JP2018166307A - 伝送装置および伝送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】一部の回線に障害が発生しても通信サービスへの影響を抑制すること。【解決手段】伝送装置110は、フレーム処理部111と、伝送部112と、を備える。フレーム処理部111は、入力信号からアイドル信号以外のデータを抽出し、抽出したデータを格納した第1フレームを生成し、生成した第1フレームを第2フレームに格納する。伝送部112は、複数の回線のうち、第2フレームにおける第1フレームの格納領域に対応する回線に分けて第2フレームを伝送する。また、伝送部112は、複数の回線101のうちの一部の回線101に障害が発生した場合に、一部の回線101に対応する第1フレームを、第2フレームにおける一部の回線101と異なる回線101により伝送される領域に格納する。【選択図】図1

Description

本発明は、伝送装置および伝送方法に関する。
従来、OTN(Optical Transport Network:光伝達網)などの光伝送を用いた通信システムが知られている。また、複数の加入者からの信号を時分割多重して複数の回線により伝送する構成において、正常な回線の空きチャネルを検出し、異常回線で送出すべき信号を正常な回線の空きチャネルに挿入する技術が知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。また、等時性可変レートデータ伝送が使用している帯域量を他の伝送装置が監視し、空き帯域を使用して非等時性データを伝送する技術が知られている(たとえば、下記特許文献2参照。)。
特開昭59−171331号公報 特開2000−49830号公報
しかしながら、上述した従来技術では、たとえば複数の回線を用いて伝送する各光信号をボンディングする構成において、一部の回線に障害が発生した場合に、通信サービスへの影響を抑制することができない場合がある。
1つの側面では、本発明は、一部の回線に障害が発生しても通信サービスへの影響を抑制することができる伝送装置および伝送方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、1つの実施態様では、入力信号からアイドル信号以外のデータを抽出し、抽出した前記データを格納した第1フレームを生成し、
前記生成した第1フレームを第2フレームに格納し、複数の回線のうち、前記第2フレームにおける第1フレームの格納領域に対応する回線に分けて前記第2フレームを伝送し、前記複数の回線のうちの一部の回線に障害が発生した場合に、前記一部の回線に対応する前記第1フレームを、前記第2フレームにおける前記一部の回線と異なる回線により伝送される領域に格納する伝送装置および伝送方法が提案される。
また、他の1つの実施態様では、伝送装置が、入力信号からアイドル信号以外のデータを抽出し、抽出した前記データを格納した第1フレームを生成し、前記生成した第1フレームを第2フレームに格納し、複数の回線のうち、前記第2フレームにおける第1フレームの格納領域に対応する回線に分けて前記第2フレームを伝送し、前記複数の回線のうちの一部の回線に障害が発生した場合に、前記一部の回線に対応する前記第1フレームを、前記第2フレームにおける前記一部の回線と異なる回線により伝送される領域に格納する他の伝送装置から、前記複数の回線に分けて伝送される前記第2フレームを受信し、受信した前記第2フレームから前記データを抽出する伝送装置および伝送方法が提案される。
本発明の一側面によれば、一部の回線に障害が発生しても通信サービスへの影響を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる伝送システムの一例を示す図である。 図2は、実施の形態にかかる第1伝送装置の一例を示す図である。 図3は、実施の形態にかかる第2伝送装置の一例を示す図である。 図4は、実施の形態にかかる伝送システムにおいて伝送されるOTUCnフレームの一例を示す図である。 図5は、実施の形態にかかる伝送システムにおいて伝送されるOTUCnフレームに含まれるMSIの一例を示す図である。 図6は、実施の形態にかかる第1伝送装置による処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施の形態にかかる第2伝送装置による処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、実施の形態にかかる伝送システムにおけるOTUCnフレームの伝送の一例を示す図である。 図9は、実施の形態にかかる伝送システムにおける一部の物理回線の故障および救済の一例を示す図である。 図10は、実施の形態にかかる伝送システムにおける救済回線へのデータの割り振りの一例を示す図である。 図11は、実施の形態にかかるODUフレックスフレームの一例を示す図である。 図12は、実施の形態にかかるODTUCnフレームおよびOPUCn/ODUCn/OTUCnフレームの一例を示す図である。 図13は、実施の形態にかかる各伝送装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に図面を参照して、本発明にかかる伝送装置および伝送方法の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(実施の形態にかかる伝送システム)
図1は、実施の形態にかかる伝送システムの一例を示す図である。図1に示すように、実施の形態にかかる伝送システム100は、第1伝送装置110と、第2伝送装置120と、を含む。第1伝送装置110および第2伝送装置120は、複数の回線101〜10nを介して互いに接続されている。nは2以上の自然数である。
回線101〜10nは、たとえばそれぞれ光信号を伝送可能な物理回線である。また、回線101〜10nは、たとえば、複数本の光ファイバ等の光伝送路であってもよいし、1本の光ファイバ等の光伝送路で実現される複数の波長チャネルであってもよい。
図1に示す例では、回線101〜10nを介して第1伝送装置110から第2伝送装置120へデータ伝送を行う場合について説明する。第1伝送装置110は、フレーム処理部111と、伝送部112と、を備える。
フレーム処理部111には、有効データおよびアイドル信号を含む信号が入力される。フレーム処理部111へ入力される信号は、一例としては後述のイーサネット(登録商標)データである。この場合に、有効データは、たとえばMAC(Media Access Control:メディアアクセス制御)フレームである。アイドル信号は、たとえば論理的に無信号の区間である。フレーム処理部111は、入力された信号(入力信号)から、アイドル信号以外のデータ(有効データ)を抽出する。
これにより、フレーム処理部111へ入力される信号の帯域を圧縮したデータを得ることができる。フレーム処理部111は、抽出したデータを格納した第1フレームを生成する。第1フレームは、一例としては、後述のODUフレックス(ODUflex)フレームである。ODUはOptical−channel Data Unitの略である。
また、フレーム処理部111は、生成した第1フレームを第2フレームに格納する。たとえば、フレーム処理部111は、複数の第1フレームを、第2フレームのペイロードの各領域に格納する。一例としては、第2フレームは後述のOTUCn(Optical−channel Transport Unit 100G×n)フレームである。第2フレームのペイロードの各領域は、一例としては後述のTS(Tributary Slot)である。そして、フレーム処理部111は、第1フレームを生成した第2フレームを伝送部112へ出力する。
伝送部112は、フレーム処理部111から出力された第2フレームを、回線101〜10nのうち、第2フレームにおける第1フレームの格納領域に対応する回線に分けて第2伝送装置120へ伝送する。一例としては、第2フレームがOTUCnフレームである場合に、伝送部112は、生成した第2フレーム(OTUCnフレーム)を複数のOTUCnサブフレームとして回線101〜10nによりそれぞれ伝送する。
また、伝送部112は、回線101〜10nのうちの一部の回線に障害が発生した場合に、フレーム処理部111によって生成された第1フレームのうちの、障害が発生した回線(障害回線)に対応する第1フレームを他の回線(救済回線)により伝送する。回線の障害とは、たとえば、その回線による光信号の伝送ができなくなる障害や、その回線による光信号の伝送速度が低くなる障害などである。障害回線に対応する第1フレームとは、たとえば、障害の発生前に、第2フレームの各領域のうち障害回線により伝送される領域に割り当てられていた第1フレームである。
たとえば、伝送部112は、障害回線に対応する第1フレームを、第2フレームの領域のうち、障害回線と異なる救済回線により伝送される領域に格納する。これにより、障害回線に対応する第1フレームが救済回線によって伝送される。
また、第1フレームはフレーム処理部111によって帯域が圧縮されているため、救済回線の空き容量は大きくなっており、また障害回線に対応する第1フレームの帯域も小さくなっている。このため、障害回線に対応する第1フレームを救済回線に挿入することによる救済回線の通信速度の低下を抑制しつつ、障害回線の救済を行うことができる。このため、回線101〜10nのうちの一部の回線に障害が発生した場合の通信サービスへの影響を抑制することができる。
第2伝送装置120は、受信部121と、抽出部122と、を備える。受信部121は、第1伝送装置110から、回線101〜10nに分けて伝送される第2フレームを受信する。そして、受信部121は、受信した第2フレームを抽出部122へ出力する。抽出部122は、受信部121から出力された第2フレームから第1フレームを抽出し、抽出した第1フレームから元のデータを抽出する。また、抽出部122は、抽出した元のデータにアイドル信号を挿入して出力してもよい。
