JP5820163B2 - 配達支援システム及び配達支援方法 - Google Patents

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本発明は、配達ラベルを用いて配送物の配達を支援する配達支援システム及び配達支援方法に関する。
荷物や郵便物等の配送物を配達する場合、宛先や依頼主等の情報を記入する配達ラベルを用いる。この配達ラベルにおいては、通常、配送依頼主情報や宛先情報を記載する送り状に対して、依頼主や配送物の引き受け拠点の控え票や配達証等が付属されている(例えば、特許文献1参照)。この文献には、荷札や受領票が形成された貼着票の裏面に、接着剤を介して接着した離型紙を有した配送伝票が開示されている。そして、この文献においては、配送伝票の離型紙が、配送受注時に取り去る荷送り人控え票や請求書票等となることが開示されている。
特開2004−25600号公報(第1頁、図5)
この文献に記載された伝票では、離型紙を伝票の一部として利用することにより、省資源化を図っている。しかしながら、控え票や請求書が一体化された配達ラベルにおいては、伝票自身が用いられなかった場合や、書き損じた場合であっても全体を廃棄する必要があり、紙の無駄が生じていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、省資源を図った配達ラベルを用いて配送を行なうための配達支援システム及び配達支援方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、配達ラベルを印刷する印刷装置と、配送物を配達した際に印刷する帳票を出力する携帯出力手段を備えた携帯端末とを備えた配達支援システムであって、前記印刷装置は、依頼主情報と宛先情報と配達完了の通知の要否を判定するためのフラグとを含めた表示コードを生成する表示コード生成手段と、前記表示コードを含む配達ラベルを印刷する配達ラベル印刷指示手段とを備え、前記携帯端末は、前記配送物を配達した際に、前記配達ラベルに印刷された表示コードを読み取り、前記表示コードをデコードし、デコードされたデータに通知要フラグが含まれているか否かの判定処理を実行し、通知要フラグが含まれている場合には、前記デコードされたデータの依頼主情報を少なくとも表示した配達完了の通知に関する帳票を出力するための出力データを生成し、前記携帯出力手段において、前記帳票を出力させる帳票出力指示手段を備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の配達支援システムにおいて、前記表示コード生成手段は、配達時に返送物を回収する指示入力が行なわれた場合には、返送フラグ及び返送用宛先をコード化して前記表示コードに含め、前記帳票出力指示手段は、前記表示コードから返送フラグを取得した場合には、前記表示コードに含まれる返送用宛先を含む返送用の配達ラベルを印刷するための印刷データを生成し、前記帳票として返送用の配達ラベルを印刷することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の配達支援システムにおいて、前記帳票出力指示手段は、不在入力が行なわれた場合には、前記デコードした依頼主情報を含む不在通知を出力するための出力データを生成し、在宅入力が行なわれた場合には、受け取り帳票を出力するための出力データを生成することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の配達支援システムにおいて、前記表示コード生成手段は、代引入力が行なわれた場合には、代引金額を取得し、この代引金額をコード化して前記表示コードに含め、前記帳票出力指示手段は、前記表示コードから代引金額を取得した場合には、この代引金額を含む領収書を出力するための出力データを生成し、前記帳票として領収書を出力させることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の配達支援システムにおいて、前記携帯端末は、匿名を希望する利用者を特定する匿名識別子に対して、この利用者の住所及び名前が関連付けられた匿名情報記憶部に接続されており、前記表示コードには、前記宛先情報として匿名識別子が含まれており、前記携帯端末は、前記表示コードから匿名識別子を取得した場合には、前記匿名情報記憶部において、前記匿名識別子に対応する住所及び名前を取得する手段を更に備え、前記帳票出力指示手段は、前記匿名情報記憶部において特定した利用者の住所及び名前を含む宛先ラベルを印刷するための印刷データを生成し、前記帳票として宛先ラベルを印刷することを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の配達支援システムにおいて、前記携帯端末は、画面を表示する表示手段を更に備え、前記携帯端末は、前記宛先ラベルを印刷した後、配達証を発行する場合には、依頼主情報の剥離を指示する確認画面を前記表示手段に表示し、前記確認画面の確認ボタンが選択された場合には、前記表示コードと受領欄とを含み、前記依頼主情報と前記宛先情報とを含まない配達証を印刷する印刷データを生成し、前記携帯出力手段において前記印刷データに基づく出力を実行させることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の配達支援システムにおいて、前記携帯端末は、現在地の位置情報を取得するための位置情報取得手段を備えているとともに、住所に対応して位置情報を記録した住所データを記憶しており、前記携帯端末は、前記位置情報取得手段を用いて、現在地の位置情報を特定する手段と、前記帳票出力指示手段は、前記表示コードから読み取った宛先住所の位置情報と、現在地の位置情報とを比較し、両者が一致した場合に、前記帳票として配達証を出力し、両者が一致しなかった場合には、注意喚起を出力することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、配達ラベルを印刷する印刷装置と、配送物を配達した際に印刷する帳票を出力する携帯出力手段を備えた携帯端末とを備えた配達支援システムを用いた方法であって、前記印刷装置は、依頼主情報と宛先情報と配達完了の通知の要否を判定するためのフラグとを含めた表示コードを生成する表示コード生成段階と、前記表示コードを含む配達ラベルを印刷する配達ラベル印刷指示段階とを備え、前記携帯端末は、前記配送物を配達した際に、前記配達ラベルに印刷された表示コードを読み取り、前記表示コードをデコードし、デコードされたデータに通知要フラグが含まれているか否かの判定処
理を実行し、通知要フラグが含まれている場合には、前記デコードされたデータの依頼主情報を少なくとも表示した配達完了の通知に関する帳票を出力するための出力データを生成し、前記携帯出力手段において、前記帳票を出力させる帳票出力指示段階を備えたことを要旨とする。
(作用)
本発明によれば、印刷装置は、依頼主情報と宛先情報とを含めた表示コードを生成し、表示コードを含む配達ラベルを印刷する。携帯端末は、配達ラベルに印刷された表示コードを読み取り、表示コードをデコードし、デコードされたデータの少なくとも一部を表示した帳票を出力するための出力データを生成し、携帯出力手段において、帳票を出力させる。このため、配達ラベルの表示コードに記憶されたデータを用いて控え票や配達証等の帳票をその場で出力するので、配達ラベルに控え票や配達証等を送り状に付属させておく必要がない。従って、省資源を図った配達ラベルを用いることができる。
