JP4735080B2 - バーチャルコンカチネーション伝送システム、及びそれに用いる伝送装置とその伝送方法 - Google Patents

バーチャルコンカチネーション伝送システム、及びそれに用いる伝送装置とその伝送方法 Download PDF

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本発明は、同期転送を行う時分割多重回線上に設定されフレーム構造のデータを伝送するパスを複数選択して1つのグループとし、送信側にてグループ内各パスの各フレームに送信データをマッピングするとともに、グループ内の位置及び送信順序を示すための識別情報を付与することにより、受信側にてグループ内各パスの伝送時間差を吸収し送信データを正しい順序でデマッピング可能としたバーチャルコンカチネーションを行う伝送システム、及びそれに用いる伝送装置とその伝送方法に関する。
近年のインターネット需要の拡大にともなう通信網インフラのブロードバンド化が進む中で、固定通信網であるSDH/SONET網を利用したデータ系信号伝送の需要が高まってきている。そのなかでも特に、SDH/SONET信号にイーサネット(登録商標)信号を収容するEthernet(登録商標)−over−SDH/SONET技術[EoS]が、広く使用されている。ITU−TのG.707にて勧告化されているVCパスを任意の数を組み合わせて任意の帯域を構成できるVCAT技術はこのEoSを実現するうえで不可欠な技術となっている。
なお、ITU−Tは、International Telecommunications Union − Telecommunications Standardization Sector[国際電気通信連合の電気通信標準化部門]のことである。また、SDHは、Synchronous Digital Hierarchy[光ファイバーを用いた高速デジタル通信方式]、SONETは、Synchronous Optical NETwork[米国における光ファイバーを用いた高速デジタル通信方式]のことである。SDHとSONETとで共通な事項(名称は異なる場合がある)について述べるときは、SDH/SONET、あるいはSONET/SDHと記す。さらに、VCは、Virtual Container[バーチャル(仮想)コンテナー]、VCATは、Virtual Concatenation[バーチャルコンカチネーション]のことである。
VCATがもつ長所は、離散パスを一つのバーチャルコンカチネーション・グループ(以下、VCGと記す)として取り扱うことによって、従来SDH/SONET信号の情報収容単位である単独のVCパスや、コンティギュアスコンカチネーションに依存しない帯域を提供できることである。単独のVCパスとしては、例えば、VC−4、VC−3、VC−2、VC−12、VC−11などがある。コンティギュアスコンカチネーションとしては、例えば、VC−4−4c、VC−4−16cなどがある。
さらにVCGのメンバであるそれぞれのVCパスは、同一の伝送路上だけではなく、距離の異なった複数の伝送路を独立して通過することが可能である。これはそれぞれのVCパスがITU−TのG.707にて定義されているH4バイトもしくはK4バイトを用いて512msecのMFを構成しているため、経路が異なった伝送路を経由して到着時間が異なった場合においても、各VCパスの位相差を検出し、位相をそろえることができるからである。
このようなバーチャルコンカチネーション(VCAT)技術を用いるシステムの一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1記載システムでは、1つのバーチャルコンカチネーション・グループ(VCG)を、複数のVC−3の組(あるいは複数のVC−4の組み)で構成している。なお、X個のVC−nで構成したVCGを、VC−n−Xvと称する。例えば、3個のVC−3で構成したVCGは、VC−3−3vと称する。
特開2003−333007号公報(第1−8頁、図1−6)
上述したように、従来のVCAT技術は、同一速度のVCパスを複数コンカチネーションして、VC−4−XvやVC−12−XvといったVCGに対応した帯域を提供している。このように、VCGの帯域は、構成するVCパスの粒度によって決定されているので、以下に理由を示すように、SDH/SONET信号に収容するイーサネット(登録商標)信号の帯域に適合するようにVCGを構成することは難しい。
データ系信号として利用されているイーサネット(登録商標)信号は、IEEE802.3にて規格化された10Mbps、100Mbps、1Gbpsといった最大帯域をもつパケット系通信方式である。なお、IEEEは、Institute of Electrical and Electronic Engineers[米国電気電子技術協会]のことである。
このイーサネット(登録商標)信号は、実際の運用(トラフィックの状況)においては、前述の規格化された帯域よりも低い帯域を持つ場合がほとんどである。上述したように、従来のVCAT技術により構成するSDH/SONET信号におけるVCGの帯域は、各VCパスの速度×整数倍となっている。そのような帯域のSDH/SONET信号に、状況により低い帯域で済むイーサネット(登録商標)信号を収容する場合には、SDH/SONET側の帯域利用が非効率的になる場合がある。
例えば、VC−3は48.384Mbpsの伝送容量をもっている。ここでVC−3にてVCGを構成して100Mbpsのイーサネット(登録商標)信号を収容しようとした場合、VC−3−2vでは、48.384Mbps×2=96.784Mbpsとなり、不足する。しかし、VC−3−3vでは、48.384Mbps×3=145.152Mbpsとなってしまい、効率的な収容とはいえない。
また、ITU−TのG.707では、VC−11やVC−12などの低次バーチャルコンテナ(Lo−VC)のVCGの構成メンバは最大64メンバと定義されているため、VCGの最大帯域が決定されている。これにより、例えば、VC−11(1.544Mbps)をVCG最大構成である64メンバとした場合、最大帯域は1.544Mbps×64=98.816Mbpsとなる。VC−12(2.048Mbps)を64メンバとした場合、最大帯域は2.048Mbps×64=131.072Mbpsとなる。このように、VC−11やVC−12などのLo−VCを使用したVCGに、ギガビット(1,000Mbps)・イーサネット(登録商標)を収容しようとする場合においては、伝送路帯域として十分なものではなく、それ以上のVCG帯域の拡張は不可能である。なお、VC−3やVC−4などは、高次バーチャルコンテナ(Ho−VC)と呼ばれ、VCGの構成メンバは最大256メンバとされている。
