JP5361616B2 - 光伝送システム、光伝送方法、およびプログラム - Google Patents

光伝送システム、光伝送方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、デジタル信号を用いた光伝送システム、特にフレーム伝送システムに関して、クライアント信号のビットレートに応じたペイロード容量を提供し多様なビットレートおよび信号フォーマットを持つクライアント信号を効率よく収容する光伝送システム、光伝送方法、およびプログラムに関する。
近年、ブロードバンドサービスの発展とともに大容量・長距離伝送が可能である光伝送システムを用いたアプリケーションが多様化の一途を辿っている。LAN(Local Area Network)の通信規格として広く普及しているEthernet(登録商標)については、光伝送システムを介した広域Ethernet(登録商標)転送サービスが既に商用化されており、今後は、次世代高速規格である40GbE/100GbE(40/100Gbit/s Ethernet(登録商標))の標準化とともに、それらの広域転送サービスも順次展開されていくものと考えられる。また、SAN(Storage Area Network)内の大型計算機と補助記憶装置とを繋ぐ通信規格FC(Fibre Channel)については、遠隔地のSANを相互に結ぶことによって、データセンタの分散配置や、バックアップサービスなど新規サービスの展開が予想される。
上記通信規格以外にも、光伝送システムを用いた広域転送サービスへの展開は、現在、活発に議論がなされている。図13は、光伝送システムの主要なクライアント信号の一覧を示す図である(予定のものも含む)。前述したEthernet(登録商標)およびFCに加え、映像伝送用の通信規格であるHD−SDI(High Definition Serial Digital Interface)、無線基地局間を結ぶ通信規格であるCPRI(Common Public Radio Interface)など、数多くの通信規格が存在し、それらの広域転送へのニーズが年々高まっている。このような状況を踏まえると、多様なアプリケーションに対して、柔軟に、かつ効率よく、クライアント信号を収容する光伝送システムの実現が求められている。
光伝送システムの基本プラットフォームとして、2001年にOTN(Optical Transport Network)が国際標準化機関ITU−Tにて標準化された(例えば、非特許文献1参照)[1]。OTNは、多様なクライアント信号をトランスペアレントに収容して転送することを可能にするとともに、WDM(Wavelength Division Multiplexing)に適した光パスの概念や、誤り訂正符号などを取り入れるなど、光ファイバ通信技術の急速な発展を踏まえた標準規格となっている。
OTNは、当初、音声などを収容する当時の主要なトラフィックであったSDH(Synchronous Digital Hierarchy:例えば、非特許文献2参照)との整合性を考慮してビットレートなどが定められた(2.5Gbit/s、10.0Gbit/s、40.2Gbit/sの3種類)。その結果、それまで高信頼な大容量伝送を支えていたSDHを、クライアント信号としてOTNへ収容することで、さらなる長距離・大容量伝送を可能とした。その後、音声からデータへのトラフィックの移行に伴い、Ethernet(登録商標)の収容を考慮したOTN標準化拡張の議論がなされている。
しかしながら、OTNの規定により多様なクライアント信号をトランスペアレントに収容することが可能になる一方で、クライアント信号のビットレートの多様化により、収容効率の低下といった問題が顕在化してきている。
図14は、クライアント信号収容システムの伝送装置インターフェイスの構成を示すブロック図である。送信側伝送装置インターフェイス1は、クライアント信号を受信し、クライアント信号のデータおよびクロックを再生するクライアント信号再生部1−1、ネットワーク側のフレーム信号へクライアント信号をマッピングするマッピング処理部1−2、ネットワーク側へフレーム信号を送出するフレーム信号送信部1−3から構成されている。受信側伝送装置インターフェイス2は、フレーム信号を受信し、フレーム信号のデータおよびクロックを再生するフレーム信号受信部2−1、フレーム信号からクライアント信号のデマッピング処理を行うデマッピング処理部2−2、クライアント側へクライアント信号を送出するクライアント信号送信部2−3から構成されている。
図15は、マッピング処理部1−2におけるクライアント信号の収容方法を示す概念図である。mビットのクライアント信号A、B、C、Dは、同一のビットレートのトリビュータリースロット(TS:Tributary Slot)を用いて、クライアント信号の収容・多重を行っている。
図16は、クライアント信号のビットレートに対するOTNの収容効率を示す図である。ここで示す収容効率とは、(収容効率)=(クライアント信号のビットレート)/(収容するOTNフレームのペイロード容量)であり、GFP(Generic Framing Procedure:例えば、非特許文献3参照)や、トランスコーディングなどと呼ばれるフレーミング処理や符号変換といった処理を加えずに、ダイレクトにOTNフレームへ収容した時の収容効率を表している。
現在、OTNにて規定されているペイロード容量は、SDH信号の収容を考慮したOPU1(Optical Channel Payload Unit:OPU1ペイロード容量は2.5Gbit/s)、OPU2(10.0Gbit/s)、OPU3(40.2Gbit/s)の3種類であり、STM−16(Synchronous Transport Module:容量は2.49Gbit/s)、STM−64(10.0Gbit/s)や、STM−256(39.8Gbit/s)といったSDH信号は、100%近い収容効率を示すが、新規のクライアント信号は、比較的低い収容効率を示すことが図16から分かる。
例えば、10GbE(10.3Gbit/s)を収容する場合、OPU2(10.0Gbit/s)のペイロード容量よりも10GbEのビットレートの方が高いため、ダイレクトに収容する場合、OPU3(40.2Gbit/s)に収容しなければいけいない。そのため、10GbEとOPU3との間に生じるレートの差が収容効率の低下を招いている。