本発明によれば、印刷装置は、配達時に返送物を回収する指示入力が行なわれた場合には、返送フラグ及び返送用宛先をコード化して表示コードに含める。携帯端末の帳票出力指示手段は、表示コードから返送フラグを取得した場合には、表示コードに含まれる返送用宛先を含む返送用の配達ラベルを印刷するための印刷データを生成し、帳票として返送用の配達ラベルを印刷する。このため、例えば返品を行なう場合等、配送物の到着に合わせて別の配送物を発送する場合には、受取人が返送用の宛先を記載した配達ラベルを作成する必要がない。
本発明によれば、携帯端末は、不在入力が行なわれた場合には、デコードした依頼主情報を含む不在通知を出力するための出力データを生成し、在宅入力が行なわれた場合には、受け取り帳票を出力するための出力データを生成する。このため、不在通知に必要な情報を2次元コードから取得するので、正確にかつ簡単に不在通知を作成することができる。
本発明によれば、印刷装置は、代引入力が行なわれた場合には、代引金額を取得し、この代引金額をコード化して表示コードに含める。携帯端末は、表示コードから代引金額を取得した場合には、この代引金額を含む領収書を出力するための出力データを生成し、帳票として領収書を出力させる。このため、代引がある場合には、効率的に領収書を作成し、代金を回収することができる。
本発明によれば、携帯端末は、表示コードから匿名識別子を取得した場合には、匿名情報記憶部において、匿名識別子に対応する住所及び名前を取得する。携帯端末は、匿名情報記憶部において特定した利用者の住所及び名前を含む宛先ラベルを印刷するための印刷データを生成し、帳票として宛先ラベルを印刷する。このため、受取人の住所や本名を依頼主に知らせることなく、配送物を発送、配達することができる。
本発明によれば、携帯端末は、位置情報取得手段を用いて、現在地の位置情報を特定する。携帯端末は、表示コードから読み取った宛先住所の位置情報と、現在地の位置情報とを比較し、両者が一致した場合に、帳票として配達証を出力し、両者が一致しなかった場合には、注意喚起を出力する。このため、位置情報と配達先の住所とをマッチングさせるので、宛先を確認して配達することができる。
本発明によれば、省資源を図った配達ラベルを提供することができる。
第1実施形態の配達支援システムの構成を説明する概略構成図。 第1実施形態の配送状況管理記憶部のデータ構成を説明する説明図。 第1実施形態における全体の配送の流れを説明する説明図。 第1実施形態の配達時印刷処理の処理手順を説明する流れ図。 第2実施形態の配達時印刷処理の処理手順を説明する流れ図。 第3実施形態の匿名宛先印刷処理の処理手順を説明する流れ図。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。本実施形態では、配送物に貼付する送り状のみで構成された配達ラベルを用いる。この送り状には、控え票や配達証等の控え類が付属されていない。
本実施形態の配達支援システムは、印刷装置と、携帯出力手段としての携帯印刷手段25を備えた担当者端末20とを用いる。本実施形態の印刷装置は、依頼主端末10及びこれに接続されているプリンタ15から構成されている。更に、本実施形態では、依頼主端末10と担当者端末20とが接続可能な配送状況管理サーバ30を用いる。
依頼主端末10は、図1に示すように、配送物の配達を依頼する依頼主が用いるコンピュータ端末であり、ディスプレイ等の表示手段、キーボードやポインティングデバイス等の操作手段を備えている。依頼主端末10は、後述する配達ラベル50を印刷するためのプリンタ15が接続されている。また、依頼主端末10は、配送状況管理サーバ30にインターネットを介して接続されている。
本実施形態における依頼主端末10の制御部は、図示しないCPU、RAM及びROM等を有しており、後述する処理(配達詳細情報取得段階、表示コード生成段階及び、配達ラベル印刷指示段階等を含む処理)を行なう。そして、このための配達ラベル作成プログラムを実行することにより、依頼主端末10の制御部は、配達詳細情報取得手段、表示コード生成手段及び、配達ラベル印刷指示手段等として機能する。
配達詳細情報取得手段は、依頼人によって入力された配達依頼の詳細情報を取得し、この詳細情報を一時的に記憶する。この詳細情報には、配達ラベル50を印刷するために必要なデータが含まれている。
表示コード生成手段は、配送物を特定するための追跡番号と、仕分コードテーブルとを記憶している。本実施形態では、表示コード生成手段において記憶されている追跡番号は、未使用及び使用済みを区別して記憶されている。仕分コードテーブルは、宛先住所に対して、配達を管轄する取扱拠点(配達拠点)を特定するための識別子(仕分コード)が関連付けられたテーブルである。
配達ラベル印刷指示手段は、プリンタ15を用いて、配達ラベル50を印刷させる。
ここで、印刷される配達ラベル50について、図3を用いて説明する。
配達ラベル50には、宛先情報、依頼主情報及び2次元コードが表示される。この2次元コードには、配達詳細データが含まれている。この配達詳細データには、郵便種別コード、匿名配送フラグ、同時回収フラグ、同時回収時宛先情報、お届け済み通知フラグ、仕分コード、宛先郵便番号、宛先住所、宛先電話番号、宛先名、依頼主郵便番号、依頼主住所、依頼主電話番号、依頼主名、配達希望日、配達希望時間帯、サイズ、引換金額及び追跡番号に関するデータが含まれる。
郵便種別コードデータ領域には、郵便の種別を特定するための識別子に関するデータが記録される。本実施形態では、元払(配送物の発送元による配送料の支払い)又は代引(代金引換)を判定するための識別子(元払フラグ、代引フラグ)に関するデータが記録される。
匿名配送フラグデータ領域には、この配送物について匿名での配送の要否を特定するための識別子(匿名配送フラグ、通常配送フラグ)に関するデータが記録される。
同時回収フラグデータ領域には、配送物の配達時に回収する配送物の有無を判定するための識別子(回収有フラグ、回収無フラグ)に関するデータが記録される。
同時回収時宛先情報データ領域には、配送物の配達時に回収する配送物の宛先(送り先)を特定するための識別子に関するデータが記録されている。本実施形態では、送り先の郵便番号、住所、電話番号、名称に関するデータが含まれる。
お届け済み通知フラグデータ領域には、依頼主に対して、配達完了の通知の要否を判定するための識別子(通知要フラグ、通知不要フラグ)に関するデータが記録されている。
仕分コードデータ領域には、宛先に配送物を配達する取扱拠点(配達拠点)を特定するための識別子に関するデータが記録されている。
宛先郵便番号データ領域、宛先住所データ領域、宛先電話番号データ領域、宛先名データ領域には、それぞれ、この配送物の宛先(受取人)の郵便番号、住所、電話番号、名前に関するデータが記録されている。
依頼主郵便番号データ領域、依頼主住所データ領域、依頼主電話番号データ領域、依頼主名データ領域には、それぞれ、依頼主の郵便番号、住所、電話番号、名前に関するデータが記録されている。
