JP5796327B2 - 光伝送装置及び光伝送方法 - Google Patents

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Description

この発明は、光伝送装置及び光伝送方法に関する。
従来、光信号の送信側で複数のクライアント信号を多重化し、さらに複数のスロットに分割して送信し、光信号の受信側で受信信号を元の複数のクライアント信号に戻してそれぞれのクライアントへ送信する光伝送システムがある。例えば、光伝送技術の規格の一つに、OTN(Optical Transport Network)がある。OTNは、ITU−T(International Telecommunication Union−Telecommunication sector)及びIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)によって標準化が進められている規格である。
OTNでは、GMP(Generic Mapping Procedure)というマッピング方式によって、ODU(Optical channel Data Unit)に多種多様なクライアント信号を収容することができる。種々のクライアント信号を収容したOTNフレームは、上位レイヤに多重化されて伝送される。その際、上位レイヤの帯域は、複数の帯域に分割される。例えば、上位レイヤがOTU2(Optical channel Transport Unit 2)である場合、10Gビット/秒の帯域が8つの1.25Gビット/秒の帯域に分割される。その際、8つのトリビュタリースロット(TS:Tributary Slot)を各OTNフレーム(ODTU2.ts)に自由に割り当てることができる。その割り当ては、分割された帯域構造を示すMSI(Multiplex Structure Identifier)というオーバーヘッドに示される。
例えば、OPU4(Optical channel Payload Unit 4)では、MSI内に80個のPSI(Payload Structure Identifier)が設けられている。各PSIは、1バイト(8ビット)長であり、その最上位ビットで「使用(Allocated)」または「未使用(Unallocated)」を示し、下位7ビットで1〜80のトリビュタリーポートナンバ(Tributary Port Number)を示している。
例えば、OPU3(Optical channel Payload Unit 3)では、MSI内に32個のPSIが設けられている。各PSIは、1バイト(8ビット)長であり、その上位2ビットで「ODTU(Optical channel Data Tributary Unit)のタイプ」または「未使用」を示し、下位6ビットで1〜32のトリビュタリーポートナンバを示している。
例えば、OPU2(Optical channel Payload Unit 2)では、MSI内に8個のPSIが設けられている。各PSIは、1バイト(8ビット)長であり、その上位2ビットで「ODTUのタイプ」、「予約(Reserved)」または「未使用」を示し、下位6ビットで1〜8のトリビュタリーポートナンバ(ポートの情報)を示している。ITU−T標準では、トリビュタリーポートナンバは論理的なポートナンバであるので、何番のトリビュタリーポートナンバにどのトリビュタリースロットを割り当てるか、ということについての制限がない。
また、OTNでは、送信側と受信側とでMSIの設定値が異なっている場合に、ミスマッチを検出することが規定されている。ITU−Tによれば、受信側の装置において、受信したMSIの値(すなわち、送信側のMSIの設定値)とMSIの期待値(すなわち、受信側のMSIの設定値)とをトリビュタリースロット単位で比較し、値が異なっていればトリビュタリースロット単位でミスマッチアラームを検出すること、と定義されている。
しかしながら、現在、規定されているITU−T標準では、論理的なトリビュタリーポートの連結信号(コンカチ、concate)の扱いが十分に考慮されていないため、送受信のMSI設定のミスマッチを検出するための標準で規定されているMSIミスマッチを検出することができない場合がある。すなわち、OTNでは、トリビュタリースロットの連結数が送信側のMSIと受信側のMSIとで異なっていても、MSIのミスマッチアラームを検出することができないことがある、という問題点がある。
図25は、受信側で受信したMSIの値の一例を示す図表である。図26は、受信側のMSIの期待値の一例を示す図表である。例えば、図25に示す例では、送信側は、4GFC(4Gbps Fibre Channel)をODTU2.4にマッピングして、4〜7のトリビュタリースロットに割り当てるように設定されている。図26に示す例では、受信側は、2GFC(2Gbps Fibre Channel)をODTU2.2にマッピングして、4及び5のトリビュタリースロットに割り当てるように設定されている。
図25及び図26に示す例では、受信したMSIとMSIの期待値とで4及び5のトリビュタリースロットの設定が一致しているので、受信側の装置はMSIのミスマッチアラームを検出しない。また、MSIの期待値では、6及び7のトリビュタリースロットが未使用に設定されているので、受信したMSIとMSIの期待値とで設定が異なっていても、受信側の装置はMSIのミスマッチアラームを検出しない。この場合、6及び7のトリビュタリースロットについて、受信側の装置はLOF(Loss of Frame)アラームを検出するので、不適切である。
一方、SONET(Synchronous Optical Network)ではオーバーヘッドに連結情報がある。OTNにおいて、オーバーヘッドの空き領域にSONETと同様の連結情報を格納することも考えられる。しかし、OPU4では、トリビュタリースロット80個分の連結情報を定義する必要があり、処理が複雑になってしまうため、現実的でない。
