JP4500154B2 - フレーム伝送装置およびフレーム受信装置 - Google Patents

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    • H04J3/1611Synchronous digital hierarchy [SDH] or SONET
    • H04J3/1617Synchronous digital hierarchy [SDH] or SONET carrying packets or ATM cells

Description

この発明は、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)ネットワークまたはSONET(Synchronous Optical Network)ネットワークを介して伝送されたフレームを送信および受信するフレーム送信装置およびフレーム受信装置に関し、特に、SDHネットワークまたはSONETネットワークを介しておこなわれるデータ伝送処理の伝送効率を低下させることなく、データ伝送処理の制御を効率的におこなうことができるフレーム送信装置およびフレーム受信装置に関する。
近年、イーサネット(登録商標)のパケットをSDH/SONETのネットワークを介して伝送するEOS(Ethernet(登録商標) Over SDH/SONET)の技術が利用されるようになってきている。
図11は、この従来のEOSの技術を説明する図である。図11に示すように、このEOSの技術では、クライアント装置1a〜1hによりイーサネット(登録商標)のLAN3a,3bを介して送信されたパケットを、伝送装置2a,2bがSDH/SONETのVC(Virtual Container)/STS(Synchronous Transport Signal)フレームにマッピングし、対向する伝送装置2a,2bにSDH/SONETネットワーク4を介して送信する。ここで、クライアント装置1a〜1hは、ルータなどの装置である。
そして、SDH/SONETのフレームを受信した伝送装置2a,2bは、SDH/SONETのフレームをイーサネット(登録商標)のパケットに変換し、パケットをクライアント装置1a〜1hに送信する。
ここで、クライアント装置1a〜1hおよび伝送装置2a,2bは、それぞれ所定の周波数のクロック信号を発生する発振器を備えており、そのクロック信号に基づいてデータの生成および読み取りをおこなう。
この発振器が発生するクロック信号の周波数が各装置で大きく異なると、データの読み取りを正しくおこなうことができなくなるため、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)では装置間のクロック信号の周波数偏差が±50ppmになるよう基準を定めている。
ところが、たとえクロック信号の周波数偏差が±50ppm以内に制限されているとしても、クロック信号の周波数が基準値から大きく外れると、パケットを有効に送信することが難しくなる。
たとえば、クライアント装置1a〜1dからクライアント装置1e〜1hにデータが伝送装置2a,2bを経由して送信される場合を考える。この場合、クライアント装置1a〜1dのクロック信号の周波数が、伝送装置2bのクロック信号の周波数よりも大きいと、クライアント装置1a〜1dにより送信されたデータが伝送装置2bにしだいに蓄積し、パケットロスが発生する可能性がある。
また、SDH/SONETネットワーク4において、クライアント装置1a〜1dから送信されたデータに対する流量制限がおこなわれているような場合には、クライアント装置1a〜1dのクロック信号の周波数が大きいと、クライアント装置1a〜1dにより送信されたデータが伝送装置2aにしだいに蓄積し、パケットロスが発生する可能性がある。
このようなパケットロスに対処する方法として、たとえば、特許文献1には、対向装置から受信したパケット量が所定の値を越えた場合に、イーサネット(登録商標)の規格において規定されたPAUSEパケットを対向装置に送信し、対向装置にパケットの送信量の制御をおこなわせる帯域制限方法が開示されている。
特開2002−353979号公報
しかしながら、上述した特許文献1の従来技術では、SDH/SONETネットワーク4を介しておこなわれるデータの伝送処理の伝送効率が低下するのを防ぐことが難しいという問題があった。
具体的には、伝送装置2bがSDH/SONETネットワーク4を介して伝送装置2aにPAUSEパケットを送信するような場合に、伝送装置2bはPAUSEパケットをVCフレームまたはSTSフレームにマッピングするため、伝送装置2bが送信する通常のデータの送信量が制限され、伝送効率が低下するという問題があった。
また、クライアント装置1a〜1dのクロック信号の周波数が大きく、伝送装置2aにクライアント装置1a〜1dから送信されたパケットが蓄積するような場合でも、それに対処することが難しかった。
そのため、SDH/SONETネットワーク4を介しておこなわれるデータ伝送処理の伝送効率を低下させることなく、データ伝送処理の制御をいかに効率的におこなうことができるかが重要な問題となっている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、SDH/SONETネットワークを介しておこなわれるデータ伝送処理の伝送効率を低下させることなく、データ伝送処理の制御を効率的におこなうことができるフレーム伝送装置およびフレーム受信装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、SDHネットワークまたはSONETネットワークを介してフレームを伝送するフレーム伝送装置であって、他の装置から受信したデータのデータ量を検出するデータ量検出手段と、前記データ量検出手段により検出されたデータ量が所定の閾値を越えた場合に、VCフレームまたはSTSフレームの固定スタッフにフレーム制御に係る情報を格納したフレームを伝送するフレーム伝送手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記フレーム伝送手段は、固定スタッフをデータの格納場所として利用することを示す固定スタッフ利用情報をフレーム制御に係る情報として固定スタッフに格納し、固定スタッフをデータの格納場所として利用したフレームを伝送することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記フレーム伝送手段は、アイドルフレームの挿入要求に係る情報をフレーム制御に係る情報として固定スタッフに格納したフレームを伝送することを特徴とする。