配達希望日データ領域、配達希望時間帯データ領域には、それぞれ、依頼主が配達を希望する年月日、時間帯に関するデータが記録されている。
サイズデータ領域には、配送物のサイズ(大きさ)に関するデータが記録されている。
引換金額データ領域には、代引の配送物の配達時に受取人から回収する金額に関するデータが記録されている。
追跡番号データ領域には、各配送物を特定するための追跡識別子(追跡番号)に関するデータが記録されている。この追跡番号を用いることにより、後述する配送状況管理サーバ30から配送物の配送状況を取得することができる。
担当者端末20は、図1に示すように、担当者が携帯する携帯端末であり、ディスプレイ等の表示手段、ボタン等の入力手段を備えている。
担当者端末20の制御部は、図示しないCPU、RAM及びROM等を有しており、後述する処理(帳票出力指示段階としての配達依頼受付段階及び配達時印刷処理段階等を含む処理)を行なう。そして、このための帳票出力処理プログラムを実行することにより、担当者端末20は、配達依頼受付処理手段及び配達時印刷処理手段等として機能する。本実施形態では、配達依頼受付処理手段及び配達時印刷処理手段により、帳票の印刷を指示する手段(帳票出力指示手段)として機能する。
配達依頼受付処理手段は、配送物を引受したときに依頼主に渡す帳票(引受控え票)を発行する。配達時印刷処理手段は、配送物を配達した際に印刷する帳票(配達証、代引受領証、各種シール、ラベル)を印刷する。このため、配達依頼受付処理手段は、各帳票等のテンプレートデータを記憶している。このテンプレートデータには、配達ラベル50の2次元コードから読み取った各種情報において、必要項目の情報をインポートするため項目欄が設けられている。
また、担当者端末20は、不在通知書や受け取り帳票(引受控えラベル、領収書、不在通知等)を印刷するための携帯可能な携帯印刷手段25が接続されている。
更に、担当者端末20は、配送状況管理サーバ30に無線のネットワークを介して接続されている。担当者端末20は、担当者端末20を携帯する担当者が所属する取扱拠点の取扱拠点識別子を記憶しており、この取扱拠点識別子を用いて配送状況管理サーバ30とデータの送受信を行なう。
配送状況管理サーバ30は、配送物の配送状況を管理する。この配送状況管理サーバ30は、制御部31、配送受付情報記憶部32及び配送状況管理記憶部33を備える。制御部31は、制御手段として機能し、図示しないCPU、RAM及びROM等を有しており、配達管理段階等の処理を行なう。本実施形態の配送状況管理サーバ30は、依頼主端末10に対して、未使用の追跡番号を予め記憶させておく。ここでは、複数の追跡番号を予め付与し、依頼主端末10は、この中で未使用の追跡番号を用いて、配達ラベル50を作成する。また、配送状況管理サーバ30は、依頼主端末10からの配送状況の照会要求に応じて、配送状況管理記憶部33に記録されたデータを抽出して、その配送物の配送状況に関する情報を依頼主端末10に送信する。
更に、配送状況管理サーバ30は、図示しない各取扱拠点に設置された配送管理端末に接続されている。この配送管理端末においては、配送する配送物の配達ラベル50において追跡番号を読み取り、配送状況管理サーバ30に配送状況を通知する処理を実行する。この通知には、取扱拠点識別子と、取扱拠点において読み取られた配送物の追跡番号とを含める。配送管理端末から配送状況通知を受信した配送状況管理サーバ30は、配送状況を現在日時に関連付けて配送状況管理記憶部33に記録する。
配送受付情報記憶部32には、配達詳細レコードが記憶されている。この配達詳細レコードは、配達ラベル50の2次元コードに含まれた配達詳細データと同じデータであって、担当者端末20から配達詳細データを取得した場合に記録される。
配送状況管理記憶部33は、配送状況記憶手段として機能する。この配送状況管理記憶部33には、図2に示すように、配送物の配送を管理するための配送状況管理レコード330が記憶されている。配送状況管理レコード330は、配送物の配送依頼を受け付けた場合に記録され、配送管理端末から配送状況通知を取得した場合に更新される。この配送状況管理レコード330には、追跡番号、配送状況、拠点識別子、ステータス登録日時に関するデータが含まれる。
追跡番号データ領域には、各配送物を特定するための追跡番号に関するデータが記録される。この追跡番号を介して、配達詳細レコードと配送状況管理レコード330とが関連付けられる。
配送状況データ領域には、この配送物の状況に関するデータが記録される。具体的には、ステータスを登録した取扱拠点識別子に対して、「引受」、「通過」、「到着」、「配達中」又は「配達完了」等の配送状況(ステータス)が記録される。ステータス「引受」は、配送物を引き受けた状態を示す。ステータス「通過」は、配送物を引き受けた取扱拠点(引受拠点)から配達拠点までの間に、配送物が経由する取扱拠点を通過した状態を示す。ステータス「到着」は、配送物が配達拠点に到着した状態、ステータス「配達中」は、配達拠点から配送物が持ち出されて配達中である状態、ステータス「配達完了」は、配達が完了した状態を示す。
拠点識別子データ領域には、各取扱拠点を特定するための識別子に関するデータが記録される。
ステータス登録日時データ領域には、各取扱拠点の配送管理端末から、追跡番号を取得した年月日及び時刻に関するデータが記録される。
次に、以上のように構成されたシステムを用いて行われる各処理を、図3、図4に従って説明する。ここでは、配達ラベル作成処理(図3)、配達依頼受付処理及び配達時印字処理(図4)の順番で説明する。
(配達ラベル作成処理)
まず、依頼主は、配送物の配送を依頼するために、依頼主端末10の操作手段を用いて配達ラベル作成プログラムを起動する。この場合、依頼主端末10は、宛先、依頼主情報等の取得処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、依頼主端末10の制御部は、配達詳細情報入力画面を表示手段に表示する。この配達詳細情報入力画面には、郵便種別選択欄、匿名希望の有無選択欄、同時回収配送物の有無選択欄、同時回収時宛先入力欄、お届け済み通知の有無選択欄が含まれている。更に、この配達詳細情報入力画面には、配送物の宛先情報入力欄、依頼主情報入力欄、配達希望日入力欄、配達希望時間帯選択欄、配送物サイズ選択欄、引換金額入力欄、及び作成ボタンが含まれている。
依頼主は、配達詳細情報入力画面の各選択欄の選択肢を選択し、各入力欄に必要な入力を行なった後、作成ボタンを選択する。依頼主端末10の制御部は、配達詳細情報入力画面を介して取得した選択肢に対応するフラグを特定する。更に、宛先住所から、宛先の配達拠点の仕分コードを仕分コードテーブルにおいて特定する。そして、この制御部は、特定したフラグ及び配達詳細情報入力画面に入力されたデータに対して、未使用の追跡番号を付与し、これらを含む詳細情報を配達詳細記憶部に記憶する。
次に、依頼主端末10は、宛先、依頼主情報を含む2次元コードの生成処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、依頼主端末10の制御部は、配達詳細記憶部に記憶された詳細情報を用いて、郵便識別コード〜追跡番号に関する情報をコード化した2次元コードを生成する。
