JP6608107B2 - 配送支援システム、配送支援方法及び受取支援プログラム - Google Patents
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Description
以下、図1〜図5を用いて、配送支援システム、配送支援方法及び受取支援プログラムを具体化した第1の実施形態について説明する。
ユーザ端末10は、受取人端末として機能し、荷物を受け取る利用者(商品の購入者である受取人)が利用するコンピュータ端末(例えば、スマートフォン端末)である。ユーザ端末10は、ネットワークを介して、通販事業者サーバ20や受取管理サーバ30に接続されている。
制御部11は、CPU、ROM、RAMから構成され、タッチパネルディスプレイを制御する。記憶部には、ウェブページを閲覧するためのブラウザプログラム、電子メールの送受信を行なうためのメールプログラム、店舗において荷物を受け取るための受取支援プログラムが格納されている。記憶部に格納された各種プログラムを実行することにより、制御部11は、メーラー、ブラウザ等として機能する。
カメラは、被写体を撮影する手段として機能する。本実施形態では、2次元コードを撮影する場合に用いる。
商品名データ領域、商品価格データ領域には、商品の名称、価格に関するデータがそれぞれ記録されている。
商品説明データ領域には、商品の内容(例えば、形状、大きさ等)に関するデータが記録されている。
店舗名データ領域には、この店舗の名称に関するデータが記録されている。
所在地データ領域には、この店舗の所在地(住所や地図上の位置)に関するデータが記録されている。
取引内容データ領域には、この取引の内容に関するデータが記録される。この取引内容データには、販売された商品の商品ID、個数、合計金額等に関するデータが含まれる。
認証識別子データ領域には、商品(荷物)を受け取る際の認証処理に用いられる認証識別子に関するデータが記録される。
通知日時データ領域には、店舗に到着した商品(荷物)の受取可能になったことを、利用者に通知した年月日及び時刻に関するデータが記録される。
受取完了日時データ領域には、店舗において、商品(荷物)を利用者が受け取った年月日及び時刻に関するデータが記録される。
認証識別子データ領域には、店舗において荷物を受け取る際の認証処理に用いられる認証識別子に関するデータが記録される。
店舗到着日時データ領域には、荷物が店舗に到着した年月日及び時刻に関するデータが記録される。
受領金額データ領域には、代引支払の場合に、荷物を受け取った利用者から受領した代引金額に関するデータが記録される。
通知フラグデータ領域には、受取管理サーバ30への通知の要否を判定するためのフラグが記録される。本実施形態では、受取管理サーバ30から受信した配送依頼に店舗IDが含まれている場合に、通知する必要があることを示すフラグが記録される。
登録日時データ領域には、各取扱拠点の拠点端末50や担当者端末55から追跡識別子を取得してステータスを変更した年月日及び時刻に関するデータが記録される。
まず、利用者は、ユーザ端末10を用いて通販事業者サーバ20にアクセスする。そして、通販事業者サーバ20は、商品情報の出力処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、通販事業者サーバ20は、販売可能な商品に関する商品データを商品データ記憶部22から抽出して、ユーザ端末10に送信する。ユーザ端末10は、取得した商品データを含めた商品一覧画面をタッチパネルディスプレイに表示する。
店舗において、荷物を受け取る場合、ユーザ端末10の記憶部に記憶された受取支援プログラムを起動する。
ユーザ端末10の制御部11は、受取可能通知からの認証識別子の取得処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、制御部11の受取処理部111は、記憶部に記憶されている受取可能通知を取得する。更に、受取処理部111は、受取可能通知の選択画面をタッチパネルディスプレイに出力する。この選択画面には、受取処理部111において引渡済情報が記録されていない追跡識別子の受取可能通知が表示される。この選択画面において、荷物の受取を行なう受取可能通知の選択を促す。そして、受取処理部111は、選択された受取可能通知に含まれる認証識別子及び追跡識別子(第1の識別情報)を取得する。
