JP2015064769A - トランスポート装置及び監視制御信号伝送方法 - Google Patents

トランスポート装置及び監視制御信号伝送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】トランスポート装置における主信号処理回路と監視制御部との間で監視制御信号を伝送するための配線数を削減する。
【解決手段】ポートに対応して設けられ、主信号から監視制御信号を抽出する複数の主信号処理回路12と、主信号処理回路12から監視制御信号を受信する監視制御部20とを、シリアルインターフェース14によりリング状にデイジーチェーン接続し、前記監視制御信号がマッピングされるマッピングフィールドを有するシリアルフレームをシリアルインターフェース14に伝送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、トランスポート装置及び監視制御信号伝送方法に関する。
近年、長距離伝送用のネットワークとして、OTN(Optical Transport Network)の導入が進んでいる。OTNで規定されている信号伝送用のフレーム(以下「OTNフレーム」という)には、多種多様なクライアント信号を同一フレームにマッピングできる。クライアント信号の一例としては、SONET(Synchronous Optical Network)、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)、Ether Network(イーサネット(登録商標))、及び、ファイバチャネル等における信号が挙げられる。
それに伴い、図13に例示するように、近年のトランスポート装置(伝送装置)300は、SONET/SDHネットワーク400、イーサネット500、及び、OTN600の間に配置される。そして、トランスポート装置300には、多種類のクライアント信号をOTNフレームに収容することが期待されている。なお、図13において、符号401は、SONET/SDHネットワーク400に用いられるSONET/SDH終端装置を示す。また、符号501は、イーサネット500に用いられるイーサネット終端装置を示す。
さらに、トランスポート装置300に用いられる回路基板(ボード)に対しては、多ポート化、及び、多プロトコル化が急速に進んでいる。それに伴い、1枚のボードには複数の主信号チップが搭載され、それらチップの監視制御のための情報量は増加する。
また、図13に例示するように、トランスポート装置300とイーサネット終端装置501との間では、ボード内の監視制御のみならず、イーサネット監視制御用の信号(フレーム)(以下「監視制御フレーム」ともいう)の装置間での交換も要求される。監視制御フレームの一例としては、OAM(Operation Administration and Maintenance)フレーム、SSM(Source-Specific Multicast)フレーム、及び、Management VLAN(Virtual Local Area Network)フレーム等が挙げられる。これらの監視制御フレームは、主信号フレームの合間に挿入される。そのため、1枚のボードで処理される監視制御情報量は、ボードの多ポート化に伴い、著しく増加する傾向にある。
なお、下記の特許文献1には、システムコンソールインタフェース制御装置SCI間をリング状に接続し、2つの方向へバス使用の要求を行ない、バス使用の許可が出た伝送方向にアクセス処理を行なう技術が記載されている。また、下記の特許文献2には、直列接続されたセンサユニット及びドラバユニットが制御部に対してループ状に接続されたシリアルバスシステムが記載されている。
特開平7−93236号公報 特開平8−44660号公報
図14に、トランスポート装置300に用いられるインターフェースボード301の一例を示す。
インターフェースボード301は、主信号を処理する主信号処理部310と、監視制御信号を処理する監視制御部320と、を有する。
主信号処理部310は、例示的に、光モジュール311、主信号処理チップ(主信号処理回路)312、及び、クロスコネクトチップ(クロスコネクト回路)313を備える。
光モジュール311は、例示的に、複数のポート#1〜#m(mは2以上の整数)毎に設けられ、OC192や10ギガビットイーサネット信号(10GbE)、OTU2といった各種プロトコルに対応した信号を処理することができる。
主信号処理チップ312は、例示的に、光モジュール311の数mよりも少ない数n(#1〜#n)だけ設けられ、1つで複数の光モジュール311(図14の例では1つで2つの光モジュール311)との間を伝送される信号を処理することができる。主信号処理チップ312は、インターフェースするプロトコルによって、機能を切替えることができる。
クロスコネクトチップ313は、任意のポート#i(i=1〜mのいずれか)間の主信号を接続することができ、主信号経路を決定する。
一方、監視制御部320は、例示的に、制御用チップ321及びCPU322を備える。
制御用チップ321は、制御回路の一例であり、CPU322から各主信号処理チップ312に対して送信される制御信号の振り分け、及び、各主信号処理チップ312から送信される制御信号を集約しCPU322に送信する。前述したイーサネット監視制御フレームも同様の経路でCPU322と主信号処理チップ312との間で送受信される。
CPU322から、各ポート#i宛に送信されたイーサネット監視制御フレームは、制御用チップ312のメモリ3211に一旦格納される。制御用チップ321は、監視制御フレームの宛先情報(DA:Destination Address)から、どのポート#i宛に送信された監視制御フレームかを判断し、主信号処理チップ12のポート#i毎に搭載されているメモリ3121に対し監視制御フレームを出力する。
ここで、制御用チップ321のメモリ3211と、主信号処理チップ312の各ポート#i用のメモリ3121と、の間は、ポート#i毎にメモリインターフェース信号で接続される。インターフェース信号の一例として、RGMII(Reduced Gigabit Media Independent Interface)信号がある。
RGMII信号を用いる場合、1ポートあたり12本の配線が必要となるため、例えば20ポートのインターフェースを搭載したボードの場合は、合計240本の配線が必要になり、制御用チップ321の端子数が増加し、コストアップとなる。また、これだけの配線が1つの制御用チップ321から主信号処理チップ312へ放射上に接続されるため、プリント配線基板の層数増加を引き起こし、コストアップとなる。
配線数を抑える手段の一例として、シリアルのSGMII(Serial Gigabit Media Independent Interface)信号を使うことも可能であるが、この場合は、制御用チップ321にポート数分の高速シリアルインターフェース用トランシーバーを使用する必要がある。高速シリアルインターフェース用トランシーバーを複数搭載したチップは高価なものとなるため、制御用チップ321の更なるコストアップを引き起こす。
