JP5985876B2 - 配送管理システム及び配送管理方法 - Google Patents

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本発明は、荷物や郵便物等の配送物の配送を管理するための配送管理システム及び配送管理方法に関する。
荷物を発送する場合、荷物を集荷拠点等に持参し、配送料金を支払う。また、郵便物を発送する場合には、通常、郵便局等の切手販売所において切手を購入し、郵便物に切手を貼って郵便ポストに投函する。このように、荷物や郵便物を発送する場合、集荷拠点に出向いたり、切手販売所で切手を購入したりする必要がある。
また、郵便料金として郵便物に貼付される切手を電子化するとともに、利用者が作成した文書内容データ自体を送信する電子郵便システムが検討されている(例えば、特許文献1を参照。)。この文献記載の技術では、切手バリュー発行装置は、利用者装置に切手バリューを発行する。利用者装置は、文書情報と宛先情報とに基づいて、切手バリューから電子切手情報を作成し、これらの情報を融合して電子郵便物として郵便ホストシステムに送る。郵便ホストシステムは、電子切手情報の正当性を検査した後、電子郵便物を実際に作成する。
特開2001−052052号公報(第1頁、図1)
しかしながら、文献に記載の技術では電子文書の発送を前提としているため、手元にある荷物を発送する場合には、適用できない。従って、効率的に実際の荷物を発送できる方法があると便利である。一方、配送事業者においては、配送料を確実に回収する必要がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、効率的な配送物の発送を支援するとともに、的確に配送料金を回収するための配送管理システム及び配送管理方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、利用者端末を介して印刷装置に接続され、配送物に貼付された配送ラベルのコード画像を読み取るコード読取装置からのデータを受信する制御手段と、配送物を特定するための配送物特定識別子に関連付けて、前記配送物の配送料金の決済完了情報を記憶した配送依頼データ記憶手段とを備えた配送管理システムであって、前記制御手段が、前記利用者端末から決済依頼情報を取得する手段と、前記決済依頼情報を用いて、配送料金の決済を行なう手段と、前記配送料金の決済が完了した場合、この決済完了情報を前記配送物特定識別子に関連付けて前記配送依頼データ記憶手段に記録する手段と、前記配送物特定識別子を暗号化し、前記配送物特定識別子を表示する第1コード画像と、前記暗号化した配送物特定識別子を含めた第2コード画像とを表示したラベル印刷データを生成する手段と、前記ラベル印刷データを用いて前記印刷装置に配送ラベルの印刷を行なわせるために、前記ラベル印刷データを送信する手段と、前記コード読取装置から、前記ラベル印刷データを用いて印刷された配送ラベルの第2コード画像に含まれる暗号化情報を復号した配送物特定識別子を取得する手段と、取得した配送物特定識別子に関連付けられた配送依頼の決済状況に応じて、前記配送物の配送指示を行なう手段とを備え、前記コード読取装置は、前記配送物に貼付された配送ラベルの第1コード画像と第2コード画像とを読み取った場合、前記第1コード画像に含まれる配送物特定識別子と、前記第2コード画像に含まれる暗号化情報を復号した配送物特定識別子とが一致しているかどうかを確認し、確認結果に基づいて、前記配送物の配送可否を判定することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の配送管理システムにおいて、前記制御手段が、決済を完了した場合、有効期限を算出する手段を更に備え、前記印刷データの生成においては、前記第2コード画像に、前記算出した有効期限を含めて、前記ラベル印刷デー