現行のOTNでは、図17(a)、(b)に示すように、2.5Gbit/sのトリビュータリースロット(TS:Tributary Slot)を用いて、クライアント信号の収容・多重を行っている。しかしながら、図17(a)に示すように、ビットレートの小さなクライアント信号に対しては、クライアント信号のビットレートと提供可能なフレーム信号のビットレートとの間に不整合が生じ、収容効率の低下を招いている。また、図17(b)に示すように、1クライアント信号に対して選択可能なトリビュータリースロットの個数が1トリビュータリースロット、4トリビュータリースロット、16トリビュータリースロットと飛び飛びの値しか選択できないため、それらの中間値ビットレートを持つクライアント信号は、必然的に収容効率が低下してしまう。
このような問題を解決する手段として、GFPや、トランスコーディングといったフレーミング処理、符号変換処理技術が光伝送システムに用いられている。図18は、GFPおよびトランスコーディングを用いたときの収容方式を示す図である。図18に示すように、GFPは、クライアント信号のプリアンブルや、アイドルパターンを除去することによってクライアント信号のビットレートを下げ、トランスコーディングは、符号の冗長度を下げることによって、クライアント信号のラインレートを下げている。
10GbEの場合、GFPを用いてOPU2に収容可能なビットレートまで減少させることが可能であるが、プリアンブルや、アイドルパターンを独自に用いるキャリアや、カスタマーに対しては、トランスペアレンシーの低下を招いている。また、GFPや、トランスコーディングの手法は、各クライアント信号に対して、個々に方式が定められ、現在収容方式が多岐に渡り、乱立しているといった問題もある。
また、複数のOPUk(k=1、2、3)フレームを束ね、OPUk−X(Xは、グループ化したフレームの数)フレームを形成するOTN VC(Virtual Concatenation)を用いることで、最小2.5Gbit/s単位のペイロード領域を提供することが可能になる。しかしながら、伝送時に複数の経路を用いるため、個々の伝送路間に生じるスキューを調整する機構が別途必要になり、伝送装置の回路規模が増大してしまう。また、2.5Gbit/s以下のペイロード容量を提供することができないという問題がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、多様なビットレートを持つクライアント信号を、効率よく、かつ簡易な装置にて収容することができる光伝送システム、光伝送方法、およびプログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、送信側伝送装置インターフェイスと受信側伝送装置インターフェイスとを備え、クライアント信号を収容・多重する光伝送システムにおいて、前記送信側伝送装置インターフェイスは、前記クライアント信号の受信・再生を行うクライアント信号再生部と、トリビュータリースロットの容量を決定し、前記クライアント信号再生部により再生されたクライアント信号の容量に応じて割り当てるトリビュータリースロットの数を決定する第1のトリビュータリースロット拡張部と、前記第1のトリビュータリースロット拡張部により決定されたトリビュータリースロットの数に基づいて、前記クライアント信号再生部により再生されたクライアント信号を、ネットワーク側のフレーム信号にマッピングするマッピング処理部と、前記マッピング処理部によるマッピングされたフレーム信号を、ネットワーク側へ送出するフレーム信号送信部とを備え、前記受信側伝送装置インターフェイスは、前記フレーム信号の受信・再生を行うフレーム信号受信部と、前記フレーム信号受信部により受信されたフレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応を管理する第2のトリビュータリースロット拡張部と、前記第2のトリビュータリースロット拡張部により管理される、前記フレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応に基づいて、前記フレーム信号受信部により受信されたフレーム信号からクライアント信号のデマッピング処理を行うデマッピング処理部と、前記デマッピング処理部によりデマッピング処理されたクライアント信号を、クライアント側へ送出するクライアント信号送信部とを備え、前記第1のトリビュータリースロット拡張部は、前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、前記トリビュータリースロットの容量を、所定の時間、または所定のフレーム位置で切り替えることを特徴とする光伝送システムである。
また、本発明は、送信側伝送装置インターフェイスと受信側伝送装置インターフェイスとを備え、クライアント信号を収容・多重する光伝送システムにおいて、前記送信側伝送装置インターフェイスは、前記クライアント信号の受信・再生を行うクライアント信号再生部と、トリビュータリースロットの容量を決定し、前記クライアント信号再生部により再生されたクライアント信号の容量に応じて割り当てるトリビュータリースロットの数を決定する第1のトリビュータリースロット拡張部と、前記第1のトリビュータリースロット拡張部により決定されたトリビュータリースロットの数に基づいて、前記クライアント信号再生部により再生されたクライアント信号を、ネットワーク側のフレーム信号にマッピングするマッピング処理部と、前記マッピング処理部によるマッピングされたフレーム信号を、ネットワーク側へ送出するフレーム信号送信部とを備え、前記受信側伝送装置インターフェイスは、前記フレーム信号の受信・再生を行うフレーム信号受信部と、前記フレーム信号受信部により受信されたフレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応を管理する第2のトリビュータリースロット拡張部と、前記第2のトリビュータリースロット拡張部により管理される、前記フレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応に基づいて、前記フレーム信号受信部により受信されたフレーム信号からクライアント信号のデマッピング処理を行うデマッピング処理部と、前記デマッピング処理部によりデマッピング処理されたクライアント信号を、クライアント側へ送出するクライアント信号送信部とを備え、前記第1のトリビュータリースロット拡張部は、前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、前記トリビュータリースロットの容量を、クライアント信号毎に切り替えることを特徴とする光伝送システムである。
