JP2000004246A - 通信装置の監視制御方法 - Google Patents

通信装置の監視制御方法

Info

Publication number
JP2000004246A
JP2000004246A JP10167386A JP16738698A JP2000004246A JP 2000004246 A JP2000004246 A JP 2000004246A JP 10167386 A JP10167386 A JP 10167386A JP 16738698 A JP16738698 A JP 16738698A JP 2000004246 A JP2000004246 A JP 2000004246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
signal
monitoring
communication device
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10167386A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyokazu Dejima
清和 出嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP10167386A priority Critical patent/JP2000004246A/ja
Publication of JP2000004246A publication Critical patent/JP2000004246A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リングネットワークを構成している複数の通
信装置を監視制御する際の、通信の遅延を従来より低減
し、かつ、効率を従来より良くする。 【解決手段】 リングネットワーク上の通信信号S3中
の空きタイムスロットに、複数の通信装置ごとの監視制
御のための個別領域Rを予め用意する。送信要求がある
通信装置は、該装置のための個別領域に送信要求信号R
Sを挿入する。監視制御装置は、通信信号中の各個別領
域を監視し、送信要求信号RSを受信した場合で当該監
視制御装置が受信可能な場合に、個別領域に送信許可信
号CSを挿入すると共に、他の通信装置への送信許可信
号の発行を停止する。送信要求信号を挿入した通信装置
は、送信許可信号CSが到来するのを監視し、送信許可
信号が到来したら、監視制御の内容に応じた信号を個別
領域に挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リングネットワ
ークで運用される通信装置の監視制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通信網では、各通信装置の例えば状態等
を把握するため、各通信装置を、監視制御装置(これに
接続された通信装置の場合も含む)により、監視制御す
る場合が多い。
【0003】その場合、網内の各通信装置を1台の監視
制御装置により監視制御することが多い。特に、複数の
通信装置をリング状につなげて構成されるネットワーク
すなわちリングネットワークでは、それが顕著である。
それは、リングネットワークでは、通信回線などの物理
的な媒体を共通に使用できるため、1台の監視制御装置
を用いても、物理的な制約が少ない等の理由からであ
る。
【0004】リングネットワーク内の各通信装置を監視
制御する一般的な方法として、ポーリング方式やSDL
C(Synchronous data link control )方式がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ポーリング方式は、図
5に示したように、監視制御装置または該装置に接続さ
れた通信装置(後者を以下、マスターノードと呼ぶ。)
が、リングネットワーク内の各通信装置(これらを、以
下、スレーブノードと呼ぶ。)に、監視制御のための通
信が必要か否かを、一定時間毎に確認する方法である。
図5(A)には、マスターノードMがスレーブノードb
に確認(ポーリング)をする例を、示している。
【0006】送信要求があるスレーブノードは、マスタ
ーノードMから受信した自ノード宛のポーリングの後
に、通信を開始する(図5(B))。
【0007】しかし、ポーリング方式は、マスターノー
ドが全てのスレーブノードに対して一定時間毎にポーリ
ングを行う必要があるため、効率的な監視制御方法とは
いえない。
【0008】また、SDLC方式は、マスターノードM
がリングネットワークに監視制御信号を送信し、送信要
求のあるスレーブノードがこの監視制御信号の後ろに順
番に監視制御の内容に応じた信号を追加する方法であ
る。
【0009】図6は、このSDLC方式の動作の概要を
説明する図である。図6(A)に示したように、マスタ
ーノードMは、リングネットワークに監視制御信号Sを
送信する。監視制御信号Sを受けたスレーブノードa
は、送信要求がある場合、監視制御信号Sの後ろに監視
制御の内容に応じた信号Xaを追加する(図6
(B))。この監視制御信号Sは、リングネットワーク
をさらに進みスレーブノードbに至る。スレーブノード