一方、主信号処理チップ312のメモリ3121に格納されたイーサネット監視制御フレームは、主信号フレームの合間に挿入され、対向するイーサネット終端装置501に送信される。その一方で、対向するイーサネット終端装置501から送信されたイーサネット監視制御フレームは、主信号フレームから抽出され、主信号処理チップ312のメモリ3121に格納される。
主信号処理チップ312のメモリ3121に格納されたイーサネット監視制御フレームは、制御用チップ321のメモリ3211宛に、前述したメモリインターフェース信号により送信される。この時、前記の配線本数、或いは高速シリアルインターフェース用トランシーバー個数の削減が課題となる。
続いて、制御用チップ321のメモリ3211に格納された監視制御フレームは、CPU322に対して送信される。この際、対向するイーサネット終端装置501から送信されてくる監視制御フレームは非同期に送信されるため、制御用チップ321では、最悪、複数ポート#iからの監視制御フレームを同時に、且つ、連続的に受信する可能性がある。
そのため、制御用チップ321のメモリ3211には、バースト耐力が要求され、大きなメモリ容量が要求される。このメモリ容量は、ポート数の増加に比例して大きくなり、多ポート構成のボード301では、制御用チップ321のメモリ容量が増大することによって、高価なチップを選択せざるを得なくなる。
制御用チップ321のメモリ容量を、主信号処理チップ312に分散させる手法も考えられる。しかし、その場合は、制御用チップ321のメモリ3211がオーバーフローしないよう、主信号処理チップ312の間でフロー制御を実施することが要求され、回路構成が複雑化する。
また、1つのポートからバースト的に監視制御フレームを受信し、制御用チップ321のメモリ3211にフレームが滞留している時に、他ポートから更に監視制御フレームを受信することがある。その場合、当該フレームはCPU322で処理されるまでの遅延時間が大きくなってしまう。このような状態を回避するためには、各ポート#i間の調停を行なえばよいが、回路構成が複雑化してしまう。
なお、前記の特許文献1及び2に記載された技術は、技術分野が異なり、主信号に対して挿入及び/又は抽出を行なう監視制御信号を装置内でどのようにして伝送するかに関して考慮していない。
本発明の目的の1つは、トランスポート装置における主信号処理回路と監視制御部との間で監視制御信号を伝送するための配線数を削減することにある。
本発明のトランスポート装置の一態様は、複数のポートのいずれかを通じて受信された主信号を前記複数のポートのいずれかへ伝送するトランスポート装置であって、前記ポートに対応して設けられ、前記主信号から監視制御信号を抽出する複数の主信号処理回路と、前記主信号処理回路から前記監視制御信号を受信する監視制御部と、前記複数の主信号処理回路と前記監視制御部とをリング状にデイジーチェーン接続し、シリアルフレームを伝送するシリアルインターフェースと、を備え、前記シリアルフレームは、前記監視制御信号がマッピングされるマッピングフィールドを有する。
トランスポート装置における主信号処理回路と監視制御部との間で監視制御信号を伝送するための配線数を削減できる。
第1実施形態に係るトランスポート装置に用いられるインターフェースボードの構成例を示すブロック図である。 図1に例示するリングフレーム処理部の構成例を示すブロック図である。 図1に例示する制御用チップで生成される中間フレームのフォーマット例を示す図である。 図1に例示する制御用チップで生成されるシリアルフレーム(リングフレーム)のフォーマット例を示す図である。 図4に例示するシリアルフレームへの送信中間フレームのマッピング例を示す図である。 図4に例示するシリアルフレームへの受信中間フレームのマッピング例を示す図である。 第1実施形態の監視制御フレーム送信動作例を説明するフローチャートである。 第1実施形態の監視制御フレーム受信動作例を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係るトランスポート装置に用いられるインターフェースボードの構成例を示すブロック図である。 図9に例示するリングフレーム処理部の構成例を示すブロック図である。 第2実施形態の監視制御フレーム送信動作例を説明するフローチャートである。 第2実施形態の監視制御フレーム受信動作例を説明するフローチャートである。 ネットワーク構成例を示す図である。 図13に例示するトランスポート装置に用いられるインターフェースボードの構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。なお、以下の実施形態で用いる図面において、同一符号を付した部分は、特に断らない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るトランスポート装置に用いられるインターフェースボードの構成例を示すブロック図である。図1に示すインターフェースボード1は、例示的に、図13に示したトランスポート装置300に用いることができ、主信号を処理する主信号処理部10と、監視制御信号を処理する監視制御部20とを備える。
主信号処理部10は、光モジュール(光送受信部)11と、主信号処理チップ(主信号処理回路)12と、クロスコネクトチップ(クロスコネクト回路)13と、を備える。
光モジュール11は、例示的に、複数のポート#1〜#m(mは2以上の整数)毎に設けられ、OC192や10ギガビットイーサネット信号(10GbE)、OTU2といった各種プロトコルに対応した信号を処理することができる。イーサネット信号を処理する光モジュール11は、例示的に、対向装置の一例であるイーサネット終端装置(例えば図13の符号501参照)と通信する。
主信号処理チップ12は、例示的に複数設けられる。各主信号処理チップ12は、例示的に、光モジュールの数mよりも少ない数n(#1〜#n)だけ設けられ、1つで複数(図1の例では2つ)の光モジュール11との間を伝送される信号を処理することができる。主信号処理チップ12は、インターフェースするプロトコルによって、機能を切替えることができる。
例えば、イーサネット信号を主信号として処理する主信号処理チップ12は、対向装置からの受信主信号に挿入されている監視制御信号(監視制御フレーム)を抽出する一方、対向装置への送信主信号に監視制御フレームを挿入する処理を行なう。
なお、主信号処理チップ12は、ポート#1〜#mのそれぞれと1対1に対応して備えられても構わない。
クロスコネクトチップ13は、任意のポート#i(i=1〜mのいずれか)間の主信号を接続することができ、主信号経路を決定する。
各主信号処理チップ12(#1〜#n)は、リング状のシリアルバス(以下「リングバス」と称する。)14によって監視制御部20(後述する制御用チップ21)に対して数珠繋ぎ状に接続(デイジーチェーン接続)されている。すなわち、監視制御部20から出力されるシリアル信号は、リングバス14を通じて1番目の主信号処理チップ#1に入力される。1番目の主信号処理チップ#1の出力は、リングバス14を通じて2番目の主信号処理チップ#2に入力される。同様にして、(n−1)番目の主信号処理チップ#(n−1)の出力は、リングバス14を通じてn番目の主信号処理チップ#nに入力される。最終段に位置するn番目の主信号処理チップ#nの出力は、リングバス14を通じて監視制御部20(制御用チップ21)に入力される。なお、リングバス14は、シリアルインターフェースの一例である。