タを生成し、前記コード読取装置において、前記第2コード画像を読み取った場合、この第2コード画像に含まれた有効期限が到来していないかどうかを更に確認することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項又はに記載の配送管理システムにおいて、前記制御手段が、所定の配送物特定識別子を付与する手段を更に備え、前記コード読取装置において、前記所定の配送物特定識別子を取得した場合には、前記第2コード画像の読み取りを指示することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、利用者端末を介して印刷装置に接続され、配送物に貼付された配送ラベルのコード画像を読み取るコード読取装置からのデータを受信する制御手段と、配送物を特定するための配送物特定識別子に関連付けて、前記配送物の配送料金の決済完了情報を記憶した配送依頼データ記憶手段とを備えた配送管理システムを用いて、配送管理を行なう方法であって、前記制御手段が、前記利用者端末から決済依頼情報を取得する段階と、前記決済依頼情報を用いて、配送料金の決済を行なう段階と、前記配送料金の決済が完了した場合、この決済完了情報を前記配送物特定識別子に関連付けて前記配送依頼データ記憶手段に記録する段階と、前記配送物特定識別子を暗号化し、前記配送物特定識別子を表示する第1コード画像と、前記暗号化した配送物特定識別子を含めた第2コード画像とを表示したラベル印刷データを生成する段階と、前記ラベル印刷データを用いて前記印刷装置に配送ラベルの印刷を行なわせるために、前記ラベル印刷データを送信する段階と、前記コード読取装置から、前記ラベル印刷データを用いて印刷された配送ラベルの第2コード画像に含まれる暗号化情報を復号した配送物特定識別子を取得する段階と、取得した配送物特定識別子に関連付けられた配送依頼の決済状況に応じて、前記配送物の配送指示を行なう段階とを実行し、前記コード読取装置は、前記配送物に貼付された配送ラベルの第1コード画像と第2コード画像とを読み取った場合、前記第1コード画像に含まれる配送物特定識別子と、前記第2コード画像に含まれる暗号化情報を復号した配送物特定識別子とが一致しているかどうかを確認し、確認結果に基づいて、前記配送物の配送可否を判定することを要旨とする。
(作用)
請求項1又は4に記載の発明によれば、制御手段は、利用者端末から決済依頼情報を取
得し、決済依頼情報を用いて、配送料金の決済を行なう。制御手段は、配送料金の決済が完了した場合、この決済完了情報を配送物特定識別子に関連付けて配送依頼データ記憶手段に記録する。制御手段は、配送物特定識別子を暗号化し、配送物特定識別子を表示する第1コード画像と、暗号化した配送物特定識別子を含めた第2コード画像とを表示したラベル印刷データを生成する。制御手段は、ラベル印刷データを用いて印刷装置に配送ラベルの印刷を行なわせるために、ラベル印刷データを送信する。制御手段は、コード読取装置から、ラベル印刷データを用いて印刷された配送ラベルの第2コード画像に含まれる暗号化情報を復号した配送物特定識別子を取得する。制御手段は、取得した配送物特定識別子に関連付けられた配送依頼の決済状況に応じて、配送物の配送指示を行なう。コード読取装置は、前記配送物に貼付された配送ラベルの第1コード画像と第2コード画像とを読み取った場合、前記第1コード画像に含まれる配送物特定識別子と、前記第2コード画像に含まれる暗号化情報を復号した配送物特定識別子とが一致しているかどうかを確認し、確認結果に基づいて、前記配送物の配送可否を判定する。これにより、適切に配送料金を支払っている場合には、利用者が印刷装置で印刷した配送ラベルを用いて、郵便ポストに投函した配送物を発送することができる。従って、効率的な配送物の発送を支援するとともに、的確に配送料金を回収することができる。
発明によれば、配送ラベルには、暗号化された配送物特定識別子が表示されるため、コード画像の偽造を防止することができる。
発明によれば、コード読取装置において、配送ラベルの第1及び第2コード画像を読み取った際に、配送物の配送可否を特定することができる。
請求項に記載の発明によれば、制御手段は、決済を完了した場合、有効期限を算出する。制御手段は、第2コード画像に、算出した有効期限を含めて、ラベル印刷データを生成する。コード読取装置において、第2コード画像を読み取った場合、この第2コード画像に含まれた有効期限が到来していないかどうかを更に確認する。これにより、コード読取装置において、配送ラベルの第2コード画像を読み取った際に、配送ラベルの有効期限が到来しているか否かを把握することができる。また、配送ラベルに使用できる有効期限を設けることにより、配送ラベルの速やかな利用を促進し、不正使用を抑制することができる。
請求項に記載の発明によれば、制御手段は、所定の配送物特定識別子を付与する。コード読取装置において、所定の配送物特定識別子を取得した場合には、第2コード画像の読み取りを指示する。これにより、この配送管理を利用して配送された配送物か否かを容易に判定することができる。