本発明は、上記の発明において、前記マッピング処理部は、1フレーム当たりのクライアント信号のビット数をmビット、1フレーム当たりのトリビュータリースロットの総数をp、1トリビュータリースロット当たりのビット数をrビット、としたときに、次式(1)を満たすq個のトリビュータリースロットにクライアント信号を収容するようにマッピングすることを特徴とする。
Figure 0005361616
本発明は、上記の発明において、前記送信側伝送装置インターフェイスは、前記クライアント信号のプリアンブル、またはアイドルパターンを除去し、クライアント信号のフレーミング処理を行うフレーミング処理部を更に備え、前記マッピング処理部は、前記クライアント信号の実効的なビットレート変化に応じて、前記フレーミング処理部によりフレーミング処理されたクライアント信号を割り当てるトリビュータリースロットの個数を変化させることを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記送信側マッピング処理部は、光伝送システムに用いるフレーム構造等の規定がOTNである場合、OTNフレームオーバーヘッドの未使用領域内にクライアント信号とトリビュータリースロットとの対応を示す識別子を付加することを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、送信側伝送装置インターフェイスにてクライアント信号を収容・多重して送信する光伝送方法において、前記送信側伝送装置インターフェイスが、前記クライアント信号の受信・再生を行うステップと、トリビュータリースロットの容量を決定し、前記再生されたクライアント信号の容量に応じて割り当てるトリビュータリースロットの数を決定するステップと、前記決定されたトリビュータリースロットの数に基づいて、前記再生されたクライアント信号を、ネットワーク側のフレーム信号にマッピングするステップと、前記マッピングされたフレーム信号を、ネットワーク側へ送出するステップとを含み、前記トリビュータリースロットの数を決定するステップでは、前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、前記トリビュータリースロットの容量を、所定の時間、または所定のフレーム位置で切り替えることを特徴とする光伝送方法である。
また、本発明は、送信側伝送装置インターフェイスにてクライアント信号を収容・多重して送信する光伝送方法において、前記送信側伝送装置インターフェイスが、前記クライアント信号の受信・再生を行うステップと、トリビュータリースロットの容量を決定し、前記再生されたクライアント信号の容量に応じて割り当てるトリビュータリースロットの数を決定するステップと、前記決定されたトリビュータリースロットの数に基づいて、前記再生されたクライアント信号を、ネットワーク側のフレーム信号にマッピングするステップと、前記マッピングされたフレーム信号を、ネットワーク側へ送出するステップとを含み、前記トリビュータリースロットの数を決定するステップでは、前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、前記トリビュータリースロットの容量を、クライアント信号毎に切り替えることを特徴とする光伝送方法である。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、受信側伝送装置インターフェイスにてクライアント信号が収容・多重されたフレーム信号を受信する光伝送方法において、前記受信側伝送装置インターフェイスが、前記フレーム信号の受信・再生を行うステップと、前記受信されたフレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応を管理するステップと、前記フレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応に基づいて、前記受信されたフレーム信号からクライアント信号のデマッピング処理を行うステップと、前記デマッピング処理されたクライアント信号を、クライアント側へ送出するステップとを含み、前記トリビュータリースロットの容量は、前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、所定の時間、または所定のフレーム位置で切り替えられていることを特徴とする光伝送方法である。
また、本発明は、受信側伝送装置インターフェイスにてクライアント信号が収容・多重されたフレーム信号を受信する光伝送方法において、前記受信側伝送装置インターフェイスが、前記フレーム信号の受信・再生を行うステップと、前記受信されたフレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応を管理するステップと、前記フレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応に基づいて、前記受信されたフレーム信号からクライアント信号のデマッピング処理を行うステップと、前記デマッピング処理されたクライアント信号を、クライアント側へ送出するステップとを含み、前記トリビュータリースロットの容量は、前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、クライアント信号毎に切り替えられていることを特徴とする光伝送方法である。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、クライアント信号を収容・多重する送信側伝送装置インターフェイスのコンピュータに、クライアント信号の受信・再生を行うクライアント信号再生機能、トリビュータリースロットの容量を決定し、前記クライアント信号再生機能により再生されたクライアント信号の容量に応じて割り当てるトリビュータリースロットの数を決定するトリビュータリースロット拡張機能、前記トリビュータリースロット拡張機能により決定されたトリビュータリースロットの数に基づいて、前記クライアント信号再生機能により再生されたクライアント信号を、ネットワーク側のフレーム信号にマッピングするマッピング処理機能、前記マッピング処理機能によるマッピングされたフレーム信号を、ネットワーク側へ送出するフレーム信号送信機能を実行させ、前記トリビュータリースロット拡張機能では、前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、前記トリビュータリースロットの容量を、所定の時間、または所定のフレーム位置で切り替えることを特徴とするプログラムである。