主信号処理チップ(以下「主信号チップ」と略することがある。)12の内部構成については後述する。
監視制御部20は、制御用チップ21とCPU22とを備える。
制御用チップ21は、制御回路の一例であり、図4により後述するフォーマットを有するシリアルフレーム(以下「リングフレーム」と称することがある。)をリングバス14へ送信する。また、制御用チップ21は、各主信号処理チップ12を経由してリングバス14から受信されるシリアルフレームを受信する。
CPU22は、演算処理装置の一例であり、シリアルフレームにマッピングされる監視制御フレームを生成して制御用チップ21に出力する。また、CPU22は、制御用チップ21にてシリアルフレームから抽出された監視制御フレームを受信する。
制御用チップ21は、例示的に、フレーム送信側(シリアルフレーム送信部)として、送信用メモリ211、送信フレーム生成部212、及び、リングフレーム生成部213を備える。
送信用メモリ211は、CPU22で生成された監視制御フレームを一時的に記憶する。
送信フレーム生成部212は、送信用メモリ211に記憶された監視制御フレームの宛先情報(DA:Destination Address)から、当該監視制御フレームがどのポート#i宛に生成(送信)されたフレームであるかを判断する。そして、送信フレーム生成部212は、判断したポート#iの識別子(ポート識別子(Port ID))と、当該監視制御フレームの長さを識別する情報であるフレーム長(Length)とを付与した、図3に例示する(送信)中間フレームを生成する。当該中間フレームは、リングフレーム生成部213に出力される。
リングフレーム生成部(シリアルフレーム生成部)213は、送信中間フレーム及び受信中間フレームがマッピングされる、図4に例示するシリアルフレーム(リングフレーム)を生成する。当該リングフレームは、例示的に、マルチフレームであり、FAS(Frame Alignment Signal)、MFAS(Multi-Frame Alignment Signal)、フレーム格納領域、及び、パリティを有する。
FASは、リングフレームの先頭位置を示す信号であり、所定パターン(例えば16進数で0xF628)の信号である。MFASは、ポート#iを識別するためのマルチフレーム番号を示す信号であり、後述する受信中間フレームのポート#i単位のマッピングに使用される。
フレーム格納領域(マッピングフィールド)は、受信フレーム格納領域(受信マッピングフィールド)と送信フレーム格納領域(送信マッピングフィールド)との2つの帯域に分かれている。フレーム格納領域において送信フレームと受信フレームとが多重されてリングバス14を伝送される。このようなフォーマットを有するリングフレームをリングバス14に周回的に伝送することにより、各ポート#i及び送受信で監視制御フレームを伝送する配線を共有することが可能になる。
なお、パリティは、例示的に、偶数パリティであり、当該パリティを除く範囲のリングフレームに対してパリティ演算が施される。FAS及びパリティを除く範囲のリングフレームに対してスクランブル又はデスクランブルが施される。
送信フレーム格納領域には、図3に例示した送信中間フレームが格納される。図5に送信中間フレームのマッピング例を示す。送信中間フレームは、リングフレームのFAS、MFAS、及び、パリティを除く領域にマッピングされ、リングバス14を通じて主信号処理チップ12に伝送される。一方、受信フレーム格納領域は制御用チップ21からは空のまま送信される。
送信中間フレームは、1つの送信フレーム格納領域に収まるようにマッピングされてもよいし、複数の送信フレーム格納領域に跨ってマッピングされてもよい。各ポート#i宛の送信中間フレーム(送信監視制御フレーム)は、受信監視制御フレームがバースト的に受信される可能性があるのとは異なり、CPU22により既に送信の調停が済んだ状態にあるので、複数の送信フレーム格納領域に跨ってマッピングされてよい。例えば、図5には、ポート#3宛の送信中間フレームが1番目と2番目の各送信フレーム格納領域に跨ってマッピングされ、ポート#1宛の送信中間フレームが2番目と3番目の各送信フレーム格納領域に跨ってマッピングされる様子を例示している。
次に、図1に戻って、制御用チップ21のフレーム受信側(シリアルフレーム受信部)は、例示的に、リングフレーム終端部214、受信フレーム処理部215、及び、受信用メモリ216を備える。
リングフレーム終端部214は、リングバス14を通じて受信されるリングフレームのFASを検出し、主信号処理チップ12のいずれかにおいて受信中間フレームにマッピングされた監視制御フレームを抽出する。抽出した監視制御フレームは、受信フレーム処理部215に出力される。
受信フレーム処理部215は、リングフレーム終端部214で抽出された監視制御フレームをイーサネットフレームにカプセリングして受信用メモリ216に記憶する。
受信用メモリ216は、記憶したイーサネットフレームをCPU22に出力する。
次に、主信号処理チップ12の構成について説明する。
主信号処理チップ12のそれぞれは、図1に例示するように、ポート#iに対応して設けられた、リングフレーム処理部121、挿入用メモリ122、ポート判定部123、及び、抽出用メモリ124を備える。
リングフレーム処理部121は、フレーム送信側動作例として、リングバス14から受信したリングフレームの送信フレーム格納領域にマッピングされた送信中間フレームを抽出(デマッピング)する。抽出した送信中間フレームは、挿入用メモリ122に記憶される。また、リングフレーム処理部121は、フレーム受信側動作例として、受信したリングフレームのMFASを基に、CPU22宛の受信中間フレームをマッピングすべき受信フレーム格納領域を判断する。そして、リングフレーム処理部121は、マッピング可能と判断した受信フレーム格納領域に、抽出用メモリ124に記憶された受信中間フレームをマッピングする。
挿入用メモリ122は、ポート判定部123からの挿入指示に応じて、記憶している送信中間フレーム(監視制御フレーム)を主信号の合間に挿入する。
ポート判定部123は、送信中間フレームに付与されているポート識別子が自身の担当するポート識別子と一致するか否かを判定し、一致した場合に挿入用メモリ122に挿入指示を与える。なお、ポート識別子が不一致の場合は、当該挿入指示は挿入用メモリ122に与えられず、挿入用メモリ122に記憶された送信中間フレームは廃棄(例えば、上書き)される。
抽出用メモリ124は、光モジュール11から受信される主信号の合間に挿入されている監視制御フレームを記憶する。
なお、上述した挿入用メモリ122、ポート判定部123、及び、抽出用メモリ124の一部又は全部は、リングフレーム処理部121内に設けられても構わない。