本発明によれば、効率的な配送物の発送を支援するとともに、的確に配送料金を回収するための配送管理システム及び配送管理方法を提供することができる。
実施形態のサービス管理サーバの構成を説明する概略構成図。 実施形態の各データ記憶部のデータ構成を説明する図であり、(a)は会員管理データ記憶部、(b)は受付管理データ記憶部、(c)は配送状況管理データ記憶部を示す。 実施形態の配送申込処理を含む全体処理の処理手順を説明するための流れ図。 実施形態のコード読取処理の処理手順を説明するための流れ図。 実施形態のステータスの登録処理の処理手順を説明するための流れ図。 変更例におけるコード読取処理の処理手順を説明するための流れ図。 変更例におけるコード読取処理の処理手順を説明するための流れ図。 変更例における全体処理の処理手順を説明するための流れ図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。本実施形態においては、郵便物や荷物等の配送物を郵便ポストに直接投函することにより、配送依頼を行なうサービスを提供するための配送管理システムについて説明する。この配送管理システムにおいては、サービスを利用する利用者の自宅等で印刷した配送ラベルを用いる。
図1に示すように、この配送管理システムとしてのサービス管理サーバ20は、インターネット等のネットワークを介して利用者端末11に接続されている。利用者端末11は、このサービスを利用する利用者が用いるコンピュータ端末である。この利用者端末11は、制御部、表示部、入力部、通信処理部等を備えている。制御部は、制御手段(CPU)及び記憶手段(RAM、ROM等)を備えており、後述する配送申込処理を実行する。表示部は、ディスプレイを備えており、会員登録画面や利用申込画面等を表示する。入力部は、キーボードやポインティングデバイスを備えており、会員登録や利用申込を行なうためのデータを入力する場合や処理を指示する場合に用いられる。通信処理部は、ネットワークを介してサービス管理サーバ20等とデータの送受信を行なうために用いられる。
この利用者端末11は、印刷装置12に接続されている。この印刷装置12は、利用者の自宅等に設置されている。印刷装置12は、利用者端末11から受信した印刷データに基づいて、配送ラベルを印刷する。この配送ラベルには、配送物の配送先情報、発送元情報及び内容情報が印字されるとともに、第1コード画像と第2コード画像とが印刷される。第1コード画像としては、1次元バーコードを用い、追跡番号が含まれる。この追跡番号は、配送物を識別するための配送物特定識別子として用いられる。第2コード画像としては、2次元コードを用い、追跡番号と、この配送ラベルの有効期限等とが含まれる。
一方、サービス管理サーバ20は、制御部21、会員管理データ記憶部22、受付管理データ記憶部23及び配送状況管理データ記憶部24を備えている。制御部21は、図示しないCPU、RAM及びROM等を有し、後述する処理(ログイン認証段階、印刷データ生成段階としての受付処理段階、決済処理段階及びステータス登録段階等を含む処理)を行なう。そして、このための配送管理プログラムを実行することにより、制御部21は、ログイン認証手段211、受付処理手段212、決済処理手段213及びステータス登録手段214等として機能する。
ログイン認証手段211は、このサービスの利用者の認証処理を実行する。
受付処理手段212は、認証を完了した利用者からの配送依頼を受け付け、配送管理のための情報の受付処理を実行する処理を実行する。このため、受付処理手段212は、第2コード画像に含めるデータを暗号化する暗号化方法と、有効期限を算出するための有効日数(例えば7日間)に関するデータとを記憶している。更に、本実施形態では、本サービスの対象配送物に対して予め定められた番号帯の追跡番号を付与する。このため、受付処理手段212は、この番号帯(対象番号帯)に関するデータを記憶している。
決済処理手段213は、配送料金の支払(決済)処理を実行する。このため、決済処理手段213は、このサービスを利用する場合の利用料金(配送料金)を記憶している。本実施形態では、この支払料金は、配送物の大きさ等に依存せず一律に設定されている。
ステータス登録手段214は、後述するコードリーダ40から取得した追跡番号に対応する配送物のステータス等のデータを登録する処理を実行する。
図2(a)に示すように、会員管理データ記憶部22には、会員管理レコード220が記録されている。この会員管理レコード220は、利用者について会員登録を行なった場合に記録される。この会員管理レコード220には、会員識別子、パスワード、利用者氏名、利用者住所及び連絡先に関するデータが記録される。