そして、依頼主端末10は、2次元コードを含む配達ラベルの印刷処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、依頼主端末10の制御部は、配達詳細データの宛先情報及び依頼主情報と、生成した2次元コードとを含む印刷データを生成する。ここで、宛先情報には、宛先郵便番号、宛先住所、宛先電話番号及び宛先名が含まれており、依頼主情報には、依頼主郵便番号、依頼主住所、依頼主電話番号及び依頼主名が含まれる。また、詳細情報の郵便種別コードにおいて代引フラグが設定されている場合には、制御部は、印刷データに「代引」の文字及び引換金額を含める。そして、依頼主端末10は、生成した印刷データをプリンタ15に送信する。プリンタ15は、配達ラベル50を印刷する。以上により、配達ラベル作成処理が終了する。
そして、依頼主は、印刷した配達ラベル50を配送物60に貼付する。この配達ラベル50には、宛先情報、依頼主情報、及び2次元コードが表示されている。2次元コードには、郵便種別コード〜追跡番号のデータが含まれている。
(配達依頼受付処理)
次に、配達依頼受付処理について説明する。この処理は、担当者が配送物を引受する場合に実行される。
まず、配送物を集荷する担当者は、担当者端末20に表示されているメニュー画面において「引受処理」を選択した後、配送物に貼付されている配達ラベル50の2次元コードを担当者端末20に読み取らせる。担当者端末20は、受付依頼を配送状況管理サーバ30に送信する。この受付依頼には、配達ラベル50から取得した2次元コードの郵便種別コード〜追跡番号のデータと、担当者端末20が記憶している取扱拠点識別子と、ステータス「引受」とが含まれる。
配送状況管理サーバ30の制御部31は、受信した受付依頼の追跡番号が未使用であることを、配送受付情報記憶部32における登録情報を用いて確認する。具体的には、制御部31は、取得した追跡番号を含む配送状況管理レコード330を配送状況管理記憶部33において検索する。ここで、該当する追跡番号の配送状況管理レコード330を抽出しない場合には、初めて使用される追跡番号と判定する。この場合には、制御部31は、担当者端末20から取得した追跡番号を含む配送状況管理レコード330を生成し、配送状況管理記憶部33に記録する。更に、制御部31は、この配送状況管理レコード330に、受信したステータス「引受」、拠点識別子、及び現在時刻を記録する。そして、制御部31は、取得した郵便種別コード〜追跡番号のデータを含む配達詳細レコードを生成して、配送受付情報記憶部32に記録する。
追跡番号が未使用であることを確認した配送状況管理サーバ30の制御部31は、担当者端末20に、控え票の発行許可を通知する。担当者端末20は、2次元コードに含まれた配達詳細データの郵便種別コード〜追跡番号のデータを含む依頼主控え票の印刷データを生成し、携帯印刷手段25に印刷指示を実行する。携帯印刷手段25は、依頼主控え票を印刷する。担当者は、印刷した依頼主控え票を依頼主に渡す。以上により、配達依頼受付処理が終了する。
そして、配送物は、配達ラベルに表示される仕分コードに基づいて、引受拠点から配達拠点(受取人の住所地域において配達を管轄する取扱拠点)に配送される。この場合、配送状況管理サーバ30は、各取扱拠点の配送管理端末において配送物のステータスの変更入力が行なわれる度に、配達ラベル50の追跡番号、拠点識別子、ステータスを取得し、この追跡番号の配送状況管理レコード330を配送状況管理記憶部33において特定し、拠点識別子、ステータス及び現在時刻を記録する。
(配達時印刷処理)
次に、配達時印刷処理について説明する。この処理は、配送物の宛先に到着した際に実行される。
まず、担当者端末20は、2次元コードの撮影処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、担当者は、担当者端末20のメニュー画面において「配達時処理」を選択した後、配送物に貼付されている配達ラベル50の2次元コードを撮影する。担当者端末20の制御部は、配達ラベルに表示される2次元コードを読み取る。
次に、担当者端末20は、2次元コードのデコード処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、担当者端末20の制御部は、撮影した2次元コードをデコードして、取り出した情報を仮記憶する。
次に、担当者端末20は、受取人が不在か否かを判定する在宅判定処理を実行する(ステップS2−3)。具体的には、担当者端末20の制御部は、在宅確認画面を表示手段に表示する。この在宅確認画面には、不在又は在宅をそれぞれ示すボタンが含まれる。
ここで、不在入力画面において不在を示すボタンが選択された場合(ステップS2−3において「YES」の場合)、担当者端末20の制御部は、不在通知用シールの発行処理を実行する(ステップS2−4)。具体的には、担当者端末20の制御部は、2次元コードに含まれた宛先情報及び依頼主情報と、不在のときに訪問したことを示す通知とを含めた印刷データ(出力データ)を生成し、携帯印刷手段25に印刷指示を実行する。携帯印刷手段25は、不在通知用シールを印刷する。そして、担当者は、印刷した不在通知用シールを、担当者が携帯している不在通知票に貼付して、受取人の郵便受け等に投函する。
一方、不在入力画面において在宅を示すボタンが選択された場合(ステップS2−3において「NO」の場合)、担当者端末20の制御部は、代引か否かの判定処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、担当者端末20の制御部は、2次元コードの郵便種別コードとして代引フラグが設定されているか否かを判定する。
ここで、代引フラグが設定されている場合(ステップS2−5において「YES」の場合)、担当者端末20の制御部は、代引領収書の発行処理を実行する(ステップS2−6)。具体的には、担当者端末20の制御部は、2次元コードに含まれる引換金額と、確認ボタンとを含む支払要求画面を表示手段に表示する。ここで、担当者は、受取人から引換金額の支払いを回収した場合には、確認ボタンを選択する。この場合、担当者端末20の制御部は、引換金額を含む代引領収書の印刷データ(出力データ)を生成し、携帯印刷手段25に印刷指示を実行する。携帯印刷手段25は、代引領収書を印刷する。そして、担当者は、代金と引換に、受取人に代引領収書を渡す。
一方、代引フラグが設定されていない場合(ステップS2−5において「NO」の場合)、担当者端末20の制御部は、ステップS2−6をスキップする。
次に、担当者端末20は、配達証の発行処理を実行する(ステップS2−7)。具体的には、担当者端末20の制御部は、2次元コードに含まれた宛先情報及び依頼主情報と、受領欄とを含む配達証の印刷データ(出力データ)を生成し、携帯印刷手段25に印刷指示を実行する。携帯印刷手段25は、配達証を印刷する。そして、担当者は、受取人に配達証に押印又はサインを依頼する。
次に、担当者端末20は、お届け済み通知が必要か否かの判定処理を実行する(ステップS2−8)。具体的には、担当者端末20の制御部は、2次元コードに、通知要フラグが含まれているか否かを判定する。