送信側と受信側とでスロットの連結数が異なるという設定ミスを受信側の処理だけで検出することができる光伝送装置及び光伝送方法を提供することを目的とする。
光伝送装置は、抽出部、比較部及びメモリを備えている。抽出部は、受信信号の複数のスロットのそれぞれに割り当てられたポートの情報を抽出する。比較部は、抽出されたポートの情報に基づいて、複数のスロットの中の第1のスロットについて、同じポートに割り当てられているスロットの連結数を求め、該スロットの連結数と第1のスロットと同じポートに割り当てられているスロットの連結数の期待値とを比較する。メモリは、スロットごとに、同じポートに割り当てられるスロットの連結数に対する期待値を保持している。そして、比較部は、複数のスロットごとに、同一ポートに割り当てられているスロットの連結数が期待値と異なるときにミスマッチを検出する。
この光伝送装置及び光伝送方法によれば、送信側と受信側とでスロットの連結数が異なるという設定ミスを受信側の処理だけで検出することができる。
図1は、実施例1にかかる光伝送装置を示すブロック図である。 図2は、実施例1にかかる光伝送方法を示すフローチャートである。 図3は、実施例2にかかるOTNシステムの一例を示すブロック図である。 図4は、実施例2にかかる光伝送装置を示すブロック図である。 図5は、実施例2にかかる光伝送装置の信号の流れの一例を示すブロック図である。 図6は、実施例2にかかる光伝送方法のコンカチテーブル作成手順を示すフローチャートである。 図7は、実施例2にかかる光伝送方法のコンカチテーブル作成手順を示すフローチャートである。 図8は、受信したMSIの値の一例を示す図表である。 図9は、受信したMSIのトリビュタリースロットリストの一例を示す図表である。 図10は、受信したMSIのコンカチテーブルの一例を示す図表である。 図11は、MSIの期待値の一例を示す図表である。 図12は、MSIの期待値のトリビュタリースロットリストの一例を示す図表である。 図13は、MSIの期待値のコンカチテーブルの一例を示す図表である。 図14は、実施例2にかかる光伝送方法のミスマッチ検出手順を示すフローチャートである。 図15は、実施例2にかかる光伝送装置の第1変形例を示すブロック図である。 図16は、実施例2にかかる光伝送装置の第2変形例を示すブロック図である。 図17は、実施例2にかかる光伝送装置の第3変形例を示すブロック図である。 図18は、実施例3にかかる光伝送装置を示すブロック図である。 図19は、実施例3にかかる光伝送装置の信号の流れの一例を示すブロック図である。 図20は、実施例3にかかる光伝送装置の第1変形例を示すブロック図である。 図21は、実施例3にかかる光伝送装置の第2変形例を示すブロック図である。 図22は、実施例3にかかる光伝送装置の第3変形例を示すブロック図である。 図23は、実施例3にかかる光伝送装置の第4変形例を示すブロック図である。 図24は、実施例3にかかる光伝送装置の第5変形例を示すブロック図である。 図25は、受信側で受信したMSIの値の一例を示す図表である。 図26は、受信側のMSIの期待値の一例を示す図表である。
以下に添付図面を参照して、この光伝送装置及び光伝送方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。光伝送装置及び光伝送方法は、受信信号のスロットごとに同じポートに割り当てられているスロットの連結数を求め、連結数を期待値と比較することで、送信側と受信側とでスロットの連結数が異なるという設定ミスを受信側の処理だけで検出するものである。以下の各実施例の説明においては、同様の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
(実施例1)
・光伝送装置の説明
図1は、実施例1にかかる光伝送装置を示すブロック図である。図1に示すように、光伝送装置1は、抽出部2、比較部3及びメモリ4を備えている。抽出部2は、光伝送装置1に接続された図示しないネットワークに接続されている。比較部3は、抽出部2に接続されている。メモリ4は、比較部3に接続されている。例えば比較部3はプロセッサ、FPGA(Field Programmable Gate Array)または専用LSIを利用して実現してもよい。
抽出部2は、受信信号の複数のスロットのそれぞれに割り当てられたポートの情報を抽出する。比較部3は、抽出部2で抽出されたポートの情報に基づいて、スロットごとに、同じポートに割り当てられているスロットの数を求める。
比較部3は、同じポートに割り当てられているスロットの数と期待値とを比較する。メモリ4は、スロットごとに、同じポートに割り当てられるスロットの数に対する期待値を保持している。期待値は、例えばネットワークの管理者によって設定されてもよい。そして、比較部3は、スロットごとに、同一ポートに割り当てられているスロットの数が期待値と異なるときにミスマッチを検出する。比較部3は、すべてのスロットについて比較を行ってもよいし、比較したスロットの数が期待値と一致した場合には、比較したスロットと同一ポートのスロットについては比較を行わなくてもよい。
・光伝送方法の説明
図2は、実施例1にかかる光伝送方法を示すフローチャートである。図2に示すように、受信側の光伝送装置は、ネットワークから信号を受信して処理を開始する。まず、抽出部2は、受信信号の複数のスロットのそれぞれに割り当てられたポートの情報を抽出する(ステップS1)。次いで、抽出部2により抽出されたポートの情報に基づいて、比較部3は、スロットごとに、同じポートに割り当てられているスロットの数を求める(ステップS2)。求めたスロットの数は、スロットの連結数を表す。
次いで、比較部3は、メモリ4から、同じポートに割り当てられるスロットの数に対する期待値を読み出し、求めたスロットの数と期待値とをスロットごとに比較し、一致しているか否かを判断する(ステップS3)。比較部3は、一致しているスロットについては何もせずに終了し(ステップS3:Yes)、一致していないスロットについては(ステップS3:No)、ミスマッチを検出して(ステップS4)、終了する。
