンカチ情報の新たな先頭tsの情報を、新たな先頭ts情報として再生成される。
このように、伝送装置は、クロスコネクトしたtsにグループIDを付与する。そして、伝送装置は、同じグループID内において、従属tsに対応する先頭tsを検索し、従属tsの新たなコンカチ情報を再生成する。これにより、伝送装置は、クロスコネクト後の従属tsと先頭tsとの関係を結びつけることができる。また、伝送装置は、同じグループID内で従属tsに対応する先頭tsを検索すればよいので、従属tsのコンカチ情報再生成の時間を短縮することができる。
図25は、コンカチ情報の再生成処理を行うブロックを示した図である。図25には、バーチャルスイッチ101、フラグXC部102a,102b、XCメモリ103、コンカチメモリ104a,104b、検索部105a,105b、PSW106、セレクタ(SEL)107,108が示してある。図25に示すバーチャルスイッチ101は、図15のACMコードスイッチ処理部62cに対応する。図25に示すフラグXC部102a,102bは、図15のXC部62bbに対応する。図25に示すコンカチメモリ104a,104bおよび検索部105a,105bは、再生成部62bcに対応する。図25に示す(A),(B)は、A面、B面(イースト、ウエスト)を示している。
フラグXC部102a,102bには、バーチャルスイッチ101からコンカチフラグおよびコンカチ情報が入力される。フラグXC部102a,102bは、コンカチフラグが入力されると、XCメモリ103に記憶されている、ALMXC(ALMrm XC)後(PSW後)のACMコードに基づいて、コンカチ情報をクロスコネクトし、クロスコネクトしたコンカチ情報をコンカチメモリ104a,104bに出力する。
コンカチ情報は、例えば、ts1〜ts8ごとのグループでマルチキャストされる。コンカチ情報は、コンカチメモリ104a,104bに記憶される際、XCメモリ103に記憶されているグループIDが付与される。
検索部105a,105bは、クロスコネクトされたコンカチ情報が先頭tsの場合、その先頭tsの出力先を知ることができるので、その出力先の番号を有する、新たな先頭tsのコンカチ情報を生成する。生成されたコンカチ情報は、コンカチメモリ104a,104bに保持されるとともに、PSW106に出力される。
また、検索部105a,105bは、クロスコネクトされたコンカチ情報が従属tsの場合、クロスコネクトされた従属tsのコンカチ情報に含まれる先頭ts情報(古い先頭ts情報)に基づいて、対応する新たな先頭tsのコンカチ情報を検索する。検索部105a,105bは、検索した新たな先頭tsの先頭ts情報を有する、新たな従属tsのコンカチ情報を生成する。生成されたコンカチ情報はPSW106に出力される。
PSW106は、新たなコンカチ情報に基づいてパススイッチを行う。PSW106は、従属tsのコンカチ情報が出力された場合、先頭tsのコンカチ情報に応じたパススイッチ処理に従う。PSW106のステータス情報は、セレクタ107,108に出力される。
セレクタ107は、PSW106のステータス情報に基づいて、A面のコンカチメモリ104aまたはB面のコンカチメモリ104bに記憶されている新たなコンカチ情報を選択し、バーチャルスイッチ101へ出力する。セレクタ108は、PSW106のステータス情報に基づいて、XCメモリ103に記憶されている、A面のACMコードまたはB面のACMコードを選択し、バーチャルスイッチ101へ出力する。バーチャルスイッチ101は、セレクタ107,108から出力されるコンカチ情報およびACMコードに基づいて、所定の処理を行う。
図26は、コンカチ情報の再生成処理動作を説明する図である。図26に示すXCメモリ111は、図25のフラグXC部102a,102bに対応する。図26に示すACMコードは、図25に示すACMコードに対応する。図26に示すグループID113は、図25のXCメモリ103のグループIDに対応する。図26に示すCIメモリ116は、図25のコンカチメモリ104a,104bに対応する。内部Sys−SideCTR(CTR:カウンタ)112、セレクタ114,115、および検索CTR117は、図25の検索部105a,105bに対応する。
XCメモリ111からは、クロスコネクトされたコンカチ情報が出力される。XCメモリ111から出力されるコンカチ情報、XC後の先頭ts情報、およびグループIDは、セレクタ114に入力される。
内部Sys−SideCTR112は、従属/先頭tsのコンカチ情報、グループID、およびXC後の先頭ts情報をCIメモリ116に書き込むためのアドレスを生成している。以下で説明するが、図15のスイッチ制御信号生成部62bおよびACMコードスイッチ処理部62cがスイッチ処理する内部シリアル処理期間内に、従属/先頭tsのコンカチ情報、グループID、およびXC後の先頭ts情報のCIメモリ116への書き込みが行われる。
