JP5821301B2 - メタクリル酸製造用触媒の製造方法およびメタクリル酸の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明に係るメタクリル酸製造用触媒の製造方法は、メタクロレインを分子状酸素により気相接触酸化してメタクリル酸を製造する際に用いられる、モリブデン、バナジウム及びリンを触媒成分として含むメタクリル酸製造用触媒の製造方法において、下記工程(I)から(V);(I)モリブデン原料としての三酸化モリブデン、バナジウム原料及びリン原料を含む触媒原料を水中で混合しスラリーを調製後、該スラリーを乾燥し、触媒成分を含む粒子を製造する工程;(II)前記粒子と、多糖類と、水又はアルコールとを混練りし、混練り体を製造する工程;(III)前記混練り体を押出成形し、成形体を製造する工程;(IV)前記成形体を乾燥し、触媒前駆体を製造する工程;(V)前記触媒前駆体を熱処理する工程を含み、前記触媒前駆体の炭素原子含有量が2.0質量%以上であり、前記触媒前駆体を空気気流下、昇温速度10℃/minの条件の下で質量減少率を測定した際、150℃〜200℃の範囲における質量減少率が、測定に用いた触媒前駆体の質量に対して1.8質量%以下である。
工程(I)では、モリブデン原料としての三酸化モリブデン、バナジウム原料及びリン原料を含む触媒原料を水中で混合しスラリーを調製後、該スラリーを乾燥し、触媒成分を含む粒子を製造する。
(式(A)中、P、Mo、Vは、それぞれリン、モリブデン、バナジウムを示す。Xはアンチモン、ビスマス、砒素、ゲルマニウム、ジルコニウム、テルル、銀、セレン、ケイ素、タングステン及びホウ素からなる群より選ばれる少なくとも1種類の元素を示す。Yは銅、鉄、亜鉛、クロム、マグネシウム、タンタル、コバルト、マンガン、バリウム、ガリウム、セリウム及びランタンからなる群より選ばれる少なくとも1種類の元素を示す。Zはカリウム、ルビジウム、セシウム及びタリウムからなる群より選ばれる少なくとも1種類の元素を示す。N1は硝酸イオンを示す。N2はアンモニア及びアンモニウムイオンの少なくとも1種類を示す。a、b、c、d、e、f、g及びhは各元素又はイオンの原子比率を示し、b=12のとき、a=0.5〜3、c=0.01〜3、d=0〜2、e=0〜3、f=0〜3、g<1.0、h=0.01〜5である。ただし、g及びhは窒素原子に換算した値である。)
触媒原料に含まれる各元素、イオンの組成は、触媒調製時の各原料の仕込み量から算出する。
工程(II)では、前記粒子と、多糖類と、水又はアルコールとを混練りし、混練り体を製造する。前記粒子に多糖類と、水又はアルコールとを混練りすることにより、工程(III)における押出成形において成形性が向上し、かつメタクリル酸製造において高い活性、収率を示す触媒を製造することができる。
工程(III)では、前記混練り体を押出成形し成形体を製造する。押出成形に用いる装置としては特に限定されないが、例えばオーガー式押出成形機、ピストン式押出成形機等を用いることができる。成形体の形状としては、特に限定はなく、リング状、円柱状、星型状等の任意の形状に成形することができる。
工程(IV)では、前記成形体を乾燥し、触媒前駆体を製造する。前記成形体を乾燥することにより、工程(II)で触媒成分を含む粒子に加えた水又はアルコールを取り除き、成形体状の触媒前駆体とする。乾燥後に触媒前駆体中に残存する水又はアルコールは少ない方が好ましい。具体的には、触媒前駆体中の含液率は10質量%以下が好ましく、より好ましくは5質量%以下である。ここで、触媒前駆体中の含液率は一定量の触媒前駆体を100℃の空気中で24時間静置した際の質量減少率から算出される。乾燥方法としては、特に限定されず、熱風乾燥、減圧乾燥等の公知の方法で行うことができる。成形体が水又はアルコールの液を含有している状態で過剰に熱が加えられると、触媒の失活が起こる可能性があるため、乾燥温度は120℃以下であることが好ましい。乾燥時間については、触媒前駆体中の含液率が10質量%以下となるように適宜調整することができるが、含液率を下げるためには10時間以上乾燥処理を行うことが好ましい。本発明においては、前述したように工程(IV)で得られる触媒前駆体の炭素原子含有量は2.0質量%以上であり、該触媒前駆体の前記150℃〜200℃の範囲における質量減少率は1.8質量%以下である。