会員識別子データ領域には、各会員を特定するための識別子に関するデータが記録されている。
パスワードデータ領域には、この利用者が用いるパスワードに関するデータが記録されている。
利用者氏名データ領域、利用者住所データ領域及び連絡先データ領域には、それぞれ、利用者の氏名、住所及び連絡先に関するデータが記録されている。本実施形態では、連絡先として、利用者のメールアドレス、電話番号等に関するデータが記録されている。
受付管理データ記憶部23は、配送依頼データ記憶手段として機能する。図2(b)に示すように、受付管理データ記憶部23には、受付管理レコード230が記録される。この受付管理レコード230は、後述する利用申込依頼をサービス管理サーバ20が受信した場合に記録される。この受付管理レコード230には、受付管理識別子、発送元情報、配送物の内容情報、決済完了フラグ、受付日時、ラベル有効期限及び追跡番号が含まれる。
受付管理識別子データ領域には、各受付管理レコード230を特定するための識別子(受付管理識別子)に関するデータが記録される。
発送元情報データ領域には、発送元に関するデータが記録される。この発送元情報には、発送元の氏名、住所及び連絡先に関するデータが含まれる。本実施形態では、この発送元情報として、このサービスの利用を申請した利用者の氏名、住所及び連絡先に関する情報が用いられる。
配送物の内容情報データ領域には、利用者が配送する配送物の内容(大きさや品名)に関するデータが記録される。
決済完了フラグデータ領域には、決済が完了したことを示す決済完了フラグが記録される。この決済完了フラグは、配送物の利用料金についての決済が完了したことを示す。
受付日時データ領域には、利用者から利用申込依頼を受け付けて決済が完了した年月日及び時刻に関するデータが記録される。
ラベル有効期限データ領域には、配送ラベルの有効期限に関するデータが記録される。
追跡番号データ領域には、このサービスを用いて配送される配送物に対して付与された追跡番号に関するデータが記録される。
更に、図2(c)に示すように、配送状況管理データ記憶部24には、配送状況管理レコード240が記録される。この配送状況管理レコード240は、新たな配送ステータスを取得した場合に記録される。この配送状況管理レコード240には、追跡番号、配送ステータス、ステータス登録日時及び登録拠点識別子に関するデータが含まれる。
追跡番号データ領域には、配送物の配送状況を追跡するために、配送物を特定するための追跡識別子(追跡番号)に関するデータが記録される。
配送ステータスデータ領域には、この配送物の状況に関するデータが記録される。具体的には、ステータスを登録した拠点情報に対して、「申込」、「引受」、「発送」、「到着」、「配達中」又は「配達済」等のステータスが記録される。ステータス「申込」は、サービス管理サーバ20に利用申込を受け付けた状態を示す。ステータス「引受」は、配送物が集荷された状態を示す。ステータス「発送」は各拠点を出発した状態を示し、ステータス「到着」は各拠点に到着した状態を示す。また、ステータス「配達中」は拠点から持ち出されて配達中である状態、ステータス「配達済」は配達が完了した状態を示す。
ステータス登録日時データ領域及び登録拠点識別子データ領域には、それぞれ、配送物のステータスが記録された日時(年月日及び時刻)及びこのステータスを取得した拠点を特定するための識別子(拠点識別子)に関するデータが記録される。
一方、サービス管理サーバ20は、金融機関ネットワークを介して、各与信管理サーバ30に接続されている。各与信管理サーバ30は、各クレジットカード会社が管轄するサーバであり、カード管理データ記憶部32を備えている。このカード管理データ記憶部32には、カード利用において、与信を行なうために、クレジットカード番号、カード期限、暗証番号、氏名、住所及び利用可能残高に関するデータが記録される。
更に、図1に示すように、サービス管理サーバ20は、管理者端末25に接続されている。この管理者端末25は、サービス管理サーバ20において警告対象となった配送物に関する情報を表示する。
また、サービス管理サーバ20は、配送管理ネットワークを介して、各拠点に設置されたクレ−ドル45に接続されている。このクレードル45にコードリーダ40が載置された場合には、コードリーダ40を操作することにより、コードリーダ40とサービス管理サーバ20との間でデータの送受信を行なうことができる。