また、本発明は、クライアント信号を収容・多重する送信側伝送装置インターフェイスのコンピュータに、クライアント信号の受信・再生を行うクライアント信号再生機能、トリビュータリースロットの容量を決定し、前記クライアント信号再生機能により再生されたクライアント信号の容量に応じて割り当てるトリビュータリースロットの数を決定するトリビュータリースロット拡張機能、前記トリビュータリースロット拡張機能により決定されたトリビュータリースロットの数に基づいて、前記クライアント信号再生機能により再生されたクライアント信号を、ネットワーク側のフレーム信号にマッピングするマッピング処理機能、前記マッピング処理機能によるマッピングされたフレーム信号を、ネットワーク側へ送出するフレーム信号送信機能を実行させ、前記トリビュータリースロット拡張機能では、前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、前記トリビュータリースロットの容量を、クライアント信号毎に切り替えることを特徴とするプログラムである。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、クライアント信号が収容・多重されたフレーム信号を受信する受信側伝送装置インターフェイスのコンピュータに、フレーム信号の受信・再生を行うフレーム信号受信機能、前記フレーム信号受信機能により受信されたフレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応を管理するトリビュータリースロット拡張機能、前記トリビュータリースロット拡張機能により管理される、前記フレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応に基づいて、前記フレーム信号受信機能により受信されたフレーム信号からクライアント信号のデマッピング処理を行うデマッピング処理機能、前記デマッピング処理機能によりデマッピング処理されたクライアント信号を、クライアント側へ送出するクライアント信号送信機能を実行させ、前記トリビュータリースロットの容量は、前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、所定の時間、または所定のフレーム位置で切り替えられていることを特徴とするプログラムである。
また、本発明は、クライアント信号が収容・多重されたフレーム信号を受信する受信側伝送装置インターフェイスのコンピュータに、フレーム信号の受信・再生を行うフレーム信号受信機能、前記フレーム信号受信機能により受信されたフレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応を管理するトリビュータリースロット拡張機能、前記トリビュータリースロット拡張機能により管理される、前記フレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応に基づいて、前記フレーム信号受信機能により受信されたフレーム信号からクライアント信号のデマッピング処理を行うデマッピング処理機能、前記デマッピング処理機能によりデマッピング処理されたクライアント信号を、クライアント側へ送出するクライアント信号送信機能を実行させ、前記トリビュータリースロットの容量は、前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、クライアント信号毎に切り替えられていることを特徴とするプログラムである。
この発明によれば、多様なビットレートを持つクライアント信号を、効率よく、かつ簡易な装置にて収容することができる。
本発明の第1実施形態による任意クライアント信号収容システムの伝送装置インターフェイスの構成を示す図である。 第1実施形態よるクライアント信号の収容方法を示す概念図である。 クライアント信号のビットレートが異なる場合における任意クライアント信号の収容方式を示す概念図である。 本発明の第2実施形態による伝送装置インターフェイスの構成を示すブロック図である。 本第2実施形態による任意クライアント信号収容システムの収容方式を示す概念図である。 本発明の第3実施形態による任意クライアント信号収容システムの収容方式を示す概念図である。 本発明の第4実施形態による任意クライアント信号収容システムの収容方式を示す概念図である。 OPU2ペイロードのトリビュータリースロット配置を示す概念図である。 OPU OHとMSIの構造を示す概念図である。 トリビュータリースロットとTributary Port番号との対応(OPU3 MSIの場合)を示す概念図である。 トリビュータリースロットとTributary Portの管理方法を説明するための概念図である。 収容粒度に対する収容効率の変化を示す図である。 光伝送システムの主要なクライアント信号の一覧を示す図である。 クライアント信号収容システムの伝送装置インターフェイスの構成を示すブロック図である。 マッピング処理部1−2におけるクライアント信号の収容方法を示す概念図である。 クライアント信号のビットレートに対するOTNの収容効率を示す図である。 クライアント信号の収容方式を示す概念図である。 GFPおよびトランスコーディングを用いたときの収容方式を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態による任意クライアント信号収容システムの伝送装置インターフェイスの構成を示す図である。なお、図14に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。上述した技術との相違点は、送信側のマッピング処理部10−2、および受信側のデマッピング処理部20−2に、トリビュータリースロットの容量を決定するトリビュータリースロット(TS)拡張部10−2−1、20−2−1を具備する点である。