ここで、通知要フラグが設定されていることにより、お届け済み通知が必要と判定した場合(ステップS2−8において「YES」の場合)、担当者端末20の制御部は、お届け済み通知用宛名シールの発行処理を実行する(ステップS2−9)。具体的には、担当者端末20の制御部は、2次元コードに含まれる依頼主情報と、お届け済みの通知内容とを設定したお届け済み通知用宛名シールの印刷データ(出力データ)を生成し、携帯印刷手段25に印刷指示を実行する。携帯印刷手段25は、お届け済み通知用宛名シールを印刷する。
一方、通知不要フラグが設定されていることにより、お届け済み通知が不要と判定した場合(ステップS2−8において「NO」の場合)、担当者端末20の制御部は、ステップS2−9をスキップする。
次に、担当者端末20は、同時回収する配送物があるか否かの判定処理を実行する(ステップS2−10)。具体的には、担当者端末20の制御部は、2次元コードに、回収有フラグが含まれているか否かを判定する。
ここで、回収有フラグが設定されていることにより、同時回収する配送物があると判定した場合(ステップS2−10において「YES」の場合)、担当者端末20の制御部は、返信用簡易ラベルの発行処理を実行する(ステップS2−11)。具体的には、担当者端末20の制御部は、2次元コードに含まれる同時回収時宛先情報を宛先として設定した返信用簡易ラベルの印刷データ(出力データ)を生成し、携帯印刷手段25に印刷指示を実行する。携帯印刷手段25は、返信用簡易ラベルを印刷する。そして、担当者は、返送する配送物を受取人から引き受け、この配送物に、印刷した返信用簡易ラベルを貼付する。
一方、回収無フラグが設定されていることにより、同時回収する配送物がないと判定した場合(ステップS2−10において「NO」の場合)、担当者端末20の制御部は、ステップS2−11をスキップする。
そして、担当者は、押印又はサインされた配達証を配達拠点に持ち帰る。配達拠点の配送管理端末において、持ち帰った配達証に含まれる追跡番号を取得し、拠点識別子、ステータス「配達完了」とともに、配送状況管理サーバ30に送信する。配送状況管理サーバ30は、この追跡番号の配送状況管理レコード330を配送状況管理記憶部33において特定し、この配送状況管理レコード330に、拠点識別子、ステータス「配達完了」及び現在時刻を記録する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、依頼主端末10は、宛先、依頼主情報等の取得処理(ステップS1−1)、宛先、依頼主情報を含む2次元コードの生成処理(ステップS1−2)及び2次元コードを含む配達ラベルの印刷処理(ステップS1−3)を実行する。印刷された配達ラベル50には、2次元コードが表示されている。この配達ラベル50が貼付された配送物を引受けの際に、担当者端末20は、2次元コードに含まれた配達詳細データを読み出し、これを含む依頼主控え票の印刷データを生成し、携帯印刷手段25に依頼主控え票を印刷させる。また、この配送物60が受取人に配達される際に、担当者端末20は、2次元コードの撮影処理(ステップS2−1)及び2次元コードのデコード処理(ステップS2−2)を実行して、2次元コードに含まれた配達詳細データを用いて配達証の印刷データを生成し、配達証を印刷させる。このため、配達ラベル50の2次元コードに記憶された配達詳細データを用いて配達証を配達時に出力するので、配達ラベル50に控え票や配達証等を送り状に付属させておく必要がない。従って、省資源を図った配達ラベルを用いることができる。
(2)本実施形態では、配送物の引受の際に、担当者端末20は、配送物の配達ラベル50から取得した2次元コードの郵便種別コード〜追跡番号のデータを含む受付依頼を配送状況管理サーバ30に送信する。配送状況管理サーバ30は、担当者端末20から取得した追跡番号を含む配送状況管理レコード330を生成して配送状況管理記憶部33に記録する。配送状況管理サーバ30は、配送物のステータスが変更される度に、各取扱拠点の配送管理端末から、配達ラベル50の追跡番号、拠点識別子、ステータスを取得し、この追跡番号の配送状況管理レコード330に記録する。配送状況管理サーバ30は、依頼主端末10からの配送状況の照会要求に応じて、配送状況管理記憶部33に記録したデータを抽出して、その配送物の配送状況に関する情報を依頼主端末10に送信する。このため、配送物に貼付された配達ラベル50の2次元コードを読み取ったデータを用いて配送物の引受や配達を行なう場合であっても、配送状況管理サーバ30は、依頼主端末10からの問い合わせに対して、配送状況を提供することができる。
(3)本実施形態の配達時印刷処理では、担当者端末20は、不在を示すボタンが選択された場合(ステップS2−3において「YES」の場合)には、2次元コードに含まれた情報を用いて不在通知用シールの発行処理を実行する(ステップS2−4)。このため、不在通知に必要な情報を、2次元コードから取得するので、効率的に不在通知を作成することができる。
(4)本実施形態の配達時印刷処理では、担当者端末20は、代引である場合(ステップS2−5において「YES」の場合)には、代引領収書の発行処理を実行する(ステップS2−6)。この場合、担当者端末20の制御部は、2次元コードに含まれる引換金額を含む代引領収書の印刷データを生成し、代引領収書を印刷させる。このため、代引がある場合には、効率的に領収書を作成し、代金を回収することができる。
(5)本実施形態の配達時印刷処理では、担当者端末20は、お届け済み通知が必要の場合(ステップS2−8において「YES」の場合)には、2次元コードに含まれた情報を用いて、お届け済み通知用宛名シールの発行処理を実行する(ステップS2−9)。このため、届け済み通知用宛名シールに必要な情報を、配達ラベル50の2次元コードから取得するので、効率的に的確な届け済み通知用宛名シールを作成することができる。
(6)本実施形態の配達時印刷処理では、担当者端末20は、同時回収する配送物がある場合(ステップS2−10において「YES」の場合)には、2次元コードに含まれる返送用の宛先を含む返信用簡易ラベルの印刷データを生成し、返信用簡易ラベルを印刷させる。このため、例えば返品等のように、配送物の到着時に別の配送物を発送する場合には、受取人が返送用の送り先を記載した配達ラベルを準備する必要がない。また、2次元コードには、同時回収時宛先情報が含まれているため、返送用の宛先を依頼主の住所とは異なる住所に設定することができる。
(第2実施形態)
次に、本願発明の第2実施形態について、図5を用いて説明する。上記第1実施形態においては、配達者の入力に基づいて配達証等を印刷したが、本実施形態においては、位置情報と宛先の住所とが一致した場合に配達証の印刷を行なう。一方、両者が一致しない場合には注意喚起を行なう。本実施形態において、上記実施形態と同様な部分については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態の担当者端末20は、位置情報取得手段としての機能し、公知のGPS(Global Positioning System )機能を備えており、定期的に位置情報(経度緯度情報)を取得する。更に、担当者端末20は、住所に対応した位置情報に関する位置対応住所データを記憶している。