また、本発明は、SDHネットワークまたはSONETネットワークを介して伝送されたフレームを受信するフレーム受信装置であって、VCフレームまたはSTSフレームの固定スタッフにフレーム制御に係る情報を格納したフレームを受信するフレーム受信手段と、前記フレーム受信手段により受信されたフレームの固定スタッフに格納されたフレーム制御に係る情報に基づいてフレーム制御を実行するフレーム制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記フレーム制御手段は、フレーム制御に係る情報として固定スタッフに格納され、固定スタッフをデータの格納場所として利用することを示す固定スタッフ利用情報に基づいて、固定スタッフを格納場所として利用することにより送信されたデータを取得するフレーム制御を実行することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記フレーム制御手段は、フレーム制御に係る情報として固定スタッフに格納されたアイドルフレームの挿入要求に係る情報に基づいて、他の装置に伝送するフレーム間にアイドルフレームを挿入するフレーム制御を実行することを特徴とする。
また、本発明は、SDHネットワークまたはSONETネットワークを介してフレームを送受信するフレーム送受信方法であって、他の装置から受信したデータのデータ量を検出するデータ量検出工程と、前記データ量検出工程により検出されたデータ量が所定の閾値を越えた場合に、VCフレームまたはSTSフレームの固定スタッフにフレーム制御に係る情報を格納したフレームを伝送するフレーム伝送工程と、前記フレーム伝送工程により伝送されたフレームを受信した場合に、受信したフレームの固定スタッフに格納されたフレーム制御に係る情報に基づいてフレーム制御を実行するフレーム制御工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、SDHネットワークまたはSONETネットワークを介してフレームを送受信するフレーム送受信システムであって、他の装置から受信したデータのデータ量を検出するデータ量検出手段と、前記データ量検出手段により検出されたデータ量が所定の閾値を越えた場合に、VCフレームまたはSTSフレームの固定スタッフにフレーム制御に係る情報を格納したフレームを伝送するフレーム伝送手段と、前記フレーム伝送手段により伝送されたフレームを受信した場合に、受信したフレームの固定スタッフに格納されたフレーム制御に係る情報に基づいてフレーム制御を実行するフレーム制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、他の装置から受信したデータのデータ量を検出し、検出したデータ量が所定の閾値を越えた場合に、VCフレームまたはSTSフレームの固定スタッフにフレーム制御に係る情報を格納したフレームを伝送することとしたので、伝送装置にデータが蓄積しているような場合に、SDH/SONETネットワークを介しておこなわれるデータ伝送処理の伝送効率を低下させることなく、データ伝送処理の制御を効率的におこなうことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、固定スタッフをデータの格納場所として利用することを示す固定スタッフ利用情報をフレーム制御に係る情報として固定スタッフに格納し、固定スタッフをデータの格納場所として利用したフレームを伝送することとしたので、伝送装置にデータが蓄積しているような場合に、データの伝送処理の制御を効率的におこなうとともに、データの伝送効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、アイドルフレームの挿入要求に係る情報をフレーム制御に係る情報として固定スタッフに格納したフレームを伝送することとしたので、伝送装置にデータが蓄積しているような場合に、SDH/SONETネットワークを介しておこなわれるデータ伝送処理の伝送効率を低下させることなく、アイドルフレームの挿入要求を効率的に送信することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、VCフレームまたはSTSフレームの固定スタッフにフレーム制御に係る情報を格納したフレームを受信し、受信したフレームの固定スタッフに格納されたフレーム制御に係る情報に基づいてフレーム制御を実行することとしたので、SDH/SONETネットワークを介しておこなわれるデータ伝送処理の伝送効率を低下させることなく、データ伝送処理の制御を効率的におこなうことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、フレーム制御に係る情報として固定スタッフに格納され、固定スタッフをデータの格納場所として利用することを示す固定スタッフ利用情報に基づいて、固定スタッフを格納場所として利用することにより送信されたデータを取得するフレーム制御を実行することとしたので、データの伝送処理の制御を効率的におこなうとともに、データの伝送効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、フレーム制御に係る情報として固定スタッフに格納されたアイドルフレームの挿入要求に係る情報に基づいて、他の装置に伝送するフレーム間にアイドルフレームを挿入するフレーム制御を実行することとしたので、SDH/SONETネットワークを介しておこなわれるデータ伝送処理の伝送効率を低下させることなく、アイドルフレームの挿入要求を効率的に受信し、アイドルフレームを挿入する処理を実行することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、他の装置から受信したデータのデータ量を検出し、検出したデータ量が所定の閾値を越えた場合に、VCフレームまたはSTSフレームの固定スタッフにフレーム制御に係る情報を格納したフレームを伝送し、伝送したフレームを受信した場合に、受信したフレームの固定スタッフに格納されたフレーム制御に係る情報に基づいてフレーム制御を実行することとしたので、SDH/SONETネットワークを介しておこなわれるデータ伝送処理の伝送効率を低下させることなく、データ伝送処理の制御を効率的におこなうことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るフレーム伝送装置およびフレーム受信装置の好適な実施例を詳細に説明する。