次に、ユーザ端末10の制御部11は、交付入力処理を実行する(ステップS3−8)。具体的には、認証完了画面の確認に基づいて、荷物の受け渡し可能と判断した店員は、受取確認画面520の交付完了ボタンを選択する。この場合、制御部11の受取処理部111は、この受取可能通知の追跡識別子に対して引渡済情報を記録する。
(1)本実施形態では、荷物が店舗に到着した場合、追跡管理サーバ40は、店舗到着情報を受取管理サーバ30に送信する(ステップS2−5)。受取管理サーバ30は、通販事業者サーバ20に店舗到着情報を送信し(ステップS2−7)、通販事業者サーバ20は、ユーザ端末10に受取可能通知を送信する(ステップS2−9)。そして、受取支援プログラムが起動されたユーザ端末10は、受取可能通知に含まれる認証識別子の照合処理を実行する(ステップS3−5)。これにより、ユーザ端末10を用いて、引渡者は、引き渡し荷物を特定することができる。更に、ユーザ端末10において受信した受取可能通知の認証識別子を用いて、受取人を照合することができる。従って、受取確認のための新たな端末の配備や、既存端末を用いる場合にも受取確認のためのシステム更新は不要であるので、受取場所の自由度を高めて、荷物の引き渡しを効率的に行なうことができる。
次に、図6及び図7を用いて、配送支援システム、配送支援方法及び受取支援プログラムを具体化した第2の実施形態について説明する。本実施形態は、上記第1の実施形態において店舗に来店した場合の受取処理における認証方法のみを変更した構成である。具体的には、上記第1の実施形態においては、注文データ240毎に異なる認証識別子を用いて認証を行なった。本実施形態では、受取店舗毎に付与された異なる認証識別子(第2の識別情報)を用いて認証を行なう。なお、上記実施形態と同様の部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
また、本実施形態では、受取管理サーバ30に、店舗認証データ記憶部を設ける。この店舗認証データ記憶部には、店舗毎の認証識別子に関する店舗別認証データが記憶されている。店舗別認証データは、受取可能な店舗が登録された場合に記録される。店舗別認証データは、店舗IDに関連付けた認証識別子を含んでいる。
認証識別子データ領域には、この店舗において、利用者に荷物を引き渡す際に用いる認証識別子(店舗パスワード)に関するデータが記録されている。
一方、この受取管理データ320には、購入者情報を記録する。
そして、本実施形態においては、荷物に貼付される配送ラベルの2次元コード画像には、認証識別子を含めず、追跡識別子を含める。
本実施形態においても、上記第1実施形態の商品情報の出力処理(ステップS1−1)〜購入確定処理(ステップS1−6)を実行する。
ユーザ端末10の制御部11は、受取可能通知を用いてアクセス処理を実行する(ステップS6−1)。具体的には、制御部11の受取処理部111は、上記ステップS3−1と同様に、引渡済情報が記録されていない追跡識別子の受取可能通知の選択画面をタッチパネルディスプレイに出力し、荷物の受取を行なう受取可能通知の選択を促す。そして、受取処理部111は、確認や選択によって特定された受取可能通知に含まれるアクセス先(受取管理サーバ30)を特定する。そして、受取処理部111は、受取管理サーバ30に、受取可能通知に含まれる追跡識別子(第1の識別情報)を送信する。
次に、受取管理サーバ30の制御部31は、来店時画面の送信処理を実行する(ステップS6−3)。具体的には、制御部31は、来店時画面データをユーザ端末10に送信する。この来店時画面は、受取店舗において、荷物を受け取るときに用いられる。この来店時画面データには、特定した受取管理データ320の店舗IDに対応する店舗情報と、この受取管理データ320に含まれる追跡識別子とが含まれる。
そして、ユーザ端末10の制御部11は、店舗認証情報の取得処理を実行する(ステップS6−5)。具体的には、利用者は、来店時画面600が表示された状態で、ユーザ端末10を受取店舗の店員に手渡す。店員によって来店時画面600の店舗側確認ボタン605が選択された場合、制御部11の受取処理部111は、店舗パスワード入力画面610をタッチパネルディスプレイに表示し、店舗パスワードの入力を促す。この店舗パスワード入力画面610には、店舗パスワード入力欄615と処理実行ボタン616とが含まれる。そして、店員は、店舗パスワード入力欄615に、この店舗の認証識別子を入力し、処理実行ボタン616を選択する。これにより、ユーザ端末10の制御部11は、認証依頼を受取管理サーバ30に送信する。この認証依頼には、店舗パスワード入力画面610に含まれる追跡識別子及び店舗パスワード(第2の識別情報)が含まれる。