(配達時印刷処理)
次に、本実施形態の配達時印刷処理について説明する。
まず、担当者端末20は、ステップS2−1,S2−2と同様に、2次元コードの撮影処理(ステップS3−1)、2次元コードのデコード処理(ステップS3−2)を実行する。
次に、担当者端末20は、配達先の位置情報の特定処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、担当者端末20の制御部は、2次元コードに含まれる宛先住所に対応する位置情報を、位置対応住所データを用いて特定する。
次に、担当者端末20は、現在の位置情報の取得処理を実行する(ステップS3−4)。具体的には、担当者端末20の制御部は、GPS機能を用いて、現在の位置情報を特定する。
次に、担当者端末20は、宛先住所の位置情報と現在位置とが一致しているか否かの判定処理を実行する(ステップS3−5)。具体的には、担当者端末20の制御部は、宛先住所に対応する位置情報と、ステップS3−4において特定した現在の位置情報とが一致しているか否かを判定する。
ここで、宛先住所の位置情報と現在位置とが一致していない場合(ステップS3−5において「NO」の場合)、担当者端末20は、注意喚起処理を実行する(ステップS3−6)。具体的には、担当者端末20の制御部は、警告画面を表示手段に表示し、警告音を出力する。この警告画面には、宛先住所の位置情報が現在位置と一致していない旨及び確認ボタンとが含まれる。そして、担当者は、宛先を確認した後、現在位置が間違っていない場合には、警告画面の確認ボタンを選択する。
一方、宛先住所の位置情報と現在位置とが一致している場合(ステップS3−5において「YES」の場合)、担当者端末20は、ステップS3−6の処理をスキップする。
そして、担当者端末20は、上記ステップS2−7と同様に、配達証の発行処理を実行する(ステップS3−7)。
本実施形態によれば、本実施形態によれば、上記(1),(2)と同様な効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(7)本実施形態では、担当者端末20は、配達ラベルの2次元コードに含まれる宛先住所に対応する位置情報を特定し(ステップS3−3)、現在の位置情報の取得処理を実行する(ステップS3−4)。担当者端末20は、宛先住所の位置情報と現在位置とが一致していない場合には、注意喚起処理を実行する(ステップS3−6)。また、担当者端末20は、宛先住所の位置情報と現在位置とが一致している場合には、配達証の発行処理を実行する(ステップS3−7)。このため、位置情報と配達先の住所とをマッチングさせるので、宛先を確認して配達することができる。
(第3実施形態)
次に、本願発明の第3実施形態について、図6を用いて説明する。上記第1実施形態においては、配達ラベルに受取人や依頼主の住所や氏名を表示したが、本実施形態においては、受取人や依頼主の住所や氏名を相手方に通知しないようにして配送物の配送を行なう。本実施形態において、上記実施形態と同様な部分については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
配送状況管理サーバ30は、匿名情報記憶部としての匿名利用者データ記憶部を更に備える。この匿名利用者データ記憶部には、自分の住所や氏名を匿名にしたい匿名希望者に関する匿名利用者レコードが記憶されている。この匿名利用者レコードは、匿名を希望する利用者から申込があった場合に記録される。この匿名利用者レコードには、利用者識別子、利用者仮名称、利用者氏名、利用者住所、利用者郵便番号、利用者電話番号、仕分コードに関するデータが含まれる。
利用者識別子データ領域には、匿名希望の各利用者を特定するための識別子に関するデータが記録されている。
利用者仮名称データ領域には、各利用者の仮名称に関するデータが記録されている。本実施形態では、利用者識別子及び利用者仮名称が匿名識別子として機能する。
利用者氏名データ領域、利用者住所データ領域、利用者郵便番号データ領域、利用者電話番号データ領域、仕分コードデータ領域には、利用者の氏名、住所、郵便番号、電話番号、この利用者の住所の配達を管轄している配達拠点を特定するための仕分コードに関するデータが記録されている。
また、図6に示すように、本実施形態の配達ラベル50には、宛先情報としては配達拠点の仕分コードのみが表示される。そして、この配達ラベル50の2次元コード及び配送受付情報記憶部32の配達詳細レコードには、利用者識別子データ領域及び利用者仮名称データ領域が更に含まれている。
次に、本実施形態において行われる各処理について説明する。
(配達ラベル作成処理)
本実施形態において、受取人は、自分の仮名称、利用者識別子及び仕分コードを依頼主に通知しておく。依頼主は、上記実施形態と同様に、依頼主端末10の配達ラベル作成プログラムを起動し、依頼主端末10は、上記実施形態のステップS1−1と同様に、宛先、依頼主情報等の取得処理を実行する。この場合、依頼主は、匿名希望の有無選択欄において匿名希望「有」を選択し、配達詳細情報入力欄の配送物の宛先情報入力欄に、受取人の利用者識別子、仮名称及び仕分コードを入力して、作成ボタンを選択する。依頼主端末10は、宛先として受取人の利用者識別子及び仮名称を取得する。
次に、依頼主端末10は、上記実施形態のステップS1−2と同様に、宛先、依頼主情報を含む2次元コードの生成処理を実行する。そして、依頼主端末10は、上記実施形態のステップS1−3と同様に、2次元コードを含む配達ラベル50の印刷処理を実行する。この場合、依頼主端末10の制御部は、配達詳細データの仕分コード及び依頼主情報と、生成した2次元コードとを含む印刷データを生成し、生成した印刷データをプリンタ15に送信する。プリンタ15は配達ラベル50を印刷する。この場合、図6に示すように、配達ラベル50には、配達拠点の仕分コードのみが宛先情報として表示される。また、この配達ラベル50の2次元コードには、宛先郵便番号、宛先住所、宛先電話番号及び宛先名が含まれておらず、その代わりに、受取人の利用者識別子及び仮名称が含まれている。
(配達依頼受付処理)
次に、本実施形態の配達依頼受付処理について説明する。
まず、配送物を集荷する担当者は、上記実施形態と同様に、配送物に貼付されている配達ラベル50の2次元コードを担当者端末20に読み取らせる。担当者端末20は、読み取った2次元コードのデータを含む受付依頼を、配送状況管理サーバ30に送信する。
配送状況管理サーバ30の制御部31は、受付依頼に含まれていた追跡番号が登録されていないことを確認した後、宛先の確認処理を実行する。具体的には、制御部31は、受付依頼に含まれている利用者識別子及び仮名称が一致する匿名利用者レコードを匿名利用者データ記憶部において検索する。ここで、該当する匿名利用者レコードを抽出できなかった場合には、その旨を担当者端末20に送信する。
一方、受信した利用者識別子及び仮名称と一致する匿名利用者レコードを抽出した場合、配送状況管理サーバ30の制御部31は、匿名の利用者として登録されていることを担当者端末20に通知する。
配送状況管理サーバ30の制御部31は、配達詳細レコードを生成して、配送受付情報記憶部32に記録する。この場合、制御部31は、配達詳細レコードに、取得した郵便種別コード〜仕分けコードと、依頼主郵便番号〜追跡番号のデータと、利用者識別子及び仮名称と、抽出した匿名利用者レコードの利用者氏名及び利用者住所とを含める。