次に、図2にリングフレーム処理部121の構成例を示す。図2に示すリングフレーム処理部121は、例示的に、シリアル/パラレル(S/P)変換部1211、FAS検出部1212、送受信リングフレーム分離部1213、及び、送信中間フレーム抽出部1214を備える。また、リングフレーム処理部121は、例示的に、MFAS抽出部1215、受信中間フレーム挿入部1216、送受信リングフレーム結合部1217、及び、パラレル/シリアル(P/S)変換部1218を備える。
S/P変換部1211は、リングバス14から受信したリングフレームをパラレル信号に変換する。ここでは、例示的に、1本の受信リングフレームを20本のパラレル信号に変換する。
FAS検出部1212は、S/P変換部1211により20本にパラレル変換された信号から受信リングフレームの先頭位置(FAS)を検出する。
送受信リングフレーム分離部1213は、FAS検出部1212で検出されたFASを基に、受信リングフレームを図4に例示した送信フレーム格納領域及び受信フレーム格納領域の各信号に分離する。すなわち、送受信リングフレーム分離部1213は、20本のパラレル信号を、送信フレーム格納領域に相当する10本の送信リングフレーム信号と、受信フレーム格納領域に相当する10本の受信リングフレーム信号と、に分離する。
送信中間フレーム抽出部1214は、送受信リングフレーム分離部1213により分離された送信リングフレーム信号から送信中間フレームを抽出し、挿入用メモリ122に記憶する。
MFAS抽出部1215は、送受信リングフレーム分離部1213で分離された10本の受信リングフレーム信号からMFASを抽出し、抽出したMFASを自ポート識別子と比較する。比較結果が一致した場合、MFAS抽出部1215は、挿入イネーブル(En)信号を生成し、生成した挿入イネーブル信号を受信中間フレーム挿入部1216に与える。
受信中間フレーム挿入部1216は、MFAS抽出部1215から挿入イネーブル信号を受信すると、抽出用メモリ124に記憶されている受信監視制御フレームを読み出す。そして、受信中間フレーム挿入部1216は、読み出した監視制御フレームにポート識別子とフレーム長とを付与した受信中間フレームを受信リングフレーム信号の受信フレーム格納領域にマッピングする。
図6に受信中間フレームのマッピング例を示す。受信中間フレームは、リングフレームのMFASが自ポート番号と一致する受信フレーム格納領域にマッピングされ、MFASが自ポート番号と不一致の領域にはマッピングされない。
このように、ポート#i毎に、受信中間フレームをマッピング(送信)可能な領域を決めておくことで、他ポートとフレーム受信が競合した場合でも、一定の遅延時間以内にCPU22に対して受信フレーム(受信監視制御フレーム)を送信することが可能となる。したがって、遅延設計が容易となる。
また、あるポート#iで、監視制御フレームがバースト的に受信される場合に備えて、主信号処理チップ11の抽出用メモリ124にはバースト耐力が求められる。上述した例では、ポート#i毎に受信中間フレームを送信可能な周期が定まるため、他ポートとの競合を考えずに個々のポート#iでバースト耐力を設計できる。したがって、従来のように制御用チップに集中してメモリを配置する構成と比較して、回路構成が簡略化され、制御用チップ21の受信用メモリ216の容量を削減することが可能となる。
送受信リングフレーム結合部1217は、10本の送信リングフレーム信号と、受信中間フレーム挿入部1216で受信中間フレームがマッピングされた10本の受信リングフレーム信号と、を結合する。
P/S変換部1218は、送受信リングフレーム結合部1217により20本のパラレル信号に結合された信号をシリアル信号に変換することで、シリアルリングフレームを後段の主信号処理チップ11又は監視制御部20へ出力する。
以下、上述のごとく構成されたインターフェースボード1の動作例について、図7及び図8を参照して説明する。なお、図7は監視制御フレーム送信動作の一例を示すフローチャートであり、図8は監視制御フレーム受信動作の一例を示すフローチャートである。
(監視制御フレーム送信動作)
図7に例示するように、監視制御部20において、CPU22が監視制御フレームを生成すると、当該監視制御フレームは制御用チップ21の送信用メモリ211に記憶される(処理P11)。
送信用メモリ211に記憶された監視制御フレームは、送信フレーム生成部212によって読み出される。送信フレーム生成部212は、読み出した監視制御フレームのDAから宛先(ポート#i)を判断し、ポート識別子とフレーム長とを付与した送信中間フレーム(図3参照)を生成する(処理P12)。
生成された送信中間フレームは、リングフレーム生成部213に入力され、リングフレーム生成部213は、各ポート#i宛の送信中間フレームを多重した、リングフレーム(図4参照)を生成しリングバス14へ送信する(処理P13)。
リングバス14からリングフレームを受信した主信号処理チップ12は、リングフレーム処理部121の送信中間フレーム抽出部1214(図2参照)により、受信リングフレームから送信中間フレームをデマッピングする。デマッピングした送信中間フレームは、挿入用メモリ122に記憶される(処理P14)。
そして、ポート判定部123が、挿入用メモリ122に記憶された送信中間フレームに付与されているポート識別子が自ポート識別子と一致するか否かを判定する(処理P15)。
判定の結果、一致すれば(処理P15でYesの場合)、ポート判定部123は、挿入用メモリ122に対して挿入指示を与える。これにより、主信号の合間に、監視制御フレームを含む送信中間フレームが挿入されて該当ポート#iの光モジュール11へ送信される(処理P16)。
一方、ポート判定部123での判定の結果、ポート識別子が一致しない場合(処理P15でNoの場合)は、ポート判定部123から挿入用メモリ122に対して挿入指示は与えられず、送信中間フレームは廃棄(上書き)される(処理P17)。
(監視制御フレーム受信動作)
図8に例示するように、監視制御部20の制御用チップ21では、リングフレーム生成部213によりリングフレームが生成され、当該リングフレームがリングバス14へ送信される(処理P21)。
一方、主信号処理チップ12では、光モジュール11から受信した主信号から監視制御フレームが抽出され、当該監視制御フレームが抽出用メモリ124に記憶される(処理P22)。
また、主信号処理チップ12は、MFAS抽出部1215(図2参照)により、リングバス14から受信したリングフレームのMFASを抽出し、抽出したMFASと自ポート識別子とを比較する。比較の結果、両者が一致すれば、MFAS抽出部1215は、受信中間フレーム挿入部1216に対して挿入イネーブル信号を送信する(処理P23)。
挿入イネーブル信号を受信した受信中間フレーム挿入部1216は、抽出用メモリ124から受信監視制御フレームを読み出し、読み出した受信監視制御フレームに自ポート識別子とフレーム長とを付与した受信中間フレームを生成する。そして、受信中間フレーム挿入部1216は、生成した受信中間フレームを受信リングフレームに挿入(マッピング)する(処理P24)。