内部シリアル処理期間後、従属tsのコンカチ情報の再生成が行われる。検索CTR117からは、インクリメントしたCIメモリ116のアドレスが出力される。CIメモリ116からは、アドレスに対応したコンカチ情報が出力され、セレクタ114に出力される。
セレクタ114は、従属tsのコンカチ情報が出力された場合、グループIDに基づいて従属tsに対応する先頭tsの先頭ts情報を検索し、新たな従属tsのコンカチ情報として生成し、CIメモリ116に再度書き込む。
図27は、コンカチ情報の再生成処理タイミングを示した図である。図27に示す10.7KTPおよび5.36KTPは、伝送装置内の基準タイミングを示している。
図15のスイッチ制御信号生成部62bおよびACMコードスイッチ処理部62cは、図27に示す内部シリアル処理期間内にスイッチ処理を行う。図26に示すCIメモリ116には、この内部シリアル処理期間内に、従属/先頭tsのコンカチ情報、グループID、およびXC後の先頭ts情報が書き込まれる。そして、図27に示す先頭ts検索期間において、従属tsに対応する先頭tsの検索が行われ、従属tsのコンカチ情報が再生成される。
なお、全ts(1920ts)を検索するのに約3msかかる。上記の処理を32パラレル化することにより、約1msにまで改善することができる。
図28は、コンカチ情報の再生成処理のフローチャートである。
[ステップS1]伝送装置は、XCメモリ111からのコンカチ情報の読み出しをPSW後のACMコードで行う。
[ステップS2]伝送装置は、読み出したコンカチ情報が先頭tsのコンカチ情報か従属tsのコンカチ情報か判断する。伝送装置は、先頭tsのコンカチ情報の場合、ステップS3へ進む。伝送装置は、従属tsのコンカチ情報の場合、ステップS4へ進む。
[ステップS3]伝送装置は、古い先頭ts情報(クロスコネクト前の先頭ts情報)を有する新たな先頭tsのコンカチ情報にグループIDを付与する。伝送装置は、グループIDを付与した新たな先頭tsのコンカチ情報をCIメモリ116に記憶する。
[ステップS4]伝送装置は、従属tsのコンカチ情報にグループIDを付与する。伝送装置は、グループIDを付与したコンカチ情報をCIメモリ116に記憶する。
なお、ステップS1〜S4の処理は、内部シリアル処理期間で行われる。
[ステップS5]伝送装置は、CIメモリ116からデータ(コンカチ情報)を読み出す。
[ステップS6]伝送装置は、読み出したコンカチ情報が先頭tsのコンカチ情報か従属tsのコンカチ情報が判断する。伝送装置は、読み出したコンカチ情報が先頭tsのコンカチ情報の場合、ステップS5へ進む。伝送装置は、読み出したコンカチ情報が従属tsのコンカチ情報の場合、ステップS7へ進む。
[ステップS7]伝送装置は、読み出したコンカチ情報に含まれるグループIDと、古い先頭ts情報とから、対応する新たな先頭tsのコンカチ情報を検索する。
[ステップS8]伝送装置は、検索したコンカチ情報が従属tsのコンカチ情報の場合、ステップS7へ進む。伝送装置は、検索したコンカチ情報が先頭tsのコンカチ情報の場合、ステップS9へ進む。
[ステップS9]伝送装置は、検索した新たな先頭tsのコンカチ情報に基づき、新たな従属tsのコンカチ情報を生成する。すなわち、伝送装置は、新たな先頭tsのコンカチ情報に従属する(新たな先頭tsの先頭ts情報を有する)従属tsのコンカチ情報を生成する。
[ステップS10]伝送装置は、先頭ts検索期間内か判断する。伝送装置は、先頭ts検索期間内の場合、ステップS5へ進む。伝送装置は、先頭ts検索期間内でない場合、処理を終了する。
なお、ステップS5〜S10は、先頭ts検索期間で行われる。また、伝送装置は、図28に示す処理を繰り返す。
図29は、マルチキャスト動作を示した図である。図29には、伝送装置内のXC121が示してある。
図29に示すように、XC121は、先頭/従属tsをマルチキャストしている。XC121は、入力された先頭/従属tsを、ts1,ts6およびts2,ts5に2分岐している。また、図29では、ts1,ts6にグループID0が付与され、ts2,ts5にグループID1が付与されている。
図29において、例えば、グループID0の従属ts6は、同じグループIDの先頭tsを検索する。これにより、ts6に対応する先頭tsとして、ts1が検索される。これにより、クロスコネクト後の新たな先頭tsに従属する適切な従属tsのコンカチ情報を生成することができる。