すなわち、既存のVCAT技術においては、粒度の細かいVCGを設定するためにLo−VCを使用することと、VCG帯域の伝送容量を大きく設定することはトレードオフの関係をもっている。
本発明の目的は、SDH/SONET網などの同期転送を行う時分割多重回線上に異なった伝送速度の複数種類のパスを混在してVCGを構築し、従来のVCAT技術よりも自由度が高く、効率的なVCGを構築するバーチャルコンカチネーション伝送システム、及びそれに用いる伝送装置とその伝送方法を提供することにある。
本発明のバーチャルコンカチネーション伝送システムは、同期転送を行う時分割多重回線上に設定されフレーム構造のデータを伝送するパスを複数選択して1つのグループとし、送信側にてグループ内各パスの各フレームに、送信データをマッピングするとともに、グループ内の位置及び送信順序を示すための識別情報を付与することにより、受信側にてグループ内各パスの伝送時間差を吸収し受信した送信データを正しい順序でデマッピング可能としたバーチャルコンカチネーションを行う伝送システムにおいて、識別情報として各フレームの送受信順序を示す値を用い、同一グループとして選択された互いに伝送速度の異なる複数種類のパスのうち、最も伝送速度の高いパス種類以外のパス種類の送受信順序を示す値をカウントする周期を、最も伝送速度の高いパス種類の送受信順序を示す値をカウントする周期に合わせる手段と、カウントする周期の合わせられた識別情報に基づいて送信データのマッピングを行う手段と、カウントする周期の合わせられた識別情報に基づいて受信した送信データのデマッピングを行う手段とを有し、互いに伝送速度の異なる複数種類のパスを種類ごとに少なくとも1つ混在させて同一グループにバーチャルコンカチネーションして送信データの伝送を行う。
本発明のバーチャルコンカチネーション伝送方法は、同期転送を行う時分割多重回線上に設定されフレーム構造のデータを伝送するパスを複数選択して1つのグループとし、送信側にてグループ内各パスの各フレームに、送信データをマッピングするとともに、グループ内の位置及び送信順序を示すための識別情報を付与することにより、受信側にてグループ内各パスの伝送時間差を吸収し受信した送信データを正しい順序でデマッピング可能としたバーチャルコンカチネーションを行う伝送システムの伝送方法において、識別情報として各フレームの送受信順序を示す値を用い、互いに伝送速度の異なる複数種類のパスを種類ごとに少なくとも1つ混在させて同一グループにバーチャルコンカチネーションし、同一グループとして選択された互いに伝送速度の異なる複数種類のパスのうち、最も伝送速度の高いパス種類以外のパス種類の送受信順序を示す値をカウントする周期を、最も伝送速度の高いパス種類の送受信順序を示す値をカウントする周期に合わせ、カウントする周期の合わせられた識別情報に基づいて送信データのマッピングを行い、カウントする周期の合わせられた識別情報に基づいて受信した送信データのデマッピングを行う。
本発明のバーチャルコンカチネーション伝送装置は、同期転送を行う時分割多重回線上に設定されフレーム構造のデータを伝送するパスを複数選択して1つのバーチャルコンカチネーション・グループとし、グループ内各パスの各フレームに、送信データをマッピングするとともに、グループ内の位置及び送信順序を示すための識別情報を付与して送信する伝送装置において、識別情報として各フレームの送受信順序を示す値を用い、バーチャルコンカチネーション・グループとして、互いに伝送速度の異なる複数種類のパスを種類ごとに少なくとも1つ混在させて指定する手段と、バーチャルコンカチネーション・グループとして選択された互いに伝送速度の異なる複数種類のパスのうち、最も伝送速度の高いパス種類以外のパス種類の送受信順序を示す値をカウントする周期を、最も伝送速度の高いパス種類の送受信順序を示す値をカウントする周期に合わせる手段と、カウントする周期の合わせられた識別情報に基づいて送信データのマッピングを行い送信する手段とを有する。
本発明のバーチャルコンカチネーション伝送装置は、同期転送を行う時分割多重回線上に設定されフレーム構造のデータを伝送するパスを複数選択して1つのバーチャルコンカチネーション・グループとし、受信したグループ内各パスの各フレームから付与されたグループ内の位置及び送信順序を示すための識別情報に基づいて送信データをデマッピングする伝送装置において、識別情報として各フレームの送受信順序を示す値を用い、バーチャルコンカチネーション・グループとして、互いに伝送速度の異なる複数種類のパスを種類ごとに少なくとも1つ混在させて指定する手段と、バーチャルコンカチネーション・グループとして選択された互いに伝送速度の異なる複数種類のパスのうち、最も伝送速度の高いパス種類以外のパス種類の送受信順序を示す値をカウントする周期を、最も伝送速度の高いパス種類の送受信順序を示す値をカウントする周期に合わせる手段と、カウントする周期の合わせられた識別情報に基づいて受信した送信データのデマッピングを行う手段とを有する。
本発明のバーチャルコンカチネーション伝送装置は、同期転送を行う時分割多重回線上に設定されフレーム構造のデータを伝送するパスを複数選択して1つのバーチャルコンカチネーション・グループとし、送信側にてグループ内各パスの各フレームに、送信データをマッピングするとともに、グループ内の位置及び送信順序を示すための識別情報を付与することにより、受信側にてグループ内各パスの伝送時間差を吸収し受信した送信データを正しい順序でデマッピング可能としたバーチャルコンカチネーション伝送装置において、 バーチャルコンカチネーション・グループとして、互いに伝送速度の異なる複数種類のパスを種類ごとに少なくとも1つ混在させて指定する手段と、識別情報として各フレームの送受信順序を示す値を用い、バーチャルコンカチネーション・グループとして選択された互いに伝送速度の異なる複数種類のパスのうち、最も伝送速度の高いパス種類以外のパス種類の送受信順序を示す値をカウントする周期を、最も伝送速度の高いパス種類の送受信順序を示す値をカウントする周期に合わせる手段と、カウントする周期の合わせられた識別情報に基づいて送信データのマッピングを行い送信する手段と、カウントする周期の合わせられた識別情報に基づいて受信した送信データのデマッピングを行う手段とを有する。