まず、図1、図2および図3を用いて、本発明に係るフレームの送受信処理の概念について説明する。図1は、VC−4フレーム10の固定スタッフ12をデータの格納場所として利用するフレーム送受信処理の概念を説明する図である。
このフレーム送受信処理は、図11で説明したように、クライアント装置1a〜1dのクロック信号の周波数が大きく、クライアント装置1a〜1dにより送信されたデータが伝送装置2aに所定量以上蓄積したような場合に実行されるものである。
図1に示すように、このVC−4フレーム10は、POH(Path Overhead)11と、固定スタッフ12と、ペイロード13の各領域から構成されている。POH11は、フレーム伝送の運用管理に係る制御情報を格納する領域である。固定スタッフ12は、すべてのビット値が「1」に設定された領域である。ペイロード13は、PPP(Point to Point Protocol)フレームを格納する領域である。
そして、クライアント装置により送信されたデータが伝送装置に所定量以上蓄積したことが検出された場合には、PPPフレームを格納する領域として固定スタッフ12を利用することを示す固定スタッフ利用情報「55」を固定スタッフに格納する。また、固定スタッフ12およびペイロード13の領域からなるフレーム格納領域14にPPPフレームを格納してVC−4フレーム10を送信する。
このVC−4フレーム10を受信した伝送装置は、VC−4フレーム10の固定スタッフ12に「55」の値が格納されているか否かを調べることにより、PPPフレームが固定スタッフ12を利用して送信されたか否かを判定することができる。そして、固定スタッフ12に「55」の値が格納されている場合には、フレーム格納領域14からPPPフレームを取り出す処理をおこなう。
なお、固定スタッフ利用情報については、1ビットの送信誤りまでは許容することとする。すなわち、固定スタッフ利用情報が「54」、「57」、「51」、「5D」、「45」、「75」、「15」、「D5」など、「5」を含む値であった場合には、すべて「55」の値が格納されたものとして取り扱う。固定スタッフ利用情報がそれ以外の値である場合には、固定スタッフ利用情報は無効なデータとして取り扱うこととする。
このように、伝送装置にデータが蓄積しているような場合に、固定スタッフ12に固定スタッフ利用情報「55」を格納するとともに、固定スタッフ12の領域をPPPフレームの格納場所として利用することにより、データの伝送処理の制御を効率的におこなうとともに、データの伝送効率を高めることができる。
図2は、VC−4フレーム20の固定スタッフ22をアイドルフレーム送信要求情報の格納場所として利用するフレーム送受信処理の概念を説明する図である。このフレーム送受信処理は、図11で説明したように、クライアント装置1a〜1dのクロック信号の周波数が大きく、クライアント装置1a〜1dにより送信されたデータが伝送装置2bに所定量以上蓄積した場合に実行されるものである。
この処理では、伝送装置は、以下に説明するアイドルフレームの送信要求を含んだVC−4フレーム20をデータの送信元である伝送装置に送信する。そして、このVC−4フレーム20を受信した伝送装置は、アイドルフレームをPPPフレーム間に挿入してVC−4フレームに格納することにより、PPPフレームの送信量を抑制する処理をおこなう。
ここで、アイドルフレームとは、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)で規定されているGFP(Generic Framing Process)のフレームフォーマットにおける4バイトのアイドルフレームである。
図2に示すように、このVC−4フレーム20は、アイドルフレームの送信を要求するアイドルフレーム送信要求情報「AA」を固定スタッフ22に格納する。なお、アイドルフレーム送信要求情報を固定スタッフ22に格納する場合でも、VC−4フレーム20のPOH21およびペイロード23には、制御情報およびPPPフレームを格納することができる。
このVC−4フレーム20を受信した伝送装置は、VC−4フレーム20の固定スタッフ22に「AA」の値が格納されているか否かを調べることにより、アイドルフレームを送信するよう要求されたか否かを判定することができる。
そして、固定スタッフ22に「AA」の値が格納されている場合には、アイドルフレームをPPPフレーム間に挿入してVC−4フレームに格納し、アイドルフレームの送信要求をおこなった伝送装置にそのVC−4フレームを送信する。
なお、アイドルフレーム送信要求情報については、1ビットの送信誤りまでは許容することとする。すなわち、アイドルフレーム送信要求情報が「AA」、「AB」、「A8」、「AE」、「A2」、「BA」、「8A」、「EA」、「2A」など、「A」を含む値であった場合には、すべて「AA」の値が格納されたものとして取り扱う。アイドルフレーム送信要求情報がそれ以外の値である場合には、アイドルフレーム送信要求情報は無効なデータとして取り扱うこととする。
図3は、アイドルフレーム35をPPPフレーム34a,34b間に挿入してVC−4フレーム30に格納する処理を説明する図である。図3に示すように、伝送装置は、PPPフレーム34a,34b間にアイドルフレーム35を挿入して、それらをVC−4フレーム30のペイロード33に格納する。この場合、VC−4フレーム30のPOH31および固定スタッフ32には、制御情報および「1」のビット値が格納される。
そして、伝送装置は、このVC−4フレーム30を、アイドルフレームの送信要求をおこなった伝送装置に送信することにより、当該伝送装置に送信するPPPフレームの送信量を抑制する。
