JP2002359627A - プロテクション方式、バーチャルコンカチネーション処理ブロック、ノードおよびリングネットワーク - Google Patents

プロテクション方式、バーチャルコンカチネーション処理ブロック、ノードおよびリングネットワーク

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JP2002359627A
JP2002359627A JP2001163250A JP2001163250A JP2002359627A JP 2002359627 A JP2002359627 A JP 2002359627A JP 2001163250 A JP2001163250 A JP 2001163250A JP 2001163250 A JP2001163250 A JP 2001163250A JP 2002359627 A JP2002359627 A JP 2002359627A
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Eriko Okuno
えり子 奥野
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    • H04J3/02Details
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに障害が発生していない場合に
はリングネットワークシステムの帯域を有効利用すると
ともに、障害発生時にはプロテクション処理を行い、全
てのデータを送信先へ届けることができるLCASを用
いたプロテクション方式およびこれを用いるリング装置
を提供する。 【解決手段】 ネットワークに障害が存在しない場合に
は、LCAS機能およびバーチャルコンカチネーション
機能により、ワーキングチャンネルとプロテクションチ
ャンネルとを用いてワーキングトラフィックを伝送し、
障害が存在する場合には、LCAS機能をプロテクショ
ン機能と連動させて障害発生箇所を回避するネットワー
クを構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワーキングチャン
ネルとプロテクションチャンネルとを有するリングネッ
トワークでバーチャルコンカチネーション処理およびL
CAS(Link Capacity Adjustment Scheme )処理を行
い帯域(チャンネル)の有効利用を図る場合のプロテク
ション方式、バーチャルコンカチネーション機能ブロッ
ク、ノードおよびリングネットワークに関し、特に、ネ
ットワークに障害が発生していない場合にバーチャルコ
ンカチネーション処理およびLCAS処理によりプロテ
クションチャンネルへ流したトラフィックを、ネットワ
ークに障害が発生している場合にも伝送可能とするプロ
テクション方式、バーチャルコンカチネーション機能ブ
ロック、ノードおよびリングネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のノードと伝送路(リンク)
とによりリング状に接続されたリングネットワークに
は、障害が発生した場合に備えてプロテクションチャン
ネルを有するものがある。このネットワークは、障害が
発生した場合、使用するチャンネルをワーキングチャン
ネルからプロテクションチャンネルへ切り替え、ワーキ
ングトラフィックをプロテクションチャンネルに流す。
【0003】このようなリングネットワークとしては、
例えば、SONET/SDH(synchronous optical ne
twork /synchronous digital hierarchy )のBLSR
(Bi-directional Line Switch Ring )ネットワークや
UPSR(Uni-DirectionalProtection Switch Ring)
ネットワークなどがあげられる。
【0004】BLSRは、複数ノードを伝送路でリング
状に接続したネットワークにおいて、ノード間を2本の
チャンネル(ワーキングチャンネルおよびプロテクショ
ンチャンネル)で接続する。ネットワークに障害が発生
していない場合、ノード間をワーキングチャンネルで接
続し、このチャンネルを収容する伝送路で障害があった
場合、他の伝送路に設けたプロテクションチャンネルに
ルートを変更してトラフィックを伝送する。なお、ノー
ド間を2本の双方向のワーキングチャンネルと2本の双
方向のプロテクションチャンネルとの計4本のチャンネ
ルで接続し、双方向通信を行ってもよい。
【0005】図8および図9は、BLSRネットワーク
の具体例および障害発生時のレイヤ1プロテクション処
理動作を示すものである。図8には、ノードA〜Fの6
つのノードがリンクで接続された双方向通信可能なBL
SRネットワークを示す。このネットワークは、障害が
発生していない場合、実線で示す2本のワーキングチャ
ンネル50a、50bを用いてデータ伝送を行う。以
下、ネットワークに障害が発生していない場合、ノード
CからD〜Eを通りFへデータを伝送するワーキングチ
ャンネル50aを用いたパスが設定されている場合を例
にとる。
【0006】図9に示すように、ノードCとDとの間の
リンクに障害が発生した場合、障害発生リンクと接続す
るノードCとDは、障害発生リンクを回避するように全
てのパスを折り返す。具体的には、それぞれ、障害が発
生していない側のリンク(ノードCではノードB側、ノ
ードDではノードE側)で、ワーキングチャンネルを当
該チャンネルとデータ伝送方向が異なるプロテクション
チャンネルへ折り返す。つまり、障害が発生したリンク
の直上流のノードCおよびDにおいて全てのパスを折り
返して、リンクを介し、リンクの直下流のノード(終端
ノード)までの新たなパスルートを設定する。従って、
ノードCからFへ送信されるデータは、ノードCからプ
ロテクションチャンネル50bを介してノードDに到達
し、ノードDでワーキングチャンネル50aに折り返さ
れ、ワーキングチャンネル50aを介してノードFに到
達する。このように障害発生箇所を回避するようにチャ
ンネルを折り返す処理をリングスイッチ処理という。
【0007】図10に示すように、ノードDからE方向
にデータ伝送を行うワーキングチャンネル50aに障害
が発生した場合、ワーキングチャンネル50aを回避し
てプロテクションチャンネル50bを用いるパスを構築
する。つまり、障害が発生したワーキングチャンネルと
同一のデータ伝送方向で、同一ノード間に存在するプロ
テクションチャンネル50bを用いてデータ伝送を行
う。このような処理をスパンスイッチ処理という。
【0008】UPSRは、複数ノードを伝送路でリング
状に接続したネットワークにおいて、ノード間を2本の
チャンネルで接続し、1本のチャンネルをワーキングチ
ャンネル、他の1本の当該チャンネルとデータ伝送方向
が異なるチャンネルをプロテクションチャンネルとする
ネットワークである。なお、ノード間を、上記ワーキン
グチャンネルとデータ伝送方向が異なるワーキングチャ
ンネルと、上記プロテクションチャンネルとデータ伝送
方向が異なるプロテクションチャンネルとの計4本のチ
ャンネルで接続してもよい。
【0009】図11に、このネットワークの制御例を示
す。この例では、データ伝送方向が反時計回りのチャン
ネルをプロテクションチャンネル、時計回りのチャンネ
ルをワーキングチャンネルとする。なお、上述したよう
に、ノード間を2本の双方向のワーキングチャンネルと
2本の双方向のプロテクションチャンネルの計4本のチ
ャンネルで接続し、双方向通信を行ってもよい。
【0010】ノードAは、ノードCへデータを転送する
場合、ワーキングチャンネル51とプロテクションチャ
ンネル52それぞれのチャンネルにデータを流す。ノー
ドCは、ワーキングチャンネル51で障害が発生してい
ない場合には当該チャンネルを選択してデータを受信す
る。ワーキングチャンネル51で障害が発生した場合に
はプロテクションチャンネル52を選択してデータを受
信する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなプロテクションチャンネルを設けて障害発生時
にもデータ伝送を可能とするネットワークは、データ伝
送に使用する帯域(チャンネル)の倍の帯域を用意/維
持する必要がある。別言すれば、障害が発生していない
場合にはプロテクションチャンネルを使用せず、障害発
生時にはワーキングチャンネルを使用できないため、所
有する帯域(チャンネル)の50%しかデータ伝送に使
用できない。
【0012】これに対し、リングネットワークには、ネ
ットワークに障害が発生していない場合、プロテクショ
ンチャンネルをエクストラトラフィックの伝送用チャン
ネルとして使用するものもある。しかし、このようなネ
ットワークは、ネットワークに障害が発生した場合、エ
クストラトラフィックをプロテクションできない。プロ
テクションチャンネルをワーキングトラフィック伝送用
のチャンネルとして用いるため、エクストラトラフィッ
クを伝送するチャンネルがなくなってしまうからであ
る。従って、エクストラトラフィックは、ワーキングト
ラフィックよりもプライオリティが低いトラフィックと
せざるを得ない。
【0013】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、ワーキングチャンネルとプロテクションチャン