本発明によれば、同期転送を行う時分割多重回線上で同一グループとされた各パスにおけるフレームのグループ内位置及び送信順序を示すための識別情報の表示形式を、最も伝送速度の高いパスの表示形式に合わせる。そして、この表示形式の合わせられた識別情報に基づいて、送信データのマッピング、あるいは、受信した送信データのデマッピングを行う。これにより、送信データの必要帯域に対応した様々な伝送速度のパスによる、自由度が高く、効率的なVCGを構築することができる。
まず本発明の概要を説明する。本発明は、ITU−T G.707において規定されているバーチャルコンカチネーション(VCAT)技術を用いるSDH/SONET信号の中継伝送を行うバーチャルコンカチネーション伝送システム、及びそれに用いる伝送装置とその伝送方法に適用される。このような伝送システム、伝送装置において、同一のバーチャルコンカチネーション・グループ(VCG)内に、互いに異なる速度(帯域)の低次バーチャルコンテナ(Lo−VC)と、高次バーチャルコンテナ(Ho−VC)とを混在してコンカチネーションする。これにより、様々な帯域のVCGを任意に設定することができる。
より具体的に説明する。イーサネット(登録商標)機器が接続されたSDH/SONET信号中継伝送装置を伝送路を介して互いに対向させ、イーサネット(登録商標)信号をITU−T G.707において勧告されているVCAT技術を用いて中継伝送するシステムを構築する。このシステムにおいて、伝送路で用いられるVCGの帯域を、VC−4(139.264Mbps)、VC−3(44.736Mbps)、VC−12(2.048Mbps)、及びVC−11(1.544Mbps)などの異なる情報収容帯域のVCパスを混在して構成する。なお、VC−4及びVC−3が高次バーチャルコンテナ(Ho−VC)、VC−12及びVC−11が低次バーチャルコンテナ(Lo−VC)である。これにより、イーサネット(登録商標)機器間に流れているイーサネット(登録商標)トラフィックの帯域を最適に合わせ込み、SDH/SONET信号の伝送路帯域を有効活用する。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態を示すブロック構成図である。2つのイーサネット(登録商標)機器1(1−1,1−2)はそれぞれ、イーサネット(登録商標)スイッチであり、IEEE802.3にて規定されているフレームを転送する機能、及びイーサネット(登録商標)インターフェース部のポート11を有する。2つの中継伝送装置2(2−1,2−2)はそれぞれ、ポート21、パケット処理部22、及びSDH/SONET伝送部23を有し、SDH/SONET信号に対するイーサネット(登録商標)信号の収容、抽出を行う。2つのVCG管理装置4(4−1,4−2)は、互いに連携して、2つの中継伝送装置2間の伝送路上に設定されるバーチャルコンカチネーション・グループ(VCG)の構成情報を管理する。この構成情報は、あらかじめ、システムの管理者などにより、伝送するイーサネット(登録商標)信号の必要帯域に応じて登録しておくものとする。
図1において、本例のバーチャルコンカチネーション伝送システムは、第1のイーサネット(登録商標)機器1−1のポート11と、第1の中継伝送装置2−1のポート21とが、ケーブル31を介して接続されている。同様に、第2のイーサネット(登録商標)機器1−2のポート11と、第2の中継伝送装置2−2のポート21とが、ケーブル32を介して接続されている。第1の中継伝送装置2−1のSDH/SONET伝送部23と、第2の中継伝送装置2−2のSDH/SONET伝送部23とが伝送路33及び34を通して接続されている。第1のVCG管理装置4−1、及び第2のVCG管理装置4−2は、互いに接続されているとともに、それぞれ第1の中継伝送装置2−1、及び第2の中継伝送装置2−2に接続されている。
さらに各イーサネット(登録商標)機器1(1−1,1−2)には、図示していないが、イーサネット(登録商標)信号を送受信する他の機器が接続されている。第1のイーサネット(登録商標)機器1−1は、自装置に接続された他の機器から受信したイーサネット(登録商標)信号のうち、第2のイーサネット(登録商標)機器1−2(及びその配下)へ送信すべき信号を、第1の中継伝送装置2−1へ送信する。その逆に、第1のイーサネット(登録商標)機器1−1は、第1の中継伝送装置2−1から受信した第2のイーサネット(登録商標)機器1−2(及びその配下)から送信されたイーサネット(登録商標)信号を、自装置に接続された対応する他の機器へ送信する。同様に、第2のイーサネット(登録商標)機器1−2は、自装置に接続された他の機器から受信したイーサネット(登録商標)信号のうち、第1のイーサネット(登録商標)機器1−1(及びその配下)へ送信すべき信号を、第2の中継伝送装置2−2へ送信する。その逆に、第2のイーサネット(登録商標)機器1−2は、第2の中継伝送装置2−2から受信した第1のイーサネット(登録商標)機器1−1(及びその配下)から送信されたイーサネット(登録商標)信号を、自装置に接続された対応する他の機器へ送信する。
第1の中継伝送装置2−1は、第1のイーサネット(登録商標)機器1−1から受信したイーサネット(登録商標)信号を、SDH/SONET信号に収容して、伝送路34を通して第2の中継伝送装置2−2へ伝送する。第1の中継伝送装置2−1は反対に、伝送路33を通して第2の中継伝送装置2−2から受信したSDH/SONET信号からイーサネット(登録商標)信号を抽出して、第1のイーサネット(登録商標)機器1−1へ送信する。同様に、第2の中継伝送装置2−2は、第2のイーサネット(登録商標)機器1−2から受信したイーサネット(登録商標)信号を、SDH/SONET信号に収容して、伝送路33を通して第1の中継伝送装置2−1へ伝送する。第2の中継伝送装置2−2は反対に、伝送路34を通して第1の中継伝送装置2−1から受信したSDH/SONET信号からイーサネット(登録商標)信号を抽出して、第2のイーサネット(登録商標)機器1−2へ送信する。
各中継伝送装置2(2−1,2−2)のパケット処理部22は、ポート21を介して接続されたイーサネット(登録商標)機器1(1−1,1−2)から入力されるイーサネット(登録商標)信号を、例えばITU−T G.7041のGFP等を用いてカプセル化を施す。なお、GFPとは、Generic Framing Procedure(ジェネリックフレーミングプロシジャー)のことである。GFPによれば、イーサネット(登録商標)などの各種プロトコルを、SDH/SONETなどの伝送ネットワークに柔軟で効率よくマッピングすることができる。パケット処理部22は、カプセル化した信号を、SDH/SONET伝送部23に送信する。パケット処理部22は反対に、SDH/SONET伝送部23から受信したGFP等のパケットデータをデカプセル化し、イーサネット(登録商標)信号に変換して、ポート21を介して接続されたイーサネット(登録商標)機器1(1−1,1−2)へ送信する。