受信中間フレームがマッピングされたリングフレームは、リングバス14を伝送され、監視制御部20の制御用チップ21で受信される。制御用チップ21では、リングフレーム終端部214により、受信リングフレームのFASを検出し、受信フレーム格納領域にマッピングされている受信中間フレームから、受信監視制御フレームを抽出する(処理P25)。
抽出された受信監視制御フレームは、受信フレーム処理部215でイーサネット(登録商標)フレームにカプセリングされて、一時的に受信用メモリ216に記憶され(処理P26)、CPU22に出力される(処理P27)。
この際、主信号処理チップ12において受信中間フレームがリングフレームにマッピングされる時点で、既にポート#i間の調停や、バーストフレームのスムージングが完了している。したがって、制御用チップ21の受信用メモリ216は、イーサネットフレームを数フレーム分だけ格納できる程度の容量があれば足りる。
以上のように、上述した第1実施形態によれば、監視制御部20(制御用チップ21)と各主信号処理チップ12とをリングバス(シリアルバス)14によってリング状に接続するので、主信号処理部10−監視制御部20間の配線数を削減できる。
したがって、インターフェースボード1における配線基板層数の削減を図ることができる。また、高速シリアルインターフェース用トランシーバーを用いなくても良いので、安価な構成で監視制御信号を主信号処理部10−監視制御部20間で伝送することが可能となる。
さらに、マルチフレームのリングフレームを制御用チップ21からリングバス14に伝送し、各ポート#iに対応するリングフレーム処理部121では自ポート識別子に対応するマルチフレームに対して受信中間フレームをマッピング可能とする。これにより、簡易な構成で各ポート#i間の監視制御フレームの調停が実現できる。別言すれば、各ポート#iの受信監視制御フレームを、簡易な回路構成で、監視制御部20(CPU22)に対して、均等に転送することができる。また、最大遅延量が固定化されるので、メモリ設計が容易となる。
さらに、従来は制御用チップに集中していたメモリ容量を、複雑な回路を追加することなく、主信号処理チップ12に分散することが可能となるので、制御用チップ12のメモリ容量を大幅に削減することができ、安価チップの選択が可能となる。
(第2実施形態)
主信号処理チップ12がFPGAで構成される場合は、ポート#i単位、或いは主信号処理チップ12単位の再コンフィギュレーションによってプロトコルの切替えが実施されることがある。その場合、リングバス14は途中で切断されることになり、プロトコルの切替えが実施されていないポートに対して監視制御フレームを伝達できなくなる。このような事象を回避するために、第2実施形態では、リングバス14を双方向化する。
図9は、第2実施形態に係るトランスポート装置に用いられるインターフェースボード1の構成例を示すブロック図である。図9に例示する構成は、図1に例示した構成に比して、双方向のリングバス14a及び14bを備える点が異なる。
一方のリングバス14aは、第1実施形態のリングバス14と同様に、リングフレームを、制御用チップ21から主信号処理チップ#1、#2、・・・、#nの順に伝送し、制御用チップ21に再入力する。他方のリングバス14bは、リングバス14aの伝送方向とは逆に、リングフレームを、制御用チップ21から主信号処理チップ#n、#(n−1)、・・・、#1の順に伝送し、制御用チップ21に再入力する。
そして、いずれかのポート#i或いはいずれかの主信号処理チップ12に対してFPGAのコンフィギュレーションが実施される場合は、隣接するポート或いは隣接する主信号処理チップ12において受信リングフレームの折り返しを行なう。すなわち、一方のリングバス14a(又は14b)から受信したリングフレームを他方のリングバス14b(又は14a)へ折り返し伝送する。
リングバスの双方向化に伴い、主信号処理チップ12のそれぞれにおいて、リングフレーム処理部121及び挿入用メモリ122の機能が第1実施形態に対して変更される。また、制御用チップ21において、リングフレーム方路判断部217、送信フレーム方路選択部218、及び、受信フレーム方路選択部219が第1実施形態に対して追加となる。さらに、リングフレーム生成部213及びリングフレーム終端部214の機能が第1実施形態に対して変更される。
図10に、第2実施形態のリングフレーム処理部121の構成例を示す。
図10に示すリングフレーム処理部121は、方路#1処理部121−1及び方路#2処理部121−2と、送信中間フレーム選択部(SEL)125と、受信中間フレーム選択部(SEL)126と、リング方路制御部127と、を備える。
方路#1処理部121−1は、双方向のリングバス14a及び14bの一方(例えばリングバス14a)に対応し、方路#2処理部121−2は、リングバス14a及び14bの他方(例えばリングバス14b)に対応する。
すなわち、方路#1処理部121−1は、リングバス14aを通じて受信されるリングフレームに対する受信中間フレーム(受信監視制御フレーム)の挿入と送信中間フレーム(送信監視制御フレーム)の抽出とを行なう。
一方、方路#2処理部121−2は、リングバス14bを通じて受信されるリングフレームに対する受信中間フレーム(受信監視制御フレーム)の挿入と送信中間フレーム(送信監視制御フレーム)の抽出とを行なう。
図10に例示するように、方路#1処理部121−1及び方路#2処理部121−2は、それぞれ、図2に例示した構成と同様の構成を有する。ただし、S/P変換部1211とFAS検出部1212との間に、ループバック制御部1219がそれぞれ追加的に備えられる点が、図2に例示した構成と異なる。
方路#1処理部121−1のループバック制御部1219には、リングバス14aに対応するS/P変換部1211の出力と、方路#2処理部121−2の送受信リングフレーム結合部1217の出力とが入力される。当該ループバック制御部1219は、リング方路制御部127からの方路制御信号に応じて、これらの各出力の一方を方路#1処理部121−1のFAS検出部1212へ選択出力する。
方路#2処理部121−2のループバック制御部1219には、他方のリングバス14bに対応するS/P変換部1211の出力と、方路#1処理部121−1の送受信リングフレーム結合部1217の出力とが入力される。当該ループバック制御部1219は、リング方路制御部127からの方路制御信号に応じて、これらの各出力の一方を方路#2処理部121−2のFAS検出部1212へ選択出力する。
例えば、次段(図10の右側)へのリングバス14aがFPGAのコンフィギュレーションによって切断されることになる場合、方路#2処理部121−2のループバック制御部1219が制御される。すなわち、当該ループバック制御部1219は、方路制御信号によって、方路#1処理部121−1の送受信リングフレーム結合部1217の出力を選択するよう制御される。これにより、リングバス14aを通じて方路#1処理部121−1で受信されたリングフレームは、方路#2処理部121−2を通じてリングバス14bへ折り返される。