このように、伝送装置は、コンカチ情報をスイッチ基準のコンカチ情報に変換し、アプリケーションに応じた変換を行うようにした。これにより、同一のコンカチ情報が生成されなくなり、従属tsを適切な先頭tsに従属させることができる。
また、伝送装置は、先頭tsのスイッチ状態をメモリに保持し、従属tsの対応するスイッチ状態をメモリから読み出すようにした。これにより、伝送装置は、先頭tsと従属tsのスイッチの合わせ込みを適切に行うことができる。
また、伝送装置は、クロスコネクトしたtsにグループIDを付与する。そして、伝送装置は、同じグループID内において、従属tsに対応する先頭tsを検索し、従属tsの新たなコンカチ情報を再生成するようにした。これにより、伝送装置は、クロスコネクト後の従属tsと先頭tsとの関係を結びつけることができる。
なお、上記では、マルチキャストについて説明したが、ブロードキャストの場合も同様である。
1 XC部
2 付与部
3 検索部
4 再生成部
5 記憶部
6 情報検索部
7 切替え部

Claims (7)

  1. 光信号を伝送する伝送装置において、
    コンカチ情報をマルチキャストまたはブロードキャストするクロスコネクト部と、
    前記クロスコネクト部によってマルチキャストまたはブロードキャストされた先頭データおよび従属データのコンカチ情報のグループにグループ番号を付与する付与部と、
    前記付与部によって付与された同じグループ番号において従属データに対応する先頭データのコンカチ情報を検索する検索部と、
    前記検索部によって前記同じグループ番号について検索された先頭データのコンカチ情報に基づいて、該先頭データのクロスコネクト後の新たな出力先の情報を含むように従属データのコンカチ情報を再生成する再生成部と、
    先頭データおよび従属データの出力先を切替えるスイッチの先頭データのスイッチ情報を記憶する記憶部と、
    前記再生成部で生成された従属データのコンカチ情報に含まれている先頭データ情報に基づいて前記記憶部を参照し、前記再生成部で生成されたコンカチ情報の従属データのスイッチ情報を検索する情報検索部と、
    前記情報検索部で検索されたスイッチ情報に基づいて、従属データのスイッチを切替える切替え部と、
    を有することを特徴とする伝送装置。
  2. 前記クロスコネクト部でクロスコネクトされるコンカチ情報をインタフェース基準からスイッチ基準のコンカチ情報に変換する変換部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  3. 前記変換部は、当該伝送装置が光ネットワークに適用されるアプリケーションに応じてコンカチ情報を変換する
    ことを特徴とする請求項2記載の伝送装置。
  4. 前記変換部は、1+1またはBLSRに対応するスイッチの切替えが発生した場合、コンカチ情報を変換する
    ことを特徴とする請求項2記載の伝送装置。
  5. 前記切替え部の切替えるスイッチは、パススイッチ、デュアル転送プロテクションスイッチ、またはサービスセレクタである
    ことを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  6. 前記検索部が処理を実行する期間と、前記記憶部、前記情報検索部、および前記切替え部が処理を実行する期間が重ならないように設定され
    ことを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  7. 光信号を伝送する伝送装置のスイッチ切替え方法において、
    コンカチ情報をマルチキャストまたはブロードキャストし、
    マルチキャストまたはブロードキャストした先頭データおよび従属データのコンカチ情報のグループにグループ番号を付与し、
    付与した同じグループ番号において従属データに対応する先頭データのコンカチ情報を検索し、
    前記同じグループ番号について検索した先頭データのコンカチ情報に基づいて、該先頭データのクロスコネクト後の新たな出力先の情報を含むように従属データのコンカチ情報を再生成し、
    先頭データおよび従属データの出力先を切替えるスイッチの先頭データのスイッチ情報を記憶部に記憶し、
    生成した従属データのコンカチ情報に含まれている先頭データ情報に基づいて前記記憶部を参照し、生成したコンカチ情報の従属データのスイッチ情報を検索し、
    検索したスイッチ情報に基づいて、従属データのスイッチを切替え
    ことを特徴とするスイッチ切替え方法。
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