各中継伝送装置2(2−1,2−2)のSDH/SONET伝送部23は、自装置のパケット処理部22においてカプセル化されたパケットデータを、SDH/SONET信号のHo−VC及びLo−VCにて構成されるVCG35に収容する。SDH/SONET伝送部23は、VCG35のSDH/SONET信号を、伝送路33,34を通して対向する中継伝送装置2のSDH/SONET伝送部23へ送信する。SDH/SONET伝送部23はまた、対向する中継伝送装置2のSDH/SONET伝送部23から受信したVCG35の構成VCパスより、パケットデータを取り出し、自装置のパケット処理部22へ送信する。
図2は、図1のSDH/SONET伝送部23の詳細構成例を示すブロック構成図である。図2においてSDH/SONET伝送部23は、パケットデータをSDH/SONET信号にマッピングする送信ブロック24と、SDH/SONET信号をデマッピングしてパケットデータにする受信ブロック25とを有する。図3に、送信ブロック24の詳細ブロック構成例、図4に受信ブロック25の詳細ブロック構成例を示す。
図3において、送信ブロック24は、パケットバッファ241と、ペイロードマッピングブロック242と、POH挿入ブロック243と、SOH送信インターフェースブロック244と、送信VCGコントローラ245と、送信MFカウンタ246とを有している。なお、POHは、Path Overhead(パスオーバーヘッド)のことである。SOHは、Section Overhead(セクションオーバーヘッド)のことである。MFは、MultiFrame(マルチフレーム)のことである。
パケットバッファ241は、パケット処理部22から送信されるパケットデータを格納する。ペイロードマッピングブロック242は、SDH/SONET信号のペイロード部にパケットバッファ241からのデータを格納する。POH挿入ブロック243は、ペイロードマッピングブロック242の出力信号にパスオーバーヘッド(POH)の挿入を行う。SOH送信インターフェースブロック244は、POH挿入ブロック243の出力信号にセクションオーバーヘッド(SOH)の挿入を行い、対向する中継伝送装置へ送出する。送信VCGコントローラ245は、VCG管理装置4(4−1,4−2)からの外部制御より設定されたVCGの構成情報に従い、パケットバッファ241、ペイロードマッピングブロック242、POH挿入ブロック243、及び送信MFカウンタ246を制御する。送信MFカウンタ246は、VCATのMF(マルチフレーム)のカウント情報(MFI)をPOH挿入ブロック243に送信する。
図4において、受信ブロック25は、SOH受信インターフェースブロック251と、POH終端ブロック252と、MFアラインメントブロック253と、ペイロードデマッピングブロック254と、受信MFカウンタ255と、受信VCGコントローラ256とを有している。
SOH受信インターフェースブロック251は、対向する中継伝送装置より入力されるSDH/SONET信号のSOHを終端する。POH終端ブロック252は、SOH受信インターフェースブロック251の出力信号のPOHを終端する。MFアラインメントブロック253は、POH終端ブロック252の出力信号のHo−VCとLo−VCとをメモリに格納し位相差を吸収する。ペイロードデマッピングブロック254は、MFアラインメントブロック253の出力SDH/SONET信号のペイロード部よりデータを抽出する。受信MFカウンタ255は、POH終端ブロック252から受信したPOHよりマルチフレームをカウントし、マルチフレーム情報をMFアラインメントブロック253に送信する。受信VCGコントローラ256は、VCG管理装置4(4−1,4−2)からの外部制御より設定されたVCGの構成情報に従い、POH終端ブロック252、ペイロードデマッピングブロック254、及び受信MFカウンタ255を制御する。
次に、本実施例の動作を説明する。ここでは、イーサネット(登録商標)機器1−1からイーサネット(登録商標)機器1−2へ、イーサネット(登録商標)信号を送信する場合を例に説明する。イーサネット(登録商標)機器1−2からイーサネット(登録商標)機器1−1へ、イーサネット(登録商標)信号を送信する場合の動作もまったく同様であり、各イーサネット(登録商標)機器1(1−1,1−2)及び中継伝送装置2(2−1,2−2)の符号を互いに読み替えればよい。
イーサネット(登録商標)機器1−1から出力されたイーサネット(登録商標)信号は、中継伝送装置2−1に入力され、ポート21からパケット処理部22へ入力される。パケット処理部22にてカプセル化されたパケット信号が、SDH/SONET伝送部23へ入力されて、送信ブロック24へ入力される。
送信ブロック24において、入力されたパケット信号は、パケットバッファ241に格納される。
送信VCGコントローラ245は、外部(VCG管理装置4−1)からのVCGの構成情報に従ったタイミングでパケットバッファ241へ送信タイミング信号を送信する。なお、VCG管理装置4−1で管理されているVCGの構成情報は、対向するVCG管理装置4−2にも伝達されている。
図5に、SDH/SONET信号と上記送信タイミング信号との時間的位置関係を示す。図5においては、Ho−VCのVC−3が2パス分と、Lo−VCのVC−12が1パス分、同一のVCGに収容する例を示している。使用するチャネルは、VC−3においては#1と#3、VC−12においては#2である。なお、VCGにおける各構成パスを識別するためのSQ(Sequence:シーケンス)番号として、VC−3#1がSQ0、VC−3#3がSQ1、VC−12#1がSQ2をそれぞれ割り当てられている。これら各パスと、その使用チャネルや、SQ番号等との情報が、VCGの構成情報として、VCG管理装置4(4−1,4−2)に登録されており、送信VCGコントローラ245及び受信VCGコントローラ256に通知される。