実施例1によれば、受信側で、受信信号におけるスロットの連結数が期待値に一致しているか否かを判断することができる。従って、送信側(受信信号におけるスロットの連結数)と受信側(期待値)とでスロットの連結数が異なるという設定ミスを受信側の処理だけで検出することができる。
(実施例2)
実施例2は、実施例1にかかる光伝送装置及び光伝送方法をOTNに適用した例である。なお、実施例1にかかる光伝送装置及び光伝送方法は、OTN以外にも適用することができる。
・OTNシステムの説明
図3は、実施例2にかかるOTNシステムの一例を示すブロック図である。図3に示すように、OTNシステムでは、OTNネットワークA_11に一つ以上の光伝送装置12が接続されている。各光伝送装置12には、別のOTNネットワークB_13やOTNネットワークC_14が接続されていたり、SONETやイーサネット(登録商標)やファイバチャネルネットアークなどのクライアントネットワーク15が接続されていることがある。OTNネットワークB_13、OTNネットワークC_14及びクライアントネットワーク15は、光伝送装置12及びOTNネットワークA_11を経由して、相互に信号を授受することができる。
・光伝送装置の説明
図4は、実施例2にかかる光伝送装置を示すブロック図である。図5は、実施例2にかかる光伝送装置の信号の流れの一例を示すブロック図である。図4及び図5に示すように、光伝送装置21は、出力部として例えば複数の光モジュール22、及び1個以上のマルチプレクサ/デマルチプレクサ回路23を備えていてもよい。
光モジュール22は、OTNネットワークA_11やOTNネットワークB_13やOTNネットワークC_14やクライアントネットワーク15などのネットワークに接続されている。光モジュール22は、ネットワークから受信した光信号を電気信号に変換して光伝送装置21の内部回路に渡す。光モジュール22は、光伝送装置21の内部回路から渡された電気信号を光信号に変換してネットワークへ出力する。
マルチプレクサ/デマルチプレクサ回路23は、OTNネットワークに接続されたいずれかの光モジュール22に接続されている。マルチプレクサ/デマルチプレクサ回路23は、LO−ODUフレームをHO−ODU/OTUフレームにマルチプレクスする。マルチプレクサ/デマルチプレクサ回路23は、HO−ODU/OTUフレームをLO−ODUフレームにデマルチプレクスする。
ここで、LO−ODUフレーム(Low Order ODUフレーム)は、クライアント信号がそれに見合った下位階層のOPUにマッピングされ、さらにそれに見合った下位階層のODUにマッピングされたODUフレームである。クライアント信号は、ITU−T G.709で定義されている、例えばSDH/SONET、イーサネット(登録商標)、ファイバーチャネル及び他の信号種であってもよい。HO−ODUフレーム(High Order ODUフレーム)は、LO−ODU信号をマルチプレクスしてODTUG(Optical channel Data Tributary Unit Group)となった信号が、それに関連する上位階層のOPU(HO−OPU)にマッピングされ、さらにそれに見合った上位階層のODUにマッピングされたODUフレームである。
また、光伝送装置21は、1個以上のマッピング/デマッピング回路24を備えていてもよい。マッピング/デマッピング回路24は、クライアントネットワークに接続されたいずれかの光モジュール22に接続されている。マッピング/デマッピング回路24は、クライアント信号をODUkフレームまたはODUflexフレームなどのODUフレームにマッピングする。マッピング/デマッピング回路24は、ODUフレームをクライアント信号にデマッピングする。
また、光伝送装置21は、1個以上のODU化処理回路25を備えていてもよい。ODU化処理回路25は、OTNネットワークに接続されたいずれかの光モジュール22に接続されている。ODU化処理回路25は、OTUフレームのSM(Section Monitoring)レイヤ/FEC部を処理してOTUフレームをODU化する。なお、光伝送装置21は、マルチプレクサ/デマルチプレクサ回路23、マッピング/デマッピング回路24及びODU化処理回路25のいずれかを備えていなくてもよい。
また、光伝送装置21は、クロスコネクト部として例えばクロスコネクト回路26を備えていてもよい。クロスコネクト回路26は、例えばマルチプレクサ/デマルチプレクサ回路23、マッピング/デマッピング回路24及びODU化処理回路25に接続されている。クロスコネクト回路26は、ODUレイヤでのクロスコネクトスイッチ機能を実現し、ODUフレームを出力先へ振り分ける。
また、光伝送装置21は、抽出部として例えばMSIオーバーヘッド検出回路27、比較部3として例えばMSI処理回路28、及びメモリ29を備えている。
MSIオーバーヘッド検出回路27は、OTNネットワークA_11に接続された光モジュール22に接続されている。MSIオーバーヘッド検出回路27は、ネットワークから入力されたHO−ODUのMSIオーバーヘッド情報を検出する。
MSI処理回路28は、MSIオーバーヘッド検出回路27に接続されている。MSI処理回路28は、MSIオーバーヘッド検出回路27により検出されたMSIオーバーヘッド情報に基づいて、トリビュタリースロットごとに、同じトリビュタリーポート(ポート)に割り当てられているトリビュタリースロットの連結数(スロットの連結数)を求める。MSI処理回路28は、トリビュタリースロットごとに、求めたトリビュタリースロットの連結数と期待値とを比較する。MSI処理回路28は、比較結果に基づいて、MSIのミスマッチアラームを検出する。