bは、送信要求がある場合、この監視制御信号Sの後ろ
に監視制御の内容に応じた信号Xbを追加する(図6
(C))。以下、同様の処理が行われる。
【0010】しかし、このSDLC方式は、その方式
上、各スレーブノードが送信要求の有無に関わらず監視
制御信号Sを自ノード内に取り込んで処理をし、その後
に、次のスレーブノードに転送する方法であるため、通
信の遅延が生じる。この通信の遅延はノード数が増える
にしたがって顕著になる。
【0011】また、監視制御信号Sの後ろに各スレーブ
ノードが自由に監視制御の内容に応じた信号を付加する
ため(すなわち通信自体を開始するため)、マスターノ
ードには、これに対応できる高い能力が要求される。
【0012】監視対象の通信装置を、従来より通信の遅
延が少なくかつ効率良く監視出来る方法が望まれる。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明によれ
ば、リングネットワークを構成している複数の通信装置
を、監視制御装置(監視制御装置自体またはこれに接続
されたマスターノードの場合いずれも含む)が監視制御
するに当たり、前述のリングネットワーク上の通信信号
中の空きタイムスロットに、前述の複数の通信装置ごと
の監視制御のための個別領域を予め用意しておく。そし
て、送信要求がある通信装置が、この装置のための前述
の個別領域に送信要求信号を挿入することにより、監視
制御のための通信を開始することを特徴とする。
【0014】この発明の通信装置の監視制御方法によれ
ば、通信装置ごとの個別領域を含む通信信号が、リング
ネットワーク内を、伝送される。そして、送信要求があ
る通信装置(監視制御のための通信を希望する通信装
置)が、この個別領域に送信要求信号を挿入すること
で、通信開始の意志が監視制御装置に伝達される。
【0015】従って、ポーリング方式で必要であった、
監視制御装置が各通信装置にポーリングをする処理は、
この発明では、必要なくなる。また、SDLC方式で
は、送信要求のない通信装置が監視制御信号を取り込む
必要があったが、この発明では、それも必要なくなる。
【0016】これらのため、この発明によれば、従来よ
り通信の遅延が少なくかつ効率が良い通信装置の監視制
御方法が実現出来る。
【0017】なお、この発明を実施するに当たり、好ま
しくは、以下のような構成とするのが良い。
【0018】すなわち、リングネットワークを構成して
いる複数の通信装置を、監視制御装置が監視制御するに
当たり、前述のリングネットワーク上の通信信号中の空
きタイムスロットに、前述の複数の通信装置ごとの監視
制御のための個別領域を予め用意しておく。そして、送
信要求がある通信装置は、この装置のための前述の個別
領域に送信要求信号を挿入する。一方、監視制御装置
は、通信信号中の前述の各個別領域を監視し、そして、
この監視において前述の送信要求信号を受信した場合で
当該監視制御装置が受信可能な場合に、この個別領域に
送信許可信号を挿入すると共に、他の通信装置への送信
許可信号の発行を停止する。また、送信要求信号を挿入
した通信装置は、監視制御装置からの送信許可信号が到
来するのを監視し、送信許可信号が到来したら、監視制
御の内容に応じた信号を該装置のための前記個別領域に
挿入する。
【0019】この好適例の監視制御方法では、送信要求
がある通信装置が送信要求信号を通信信号中に挿入し、
かつ、監視制御装置が該送信要求信号を受けて送信許可
信号を発することで、監視制御の通信が開始される。従
って、監視制御装置と1つの通信装置との間でのみ通信
を開始できる。各通信装置が自由に通信を開始した場
合、監視制御装置に高い能力が必要になるが、この発明
では、それを軽減できる。
【0020】なお、上述の好適例においては、スレーブ
ノードは、監視制御の内容に応じた信号を、自身のため
の個別領域に挿入すると述べたが、この発明を実施する
に当たり、複数の通信装置毎に用意された複数の個別領
域の中の2以上の個別領域を利用して、監視制御の内容
に応じた信号を挿入しても良い。すなわち、通信装置a
が、通信装置aやb・・のための個別領域に、または、
通信装置eやf・・のための個別領域に、監視制御の内
容に応じた信号を挿入しても良い。
【0021】こうした方が、監視制御の内容に応じた信
号を挿入できる領域が増えるので、より大容量の信号を
監視制御装置に送ることができるからである。また、こ
うしたとしても、本発明では、混乱は生じない。なぜな
ら、本発明では、監視制御装置は、ある通信装置に送信
許可を発したら、他の通信装置への送信許可信号を発行
しないので、複数の個別領域に挿入された信号は、一つ
の通信装置から送られた監視制御用の信号でしかあり得
ないからである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。なお、説明に用いる各図
はこの発明を理解できる程度に概略的に示してあるにす
ぎない。また、各図において、同様な構成成分について
は同一の番号を付しその重複する説明を省略することも
ある。
【0023】1.第1の実施の形態 図1および図2は、この発明の監視制御方法を説明する
図である。監視制御装置(図示せず)に接続されたマス
ターノードMが、リングネットワークを構成しているス