このように、伝送装置にデータが蓄積しているような場合に、VC−4フレームの固定スタッフにアイドルフレームの挿入要求を格納して対向する伝送装置に送信することにより、データ伝送処理の伝送効率を低下させることなく、アイドルフレームの挿入要求を効率的に送信することができる。
つぎに、本実施例に係るフレーム送受信システムの機能構成について説明する。図4は、本実施例に係るフレーム送受信システムの機能構成を示す図である。図4に示すように、このフレーム送受信システムは、伝送装置40および伝送装置50がSDHネットワーク60a,60bを介して接続された構成となっている。
また、伝送装置40および伝送装置50は、クロック信号発振装置70に接続されている。このクロック信号発振装置70は、SDHネットワーク60a,60bを介して送信されるデータを同期させるためのクロック信号を発振し、SDHネットワーク60a,60bに接続された装置にクロック信号を供給する装置である。
伝送装置40,50は、ルータなどのクライアント装置からデータを受信し、受信したデータをSDHネットワーク60a,60bを介して送信するためのVC−4フォーマットのフレームに変換し、対向する伝送装置40,50にデータを送信する処理をおこなう。
この伝送装置40は、データ受信処理部401、エラスティックストア部402、PPPマッピング処理部403、VC−4マッピング処理部404、データ送信処理部405、データ受信処理部406、VC−4終端処理部407、PPP終端処理部408、エラスティックストア部409、データ送信処理部410およびクロック信号発振部411を有する。
データ受信処理部401は、ルータなどのクライアント装置からイーサネット(登録商標)のデータを受信し、受信したデータからクロック信号を分離する。エラスティックストア部402は、データ受信処理部401が受信したデータを蓄積するメモリを有し、メモリに蓄積したデータの蓄積量を検出する。
そして、エラスティックストア部402は、データの蓄積量が所定の閾値を越えた場合に、図1で説明したように、VC−4フレームの固定スタッフをデータの格納場所として利用してデータを送信するようVC−4マッピング処理部404に要求する処理をおこなう。
PPPマッピング処理部403は、クライアント装置から受信したデータをPPPフレームに変換する。VC−4マッピング処理部404は、PPPマッピング処理部403によりPPPフレームに変換されたデータをVC−4フレームに変換する。
また、このVC−4マッピング処理部404は、エラスティックストア部402によりVC−4フレームの固定スタッフをデータの格納場所として利用してデータを送信するよう要求された場合に、固定スタッフ利用情報「55」をVC−4フレームの固定スタッフに格納する。さらに、VC−4マッピング処理部404は、固定スタッフおよびペイロードの領域からなるフレーム格納領域にPPPフレームを格納する。
図5は、図4に示したVC−4マッピング処理部404の詳細な機能構成を示す図である。このVC−4マッピング処理部404は、データバッファ80、固定スタッフ設定部81、POH制御部82、制御バイト設定部83、MUX(Multiplexing)制御部84、261進カウンタ85、9進カウンタ86、MUX(Multiplexing)実行部87を有する。
データバッファ80は、PPPマッピング処理部403により出力されたPPPフレームを蓄積するバッファである。固定スタッフ設定部81は、VC−4フレームの固定スタッフのバイト値を「1」に設定する設定部である。POH制御部82は、VC−4フレームのPOHの設定をおこなう制御部である。
制御バイト設定部83は、エラスティックストア部402によりVC−4フレームの固定スタッフをPPPフレームの格納場所として利用するよう要求された場合に、固定スタッフに固定スタッフ利用情報「55」を埋め込むとともに、MUX制御部84に対して、固定スタッフおよびペイロードの領域からなるフレーム格納領域にPPPフレームを格納するよう要求する。
また、制御バイト設定部83は、後に説明するエラスティックストア部409によりアイドルフレームの送信要求を伝送装置50に送信するよう要求された場合に、図2で説明したように、固定スタッフにアイドルフレーム送信要求情報「AA」を埋め込む処理をおこなう。
MUX制御部84は、MUX実行部87を制御して、データバッファ80、固定スタッフ設定部81、POH制御部82および制御バイト設定部83から取得した信号を多重化してVC−4フレームを生成させる制御部である。
261進カウンタ85は、VC−4フレームの列をカウントするカウンタである。9進カウンタ86は、VC−4フレームの行をカウントするカウンタである。MUX実行部87は、データバッファ80、固定スタッフ設定部81、POH制御部82および制御バイト設定部83から取得した信号を多重化してVC−4フレームを生成する処理を実行する。
図4の説明に戻ると、データ送信処理部405は、VC−4マッピング処理部404により生成されたVC−4フレームをAU(Administrative Unit)フレームに変換し、さらにAUフレームをSTM(Synchronous Transport Module)フレームに変換して伝送装置50にデータを送信する。
データ受信処理部406は、伝送装置50によりSDHネットワーク60bを介して送信されたSTMフレームを受信し、STMフレームをAUフレームに、さらにAUフレームをVC−4フレームに変換するSTMフレームおよびAUフレームの終端処理をおこなう。
VC−4終端処理部407は、VC−4フレームのペイロードに格納されたPPPフレームを取り出すVC−4フレームの終端処理をおこなう。PPP終端処理部408は、PPPフレームをクライアント装置に送信するイーサネット(登録商標)のデータに変換するPPPフレームの終端処理をおこなう。
エラスティックストア部409は、PPP終端処理部408が終端処理をおこなうことにより得られたデータを蓄積するメモリを有し、メモリに蓄積したデータの蓄積量を検出する。そして、エラスティックストア部409は、データの蓄積量が所定の閾値を越えた場合に、図2で説明したように、アイドルフレームの送信要求を含んだVC−4フレームを伝送装置50に送信するようVC−4マッピング処理部404に対して要求する。