工程(V)では、前記触媒前駆体を熱処理する。触媒前駆体を熱処理する温度としては、200℃〜600℃であることが触媒の主な構造であるヘテロポリ酸の分解による触媒の失活を抑える観点から好ましい。より好ましくは250℃〜500℃である。触媒前駆体を熱処理する時間としては特に制限されず、例えば1〜24時間行うことができる。熱処理に用いる焼成炉としては、電気式加熱炉やナイター式加熱炉を用いることができる。
次に、本発明のメタクリル酸の製造方法について説明する。本発明のメタクリル酸の製造方法は、前記方法により得られたメタクリル酸製造用触媒の存在下で、メタクロレインを分子状酸素により気相接触酸化してメタクリル酸を製造する方法である。
メタクロレインの反応率(%)=(B/A)×100
メタクリル酸の選択率(%)=(C/B)×100
メタクリル酸の収率(%)=(C/A)×100
式中、Aは供給したメタクロレインのモル数、Bは反応したメタクロレインのモル数、Cは生成したメタクリル酸のモル数である。
(工程(I))
三酸化モリブデン10000部及びメタバナジン酸アンモニウム410部を純水20000部に加えた。次にここに、硝酸銅140部を純水1000部に溶解した溶液を加え、3時間加熱還流しながら攪拌した。その後、スラリーを50℃に降温し、重炭酸セシウム1348部を純水2000部に溶解した溶液を添加し、15分攪拌した。次に炭酸アンモニウム695部を純水2000部に溶解した溶液を添加し、15分攪拌した。さらに、85質量%リン酸834部を純水600部に溶解した溶液を添加し、15分攪拌した。このようにして得られたスラリーを、スプレー乾燥機を用いてスプレー噴霧乾燥を行い、スプレー粒子を得た。
(工程(II))
前記スプレー粒子100部に対し、成形補助剤としてヒドロキシプロピルメチルセルロースを4.0部、カードランを1.5部加え、さらに、メチルアルコールを80部加えて、混練りを行い、混練り体を得た。
前記混練り体を押出器で押出成形し、外径4mm、長さ4mmの円柱状の成形体を得た。
前記成形体を常圧、窒素気流下、90℃で20時間乾燥を行い、メチルアルコールを除去し、触媒前駆体とした。
前記触媒前駆体中の炭素原子含有量を元素分析装置(商品名:vario ELIII、エレメンタール社製)を用いて有機元素分析によって測定した。前記触媒前駆体中の炭素原子含有量は2.6質量%であった。
180℃に加熱した焼成管内に前記触媒前駆体を10g充填し、空気流通下、100℃/hで380℃まで昇温し、380℃で5時間熱処理を行い触媒とした。
前記触媒を固定床反応器に充填し、温度を290℃とした。該固定床反応器に、メタクロレイン5体積%、酸素10体積%、水蒸気30体積%、窒素55体積%の混合ガスを接触時間3.6秒で通じてメタクリル酸合成反応を行った。この反応の生成物を捕集してガスクロマトグラフィーで分析したところメタクロレインの転化率は76.0%、メタクリル酸の選択率は85.1%、及びメタクリル酸の収率は64.7%であった。これらの測定結果と反応結果をまとめて表1に示す。
工程(I)において、重炭酸セシウム水溶液、炭酸アンモニウム水溶液及び85質量%リン酸水溶液の添加温度を70℃とした以外は実施例1と同様の操作により触媒を調製し、反応評価を行った。結果を表1に示す。
工程(I)において、炭酸アンモニウム695部を純水2000部に溶解した溶液を添加し15分攪拌する代わりに、炭酸アンモニウム556部を純水1600部に溶解した溶液を添加し15分攪拌した後に、硝酸アンモニウム232部を純水400部に溶解した溶液を添加し15分攪拌した。それ以外は、実施例1と同様の操作により触媒を調製し、反応評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1の工程(I)について、以下のように変更した。三酸化モリブデン300部及びメタバナジン酸アンモニウム12部を純水1200部に加えた。次に85質量%リン酸24部を純水18部と混合した溶液と、硝酸銅4部を純水9部に溶解した溶液とを加え、3時間加熱還流しながら攪拌した。その後スラリーを25℃に降温し、重炭酸セシウム40部を純水60部に溶解した溶液を添加し、15分攪拌した。次に炭酸アンモニウム21部を純水94部に溶解した溶液を添加し、15分攪拌した。このようにして得られたスラリーを、スプレー乾燥機を用いてスプレー噴霧乾燥を行い、スプレー粒子を得た。以降の工程(II)〜(V)については、実施例1と同様の操作により触媒を調製し、反応評価を行った。結果を表1に示す。