ネルを有するリングネットワークに適用され、ネットワ
ークに障害が発生していない場合にはバーチャルコンカ
チネーション機能およびLCAS機能によりプロテクシ
ョンチャンネルも用いてトラフィックを流し、障害発生
時にもこのトラフィック伝送を可能とするプロテクショ
ン方式を提供することを目的とする。また、ワーキング
チャンネルとプロテクションチャンネルを有するリング
ネットワークに適用され、ネットワークに障害が発生し
ていない場合にはバーチャルコンカチネーション機能お
よびLCAS機能を用いて上位レイヤから入力されたデ
ータをワーキングチャンネルとプロテクションチャンネ
ルを介して伝送し、ネットワークに障害が発生している
場合にはバーチャルコンカチネーション機能およびLC
AS機能を用いて上記トラフィックのプロテクションを
行うことができるバーチャルコンカチネーション機能ブ
ロックを提供することを目的とする。また、ワーキング
チャンネルとプロテクションチャンネルを有するリング
ネットワークに適用され、ネットワークに障害が発生し
ていない場合にはバーチャルコンカチネーション機能お
よびLCAS機能によりワーキングチャンネルとプロテ
クションチャンネルを用いてトラフィックを伝送し、ネ
ットワークに障害が発生している場合にはバーチャルコ
ンカチネーション機能およびLCAS機能を用いて上記
トラフィックのプロテクションを行うことができるノー
ドを提供することを目的とする。また、ワーキングチャ
ンネルとプロテクションチャンネルとを有し、バーチャ
ルコンカチネーション処理およびLCAS処理を行いプ
ロテクションチャンネルも用いてトラフィックを伝送
し、ネットワークに障害が発生した場合にはプロテクシ
ョンチャンネルに流していたトラフィックのプロテクシ
ョンを行うことができるリングネットワークを提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載のプロテクション方式の発明は、ワ
ーキングチャンネルとプロテクションチャンネルとによ
りノード間を接続するリングネットワークに適用され、
ネットワークに障害が発生していない場合には、ワーキ
ングチャンネルおよびプロテクションチャンネルを連続
した帯域として取り扱い、ワーキングトラフィックの伝
送を行い、ネットワークに障害が発生している場合に
は、レイヤ1プロテクション処理により作成された障害
発生箇所を回避したパスで使用するチャンネルを用いて
ワーキングトラフィックの伝送を行うことを特徴とす
る。
【0015】請求項2記載のプロテクション方式の発明
は、ワーキングチャンネルとプロテクションチャンネル
とによりノード間を接続するリングネットワークに適用
され、ネットワークに障害が発生していない場合には、
ワーキングチャンネルおよびプロテクションチャンネル
をLCAS(Link Capacity Adjustment Scheme )処理
により連続した帯域として取り扱い、帯域をバーチャル
コンカチネーション処理によりワーキングトラフィック
伝送に用い、ネットワークに障害が発生している場合に
は、レイヤ1プロテクション処理により作成された障害
発生箇所を回避したパスの内、データ伝送に使用するチ
ャンネルをLCAS処理により連続した帯域として取り
扱い、帯域をバーチャルコンカチネーション処理により
ワーキングトラフィック伝送に用いることを特徴とす
る。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2のプロテ
クション方式において、バーチャルコンカチネーション
処理は、上位レイヤから入力されたデータを、帯域が有
するバーチャルコンテナ数分に分割したデータにマッピ
ング処理を行いフレームを作成し、作成したフレームを
それぞれ異なるバーチャルコンテナを用いて送信し、バ
ーチャルコンテナを介して入力されたフレームからデー
タを構築することを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項3のプロテ
クション方式において、マッピング処理は、同一のデー
タから作成するフレームに同一のグループIDを付与
し、同一のデータから作成する各フレームに固有のシー
ケンスIDを付与する処理であることを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項4のプロテ
クション方式において、同一のグループIDが付与され
たフレームから、各フレームのシーケンスIDを参照し
てデータを構築することを特徴とする。
【0019】請求項6記載のバーチャルコンカチネーシ
ョン処理ブロックの発明は、ワーキングチャンネルとプ
ロテクションチャンネルとによりノード間を接続するリ
ングネットワークに適用され、ネットワークに設置され
るノードのレイヤ1機能ブロックとレイヤ2機能ブロッ
クとを接続し、ネットワークに障害が発生していない場
合には、ワーキングチャンネルおよびプロテクションチ
ャンネルを連続した帯域として取り扱い、ワーキングト
ラフィックの伝送を行い、ネットワークに障害が発生し
ている場合には、レイヤ1プロテクション処理により作
成された障害発生箇所を回避したパスで使用するチャン
ネルをを用いてワーキングトラフィックの伝送を行うこ
とを特徴とする。
【0020】請求項7記載の発明は、バーチャルコンカ
チネーション処理ブロックにおいて、ワーキングチャン
ネルとプロテクションチャンネルとによりノード間を接
続するリングネットワークに適用され、ネットワークに
設置されるノードのレイヤ1機能ブロックとレイヤ2機
能ブロックとを接続し、ネットワークに障害が発生して
いない場合には、ワーキングチャンネルおよびプロテク
ションチャンネルをLCAS(Link Capacity Adjustme
nt Scheme )処理により連続した帯域として取り扱い、
帯域をバーチャルコンカチネーション処理によりワーキ
ングトラフィック伝送に用い、ネットワークに障害が発
生している場合には、レイヤ1プロテクション処理によ
り作成された障害発生箇所を回避したパスの内、データ
伝送に使用するチャンネルをLCAS処理により連続し
た帯域として取り扱い、帯域をバーチャルコンカチネー
ション処理によりワーキングトラフィック伝送に用いる
ことを特徴とする。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項7のバーチ
ャルコンカチネーション処理ブロックにおいて、バーチ
ャルコンカチネーション処理は、上位レイヤから入力さ
れたデータを、帯域が有するバーチャルコンテナ数分に
分割したデータにマッピング処理を行いフレームを作成
し、作成したフレームをそれぞれ異なるバーチャルコン
テナを用いて送信し、バーチャルコンテナを介して入力
されたフレームからデータを構築することを特徴とす
る。
【0022】請求項9記載の発明は、請求項8のバーチ
ャルコンカチネーション処理ブロックにおいて、マッピ
ング処理は、同一のデータから作成するフレームに同一
のグループIDを付与し、同一のデータから作成する各
フレームに固有のシーケンスIDを付与する処理である
ことを特徴とする。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項9のバー
チャルコンカチネーション処理ブロックにおいて、同一
のグループIDが付与されたフレームから、各フレーム
のシーケンスIDを参照してデータを構築することを特
徴とする。
【0024】請求項11記載の発明は、レイヤ1機能ブ
ロックとレイヤ2機能ブロックとが請求項6から10の
いずれか1のバーチャルコンカチネーション処理ブロッ
クを介して接続し、レイヤ1機能ブロックによりレイヤ
1プロテクション処理を行うことを特徴とすることを特
徴とするノード。
【0025】請求項12記載の発明は、請求項11のノ
ードにおいて、レイヤ1機能ブロックは、レイヤ1プロ
テクション処理としてリングスイッチ処理および/また
はスパンスイッチ処理を行うことを特徴とする。
【0026】請求項13記載のリングネットワークの発
明は、ワーキングチャンネルのリンクとプロテクション
チャンネルのリンクとを有し、請求項11または12ノ
ードがリンクに間隔を置いて複数設けられたことを特徴
とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプロテクショ
ン方式、バーチャルコンカチネーション機能ブロック、
ノードおよびリングネットワークを、実施の形態によっ
て詳細に説明する。まず、本発明に係るプロテクション
方式について、図面を参照しながら詳述する。
【0028】〈プロテクション方式〉本発明に係るプロ
テクション方式は、ネットワークに障害が発生していな
い場合(障害非発生時)、LCAS処理を行い、ワーキ
ングチャンネルとプロテクションチャンネルとを連続し
た帯域として扱う。そして、バーチャルコンカチネーシ
ョン処理を行い、LCAS処理で連続した帯域として扱
う上記2つのチャンネルを用いてデータ伝送を行う。す
なわち、障害非発生時には、バーチャルコンカチネーシ
ョン機能およびLCAS機能を連動させ、ワーキングチ
ャンネルとプロテクションチャンネルとを連続した帯域
として扱い、この帯域を用いてワーキングトラフィック