このように、複数の第1フレームを格納した第2フレームを複数の回線に分けて伝送する構成において、入力信号からアイドル信号以外のデータを抽出し、抽出したデータを第1フレームに格納することで、帯域を圧縮した第1フレームを得ることができる。そして、一部の回線に障害が発生した場合に、その回線に対応する第1フレームを、第2フレームにおける他の回線により伝送される領域に格納することができる。これにより、一部の回線に障害が発生しても通信サービスへの影響を抑制することができる。
また、第1フレームは、たとえば、入力信号から抽出されたデータが第2フレームに格納されるまでに行われる各フレーム化のうち最初のフレーム化により得られるフレーム(一例としてはODUフレックスフレーム)であってもよい。これにより、データサイズが小さい第1フレームの単位で回線の切り替えを行うことができるため、障害回線の救済を短い時間で行い、通信サービスへの影響を抑制することができる。
また、第1伝送装置110は、複数の入力ポートを備え、フレーム処理部111には複数の入力ポートからの各信号が入力されてもよい。この場合に、フレーム処理部111は、複数の入力ポートのそれぞれについて、入力ポートからの入力信号に基づいて上述の第1フレームを生成する。たとえば、複数の入力ポートには、第1入力ポートと、第2入力ポートと、が含まれる。この場合に、フレーム処理部111は、第1入力ポートから入力された信号から有効データを抽出し、抽出したデータを格納した第1フレームを生成する。また、フレーム処理部111は、第2入力ポートから入力された信号から有効データを抽出し、抽出したデータを格納した第1フレームを生成する。
この場合に、フレーム処理部111は、生成した第1フレームのデータの入力ポートに応じた回線によりその第1フレームが伝送されるようにその第1フレームを第2フレームに格納する。たとえば、フレーム処理部111は、第1入力ポートから入力された信号に基づき生成した第1フレームを、第2フレームの領域のうちの第1回線により伝送される領域に格納する。また、フレーム処理部111は、第2入力ポートから入力された信号に基づき生成した第1フレームを、第2フレームの領域のうちの第2回線により伝送される領域に格納する。第2回線は、回線101〜10nのうち第1回線と異なる回線である。
また、この場合に、フレーム処理部111は、生成する第2フレームに、第1フレームが格納される第2フレームの各領域と、複数の入力ポートに対応する各出力ポートと、の対応情報を含める。複数の入力ポートに対応する各出力ポートは、たとえば第1伝送装置110の複数の入力ポートに対応する第2伝送装置120の複数の出力ポートである。
この対応情報は、たとえば、第1フレームが格納される第2フレームの領域ごとに、その領域に格納された第1フレームを出力すべき出力ポートを示す情報である。この対応情報は、一例としては、後述のTSとTPとを対応付けるMSIである。TPは、Tributary Portの略である。たとえば、TPは、物理的なクライアント側のポートの番号である。MSIはMultiplex Structure Identifierの略である。
第2伝送装置120の抽出部122は、受信部121から出力された第2フレームに含まれる対応情報に基づいて、第2フレームの各領域から抽出した第1フレームの各データを、複数の出力ポートのうちそのデータに対応する出力ポートから出力する。これにより、第1伝送装置110は複数のポートのデータを格納した第2フレームを回線101〜10nに分けて伝送し、第2伝送装置120は第2フレームから抽出した第1フレームの各データを適切な出力ポートから出力することができる。
この場合に、第1伝送装置110の伝送部112は、一部の回線に障害が発生した場合に、障害回線に対応する第1フレームに、複数の出力ポートのうち、その第1フレームのデータの入力ポートに対応する出力ポートを示す行先ポート情報を付与してもよい。そして、伝送部112は、行先ポート情報を付与した第1フレームを、第2フレームにおける救済回線により伝送される領域に格納する。
この場合に、第2伝送装置120の抽出部122は、受信部121から出力された第2フレームの各領域から抽出した第1フレームに行先ポート情報が付与されていた場合は、その第1フレームを、その行先ポート情報が示す出力ポートから出力する。これにより、一部の回線に障害が発生して障害回線に対応する第1フレームを救済回線により伝送し、救済回線に対応するポートが障害回線に対応するポートと異なっていても、障害回線に対応する第1フレームを適切な出力ポートから出力することができる。
また、第1伝送装置110のフレーム処理部111は、複数の入力ポートからの各入力信号の回線使用率を示す情報を取得してもよい。そして、フレーム処理部111は、取得した情報に基づいて、一部の回線に障害が発生した場合に、障害回線に対応する第1フレームを、第2フレームにおける救済回線により伝送される領域に格納してもよい。たとえば、フレーム処理部111は、回線使用率を示す情報に基づいて、第2フレームにおける各領域の中から、障害回線に対応する第1フレームを格納する領域を選択する。これにより、障害回線に対応する第1フレームを、回線使用率に応じて選択した救済回線により伝送し、通信サービスへの影響を効率よく抑制できる。
(実施の形態にかかる第1伝送装置)
図2は、実施の形態にかかる第1伝送装置の一例を示す図である。図1に示した送信側の第1伝送装置110は、たとえば図2に示す第1伝送装置110により実現することができる。図2に示す第1伝送装置110は、たとえば、変換部201(257b to 66b)と、モニタ211,212(66b/64b monitor)と、バッファ221,222(Buffer)と、を備える。
また、第1伝送装置110は、ODUフレックスフレーマ231,232(ODUflex)と、マルチプレクサ240(ODUflex multiplex)と、ODTUCnフレーマ251,252(ODTUCn.ts)と、を備える。また、第1伝送装置110は、ODTUGCnフレーマ260(ODTUGCn)と、OPUCnフレーマ270(OPUCn)と、ODUCnフレーマ280(ODUCn)と、OTUCnフレーマ290(OTUCn)と、を備える。
ODTUCnはOptical−channel Data Tributary Unit 100G×nの略である。ODTUGCnはOptical−channel Data Tributary Unit Group 100G×nの略である。OPUCnはOptical−channel Payload Unit 100G×nの略である。ODUCnはOptical−channel Data Unit 100G×nの略である。
図1に示したフレーム処理部111は、たとえば変換部201、バッファ221,222およびODUフレックスフレーマ231,232により実現することができる。図1に示した伝送部112は、たとえばマルチプレクサ240、ODTUCnフレーマ251,252、ODTUGCnフレーマ260、OPUCnフレーマ270、ODUCnフレーマ280およびOTUCnフレーマ290により実現することができる。
図2に示す例では、第1伝送装置110は、2つのポート(Tributary Port#1およびTributary Port#2)を有する。そして、Tributary Port#1には100GBASE−Rの仕様のイーサネットデータが入力され、Tributary Port#2には400GBASE−Rの仕様のイーサネットデータが入力される。100GBASE−Rの仕様のイーサネットデータは、たとえば64ビットのデータを66ビットのシンボルで表す64b/66bの符号化が行われている。400GBASE−Rの仕様のイーサネットデータは、たとえば、64ビットのデータを66ビットのシンボルで表す64b/66bの符号化が行われ、さらに66ビットのデータを257ビットのシンボルで表す66b/257bの符号化が行われている。
変換部201は、Tributary Port#1から入力された400GBASE−Rの仕様のイーサネットデータ(257ビット)をデコードして66ビットのデータに変換する。そして、変換部201は、66ビットのデータに変換したイーサネットデータをモニタ212およびバッファ222へ出力する。
モニタ211は、Tributary Port#2から入力された100GBASE−Rの仕様のイーサネットデータをデコードして64ビットのデータに変換し、64ビットのデータに変換したイーサネットデータにおける回線使用率を常時モニタする。そして、モニタ211は、モニタした回線使用率を示す回線使用率情報をマルチプレクサ240へ出力する。
モニタ212は、変換部201から出力されたイーサネットデータをデコードして64ビットのデータに変換し、64ビットのデータに変換したイーサネットデータにおける回線使用率を常時モニタする。そして、モニタ212は、算出した回線使用率を示す回線使用率情報をマルチプレクサ240へ出力する。
モニタ211,212によってモニタされるイーサネットデータにおける回線使用率は、たとえば、イーサネットデータの最大のデータ転送速度に対する、イーサネットデータの実際のデータ転送速度の割合である。たとえば、モニタ211,212は、所定期間のイーサネットデータに含まれる有効データとアイドル信号(IDLE信号)との割合に基づいて回線使用率を算出する。
バッファ221は、入力されたイーサネットデータを格納する。バッファ222は、変換部201から出力されたイーサネットデータを格納する。