データ送信処理部410は、エラスティックストア部409に蓄積されたデータを変調し、クライアント装置に送信する。クロック信号発振部411は、クロック信号を発振する発信器であり、エラスティックストア部409およびデータ送信処理部410にクロック信号を供給する。
ここで、エラスティックストア部402、PPPマッピング処理部403、VC−4マッピング処理部404、VC−4終端処理部407、PPP終端処理部408およびエラスティックストア部409は、クロック信号発振装置70により発振されたクロック信号を受信して信号の生成をおこなう。
一方、伝送装置50は、データ受信処理部501、VC−4終端処理部502、PPP終端処理部503、エラスティックストア部504、データ送信処理部505、クロック信号発振部506、データ受信処理部507、エラスティックストア部508、PPPマッピング処理部509、VC−4マッピング処理部510およびデータ送信処理部511を有する。
データ受信処理部501は、伝送装置40によりSDHネットワーク60aを介して送信されたSTMフレームを受信し、STMフレームをAUフレームに、さらにAUフレームをVC−4フレームに変換するSTMフレームおよびAUフレームの終端処理をおこなう。
VC−4終端処理部502は、VC−4フレームのペイロードに格納されたPPPフレームを取り出すVC−4フレームの終端処理をおこなう。その際、VC−4終端処理部502は、VC−4フレームの固定スタッフに固定スタッフ利用情報またはアイドルフレーム送信要求情報が格納されているか否かを調べる。
そして、固定スタッフ利用情報が固定スタッフに格納されている場合には、VC−4終端処理部502は、固定スタッフおよびペイロードの領域からなるフレーム格納領域に格納されたPPPフレームを取り出す処理をおこなう。
また、アイドルフレーム送信要求情報が固定スタッフに格納されている場合には、VC−4終端処理部502は、PPPマッピング処理部509に対して、PPPフレーム間にアイドルフレームを挿入するよう要求する処理をおこなう。
図6は、図4に示したVC−4終端処理部502の詳細な機能構成を示す図である。このVC−4終端処理部502は、DEMUX(Demultiplexing)実行部90、POH制御部91、制御バイト検出部92、DEMUX(Demultiplexing)制御部93、261進カウンタ94、9進カウンタ95、データバッファ96を有する。
DEMUX実行部90は、データ受信処理部501からVC−4フレームを取得し、POH、固定スタッフおよびPPPフレームの信号を分離する処理をおこなう。POH制御部91は、DEMUX実行部90からPOHの情報を取得し、フレーム伝送の運用管理処理をおこなう。
制御バイト検出部92は、固定スタッフに固定スタッフ利用情報またはアイドルフレーム送信要求情報が格納されているか否かを調べる。そして、固定スタッフ利用情報が固定スタッフに格納されている場合には、制御バイト検出部92は、DEMUX制御部93に対して、PPPフレームが固定スタッフおよびペイロードの領域からなるフレーム格納領域に格納されていることを通知する。
また、アイドルフレーム送信要求情報が固定スタッフに格納されている場合には、PPPマッピング処理部509に対して、PPPフレーム間にアイドルフレームを挿入するよう要求する処理をおこなう。DEMUX制御部93は、DEMUX実行部90を制御して、VC−4フレームからPOH、固定スタッフおよびPPPフレームの信号を分離させる制御部である。
このDEMUX制御部93は、制御バイト検出部92により、PPPフレームが固定スタッフおよびペイロードの領域からなるフレーム格納領域に格納されていることを通知された場合に、フレーム格納領域からPPPフレームの信号を分離するようDEMUX実行部90を制御する。
261進カウンタ94は、VC−4フレームの列をカウントするカウンタである。9進カウンタ95は、VC−4フレームの行をカウントするカウンタである。データバッファ96は、DEMUX実行部90によりVC−4フレームから分離されたPPPフレームを蓄積するバッファである。
図4の説明に戻ると、PPP終端処理部503は、PPPフレームをクライアント装置に送信するイーサネット(登録商標)のデータに変換するPPPフレームの終端処理をおこなう。エラスティックストア部504は、PPP終端処理部503が終端処理をおこなうことにより得られたデータを蓄積する。
データ送信処理部505は、エラスティックストア部504に蓄積されたデータを変調し、クライアント装置に送信する。クロック信号発振部506は、クロック信号を発振する発信器であり、エラスティックストア部504およびデータ送信処理部505にクロック信号を供給する。
データ受信処理部507は、ルータなどのクライアント装置からイーサネット(登録商標)のデータを受信し、受信したデータからクロック信号を分離する。エラスティックストア部508は、データを蓄積するメモリを有し、データ受信処理部507が受信したデータをメモリに蓄積する。
PPPマッピング処理部509は、クライアント装置から受信したデータをPPPフレームに変換する。また、このPPPマッピング処理部509は、VC−4終端処理部502によりPPPフレーム間にアイドルフレームを挿入するよう要求された場合に、PPPフレーム間にアイドルフレームを挿入する。
VC−4マッピング処理部510は、PPPマッピング処理部509によりPPPフレームに変換されたデータをVC−4フレームに変換する。その際、PPPマッピング処理部509によりアイドルフレームが挿入された場合には、VC−4マッピング処理部510は、図3で説明したようにして、PPPフレームとともにアイドルフレームをVC−4フレームに変換する。
データ送信処理部511は、VC−4マッピング処理部510により生成されたVC−4フレームをAUフレームに変換し、さらにAUフレームをSTMフレームに変換して伝送装置40にデータを送信する。
つぎに、固定スタッフをPPPフレームの格納場所として利用したVC−4フレームを送信する処理の処理手順について説明する。図7は、固定スタッフをPPPフレームの格納場所として利用したVC−4フレームを送信する処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、まず、伝送装置40のデータ受信処理部401は、クライアント装置からデータを受信する(ステップS101)。そして、エラスティックストア部402は、受信したデータを蓄積し(ステップS102)、蓄積量が所定の閾値以上であるか否かを調べる(ステップS103)。