工程(I)において、加熱還流後のスラリーを降温させる際の温度を75℃とした以外は実施例4と同様の操作により触媒を調製し、反応評価を行った。結果を表1に示す。
工程(I)において、炭酸アンモニウム21部を純水94部に溶解した溶液を添加して15分攪拌する代わりに、炭酸アンモニウム17部を純水75部に溶解した溶液を添加して15分攪拌し、さらに硝酸アンモニウム6部を純水12部に溶解した溶液を添加して15分攪拌した。それ以外は実施例4と同様の操作により触媒を調製し、反応評価を行った。結果を表1に示す。
工程(I)において、炭酸アンモニウム695部を純水2000部に溶解した溶液を添加し15分攪拌する代わりに、炭酸アンモニウム501部を純水1440部に溶解した溶液を添加し15分攪拌した後に、硝酸アンモニウム695部を純水1200部に溶解した溶液を添加し15分攪拌した。それ以外は、実施例1と同様の操作により触媒を調製し、反応評価を行った。結果を表1に示す。
工程(I)において、炭酸アンモニウム695部を純水2000部に溶解した溶液を添加し15分攪拌する代わりに、炭酸アンモニウム362部を純水1040部に溶解した溶液を添加し15分攪拌した後に、硝酸アンモニウム927部を純水1600部に溶解した溶液を添加し15分攪拌した。それ以外は、実施例1と同様の操作により触媒を調製し、反応評価を行った。結果を表1に示す。
工程(I)において、炭酸アンモニウム695部を純水2000部に溶解した溶液を添加し15分攪拌する代わりに、炭酸アンモニウム223部を純水1000部に溶解した溶液を添加し15分攪拌した後に、硝酸アンモニウム1159部を純水2000部に溶解した溶液を添加し15分攪拌した。それ以外は、実施例1と同様の操作により触媒を調製し、反応評価を行った。結果を表1に示す。
工程(I)において、重炭酸セシウム1348部を純水2000部に溶解した溶液を添加する代わりに、硝酸セシウム1354部を純水2500部に溶解した溶液を添加した。また、炭酸アンモニウム695部を純水2000部に溶解した溶液を添加し15分攪拌する代わりに、炭酸アンモニウム501部を純水2250部に溶解した溶液を添加し15分攪拌した後に、硝酸アンモニウム695部を純水1200部に溶解した溶液を添加し15分攪拌した。これら以外は、実施例1と同様の操作により触媒を調製し、反応評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1の工程(I)について、以下のように変更した。三酸化モリブデン5000部及びメタバナジン酸アンモニウム205部を純水20000部に加えた。次に85質量%リン酸418部を純水300部と混合した溶液と、硝酸銅70部を純水150部に溶解した溶液とを加え、3時間加熱還流しながら攪拌した。その後スラリーを25℃に降温し、重炭酸セシウム673部を純水1000部に溶解した溶液を添加し、15分攪拌した。次に炭酸アンモニウム111部を純水500部に溶解した溶液を添加し、15分攪拌した後、硝酸アンモニウム579部を純水1000部に溶解した溶解を添加し、15分攪拌した。このようにして得られたスラリーを、スプレー乾燥機を用いてスプレー噴霧乾燥を行い、スプレー粒子を得た。以降の工程(II)〜(V)については、実施例1と同様の操作により触媒を調製し、反応評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1の工程(I)について、以下のように変更した。三酸化モリブデン300部及びメタバナジン酸アンモニウム12部を純水1200部に加えた。次に85質量%リン酸24部を純水18部と混合した溶液と、硝酸銅4部を純水9部に溶解した溶液とを加え、3時間加熱還流しながら攪拌した。その後スラリーを25℃に降温し、重炭酸セシウム40部を純水60部に溶解した溶液を添加し、15分攪拌した。次に硝酸アンモニウム49部を純水84部に溶解した溶液を添加し、15分攪拌した。このようにして得られたスラリーを、スプレー乾燥機を用いてスプレー噴霧乾燥を行い、スプレー粒子を得た。以降の工程(II)〜(V)については、実施例1と同様の操作により触媒を調製し、反応評価を行った。結果を表1に示す。