ODUフレックスフレーマ231は、バッファ221に格納されたイーサネットデータを読み出し、読み出したイーサネットデータのうち有効データ(たとえばMACフレーム)をODUフレックスフレームに変換する。ODUフレックスフレームは、たとえば格納されるクライアント信号のビットレートに応じてフレキシブルにペイロード要領を設定可能なフレームである。ODUフレックスフレーマ231は、変換したODUフレックスフレームをマルチプレクサ240へ出力する。これにより、アイドル信号が除外されて帯域が圧縮されたイーサネットデータがODUフレックスフレームに変換されてマルチプレクサ240へ出力される。
同様に、ODUフレックスフレーマ232は、バッファ222に格納されたイーサネットデータを読み出し、読み出したイーサネットデータのうち有効データをODUフレックスフレームに変換する。そして、ODUフレックスフレーマ232は、変換したODUフレックスフレームをマルチプレクサ240へ出力する。
マルチプレクサ240は、ODUフレックスフレーマ231,232から出力された各ODUフレックスフレームを各TS(たとえばTS#1〜#100)に割り当てる。一例としては、マルチプレクサ240は、ODUフレックスフレーマ231から出力されたODUフレックスフレーム(Tributary Port#1の信号)をTS#1〜#20に割り当てる。また、マルチプレクサ240は、ODUフレックスフレーマ232から出力されたODUフレックスフレーム(Tributary Port#2の信号)をTS#21〜#100に割り当てる。
そして、マルチプレクサ240は、各ODUフレックスフレームを、ODTUCnフレーマ251,252のうち割り当てたTSに応じたODTUCnフレーマへ出力する。一例としては、マルチプレクサ240は、TS#1〜#20に割り当てたODUフレックスフレームをODTUCnフレーマ251へ出力する。また、マルチプレクサ240は、TS#21〜#100に割り当てたODUフレックスフレームをODTUCnフレーマ252へ出力する。
また、マルチプレクサ240は、入力された回線障害情報に基づいて、OTUCnフレームを伝送するための複数の物理回線のうちの一部の物理回線の障害の発生を検出する。回線障害情報は、たとえば、OTUCnフレーマ290の後段にある光モジュールからマルチプレクサ240へ入力される。マルチプレクサ240は、一部の物理回線の障害を検出すると、モニタ211,212から出力される各回線使用率情報に基づいて、障害を検出していない物理回線の中から救済回線として使用する1個以上の物理回線を選択する。
また、マルチプレクサ240は、選択した救済回線が1個である場合は、障害を検出した回線(障害回線)に対応するTSに割り当てていたODUフレックスフレームを、救済回線に対応するTSに割り当てる(マッピングする)。また、マルチプレクサ240は、選択した救済回線が複数である場合は、障害回線に対応するTSに割り当てていたODUフレックスフレームの有効データ量を、複数の救済回線に対してどのような比率で割り当てるかを決定する。そして、マルチプレクサ240は、障害回線に対応するTSに割り当てていたODUフレックスフレームを、決定した比率により、複数の救済回線に対応するTSに割り当てる。
また、マルチプレクサ240は、障害回線に対応するTSに割り当てていたODUフレックスフレームのOHに行先ポート情報を付与する。OHはOverHead(オーバヘッド)の略である。ODUフレックスフレームのOHに付与される行先ポート情報は、そのODUフレックスフレームのTP(ポート)を示す情報である。
たとえば、マルチプレクサ240は、障害回線に対応するTSに割り当てていたODUフレックスフレームがODUフレックスフレーマ231からのODUフレックスフレーム(Tributary Port#1のデータ)である場合はTributary Port#1を示す行先ポート情報を付与する。また、マルチプレクサ240は、障害回線に対応するTSに割り当てていたODUフレックスフレームがODUフレックスフレーマ232からのODUフレックスフレーム(Tributary Port#2のデータ)である場合はTributary Port#2を示す行先ポート情報を付与する。
または、ODUフレックスフレームのOHに付与される行先ポート情報は、そのODUフレックスフレームのTP(ポート)を間接的に示す情報であってもよい。たとえば、ODUフレックスフレームのOHに付与される行先ポート情報は、そのODUフレックスフレームを元々割り当てていた障害回線に対応するTSを示す情報であってもよい。この場合に、受信側は、TSとTPの対応情報であるMSIと行先ポート情報を参照することで、そのODUフレックスフレームのTP(ポート)を特定することができる。
または、ODUフレックスフレームのOHに付与される行先ポート情報は、そのODUフレックスフレームのTPと、そのODUフレックスフレームを割り当てたTS(救済回線のTS)と、を対応付ける対応情報であってもよい。
これにより、障害回線に対応するTSに割り当てられていたODUフレックスフレームが、OHに行先ポート情報を付与された状態で、障害が発生していない救済回線に対応するTSに割り当てられてODTUCnフレーマ251,252へ出力される。
一例として、複数の物理回線には第1〜第5物理回線が含まれ、TS#1〜#20は第1物理回線で伝送され、TS#21〜#100は第2〜第5物理回線で伝送されているとする。そして、第1〜第5物理回線のうち第5物理回線のみに障害が発生し、マルチプレクサ240は、救済回線として第1〜第4物理回線を選択したとする。また、モニタ211によってモニタされた回線使用率が30%であり、モニタ212によってモニタされた回線使用率が40%であったとする。
この場合は、Tributary Port#1のデータが伝送されている第2物理回線の回線使用率は、モニタ211によってモニタされた30%であると推定できる。また、Tributary Port#2のデータが伝送されている第1〜第4物理回線の各回線使用率は、モニタ212によってモニタされた40%であると推定できる。このため、第1〜第4物理回線の回線使用率の比は、30:40:40:40と見積もることができる。
したがって、マルチプレクサ240は、たとえば、障害の発生前に第5物理回線(たとえばTS#81〜#100)に割り当てていたODUフレックスフレームを、第1〜第4物理回線に1/3:1/4:1/4:1/4=4:3:3:3の比率で割り当てる。または、マルチプレクサ240は、障害の発生前に第5物理回線に割り当てていたODUフレックスフレームを、第1〜第4物理回線に100−30:100−40:100−40:100−40=7:6:6:6の比率で割り当ててもよい。
ただし、回線使用率に基づくマルチプレクサ240の割り当て方法はこれらに限らず、各種の割り当て方法とすることができる。たとえば、マルチプレクサ240は、回線使用率に基づいて救済回線を選択し、選択した救済回線に障害回線に対応するODUフレックスフレームを救済回線に均等に割り当ててもよい。
ODTUCnフレーマ251は、マルチプレクサ240が第1物理回線に割り当てて出力したODUフレックスフレームを、マルチプレクサ240による割り当て結果に基づいて、たとえばTS#1〜#20に対応するODTUCnフレームに変換する。そして、ODTUCnフレーマ251は、変換したODTUCnフレームをODTUGCnフレーマ260へ出力する。ODTUCnフレーマ252は、マルチプレクサ240から出力された各ODUフレックスフレームを、マルチプレクサ240による割り当て結果に基づいて、たとえばTS#21〜#100に対応するODTUCnフレームに変換する。そして、ODTUCnフレーマ252は、変換したODTUCnフレームをODTUGCnフレーマ260へ出力する。
ODTUGCnフレーマ260は、ODTUCnフレーマ251,252から出力された各ODTUCnフレームを、時間分割多重(time−division multiplex)し、ODTUGCnフレームに変換する。そして、ODTUGCnフレーマ260は、変換したODTUGCnフレームをOPUCnフレーマ270へ出力する。
OPUCnフレーマ270は、ODTUGCnフレーマ260から出力されたODTUGCnフレームをOPUCnフレームに変換し、変換したOPUCnフレームをODUCnフレーマ280へ出力する。ODUCnフレーマ280は、OPUCnフレーマ270から出力されたOPUCnフレームをODUCnフレームに変換し、変換したODUCnフレームをOTUCnフレーマ290へ出力する。
OTUCnフレーマ290は、ODUCnフレーマ280から出力されたODUCnフレームをOTUCnフレームに変換し、変換したOTUCnフレームを出力する。OTUCnフレーマ290から出力されたOTUCnフレームは、たとえば、複数のOTUCnサブフレームとしてそれぞれ複数の物理回線を介して第2伝送装置120へ伝送される。
(実施の形態にかかる第2伝送装置)
図3は、実施の形態にかかる第2伝送装置の一例を示す図である。図1に示した受信側の第2伝送装置120は、たとえば図3に示す第2伝送装置120により実現することができる。図3に示す第2伝送装置120は、たとえば、OTUCnデフレーマ310(OTUCn)と、ODUCnデフレーマ320(ODUCn)と、OPUCnデフレーマ330(OPUCn)と、を備える。また、第2伝送装置120は、ODTUGCnデフレーマ340(ODTUGCn)と、ODTUCnデフレーマ351,352(ODTUCn.ts)と、を備える。また、第2伝送装置120は、デマルチプレクサ360(ODUflex de−multiplex)と、ODUフレックスデフレーマ371,372(ODUflex)と、変換部381(66b to 257b)と、を備える。
図1に示した受信部121は、たとえばOTUCnデフレーマ310により実現することができる。図1に示した抽出部122は、図3に示す各構成のうちOTUCnデフレーマ310、Tributary Port#1およびTributary Port#2を除く構成により実現することができる。