これに対し、前段(図10の左側)のリングバス14bがFPGAのコンフィギュレーションによって切断されることになる場合、方路#1処理部121−1のループバック制御部1219が制御される。すなわち、当該ループバック制御部1219は、方路制御信号によって、方路#2処理部121−2の送受信リングフレーム結合部の出力を選択するよう制御される。これにより、リングバス14bを通じて方路#2処理部121−2で受信されたリングフレームは、方路#1処理部121−1を通じてリングバス14aへ折り返される。
送信中間フレーム選択部125は、リング方路制御部127からの方路制御信号に応じて、方路#1処理部121−1及び方路#2処理部121−2の各送信中間フレーム抽出部1214の出力の一方を挿入用メモリ122に選択出力する。
例えば、上述したように、リングバス14aからリングバス14bへリングフレームが折り返される場合、送信中間フレーム選択部125は、方路#1処理部121−1の送信中間フレーム抽出部1214で抽出された送信中間フレームを選択する。すなわち、リングバス14aから受信したリングフレームにマッピングされている送信中間フレームが選択されて挿入用メモリ122に記憶される。
逆に、リングバス14bからリングバス14aへリングフレームが折り返される場合、送信中間フレーム選択部125は、方路#2処理部121−2の送信中間フレーム抽出部1214で抽出された送信中間フレームを選択する。すなわち、リングバス14bから受信したリングフレームにマッピングされている送信中間フレームが選択されて挿入用メモリ122に記憶される。
受信中間フレーム選択部126は、リング方路制御部127からの方路制御信号に応じて、抽出用メモリ124に記憶された受信監視制御フレームを各処理部121−1及び121−2の各受信中間フレーム挿入部1216の一方へ選択出力する。
例えば、リングバス14aからリングバス14bへリングフレームが折り返される場合、受信中間フレーム選択部126は、抽出用メモリ124から読み出した受信監視制御フレームを方路#2処理部121−2の受信中間フレーム挿入部1216へ選択出力する。これにより、方路#1処理部121−1から方路#2処理部121−2へ折り返されたリングフレームに受信中間フレーム(受信監視制御フレーム)がマッピングされる。
逆に、リングバス14bからリングバス14aへリングフレームが折り返される場合、受信中間フレーム選択部126は、抽出用メモリ124から読み出した受信監視制御フレームを方路#1処理部121−1の受信中間フレーム挿入部1216へ選択出力する。これにより、方路#2処理部121−2から方路#1処理部121−1へ折り返されたリングフレームに受信中間フレーム(受信監視制御フレーム)がマッピングされる。
すなわち、主信号処理チップ12で抽出された受信監視制御フレームは、リングフレーム処理部121において、リング方路制御部127からの指示に従い、双方向のリングバス14a及び14bのうち片方向に送信される。
リング方路制御部127は、監視制御部20のCPU22からの設定に応じて、各処理部121−1及び121−2のループバック制御部1219と、各選択部125及び126とにそれぞれ方路制御信号を与える。これにより、上述したようなリングフレームの折り返しや送信/受信中間フレームの方路選択が制御される。
また、リング方路制御部127は、FPGAのコンフィギュレーションが実行されるためにCPU22からリング断設定を受信すると、リング断情報を制御用チップ21のリングフレーム方路判断部217(図9参照)へ通知する。
図9に例示するように、各ポート#iに対応するリング方路制御部127は、それぞれ制御用チップ21のリングフレーム方路判断部217と接続されており、リング断情報の通知の有無がリングフレーム方路判断部217に集約される。
リングフレーム方路判断部217は、集約されたリング断情報を基に、ポート#i単位でどちらの方路からリングフレームの送受信が可能かを判断する。例えば、ポート#3に対応するリング方路制御部127からリング断情報を検出している場合、ポート#1及び#2については、ポート#1からポート#2へ向かう方路(リングバス14a)を選択すると判断する。一方、ポート#4〜#nについては、ポート#nからポート#(n−1)へ向かう方路(リングバス14b)を選択すると判断する。このような判断結果は、制御用チップ21の送信フレーム方路選択部218及び受信フレーム方路選択部219に方路選択信号として通知される。
送信フレーム方路選択部218は、方路選択信号に従って、送信中間フレームをリングフレームにマッピングする方路(リングバス14a及び14b)の選択をポート#i単位に行なう。
リングフレーム生成部213は、双方向のリングバス14a及び14bに対してリングフレームを送信するが、送信中間フレームがマッピングされるのは送信フレーム方路選択部218によって選択された片方向の方路についてのみである。
リングフレーム終端部214は、双方向のリングバス14a及び14bを通じて受信されるリングフレームのFASを検出し、主信号処理チップ12のいずれかにおいてリングフレームにマッピングされた監視制御フレームを抽出する。抽出した監視制御フレームは、受信フレーム方路選択部219に出力される。
受信フレーム方路選択部219は、リングフレーム方路判断部217からの方路選択信号に従って、ポート#i単位で監視制御フレームを選択し、受信フレーム処理部215に送信する。
上述したリングフレーム方路判断部217、各方路選択部218及び219は、ポート#iの断情報に基づいて、ポート単位で、監視制御フレームを送受信する方路(シリアルバス14a及び14b)の選択を制御する選択制御部の一例として機能する。
以下、上述のごとく構成された第2実施形態のインターフェースボード1の動作例について、図11及び図12を参照して説明する。なお、図11は監視制御フレーム送信動作の一例を示すフローチャートであり、図12は監視制御フレーム受信動作の一例を示すフローチャートである。
(監視制御フレーム送信動作)
図11に例示するように、まず、FPGAのコンフィギュレーションが実行されるポート#i(例えばポート#3)に対応するリング方路制御部127に対し、CPU22から制御バス(図示省略)経由でリング断設定がなされる。また、隣接ポート#(i−1)及び#(i+1)(例えばポート#2及び#4)に対応するリング方路制御部127に対しては、CPU22から制御バス経由でループバック設定が実行される(処理P31)。
これを受けて、コンフィギュレーションが実行されるポート#3に対応するリング方路制御部127からは、制御用チップ21のリングフレーム方路判断部217に対して、リング断情報が送信される。また、隣接ポート#2に対応するリング方路制御部127からは、方路#2処理部121−2のループバック制御部1219と、各選択部125及び126とに対し、方路制御信号が伝達される。隣接ポート#4に対応するリング方路制御部127からは、方路#1処理部121−1のループバック制御部1219と、各選択部125及び126とに対し、方路制御信号が伝達される(処理P32)。