を流す。障害が発生している場合(障害発生時)には、
LCAS処理を行い、障害が発生しているチャンネル
(帯域)を削減する。そして、バーチャルコンカチネー
ション処理を行い、LCAS処理により削減していない
チャンネルでデータ伝送を行う。つまり、レイヤ1プロ
テクションにより作成されたパスにあわせ、LCAS処
理を行いデータ伝送用のチャンネルをデータ伝送用のチ
ャンネルとして確保し、バーチャルコンカチネーション
処理により上記チャンネルを用いてデータ伝送を行う。
【0029】LCAS機能/処理は、バーチャルコンカ
チネーションのダイナミックな帯域変更を可能にする機
能/処理である。帯域を増加させる場合、バーチャルコ
ンカチネーション機能/処理によって連続した帯域とし
て扱われているバーチャルコンテナのグループに対し、
1または複数のバーチャルコンテナを追加する。帯域を
減少させる場合、上記グループから1または複数のバー
チャルコンテナを削除する。バーチャルコンカチネーシ
ョン機能/処理は、複数ファイバ内のバーチャルコンテ
ナ(SONET/SDHの多重化単位)を連続した帯域
として扱う機能/処理である。つまり、複数のファイバ
の帯域を一つの帯域として扱い、一つのデータを運ぶ。
別言すれば、1つのデータを、一つの帯域として扱うフ
ァイバの数に分割してフレームを作成し、各フレームを
それぞれ異なるファイバを用いて送信する。各フレーム
は、受信側のノードがバーチャルコンカチネーション機
能を用いて元のデータに組み立て直す。これらの機能/
処理は、例えば、T1X1.5やITU−Tに定義され
ている多重化方式(機能/処理)やマッピング方式(機
能/処理)を採用することで実現できる。次に、このプ
ロテクション方式を実現するバーチャルコンカチネーシ
ョン(VC:Virtual Concatenation )機能ブロック、
ノードおよびリングネットワークについて説明する。
【0030】〈VC処理ブロック、ノード、リングネッ
トワーク〉本発明に係るVC処理ブロックは、ワーキン
グチャンネルとプロテクションチャンネルとを有するリ
ングネットワークのノードのレイヤ1機能ブロックとレ
イヤ2機能ブロックとの間に配置され、上記プロテクシ
ョン方式を実現する。障害非発生時には、LCAS処理
を行い、ワーキングチャンネルとプロテクションチャン
ネルとを連続した帯域として取り扱う。そして、バーチ
ャルコンカチネーション処理を行い、上記連続した待機
を用いたデータ伝送を行う。障害発生時には、LCAS
機能を用い、レイヤ1プロテクション処理により作成さ
れた障害発生箇所を回避したネットワーク(パス)をデ
ータ伝送に採用するチャンネル(帯域)と設定する。そ
して、バーチャルコンカチネーション機能により、設定
したチャンネルに上記トラフィックを流す。
【0031】つまり、上記VC処理ブロックは、LCA
S機能を用い、障害非発生時にはワーキングチャンネル
とプロテクションチャンネルとを連続した帯域と取り扱
う。障害発生時には、レイヤ1プロテクション機能によ
り構築されたパスで使用されないチャンネルを削除し、
使用するチャンネルを加える。つまり、レイヤ1プロテ
クション機能により構築されたパスで使用されるチャン
ネルを連続した帯域として取り扱う。そして、バーチャ
ルコンカチネーション機能を用い、LCAS機能により
構築したチャンネルにワーキングトラフィックを流す。
これにより、障害非発生時にプロテクションチャンネル
へワーキングトラフィック(プロテクションされるトラ
フィック/プライオリティが高いトラフィック)を流す
ことを可能とする。別言すれば、障害非発生時に、プロ
テクションチャンネルにプライオリティが高いトラフィ
ックを流すことが可能となる。
【0032】本発明に係るノードは、ワーキングチャン
ネルとプロテクションチャンネルとを有するリングネッ
トワークに適用され、上記プロテクション方式を用いた
データ伝送が可能なVC処理ブロックをレイヤ1機能ブ
ロックとレイヤ2機能ブロックとの間に有する。上位レ
イヤ(上位装置)から入力されたデータを、VC処理ブ
ロックを介してリングネットワークに流し、宛先の装置
が接続されたノードへ送信する。つまり、このノード
は、LCAS機能を用いて、障害非発生時にはワーキン
グチャンネルとプロテクションチャンネルとを連続した
帯域とし、障害発生時にはこの帯域から障害発生箇所
(チャンネル)を削除する。そして、バーチャルコンカ
チネーション機能により、LCAS機能で構築した帯域
を用いてデータ伝送を行う。これにより、障害発生時に
は、障害非発生時にプロテクションチャンネルに流した
トラフィックについてもプロテクションを可能とする。
【0033】本発明に係るリングネットワークは、ワー
キングチャンネルとプロテクションチャンネルとを有す
るリング状のリンクに上記ノードが間隔を開けて複数設
けられる。従って、このネットワークは、障害非発生時
には、LCAS処理およびバーチャルコンカチネーショ
ン処理を行い、ワーキングチャンネルのみならずプロテ
クションチャンネルも用いてデータ伝送を行う。障害発
生時には、レイヤ1プロテクション機能により作成され
た障害発生箇所を回避したパスにLCAS機能を用いて
接続し、バーチャルコンカチネーション機能を用いてデ
ータ伝送を行う。従って、障害非発生時にプロテクショ
ンチャンネルに流すトラフィックのプロテクションを可
能とする。これにより、所有するチャンネルをワーキン
グチャンネルとプロテクションチャンネルとに分け、障
害非発生時にはワーキングチャンネルを用いてデータ伝
送を行う従来のネットワークに比べ、障害非発生時には
2倍のチャンネル(帯域)を用いてデータ伝送を行うこ
とが可能となる。また、従来のネットワークとは異な
り、障害非発生時にプロテクションチャンネルへ流すト
ラフィックについてもプロテクションすることが可能と
なる。
【0034】図1には、4つのノードをリング状のリン
クに間隔を置いて挿入されたリングネットワークを示
す。4台のノード10−1〜10−4により構成するリ
ング形態のネットワークを示す。図1に示すように、リ
ンク1はノード10−4と10−1を、リンク2はノー
ド10−1と10−2を、リンク3はノード10−2と
10−3を、リンク4はノード10−3と10−4とを
それぞれ接続する。リンク5はノード10−4と10−
1を、リンク6はノード10−1と10−2を、リンク
7はノード10−2と10−3を、リンク8はノード1
0−3と10−4とをそれぞれ接続する。
【0035】このようなネットワークには、現在、2フ
ァイバリングのネットワークと4ファイバリングのネッ
トワークとがあり、それぞれワーキングチャンネル2本
とプロテクションチャンネル2本の計4本のチャンネル
によりノード間を結ぶ。2ファイバリングのネットワー
クは、各ノード間を2本の光ファイバで接続し、各回線
(ファイバ)内の容量を二分し、一方をワーキングチャ
ンネル、他方をプロテクションチャンネルとして用い
る。つまり、図1の各リンクは、それぞれ1本のファイ
バにより構成される。4ファイバリングのネットワーク
は、2本のワーキングチャンネル用回線(ファイバ)と
ションプロテクションチャンネル用回線(ファイバ)を
設け、各ノード間を4本の光ファイバで接続して構成し
たものである。図1に示すリンクは、それぞれ2本のフ
ァイバ(双方向のライン)により構成される。以下、図
1に示すリングネットワークの好適な実施形態を説明
し、あわせて、本発明に係るプロテクション方式、レイ
ヤ2機能ブロックおよびノードについても詳述する。
【0036】(第1の実施形態)本実施形態によるリン
グネットワークは、4ファイバリング構成のシステムを
採用し、図1のリンク1〜4をワーキングチャンネル、
リンク5〜8をプロテクションチャンネルとする。ま
た、レイヤ1プロテクション方式としてBLSRを採用
する。
【0037】ノード 図4は、ノード10の構成例を示す。図4に示すよう
に、ノード10は、レイヤ1機能ブロック(リング装
置)20とVC(バーチャルコンカチネーション)処理
ブロック30とレイヤ2機能ブロック40とを有する。
なお、ノード10−1では、ライン(チャンネル)1
1、12は図1のリンク1に相当し、ライン15、16
はリンク2に相当し、ライン13、14はリンク5に相
当し、ライン17、18はリンク6に相当する。つま
り、ライン11、12、15、16はワーキングチャン
ネル、ライン13、14、17、18はプロテクション
チャンネルである。
【0038】レイヤ1機能ブロック 図2に示すように、レイヤ1機能ブロック20は、4本
のSONET/SDHリンク(伝送路/ファイバ)をV
C処理ブロック30と接続し、レイヤ1スイッチ22を
介してVC処理ブロック30から入力されるデータを所
定のリンクに流す。つまり、OSI7レイヤモデルにお
けるレイヤ1の機能を有する。また、障害検出部21を
有し、レイヤ1レベルのリングプロテクション機能(レ
イヤ1プロテクション機能)を有する。このレイヤ1プ
ロテクション機能とは、障害検出部21がネットワーク
に障害を検出した場合、障害が検出された箇所(障害発
生箇所/ラインあるいはリンク)を回避したネットワー
ク(パス)を作成する機能で、本実施形態ではBLSR
を採用する。なお、レイヤ1プロテクション機能は、本
発明におけるプロテクション機能、すなわちVC処理ブ
ロックが有するプロテクション機能とは異なる。従っ