図3に示す例では、第2伝送装置120は2つのポート(Tributary Port#1およびTributary Port#2)を有する。そして、第2伝送装置120は、図2に示した第1伝送装置110のTributary Port#1へ入力されたイーサネットデータを第2伝送装置120のTributary Port#1から出力する。また、第2伝送装置120は、図2に示した第1伝送装置110のTributary Port#2へ入力されたイーサネットデータを第2伝送装置120のTributary Port#2から出力する。
まず、OTUCnデフレーマ310には、第1伝送装置110から、それぞれ複数の物理回線を介して複数のOTUCnサブフレームとして伝送されたOTUCnフレームが入力される。OTUCnデフレーマ310は、入力されたOTUCnフレームをODUCnフレームに変換する。そして、OTUCnデフレーマ310は、変換したODUCnフレームをODUCnデフレーマ320へ出力する。
ODUCnデフレーマ320は、OTUCnデフレーマ310から出力されたODUCnフレームをOPUCnフレームに変換し、変換したOPUCnフレームをOPUCnデフレーマ330へ出力する。OPUCnデフレーマ330は、ODUCnデフレーマ320から出力されたOPUCnフレームをODTUGCnフレームに変換し、変換したODTUGCnフレームをODTUGCnデフレーマ340へ出力する。
ODTUGCnデフレーマ340は、OPUCnデフレーマ330から出力されたODTUGCnフレームを時間分割多重分離(time−division de−multiplex)することによりODTUCnフレームに変換する。そして、ODTUGCnデフレーマ340は、変換したODTUCnフレームのうち、TS#1〜#20に対応するODTUCnフレームをODTUCnデフレーマ351へ出力する。また、ODTUGCnデフレーマ340は、変換したODTUCnフレームのうち、TS#21〜#100に対応するODTUCnフレームをODTUCnデフレーマ352へ出力する。
ODTUCnデフレーマ351は、ODTUGCnデフレーマ340から出力されたTS#1〜#20に対応するODTUCnフレームをODUフレックスフレームに変換する。そして、ODTUCnデフレーマ351は、変換したODUフレックスフレームをデマルチプレクサ360へ出力する。
ODTUCnデフレーマ352は、ODTUGCnデフレーマ340から出力されたTS#21〜#100に対応するODTUCnフレームをODUフレックスフレームに変換する。そして、ODTUCnデフレーマ352は、変換したODUフレックスフレームをデマルチプレクサ360へ出力する。
デマルチプレクサ360は、ODTUCnデフレーマ351,352から出力された各ODUフレックスフレームに対応する各TP(たとえばTributary Port#1,Tributary Port#2)を、各ODUフレックスフレームに含まれるMSIに基づいて判定する。たとえば、デマルチプレクサ360は、TS#1〜#20に対応するODUフレックスフレームのうちOHに行先ポート情報が付与されていないODUフレックスフレームについてはTPがTributary Port#1であると判定する。また、デマルチプレクサ360は、TS#21〜#100に対応するODUフレックスフレームのうちOHに行先ポート情報が付与されていないODUフレックスフレームについてはTPがTributary Port#2であると判定する。
また、デマルチプレクサ360は、行先ポート情報がOHに付与されているODUフレックスフレームについては、そのODUフレックスフレームのTPを、そのODUフレックスフレームのOHに付与された行先ポート情報に基づいて判定する。
そして、デマルチプレクサ360は、各ODUフレックスフレームを、ODUフレックスデフレーマ371,372のうち判定したTPに応じたODUフレックスデフレーマへ出力する。たとえば、デマルチプレクサ360は、TPがTributary Port#1であると判定したODUフレックスフレームをODUフレックスデフレーマ371へ出力する。また、デマルチプレクサ360は、TPがTributary Port#2であると判定したODUフレックスフレームをODUフレックスデフレーマ372へ出力する。
ODUフレックスデフレーマ371は、デマルチプレクサ360から出力されたODUフレックスフレームをイーサネットデータ(たとえばMACフレーム)に変換(デマップ)する。そして、ODUフレックスデフレーマ371は、変換したイーサネットデータを、100GBASE−Rの仕様のイーサネットデータとして、パケット間に最低96ビットのIDLE信号が挿入されるようにTributary Port#1から出力する。
同様に、ODUフレックスデフレーマ372は、デマルチプレクサ360から出力されたODUフレックスフレームをイーサネットデータに変換する。そして、ODUフレックスデフレーマ372は、変換したイーサネットデータを、パケット間に最低96ビットのIDLE信号が挿入されるように変換部381へ出力する。
変換部381は、ODUフレックスデフレーマ372から出力されたイーサネットデータ(66ビット)を257ビットのイーサネットデータに変換する。そして、変換部381は、変換したイーサネットデータを、400GBASE−Rの仕様のイーサネットデータとしてTributary Port#2から出力する。
(実施の形態にかかる伝送システムにおいて伝送されるOTUCnフレーム)
図4は、実施の形態にかかる伝送システムにおいて伝送されるOTUCnフレームの一例を示す図である。第1伝送装置110は、たとえば図4に示すOTUCnフレーム400を第2伝送装置120へ伝送する。OTUCnフレーム400のOPUC OHのPSI410にはMSI411が含まれる。OPUCはOptical−channel Payload Unitの略である。PSIはPayload Structure Identifierの略である。
MSI411は、TSとTPとを対応付けるオーバヘッド(対応情報)である(たとえば図5参照)。たとえば、MSI411は、256フレーム周期で伝送され、256個のOTUCnフレーム400のPSI410を結合することによって得られる。
OTUCnフレーム400のペイロード420(OPUC payload)には、たとえば上述したイーサネットデータが格納される。たとえば、ペイロード420には複数のTSが含まれており、イーサネットデータはODUフレックスフレームとしてペイロード420の各TSに割り当てられる。
(実施の形態にかかる伝送システムにおいて伝送されるOTUCnフレームに含まれるMSI)
図5は、実施の形態にかかる伝送システムにおいて伝送されるOTUCnフレームに含まれるMSIの一例を示す図である。図4に示したMSI411は、たとえば、図5に示すように、TS#1〜#100と、TP(Tributary Port#1またはTributary Port#2)と、を対応付ける。すなわち、MSI411は、OTUCnフレーム400のペイロードのTS#1〜#100のそれぞれについて、そのTSに格納されたフレーム(たとえばODUフレックスフレーム)がいずれのポートに対応するかを示す情報である。
図5に示す例では、TS#1〜#20はTributary Port#1と対応付けられ、TS#21〜#100はTributary Port#2と対応付けられている。第2伝送装置120のデマルチプレクサ360は、行先ポート情報が付与されていないODUフレックスフレームについては、そのODUフレックスフレームが格納されていたTSと、MSI411と、に基づいて出力ポートを判定する。
たとえば、デマルチプレクサ360は、ODTUCnデフレーマ351から出力されたTS#1〜#20に対応するODUフレックスフレーム(行先ポート情報なし)については、Tributary Port#1に対応するODUフレックスデフレーマ371へ出力する。また、デマルチプレクサ360は、ODTUCnデフレーマ352から出力されたTS#21〜#100に対応するODUフレックスフレーム(行先ポート情報なし)については、Tributary Port#2に対応するODUフレックスデフレーマ372へ出力する。
(実施の形態にかかる第1伝送装置による処理)
図6は、実施の形態にかかる第1伝送装置による処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態にかかる送信側の第1伝送装置110は、たとえば図6に示す各ステップを実行する。まず、第1伝送装置110は、第2伝送装置120との間の各物理回線(たとえば第1〜第5物理回線)のいずれかに障害が発生しているか否かを判断する(ステップS601)。ステップS601の判断は、たとえばマルチプレクサ240によって実行される。たとえば、マルチプレクサ240は、光モジュールから出力される回線障害情報に基づいて、各物理回線のいずれかに障害が発生しているか否かを判断する。
ステップS601において、障害が発生していないと判断した場合(ステップS601:No)は、第1伝送装置110は、アイドル信号分だけODUフレックスフレームの帯域圧縮を行う(ステップS602)。ステップS602は、たとえば、ODUフレックスフレーマ231,232がそれぞれバッファ221,222からイーサネットデータを読み出す際にアイドル信号を除去することによって実行される。
つぎに、第1伝送装置110は、各ODUフレックスフレームを各物理回線に多重し(ステップS603)、ステップS601へ戻る。ステップS603は、たとえばマルチプレクサ240が各ODUフレックスフレームをTS#1〜#100に割り当てることによって実行される。たとえば、マルチプレクサ240は、ODUフレックスフレーマ231からの各ODUフレックスフレームをTS#1〜#20に割り当てる。また、マルチプレクサ240は、ODUフレックスフレーマ232からの各ODUフレックスフレームをTS#21〜#100に割り当てる。