レーブノードa〜gそれぞれを、本発明の監視制御方法
で監視制御する様子を説明する図である。ただし、マス
ターノードMと、スレーブノードbとが監視制御のため
の通信を行う場合の例を示している。
【0024】この発明の通信装置の監視制御方法では、
リングネットワーク上の通信信号中の空きタイムスロッ
トに、スレーブノードa〜gごとの監視制御のための個
別領域を予め用意する。
【0025】個別領域の用意の仕方は特に限定されない
が、この第1の実施の形態では、次のように個別領域を
用意する。図3は、その説明図である。
【0026】この図3において、S1は、フレームタイ
ミングを示すフレームパルスであり、S2はクロック信
号であり、S3は、リングネットワーク上を伝送される
通信信号である。
【0027】通信網では、一般に、通信方式で決められ
たフレーム(図3中のF)と呼ばれるフォーマットを用
いて通信を行う。このフレームFには、通信網の本来の
通信に係る主信号Xが含まれるが、空きタイムスロット
が存在する場合が多い。このように空きタイムスロット
がある場合、この空きタイムスロットを、この発明では
積極的に利用する。
【0028】そこで、この第1の実施の形態では、通信
信号S3中の通信方式で規定されるフレームF毎の空き
タイムスロットに、スレーブノードa〜g中の1個のス
レーブノードの個別領域Rを、用意する。すなわち、1
つのフレームの空きタイムスロットに、1つのスレーブ
ノード用の個別領域Rを、用意する。
【0029】この個別領域Rの内部構成は任意である。
この実施の形態では、個別領域Rを、スレーブノードa
〜gのいずれかを示す情報MFが書かれた第1の領域R
1と、送信要求信号RSを挿入するための第2の領域R
2と、送信許可信号CSを挿入するための第3の領域R
3と、監視制御の内容に応じた信号を挿入するための第
4の領域R4とで構成してある。
【0030】この第1の領域R1には、スレーブノード
を示す情報を書く。例えば、図3中の、左側のMFとあ
る部分に、例えば、スレーブノードaを示す情報とし
て、例えば「1」を書き、図3中の右側のMFとある部
分に、スレーブノードbを示す情報、例えば「2」を書
く、・・・、というように情報を書く。次々のフレーム
の空きタイムスロットに、a〜gのスレーブノードの情
報を順番に書いた後は、その次からの各フレームの空き
タイムスロットに、再びa〜gのスレーブノードを示す
情報を順番に書く。
【0031】このような情報の書込は、これに限られな
いが、例えば、マスターノードMが随時行う。
【0032】次に、監視制御動作について説明する。こ
の発明では、図3を用いて説明した様な通信信号S3
が、リングネットワーク上を伝送される。
【0033】各スレーブノードa〜gは、通信信号S3
を取り込みながら転送する。この転送方向は、通信方式
に応じて任意とできる。片方向(順方向)でも、双方向
でもよい(以下、同様。)。図1および図2では、双方
向の例を示してある。
【0034】監視制御のための送信要求があるスレーブ
ノードは、通信信号S3を取り込んだとき、自身のため
の個別領域が、自ノードに来たか否かを、情報MFによ
り、判断する。
【0035】送信要求があるスレーブノードは、自身の
ための個別領域が自ノードに来た場合、この個別領域の
第2の領域R2に送信要求信号RSを挿入する。これに
対し、個別領域が自ノードのための個別領域でなかった
場合は、該スレーブノードは何もせずに、通信信号S3
を転送する。
【0036】図1(A)の例では、スレーブノードb
は、通信信号S3中の自ノードに割り当てられた個別領
域に送信要求信号RSを挿入して、この通信信号S3を
リングネットワークに転送する。
【0037】一方、マスターノードMは、リングネット
ワーク上を伝送されている通信信号S3内の、各スレー
ブノードa〜g毎の個別領域Rを監視する。そして、い
ずれかのスレーブノードからの送信要求信号RSを受信
した場合、マスターノードMの現在の状態に応じて次の
処理をする。
【0038】先ず、マスターノードMが、他のスレーブ
ノードと通信等をしておらず、この送信要求信号RSを
発したスレーブノードと通信が可能な場合、通信信号S
3中の、このスレーブノードのための個別領域Rに(詳
細には第3の領域R3に)送信許可信号CSを挿入す
る。然も、マスターノードMは、このスレーブノードと
の監視制御に関する通信が終了するまで、他のスレーブ
ノードに対する送信許可信号は発行しない。
【0039】従って、複数のスレーブノードから送信要
求信号が送られてきた場合でも、マスターノードは、1
つのスレーブノードについての個別領域に送信許可信号
を挿入する。送信要求信号を送信してきた残りのスレー
ブノードについては、次のサイクル以降で処理をする。
【0040】マスターノードMは、送信許可信号を挿入
した通信信号S3を、リングネットワークに転送する
(図1(B))。
【0041】これに対して、マスターノードMが、他の
スレーブノードと通信等をしているため、この送信要求
信号RSを発したスレーブノードと通信が出来ない場
合、マスターノードは、送信許可信号を挿入しない。も
ちろん、マスターノードMは、他の通信装置との通信が
終了した後は、スレーブノードからの送信要求信号に対