て、本発明において「プロテクション機能/処理」と表
現する場合には、「レイヤ1プロテクション機能/処
理」を含まない。
【0039】障害検出部21は、ライン11〜18に障
害があるか検出する。障害を検出すると、レイヤ1スイ
ッチ22およびVC処理ブロック30(障害通知部3
1)に障害情報を通知する。ライン11〜18が障害か
ら復旧したことを検出すると、レイヤ1スイッチ22お
よびVC処理ブロック30に障害回復情報を通知する。
なお、障害/障害復旧の検出方法としては公知の方法を
採用できる。
【0040】レイヤ1スイッチ22は、障害検出部21
がネットワーク上に障害を検出すると、レイヤ1リング
プロテンション処理を行う。本例ではBLSRを採用す
るため、2つの隣接するノード間のリンクに障害が発生
し、両ノード間の少なくとも一データ伝送方向のワーキ
ングチャンネルとプロテクションチャンネルが使用でき
ない場合、いわゆる「リングスイッチ処理」を行う。す
なわち、2つのノード間で、一方向のデータ伝送を行う
ワーキングチャンネルもプロテクションチャンネルにも
障害が発生した場合には、障害発生箇所(ライン/チャ
ンネル/リンク)を回避するように「折返し処理」を行
い、障害発生箇所を回避したパスを構築する。より具体
的には、上記各ノードのレイヤ1スイッチ22は、それ
ぞれ、障害が発生したラインを上流側とした場合に、下
流側から入力されるワーキングチャンネルを、下流側へ
出力するプロテクションチャンネルに接続する。また、
下流側から入力されるプロテクションチャンネルを、下
流側へ出力するプロテクションチャンネルに接続する。
なお、レイヤ1スイッチ22は、2つのノード間で、両
方向のデータ伝送ができない場合にも、障害発生箇所
(ライン)を回避するようリングスイッチ処理を行う。
【0041】また、両ノード間のリンクで障害が発生
し、各データ伝送方向において、ワーキングチャンネル
とプロテクションチャンネルの少なくとも1つのチャン
ネルが使用可能な場合には、いわゆる「スパンスイッチ
処理」を行う。すなわち、2つのノード間における2つ
のデータ伝送方向で、それぞれ、ワーキングチャンネル
およびプロテクションチャンネルの少なくとも1チャン
ネルを使用可能であれば、障害を有するチャンネルを使
用不可とし、当該チャンネルと同一データ伝送方向の障
害を有しないチャンネルのみを使用可能とする。つま
り、このチャンネルのデータ伝送方向における直下流の
ノードは、障害が発生したチャンネルと同一データ伝送
方向のチャンネルを用いてデータ伝送を行う。直上流の
ノードは、このチャンネルからデータを受信するよう設
定する。なお、本発明によるレイヤ1スイッチは、スパ
ンスイッチ処理を行えば障害発生箇所を回避可能であっ
ても、リングスイッチ処理を行うようにしてもよい。
【0042】例えば、図3に示すように、ノード10−
1と10−4との間で、少なくともノード10−1〜1
0−4方向のデータ伝送が不能となる障害が発生する
と、ノード10−1および10−4は、それぞれリング
スイッチ処理を行う。ノード10−1は、図4のライン
11と13とを使用することができない。従って、障害
発生箇所(ライン)を上流側とした場合の下流側(ノー
ド10−2側)から入力されるワーキングチャンネル
(ライン15)を、下流側へ出力するプロテクションチ
ャンネル(ライン18)と接続する。また、下流側から
入力されるプロテクションチャンネル(ライン17)
を、下流側へ出力するプロテクションチャンネル(ライ
ン16)に接続する。ノード1−4も同様に、障害発生
箇所を回避するように折返し処理を行う。これにより、
図9を用いて説明したような、リングスイッチ処理によ
る障害発生箇所を回避したネットワーク(パス/ルー
ト)が構築される。
【0043】また、ノード10−1から10−4へデー
タ伝送を行うチャンネルの少なくとも1チャンネル、お
よび、10−4から10−1へデータ伝送を行うチャン
ネルの少なくとも1チャンネルが使用可能であれば、ノ
ード10−1および10−4は、それぞれスパンスイッ
チ処理を行う。ノード10−1は、ノード10−4へデ
ータ伝送を行うライン(チャンネル)11と13の少な
くとも1つが使用可能で、ノード10−4からデータを
受信するライン(チャンネル)12と14の少なくとも
1つが使用可能とする。ノード10−4へデータ伝送を
行うライン(チャンネル)11に障害が発生している場
合、ライン11と同一データ伝送方向の他のライン13
を用いてデータ伝送を行う。ノード10−4は、障害が
発生していないライン13を用いてノード10−1から
のデータを受信する設定を行う。
【0044】なお、ネットワーク上のいずれかのリンク
でスパンスイッチ処理を行う場合に、ワーキングチャン
ネルと同一データ伝送方向のプロテクションチャンネル
のいずれにも障害が発生していないリンクでは、レイヤ
1プロテクション処理を行う必要はない。ただし、 a)スパンスイッチ処理が行われているラインと同一デ
ータ伝送方向の他のライン、 b)スパンスイッチ処理が行われているラインと同一の
ノード間に設けられた伝送方向が異なるライン、 c)全てのライン、 などでもスパンスイッチ処理を行ってもよい。この場
合、いずれのチャンネルを使用するかは、障害検出後に
ノード10−4とネゴシエーションし決定する。また、
予め各ノードに使用するチャンネルが設定されるように
してもよい。また、前記したように、ノード10−1と
10−4は、スパンスイッチ処理ではなくリングスイッ
チ処理を行ってもよい。この場合、いずれの処理を行う
かは、障害検出後にノード10−4とネゴシエーション
し決定する。また、各ノード10には、このような障害
が発生した場合に、スパンスイッチ処理を行うかリング
スイッチ処理を行うか予め設定されるようにしてもよ
い。
【0045】VC処理ブロック VC処理ブロック30は、障害通知部31とLCAS制
御部32とを有し、上述したプロテクション機能(バー
チャルコンカチネーション機能とLCAS機能)とを実
現する。
【0046】障害通知部31は、障害検出部21から出
力された障害情報、障害回復情報に基づき、LCAS制
御部32にポート選択指示を出力する。
【0047】LCAS制御部32は、レイヤ1スイッチ
22に接続するポート32−1−1〜4、32−2−1
〜4を有し、上記ポート選択指示に従いLCAS処理を
行う。LCAS制御部32は、障害非発生時には、LC
AS機能により、ワーキングチャンネルにプロテクショ
ンチャンネルとを連続した帯域として取り扱う。障害発
生時には、レイヤ1スイッチ22がレイヤ1プロテック
ション処理で作成したパスに含まれない帯域を削減す
る。そして、バーチャルコンカチネーション機能によ
り、LCAS機能で連続して扱う帯域を用いてデータ伝
送を行う。
【0048】なお、LCAS制御部32は、レイヤ1プ
ロテクション機能により作成されたパスがどのようなパ
スか(リングスイッチ処理により作成されたパスか、ス
パンスイッチ処理により作成されたパスか、データ送信
用/受信用に設定されたリンク(パス)はどれかなど)
という情報を、例えば、レイヤ1スイッチ22から入手
できる。また、障害内容毎に予めどのようなパスを作成
するか設定される場合、上記障害通知から障害内容を知
得し、当該障害内容と上記設定とに基づきどのようなパ
スが構築されるか判断してもよい。上記設定としては、
例えば、以下のようなものがある。 スパンスイッチ処理により障害発生箇所を回避不能な
場合にはリングスイッチ処理を行う設定。 リンクに障害が発生した場合には、障害内容にかかわ
らずリングスイッチ処理(折り返し処理)を行う設定。 の設定内容に加え、2つのノード間における一方の
データ伝送方向のチャンネルでスパンスイッチ処理が行
う場合、このノード間における他方のデータ伝送方向の
チャンネルでもスパンスイッチ処理を行う設定。 またはの設定内容に加え、スパンスイッチ処理が
行われているリンクと同一データ伝送方向の他のリンク
でもスパンスイッチ処理を行う設定。つまり、障害が発
生したライン(チャンネル)を回避するスパンスイッチ
処理が行われているリンクと同一データ伝送方向のリン
クでもワーキングチャンネルおよびプロテクションチャ
ンネルのいずれかのチャンネルのみを用いてデータ伝送
を行う設定。 の設定内容に加え、他の伝送方向の全てのリンク
も、ワーキングチャンネルおよびプロテクションチャン
ネルのいずれかのチャンネルのみを用いてデータ伝送を
行う設定。 以下、LCAS制御部32のLCAS機能およびバーチ
ャルコンカチネーション機能について詳述する。
【0049】(LCAS機能)障害非発生時には、図4
に示すノード10−1のLCAS制御部32は、プロテ
クションチャンネルも用いてワーキングトラフィックを
伝送可能とするために、レイヤ1のライン(チャンネ
ル)と接続するポート32−1〜2と、上位レイヤ(上
位装置)と接続するレイヤ2スイッチ51のポート40
−1、2とを接続する。より詳しくは、ポート40−1
から入力された図1における時計回り方向にデータを送
信する(ノード10−1から10−4方向へのデータを
送信する)ために、ポート40−1をポート32−1−
1、2(ライン11、13)に接続する。そして、ライ
ン11およびライン13、つまり、データ伝送方向が時
計回りのワーキングチャンネルとプロテクションチャン