ステップS601において、障害が発生したと判断すると(ステップS601:Yes)、第1伝送装置110は、各物理回線のうち障害が発生した1個以上の障害回線を特定する(ステップS604)。ステップS604は、たとえばマルチプレクサ240が回線障害情報を参照することによって実行される。
つぎに、第1伝送装置110は、回線使用率情報に基づいて、障害回線の救済に要する所要TS数を算出する(ステップS605)。ステップS605は、たとえばマルチプレクサ240により実行される。たとえば、マルチプレクサ240は、ステップS604によって特定した障害回線ごとに、TS数=(物理回線あたりの伝送容量)×(障害回線の回線使用率)÷(TSあたりの伝送容量)を算出する。そして、マルチプレクサ240は、障害回線ごとに算出したTS数を合計することにより、障害回線の救済に要する所要TS数を算出する。
物理回線あたりの伝送容量は、たとえば100[Gbps]である。TSあたりの伝送容量は、たとえば5[Gbps]である。また、障害回線が第1物理回線である場合は、障害回線の回線使用率にはたとえばモニタ211によってモニタされた回線使用率を用いることができる。また、障害回線が第2〜第4物理回線である場合は、障害回線の回線使用率にはたとえばモニタ212によってモニタされた回線使用率を用いることができる。
つぎに、第1伝送装置110は、ステップS605によって算出された所要TS数に基づいて、各物理回線のうち、ステップS604によって特定した障害回線とは異なる物理回線の中から、障害の救済に使用する救済回線を決定する(ステップS606)。ステップS606は、たとえばマルチプレクサ240によって実行される。
たとえば、マルチプレクサ240は、各物理回線のうち障害回線とは異なる物理回線を救済回線候補とし、救済回線候補のそれぞれについて、空きTS数=(物理回線あたりの伝送容量)×(救済回線候補の回線空き率)÷(TSあたりの伝送容量)を算出する。そして、マルチプレクサ240は、各救済回線候補について算出した空きTS数を、累積値が所要TSに達するまで累積加算し、累積値が所要TSに達するまでに加算した空きTS数に対応する各救済回線候補を救済回線として決定する。
救済回線候補が第1物理回線である場合は、救済回線候補の回線空き率は、たとえばモニタ211によってモニタされた回線使用率[%]を100[%]から減じることにより得られる。また、救済回線候補が第2〜第4物理回線である場合は、救済回線候補の回線空き率は、たとえばモニタ212によってモニタされた回線使用率[%]を100[%]から減じることにより得られる。
つぎに、第1伝送装置110は、アイドル信号分だけODUフレックスフレームの帯域圧縮を行う(ステップS607)。ステップS607による帯域圧縮は、ステップS602による帯域圧縮と同様である。
つぎに、第1伝送装置110は、障害回線のODUフレックスフレームのOH(オーバヘッド)に行先ポート情報を付与する(ステップS608)。ステップS608は、たとえばマルチプレクサ240によって実行される。たとえば、第1伝送装置110は、障害回線のODUフレックスフレームがODUフレックスフレーマ231からのODUフレックスフレーム(Tributary Port#1のデータ)である場合は、Tributary Port#1を示す行先ポート情報を付与する。また、第1伝送装置110は、障害回線のODUフレックスフレームがODUフレックスフレーマ232からのODUフレックスフレーム(Tributary Port#2のデータ)である場合は、Tributary Port#2を示す行先ポート情報を付与する。
つぎに、第1伝送装置110は、ステップS608によって行先ポート情報を付与した障害回線のODUフレックスフレームを救済回線に多重し(ステップS609)、ステップS601へ戻る。ステップS609は、たとえば、マルチプレクサ240が、障害回線に対応するTSに割り当てていたODUフレックスフレームを、救済回線に対応するTSに割り当てることにより実行される。また、マルチプレクサ240は、障害が発生していない物理回線に対応するTSに割り当てていたODUフレックスフレームについてはTSへの割り当てを変更しない。
図6に示す例では、回線使用率情報に基づいて所要TS数を算出し、算出した所要TS数に基づいて救済回線を決定し、決定した救済回線を用いて障害回線のODUフレックスフレームを救済する処理について説明したが、このような処理に限らない。
たとえば、障害回線を除く各物理回線を救済回線として決定し、回線使用率情報に基づいて各救済回線への多重比率を決定する処理としてもよい。または、障害回線を除く各物理回線のうち、回線使用率情報に基づいて決定した一部の各物理回線を救済回線として決定する処理としてもよい。
(実施の形態にかかる第2伝送装置による処理)
図7は、実施の形態にかかる第2伝送装置による処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態にかかる受信側の第2伝送装置120は、たとえば図7に示す各ステップを実行する。まず、第2伝送装置120は、第1伝送装置110から受信したODUフレックスフレームのOHに行先ポート情報が付与されているか否かを判断する(ステップS701)。ステップS701は、たとえばデマルチプレクサ360が、受信したODUフレックスフレームのOHを参照することによって実行される。
ステップS701において、行先ポート情報が付与されていないと判断すると(ステップS701:No)、第2伝送装置120は、ステップS702へ移行する。すなわち、第2伝送装置120は、受信したODUフレックスフレームをMSIに応じたODUフレックスデフレーマへ出力する(ステップS702)。ステップS702は、たとえばデマルチプレクサ360により実行される。
たとえば、デマルチプレクサ360は、ODTUCnデフレーマ351から出力されたTS#1〜#20に対応するODUフレックスフレームについては、MSIに基づいてODUフレックスデフレーマ371へ出力する。また、デマルチプレクサ360は、ODTUCnデフレーマ352から出力されたTS#21〜#100に対応するODUフレックスフレームについてはMSIに基づいてODUフレックスデフレーマ372へ出力する。
つぎに、第2伝送装置120は、受信したODUフレックスフレームからイーサネットデータを抽出する(ステップS703)。ステップS702は、たとえばODUフレックスデフレーマ371,372のうちステップS702においてODUフレックスフレームの出力先となったODUフレックスデフレーマにより実行される。
つぎに、第2伝送装置120は、ステップS703によって抽出したイーサネットデータのパケット間に96ビットのアイドル信号を挿入し(ステップS704)、ステップS701へ戻る。ステップS704は、たとえばODUフレックスデフレーマ371,372のうちステップS702においてODUフレックスフレームの出力先となったODUフレックスデフレーマにより実行される。
ステップS701において、行先ポート情報が付与されていると判断すると(ステップS701:Yes)、第2伝送装置120は、ステップS705へ移行する。すなわち、第2伝送装置120は、受信したODUフレックスフレームを、その行先ポート情報に応じたODUフレックスデフレーマのポートに出力する(ステップS705)。ステップS705は、たとえばデマルチプレクサ360により実行される。
たとえば、デマルチプレクサ360は、行先ポート情報がTributary Port#1を示す場合は、受信したODUフレックスフレームをODUフレックスデフレーマ371へ出力する。また、デマルチプレクサ360は、行先ポート情報がTributary Port#2を示す場合は、受信したODUフレックスフレームをODUフレックスデフレーマ372へ出力する。
つぎに、第2伝送装置120は、受信したODUフレックスフレームからイーサネットデータを抽出する(ステップS706)。ステップS706によるイーサネットデータの抽出は、たとえばステップS703によるイーサネットデータの抽出と同様である。つぎに、第2伝送装置120は、ステップS706によって抽出したイーサネットデータのパケット間に96ビットのアイドル信号を挿入し(ステップS707)、ステップS701へ戻る。ステップS707によるアイドル信号の挿入は、たとえばステップS704によるアイドル信号の挿入と同様である。
(実施の形態にかかる伝送システムにおけるOTUCnフレームの伝送)
図8は、実施の形態にかかる伝送システムにおけるOTUCnフレームの伝送の一例を示す図である。図8において、物理回線801〜805(100G)は、それぞれ100[Gbps]の帯域を有し、たとえば上述した回線101〜10n(n=4)や、第1〜第5物理回線に相当する。図8に示す例においては、物理回線801〜805のいずれにおいても障害が発生していないとする。
この場合に、第1伝送装置110の入力ポート811(Tributary Port#1)から入力された100GEのイーサネットデータは、アイドル信号の除去により帯域圧縮されてODUフレックスフレーム821(ODUflex)に変換される。また、ODUフレックスフレーム821は、ODTUCnフレーム831(ODTUCn)に変換される。また、ODTUCnフレーム831は、OTUCnフレーム840(OTUCn)におけるTS#1〜#20(20TS)に割り当てられ、物理回線801によって伝送される。