方路制御信号を受信したループバック制御部1219は、受信リングフレームの折り返しを実行し、方路制御信号を受信した各選択部125及び126は、受信監視制御フレームを挿入するリングフレーム、及び、送信中間フレームを抽出するリングフレームの方路選択を行なう(処理P33)。
一方、制御用チップ21のリングフレーム方路判断部217は、各ポート#1〜#nに対応するリング方路制御部127からのリング断情報を基に、ポート単位に方路を決定し、送信フレーム方路選択部218に対し、方路選択信号を送信する(処理P34)。
送信フレーム方路選択部218は、リングフレーム方路判断部217から受信された方路選択信号に従い、送信中間フレームをマッピングするリングフレームを選択する(処理P35)。
リングフレーム生成部213は、各ポート#1〜#n宛の送信中間フレームを多重したリングフレームを生成し(処理P36)、生成したリングフレームを各方路(リングバス14a及び14b)へ送信する。ここで、例えば、ポート#1及び#2宛の送信中間フレームは、リングバス14aへ送信されるリングフレームにマッピングされ、ポート#4〜#n宛の送信中間フレームは、リングバス14bへ送信されるリングフレームにマッピングされている。
主信号処理チップ12のリングフレーム処理部121では、リング方路制御部127からの方路制御信号に従い送信中間フレーム選択部125で選択されたリングフレームから送信中間フレームをデマッピングし挿入用メモリ122に記憶する(処理P37)。
例えば、ポート#1及び#2に対応するリングフレーム処理部121では、それぞれ、リングバス14aから受信されるリングフレームにマッピングされている送信中間フレームが送信中間フレーム選択部125で選択される。
一方、ポート#4〜#nに対応するリングフレーム処理部121では、それぞれ、リングバス14bから受信されるリングフレームにマッピングされている送信中間フレームが送信中間フレーム選択部125で選択される。
なお、制御用チップ21(送信フレーム方路選択部218)で方路選択を行なっているから、同時に双方向から送信中間フレームを受信することはない。したがって、挿入用メモリ122の容量は第1実施形態と同じで構わない。
次いで、主信号処理チップ12では、ポート判定部123により、挿入用メモリ122に記憶された送信中間フレームに付与されているポート識別子が自ポート識別子と一致するか否かを判定する(処理P38)。
判定の結果、一致すれば(処理P38でYesの場合)、ポート判定部123は、挿入用メモリ122に対して挿入指示を与える。これにより、主信号の合間に、監視制御フレームを含む送信中間フレームが挿入されて該当ポート#j(j=1,2,4〜nのいずれか)の光モジュール11へ送信される(処理P39)。
一方、ポート判定部123での判定の結果、ポート識別子が一致しない場合(処理P38でNoの場合)は、ポート判定部123から挿入用メモリ122に対して挿入指示は与えられず、送信中間フレームは廃棄(上書き)される(処理P40)。
(監視制御フレーム受信動作)
図12に例示するように、まず、FPGAのコンフィギュレーションが実行されるポート#i(例えばポート#3)に対応するリング方路制御部127に対し、CPU22から制御バス(図示省略)経由でリング断設定がなされる。また、隣接ポート#(i−1)及び#(i+1)(例えばポート#2及び#4)に対応するリング方路制御部127に対しては、CPU22から制御バス経由でループバック設定が実行される(処理P41)。
これを受けて、コンフィギュレーションが実行されるポート#3に対応するリング方路制御部127からは、制御用チップ21のリングフレーム方路判断部217に対して、リング断情報が送信される。また、隣接ポート#2に対応するリング方路制御部127からは、方路#2処理部121−2のループバック制御部1219と、各選択部125及び126とに対し、方路制御信号が伝達される。隣接ポート#4に対応するリング方路制御部127からは、方路#1処理部121−1のループバック制御部1219と、各選択部125及び126とに対し、方路制御信号が伝達される(処理P42)。
方路制御信号を受信したループバック制御部1219は、受信リングフレームの折り返しを実行し、方路制御信号を受信した受信中間フレーム選択部126は、受信監視制御フレームを挿入するリングフレームの方路選択を行なう(処理P43)。
例えば、ポート#1及び#2については、リングバス14aからリングバス14bへ折り返されるリングフレームが受信監視制御フレームを挿入するリングフレームとして選択される。ポート#4〜#nについては、リングバス14bからリングバス14aへ折り返されるリングフレームが受信監視制御フレームを挿入するリングフレームとして選択される。
一方、制御用チップ21のリングフレーム方路判断部217は、各ポート#1〜#nに対応するリング方路制御部127からのリング断情報を基に、ポート単位に方路を決定し、送信フレーム方路選択部218に対し、方路選択信号を送信する(処理P44)。
送信フレーム方路選択部218は、リングフレーム方路判断部217から受信された方路選択信号に従い、送信中間フレームをマッピングするリングフレームを選択する。リングフレーム生成部213は、受信フレーム格納領域(図4参照)を含むリングフレームを生成し、リングバス14a及び14bの双方に、生成したリングフレームを送信する(処理P45)。
一方、隣接ポート#3がリング断状態にあるポート#2及び#4に対応するリングフレーム処理部121では、ループバック制御部1219により受信リングフレームの折り返しが実行される(処理P46)。
以上のようにリングフレームが折り返し伝送される状態において、主信号処理チップ12では、ポート#jを通じて受信した主信号から監視制御フレームが抽出されて当該ポート#jに対応する抽出用メモリ124に記憶される(処理P47)。
抽出用メモリ124に記憶された監視制御フレームは、受信中間フレーム選択部126により選択された方路の受信中間フレーム挿入部1216へ出力される。受信中間フレーム挿入部1216は、受信した監視制御フレームを受信中間フレームに変換し、当該受信中間フレームを片方向から受信されるリングフレームに挿入する(処理P48)。
受信中間フレームの挿入されたリングフレームは、制御用チップ21のリングフレーム終端部214で受信され、リングフレーム終端部214は、リングフレームのFASを検出し、リングフレームにマッピングされた受信中間フレーム(監視制御フレーム)を抽出する。抽出した監視制御フレームは、受信フレーム方路選択部219に出力される(処理P49)。
受信フレーム方路選択部219は、リングフレーム方路判断部217からの方路選択信号に従って、ポート#i単位で監視制御フレームを選択し、選択した監視制御フレームを受信フレーム処理部215に送信する(処理P50)。
受信フレーム処理部215は、受信した監視制御フレームをイーサネットフレームにカプセリングして(処理P51)、一時的に受信用メモリ216に記憶する。受信用メモリ216に記憶されたイーサネットフレームは、CPU22によって読み出される(処理P52)。