ネルとの帯域を連続した帯域として取り扱う。
【0050】同様に、図1における反時計回りの伝送方
向のリンクからノード10−1に入力されるライン1
2、14と接続するポート32−1ー2、4を、上位レ
イヤへの入力ポート40−1に接続する。そして、LC
AS機能により、ライン12(ワーキングチャンネル)
とライン14(プロテクションチャンネル)との帯域を
あわせ、連続した帯域と取り扱う。ノード10−1から
図1の反時計回りの伝送方向のリンクにトラフィックを
流すために、ポート32−2からの出力をポート32−
2−1、2(ライン18、16)と接続する。そして、
ライン16と18を、LCAS機能を用いて連続した帯
域と扱う。図1の時計回りの伝送方向のリンクからトラ
フィックを受信するために、ライン17、15と接続す
るポート32−2−3、4と、上位レイヤと接続するポ
ート32−2とを接続する。そして、ライン15と17
とを、LCAS機能を用いて連続した帯域と扱う。
【0051】(障害非発生時)LCAS制御部32は、
障害非発生時には、レイヤ1スイッチ22がレイヤ1プ
ロテクション機能により構築したパス(チャンネル)と
上位レイヤ装置とを接続する。そして、このチャンネル
を用いてデータ伝送を行うために、LCAS機能により
当該チャンネルをLCAS機能によりデータ伝送を行う
帯域と設定する。つまり、レイヤ1プロテクション処理
時にデータ伝送を行うチャンネルを上位レイヤと接続
し、障害非発生時にデータ伝送を行う帯域から障害発生
時に使用できない帯域を削減する。および/または障害
非発生時には使用していなかった帯域を追加する。
【0052】(障害発生時1)図3に示すようにノード
10−1と10−4との間のリンクで、少なくとも一方
向のデータ伝送方向のワーキングチャンネルとプロテク
ションチャンネルの両チャンネルが使用不能となった場
合を例にとる。この場合、ノード10−1および10−
4のレイヤ1スイッチ22は、それぞれ、障害発生箇所
(障害発生リンク)を回避するようにリングスイッチ処
理を行う。具体的には、ノード10−1のレイヤ1スイ
ッチ22は、ノード10−2から入力されるワーキング
チャンネル(ライン15)をノード10−2へ出力する
プロテクションチャンネル(ライン18)に、ノード1
0−2から入力されるプロテクションチャンネル(ライ
ン17)をノード10−2へ出力するワーキングチャン
ネル(ライン16)に接続する。従って、図3に示すよ
うに、ノード10−4〜10−3間、10−3〜10−
2間、10−2〜10−1間は、それぞれワーキングチ
ャンネル(リンク2、3、4)を用いて双方向にデータ
伝送されることとなる。ノード10−1〜10−4間
は、プロテクションチャンネル(リンク6、7、8)を
介して双方向にデータ伝送されることとなる。
【0053】従って、ノード10−1は、ノード10−
2とデータ伝送を行う場合にはリンク2を用いる。つま
り、図5に示すように、ノード10−1のLCAS制御
部32は、ノード10−2から10−1宛てのデータを
取得するために上位レイヤ(ポート31b−2−4)を
ライン15と接続する。そして、ライン15の帯域に対
してLCAS処理を施す。また、ノード10−2へのデ
ータ送信用のチャンネル(ライン16)と上位レイヤ
(ポート31b−2−2)で接続し、このチャンネルで
LCAS処理を行う。また、ノード10−4から10−
1宛てのデータを取得するためにポート31b−1−3
をライン17と接続し、ライン17に対してLCAS処
理を行う。ノード10−4へデータを送信するために、
この場合のデータ送信用のチャンネル(ライン18)と
ポート31b−1−1で接続し、このチャンネルでデー
タ伝送を可能とするためにLCAS処理を行う。
【0054】ノード10−4も、ノード10−1と同様
にリングスイッチ処理を行う。従って、ノード10−4
のLCAS制御部32も、ノード10−1のLCAS制
御部32と同様に、リングスイッチ処理実行時に使用す
る所定のパス(ライン/チャンネル)と上位レイヤとを
接続する。そして、このチャンネルに対してLCAS処
理を行う。他のノード(10−2、10−4)は、リン
グネットワークがリングスイッチ処理によるパスで運用
されている場合には、それぞれ、データ送信/受信に使
用するパスが設定される。従って、各ノードのLCAS
制御部32は、レイヤ1プロテクション処理により作成
されたパスの内の所定のパスと接続し、使用可能な帯域
に対してLCAS処理を行う。つまり、LCAS制御部
32は、障害発生時には、LCAS処理を行い、障害非
発生時に使用するチャンネルからレイヤ1プロテクショ
ン処理中に使用しないチャンネルを削減する。また、障
害非発生時に使用しないチャンネルでレイヤ1プロテク
ション処理中には使用するチャンネルを加える。
【0055】(障害発生時2)次に、データ伝送方向が
ノード10−1から10−4方向のワーキングチャンネ
ル(図4のライン11)に障害が発生した場合を例にと
る。この場合、ノード10−1およびノード10−4の
レイヤ1スイッチ22は、レイヤ1プロテクション処理
(例えば、スパンスイッチ処理やリングスイッチ処理同
様の障害発生箇所(リンク)を回避する折り返し処理な
ど)を行う。
【0056】ノード10−1のレイヤ1スイッチ22
は、上記ワーキングチャンネル(ライン11)と同一伝
送方向のプロテクションチャンネル(ライン13)と接
続する。LCAS制御部32は、上位レイヤと接続する
レイヤ2スイッチ40のポート40−1と、ライン13
と接続するポート32−1−2とを接続する。つまり、
ライン13を用いてデータ伝送を行えるようにLCAS
処理を行う。ノード10−4のレイヤ1スイッチ22
は、LCAS処理を行い、上記プロテクションチャンネ
ルを介してノード10−1から10−4宛てのデータを
受信する。つまり、LCAS制御部32は、LCAS処
理により、障害非発生時にはワーキングチャンネルとプ
ロテクションチャンネルを用いてデータ伝送を行い、障
害発生時にはレイヤ1スイッチ22がレイヤ1プロテク
ション機能により構築したパスを用いてデータ伝送を行
う。
【0057】なお、スパンスイッチ処理が行われていな
いリンクでは、リンクアグリゲート処理によりデータ伝
送を行ってもよい。また、障害発生リンク以外の他のリ
ンクでもスパンスイッチ処理を行うこともできる(例え
ば、前記した設定例、、などの処理)。この場
合、各ノードのLCAS制御部32は、スパンスイッチ
処理を行った場合に構築されるパスと接続してデータの
授受を行う。
【0058】また、前記したように、スパンスイッチ処
理により障害発生箇所(ライン)を回避できても、当該
ラインと接続するノードのレイヤ1スイッチ22は、折
り返し処理(リングスイッチ処理)を行うようにしても
よい。この場合には、各ノードのLCAS制御部32
は、前記したリングスイッチ処理を行う場合と同様の制
御を行い、データ伝送を行えばよい。
【0059】(バーチャルコンカチネーション機能)ま
た、LCAS制御部32は、LCAS機能によりデータ
伝送用の帯域を設定すると、バーチャルコンカチネーシ
ョン機能により上記帯域を用いたデータ伝送を行う。バ
ーチャルコンカチネーション機能によるデータ伝送方法
としては公知の方法を採用できるが、例えば以下に示す
ようなデータ伝送方法を採用できる。
【0060】ここでは、ノード10−1がノード10−
4とデータの授受を行う場合を例にとる。障害非発生
時、ノード10−1のLCAS制御部32は、ライン1
1(ワーキングチャンネル)とライン13(プロテクシ
ョンチャンネル)とをLCAS機能により連続した帯域
として取り扱う。より具体的には、各チャンネルは、ト
ラフィック転送を行うフレーム(STS−1;Synchron
ous Transport Signal-1)単位毎にパス(STS−1パ
ス)を有する。そこで、LCAS制御部32は、ワーキ
ングチャンネルのSTS−1パスとプロテクションチャ
ンネルのSTS−1パスとをLCAS処理により連続し
た帯域として取り扱い、これらのパスをデータ送信用に
用いる。
【0061】LCAS制御部32は、レイヤ2スイッチ
51から入力されたデータを図1のリングの時計回りの
リンク(図4のライン11、13)に出力する場合、デ
ータを、宛先のノードへ送信する場合に使用可能なパス
数分のフレームに分割する。本例では2つのフレームに
分割するものとする。次いで、LCAS制御部32は、
上記フレームにマッピング処理を施す。マッピング処理
は、各フレームにグループIDとシーケンスIDとをア
サインし、各フレームのPOHに書き込む処理である。
グループIDは、分割されたデータと対応するIDであ
る。シーケンスIDは、データ内での順番を示す。つま
り、同一のグループIDが付されたフレームは、同一の
データを分割して作成されたフレームであることを示
す。また、シーケンスIDは同一データを構成するフレ
ームの並び順を示す。シーケンスIDを参照すること
で、フレームを受信したノードのLCAS制御部32に
より元のデータ(上記本例ではレイヤ2スイッチ51か
ら入力されたデータ)が組み立てられる。各フレーム
は、マッピング処理を施された後、図13に示すよう
に、それぞれ別のSTS−1パスから宛先のノード10
−4へ出力される。これにより、同じグループIDを持
つ複数ポートは、論理的に1つの大容量ポートとして扱