また、入力ポート812(Tributary Port#2)から入力された400GEのイーサネットデータは、アイドル信号の除去により帯域圧縮されてODUフレックスフレーム822(ODUflex)に変換される。また、ODUフレックスフレーム822は、ODTUCnフレーム832(ODTUCn)に変換される。また、ODTUCnフレーム832は、OTUCnフレーム840(OTUCn)におけるTS#21〜#100(80TS)に割り当てられ、物理回線802〜805によって伝送される。
第2伝送装置120は、物理回線801〜805を介してOTUCnフレーム840を受信する。また、OTUCnフレーム840におけるTS#1〜#20(20TS)からODTUCnフレーム831が抽出され、ODTUCnフレーム831からODUフレックスフレーム821が抽出される。また、ODUフレックスフレーム821から抽出された100GEのイーサネットデータが出力ポート851(Tributary Port#1)から出力される。
また、OTUCnフレーム840におけるTS#21〜#100(80TS)からODTUCnフレーム832が抽出され、ODTUCnフレーム832からODUフレックスフレーム822が抽出される。また、ODUフレックスフレーム822から抽出された400GEのイーサネットデータが出力ポート852(Tributary Port#2)から出力される。
(実施の形態にかかる伝送システムにおける一部の物理回線の故障および救済)
図9は、実施の形態にかかる伝送システムにおける一部の物理回線の故障および救済の一例を示す図である。図9において、図8に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図9に示す例では、物理回線801〜805のうち物理回線804,805に障害が発生したとする。
この場合に、物理回線804,805によって伝送されていた、OTUCnフレーム840におけるTS#61〜#100(40TS)が伝送できなくなる。一方、物理回線801〜803によって伝送される、OTUCnフレーム840におけるTS#1〜#60(60TS)は伝送可能である。
第1伝送装置110は、ODUフレックスフレーム822のうちTS#61〜#100に割り当てていたODUフレックスフレームを、マルチプレクサ240によってTS#1〜#60に割り当てることによってODTUCnフレーム831に変換する。また、第1伝送装置110は、ODUフレックスフレーム822のうちTS#1〜#60に割り当てたODUフレックスフレームのOHに、入力ポート812に対応する出力ポート852(Tributary Port#2)を示す行先ポート情報を付与する。
これにより、OTUCnフレーム840におけるTS#1〜#60(60TS)を用いて、物理回線801〜803を介して、ODUフレックスフレーム821,822が伝送される。このとき、ODUフレックスフレーム822は、OTUCnフレーム840におけるTS#1〜#60(60TS)のうちの任意のTSに割り当てることが可能である。
第2伝送装置120は、ODTUCnフレーム831から抽出したODUフレックスフレームのうち、出力ポート852(Tributary Port#2)を示す行先ポート情報がOHに付与されたODUフレックスフレームをODUフレックスフレーム822とする。これにより、たとえばTS#1〜20に割り当てられ物理回線801によって伝送されたODUフレックスフレーム822についても出力ポート852から出力することができる。
(実施の形態にかかる伝送システムにおける救済回線へのデータの割り振り)
図10は、実施の形態にかかる伝送システムにおける救済回線へのデータの割り振りの一例を示す図である。図10に示す例では、第1伝送装置110および第2伝送装置120には、それぞれTPとして4個のPort#1〜#4があるとする。ODUフレックスフレーム1011〜1014は、それぞれ第1伝送装置110のPort#1〜#4から入力されたデータを格納したODUフレックスフレームである。
また、図10に示す例では、第1伝送装置110および第2伝送装置120は物理回線1021〜1024によって互いに接続されている。そして、物理回線1021〜1024のいずれにも障害が発生していない場合は、ODUフレックスフレーム1011〜1014がそれぞれ物理回線1021〜1024により伝送される。
電光変換部1031〜1034(E/O)は、それぞれ物理回線1021〜1024により伝送する光信号を生成する第1伝送装置110の送信端である。電光変換部1031〜1034は、たとえばLD(Laser Diode:レーザダイオード)等により実現することができる。電光変換部1031〜1034は、生成した光信号をそれぞれ物理回線1021〜1024へ出射する。
光電変換部1041〜1044(O/E)は、それぞれ物理回線1021〜1024により伝送された光信号を電気信号に変換する第2伝送装置120の受信端である。光電変換部1041〜1044は、たとえばPD(Photo Detector)により実現することができる。
たとえば、物理回線1021〜1024のうちの物理回線1021において障害が発生したとする。この場合に、第1伝送装置110は、物理回線1021によって伝送していたODUフレックスフレーム1011を、物理回線1022〜1024に振り分けて伝送する。また、第1伝送装置110は、Port#1〜#4の各回線使用率に基づいて物理回線1022〜1024の各回線使用率を推定した結果に応じて、物理回線1022〜1024に対してODUフレックスフレーム1011を振り分ける比率を動的に決定する。
図10において、ODUフレックスフレーム1011〜1014の流れを示す矢印の太さは回線使用率の高さを表している。すなわち、それぞれODUフレックスフレーム1012〜1014が伝送される物理回線1022〜1024の回線使用率は、物理回線1022、物理回線1023、物理回線1024の順に高い。
この場合に、第1伝送装置110は、ODUフレックスフレーム1011を割り振る比率を、物理回線1024、物理回線1023、物理回線1022の順に高く設定する。これにより、物理回線1022〜1024のうち回線空き率が高い物理回線ほど多くのODUフレックスフレーム1011を割り振り、ODUフレックスフレーム1011〜1014を効率よく伝送することができる。
また、第1伝送装置110は、ODUフレックスフレーム1011のOHに対して、Port#1を示す行先ポート情報を付与(ラベリング)する。第2伝送装置120は、物理回線1022〜1024によって伝送されたODUフレックスフレームのうちPort#1を示す行先ポート情報が付与されたODUフレックスフレームを、Port#1に対応するODUフレックスフレーム1011として取得する。
(実施の形態にかかるODUフレックスフレーム)
図11は、実施の形態にかかるODUフレックスフレームの一例を示す図である。たとえば、第1伝送装置110は、イーサネットデータからアイドル信号を除いて抽出した有効データを、図11に示すODUフレックスフレーム1100のペイロード1110に格納する。そして、ODUフレックスフレーム1100は、一部の物理回線に障害が発生した場合は、ODUフレックスフレーム1100の段階で回線の切り替えを行う。
また、第1伝送装置110は、障害回線に対応するTSに割り当てていたODUフレックスフレーム1100については、ODUフレックスフレーム1100のポートを示す行先ポート情報を、たとえばオーバヘッド1121,1122に付与する。
また、第2伝送装置120は、受信したODUフレックスフレーム1100のペイロード1110からイーサネットデータの有効データを抽出する。また、第2伝送装置120は、受信したODUフレックスフレーム1100のオーバヘッド1121,1122に行先ポート情報が含まれていた場合は、そのODUフレックスフレーム1100を行先ポート情報が示す出力ポートから出力する。
(実施の形態にかかるODTUCnフレームおよびOPUCn/ODUCn/OTUCnフレーム)
図12は、実施の形態にかかるODTUCnフレームおよびOPUCn/ODUCn/OTUCnフレームの一例を示す図である。第1伝送装置110は、図11に示したODUフレックスフレーム1100をたとえば図12に示すODTUCnフレーム1210の各TS(ts)にマッピングする。また、第1伝送装置110は、ODUフレックスフレーム1100をマッピングしたODTUCnフレーム1210をOPUCn/ODUCn/OTUCnフレーム1221,1222,…,122n(サブフレーム)に変換する。
そして、第1伝送装置110は、変換したOPUCn/ODUCn/OTUCnフレーム1221,1222,…,122nを複数の物理回線によってそれぞれ伝送する。たとえば、第1伝送装置110は、OPUCn/ODUCn/OTUCnフレーム1221,1222,…,122nをそれぞれ図10に示した電光変換部1031〜1034から伝送する(n=4の場合)。
第2伝送装置120は、複数の物理回線を介してOPUCn/ODUCn/OTUCnフレーム1221,1222,…,122nを受信する。また、第2伝送装置120は、受信したOPUCn/ODUCn/OTUCnフレーム1221,1222,…,122nからODTUCnフレーム1210を抽出する。そして、第2伝送装置120は、抽出したODTUCnフレーム1210から図11に示したODUフレックスフレーム1100を抽出する。
(実施の形態にかかる各伝送装置のハードウェア構成)
図13は、実施の形態にかかる各伝送装置のハードウェア構成の一例を示す図である。第1伝送装置110および第2伝送装置120のそれぞれは、たとえば図13に示す伝送装置1300により実現することができる。
伝送装置1300は、たとえば、主信号処理回路1310と、光モジュール1321,1322,1330と、を備える。さらに、伝送装置1300は、主信号処理回路1310や光モジュール1321,1322,1330を制御する装置CPUや、装置CPUがアクセス可能なメモリ等を備えていてもよい。CPUはCentral Processing Unit(中央処理装置)の略である。