さらに図5において、VC−3#1及びVC12#1のVCパスのフレームフォーマットを示し、SDH/SONET信号のバイト列における各VCパスのタイムスロット(TS)の位置を示す。SDH/SONET信号をバイト列で表示した場合、図5に示すSDH/SONET信号フォーマットの形をとる。つまりSDH/SONET信号は決められたフレーム構造をとっているため、バイト列で見た場合においては固定的な場所(アドレス)に決められたチャンネルおよびタイムスロット(TS)が定義されている。
Ho−VCであるVC−3の1フレームは、1行あたり85列のバイトデータが9行分あり、各行の先頭列にそれぞれ、J1,…,H4,…,N1の9種類のPOHのうちの1つが格納されている。また、VC−3の1フレームの伝送時間は、0.125msである。
図9に示すように、VC−3は16フレーム(frame)で1マルチフレーム(multiframe:MF)を構成し、256マルチフレーム(4096フレーム)で一巡する。1マルチフレームの伝送時間は2msであり、256マルチフレームの伝送時間は512msである。
Lo−VCであるVC−12の1フレームは、4種類のPOH(V5,J2,N2,K4)で分割された4つのブロックで構成されている。各ブロックは、VC−3の1フレームの9行4列分に格納可能な、バイトデータ(POHが先頭)で構成されている。各ブロックの伝送時間は、VC−3の1フレームに相当する0.125msであり、VC−12の1フレームの伝送速度は、0.5msとなる。
図10に示すように、VC−12は、32フレームで1マルチフレームを構成し、32マルチフレーム(1024フレーム)で一巡する。1マルチフレームの伝送時間は16msであり、32マルチフレームの伝送時間は512msである。
ここで、送信ブロック24の動作説明に戻る。
VCGを構成するHo−VC及びLo−VCの構成チャネルが決定されると、図5に示すようにSDH/SONET信号上のVCGを構成するVCパスのアドレスに対してタイミング信号を送信する。このタイミング信号に対応させて、構成VCパスのペイロード部へパケットデータをマッピングする。
すなわち、パケットバッファ241にて格納されているデータは、1バイト毎に、送信VCGコントローラ245から送信される送信タイミング信号に従い、ペイロードマッピングブロック242へと送信される。ペイロードマッピングブロック242は、送信VCGコントローラ245より送信される構成情報に従い、パケットバッファ241より送信されるバイトデータを、VCGを構成するHo−VCとLo−VCの各チャネルのペイロード部に順次格納する。ペイロードマッピングブロック242は、このデータをPOH挿入ブロック243へ送信する。
POH挿入ブロック243は、ペイロードマッピングブロック242から送信されるSDH/SONET信号に対して、送信MFカウンタ246から送信されるMF情報と、送信VCGコントローラ245から送信されるSQ番号の情報とをそれぞれ挿入する。POH挿入ブロック243は、これらの情報を、Ho−VCではH4バイト、Lo−VCではK4バイト及びN2バイトにそれぞれ挿入し、Ho−VCとLo−VCとが混在するVCG情報をもつPOHを生成する。POH挿入ブロック243はまた、SDH/SONET信号のためのその他Ho−VC及びLo−VCのPOHの生成も行う。
ここで、POH挿入ブロック243が行うHo−VCとLo−VCとのMF情報の挿入に関して詳細に説明する。
Ho−VCのMF挿入に関しては、図6、図9に示される、ITU−T G.707にて定義されているH4バイトフォーマット通りに、そのままの形でもちいる。すなわち、各H4バイトの下位4ビット(bit5〜8=MFI1のbit1〜4)で、1マルチフレーム内の16個(0〜15)のフレーム番号のいずれかを指定し、フレーム番号0及び1のH4バイトの各上位4ビット(各bit1〜4=MFI2のbit1〜4及び5〜8)で256個のマルチフレームのいずれかの番号を指定する。上述したように、Ho−VCのMFは、512msec周期、4096フレームである。各フレームを識別するためには、MFI1の4ビット、MFI2の8ビットを合計した12ビットのカウンタを0.125ms単位でカウントアップすればよいことになる。
また、Ho−VCのSQは、各マルチフレーム内のフレーム番号14及び15(15番目及び16番目のフレーム)のH4バイトの各上位4ビット(各bit1〜4=SQのbit1〜4及び5〜8)で256個のSQのいずれかの番号を指定する。
一方、Lo−VCのMF挿入に関しては、ITU−T G.707にて定義されているものと異なる。まず、ITU−T G.707の定義を説明する。図10に示すように、各フレーム(0.5ms周期)のK4バイトの特定の1ビット(bit2)の情報を数フレーム分蓄積することにより、32個のマルチフレームのいずれかの番号を指定する。すなわち、1〜5番目のフレームのK4bit2の5ビット分の値により、MF番号を指定する。同様に、6〜11番目のフレームのK4bit2の6ビット分の値により、64個のSQ番号のいずれかを指定する。
上述したように、Lo−VCのMFは、512msec周期、1024フレームである。Ho−VCとLo−VCとでは、周期は512msで同一だが、フレームの速度(時間)が違う。Lo−VCの1フレームは0.5msで、Ho−VCの4フレームに相当することになる。また、Ho−VCでは、POHの値(H4)だけで直接、0.125ms単位の各フレームを識別することができたが、Lo−VCでは、POHの値(K4)だけで直接、識別できるフレームは、16ms単位の各マルチフレームだけである。
本発明の目的である、Ho−VCとLo−VCとを同一のVCGとするためには、Lo−VCを、1/4フレーム単位で、Ho−VCの各フレームと対応付けできるようにしなければならない。
このため本発明では、Lo−VCのMFを、Ho−VCと同じ512msec周期、4096カウントのMFにあわせるために、図8に示すようなMFカウンタ(送信MFカウンタ246内のパスごとのカウンタ)を定義する。Lo−VCのPOHであるV5バイト、J2バイト、N2バイト、K4バイトの送信時にそれぞれ1カウントとし、V5バイト送信時を“00b”、J2バイト送信時を“01b”、N2バイト送信時を“10b”、K4バイト送信時を“11b”とする。そして、このカウント値を、図8に示すMFカウンタのビット桁1〜2(Bit2とBit1)に割り当てる。
なお、受信時において、それぞれLo−VCのPOHを読み取るためには、ポインタ処理が必須であるが、それら機構に関しては当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な説明は省略する。Ho−VCのポインタ処理に関しても、同様に本発明とは直接関係しないので、説明は省略する。