データの蓄積量が閾値以上である場合には(ステップS103,Yes)、VC−4マッピング処理部404の制御バイト設定部83は、PPPフレームを格納する領域として固定スタッフを利用することを示す固定スタッフ利用情報を生成する(ステップS104)。
そして、VC−4マッピング処理部404のMUX実行部87は、固定スタッフ利用情報を固定スタッフに含み、PPPフレームを格納するフレーム格納領域として固定スタッフを利用したVC−4フレームを生成する(ステップS105)。その後、データ送信処理部405は、生成したVC−4フレームを伝送装置50に送信し(ステップS106)、このVC−4フレームの送信処理を終了する。
ステップS103において、データの蓄積量が閾値未満である場合には(ステップS103,No)、VC−4マッピング処理部404のMUX実行部87は、固定スタッフをすべて「1」に設定したVC−4フレームを生成する(ステップS107)。そして、ステップS106に移行して、データ送信処理部405は、生成したVC−4フレームを伝送装置50に送信し、このVC−4フレームの送信処理を終了する。
なお、固定スタッフにPPPフレームを格納したVC−4フレームを送信した後、エラスティックストア部402に蓄積されたデータのデータ量が閾値未満になった場合には、VC−4マッピング処理部404は、エラスティックストア部402からその通知を受け付け、固定スタッフをすべて「1」に設定し、PPPフレームをペイロードに格納した通常のVC−4フレームを生成するよう処理の切り替えをおこなう。
つぎに、VC−4フレームからPPPフレームを取得する処理の処理手順について説明する。図8は、VC−4フレームからPPPフレームを取得する処理の処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、まず、伝送装置40により送信されたデータを伝送装置50のデータ受信処理部501が受信した場合に、VC−4終端処理部502のDEMUX実行部90は、データ受信処理部501からVC−4フレームを受信する(ステップS201)。
そして、VC−4終端処理部502のDEMUX実行部90は、VC−4フレームをバイト単位で分波し(ステップS202)、VC−4終端処理部502の制御バイト検出部92は、VC−4フレームの固定スタッフに固定スタッフ利用情報が含まれているか否かを調べる(ステップS203)。
VC−4フレームの固定スタッフに固定スタッフ利用情報が含まれている場合には(ステップS203,Yes)、VC−4終端処理部502のDEMUX実行部90は、固定スタッフおよびペイロードの領域からなるフレーム格納領域からPPPフレームを取得する(ステップS204)。
その後、VC−4終端処理部502のDEMUX実行部90は、取得したPPPフレームをPPP終端処理部503にデータバッファ96を介して出力し(ステップS205)、このPPPフレームを取得する処理を終了する。
ステップS203において、VC−4フレームの固定スタッフに固定スタッフ利用情報が含まれていない場合には(ステップS203,No)、VC−4終端処理部502のDEMUX実行部90は、ペイロードの領域からPPPフレームを取得する(ステップS206)。
そして、ステップS205に移行して、VC−4終端処理部502のDEMUX実行部90は、取得したPPPフレームをPPP終端処理部503にデータバッファ96を介して出力し、このPPPフレームを取得する処理を終了する。
つぎに、アイドルフレーム送信要求情報を固定スタッフに格納したVC−4フレームを送信する処理の処理手順について説明する。図9は、アイドルフレーム送信要求情報を固定スタッフに格納したVC−4フレームを送信する処理の処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、まず、伝送装置40のデータ受信処理部406は、伝送装置50からデータを受信する(ステップS301)。そして、エラスティックストア部402は、データ受信処理部406により受信され、VC−4終端処理部407およびPPP終端処理部408によりVC−4フレームおよびPPPフレームの終端処理がなされたデータを蓄積し(ステップS302)、蓄積量が所定の閾値以上であるか否かを調べる(ステップS303)。
データの蓄積量が閾値以上である場合には(ステップS303,Yes)、VC−4マッピング処理部404の制御バイト設定部83は、エラスティックストア部402から制御信号を受信し、アイドルフレームの送信を要求するアイドルフレーム送信要求情報を生成する(ステップS304)。
そして、VC−4マッピング処理部404のMUX実行部87は、アイドルフレーム送信要求情報を固定スタッフに含んだVC−4フレームを生成する(ステップS305)。その後、データ送信処理部405は、生成したVC−4フレームを伝送装置50に送信し(ステップS306)、このVC−4フレームの送信処理を終了する。
ステップS303において、データの蓄積量が閾値未満である場合には(ステップS303,No)、ステップS301に移行して、データを受信する処理を実行し、それ以降の処理を継続する。
なお、固定スタッフにアイドルフレーム送信要求情報を格納したVC−4フレームを送信した後、エラスティックストア部409に蓄積されたデータのデータ量が閾値未満になった場合には、VC−4マッピング処理部404は、エラスティックストア部409からその通知を受け付け、固定スタッフをすべて「1」に設定し、PPPフレームをペイロードに格納した通常のVC−4フレームを生成するよう処理の切り替えをおこなう。
そして、固定スタッフの値がすべて「1」に設定されたVC−4フレームを受信した伝送装置50は、固定スタッフにアイドルフレーム送信要求情報が含まれないことを検出して、アイドルフレームの送信を停止することができる。
また、VC−4マッピング処理部404は、固定スタッフに「AA」、「AB」、「A8」、「AE」、「A2」、「BA」、「8A」、「EA」、「2A」などの「A」を含む値以外の値を設定したVC−4フレームを伝送装置50に送信することにより、伝送装置50にアイドルフレームの送信を停止するよう要求することとしてもよい。