して送信許可信号を挿入出来る状態に復帰する。
【0042】通信信号中に送信要求信号を挿入し終えた
スレーブノード(この例ではスレーブノードb)は、通
信信号内の、マスターノードMが挿入した送信許可信号
CSの到来を監視する。このスレーブノードは、送信許
可信号CSを検出したら、監視制御に応じた信号を、個
別領域R中の第4の領域R4に挿入した後、通信信号を
リングネットワークに転送する(図1(C))。
【0043】なお、スレーブノードは、監視制御に応じ
た信号を通信信号中に挿入する場合、自身のための個別
領域に挿入しても良いし、他のスレーブノードのための
個別領域に挿入しても良いし、2以上のスレーブノード
のための各個別領域(もちろん全部の個別領域でも良
い)を利用して該信号を挿入しても良い。
【0044】例えばスレーブノードbが、2以上のスレ
ーブノード(b用を含んでも含まなくても良い)のため
の各個別領域に、監視制御に応じた信号を挿入した場
合、1つの個別領域に信号を挿入する場合より、より多
くの情報を挿入できる。このように2以上の個別領域
に、スレーブノードbが監視制御のための信号を挿入し
たとしても、マスターノードMは、この場合スレーブノ
ードbのみに送信許可を与えているので、2以上の個別
領域に挿入された信号がスレーブノードbについての監
視制御に応じた信号と、知っている。そのため、混乱は
生じない。
【0045】マスターノードMは、送信要求のあったス
レーブノードとの通信を終えたら、このスレーブノード
のための個別領域中の送信許可信号CSをクリアする
(図2(A))。
【0046】なお、マスターノードMは、送信許可信号
CSを送信した後に該当するスレーブノードからの通信
が一定時間ない場合には、スレーブノードスタックと判
断し、CSをクリアする。
【0047】マスターノードMは、該当するスレーブノ
ードとの通信が終了して送信許可信号をクリアした場
合、または、送信許可信号を送信した後に該当するスレ
ーブノードから通信が一定時間なくて該送信許可信号を
クリアした場合いずれも、それと同時に、各スレーブノ
ードからの送信要求信号の監視を再開する(図2
(B))。
【0048】2.第2の実施の形態上述の第1の実施の
形態では、1フレームの空きタイムスロットに1つのス
レーブノードのための個別領域を予め用意して本発明の
監視制御方法を実施する例であった。しかし、1フレー
ムの空きタイムスロットがリングネットワークのスレー
ブノード数に比較して大きい場合は、1つのフレームの
空きタイムスロットに、その空きタイムスロットに収容
出来る範囲で、2以上のスレーブノードのための個別領
域を用意しても良い。この第2の実施の形態は、その例
である。
【0049】図4はその説明図であり、第2の実施の形
態での、個別領域の用意の仕方を説明する図である。
【0050】フレームFは、通信網の本来の通信に係る
主信号Xが挿入された領域の他に、空きタイムスロット
を有している。そこで、この第2の実施の形態では、フ
レームF毎の空きタイムスロットに、この空きタイムス
ロットに収容出来る範囲で、2以上のスレーブノードの
ための個別領域Ra〜Rnを用意してある。
【0051】これら個別領域Ra〜Rnそれぞれの内部
構成は任意である。この実施の形態では、各個別領域R
a〜Rnそれぞれを、スレーブノードごとの送信要求信
号RS1〜RSnを挿入するための領域Aと、スレーブ
ノードごとにの送信許可信号CS1〜CSnを挿入する
ための領域Bと、n個のスレーブノードで共用され、監
視制御の内容に応じた信号を挿入するための領域Cとで
構成してある。
【0052】この第2の実施の形態の場合、監視制御の
ための送信要求があるスレーブノードは、通信信号を取
り込む際、自ノードのための領域Aを検出し、そこに送
信要求信号を挿入する。マスターノードは、スレーブノ
ードからの送信要求信号を検出し、このスレーブノード
のための領域Bに送信許可信号を挿入する。その他の動
作は、第1の実施の形態と同様に行える。
【0053】第1の実施の形態の場合は、1フレームに
1つのスレーブノード用の個別領域を用意していたの
で、送信要求があるスレーブノードは、リングネットワ
ークを構成しているn個のスレーブノードと同数のフレ
ームおきでしか、送信要求を出せる機会が得られない。
これに対して、この第2の実施の形態の場合、最大で、
フレーム毎に、送信要求を出すことができる。
【0054】なお、最大で、フレーム毎に送信要求を出
せると述べたのは、1フレームの空きタイムスロット
に、リングネットワーク中の全ての(n個の)通信装置
のための個別領域を設けることができた場合は、フレー
ム毎に送信要求を出せるが、1フレームの空きタイムス
ロットに、収容能力の都合で、n/2個のスレーブノー
ド用の個別領域しか用意できなかった場合は、2フレー
ム毎にしか送信要求を出せないからである。
【0055】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、この
発明の通信装置の監視制御方法によれば、通信信号中の
空きタイムスロットにリングネットワークを構成してい
る各通信装置のための個別領域を予め用意しておく。そ
して、監視制御のための通信要求がある通信装置が送信