トリビュータリースロット拡張部10−2−1、20−2−1は、ビット単位、またはバイト単位にて、トリビュータリースロットTSの容量を細分化する。トリビュータリースロットTSの容量は、伝送装置インターフェイス設計の段階で予め定められた容量を実現する構成、または伝送装置インターフェイスインストール時や、運用時にトリビュータリースロットの容量を適宜変更できる構成でもよい。
本第1実施形態によれば、フレーム信号内のトリビュータリースロット容量を所定の粒度で細分化するので、クライアント信号のビットレートに応じて必要なだけのペイロード容量を、各クライアント信号に割り当て、単一のフレーム内に効率よく多重することが可能となる。この結果、クライアント信号のビットレートに応じたペイロード容量を提供し、単一または複数のクライアント信号を効率よく収容・多重することにより収容効率を高めることができ、単一フレームにて伝送を行うことで異なる径路を伝送させるOTN VCに比べ、スキュー調整部が不要になり、クライアント信号収容システム全体の簡素化が可能になる。
図2は、第1実施形態のマッピング処理部10−2、およびトリビュータリースロット拡張部10−2−1におけるクライアント信号の収容方法を示す概念図である。1フレーム分の時間をT秒とし、T秒当たりの各クライアント信号およびフレーム信号のビット数をそれぞれmビット、nビットとしている。ここでクライアント信号及およびフレーム信号のビットレートをC、Fとすると、次式(2)、(3)であり、クライアント信号はマッピング処理部10−2にてフレーム信号に収容される際にビットレートCからビットレートFに変換される。
Figure 0005361616
Figure 0005361616
本発明では、提供するフレーム信号のペイロード領域を、予めp個のトリビュータリースロットTSに分割し、そのうちq個のトリビュータリースロットTSを用いてクライアント信号を収容する。1トリビュータリースロット当たりの容量がrビットの場合、以下の数式(4)を満たすqを選択する。
Figure 0005361616
収容の粒度を決めるrは、任意のビット数を選択することが可能であり、1ビット単位、または1バイト単位で変化させることが可能である。q個のトリビュータリースロットTS内にクライアント信号を収容する際、クライアント信号のビット数mとq個のトリビュータリースロットTSのビット数(r×q)との間に生じるビット数の差s=r×q−mは、アイドルパターン、もしくはスタッフバイトを挿入することで調整を行う。
また、図3に示すように、クライアント信号Aがmビット、クライアント信号Bがmビット、クライアント信号Cがmビット、クライアント信号Dがmビットというように、各クライアント信号のビットレートが異なる場合も、数式(4)を満たすトリビュータリースロットTSを各クライアント信号に割り当て収容することが可能である。
B.第2実施形態
図4は、本発明の第2実施形態による伝送装置インターフェイスの構成を示すブロック図である。第1実施形態との相違点は、プリアンブル、またはアイドルパターンを除去し、フレーミング処理を行うフレーミング処理部10−2−2、20−2−2を設けた点である。送信側のフレーミング処理部10−2−2にてクライアント信号のプリアンブル、またはアイドルパターンを除去してフレーム化し、受信側のフレーミング処理部20−2−2にてプリアンブル、またはアイドルパターンを復元する。プリアンブルや、アイドルパターンを除去する手法としては、例えば、独自のフレーミング処理、またはITU−T G.7041に規定されているGFP(Generic Framing Procedure)を用いてもよい。
図5は、本第2実施形態による任意クライアント信号収容システムの収容方式を示す概念図である。本第2実施形態と上述した第1実施形態との相違点は、クライアント信号の実効的なビットレート変化に伴い、収容に用いるトリビュータリースロットTSの割り当て数を変化させる点である。
Ethernet(登録商標)や、FCに用いられるパケット信号(一般的に、MACフレームや、FCフレームと呼ばれている。ここでは、総称してパケット信号と呼ぶ)には、スイッチング機器等で同期をとるためのプリアンブルや、クライアントの送信信号が存在しない時に挿入するアイドルパターンといったものが存在する。これらプリアンブルや、アイドルパターンといった信号は、通常、クライアントの情報を含まず、特に、クライアントがデータを送受信していない時間帯は、アイドルパターンが多くのトラフィックを占める。
そのため、フレーム信号にクライアント信号を収容する際に、不要なプリアンブル、もしくはアイドルパターンを除去し、除去後のクライアント信号のビット数に応じたトリビュータリースロット数を割り当てる。クライアントや、キャリアが独自にプリアンブル部分、もしくはアイドル部分を使用しない限り、これらを一旦フレーム信号収容前に除去し、伝送後に再び復元することは可能である。
C.第3実施形態
図6は、本発明の第3実施形態による任意クライアント信号収容システムの収容方式を示す概念図である。本第3実施形態と前述した第1実施形態との相違点は、トリビュータリースロットTSの容量rを時間的に変更する点である。オペレータからの指示、あるいはクライアント信号のビットレート情報を元に、トリビュータリースロットTSの容量rを適宜変更することが可能であり、切替タイミングは、フレーム単位、または所定の時間で切替が可能である。トリビュータリースロットTSの容量rを小さくとるほど、クライアント信号容量に応じたペイロード領域を提供することが可能になるが、管理するトリビュータリースロットTSの個数が増加してしまうため、rは、次式(5)を満たす範囲内で自由に選択することが可能である。
Figure 0005361616
ここで、nは、1フレーム当たりのビット数、pは、1フレーム内のトリビュータリースロットTSの個数であり、pは、1フレーム内で管理可能なトリビュータリースロット個数の上限を超えることはできない。
D.第4実施形態
図7は、本発明の第4実施形態による任意クライアント信号収容システムの収容方式を示す概念図である。本第4実施形態と第1実施形態との相違点は、トリビュータリースロットTSの容量rをクライアント毎に決定する点である。オペレータからの指示、あるいはクライアント信号のビットレート情報を元に、トリビュータリースロットTSの容量rをクライアント毎に適宜変更することが可能である。