つぎに、アイドルフレームを含んだVC−4フレームを送信する処理の処理手順について説明する。図10は、アイドルフレームを含んだVC−4フレームを送信する処理の処理手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、まず、伝送装置40により送信されたデータを伝送装置50のデータ受信処理部501が受信した場合に、VC−4終端処理部502のDEMUX実行部90は、データ受信処理部501からVC−4フレームを受信する(ステップS401)。
そして、VC−4終端処理部502のDEMUX実行部90は、VC−4フレームをバイト単位で分波し(ステップS402)、VC−4終端処理部502の制御バイト検出部92は、VC−4フレームの固定スタッフにアイドルフレーム送信要求情報が含まれているか否かを調べる(ステップS403)。
VC−4フレームにアイドルフレーム送信要求情報が含まれている場合には(ステップS403,Yes)、PPPマッピング処理部509は、VC−4終端処理部502からアイドルフレーム送信要求を受け付けて、アイドルフレームをPPPフレーム間に挿入する処理をおこなう(ステップS404)。
そして、VC−4マッピング処理部510は、アイドルフレームを挿入したVC−4フレームを生成する(ステップS405)。その後、データ送信処理部511は、生成したVC−4フレームを伝送装置40に送信し(ステップS406)、このVC−4フレームの送信処理を終了する。
ステップS403において、VC−4フレームの固定スタッフにアイドルフレーム送信要求情報が含まれていない場合には(ステップS403,No)、ステップS401に移行して、VC−4フレームを受信する処理を実行し、それ以降の処理を継続する。
上述してきたように、本実施例では、伝送装置40のエラスティックストア部402、または、伝送装置40のエラスティックストア部409が、クライアント装置または伝送装置50から受信したデータのデータ量を検出し、検出したデータ量が所定の閾値を越えた場合に、VC−4マッピング処理部404が、固定スタッフに固定スタッフ利用情報またはアイドルフレーム送信要求情報を格納してVC−4フレームを伝送装置50に送信することとしたので、伝送装置40にデータが蓄積しているような場合に、SDHネットワーク60aを介しておこなわれるデータ伝送処理の伝送効率を低下させることなく、データ伝送処理の制御を効率的におこなうことができる。
また、本実施例では、伝送装置50のVC−4終端処理部502が、VCフレームの固定スタッフに固定スタッフ利用情報またはアイドルフレーム送信要求情報を格納したフレームを受信し、固定スタッフ利用情報またはアイドルフレーム送信要求情報に基づいてPPPフレームを取得する処理、または、PPPマッピング処理部509にアイドルフレームをPPPフレーム間に挿入させる処理を実行することとしたので、SDHネットワーク60aを介しておこなわれるデータ伝送処理の伝送効率を低下させることなく、データ伝送処理の制御を効率的におこなうことができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
たとえば、本実施例では、SDHネットワークを介してVCフレームの一種であるVC−4フレームを送受信する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、VC−3フレームなどのその他のVCフレームや、SONETネットワークにおけるSTS−3c(Concatenated Synchronous Transport Signal Level 3)フレームなどのSTSフレームを送受信する場合など、固定スタッフおよびペイロードの領域を有するVC−4フレームのフレームフォーマットと同様のフレームフォーマットである他のフレームを送受信する場合にも本発明を同様に適用することができる。
また、本実施の形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)SDHネットワークまたはSONETネットワークを介してフレームを伝送するフレーム伝送装置であって、
他の装置から受信したデータのデータ量を検出するデータ量検出手段と、
前記データ量検出手段により検出されたデータ量が所定の閾値を越えた場合に、VCフレームまたはSTSフレームの固定スタッフにフレーム制御に係る情報を格納したフレームを伝送するフレーム伝送手段と、
を備えたことを特徴とするフレーム伝送装置。
(付記2)前記フレーム伝送手段は、固定スタッフをデータの格納場所として利用することを示す固定スタッフ利用情報をフレーム制御に係る情報として固定スタッフに格納し、固定スタッフをデータの格納場所として利用したフレームを伝送することを特徴とする付記1に記載のフレーム伝送装置。
(付記3)前記フレーム伝送手段は、アイドルフレームの挿入要求に係る情報をフレーム制御に係る情報として固定スタッフに格納したフレームを伝送することを特徴とする付記1に記載のフレーム伝送装置。
(付記4)SDHネットワークまたはSONETネットワークを介して伝送されたフレームを受信するフレーム受信装置であって、
VCフレームまたはSTSフレームの固定スタッフにフレーム制御に係る情報を格納したフレームを受信するフレーム受信手段と、
前記フレーム受信手段により受信されたフレームの固定スタッフに格納されたフレーム制御に係る情報に基づいてフレーム制御を実行するフレーム制御手段と、
を備えたことを特徴とするフレーム受信装置。
(付記5)前記フレーム制御手段は、フレーム制御に係る情報として固定スタッフに格納され、固定スタッフをデータの格納場所として利用することを示す固定スタッフ利用情報に基づいて、固定スタッフを格納場所として利用することにより送信されたデータを取得するフレーム制御を実行することを特徴とする付記4に記載のフレーム受信装置。
(付記6)前記フレーム制御手段は、フレーム制御に係る情報として固定スタッフに格納されたアイドルフレームの挿入要求に係る情報に基づいて、他の装置に伝送するフレーム間にアイドルフレームを挿入するフレーム制御を実行することを特徴とする付記4に記載のフレーム受信装置。
(付記7)SDHネットワークまたはSONETネットワークを介してフレームを送受信するフレーム送受信方法であって、