メモリ29は、トリビュタリースロットごとに、トリビュタリースロットの連結数の期待値を保持している。光伝送装置21の各回路23〜28は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアで構成されていてもよい。
・光伝送方法の説明
受信したMSIのコンカチテーブルもトリビュタリースロットの連結数の期待値のコンカチテーブルも同じ手順で作成される。ここでは、受信したMSIのコンカチテーブルを作成する手順について説明する。
(1)受信したMSIのコンカチテーブル作成手順
図6及び図7は、実施例2にかかる光伝送方法のコンカチテーブル作成手順を示すフローチャートである。図8は、受信したMSIの値の一例を示す図表である。図9は、受信したMSIのトリビュタリースロットリストの一例を示す図表である。図10は、受信したMSIのコンカチテーブルの一例を示す図表である。
トリビュタリースロットごとに、同じトリビュタリーポートに割り当てられているトリビュタリースロットの連結数を求めることにより、コンカチテーブルを作成することができる。光伝送装置21は、固定データとしてMAXTSINFOという情報を有する。MAXTSINFO情報は、例えばメモリに保持されていてもよい。
MAXTSINFOの値は、光伝送装置21が10Gbpsの装置であれば8、40Gbpsの装置であれば32、100Gbpsの装置であれば80である。ここでは、特に限定しないが、光伝送装置21が10Gbpsの装置であり、MAXTSINFOの値が8であり、受信したMSIバイトが図8に示す例である場合について説明する。
また、光伝送装置21は、変数としてcounter、concate及びtsを用いる。counter、concate及びtsの各値は、例えばカウンタにより更新されてもよい。
コンカチテーブルの作成が開始されると、光伝送装置21のMSIオーバーヘッド検出回路27は、受信信号のMSIバイトを検出し、検出したMSIバイトをRCV_MSI_Table(図8参照)に格納する。そして、図6に示すように、MSI処理回路28は、MAXTSINFOとして例えば8を設定する(ステップS11)。
また、MSI処理回路28は、counter、concate及びtsの各値を初期化する(ステップS12)。counterの初期値は、例えば0である。concateの初期値は、例えば0である。tsの初期値は、例えば1である。
(1−1)TS1についての検索
ts=1であるので、MSI処理回路28は、まず、トリビュタリースロットナンバが1であるトリビュタリースロット(TS1)について、トリビュタリースロットの連結数を検索する。
RCV_MSI_Table(図8参照)のNo.[ts−1]、ここではNo.0のODTUTYPEは、例えばODTU2.tsである(ステップS13:No)。また、[ts−1]及びcounterの値がともに0であるので、RCV_MSI_Table(図8参照)のNo.[ts−1]とNo.[counter]とが同じになる(ステップS14:Yes)。
従って、MSI処理回路28は、RCV_TS_List(トリビュタリースロットリスト、図9参照)のTS1検索の欄にトリビュタリースロットナンバ(TS Number)としてcounter+1の値、ここでは1、つまりTS1を登録する。そして、MSI処理回路28は、concateの値をインクリメントして1とする(ステップS15)。次いで、MSI処理回路28は、counterの値をインクリメントして1とする(ステップS16)。
次いで、ステップS13に戻る。ステップS13はNoであるので、ステップS14へ進む。ステップS14でRCV_MSI_Table(図8参照)において、No.[ts−1]、ここではNo.0と、No.[counter]、ここではNo.1とでは、ODTUTYPEが異なる(ステップS14:No)。従って、MSI処理回路28は、ステップS15をスキップして、counterの値をインクリメントして2とする(ステップS16)。そして、ステップS13に戻る。
図8に示す例では、counterの値が2〜7であるときもcounter=1のときと同様となる。ただし、counterの値が3〜7である場合については、RCV_MSI_Table(図8参照)のNo.0に対してODTUTYPEは同じであるが、トリビュタリーポートナンバ(Tributary Port Number)が異なる。ステップS16でcounterの値をインクリメントして8、すなわちMAXTSINFOの値と同じになると、MSI処理回路28は、ステップS13〜ステップS16のループ処理(図6及び図7において(B)で示すループ処理)を抜ける。
そして、MSI処理回路28は、RCV_Concate_Table(受信したMSIのコンカチテーブル、図10参照)において、トリビュタリースロットナンバ(TS Number)が1であるConcate情報(連結情報)としてconcateの値、ここでは1を登録する。MSI処理回路28は、tsの値をインクリメントして2とし、counterの値及びconcateの値を0に戻す(ステップS17)。
(1−2)TS2についての検索
ts=2であるので、MSI処理回路28は、トリビュタリースロットナンバが2であるトリビュタリースロット(TS2)について、トリビュタリースロットの連結数を検索する。
RCV_MSI_Table(図8参照)のNo.[ts−1]、ここではNo.1のODTUTYPEは、例えばODTU12である(ステップS13:Yes)。従って、MSI処理回路28は、ステップS14〜ステップS16及びステップS13〜ステップS16のループ処理をスキップして、RCV_Concate_Table(図10参照)において、トリビュタリースロットナンバ(TS Number)が2であるConcate情報(連結情報)としてconcateの値、ここでは0、すなわちnullを登録する。MSI処理回路28は、tsの値をインクリメントして3とし、counterの値及びconcateの値を0に戻す(ステップS17)。
(1−3)TS3についての検索