以上のように、リングバスを双方向化し、リング断情報を基にポート単位で監視制御フレームを送受信するポートを選択することで、或るポート#iの構成変更中においても、他ポートに対して監視制御フレームの伝送を継続することが可能となる。したがって、信頼性の高い機能提供が可能となる。
なお、上述した例では、リングバス14a及び14bが切断される態様として、ポート単位のFPGAコンフィギュレーションを例に挙げたが、ポート単位の障害発生時にも、上述した例と同様に、他ポートに監視制御フレームを確実に伝達することが可能である。
また、上述した例では、主信号フレームに対する監視制御フレームの挿入及び抽出の双方の処理について説明したが、挿入及び抽出の一方の処理について上述した動作例が実現されれば足りる。
10 主信号処理部
11 光モジュール
12 主信号処理チップ
121 リングフレーム処理部
121−1 方路#1処理部
121−2 方路#2処理部
1211 シリアル/パラレル(S/P)変換部
1212 FAS検出部
1213 送受信リングフレーム分離部
1214 送信中間フレーム抽出部
1215 MFAS抽出部
1216 受信中間フレーム挿入部
1217 送受信リングフレーム結合部
1218 パラレル/シリアル(P/S)変換部
1219 ループバック制御部
122 挿入用メモリ
123 ポート判定部
124 抽出用メモリ
125 送信中間フレーム選択部(SEL)
126 受信中間フレーム選択部(SEL)
127 リング方路制御部
13 クロスコネクトチップ
14,14a,14b シリアルバス(リングバス)
20 監視制御部
21 制御用チップ
211 送信用メモリ
212 送信フレーム生成部
213 リングフレーム生成部
214 リングフレーム終端部
215 受信フレーム処理部
216 受信用メモリ
217 リングフレーム方路判断部
218 送信フレーム方路選択部
219 受信フレーム方路選択部
22 CPU

Claims (10)

  1. 複数のポートのいずれかを通じて受信された主信号を前記複数のポートのいずれかへ伝送するトランスポート装置であって、
    前記ポートに対応して設けられ、前記主信号から監視制御信号を抽出する複数の主信号処理回路と、
    前記主信号処理回路から前記監視制御信号を受信する監視制御部と、
    前記複数の主信号処理回路と前記監視制御部とをリング状にデイジーチェーン接続し、シリアルフレームを伝送するシリアルインターフェースと、を備え、
    前記シリアルフレームは、前記監視制御信号がマッピングされるマッピングフィールドを有する、トランスポート装置。
  2. 前記マッピングフィールドは、送信マッピングフィールドと、受信マッピングフィールドと、を有し、
    前記主信号処理回路は、
    前記主信号から抽出した受信監視制御信号を、前記受信マッピングフィールドにマッピングして前記監視制御部宛に伝送するフレーム処理部を備え、
    前記監視制御部は、
    いずれかの前記主信号処理回路において前記主信号に挿入されるべき送信監視制御信号を前記送信マッピングフィールドにマッピングした前記シリアルフレームを生成して前記シリアルインターフェースへ送信するシリアルフレーム送信部を備えた、請求項1に記載のトランスポート装置。
  3. 前記シリアルフレームは、前記入力ポートを識別するマルチフレーム番号を有するマルチフレームであり、
    前記フレーム処理部は、前記ポートに対応する前記マルチフレーム番号の前記受信マッピングフィールドに、前記受信監視制御信号をマッピングする、請求項2に記載のトランスポート装置。
  4. 前記フレーム処理部は、前記受信監視制御信号に、当該受信監視制御信号が受信されたポートを識別するポート識別子と、当該受信監視制御信号の長さを識別する情報と、を付与した受信中間フレームを前記受信マッピングフィールドにマッピングする、請求項3に記載のトランスポート装置。
  5. 前記シリアルフレーム送信部は、
    前記ポートを識別するポート識別子と前記送信監視制御信号の長さを識別する情報とを前記送信監視制御信号に付与した送信中間フレームを生成する送信中間フレーム生成部と、
    前記送信中間フレームを前記送信マッピングフィールドにマッピングした前記シリアルフレームを生成するシリアルフレーム生成部と、を備え、
    前記主信号処理回路は、
    前記ポート識別子に基づいて、前記シリアルインターフェースから受信した前記送信中間フレームが当該主信号処理回路に対応するポート宛の送信中間フレームであるか否かを判定するポート判定部を備え、
    前記ポート判定部にて当該主信号処理回路に対応するポート宛の送信中間フレームであると判定された場合に、前記送信中間フレームに含まれる前記長さを識別する情報により識別される長さの前記送信監視制御信号を前記主信号に挿入する、請求項2〜4のいずれか1項に記載のトランスポート装置。
  6. 前記シリアルインターフェースが、互いに逆方向に前記シリアルフレームを伝送する第1及び第2のシリアルバスを含み、
    前記監視制御部は、
    断状態にあるポートの隣接ポートに対応するフレーム処理部において前記シリアルフレームが一方のシリアルバスから他方のシリアルバスへ折り返し伝送されるように当該フレーム処理部における前記シリアルバスの接続を制御する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のトランスポート装置。
  7. 前記主信号処理回路は、
    対応する前記ポートが断状態にあるか否かを示すポート断情報を前記監視制御部に通知するポート断情報通知部を備え、
    前記監視制御部は、
    前記ポートの断情報に基づいて、前記ポート単位で、前記監視制御信号を送受信するシリアルバスの選択を制御する選択制御部を備えた、請求項6に記載のトランスポート装置。
  8. 前記選択制御部は、
    選択した一方の前記シリアルバスへいずれかの前記主信号処理回路において前記主信号に挿入されるべき送信監視制御信号を送信し、他方の前記シリアルバスへは前記送信監視制御信号を送信しないよう制御する、請求項7に記載のトランスポート装置。
  9. 前記主信号処理回路は、
    双方の前記シリアルバスの前記マッピングフィールドに、前記主信号から抽出した受信監視制御信号をマッピングし、
    前記選択制御部は、
    前記ポート単位で、前記受信監視制御信号を受信するシリアルバスを選択する、請求項7に記載のトランスポート装置。
  10. 複数のポートのいずれかを通じて受信された主信号を前記複数のポートのいずれかへ伝送するトランスポート装置における監視制御信号伝送方法であって、
    前記ポートに対応して設けられ、前記主信号から監視制御信号を抽出する複数の主信号処理回路と、前記主信号処理回路から前記監視制御信号を受信する監視制御部とを、シリアルインターフェースによりリング状にデイジーチェーン接続し、
    前記監視制御信号がマッピングされるマッピングフィールドを有するシリアルフレームを前記シリアルインターフェースに伝送する、監視制御信号伝送方法。
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