次に、受取管理サーバ30の制御部31は、認証結果の送信処理を実行する(ステップS6−7)。具体的には、認証識別子が店舗パスワードと一致した場合には、制御部31は、認証完了画面データを生成し、ユーザ端末10に送信する。この認証完了画面には、特定した受取管理データ320の追跡識別子及び購入者情報を含める。
そして、交付完了通知を受信した受取管理サーバ30は、ステップS4−1、S4−2と同様に、交付完了の登録処理(ステップS6−11)、受取完了通知処理(ステップS6−12)を実行する。
そして、通販事業者サーバ20は、ステップS4−3と同様に、完了登録処理を実行する(ステップS6−13)。
(5)本実施形態では、受取管理サーバ30は、ユーザ端末10から、店舗認証情報の取得処理において取得した店舗パスワードを用いて認証処理を実行する(ステップS6−6)。これにより、受取店舗の店員が知る店舗パスワード(第2の識別情報)により、荷物の引き渡しを行なうことができる。従って、店舗パスワードが入力されていない場合、誤操作による受取確認画面620への展開を抑制できる。
・上記各実施形態においては、ユーザ端末10は、認証完了画面の確認処理(ステップS3−7)の後、交付入力処理(ステップS3−8)を実行する。この場合、照合結果を確認した後、利用者(受取人)から、配送ラベルの配達証等に受領サインを記載してもらい、この配達証を発送者(通販事業者)に送付してもよい。これにより、荷物交付のエビデンスを残すことができる。
・上記第1の実施形態においては、第1及び第2の識別情報として、認証識別子と追跡識別子とを用いた。また、上記第2の実施形態においては、第1及び第2の識別情報として、追跡識別子及び店舗パスワードを用いた。第1及び第2の識別情報は、これらに限定されず、認証情報、追跡情報、店舗パスワードのみであってもよいし、これらや他の情報を組み合わせてもよい。
Claims (4)
- ネットワークを介して接続された、発送者サーバ、配送管理サーバ、受取人端末を用いて、荷物の配送を支援する配送支援システムであって、
前記発送者サーバ又は前記配送管理サーバが、引渡者への荷物の到着情報を取得した場合、受取人端末に対して、第1の識別情報を含めた到着通知を送信し、
前記受取人端末は、
受信した到着通知に含まれる情報に基づいて取得した前記荷物の受取場所の情報と、確認ボタンとを含む来所時画面を表示し、
前記確認ボタンが押下された場合、認証情報入力画面を出力し、
前記認証情報入力画面を介して前記受取場所において取得した前記受取場所のパスワードを含む第2の識別情報と前記第1の識別情報とを用いた照合が完了した場合に、前記荷物の引渡許可情報を出力することを特徴とする配送支援システム。 - 前記第1の識別情報は、前記荷物の配送状況を特定するための追跡識別子を含む情報であることを特徴とする請求項1に記載の配送支援システム。
- ネットワークを介して接続された、発送者サーバ、配送管理サーバ、受取人端末を用いた配送支援システムを用いて、荷物の配送を支援する方法であって、
前記発送者サーバ又は前記配送管理サーバが、引渡者への荷物の到着情報を取得した場合、受取人端末に対して、第1の識別情報を含めた到着通知を送信し、
前記受取人端末は、
受信した到着通知に含まれる情報に基づいて取得した前記荷物の受取場所の情報と、確認ボタンとを含む来所時画面を表示し、
前記確認ボタンが押下された場合、認証情報入力画面を出力し、
前記認証情報入力画面を介して前記受取場所において取得した前記受取場所のパスワードを含む第2の識別情報と前記第1の識別情報とを用いた照合が完了した場合に、前記荷物の引渡許可情報を出力することを特徴とする配送支援方法。 - ネットワークを介して、発送者サーバ又は配送管理サーバに接続された制御部を備えた受取人端末において実行される受取支援プログラムであって、
前記制御部を、
引渡者への荷物の到着情報を取得した前記発送者サーバ又は前記配送管理サーバから受信した第1の識別情報を含めた到着通知に含まれる情報に基づいて取得した前記荷物の受取場所の情報と、確認ボタンとを含む来所時画面を表示し、
前記確認ボタンが押下された場合、認証情報入力画面を出力し、
前記認証情報入力画面を介して前記受取場所において取得した前記受取場所のパスワードを含む第2の識別情報と前記第1の識別情報とを用いた照合が完了した場合に、前記荷物の引渡許可情報を出力する手段として機能させることを特徴とする受取支援プログラム。
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