ts=3であるので、MSI処理回路28は、トリビュタリースロットナンバが3であるトリビュタリースロット(TS3)について、トリビュタリースロットの連結数を検索する。
RCV_MSI_Table(図8参照)のNo.[ts−1]、ここではNo.2のODTUTYPEは、例えばODTU12であるので、上述した(1−2)TS2についての検索と同様である。tsの値は4となり、counterの値及びconcateの値は0に戻る。
(1−4)TS4についての検索
ts=4であるので、MSI処理回路28は、トリビュタリースロットナンバが4であるトリビュタリースロット(TS3)について、トリビュタリースロットの連結数を検索する。
RCV_MSI_Table(図8参照)のNo.[ts−1]、ここではNo.3のODTUTYPEは、例えばODTU2.tsである(ステップS13:No)。また、RCV_MSI_Table(図8参照)において、No.3と、No.[counter]、ここではNo.0とでは、トリビュタリーポートナンバ(Tributary Port Number)が異なる(ステップS14:No)。従って、MSI処理回路28は、ステップS15をスキップして、counterの値をインクリメントして1とする(ステップS16)。そして、ステップS13に戻る。
ステップS13〜ステップS16のループ処理を繰り返す中で、counterの値がts−1、ここでは3になると、RCV_MSI_Table(図8参照)のNo.[ts−1]とNo.[counter]とが同じになる(ステップS14:Yes)。従って、MSI処理回路28は、RCV_TS_List(図9参照)のTS4検索の欄にトリビュタリースロットナンバ(TS Number)としてcounter+1の値、ここでは4、つまりTS4を登録する。そして、MSI処理回路28は、concateの値をインクリメントして1とする(ステップS15)。次いで、MSI処理回路28は、counterの値をインクリメントして4とする(ステップS16)。
次いで、ステップS13に戻る。ステップS13はNoであるので、ステップS14へ進む。ステップS14でRCV_MSI_Table(図8参照)において、No.[counter]、ここではNo.4は、No.3と同じである。従って、MSI処理回路28は、RCV_TS_List(図9参照)のTS4検索の欄にトリビュタリースロットナンバ(TS Number)としてcounter+1の値、ここでは5、つまりTS5を登録する。そして、MSI処理回路28は、concateの値をインクリメントして2とする(ステップS15)。次いで、MSI処理回路28は、counterの値をインクリメントして5とする(ステップS16)。
次いで、ステップS13に戻る。図8に示す例では、counterの値が5及び6であるときもcounter=4のときと同様となる。従って、RCV_TS_List(図9参照)のTS4検索の欄に、トリビュタリースロットナンバ(TS Number)として6と7、つまりTS6とTS7とが登録される。concateの値は、2度インクリメントされて4となる(ステップS15)。また、counterの値は、2度インクリメントされて7となる(ステップS16)。
次いで、ステップS13に戻る。ステップS13はNoであるので、ステップS14へ進む。ステップS14でRCV_MSI_Table(図8参照)において、No.3と、No.[counter]、ここではNo.7とでは、トリビュタリーポートナンバ(Tributary Port Number)が異なる(ステップS14:No)。従って、MSI処理回路28は、ステップS15をスキップして、counterの値をインクリメントして8とする(ステップS16)。counterの値がMAXTSINFOの値と同じになったので、MSI処理回路28は、ステップS13〜ステップS16のループ処理を抜ける。
そして、MSI処理回路28は、RCV_Concate_Table(図10参照)において、トリビュタリースロットナンバ(TS Number)が4、5、6及び7であるConcate情報(連結情報)としてconcateの値、ここでは4を登録する。MSI処理回路28は、tsの値をインクリメントして5とし、counterの値及びconcateの値を0に戻す(ステップS17)。
(1−5)TS5、TS6及びTS7についての検索
MSI処理回路28は、ステップS13〜ステップS17のループ処理(図6及び図7において(A)で示すループ処理)を、RCV_Concate_Table(図10参照)のConcate情報が空のTSについてのみ実施してもよい。ここでは、MSI処理回路28は、TS5、TS6及びTS7の検索をスキップするものとする。なお、MSI処理回路28は、ステップS13〜ステップS17のループ処理を、RCV_Concate_Table(図10参照)にかかわらずに、常に行ってもよい。
(1−6)TS8についての検索
tsの値は、3回インクリメントされて8となっている。counterの値及びconcateの値は、0に戻されている。MSI処理回路28は、トリビュタリースロットナンバが8であるトリビュタリースロット(TS8)について、トリビュタリースロットの連結数を検索する。
RCV_MSI_Table(図8参照)のNo.[ts−1]、ここではNo.7のODTUTYPEは、例えばODTU2.tsである(ステップS13:No)。また、RCV_MSI_Table(図8参照)において、No.7と、No.[counter]、ここではNo.0とでは、トリビュタリーポートナンバ(Tributary Port Number)が異なる(ステップS14:No)。従って、MSI処理回路28は、ステップS15をスキップして、counterの値をインクリメントして1とする(ステップS16)。そして、ステップS13に戻る。