メモリには、たとえばメインメモリおよび補助メモリが含まれる。メインメモリは、たとえばRAM(Random Access Memory)である。メインメモリは、装置CPUのワークエリアとして使用される。補助メモリは、たとえば磁気ディスク、光ディスク、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。補助メモリには、伝送装置1300を動作させる各種のプログラムが記憶されている。補助メモリに記憶されたプログラムは、メインメモリにロードされて装置CPUにより実行される。
伝送装置1300を図2に示した第1伝送装置110に適用する場合に、図2に示した第1伝送装置110の各構成は、たとえば主信号処理回路1310により実現することができる。伝送装置1300を図3に示した第2伝送装置120に適用する場合に、図3に示した第2伝送装置120の各構成は、たとえば主信号処理回路1310により実現することができる。
主信号処理回路1310は、光モジュール1321,1322,1330との間で高速信号線を介して接続されている。そして、主信号処理回路1310は、光モジュール1321,1322,1330によって送受信される主信号の処理を行う。主信号処理回路1310は、たとえばFPGA(Field Programmable Gate Array)やLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)などのデジタル回路により実現することができる。
たとえば、主信号処理回路1310は、光モジュール1321,1322から出力された信号(電気信号)の処理を行い、処理を行った信号を光モジュール1330へ出力する。また、主信号処理回路1310は、光モジュール1330から出力された信号(電気信号)の処理を行い、処理を行った信号を光モジュール1321,1322へ出力する。
クライアント側の光モジュール1321,1322は、それぞれクライアント側と接続され、主信号処理回路1310の制御によって光信号の送受信を行う。たとえば、光モジュール1321,1322のそれぞれは、クライアント側から受信した光信号を電気信号に変換し、電気信号に変換した信号を主信号処理回路1310へ出力する。また、光モジュール1321,1322のそれぞれは、主信号処理回路1310から出力された信号(電気信号)を光信号に変換し、変換した光信号をクライアント側へ伝送する。
たとえば、伝送装置1300を第1伝送装置110に適用する場合は、上述した複数の入力ポートから入力される各信号は、光モジュール1321,1322から主信号処理回路1310へ入力される各信号である。また、伝送装置1300を第2伝送装置120に適用する場合は、上述した複数の出力ポートから出力される各信号は、主信号処理回路1310から光モジュール1321,1322へ出力される各信号である。
ネットワーク側の光モジュール1330は、複数の物理回線1301〜130nを介してネットワーク側と接続され、主信号処理回路1310の制御によって光信号の送受信を行う。たとえば伝送装置1300を第1伝送装置110に適用する場合は、ネットワーク側とはたとえば第2伝送装置120である。また、この場合に、図10に示した電光変換部1031〜1034は、たとえば光モジュール1330に含まれる。また、伝送装置1300を第2伝送装置120に適用する場合は、ネットワーク側とはたとえば第1伝送装置110である。また、この場合に、図10に示した光電変換部1041〜1044は、たとえば光モジュール1330に含まれる。
たとえば、光モジュール1330は、ネットワーク側から受信した光信号を電気信号に変換し、電気信号に変換した信号を主信号処理回路1310へ出力する。また、光モジュール1330は、主信号処理回路1310から出力された信号(電気信号)を光信号に変換し、変換した光信号をネットワーク側へ伝送する。
クライアント側に2個の光モジュール1321,1322を備える構成について説明したが、クライアント側の光モジュールの数は2個に限らず任意の数とすることができる。また、ネットワーク側に1個の光モジュール1330を備える構成について説明したが、ネットワーク側の光モジュールの数は1個に限らず任意の数とすることができる。
また、クライアント側の通信モジュールとして光モジュール1321,1322を備える構成について説明したが、クライアント側の通信モジュールは光モジュールに限らず電気通信モジュールであってもよい。
このように、実施の形態によれば、複数のODUフレックスフレームを格納したOTUCnフレームを複数の物理回線に分けて伝送する構成で、入力信号からアイドル信号以外のデータを抽出し、抽出したデータをODUフレックスフレームに格納することができる。これにより、帯域を圧縮したODUフレックスフレームを得ることができる。そして、一部の物理回線に障害が発生した場合に、その物理回線に対応するODUフレックスフレームを、OTUCnフレームにおける他の物理回線により伝送されるTSに格納することができる。これにより、一部の物理回線に障害が発生しても、通信サービスへの影響を抑制することができる。
たとえば、従来技術では、OTUCnフレームのTSとTPの対応付けが固定的であり、イーサネットデータの有効データ量によらず固定的にTSを専有するので、アイドル信号の分だけ回線利用効率が悪くなる。一例としては、100GEおよび400GEの各データを伝送する場合に、100GEの回線は常にOTUCnフレームの20個のTSを専有し、400GEの回線は常にOTUCnフレームの80個のTSを専有する。
これに対して、第1伝送装置110は、ODUフレックスフレーム単位で処理を行うことで、TSに非依存となるため、柔軟な回線帯域の利用が可能となる。また、1つのTSには1つのイーサネットデータしか格納できないが、ODUフレックスフレーム単位で処理することにより、1つのTSに複数のイーサネットデータを多重することが可能になり、回線利用効率がよくなる。その結果、故障回線を救済する際においても、イーサネット信号の伝搬遅延時間を抑制することができる。
以上説明したように、伝送装置および伝送方法によれば、一部の回線に障害が発生しても通信サービスへの影響を抑制することができる。
たとえば、ITU−T G.709勧告において、Beyond 100G(B100G)のデータをトランスポートするためのフレームであるOTUCnが規定された。ITU−TはInternational Telecommunication Union−Telecommunication sector(国際電信電話諮問委員会)の略である。OTUCnは、複数の光信号(100Gの光モジュール)をボンディング(チャネルボンディング)し、100[Gbps]以上の信号を論理的に一つの回線として扱えるようにしたものである。
OTUCnは、複数の光信号を論理的に一つの回線として扱う規格のため、複数ある光モジュールの一部が物理的に故障(部分故障)した場合は、全光信号の伝送がストップし、あるいは故障通知信号が伝送される。したがって、部分故障が大容量回線の全断を引き起こし、サービスに影響を与えてしまう。そのため、部分故障によるサービスへの影響を抑制することが望まれる。
たとえば、一部の回線に障害が発生した場合に、障害が発生した回線に対応するTSを使用しないようにTSとTPの対応付けを変更してMSIを更新する方法が考えられる。しかしながら、この方法では、たとえばMSIの更新にはオペレータの介在を要するため、MSIを更新するまでに時間がかかるという問題がある。また、上述のようにMSIの送信周期は256フレーム周期と長いため、MSIを更新してから回線の障害が救済されるまでにも時間がかかるという問題がある。
これに対して、上述した実施の形態は、たとえばOTUCnにマッピングされるイーサネットデータには、イーサネットのパケット方式上、有効データによる回線使用率は100%にはならず、パケット間にアイドル信号の期間が存在することを利用する。すなわち、上述の第1伝送装置110は、イーサネットデータのアイドル信号をマッピングしないことで帯域を圧縮することで救済回線への影響を抑制しつつ、障害回線を救済し、回線全体の断などの通信サービスへの影響を抑制することができる。
また、第1伝送装置110は、障害が発生していない回線で伝送しているイーサネットデータのアイドル信号の割合(回線使用率)に応じて救済回線へのデータの割当を行う。これにより、救済に使用可能な各回線の回線使用率に応じて障害回線の救済を効率よく行い、通信サービスへの影響を抑制することができる。
また、第1伝送装置110は、マルチプレクサ240においてODUフレックスフレームのオーバヘッドに行先ポート情報をラベリングすることで、オペレータ等の人手を介さずに瞬時に回線の救済を行うことが可能になる。たとえば、ODUフレックスフレームのフレーム周期は100GbEの場合は約1.182[μs]であり、400GbEの場合は約0.295[μs]であり、回線の救済は最短でこの時間で可能となる。
上述した各実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)入力信号からアイドル信号以外のデータを抽出し、抽出した前記データを格納した第1フレームを生成し、前記生成した第1フレームを第2フレームに格納するフレーム処理部と、
複数の回線のうち、前記第2フレームにおける第1フレームの格納領域に対応する回線に分けて前記第2フレームを伝送する伝送部と、を有し、
前記伝送部は、前記複数の回線のうちの一部の回線に障害が発生した場合に、前記一部の回線に対応する前記第1フレームを、前記第2フレームにおける前記一部の回線と異なる回線により伝送される領域に格納する
ことを特徴とする伝送装置。