さらにMFカウンタの説明を続ける。図7,図10に示すITU−T G.707にて定義されるK4 bit2を用いた32MFのBit5−1を、図8に示すMFカウンタのBit12−8に割り当てる。またMFカウンタのBit7−3に関してはN2バイトを用いる。G.707において、N2バイトはLo−VCのタンデムコネクション用のオプションバイトとして示されている。しかし本発明においては、N2バイトをMFカウンタの一部として用いることとし、MFカウンタにN2バイトのBit5−1を割り当て、MF情報を挿入する。すなわちN2バイトの周期である0.5msec毎にカウントアップするカウンタとする。
以上説明したLo−VCのMFカウンタの定義により、Lo−VCの本来の0.5ms周期の1フレームが、あたかも、4種類のPOHの各々(V5,J2,N2,K4)を先頭とする0.125m周期の4フレームに分割されたかのようにみなせる。一方、Ho−VCのMFカウンタの定義では、Ho−VCの本来の0.125ms周期の1フレームは、そのままである。このため、各MFカウンタに基づいて、Lo−VCのデータ送受信のタイミングをHo−VCのデータ送受信のタイミングに合わせることができるようになる。
また、受信ブロック25の受信MFカウンタ255内のパスごとのカウンタも、上述したMFカウンタ(送信MFカウンタ246内のパスごとのカウンタ)と同様の定義とする。
VCGの構成情報は、送信VCGコントローラ245に、外部制御(VCG管理装置4)により設定する。送信VCGコントローラ245は、外部制御により指示されたVCGのHo−VCとLo−VCとのチャンネル及び、SQ番号を管理し、パケットバッファ241と、ペイロードマッピングブロック242と、POH挿入ブロック243と、送信MFカウンタ246とを制御する。
SOH送信インターフェースブロック244は、POH挿入ブロック243の出力信号(SDH/SONET信号)によりセクションオーバーヘッド(SOH)を挿入し、伝送路34を介して対向する中継伝送装置2−2へ送出する。
中継伝送装置2−2では、受信したSDH/SONET信号を、SDH/SONET伝送部23の受信ブロック25のSOH受信インターフェースブロック251へ入力する。
SOH受信インターフェースブロック251は、入力されたSDH/SONET信号のSOHを終端する。SOH受信インターフェースブロック251は、SOHを終端したSDH/SONET信号をPOH終端ブロック252に入力する。
POH終端ブロック252は、受信VCGコントローラ256によりVCGを構成するLo−VCとHo−VCとの情報が入力される。なお、受信VCGコントローラ256へのVCGの構成情報の設定は、外部制御(VCG管理装置4)により行われる。POH終端ブロック252は、この構成情報に従ってVCGを構成している各Ho−VCとLo−VCとのPOHのポインタ値を読み取る。そしてPOH終端ブロック252は、POH部を終端して、SDH/SONET信号のペイロードデータと、ポインタ値より求めた各VCパスのPOH先頭位置情報とをMFアラインメントブロック253に送信する。
またPOH終端ブロック252によって終端されたPOHのH4バイト、及びV5バイト、J2バイト、N2バイト、K4バイトは、受信MFカウンタ255によってVCGの構成要素であるMFとSQ番号が抽出される。受信MFカウンタ255は、抽出結果に基づいて、各VCパスの位相差情報をMFアラインメントブロック253に、そして各VCパスのSQ番号情報を受信VCGコントローラ256に送信する。
MFアラインメントブロック253は、POH終端ブロック252からペイロードデータ及びPOH先頭位置情報を受け取り、受信MFカウンタ255からVCGを構成するVCパスのMF位相情報を受け取る。MFアラインメントブロック253は、これらの情報に基づいて、各VCパスに対してMFの位相合わせとポインタ処理を行う。MFアラインメントブロック253は、メモリで構成されているため、読み出し位置の調整を行うことでMFの位相合わせと、Ho−VC、Lo−VCのポインタ処理とを実現する。
ペイロードデマッピングブロック254は、位相がそろえられたVCパスのペイロードデータを受信し、各VCパスに設定されているVCG構成情報に従い各VCパスのペイロードデータの並び替えを行う。ペイロードデマッピングブロック254は、ペイロードデータの並び替えにより対向側で送信されたパケットデータ(GFP等によりカプセル化されたパケットデータ)を復元する。ペイロードデマッピングブロック254は、このパケットデータを、パケット処理部22へ送信する。
パケット処理部22は、ペイロードデマッピングブロック254からのパケットデータをデカプセル化し、イーサネット(登録商標)信号に変換して、ポート21を通してイーサネット(登録商標)機器1−2へ送信する。
以上説明したように、本実施例(実施例1)では、Ho−VCであるVC−4やVC−3などのパス、及びLo−VCであるVC−12やVC−11などのパスを、送信データの必要帯域に応じて、それぞれ所定数分選択して同一VCGとする。そして、各パスにおけるフレームのVCG内の位置及び送信順序を示すための識別情報(SQ,及びMFI)の表示形式を、Ho−VCパスにおける識別情報の表示形式に合わせる。この表示形式の合わせられた識別情報に基づいて、各パスのフレームに対し、送信データのマッピングと、受信した送信データのデマッピングを行う。これにより、送信データの必要帯域に対応した様々な伝送速度のパスによる最も効率的なVCGを設定できるようになり、ITU−T G.707にて勧告されている従来のVCAT技術よりも自由度の高いVCGを構築することができる。
次に、本発明の他の実施の形態を説明する。
上述した実施例1においては、VCG管理装置4(4−1,4−2)に登録されているVCGの構成情報は、あらかじめ、システムの管理者などにより、伝送するイーサネット(登録商標)信号の必要帯域に応じて登録しておいた。本実施例(実施例2)においては、VCG管理装置4(4−1,4−2)が、伝送するイーサネット(登録商標)信号の必要帯域を動的に判定し、対応するVCGの構成情報を自律的に決定する。なお、本例のバーチャルコンカチネーション伝送システム、伝送装置の基本的な構成、動作を示す図は、実施例1の説明において使用した図1〜10と同様である。