ステップS13〜ステップS16のループ処理を繰り返す中で、counterの値がts−1、ここでは7になると、RCV_MSI_Table(図8参照)のNo.[ts−1]とNo.[counter]とが同じになる(ステップS14:Yes)。従って、MSI処理回路28は、RCV_TS_List(図9参照)のTS8検索の欄にトリビュタリースロットナンバ(TS Number)としてcounter+1の値、ここでは8、つまりTS8を登録する。そして、MSI処理回路28は、concateの値をインクリメントして1とする(ステップS15)。次いで、MSI処理回路28は、counterの値をインクリメントして8とする(ステップS16)。counterの値がMAXTSINFOの値と同じになったので、MSI処理回路28は、ステップS13〜ステップS16のループ処理を抜ける。
そして、MSI処理回路28は、RCV_Concate_Table(図10参照)において、トリビュタリースロットナンバ(TS Number)が8であるConcate情報(連結情報)としてconcateの値、ここでは1を登録する。MSI処理回路28は、tsの値をインクリメントして9とし、counterの値及びconcateの値を0に戻す(ステップS17)。tsの値がMAXTSINFOの値よりも大きくなったので、MSI処理回路28は、ステップS13〜ステップS17のループ処理を抜ける。そして、MSI処理回路28は、受信したMSIのコンカチテーブルの作成を終了する。
(2)トリビュタリースロットの連結数の期待値(MSIの期待値)のコンカチテーブル作成手順
図11は、MSIの期待値の一例を示す図表である。図12は、MSIの期待値のトリビュタリースロットリストの一例を示す図表である。図13は、MSIの期待値のコンカチテーブルの一例を示す図表である。MSIの期待値が図11に示す例である場合について説明する。例えば、光伝送装置21のメモリ29には、図12に示すような内容の期待値が保持されていてもよい。
コンカチテーブルの作成手順は、上述した(1)受信したMSIのコンカチテーブル作成手順と同様である。(1)受信したMSIのコンカチテーブル作成手順の説明において、RCV_MSI_Table、RCV_TS_List及びRCV_Concate_TableをそれぞれEXP_MSI_Table、EXP_TS_List及びEXP_Concate_Tableと読み替えればよい。ここで、RCV_は、受信した、ということを表し、EXP_は、期待値の、ということを表す。
図11に示すように、MSIの期待値では、例えば6及び7のトリビュタリースロット(No.5及びNo.6)が未使用に設定されている。従って、EXP_TS_List(図12参照)のTS4検索の欄に、トリビュタリースロットナンバ(TS Number)として4と5、つまりTS4とTS5のみが登録される。そして、EXP_TS_List(図12参照)のTS6検索及びTS7検索の各欄には、nullが登録される。
それによって、トリビュタリースロットナンバ(TS Number)が4及び5であるConcate情報(連結情報)として2が登録される。また、トリビュタリースロットナンバ(TS Number)が6及び7であるConcate情報(連結情報)としてnullが登録される。その他は、図8〜図10と同様である。
(3)ミスマッチ検出手順
図14は、実施例2にかかる光伝送方法のミスマッチ検出手順を示すフローチャートである。図14に示すように、ミスマッチの検出が開始されると、光伝送装置21のMSI処理回路28は、MAXTSINFOとして例えば8を設定する(ステップS21)。
次いで、MSI処理回路28は、受信したMSIのコンカチテーブルRCV_Concate_Table及びMSIの期待値のコンカチテーブルEXP_Concate_Tableを作成する。各コンカチテーブルの作成手順は、(1)受信したMSIのコンカチテーブル作成手順及び(2)トリビュタリースロットの連結数の期待値(MSIの期待値)のコンカチテーブル作成手順において説明した通りである。また、MSI処理回路28は、tsの値を初期化する(ステップS22)。tsの初期値は、例えば1である。
次いで、MSI処理回路28は、RCV_Concate_Table(図10参照)とEXP_Concate_Table(図13参照)とで、同じトリビュタリースロットナンバ(TS Number)同士のConcate情報を比較する。すなわち、MSI処理回路28は、EXP_Concate_Table[ts].concateがRCV_Concate_Table[ts].concateに等しいか否かを判断する(ステップS23)。ts=1のConcate情報は、ともに1であるので(ステップS23:Yes)、MSI処理回路28は、MSIのミスマッチアラームを検出しないで、tsの値をインクリメントして2とする(ステップS25)。そして、ステップS23に戻る。
ステップS23〜ステップS25のループ処理(図14において(C)で示すループ処理)を繰り返す中で、図10及び図13に示す例では、例えばtsの値が4になると、Concate情報が不一致となる(ステップS23:No)。すなわち、EXP_Concate_Table[4].concateは2であり、RCV_Concate_Table[4].concateは4である。従って、MSI処理回路28は、MSIのミスマッチアラームを検出し、4のトリビュタリースロットナンバ(TS Number)がアサインされているトリビュタリーポートのミスマッチを通知する(ステップS24)。そして、MSI処理回路28は、tsの値をインクリメントして3とし(ステップS25)、ステップS23に戻る。
MSI処理回路28は、tsの値がMAXTSINFOよりも大きくなるまで、ステップS23〜ステップS25のループ処理を繰り返す。MSI処理回路28は、Concate情報が不一致であるトリビュタリースロットナンバ(TS Number)がアサインされているトリビュタリーポートについてミスマッチを通知する(ステップS24)。そして、MSI処理回路28は、ミスマッチの検出を終了する。