工程(I)において、硝酸アンモニウム49部を純水84部に溶解した溶液を添加して15分攪拌する代わりに、炭酸アンモニウム15部を純水68部に溶解した溶液を添加して15分攪拌し、さらに、硝酸アンモニウム21部を純水36部に溶解した溶液を添加して15分攪拌した。それ以外は、比較例6と同様の操作により触媒を調製し、反応評価を行った。結果を表1に示す。
工程(I)において、硝酸アンモニウム49部を純水84部に溶解した溶液を添加して15分攪拌する代わりに、炭酸アンモニウム11部を純水49部に溶解した溶液を添加して15分攪拌し、さらに、硝酸アンモニウム28部を純水48部に溶解した溶液を添加して15分攪拌した。それ以外は、比較例6と同様の操作により触媒を調製し、反応評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1と同様に工程(I)を行った。実施例1の工程(II)において、前記スプレー粒子100部に対し、成形補助剤としてヒドロキシプロピルメチルセルロースを4.0部添加する代わりに2.0部添加し、カードランを1.5部添加する代わりに0.7部添加し、さらに、メチルアルコールを80部加えて、混練りを行い、混練り体を得た。工程(III)において、実施例1と同様に前記混練り体を押出器で押出成形を行ったが、成形性が低いために成形体を得ることができず、その後の熱処理および反応評価を行うことができなかった。結果を表1に示す。なお、工程(III)において成形はできなかったが、混練り体を実施例1の工程(IV)と同様に乾燥し、乾燥物について同様に炭素原子含有量、硝酸イオン含有量及び質量減少率を測定した。
工程(II)において、前記スプレー粒子100部に対し、成形補助剤としてヒドロキシプロピルメチルセルロースを4.0部添加する代わりに12.0部添加し、カードランを1.5部添加する代わりに4.5部添加し、さらに、メチルアルコールを80部加えて、混練りを行い、混練り体を得た。その他の工程については、実施例1と同様に行い触媒を調製し、反応評価を行った。結果を表1に示す。
Claims (4)
- メタクロレインを分子状酸素により気相接触酸化してメタクリル酸を製造する際に用いられる、モリブデン、バナジウム及びリンを触媒成分として含むメタクリル酸製造用触媒の製造方法において、
下記工程(I)から(V)
(I)モリブデン原料としての三酸化モリブデン、バナジウム原料及びリン原料を含む触媒原料を水中で混合しスラリーを調製後、該スラリーを乾燥し、触媒成分を含む粒子を製造する工程
(II)前記粒子と、多糖類と、水又はアルコールとを混練りし、混練り体を製造する工程
(III)前記混練り体を押出成形し、成形体を製造する工程
(IV)前記成形体を乾燥し、触媒前駆体を製造する工程
(V)前記触媒前駆体を熱処理する工程
を含み、
前記触媒原料に含まれる硝酸イオンの量が、該触媒原料に含まれるモリブデン原子の量を12モルとしたとき、1.0モル未満であり、前記触媒前駆体の炭素原子含有量が2.0質量%以上であり、
前記触媒前駆体を空気気流下、昇温速度10℃/minの条件の下で質量減少率を測定した際、150℃〜200℃の範囲における質量減少率が、測定に用いた触媒前駆体の質量に対して1.8質量%以下であるメタクリル酸製造用触媒の製造方法。 - 前記触媒前駆体に含まれる硝酸イオンの量が、窒素原子として0.2質量%以下である請求項1に記載のメタクリル酸製造用触媒の製造方法。
- 前記工程(V)において、触媒前駆体を200℃〜600℃の範囲で熱処理する請求項1又は2に記載のメタクリル酸製造用触媒の製造方法。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載の方法によりメタクリル酸製造用触媒を製造し、該メタクリル酸製造用触媒の存在下、メタクロレインを分子状酸素により気相接触酸化してメタクリル酸を製造するメタクリル酸の製造方法。
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