送信側の中継伝送装置2、例えば中継伝送装置2−1は、パケット処理部22、あるいはSDH/SONET伝送部23のパケットバッファ241において、イーサネット(登録商標)機器1−1からイーサネット(登録商標)機器1−2へ伝送すべきイーサネット(登録商標)信号の必要帯域を検出する。検出されたイーサネット(登録商標)信号の必要帯域は、送信VCGコントローラ245を介して接続されているVCG管理装置4−1へ送出される。
VCG管理装置4−1は、あらかじめ登録されたデータベースを参照して、必要帯域に応じてVCGのメンバとして組み合わせるべきHo−VC及びLo−VC各々の数量、SQ番号、使用タイムスロットなどのVCGの構成情報を決定する。VCG管理装置4−1は、決定したVCGの構成情報を、送信VCGコントローラ245へ通知するとともに、対向するVCG管理装置4−2へ通知する。
VCG管理装置4−2は、VCG管理装置4−1から受信したVCGの構成情報を受信側の中継伝送装置2−2の受信VCGコントローラ256へ通知する。
以降の中継伝送装置2−1及び2−2における動作は、実施例1の場合と同様であるので、説明は省略する。
本実施例(実施例2)では、送信データの必要帯域の変動に応じてVCGを構成する各パスの数量を自動的に変更するので、実施例1の場合よりもさらに効率的なVCGを設定することができる。
本発明の一実施の形態を示すブロック構成図である。 図1のSDH/SONET伝送部23の詳細構成例を示すブロック構成図である。 図2の送信ブロック24の詳細構成例を示すブロック構成図である。 図2の受信ブロック25の詳細構成例を示すブロック構成図である。 本発明におけるSDH/SONET信号と送信タイミング信号との時間的位置関係を示す図である。 ITU−T G.707にて定義されているH4バイトフォーマットを示す図である。 ITU−T G.707にて定義されるK4 bit2を示す図である。 本発明におけるMFカウンタの定義を示す図である。 図6に示すH4バイトフォーマットによるマルチフレームの構成を説明する図である。 図7に示すK4 bit2によるマルチフレームの構成を説明する図である。
符号の説明
1(1−1,1−2) イーサネット(登録商標)機器
2(2−1,2−2) 中継伝送装置
4(4−1,4−2) VCG管理装置
22 パケット処理部
23 SDH/SONET伝送部
24 送信ブロック
25 受信ブロック
241 パケットバッファ
242 ペイロードマッピングブロック
243 POH挿入ブロック
244 SOH送信インターフェースブロック
245 送信VCGコントローラ
246 送信MFカウンタ
251 SOH受信インターフェースブロック
252 POH終端ブロック
253 MFアラインメントブロック
254 ペイロードデマッピングブロック
255 受信MFカウンタ
256 受信VCGコントローラ

Claims (16)

  1. 同期転送を行う時分割多重回線上に設定されフレーム構造のデータを伝送するパスを複数選択して1つのグループとし、送信側にてグループ内各パスの各フレームに、送信データをマッピングするとともに、グループ内の位置及び送信順序を示すための識別情報を付与することにより、受信側にてグループ内各パスの伝送時間差を吸収し受信した送信データを正しい順序でデマッピング可能としたバーチャルコンカチネーションを行う伝送システムにおいて、
    前記識別情報として前記各フレームの送受信順序を示す値を用い、同一グループとして選択された互いに伝送速度の異なる複数種類のパスのうち、最も伝送速度の高いパス種類以外のパス種類の前記送受信順序を示す値をカウントする周期を、前記最も伝送速度の高いパス種類の前記送受信順序を示す値をカウントする周期に合わせる手段と、
    前記カウントする周期の合わせられた前記識別情報に基づいて前記送信データのマッピングを行う手段と、
    前記カウントする周期の合わせられた前記識別情報に基づいて前記受信した送信データのデマッピングを行う手段とを有し、
    互いに伝送速度の異なる複数種類のパスを種類ごとに少なくとも1つ混在させて同一グループにバーチャルコンカチネーションして送信データの伝送を行うことを特徴とするバーチャルコンカチネーション伝送システム。
  2. 前記送信データの必要帯域に対応して、同一グループとして選択する前記互いに伝送速度の異なる複数種類のパスの最も効率の良い組み合わせを判定する手段を有することを特徴とする請求項1記載のバーチャルコンカチネーション伝送システム。
  3. 前記同期転送を行う時分割多重回線は、SDH/SONET信号用の回線であり、前記互いに伝送速度の異なる複数種類のパスは、VC−3及びVC−4のいずれか一方または両方の高次バーチャルコンテナ・パスと、VC−11及びVC−12のいずれか一方または両方の低次バーチャルコンテナ・パスとの両方のパスを混在して含んでいることを特徴とする請求項1または2記載のバーチャルコンカチネーション伝送システム。
  4. 前記送信データは、必要帯域を任意に設定可能なイーサネット(登録商標)信号であることを特徴とする請求項3記載のバーチャルコンカチネーション伝送システム。
  5. 同期転送を行う時分割多重回線上に設定されフレーム構造のデータを伝送するパスを複数選択して1つのグループとし、送信側にてグループ内各パスの各フレームに、送信データをマッピングするとともに、グループ内の位置及び送信順序を示すための識別情報を付与することにより、受信側にてグループ内各パスの伝送時間差を吸収し受信した送信データを正しい順序でデマッピング可能としたバーチャルコンカチネーションを行う伝送システムの伝送方法において、
    前記識別情報として前記各フレームの送受信順序を示す値を用い、互いに伝送速度の異なる複数種類のパスを種類ごとに少なくとも1つ混在させて同一グループにバーチャルコンカチネーションし、
    前記同一グループとして選択された互いに伝送速度の異なる複数種類のパスのうち、最も伝送速度の高いパス種類以外のパス種類の前記送受信順序を示す値をカウントする周期を、前記最も伝送速度の高いパス種類の前記送受信順序を示す値をカウントする周期に合わせ、
    前記カウントする周期の合わせられた前記識別情報に基づいて前記送信データのマッピングを行い、
    前記カウントする周期の合わせられた前記識別情報に基づいて前記受信した送信データのデマッピングを行うことを特徴とするバーチャルコンカチネーション伝送方法。