・第1変形例の説明
図15は、実施例2にかかる光伝送装置の第1変形例を示すブロック図である。図15に示すように、光伝送装置は、光伝送装置31と制御装置32とに分離されていてもよい。制御装置32は、MSI処理回路28及びメモリ29を備えている。この場合、光伝送装置31は、MSI処理回路28及びメモリ29を備えていない。
・第2変形例の説明
図16は、実施例2にかかる光伝送装置の第2変形例を示すブロック図である。図16に示すように、光伝送装置33は、クロスコネクト回路を備えていなくてもよい。この場合、光伝送装置33は、マルチプレクサ/デマルチプレクサ装置となる。あるいは、光伝送装置33は、クロスコネクト回路を備えているが、クロスコネクト回路の設定を固定にしていてもよい。
・第3変形例の説明
図17は、実施例2にかかる光伝送装置の第3変形例を示すブロック図である。図17に示すように、光伝送装置は、上述した第1変形例と第2変形例とを組み合わせたものであり、光伝送装置34と制御装置32とに分離されていてもよい。光伝送装置34は、MSI処理回路28及びメモリ29を備えていない。光伝送装置34は、クロスコネクト回路を備えていないか、あるいは、クロスコネクト回路の設定を固定にされていてもよい。
実施例2によれば、実施例1と同様の効果が得られる。また、同じトリビュタリーポートに割り当てられているトリビュタリースロットの連結数の情報を新たにオーバーヘッド情報として定義しなくてもよいので、フレームを処理する回路の構成を変更せずに済む。
(実施例3)
図18は、実施例3にかかる光伝送装置を示すブロック図である。図19は、実施例3にかかる光伝送装置の信号の流れの一例を示すブロック図である。図18及び図19に示すように、光伝送装置41は、置換部または停止部として例えばスケルチ回路42を備えていてもよい。スケルチ回路42は、MSI処理回路28に接続されている。スケルチ回路42は、MSI処理回路28がMSIのミスマッチアラームを検出した場合に、ミスマッチアラームの対象となったLO−ODUkフレームの信号を遮断する。
例えば、スケルチ回路42は、クロスコネクト回路26の前段において、クライアント信号の種類に対応した、OTNにおけるODUk−AIS(AIS:Alarm Indication Signal)、SONETにおけるAIS−L、または10Gbpsイーサネット(登録商標)におけるLFのような信号置換を実施してもよい。スケルチ回路42は、このような信号置換をクロスコネクト回路26の後段において実施してもよい。
あるいは、スケルチ回路42は、ミスマッチアラームの対象となったトリビュタリーポートに割り当てられたクライアント信号もしくはそのクライアント信号を収容したOTNフレームを再びネットワークへ出力する光モジュール22に対して、光出力を停止するようにしてもよい。なお、図18に示す例では、スケルチ回路42は、クロスコネクト回路26の前段及び後段において信号置換を実施し、また光モジュール22に対して光出力の停止を実施するように表されているが、何れか一つまたは二つ、あるいは全部を実施するようになっていてもよい。
・第1変形例の説明
図20は、実施例3にかかる光伝送装置の第1変形例を示すブロック図である。図20に示すように、光伝送装置は、実施例2にかかる光伝送装置の第1変形例と同様に、光伝送装置43と制御装置44とに分離されていてもよい。制御装置44は、MSI処理回路28、メモリ29及びスケルチ回路42を備えている。この場合、光伝送装置43は、MSI処理回路28、メモリ29及びスケルチ回路42を備えていない。
・第2変形例の説明
図21は、実施例3にかかる光伝送装置の第2変形例を示すブロック図である。図21に示すように、光伝送装置は、クロスコネクト回路26を備えた装置#2_46、それぞれネットワークとのインターフェイスとなる装置#1_45、装置#3_47、装置#4_48及び装置#5_49とに分離されていてもよい。図21に示す例では、例えばMSIオーバーヘッド検出回路27、MSI処理回路28、メモリ29及びスケルチ回路42は装置#1_45に設けられていてもよい。
・第3変形例の説明
図22は、実施例3にかかる光伝送装置の第3変形例を示すブロック図である。図22に示すように、光伝送装置は、上述した実施例3における第1変形例と第2変形例とを組み合わせたものであり、光伝送装置50と制御装置44とに分離されていてもよい。光伝送装置50は、MSI処理回路28、メモリ29及びスケルチ回路42を備えていない。
・第4変形例の説明
図23は、実施例3にかかる光伝送装置の第4変形例を示すブロック図である。図23に示すように、光伝送装置51は、実施例2にかかる光伝送装置の第2変形例と同様に、クロスコネクト回路を備えていないか、クロスコネクト回路の設定が固定にされているマルチプレクサ/デマルチプレクサ装置であってもよい。
・第5変形例の説明
図24は、実施例3にかかる光伝送装置の第5変形例を示すブロック図である。図24に示すように、光伝送装置は、実施例3にかかる光伝送装置の第1変形例と第4変形例とを組み合わせたものであり、光伝送装置52と制御装置44とに分離されていてもよい。光伝送装置52は、MSI処理回路28、メモリ29及びスケルチ回路42を備えていない。光伝送装置52は、クロスコネクト回路を備えていないか、あるいは、クロスコネクト回路の設定を固定にされていてもよい。
実施例3によれば、実施例2と同様の効果が得られる。また、スケルチ回路42によって、ミスマッチアラームの対象となったトリビュタリーポートに割り当てられたクライアント信号もしくはそのクライアント信号を収容したOTNフレームが再びネットワークへ出力されるのを防ぐことができる。