要求信号を該個別領域に挿入することにより、監視制御
のための通信が開始される。
【0056】そのため、監視制御装置が各通信装置を一
定周期でポーリングする必要もなく、然も、SDLC方
式で行っていた、通信要求がないスレーブノードが監視
制御信号を取り込むという処理も、この発明では行われ
ない。
【0057】これらのことから、従来に比べて通信の遅
延が少なくかつ効率が良い通信装置の監視制御方法が実
現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の説明図であり、この発明の監視制
御方法による処理手順の説明図である。
【図2】実施の形態の説明図であり、この発明の監視制
御方法による処理手順の、図1に続く説明図である。
【図3】第1の実施の形態での個別領域の説明図であ
る。
【図4】第2の実施の形態での個別領域の説明図であ
る。
【図5】従来技術(ポーリング方式)および課題の説明
図である。
【図6】従来技術(SDLC方式)および課題の説明図
である。
【符号の説明】
M:マスターノード a〜g:スレーブノード F:フレーム X:主信号 R、Ra〜Rn:個別領域 R1:第1の領域 R2:第2の領域 R3:第3の領域 R4:第4の領域 A:領域A B:領域B C:領域C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リングネットワークを構成している複数
    の通信装置を、監視制御装置が監視制御するに当たり、 前記リングネットワーク上の通信信号中の空きタイムス
    ロットに、前記複数の通信装置ごとの監視制御のための
    個別領域を予め用意し、 送信要求がある通信装置が、該装置のための前記個別領
    域に送信要求信号を挿入することにより、監視制御のた
    めの通信を開始することを特徴とする通信装置の監視制
    御方法。
  2. 【請求項2】 リングネットワークを構成している複数
    の通信装置を、監視制御装置が監視制御するに当たり、 前記リングネットワーク上の通信信号中の空きタイムス
    ロットに、前記複数の通信装置ごとの監視制御のための
    個別領域を予め用意し、 送信要求がある通信装置は、該装置のための前記個別領
    域に送信要求信号を挿入し、 前記監視制御装置は、前記通信信号中の前記各個別領域
    を監視し、前記送信要求信号を受信した場合で当該監視
    制御装置が受信可能な場合に、該個別領域に送信許可信
    号を挿入すると共に、他の通信装置への送信許可信号の
    発行を停止し、 前記送信要求信号を挿入した通信装置は、前記送信許可
    信号が到来するのを監視し、送信許可信号が到来した
    ら、監視制御の内容に応じた信号を該装置のための前記
    個別領域に挿入することを特徴とする通信装置の監視制
    御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の通信装置の監視制御方
    法において、 前記送信要求信号を挿入した通信装置は、前記送信許可
    信号が到来するのを監視し、前記送信許可信号が到来し
    たら、監視制御の内容に応じた信号を、2以上の通信装
    置のための前記個別領域を利用して挿入することを特徴
    とする通信装置の監視制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の通信装置の監視制御方
    法において、 前記監視制御装置は、前記送信許可信号を発した後該当
    する通信装置から所定時間内に監視制御の内容に応じた
    前記信号が送られてこない場合、前記送信許可信号をク
    リアすることを特徴とする通信装置の監視制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の通信装置の監
    視制御方法において、 通信方式で規定される1つのフレームに、その空きタイ
    ムスロットを利用して1つの通信装置のための前記個別
    領域を用意することを特徴とする通信装置の監視制御方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の通信装置の監視制御方
    法において、 前記個別領域は、該個別領域が前記複数の通信装置のい
    ずれのためのものかを示す情報を書き込むための第1の
    領域と、前記送信要求信号を挿入するための第2の領域
    と、前記送信許可信号を挿入するための第3の領域と、
    前記監視制御の内容に応じた信号を挿入するための第4
    の領域とを含むことを特徴とする通信装置の監視制御方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1または2に記載の通信装置の監
    視制御方法において、 通信方式で規定される1つのフレームに、その空きタイ
    ムスロットに収容出来る範囲で、2以上の通信装置のた
    めの前記個別領域を用意することを特徴とする通信装置
    の監視制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の通信装置の制御方法に