うことができる。
【0062】例えば、図14(a)に示すように、上位
レイヤから入力されたデータSTS−1Xvを3つのS
TS−1パスを介して送信する場合、図14(b)に示
すように、STS−1Xvを3つに分割する。各フレー
ムには同一グループIDを付し、STS−1xv内での
データ順にシーケンスID(SQ0〜2)を付す。各フ
レームは、図14(a)に示すように、それぞれ別のS
TS−1パスを介して送信相手先のノードに到達する。
これらのフレームが入力されたノード10−4は、同一
のグループIDを持つフレームから、シーケンスIDに
基づいて上記データを復元する。この場合、図14
(b)に示すように、SQ0のフレームにSQ1のフレ
ームおよびSQ2のフレームを順次加えることで、上記
STS−1Xvを復元する。
【0063】なお、シーケンスIDは、SONET/S
DHの基本フレーム構造STS−1/3cのPOH(Pa
th Over Head)H4バイトまたはVT1.5/2/3/
6のPOH Z7(またはK4)バイトに含めることが
できる。図12に、これらのフレーム構造例を示す。ま
た、LCASプロトコルでは、グループIDやLCAS
制御ワード等を定義されている。グループIDは、同じ
バーチャルコンカチに属するデータには同じIDが付与
される。LCAS制御ワードは、バーチャルコンカチネ
ーションを動作させるノードへ制御メッセージを伝える
ために用いられる。つまり、バーチャルコンカチネーシ
ョンの動的な帯域の追加/削除を可能にするデータであ
る。
【0064】レイヤ2機能ブロック レイヤ2機能ブロック40は、レイヤ2スイッチ51を
有し、OSI7モデルのレイヤ2処理を行う。また、外
部端末と接続するためのインターフェースと、VC処理
ブロック30と接続する複数(本例では2つ)のポート
を有する。つまり、VC処理ブロック30を介してリン
クと接続し、外部端末と他のノードに接続する端末との
通信を実現する。次に、本実施の形態にかかるリングネ
ットワークの障害非発生時と障害発生時における制御例
を説明する。
【0065】<リングネットワークの制御例:障害非発
生時>各ノード10は、ワーキングチャンネルと当該チ
ャンネルと同一データ伝送方向のプロテクションチャン
ネルとをLCAS機能により連続した帯域として取り扱
い、バーチャルコンカチネーション機能を用い、上記帯
域を介してワーキングトラフィックの送受信を行う。
【0066】例えば、図4に示すノード10−1は、ラ
イン11(ワーキングチャンネル)とライン13(プロ
テクションチャンネル)とをLCAS処理により連続し
た帯域とする。そして、バーチャルコンカチネーション
機能により、上記帯域を用いてノード10−4へのデー
タ送信を行う。また、ライン12(ワーキングチャンネ
ル)とライン14(プロテクションチャンネル)とをL
CAS処理により連続した帯域として取り扱い、バーチ
ャルコンカチネーション機能によりこの帯域で送られて
きたフレームから元のデータを構築する。
【0067】ノード10−1は、ライン11(ワーキン
グチャンネル)とライン13(プロテクションチャンネ
ル)とをLCAS機能により連続した帯域として取り扱
う。そして、データを2つのフレームに分け、各フレー
ムをそれぞれ別のチャンネルに流す。ノード10−4
は、ノード10−1からデータを受信するワーキングチ
ャンネルおよびプロテクションチャンネルから上記フレ
ームを受信する。このフレームから上記データを構築す
る。
【0068】例えば、ノード10−1のLCAS制御部
31は、ノード10−4にデータを送信する場合、リン
ク1のライン11とリンク5のライン13を用いる。そ
して、各ラインでLCAS処理を行い、ライン11とラ
イン13とを連続した帯域とする。また、ノード10−
4からのデータ入力は、リンク1のライン12とリンク
5のライン14により行われる。従って、レイヤ2スイ
ッチ40のポート40−1からの出力を、ライン11、
13(ポート31−1−1、2)に接続する。同様に、
ポート40−1とポート31−1−3、4とを接続す
る。
【0069】LCAS制御部31は、データの送受信の
際にバーチャルコンカチネーション処理を行う。例えば
ノード10−4宛てのデータ(トラフィック)を送信す
る場合、レイヤ2スイッチ40のポート40−1から入
力されたデータを2つのSONET/SDHフレームに
分割する。そして、各フレームにマッピング処理を施
す。ここでは、各フレームには、同一のグループID
(GID)「b」を付与し、シーケンスID(SQ)と
して、上記データの前半部分を含むフレームに「0」、
後半部分を含むフレームに「1」を割り当てるものとす
る。そして、一方のフレームをライン11により、他方
のフレームをライン3によりノード10−4へ送信す
る。この場合、受信側のノードは、同一のGID「b」
を有するフレームをSQの数字に従って並べて組み立て
る(合成する)ことで、上記データを復元する。
【0070】なお、LCAS制御部32は、上位レイヤ
(OSI7モデルでのレイヤ3〜7)に対しては、送信
用のポート、受信用のポートが複数(本例では2つ)あ
ることを意識させない。つまり、上位レイヤに対してノ
ード10−4へデータを送信するために使用する論理ポ
ートを1つ提供するようバーチャルコンカチネーション
の設定を行う。上位レイヤは、ノード10−4へ送信す
るデータをLCAS制御部32が提供する論理ポート宛
てに送信する。LCAS制御部32は、ノード10−4
へのデータ送信に使用するポートの数(本例ではポート
31b−1−1、2の2つ)分、上記データを分割す
る。本例では2つのフレームを作成する。このフレーム
にマッピング処理を施し、各フレームをポート31b−
1−1または3のいずれかを用いてノード10−4へ送
出する。また、ライン15および17から入力されたフ
レームは、LCAS制御部32のポート32−2−1、
2に入力される。LCAS制御部32は、入力されたフ
レームを、GIDおよびSQを参照してデータを復元す
る。復元したデータをレイヤ2スイッチ40のポート4
0−2に入力する。
【0071】<リングネットワークの制御例:障害発生
時1>まず、上記リングネットワークがリンク1、5を
回避するリングスイッチ処理を行う場合の制御例につい
て説明する。リンク1、5と隣接するノード10−1と
10−4は、障害発生箇所(リンク1、5)を回避する
ようにワーキングチャンネルとプロテクションチャンネ
ルとを接続する。つまり、ノード10−1は、リンク6
〜8(プロテックションチャンネル)を用いてノード1
0−4と接続する。ノード10−2および10−3は、
LCAS機能により、上記リングスイッチ処理運用時に
使用する所定のチャンネルを設定する。そして、バーチ
ャルコンカチネーション機能により、このチャンネルを
用いてデータ伝送を行う。なお、ノード10−1および
/または10−4は、他のノード10−2、10−3に
対し、リンクスイッチ処理運用することを伝えてもよ
い。
【0072】ノード10−1の動作について詳述する。
ノード10−1では、障害検出部21がライン11〜1
4(リンク1、5)に障害を検出すると、障害内容をレ
イヤ1スイッチ22およびレイヤ2機能ブロック30の
障害通知部31に通知する。
【0073】レイヤ1スイッチ22は、障害内容に基づ
き、どのようなレイヤ1プロテクション処理を行うか
(どのようなネットワークを構築するか)決定する。ど
のようなレイヤ1プロテクション処理(リングスイッチ
処理/スパンスイッチ処理等)を採用するか否かは、前
記したように予め障害内容毎に定めておけばよい。ま
た、障害発生箇所に隣接する他のノード10−4とどの
ようなレイヤ1プロテクション処理を行うかネゴシエー
ションを行ってもよい。また、この判断を障害検出部2
1が行うようにしてもよい。そして、決定したレイヤ1
プロテクション処理を行う。ここでは、リングスイッチ
処理を行うため、障害発生箇所(ライン11〜14)を
回避したライン15〜18で折り返し処理を行う。つま
り、入力方向のワーキングチャンネル(ライン15)と
出力方向のプロテクションチャンネル(ライン18)、
入力方向のプロテクションチャンネル(ライン17)と
出力方向のワーキングチャンネル(ライン16)とをそ
れぞれ接続する。
【0074】障害通知部31は、障害通知が入力される
と、LCAS制御部32に、リングスイッチ処理運用時
に使用する帯域を用いてデータ伝送を行わせる(ポート
選択指示)。また、他のノード(ノード10−2、10
−3)に対し、リングスイッチ処理運用を行うことを通
知してもよい。
【0075】LCAS制御部32は、レイヤ2スイッチ
40のポート40−1、2を、リングプロテクション後
に使用するポート32−1、2(ライン)と接続する。
本例では、ノード10−1は、プロテクション処理中、
リンク2(ライン15、16)を用いてノード12と通
信を行い、リンク6(ライン17、18)を用いてノー
ド14と通信を行う。従って、LCAS制御部32は、
レイヤ2スイッチ40がノード10−4へのデータ送出
用のポート40−1と、ノード10−4へのデータ送信
用のライン18(ポート32−1−1)とを接続する。
また、使用不可になったライン13(ポート32−1−
3)との間を非接続にする。同様に、ポート40−1
と、ライン17(ポート32−1−3)とを接続し、ノ