(付記2)前記第1フレームは、抽出した前記データが前記第2フレームに格納されるまでに行われる各フレーム化のうち最初のフレーム化により得られるフレームであることを特徴とする付記1に記載の伝送装置。
(付記3)前記第1フレームはODUフレックスフレームであることを特徴とする付記1または2に記載の伝送装置。
(付記4)前記第2フレームはOTUCnフレームであることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の伝送装置。
(付記5)前記フレーム処理部は、複数のポートからの各入力信号について前記第1フレームを生成し、前記生成した第1フレームを、前記第1フレームのデータの入力ポートに応じた回線により伝送されるように前記第2フレームに格納し、
前記第2フレームは、前記第1フレームが格納される前記第2フレームの各領域と、前記複数のポートと、の対応情報を含む、
ことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の伝送装置。
(付記6)前記フレーム処理部は、前記障害が発生した場合に、前記一部の回線に対応する前記第1フレームに、前記複数のポートのうち、前記一部の回線に対応する前記第1フレームのデータのポートを示す情報を付与し、前記情報を付与した前記第1フレームを前記異なる回線により伝送される領域に格納する、
ことを特徴とする付記5に記載の伝送装置。
(付記7)前記フレーム処理部は、前記複数のポートからの各入力信号の回線使用率を示す情報に基づいて、前記障害が発生した場合に、前記一部の回線に対応する前記第1フレームを、前記異なる回線により伝送される領域に格納することを特徴とする付記5または6に記載の伝送装置。
(付記8)前記フレーム処理部は、前記回線使用率を示す情報に基づいて、前記第2フレームの各領域の中から、前記一部の回線に対応する前記第1フレームを格納する領域を選択することを特徴とする付記7に記載の伝送装置。
(付記9)入力信号からアイドル信号以外のデータを抽出し、抽出した前記データを格納した第1フレームを生成し、前記生成した第1フレームを第2フレームに格納し、複数の回線のうち、前記第2フレームにおける第1フレームの格納領域に対応する回線に分けて前記第2フレームを伝送し、前記複数の回線のうちの一部の回線に障害が発生した場合に、前記一部の回線に対応する前記第1フレームを、前記第2フレームにおける前記一部の回線と異なる回線により伝送される領域に格納する他の伝送装置から、前記複数の回線に分けて伝送される前記第2フレームを受信する受信部と、
前記受信部によって受信された前記第2フレームから前記データを抽出する抽出部と、
を備えることを特徴とする伝送装置。
(付記10)伝送装置が、
入力信号からアイドル信号以外のデータを抽出し、抽出した前記データを格納した第1フレームを生成し、
前記生成した第1フレームを第2フレームに格納し、
複数の回線のうち、前記第2フレームにおける第1フレームの格納領域に対応する回線に分けて前記第2フレームを伝送し、
前記複数の回線のうちの一部の回線に障害が発生した場合に、前記一部の回線に対応する前記第1フレームを、前記第2フレームにおける前記一部の回線と異なる回線により伝送される領域に格納する、
ことを特徴とする伝送方法。
(付記11)伝送装置が、
入力信号からアイドル信号以外のデータを抽出し、抽出した前記データを格納した第1フレームを生成し、前記生成した第1フレームを第2フレームに格納し、複数の回線のうち、前記第2フレームにおける第1フレームの格納領域に対応する回線に分けて前記第2フレームを伝送し、前記複数の回線のうちの一部の回線に障害が発生した場合に、前記一部の回線に対応する前記第1フレームを、前記第2フレームにおける前記一部の回線と異なる回線により伝送される領域に格納する他の伝送装置から、前記複数の回線に分けて伝送される前記第2フレームを受信し、
受信した前記第2フレームから前記データを抽出する、
ことを特徴とする伝送方法。
100 伝送システム
101〜10n 回線
110 第1伝送装置
111 フレーム処理部
112 伝送部
120 第2伝送装置
121 受信部
122 抽出部
201,381 変換部
211,212 モニタ
221,222 バッファ
231,232 ODUフレックスフレーマ
240 マルチプレクサ
251,252 ODTUCnフレーマ
260 ODTUGCnフレーマ
270 OPUCnフレーマ
280 ODUCnフレーマ
290 OTUCnフレーマ
310 OTUCnデフレーマ
320 ODUCnデフレーマ
330 OPUCnデフレーマ
340 ODTUGCnデフレーマ
351,352 ODTUCnデフレーマ
360 デマルチプレクサ
371,372 ODUフレックスデフレーマ
400,840 OTUCnフレーム
410 PSI
411 MSI
420,1110 ペイロード
801〜805,1021〜1024,1301〜130n 物理回線
811,812 入力ポート
821,822,1011〜1014,1100 ODUフレックスフレーム
831,832,1210 ODTUCnフレーム
851,852 出力ポート
1031〜1034 電光変換部
1041〜1044 光電変換部
1121,1122 オーバヘッド
1300 伝送装置
1310 主信号処理回路
1321,1322,1330 光モジュール

Claims (8)

  1. 入力信号からアイドル信号以外のデータを抽出し、抽出した前記データを格納した第1フレームを生成し、前記生成した第1フレームを第2フレームに格納するフレーム処理部と、
    複数の回線のうち、前記第2フレームにおける第1フレームの格納領域に対応する回線に分けて前記第2フレームを伝送する伝送部と、を有し、
    前記伝送部は、前記複数の回線のうちの一部の回線に障害が発生した場合に、前記一部の回線に対応する前記第1フレームを、前記第2フレームにおける前記一部の回線と異なる回線により伝送される領域に格納する
    ことを特徴とする伝送装置。
  2. 前記第1フレームは、抽出した前記データが前記第2フレームに格納されるまでに行われる各フレーム化のうち最初のフレーム化により得られるフレームであることを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記フレーム処理部は、複数のポートからの各入力信号について前記第1フレームを生成し、前記生成した第1フレームを、前記第1フレームのデータの入力ポートに応じた回線により伝送されるように前記第2フレームに格納し、
    前記第2フレームは、前記第1フレームが格納される前記第2フレームの各領域と、前記複数のポートと、の対応情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の伝送装置。
  4. 前記フレーム処理部は、前記障害が発生した場合に、前記一部の回線に対応する前記第1フレームに、前記複数のポートのうち、前記一部の回線に対応する前記第1フレームのデータのポートを示す情報を付与し、前記情報を付与した前記第1フレームを前記異なる回線により伝送される領域に格納する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の伝送装置。
  5. 前記フレーム処理部は、前記複数のポートからの各入力信号の回線使用率を示す情報に基づいて、前記障害が発生した場合に、前記一部の回線に対応する前記第1フレームを、前記異なる回線により伝送される領域に格納することを特徴とする請求項3または4に記載の伝送装置。
  6. 入力信号からアイドル信号以外のデータを抽出し、抽出した前記データを格納した第1フレームを生成し、前記生成した第1フレームを第2フレームに格納し、複数の回線のうち、前記第2フレームにおける第1フレームの格納領域に対応する回線に分けて前記第2フレームを伝送し、前記複数の回線のうちの一部の回線に障害が発生した場合に、前記一部の回線に対応する前記第1フレームを、前記第2フレームにおける前記一部の回線と異なる回線により伝送される領域に格納する他の伝送装置から、前記複数の回線に分けて伝送される前記第2フレームを受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記第2フレームから前記データを抽出する抽出部と、
    を備えることを特徴とする伝送装置。
  7. 伝送装置が、
    入力信号からアイドル信号以外のデータを抽出し、抽出した前記データを格納した第1フレームを生成し、
    前記生成した第1フレームを第2フレームに格納し、
    複数の回線のうち、前記第2フレームにおける第1フレームの格納領域に対応する回線に分けて前記第2フレームを伝送し、
    前記複数の回線のうちの一部の回線に障害が発生した場合に、前記一部の回線に対応する前記第1フレームを、前記第2フレームにおける前記一部の回線と異なる回線により伝送される領域に格納する、
    ことを特徴とする伝送方法。
  8. 伝送装置が、
    入力信号からアイドル信号以外のデータを抽出し、抽出した前記データを格納した第1フレームを生成し、前記生成した第1フレームを第2フレームに格納し、複数の回線のうち、前記第2フレームにおける第1フレームの格納領域に対応する回線に分けて前記第2フレームを伝送し、前記複数の回線のうちの一部の回線に障害が発生した場合に、前記一部の回線に対応する前記第1フレームを、前記第2フレームにおける前記一部の回線と異なる回線により伝送される領域に格納する他の伝送装置から、前記複数の回線に分けて伝送される前記第2フレームを受信し、
    受信した前記第2フレームから前記データを抽出する、
    ことを特徴とする伝送方法。
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