E.第5実施形態
本第5実施形態は、フレーム構造等がOTNである場合の任意クライアント信号収容システムに関するものである。OTNでは、ODUk(k=1,2)をOPUj(j=2,3,j>k)へ多重する際に、予め定められたトリビュータリースロットへ収容する。図8は、OPU2ペイロードのトリビュータリースロット配置を示す概念図である。OPU2の場合、4個のトリビュータリースロットが用意されており、ODU1を4多重することが可能である。OPU3の場合には、16個のトリビュータリースロットが用意されており、ODU1、またはODU2を多重することが可能である。また、1トリビュータリースロット当たりのペイロード容量は、約2.5Gb/sであり、各トリビュータリースロット内に収容されているODUタイプとクライアント信号との識別は、図9に示すOPUオーバーヘッド内のMSI(Multiplex Structure Identifier)によって管理されている。
上述した第4実施形態では、現行のOTNのトリビュータリースロットTSを、前述した第1実施形態〜第3実施形態で述べたトリビュータリースロットTSの容量に細分化して扱う。但し、現行のOTNのMSIでは、図10に示すように、最大でも16個のトリビュータリースロットTS1〜TS16と16個のTributary Portとしか管理できない。そこで、本第5実施形態では、OPUオーバーヘッドのRES(Reserved)領域を用いて扱えるトリビュータリースロットTSの個数を増加させる。
一例として、図11(a)に示すように、PSI(Payload Structure Identifier)[17]〜[255]のRES領域を、MSIとして用いることにより、最大で254個のトリビュータリースロットTS1〜TS254の管理が可能になる。また、図11(b)に示すように、ODU Typeを示すMSB(Most Significant Bit)2ビットを、Tributary Portに割り当てることによって、最大で255個のTributary Portと254個のトリビュータリースロットTS1〜TS254の管理を行うことが可能になる。先述した割り当て以外にも、OPUkオーバーヘッドのColum15、Row1〜3のRES領域(図9を参照)を用いて、取り扱うトリビュータリースロットTSとTributary Portの個数を増加させても構わない。
図12(a)〜(d)は、収容粒度に対する収容効率の変化を示す図である。図12(a)〜(d)に示すように、一般的に、収容粒度を小さくとることで、クライアント信号のビットレートに適したペイロード容量を提供することが可能になり、収容効率が高まることが分かる。
上述した第1から第5実施形態では、フレーム信号内のトリビュータリースロット容量を所定の粒度で細分化し、クライアント信号のビットレートに応じて必要なだけのペイロード容量を各クライアント信号に割り当てることで、クライアント信号のビットレートに応じたペイロード容量を提供し、単一、または複数のクライアント信号を効率よく収容・多重することにより収容効率を高めることができる。単一フレームにて伝送を行うことで異なる径路を伝送させるOTN VCに比べ、スキュー調整部が不要になり、クライアント信号収容システム全体の簡素化が可能になる。
また、上述した送信側伝送装置インターフェイス10、受信側伝送装置インターフェイス20などによる各機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、符号化処理、及び復号化処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
10 送信側伝送装置インターフェイス
1−1 クライアント信号再生部
1−3 フレーム信号送信部
20 受信側伝送装置インターフェイス
2−1 フレーム信号受信部
2−3 クライアント信号送信部
10−2 マッピング処理部
20−2 デマッピング処理部
10−2−1、20−2−1 TS拡張部
10−2−2、20−2−2 フレーミング処理部

Claims (13)

  1. 送信側伝送装置インターフェイスと受信側伝送装置インターフェイスとを備え、クライアント信号を収容・多重する光伝送システムにおいて、
    前記送信側伝送装置インターフェイスは、
    前記クライアント信号の受信・再生を行うクライアント信号再生部と、
    トリビュータリースロットの容量を決定し、前記クライアント信号再生部により再生されたクライアント信号の容量に応じて割り当てるトリビュータリースロットの数を決定する第1のトリビュータリースロット拡張部と、
    前記第1のトリビュータリースロット拡張部により決定されたトリビュータリースロットの数に基づいて、前記クライアント信号再生部により再生されたクライアント信号を、ネットワーク側のフレーム信号にマッピングするマッピング処理部と、
    前記マッピング処理部によるマッピングされたフレーム信号を、ネットワーク側へ送出するフレーム信号送信部と
    を備え、
    前記受信側伝送装置インターフェイスは、
    前記フレーム信号の受信・再生を行うフレーム信号受信部と、
    前記フレーム信号受信部により受信されたフレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応を管理する第2のトリビュータリースロット拡張部と、
    前記第2のトリビュータリースロット拡張部により管理される、前記フレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応に基づいて、前記フレーム信号受信部により受信されたフレーム信号からクライアント信号のデマッピング処理を行うデマッピング処理部と、
    前記デマッピング処理部によりデマッピング処理されたクライアント信号を、クライアント側へ送出するクライアント信号送信部と
    を備え
    前記第1のトリビュータリースロット拡張部は、
    前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、前記トリビュータリースロットの容量を、所定の時間、または所定のフレーム位置で切り替える
    ことを特徴とする光伝送システム。
  2. 送信側伝送装置インターフェイスと受信側伝送装置インターフェイスとを備え、クライアント信号を収容・多重する光伝送システムにおいて、