上述した実施例1〜3に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)受信信号の複数のスロットのそれぞれに割り当てられたポートの情報を抽出する抽出部と、抽出された前記ポートの情報に基づいて、前記複数のスロットの中の第1のスロットについて、同じポートに割り当てられているスロットの数を求め、該スロットの数と前記第1のスロットの期待値とを比較する比較部と、スロットごとに、同じポートに割り当てられるスロットの数に対する期待値を保持するメモリと、を備え、前記比較部は、前記第1のスロットについて、同一ポートに割り当てられているスロットの数が前記第1のスロットの期待値と異なるときにミスマッチを検出することを特徴とする光伝送装置。
(付記2)前記ミスマッチが検出されたときに、前記受信信号から分離された、前記スロットの数が前記期待値と異なるスロットの信号を他の信号に置換する置換部、を備えることを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記3)前記ミスマッチが検出されたときに、前記受信信号から分離されて出力先へ振り分けられた、前記スロットの数が前記期待値と異なるスロットの信号を他の信号に置換する置換部、を備えることを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記4)前記ミスマッチが検出されたときに、前記受信信号から分離されて出力先へ振り分けられた、前記スロットの数が前記期待値と異なるスロットの信号を出力する出力部に対して当該信号の出力を停止させる停止部、を備えることを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記5)前記受信信号から分離された各スロットの信号をそれぞれの出力先へ振り分けるクロスコネクト部、を備えることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の光伝送装置。
(付記6)受信信号の複数のスロットのそれぞれに割り当てられたポートの情報を抽出し、抽出された前記ポートの情報に基づいて、前記複数のスロットの中の第1のスロットについて、同じポートに割り当てられているスロットの数を求め、求めたスロットの数と、前記第1のスロットの期待値とを比較し、スロットごとに、同一ポートに割り当てられているスロットの数が前記第1のスロットの期待値と異なるときにミスマッチを検出することを特徴とする光伝送方法。
(付記7)前記ミスマッチが検出されたときに、前記受信信号から分離された、前記スロットの数が前記期待値と異なるスロットの信号を他の信号に置換することを特徴とする付記6に記載の光伝送方法。
(付記8)前記ミスマッチが検出されたときに、前記受信信号から分離されて出力先へ振り分けられた、前記スロットの数が前記期待値と異なるスロットの信号を他の信号に置換することを特徴とする付記6に記載の光伝送方法。
(付記9)前記ミスマッチが検出されたときに、前記受信信号から分離されて出力先へ振り分けられた、前記スロットの数が前記期待値と異なるスロットの信号の出力を停止することを特徴とする付記6に記載の光伝送方法。
1,21,31〜34,41,43〜52 光伝送装置
2,27 抽出部
3,28 比較部
4,29 メモリ
22 出力部
26 クロスコネクト部
42 置換部、停止部

Claims (6)

  1. 受信信号の複数のスロットのそれぞれに割り当てられたポートの情報を抽出する抽出部と、
    抽出された前記ポートの情報に基づいて、前記複数のスロットの中の第1のスロットについて、同じポートに割り当てられているスロットの連結数を求め、該スロットの連結数と前記第1のスロットと同じポートに割り当てられているスロットの連結数の期待値とを比較する比較部と、
    スロットごとに、同じポートに割り当てられるスロットの連結数に対する期待値を保持するメモリと、を備え、
    前記比較部は、前記複数のスロットごとに、同一ポートに割り当てられているスロットの連結数が前記期待値と異なるときにミスマッチを検出することを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記ミスマッチが検出されたときに、前記受信信号から分離された、前記スロットの連結数が前記期待値と異なるスロットの信号を他の信号に置換する置換部、を備えることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記ミスマッチが検出されたときに、前記受信信号から分離されて出力先へ振り分けられた、前記スロットの連結数が前記期待値と異なるスロットの信号を他の信号に置換する置換部、を備えることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  4. 前記ミスマッチが検出されたときに、前記受信信号から分離されて出力先へ振り分けられた、前記スロットの連結数が前記期待値と異なるスロットの信号を出力する出力部に対して当該信号の出力を停止させる停止部、を備えることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  5. 前記受信信号から分離された各スロットの信号をそれぞれの出力先へ振り分けるクロスコネクト部、を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の光伝送装置。
  6. 受信信号の複数のスロットのそれぞれに割り当てられたポートの情報を抽出し、
    抽出された前記ポートの情報に基づいて、前記複数のスロットの中の第1のスロットについて、同じポートに割り当てられているスロットの連結数を求め、
    求めたスロットの連結数と、前記第1のスロットと同じポートに割り当てられているスロットの連結数の期待値とを比較し、
    前記複数のスロットごとに、同一ポートに割り当てられているスロットの連結数が前記期待値と異なるときにミスマッチを検出することを特徴とする光伝送方法。
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