他の装置から受信したデータのデータ量を検出するデータ量検出工程と、
前記データ量検出工程により検出されたデータ量が所定の閾値を越えた場合に、VCフレームまたはSTSフレームの固定スタッフにフレーム制御に係る情報を格納したフレームを伝送するフレーム伝送工程と、
前記フレーム伝送工程により伝送されたフレームを受信した場合に、受信したフレームの固定スタッフに格納されたフレーム制御に係る情報に基づいてフレーム制御を実行するフレーム制御工程と、
を含んだことを特徴とするフレーム送受信方法。
(付記8)SDHネットワークまたはSONETネットワークを介してフレームを送受信するフレーム送受信システムであって、
他の装置から受信したデータのデータ量を検出するデータ量検出手段と、
前記データ量検出手段により検出されたデータ量が所定の閾値を越えた場合に、VCフレームまたはSTSフレームの固定スタッフにフレーム制御に係る情報を格納したフレームを伝送するフレーム伝送手段と、
前記フレーム伝送手段により伝送されたフレームを受信した場合に、受信したフレームの固定スタッフに格納されたフレーム制御に係る情報に基づいてフレーム制御を実行するフレーム制御手段と、
を備えたことを特徴とするフレーム送受信システム。
以上のように、本発明に係るフレーム伝送装置およびフレーム受信装置は、SDH/SONETネットワークを介しておこなわれるデータ伝送処理の伝送効率を低下させることなく、データ伝送処理の制御を効率的におこなうことが必要なフレーム送受信システムに有用である。
VC−4フレーム10の固定スタッフ12をデータの格納場所として利用するフレーム伝送処理の概念を説明する図である。 VC−4フレーム20の固定スタッフ22をアイドルフレームの送信要求の格納場所として利用するフレーム伝送処理の概念を説明する図である。 アイドルフレーム35をPPPフレーム34a,34b間に挿入してVC−4フレーム30に格納する処理を説明する図である。 本実施例に係るフレーム送受信システムの機能構成を示す図である。 図4に示したVC−4マッピング処理部404の詳細な機能構成を示す図である。 図4に示したVC−4終端処理部502の詳細な機能構成を示す図である。 固定スタッフをPPPフレームの格納場所として利用したVC−4フレームを送信する処理の処理手順を示すフローチャートである。 VC−4フレームからPPPフレームを取得する処理の処理手順を示すフローチャートである。 アイドルフレーム送信要求を固定スタッフに格納したVC−4フレームを送信する処理の処理手順を示すフローチャートである。 アイドルフレームを含んだVC−4フレームを送信する処理の処理手順を示すフローチャートである。 従来のEOSの技術を説明する図である。
符号の説明
1a〜1h クライアント装置
10,20,30 VC−4フレーム
11,21,31 POH
12,22,32 固定スタッフ
13,23,33 ペイロード
2a,2b 伝送装置
3a,3b LAN
34a,34b PPPフレーム
35 アイドルフレーム
4 SDH/SONETネットワーク
40 伝送装置
401 データ受信処理部
402 エラスティックストア部
403 PPPマッピング処理部
404 VC−4マッピング処理部
405 データ送信処理部
406 データ受信処理部
407 VC−4終端処理部
408 PPP終端処理部
409 エラスティックストア部
410 データ送信処理部
411 クロック信号発振部
50 伝送装置
501 データ受信処理部
502 VC−4終端処理部
503 PPP終端処理部
504 エラスティックストア部
505 データ送信処理部
506 クロック信号発振部
507 データ受信処理部
508 エラスティックストア部
509 PPPマッピング処理部
510 VC−4マッピング処理部
511 データ送信処理部
60a,60b SDHネットワーク
70 クロック信号発振装置
80 データバッファ
81 固定スタッフ設定部
82 POH制御部
83 制御バイト設定部
84 MUX制御部
85 261進カウンタ
86 9進カウンタ
87 MUX実行部
90 DEMUX実行部
91 POH制御部
92 制御バイト検出部
93 DEMUX制御部
94 261進カウンタ
95 9進カウンタ
96 データバッファ

Claims (5)

  1. SDHネットワークまたはSONETネットワークを介してフレームを伝送するフレーム伝送装置であって、
    他の装置から受信したデータのデータ量を検出するデータ量検出手段と、
    前記データ量検出手段により検出されたデータ量が所定の閾値を越えた場合に、VCフレームまたはSTSフレームの固定スタッフにフレーム制御に係る情報を格納したフレームを伝送するフレーム伝送手段と、
    を備えたことを特徴とするフレーム伝送装置。
  2. 前記フレーム伝送手段は、固定スタッフをデータの格納場所として利用することを示す固定スタッフ利用情報をフレーム制御に係る情報として固定スタッフに格納し、固定スタッフをデータの格納場所として利用したフレームを伝送することを特徴とする請求項1に記載のフレーム伝送装置。
  3. 前記フレーム伝送手段は、アイドルフレームの挿入要求に係る情報をフレーム制御に係る情報として固定スタッフに格納したフレームを伝送することを特徴とする請求項1に記載のフレーム伝送装置。
  4. SDHネットワークまたはSONETネットワークを介して伝送されたフレームを受信するフレーム受信装置であって、
    VCフレームまたはSTSフレームの固定スタッフにフレーム制御に係る情報を格納したフレームを受信するフレーム受信手段と、
    前記フレーム受信手段により受信されたフレームの固定スタッフに格納されたフレーム制御に係る情報に基づいてフレーム制御を実行するフレーム制御手段と、
    を備えたことを特徴とするフレーム受信装置。
  5. 前記フレーム制御手段は、フレーム制御に係る情報として固定スタッフに格納されたアイドルフレームの挿入要求に係る情報に基づいて、他の装置に伝送するフレーム間にアイドルフレームを挿入するフレーム制御を実行することを特徴とする請求項4に記載のフレーム受信装置。
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