    前記送信側伝送装置インターフェイスは、
    前記クライアント信号の受信・再生を行うクライアント信号再生部と、
    トリビュータリースロットの容量を決定し、前記クライアント信号再生部により再生されたクライアント信号の容量に応じて割り当てるトリビュータリースロットの数を決定する第1のトリビュータリースロット拡張部と、
    前記第1のトリビュータリースロット拡張部により決定されたトリビュータリースロットの数に基づいて、前記クライアント信号再生部により再生されたクライアント信号を、ネットワーク側のフレーム信号にマッピングするマッピング処理部と、
    前記マッピング処理部によるマッピングされたフレーム信号を、ネットワーク側へ送出するフレーム信号送信部と
    を備え、
    前記受信側伝送装置インターフェイスは、
    前記フレーム信号の受信・再生を行うフレーム信号受信部と、
    前記フレーム信号受信部により受信されたフレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応を管理する第2のトリビュータリースロット拡張部と、
    前記第2のトリビュータリースロット拡張部により管理される、前記フレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応に基づいて、前記フレーム信号受信部により受信されたフレーム信号からクライアント信号のデマッピング処理を行うデマッピング処理部と、
    前記デマッピング処理部によりデマッピング処理されたクライアント信号を、クライアント側へ送出するクライアント信号送信部と
    を備え
    前記第1のトリビュータリースロット拡張部は、
    前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、前記トリビュータリースロットの容量を、クライアント信号毎に切り替える
    ことを特徴とする光伝送システム。
  3. 前記マッピング処理部は、
    1フレーム当たりのクライアント信号のビット数をmビット、1フレーム当たりのトリビュータリースロットの総数をp、1トリビュータリースロット当たりのビット数をrビット、としたときに、次式(1)を満たすq個のトリビュータリースロットにクライアント信号を収容するようにマッピングすることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の光伝送システム。
    Figure 0005361616
  4. 前記送信側伝送装置インターフェイスは、
    前記クライアント信号のプリアンブル、またはアイドルパターンを除去し、クライアント信号のフレーミング処理を行うフレーミング処理部を更に備え、
    前記マッピング処理部は、
    前記クライアント信号の実効的なビットレート変化に応じて、前記フレーミング処理部によりフレーミング処理されたクライアント信号を割り当てるトリビュータリースロットの個数を変化させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光伝送システム。
  5. 前記マッピング処理部は、
    光伝送システムに用いるフレーム構造等の規定がOTNである場合、OTNフレームオーバーヘッドの未使用領域内にクライアント信号とトリビュータリースロットとの対応を示す識別子を付加することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光伝送システム。
  6. 送信側伝送装置インターフェイスにてクライアント信号を収容・多重して送信する光伝送方法において、
    前記送信側伝送装置インターフェイスが、
    前記クライアント信号の受信・再生を行うステップと、
    トリビュータリースロットの容量を決定し、前記再生されたクライアント信号の容量に応じて割り当てるトリビュータリースロットの数を決定するステップと、
    前記決定されたトリビュータリースロットの数に基づいて、前記再生されたクライアント信号を、ネットワーク側のフレーム信号にマッピングするステップと、
    前記マッピングされたフレーム信号を、ネットワーク側へ送出するステップと
    を含み、
    前記トリビュータリースロットの数を決定するステップでは、
    前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、前記トリビュータリースロットの容量を、所定の時間、または所定のフレーム位置で切り替える
    ことを特徴とする光伝送方法。
  7. 送信側伝送装置インターフェイスにてクライアント信号を収容・多重して送信する光伝送方法において、
    前記送信側伝送装置インターフェイスが、
    前記クライアント信号の受信・再生を行うステップと、
    トリビュータリースロットの容量を決定し、前記再生されたクライアント信号の容量に応じて割り当てるトリビュータリースロットの数を決定するステップと、
    前記決定されたトリビュータリースロットの数に基づいて、前記再生されたクライアント信号を、ネットワーク側のフレーム信号にマッピングするステップと、
    前記マッピングされたフレーム信号を、ネットワーク側へ送出するステップと
    を含み、
    前記トリビュータリースロットの数を決定するステップでは、
    前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、前記トリビュータリースロットの容量を、クライアント信号毎に切り替える
    ことを特徴とする光伝送方法。
  8. 受信側伝送装置インターフェイスにてクライアント信号が収容・多重されたフレーム信号を受信する光伝送方法において、
    前記受信側伝送装置インターフェイスが、
    前記フレーム信号の受信・再生を行うステップと、
    前記受信されたフレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応を管理するステップと、
    前記フレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応に基づいて、前記受信されたフレーム信号からクライアント信号のデマッピング処理を行うステップと、