そして、上記実施形態と同様に、配送状況管理サーバ30の制御部31は、追跡番号、拠点識別子、ステータス「引受」及び現在時刻を設定した配送状況管理レコード330を生成して、配送状況管理記憶部33に記録する。
配送状況管理サーバ30から登録確認の通知を受信した担当者端末20は、2次元コードに含まれた配達詳細データを含む依頼主控え票の印刷データを生成し、携帯印刷手段25に印刷指示を実行する。携帯印刷手段25は、依頼主控え票を印刷する。担当者は、印刷した依頼主控え票を依頼主に渡す。
(匿名宛先印刷処理)
次に、本実施形態の匿名宛先印刷処理について説明する。この処理は、配達拠点に配送物が到着した場合に実行される。
まず、担当者端末20は、ステップS2−1,S2−2と同様に、2次元コードの撮影処理(ステップS4−1)、2次元コードのデコード処理(ステップS4−2)を実行する。
次に、担当者端末20は、宛名シールの印刷処理を実行する(ステップS4−3)。具体的には、担当者端末20は、読み取った配達詳細データに、匿名希望を示す匿名配送フラグが記録されている場合には、匿名宛先印刷処理ボタン、引受処理ボタン及び配達時印刷処理ボタンを含むメニュー画面を表示手段に表示する。
ここで、担当者は、メニュー画面において匿名宛先印刷処理ボタンを選択する。この場合、担当者端末20は、宛先詳細要求を配送状況管理サーバ30に送信する。この宛先詳細要求には、配達詳細データの利用者識別子及び仮名称が含まれる。配送状況管理サーバ30の制御部31は、受信した利用者識別子及び仮名称に一致する匿名利用者レコードを抽出する。制御部31は、抽出した匿名利用者レコードの利用者氏名、利用者住所、利用者郵便番号、利用者電話番号を担当者端末20に送信する。担当者端末20は、取得した利用者の氏名、住所、郵便番号、電話番号を含む宛先シールの印刷データを生成し、携帯印刷手段25に印刷指示を実行する。携帯印刷手段25は、宛先シールを印刷する。
次に、担当者端末20は、続けて配達証の発行を行なうか否かの判定処理を実行する(ステップS4−4)。具体的には、担当者端末20は、この場で配達証を発行するか否かの確認画面を表示手段に表示する。この確認画面には、この場で配達証を発行する場合に選択する発行ボタンと、まだ発行しない場合に選択する未発行ボタンが表示される。
ここで、発行ボタンが選択された場合(ステップS4−4において「YES」の場合)、担当者端末20は、依頼主情報の剥離確認処理を実行する(ステップS4−5)。具体的には、担当者端末20は、依頼主情報の剥離を指示する画面を表示手段に表示する。この画面には、確認ボタンが含まれている。
そして、担当者は、依頼主情報を剥離し、ステップS4−3において印刷した宛名シールを貼付する。そして、担当者端末20に表示された画面の確認ボタンを選択する。
この場合、担当者端末20は、配達証の印刷処理を実行する(ステップS4−6)。具体的には、担当者端末20の制御部は、配達ラベル50に表示された2次元コードと同じ内容の2次元コードと、受領欄とを含む配達証の印刷データを生成し、携帯印刷手段25に印刷指示を実行する。携帯印刷手段25は、配達証を印刷する。この場合、印刷された配達証には、宛先情報及び依頼主情報が含まれない。
ここで、未発行ボタンが選択された場合(ステップS4−4において「NO」の場合)、担当者端末20は、表示の終了処理を実行する(ステップS4−7)。その後、配達時印刷処理の配達証の発行を行なう場合には、担当者端末20は、宛先情報及び依頼主情報が含まれない配達証を発行する。
本実施形態によれば、本実施形態によれば、上記(1)〜(6)と同様な効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(8)本実施形態では、依頼主情報等の取得処理において、依頼主端末10は、受取人の利用者識別子と仮名称とを含む2次元コードと、取得した仕分コードを宛先とした配達ラベル50を印刷させる。配送物の引受の際に、担当者端末20は、宛先の確認処理を行なう。配送物が配達拠点に到着した際には、担当者端末20は、2次元コードの配達詳細データの利用者識別子及び仮名称に対応する利用者の氏名、住所、郵便番号、電話番号、この利用者の住所を特定し、これらを含む印刷データを生成して、印刷シールを印刷させる。更に、担当者端末20は、依頼主情報の剥離確認処理(ステップS4−5)を実行した後、配達証の印刷処理(ステップS4−6)。更に、担当者端末20は、配達ラベル50に表示された2次元コードと同じ内容の2次元コードと、受領欄とを含む配達証の印刷データを生成し、配達証を印刷させる。このため、受取人の住所や本名を依頼主に知らせることなく、また依頼主の住所や氏名等を受取人に知らせることなく、配送物を発送、配達することができる。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・ 上記第2実施形態の配達時印刷処理において、担当者端末20は、上記第1実施形態のS2−3〜S2−6、S2−8〜S2−11の処理も合わせて実行してもよい。これらの処理と、第3実施形態の処理とを一緒に行なうようにしてもよい。
・ 上記各実施形態においては、依頼主端末10に予め未使用の追跡番号を記憶させた。そして、配達ラベル作成処理において、依頼主端末10は、宛先、依頼主情報等の取得処理を実行した(ステップS1−1)後、記憶していた未使用の追跡番号を付与し、これを含む詳細情報を配達詳細記憶部に記憶した。宛先、依頼主情報等の取得処理において、依頼主端末10は、予め記憶している未使用の追跡番号を用いる代わりに、配送状況管理サーバ30にアクセスして、配達ラベル作成処理を行なう度に追跡番号を取得してもよい。
・ 上記第2実施形態の配達先の位置情報の特定処理を実行する(ステップS3−3)において、2次元コードに含まれる宛先住所に対応する位置情報を、位置対応住所データを用いて特定した。この場合、宛先住所に対応する位置情報を複数特定できるようにしてもよい。これにより、誤差があっても、より正確に配達することができる。
・ 上記第1実施形態において、担当者端末20は、配達依頼受付処理において依頼主控え票を印刷させ、配達時印刷処理において不在通知用シール、代引領収書、配達証、届け済み通知用宛先シール、返信用簡易ラベル等を印刷させた。この場合、各帳票の種類に応じて印刷枚数を制限してもよい。例えば、代引領収書は、1回のみ発行するようにしてもよい。そして、代引領収書を発行した場合(ステップS2−6)には、担当者端末20は、追跡識別子に関連付けて発行済フラグを記録する。その後、代引か否かの判定処理を(ステップS2−5)を再度した場合には、代引領収書に対する発行済フラグが記録されているので、代引領収書の発行処理は実行しない。これにより、複数の領収書を発行することを回避することができる。
・ 上記各実施形態では、担当者端末20に接続される携帯出力手段として、印刷を行なう携帯印刷手段25を用いた。携帯出力手段は、印刷手段に限られるものではなく、例えば、担当者端末20のディスプレイに出力するようにしてもよい。この場合には、担当者端末20に、携帯出力手段としてのタッチパネルディスプレイを設けておく。そして、タッチパネルディスプレイに、配達証等の帳票データを、タッチパネルディスプレイに出力して、受取人の受領サインを入力してもらう。