ード10−4からのデータを受信できる状態にする。ま
た、使用不可になったライン12(ポート32−1−
4)との間を非接続にする。ライン18はポート40−
1がノード10−4へのデータ送信用に用いるため、ポ
ート40−2との間を非接続に設定する。同様に、ポー
ト40−2とポート32−2−3とを非接続にする。
【0076】LCAS制御部32は、上記設定を行う
と、バーチャルコンカチネーション機能により、上記リ
ングスイッチ処理運用中に使用する帯域でデータ伝送を
行う。バーチャルコンカチネーション機能によるデータ
伝送は、障害非発生時と同様に行えばよい。
【0077】なお、ノード10−4(障害発生リンクと
隣接する他のノード)は、ノード10−1と同様に、障
害発生リンクを回避する折り返し処理(リングスパン処
理)を行う。VC処理ブロック31は、ノード10−1
と同様に、ネットワークがリングスパン処理運用中にデ
ータ伝送使用する各ラインと接続し、当該ラインでLC
AS処理を行う。そして、バーチャルコンカチネーショ
ン機能により、LCAS機能で使用可能となった帯域を
用いたデータ伝送を行う。ノード10−2、3(障害発
生リンクと隣接していない他のノード)も同様に、ネッ
トワークがリングスパン処理運用中にデータ伝送使用す
る各ラインと接続し、当該ラインでLCAS処理を行
う。そして、バーチャルコンカチネーション機能によ
り、LCAS機能で使用可能となった帯域を用いたデー
タ伝送を行う。レイヤ1プロテクション処理が行われて
いるか否かは、公知の方法で判断できる。例えば、前記
したように、レイヤ1プロテクション処理を行う場合、
障害発生リンクと隣接しているノード10−1および/
または10−4の障害通知部31にこの旨をノード10
−2、10−3へ送信させてもよい。
【0078】ノード10は、ネットワークが障害から復
旧すると、前記した障害非発生時の運用を行う。具体的
には、障害検出部21は、ネットワークが復旧したこと
を検知すると、その旨(障害回復通知)を障害検知部3
1に伝える。障害検知部31は、LCAS制御部32に
帯域を追加するよう指示する(ポート選択指示)。LC
AS制御部32は、前記同様にバーチャルコンカチネー
ション処理を行い、2つのリンクを使用してデータの送
受信を行う。
【0079】<リングネットワークの制御例:障害発生
時2>次に、図1のリンク1でスパンスイッチ処理を行
う場合の制御例を説明する。この場合、障害発生箇所
(リンク1)と隣接するノード10−1と10−4の障
害検出部21は、障害発生箇所をスパンスイッチ処理に
より回避する場合、レイヤ1スイッチ22および障害通
知部31aにその旨(障害通知)を発する。レイヤ1ス
イッチ22は、障害が発生していないチャンネル(ライ
ン)を用いるパスを作成する。つまり、ワーキングチャ
ンネルに障害が発生した場合にはプロテクションチャン
ネル、プロテクションチャンネルに障害が発生した場合
にはワーキングチャンネルを使用するパスを作成する。
【0080】障害通知部31は、LCAS制御部32
に、障害発生ラインの帯域を削減するLCAS制御を行
わせる。つまり、LCAS制御部32は、障害が発生し
ていないラインのみを連続した帯域として取り扱い、バ
ーチャルコンカチネーション機能により上記帯域を用い
たデータ伝送を行う。
【0081】なお、前記したように、各ノードのLCA
S制御部32は、一のリンクでスパンスイッチを行う場
合に、他のリンクでもスパンスイッチ処理を行うよう設
定されたリンクについては、2つのチャンネル(ライ
ン)の内のいずれか1つを用いてデータ伝送を行う。い
ずれのチャンネルを採用するか否かは、予め設定できる
ようにしてもよく、上記リンクと接続する2つのノード
のLCAS制御部32でネゴシエーションして決定して
もよい。
【0082】このように、本発明に係るリング装置は、
ネットワークに障害非発生時にはプロテクションチャン
ネルも活用してワーキングトラフィックを送信すること
ができるとともに、障害発生時にはLCAS機能と連動
したプロテクションを行える。また、このリングネット
ワークのレイヤ1レベルでは、VC処理ブロックが行う
LCAS機能(バーチャルコンカチネーション機能/プ
ロテクション処理)を意識する必要がない。つまり、レ
イヤ1レベル(レイヤ1機能ブロックおよびリンク)
は、従来同様のレイヤ1処理(レイヤ1プロテクション
処理を含む)のみを行えばよい。従って、従来のリング
ネットワークのノードを上記レイヤ2機能ブロックに変
更するだけで、本実施形態のリングネットワークを実現
できる。
【0083】(第2の実施形態)本発明に係るプロテク
ション方式、レイヤ2機能ブロック、ノードおよびリン
グネットワークでは、レイヤ1プロテクション機能とし
てUPSRを採用することもできる。例えば、リンク1
と5をワーキングチャンネルとし、リンク2、3、4、
6、7、8をプロテクションチャンネルとして使用す
る。図6に示すように、LCAS制御部32は、障害非
発生時には、ポート32−1−1と32−3をLCAS
処理により連続した帯域として取り扱い、当該帯域を用
い、バーチャルコンカチネーション処理によりデータ伝
送を行う。また、ポート32−1−2、32−1−4を
LCAS処理により連続した帯域として取り扱う。障害
が発生した場合には、図7に示すように、リングプロテ
クション処理中に使用可能なポート32−1〜2を使用
する。本例では、図7に示すように、ライン4、3が使
用可能なため、ポート32−1−1〜2とを選択する。
そして、LCASプロトコルにより、選択したラインを
用いてデータの授受を行うよう制御する。
【0084】別言すれば、データ送信側のLCAS制御
部32は、障害非発生時には、上記第1の実施形態と同
様に、LCAS機能により、ワーキングチャンネルとプ
ロテクションチャンネルとを連続した帯域として取り扱
う。そして、上記帯域を用いてデータを送信する(バー
チャルコンカチネーション機能)。障害発生時には、障
害が発生していないチャンネル(パス)をデータ伝送用
の帯域として設定する(LCAS機能)。そして、この
帯域を用いてデータを送信する(バーチャルコンカチネ
ーション機能)。データ受信側のレイヤ1機能ブロック
は、障害非発生時には、ワーキングチャンネルとプロテ
クションチャンネルのそれぞれのチャンネルから受信さ
れるデータを受信できるようにする。LCAS制御部3
2は、障害非発生時には、LCAS機能により、両チャ
ンネルを連続する帯域として取り扱う。両チャンネルか
ら入力されるフレームを元のデータへ組み立てる(バー
チャルコンカチネーション機能)。障害発生時には、L
CAS機能により、障害が発生していないチャンネル
(パス)をデータ受信用の帯域として設定する。そし
て、バーチャルコンカチネーション機能により、上記帯
域を介して入力されたフレームから元のデータを構築す
る。
【0085】ノード10−1とノード10−4が通信を
行う場合、ノード10−1は、障害非発生時には、ノー
ド10−4へデータ伝送を行うワーキングチャンネルと
プロテクションチャンネルとを用いてデータ伝送する
(LCAS機能、バーチャルコンカチネーション機
能)。障害発生時には、ノード10−4へデータ伝送を
行うワーキングチャンネルとプロテクションチャンネル
(パス)の内、障害が発生していないチャンネル(パ
ス)を用いてデータ伝送を行う。つまり、LCAS機能
により障害が発生したチャンネル(パス)を削減したデ
ータ送信用の帯域を作成し、バーチャルコンカチネーシ
ョン機能を用いてデータ伝送を行う。ノード10−4
は、障害非発生時、上記ワーキングチャンネルとプロテ
クションチャンネルから入力されたフレームからデータ
を構築する(LCAS機能、バーチャルコンカチネーシ
ョン機能)。つまり、ワーキングチャンネルとプロテク
ションチャンネルの両方のチャンネルからデータ(フレ
ーム)を受信する。障害発生時には、ノード10−1か
らデータを受信するチャンネル(パス)の内、障害が発
生していないチャンネル(パス)をデータ受信用の帯域
と設定し(LCAS機能)、バーチャルコンカチネーシ
ョン機能を用いて受信したフレームから元のデータを構
築する。
【0086】(第3の実施形態、第4の実施形態)上記
説明では4ファイバリングを用いたが、2ファイバリン
グに適応することも当然に可能である。第3の実施形態
は、上記第1の実施形態を2ファイバリングで構成す
る。第4の実施形態は、上記第2の実施形態を2ファイ
バリングで構成する。この場合、図1に示す各リンク
は、1本のファイバで構成される。従って、リンク1は
図4でのライン11、13に相当し、リンク2はライン
15、17に相当し、リンク5はライン12、14に相
当し、リンク6はライン16、18に相当する。
【0087】以上、この発明の好適な実施の形態を説明
したが、上述の実施の形態はこの発明の説明のための例
示であって、この実施形態のみにこの発明の範囲を限定
する趣旨ではない。当業者は、この発明の要旨を逸脱す
ることなく、種々の変形、改良、修正、簡略化などを上
記実施形態に加えた種々の他の形態でもこの発明を実施
することができる。例えば、プロテクションチャンネル
に、従来同様にエクストラトラフィックを流せるように
構成してもよい。
【0088】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、バーチ