    おいて、 前記個別領域は、前記2以上の通信装置ごとの前記送信
    要求信号を挿入するための領域Aと、前記2以上の通信
    装置ごとの前記送信許可信号を挿入するための領域B
    と、前記2以上の通信装置で共用され、監視制御の内容
    に応じた信号を挿入するための領域Cとを含むことを特
    徴とする通信装置の監視制御方法。
JP10167386A 1998-06-15 1998-06-15 通信装置の監視制御方法 Withdrawn JP2000004246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10167386A JP2000004246A (ja) 1998-06-15 1998-06-15 通信装置の監視制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10167386A JP2000004246A (ja) 1998-06-15 1998-06-15 通信装置の監視制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000004246A true JP2000004246A (ja) 2000-01-07

Family

ID=15848752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10167386A Withdrawn JP2000004246A (ja) 1998-06-15 1998-06-15 通信装置の監視制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000004246A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013135371A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Ntt Comware Corp ネットワークシステム及びネットワーク構築方法、端末
JP2015060806A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 東芝ライテック株式会社 調光制御システム
JP2015064769A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 富士通株式会社 トランスポート装置及び監視制御信号伝送方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013135371A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Ntt Comware Corp ネットワークシステム及びネットワーク構築方法、端末
JP2015060806A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 東芝ライテック株式会社 調光制御システム
JP2015064769A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 富士通株式会社 トランスポート装置及び監視制御信号伝送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH021671A (ja) パケット交換機の負荷制御方式
JP2991046B2 (ja) マスタ−スレ−ブ間通信方式
JP2000004246A (ja) 通信装置の監視制御方法
JPH03270432A (ja) ローカル・エリア・ネットワーク
CN111478838B (zh) 一种高效高带宽的通信方法及系统
JPH04281656A (ja) リトライ待ち時間設定装置
JP2851856B2 (ja) 画像データ送出装置および画像形成装置
JP3338773B2 (ja) 伝送装置及びその網終端装置管理方法
KR950001514B1 (ko) 공유버스를 이용한 근거리 통신 장치
KR100229434B1 (ko) 이중화 데이터 통신 제어 장치
JPH05292142A (ja) データ通信制御装置および方法
JPS6074836A (ja) デ−タ転送方式
JPS63199541A (ja) 時分割回線・パケツト交換方式
JPS59205848A (ja) 優先制御方式
JP2007174118A (ja) 通信メッセージ変換装置
JPH0832584A (ja) 通信ネットワークの監視・制御方式
JP2001356807A (ja) Fa情報管理方法
JPH0241220B2 (ja)
JPH10215268A (ja) データ伝送システム
JPH02161866A (ja) ファクシミリ装置
JPS63166339A (ja) ネツトワ−ク制御方式
JPH0362150A (ja) 通信制御方式
JPS6070845A (ja) 通信制御装置
JPS63166338A (ja) ネツトワ−ク制御方式
JPH0537532A (ja) 通信インターフエースおよび通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050906