  6. 前記送信データの必要帯域に対応して、同一グループとして選択する前記互いに伝送速度の異なる複数種類のパスの最も効率の良い組み合わせを判定することを特徴とする請求項5記載のバーチャルコンカチネーション伝送方法。
  7. 前記同期転送を行う時分割多重回線は、SDH/SONET信号用の回線であり、前記互いに伝送速度の異なる複数種類のパスは、VC−3及びVC−4のいずれか一方または両方の高次バーチャルコンテナ・パスと、VC−11及びVC−12のいずれか一方または両方の低次バーチャルコンテナ・パスとの両方のパスを混在して含んでいることを特徴とする請求項5、または6記載のバーチャルコンカチネーション伝送方法。
  8. 前記送信データは、必要帯域を任意に設定可能なイーサネット(登録商標)信号であることを特徴とする請求項7記載のバーチャルコンカチネーション伝送方法。
  9. 同期転送を行う時分割多重回線上に設定されフレーム構造のデータを伝送するパスを複数選択して1つのバーチャルコンカチネーション・グループとし、グループ内各パスの各フレームに、送信データをマッピングするとともに、グループ内の位置及び送信順序を示すための識別情報を付与して送信する伝送装置において、
    前記識別情報として前記各フレームの送受信順序を示す値を用い、前記バーチャルコンカチネーション・グループとして、互いに伝送速度の異なる複数種類のパスを種類ごとに少なくとも1つ混在させて指定する手段と、
    前記バーチャルコンカチネーション・グループとして選択された互いに伝送速度の異なる複数種類のパスのうち、最も伝送速度の高いパス種類以外のパス種類の前記送受信順序を示す値をカウントする周期を、前記最も伝送速度の高いパス種類の前記送受信順序を示す値をカウントする周期に合わせる手段と、
    前記カウントする周期の合わせられた前記識別情報に基づいて前記送信データのマッピングを行い送信する手段とを有することを特徴とするバーチャルコンカチネーション伝送装置。
  10. 同期転送を行う時分割多重回線上に設定されフレーム構造のデータを伝送するパスを複数選択して1つのバーチャルコンカチネーション・グループとし、受信したグループ内各パスの各フレームから付与されたグループ内の位置及び送信順序を示すための識別情報に基づいて送信データをデマッピングする伝送装置において、
    前記識別情報として前記各フレームの送受信順序を示す値を用い、前記バーチャルコンカチネーション・グループとして、互いに伝送速度の異なる複数種類のパスを種類ごとに少なくとも1つ混在させて指定する手段と、
    前記バーチャルコンカチネーション・グループとして選択された互いに伝送速度の異なる複数種類のパスのうち、最も伝送速度の高いパス種類以外のパス種類の前記送受信順序を示す値をカウントする周期を、前記最も伝送速度の高いパス種類の前記送受信順序を示す値をカウントする周期に合わせる手段と、
    前記カウントする周期の合わせられた前記識別情報に基づいて前記受信した送信データのデマッピングを行う手段とを有することを特徴とするバーチャルコンカチネーション伝送装置。
  11. 同期転送を行う時分割多重回線上に設定されフレーム構造のデータを伝送するパスを複数選択して1つのバーチャルコンカチネーション・グループとし、送信側にてグループ内各パスの各フレームに、送信データをマッピングするとともに、グループ内の位置及び送信順序を示すための識別情報を付与することにより、受信側にてグループ内各パスの伝送時間差を吸収し受信した送信データを正しい順序でデマッピング可能としたバーチャルコンカチネーション伝送装置において、
    前記バーチャルコンカチネーション・グループとして、互いに伝送速度の異なる複数種類のパスを種類ごとに少なくとも1つ混在させて指定する手段と、
    前記識別情報として前記各フレームの送受信順序を示す値を用い、前記バーチャルコンカチネーション・グループとして選択された互いに伝送速度の異なる複数種類のパスのうち、最も伝送速度の高いパス種類以外のパス種類の前記送受信順序を示す値をカウントする周期を、前記最も伝送速度の高いパス種類の前記送受信順序を示す値をカウントする周期に合わせる手段と、
    前記カウントする周期の合わせられた前記識別情報に基づいて前記送信データのマッピングを行い送信する手段と、
    前記カウントする周期の合わせられた前記識別情報に基づいて前記受信した送信データのデマッピングを行う手段とを有することを特徴とするバーチャルコンカチネーション伝送装置。
  12. 前記送信データの必要帯域に対応して、バーチャルコンカチネーション・グループとして選択する前記互いに伝送速度の異なる複数種類のパスの最も効率の良い組み合わせを判定する手段を有することを特徴とする請求項9、10、または11記載のバーチャルコンカチネーション伝送装置。
  13. 前記送信データの必要帯域に対応して、バーチャルコンカチネーション・グループとして選択する前記互いに伝送速度の異なる複数種類のパスの最も効率の良い組み合わせを判定する手段が、外部の管理装置に設けられ、判定結果を前記管理装置から受信することを特徴とする請求項12記載のバーチャルコンカチネーション伝送装置。
  14. 前記送信データの必要帯域に対応して、バーチャルコンカチネーション・グループとして選択する前記互いに伝送速度の異なる複数種類のパスの最も効率の良い組み合わせを判定する手段が、外部の管理装置に設けられ、
    前記送信データの必要帯域を検出すると前記管理装置に送信し、判定結果を前記管理装置から受信することを特徴とする請求項9、または11記載のバーチャルコンカチネーション伝送装置。
  15. 前記同期転送を行う時分割多重回線は、SDH/SONET信号用の回線であり、前記互いに伝送速度の異なる複数種類のパスは、VC−3及びVC−4のいずれか一方または両方の高次バーチャルコンテナ・パスと、VC−11及びVC−12のいずれか一方または両方の低次バーチャルコンテナ・パスとの両方のパスを混在して含み、
    前記低次バーチャルコンテナ・パスのパスオーバーヘッドにマルチフレーム情報をあらたに定義し、高次バーチャルコンテナ・パスのマルチフレーム構成と同じにしたことを特徴とする請求項9、10、または11記載のバーチャルコンカチネーション伝送装置。
  16. 前記送信データは、必要帯域を任意に設定可能なイーサネット(登録商標)信号であることを特徴とする請求項12、13、14、または15記載のバーチャルコンカチネーション伝送装置。
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