    前記デマッピング処理されたクライアント信号を、クライアント側へ送出するステップと
    を含み、
    前記トリビュータリースロットの容量は、
    前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、所定の時間、または所定のフレーム位置で切り替えられている
    ことを特徴とする光伝送方法。
  9. 受信側伝送装置インターフェイスにてクライアント信号が収容・多重されたフレーム信号を受信する光伝送方法において、
    前記受信側伝送装置インターフェイスが、
    前記フレーム信号の受信・再生を行うステップと、
    前記受信されたフレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応を管理するステップと、
    前記フレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応に基づいて、前記受信されたフレーム信号からクライアント信号のデマッピング処理を行うステップと、
    前記デマッピング処理されたクライアント信号を、クライアント側へ送出するステップと
    を含み、
    前記トリビュータリースロットの容量は、
    前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、クライアント信号毎に切り替えられている
    ことを特徴とする光伝送方法。
  10. クライアント信号を収容・多重する送信側伝送装置インターフェイスのコンピュータに、
    クライアント信号の受信・再生を行うクライアント信号再生機能、
    トリビュータリースロットの容量を決定し、前記クライアント信号再生機能により再生されたクライアント信号の容量に応じて割り当てるトリビュータリースロットの数を決定するトリビュータリースロット拡張機能、
    前記トリビュータリースロット拡張機能により決定されたトリビュータリースロットの数に基づいて、前記クライアント信号再生機能により再生されたクライアント信号を、ネットワーク側のフレーム信号にマッピングするマッピング処理機能、
    前記マッピング処理機能によるマッピングされたフレーム信号を、ネットワーク側へ送出するフレーム信号送信機能
    を実行させ
    前記トリビュータリースロット拡張機能では、
    前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、前記トリビュータリースロットの容量を、所定の時間、または所定のフレーム位置で切り替える
    ことを特徴とするプログラム。
  11. クライアント信号を収容・多重する送信側伝送装置インターフェイスのコンピュータに、
    クライアント信号の受信・再生を行うクライアント信号再生機能、
    トリビュータリースロットの容量を決定し、前記クライアント信号再生機能により再生されたクライアント信号の容量に応じて割り当てるトリビュータリースロットの数を決定するトリビュータリースロット拡張機能、
    前記トリビュータリースロット拡張機能により決定されたトリビュータリースロットの数に基づいて、前記クライアント信号再生機能により再生されたクライアント信号を、ネットワーク側のフレーム信号にマッピングするマッピング処理機能、
    前記マッピング処理機能によるマッピングされたフレーム信号を、ネットワーク側へ送出するフレーム信号送信機能
    を実行させ
    前記トリビュータリースロット拡張機能では、
    前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、前記トリビュータリースロットの容量を、クライアント信号毎に切り替える
    ことを特徴とするプログラム。
  12. クライアント信号が収容・多重されたフレーム信号を受信する受信側伝送装置インターフェイスのコンピュータに、
    フレーム信号の受信・再生を行うフレーム信号受信機能、
    前記フレーム信号受信機能により受信されたフレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応を管理するトリビュータリースロット拡張機能、
    前記トリビュータリースロット拡張機能により管理される、前記フレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応に基づいて、前記フレーム信号受信機能により受信されたフレーム信号からクライアント信号のデマッピング処理を行うデマッピング処理機能、
    前記デマッピング処理機能によりデマッピング処理されたクライアント信号を、クライアント側へ送出するクライアント信号送信機能
    を実行させ
    前記トリビュータリースロットの容量は、
    前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、所定の時間、または所定のフレーム位置で切り替えられている
    ことを特徴とするプログラム。
  13. クライアント信号が収容・多重されたフレーム信号を受信する受信側伝送装置インターフェイスのコンピュータに、
    フレーム信号の受信・再生を行うフレーム信号受信機能、
    前記フレーム信号受信機能により受信されたフレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応を管理するトリビュータリースロット拡張機能、
    前記トリビュータリースロット拡張機能により管理される、前記フレーム信号内のトリビュータリースロットとクライアント信号との対応に基づいて、前記フレーム信号受信機能により受信されたフレーム信号からクライアント信号のデマッピング処理を行うデマッピング処理機能、
    前記デマッピング処理機能によりデマッピング処理されたクライアント信号を、クライアント側へ送出するクライアント信号送信機能
    を実行させ
    前記トリビュータリースロットの容量は、
    前記クライアント信号のビットレート情報、またはオペレータの指示に基づいて、クライアント信号毎に切り替えられている
    ことを特徴とするプログラム。
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