ャルコンカチネーション技術を使い、ワーキングチャネ
ルとプロテクションチャネルを論理的に一つのリンクと
して使用し、障害発生時にはLCASを使用して同じV
Cグルーブ内の帯域を削除するため、ネットワーク上に
障害が発生した場合にワーキングトラフィックをプロテ
クションチャンネルにて伝送するリング装置、プロテク
ション方式に比べて2倍の帯域を確保することができ
る。また、障害が発生しても、このようなリング装置や
プロテクション方式と同じ帯域を確保することができ
る。また、本発明は、従来から存在するSDH/SON
ETリングに、標準化されつつある規格(LCAS機
能、バーチャルコンカチネーション機能)を適用し、上
記説明で示したように運用すれば実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリングネットワークを示す第1の
図である。
【図2】本発明によるリングネットワークを示す第2の
図である。
【図3】本発明によるプロテクション方式を説明するた
めの図である。
【図4】本発明によるノードの内部構成例を示す。
【図5】図4のノードのプロテクション機能を説明する
ための図である。
【図6】本発明によるノードの内部構成例を示す第2の
図である。
【図7】図6のノードのプロテクション機能を説明する
ための図である。
【図8】BLSRネットワークを説明するための図であ
る。
【図9】リングスイッチ処理を説明するための図であ
る。
【図10】スパンスイッチ処理を説明するための図であ
る。
【図11】UPSRネットワークを説明するための図で
ある。
【図12】本発明によるバーチャルコンカチネーション
処理で採用するフレームのマッピング例を示す。
【図13】バーチャルコンカチネーション処理を説明す
るための図である。
【図14】バーチャルコンカチネーション処理およびL
CAS処理を説明するための図である。
【符号の説明】
1〜8 リンク 10、10−1〜4 リング装置(ノード) 11〜18 ライン 20 レイヤ1機能ブロック 21 障害検出部 22 レイヤ1スイッチ 30 VC処理ブロック 31 障害通知部 32 LCAS制御部 32−1−1〜4、32−2−1〜4 ポート 40 レイヤ2機能ブロック 51 レイヤ2スイッチ 40−1、2 ポート 50a、51 ワーキングチャンネル 50b、52 プロテクションチャンネル

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーキングチャンネルとプロテクション
    チャンネルとによりノード間を接続するリングネットワ
    ークに適用され、 ネットワークに障害が発生していない場合には、ワーキ
    ングチャンネルおよびプロテクションチャンネルを連続
    した帯域として取り扱い、ワーキングトラフィックの伝
    送を行い、 ネットワークに障害が発生している場合には、レイヤ1
    プロテクション処理により作成された障害発生箇所を回
    避したパスで使用するチャンネルを用いて上記ワーキン
    グトラフィックの伝送を行うことを特徴とするプロテク
    ション方式。
  2. 【請求項2】 ワーキングチャンネルとプロテクション
    チャンネルとによりノード間を接続するリングネットワ
    ークに適用され、 ネットワークに障害が発生していない場合には、ワーキ
    ングチャンネルおよびプロテクションチャンネルをLC
    AS(Link Capacity Adjustment Scheme )処理により
    連続した帯域として取り扱い、当該帯域をバーチャルコ
    ンカチネーション処理によりワーキングトラフィック伝
    送に用い、 ネットワークに障害が発生している場合には、レイヤ1
    プロテクション処理により作成された障害発生箇所を回
    避したパスの内、データ伝送に使用するチャンネルをL
    CAS処理により連続した帯域として取り扱い、当該帯
    域をバーチャルコンカチネーション処理によりワーキン
    グトラフィック伝送に用いることを特徴とするプロテク
    ション方式。
  3. 【請求項3】 前記バーチャルコンカチネーション処理
    は、上位レイヤから入力されたデータを、上記帯域が有
    するバーチャルコンテナ数分に分割したデータにマッピ
    ング処理を行いフレームを作成し、作成したフレームを
    それぞれ異なる上記バーチャルコンテナを用いて送信
    し、 上記バーチャルコンテナを介して入力されたフレームか
    らデータを構築することを特徴とする請求項2記載のプ
    ロテクション方式。
  4. 【請求項4】 前記マッピング処理は、同一のデータか
    ら作成するフレームに同一のグループIDを付与し、同
    一のデータから作成する各フレームに固有のシーケンス
    IDを付与する処理であることを特徴とする請求項3記
    載のプロテクション方式。
  5. 【請求項5】 同一のグループIDが付与されたフレー
    ムから、各フレームのシーケンスIDを参照して上記デ
    ータを構築することを特徴とする請求項4記載のプロテ
    クション方式。
  6. 【請求項6】 ワーキングチャンネルとプロテクション
    チャンネルとによりノード間を接続するリングネットワ
    ークに適用され、当該ネットワークに設置されるノード
    のレイヤ1機能ブロックとレイヤ2機能ブロックとを接
    続し、 ネットワークに障害が発生していない場合には、ワーキ
    ングチャンネルおよびプロテクションチャンネルを連続
    した帯域として取り扱い、ワーキングトラフィックの伝
    送を行い、 ネットワークに障害が発生している場合には、レイヤ1
    プロテクション処理により作成された障害発生箇所を回
    避したパスで使用するチャンネルをを用いて上記ワーキ
    ングトラフィックの伝送を行うことを特徴とするバーチ
    ャルコンカチネーション処理ブロック。
  7. 【請求項7】 ワーキングチャンネルとプロテクション
    チャンネルとによりノード間を接続するリングネットワ
    ークに適用され、当該ネットワークに設置されるノード
    のレイヤ1機能ブロックとレイヤ2機能ブロックとを接
    続し、 ネットワークに障害が発生していない場合には、ワーキ
    ングチャンネルおよびプロテクションチャンネルをLC
    AS(Link Capacity Adjustment Scheme )処理により
    連続した帯域として取り扱い、当該帯域をバーチャルコ
    ンカチネーション処理によりワーキングトラフィック伝
    送に用い、 ネットワークに障害が発生している場合には、レイヤ1
    プロテクション処理により作成された障害発生箇所を回
    避したパスの内、データ伝送に使用するチャンネルをL
    CAS処理により連続した帯域として取り扱い、当該帯
    域をバーチャルコンカチネーション処理によりワーキン
    グトラフィック伝送に用いることを特徴とするバーチャ
    ルコンカチネーション処理ブロック。
  8. 【請求項8】 前記バーチャルコンカチネーション処理
    は、上位レイヤから入力されたデータを、上記帯域が有
    するバーチャルコンテナ数分に分割したデータにマッピ
    ング処理を行いフレームを作成し、作成したフレームを
    それぞれ異なる上記バーチャルコンテナを用いて送信
    し、 上記バーチャルコンテナを介して入力されたフレームか
    らデータを構築することを特徴とする請求項7記載のバ
    ーチャルコンカチネーション処理ブロック。
  9. 【請求項9】 前記マッピング処理は、同一のデータか
    ら作成するフレームに同一のグループIDを付与し、同
    一のデータから作成する各フレームに固有のシーケンス
    IDを付与する処理であることを特徴とする請求項8記
    載のバーチャルコンカチネーション処理ブロック。
  10. 【請求項10】 同一のグループIDが付与されたフレ
    ームから、各フレームのシーケンスIDを参照して上記
    フレームから上記データを構築することを特徴とする請
    求項9記載のバーチャルコンカチネーション処理ブロッ
    ク。
  11. 【請求項11】 レイヤ1機能ブロックとレイヤ2機能
    ブロックとが請求項6から10のいずれか1項に記載の
    バーチャルコンカチネーション処理ブロックを介して接
    続し、前記レイヤ1機能ブロックにより前記レイヤ1プ
    ロテクション処理を行うことを特徴とすることを特徴と
    するノード。
  12. 【請求項12】 前記レイヤ1機能ブロックは、レイヤ
    1プロテクション処理としてリングスイッチ処理および
    /またはスパンスイッチ処理を行うことを特徴とする請
    求項11記載のノード。
  13. 【請求項13】 ワーキングチャンネルのリンクとプロ
    テクションチャンネルのリンクとを有し、請求項11ま
    たは12記載のノードが前記リンクに間隔を置いて複数
    設けられたことを特徴とするリングネットワーク。
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