・ 上記第3実施形態の匿名宛先印刷処理において、担当者端末20は、依頼主情報の剥離を指示する画面を表示手段に表示し、この画面の確認ボタンが選択されたことにより、依頼主情報の剥離確認処理を実行した(ステップS4−5)。依頼主情報が剥離された情報を取得する処理は、これに限られない。例えば、配達ラベル50における依頼主情報が貼付されている箇所に、依頼主情報が剥離された場合に露出されるバーコードを印刷させて、このバーコードを読み取ることにより、依頼主情報が剥離された情報を取得してもよい。また、依頼主情報を剥離したときに露出される接着面に、宛先が貼付できるようにしてもよい。この場合には、剥離した依頼主情報をお届け済み通知として用いてもよい。これにより、剥離した紙も有効活用することができる。
・ 上記各実施形態においては、配達ラベル作成処理を実行する印刷装置は、依頼主が用いる依頼主端末10とプリンタ15とから構成されるとして説明した。配達ラベル作成処理を実行する印刷装置は、これに限られない。例えば、窓口端末とこれに接続されるプリンタとから構成してもよい。更に、プリンタと、このプリンタにネットワークを介して接続されサーバとから構成してもよい。
10…依頼主端末、15…プリンタ、20…担当者端末、25…携帯印刷手段、30…配送状況管理サーバ、31…制御部、32…配送受付情報記憶部、33…配送状況管理記憶部、50…配達ラベル、60…配送物。

Claims (8)

  1. 配達ラベルを印刷する印刷装置と、
    配送物を配達した際に印刷する帳票を出力する携帯出力手段を備えた携帯端末とを備えた配達支援システムであって、
    前記印刷装置は、
    依頼主情報と宛先情報と配達完了の通知の要否を判定するためのフラグとを含めた表示コードを生成する表示コード生成手段と、
    前記表示コードを含む配達ラベルを印刷する配達ラベル印刷指示手段とを備え、
    前記携帯端末は、
    前記配送物を配達した際に、前記配達ラベルに印刷された表示コードを読み取り、前記表示コードをデコードし、
    デコードされたデータに通知要フラグが含まれているか否かの判定処理を実行し、
    通知要フラグが含まれている場合には、前記デコードされたデータの依頼主情報を少なくとも表示した配達完了の通知に関する帳票を出力するための出力データを生成し、
    前記携帯出力手段において、前記帳票を出力させる帳票出力指示手段を備えたことを特徴とする配達支援システム。
  2. 前記表示コード生成手段は、配達時に返送物を回収する指示入力が行なわれた場合には、返送フラグ及び返送用宛先をコード化して前記表示コードに含め、
    前記帳票出力指示手段は、前記表示コードから返送フラグを取得した場合には、前記表示コードに含まれる返送用宛先を含む返送用の配達ラベルを印刷するための印刷データを生成し、前記帳票として返送用の配達ラベルを印刷することを特徴とする請求項1に記載の配達支援システム。
  3. 前記帳票出力指示手段は、
    不在入力が行なわれた場合には、前記デコードした依頼主情報を含む不在通知を出力するための出力データを生成し、
    在宅入力が行なわれた場合には、受け取り帳票を出力するための出力データを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の配達支援システム。
  4. 前記表示コード生成手段は、代引入力が行なわれた場合には、代引金額を取得し、この代引金額をコード化して前記表示コードに含め、
    前記帳票出力指示手段は、前記表示コードから代引金額を取得した場合には、この代引金額を含む領収書を出力するための出力データを生成し、前記帳票として領収書を出力させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の配達支援システム。
  5. 前記携帯端末は、匿名を希望する利用者を特定する匿名識別子に対して、この利用者の住所及び名前が関連付けられた匿名情報記憶部に接続されており、
    前記表示コードには、前記宛先情報として匿名識別子が含まれており、
    前記携帯端末は、
    前記表示コードから匿名識別子を取得した場合には、前記匿名情報記憶部において、前記匿名識別子に対応する住所及び名前を取得する手段を更に備え、
    前記帳票出力指示手段は、前記匿名情報記憶部において特定した利用者の住所及び名前を含む宛先ラベルを印刷するための印刷データを生成し、前記帳票として宛先ラベルを印刷することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の配達支援システム。
  6. 前記携帯端末は、画面を表示する表示手段を更に備え、
    前記携帯端末は、
    前記宛先ラベルを印刷した後、配達証を発行する場合には、依頼主情報の剥離を指示する確認画面を前記表示手段に表示し、
    前記確認画面の確認ボタンが選択された場合には、前記表示コードと受領欄とを含み、前記依頼主情報と前記宛先情報とを含まない配達証を印刷する出力データを生成し、
    前記携帯出力手段において、前記帳票を出力させることを特徴とする請求項5に記載の配達支援システム。
  7. 前記携帯端末は、現在地の位置情報を取得するための位置情報取得手段を備えているとともに、住所に対応して位置情報を記録した住所データを記憶しており、
    前記携帯端末は、
    前記位置情報取得手段を用いて、現在地の位置情報を特定する手段と、
    前記帳票出力指示手段は、前記表示コードから読み取った宛先住所の位置情報と、現在地の位置情報とを比較し、
    両者が一致した場合に、前記帳票として配達証を出力し、両者が一致しなかった場合には、注意喚起を出力することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の配達支援システム。
  8. 配達ラベルを印刷する印刷装置と、
    配送物を配達した際に印刷する帳票を出力する携帯出力手段を備えた携帯端末とを備えた配達支援システムを用いた方法であって、
    前記印刷装置は、
    依頼主情報と宛先情報と配達完了の通知の要否を判定するためのフラグとを含めた表示コードを生成する表示コード生成段階と、
    前記表示コードを含む配達ラベルを印刷する配達ラベル印刷指示段階とを備え、
    前記携帯端末は、
    前記配送物を配達した際に、前記配達ラベルに印刷された表示コードを読み取り、前記表示コードをデコードし、
    デコードされたデータに通知要フラグが含まれているか否かの判定処理を実行し、
    通知要フラグが含まれている場合には、前記デコードされたデータの依頼主情報を少なくとも表示した配達完了の通知に関する帳票を出力するための出力データを生成し、
    前記携帯出力手段において、前記帳票を出力させる帳票出力指示段階を備えたことを特
    徴とする配達支援方法。
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