コードリーダ40は、第1コード画像及び第2コード画像の読み取りが可能なコード読取装置である。コードリーダ40は、制御部、コード読取データ記憶部、ディスプレイ及び入力ボタン等を備えている。制御部は、制御手段(CPU)及び記憶手段(RAM、ROM等)を備えており、後述するコード読取処理を実行する。このため、コードリーダ40の制御部は、サービス対象配送物であることを示す対象番号帯と、読み取った第2コード画像に含まれる暗号化データを復号する復号プログラムとを記憶している。制御部は、第1コード画像や第2コード画像を読み取り、これらコードに含まれたデータをコード読取データ記憶部に記録する。また、制御部は、コードリーダ40が設置されている拠点の拠点識別子を記憶している。
更に、この制御部は、予め定められた読取待機時間を記憶している。この読取待機時間は、読み取った第1コード画像に基づいて、サービス対象配送物であると判定した時から、第2コード画像を読み取るまでの許容時間(例えば10秒)である。
コード読取データ記憶部は、コードリーダ40において取得したデータを記憶する。ディスプレイは、確認画面等を表示する。入力ボタンは、コードリーダ40を操作するために用いられる。
次に、上述したサービス管理サーバ20が実行する配送管理処理について、図3〜図5を用いて説明する。
(配送管理処理)
まず、利用者端末11は、ログイン処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、利用者端末11の制御部は、利用者の指示に応じて、サービス管理サーバ20にアクセスする。この場合、利用者端末11の制御部は、サービス管理サーバ20からログイン画面データを取得して、ディスプレイにログイン画面を表示する。このログイン画面には、会員識別子及びパスワードをそれぞれ入力する入力欄とログインボタンとが含まれている。そして、利用者の会員識別子及びパスワードが入力欄に入力されて、ログインボタンが選択された場合、利用者端末11の制御部は、ログイン依頼をサービス管理サーバ20に送信する。この場合、制御部は、ログイン依頼に、入力欄の会員識別子及びパスワードを含める。
次に、サービス管理サーバ20の制御部21は、ログイン認証処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御部21のログイン認証手段211は、ログイン依頼に含まれる会員識別子及びパスワードが記録された会員管理レコード220を会員管理データ記憶部22において検索する。ここで、該当する会員管理レコード220を抽出しない場合には、ログイン認証手段211は、ログインができない旨のメッセージを利用者端末11に送信する。
一方、該当するレコードを抽出した場合には、ログイン認証手段211は、ログイン認証を完了する。この場合、ログイン認証手段211は、抽出した会員管理レコード220の利用者氏名及び利用者住所を取得する。ログイン認証手段211は、これら利用者氏名及び利用者住所を含めた利用申込画面データを生成し、利用者端末11に送信する。利用者端末11は、利用申込画面をディスプレイに表示する。この利用申込画面には、発送元情報として、会員管理レコード220の利用者氏名及び利用者住所が表示される。更に、利用申込画面には、配送物の内容(大きさや品名)情報、配送物の配送先情報、決済依頼情報をそれぞれ入力するための入力欄及び申込実行ボタンが含まれている。
次に、利用者端末11は、利用申込処理を実行する(ステップS1−3)。ここで、利用者は、利用申込画面に、配送物の内容情報、配送物の配送先情報、決済依頼情報を入力し、申込実行ボタンを選択する。ここで、決済依頼情報には、決済に利用するクレジットカードのカード情報(クレジットカード番号、カード期限及び暗証番号)が含まれる。そして、利用者端末11の制御部は、利用申込依頼をサービス管理サーバ20に送信する。この利用申込依頼には、利用申込画面の配送物の内容情報、配送先情報、発送元情報、決済依頼情報を含める。
次に、サービス管理サーバ20の制御部21は、利用申込依頼の受信処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、制御部21の受付処理手段212は、受信した利用申込依頼に対して受付管理識別子を付与し、この受付管理識別子を含む受付管理レコード230を受付管理データ記憶部23に記録する。受付処理手段212は、この受付管理レコード230に、利用申込依頼に含まれる発送元情報、配送物の内容情報を記録する。
次に、サービス管理サーバ20の制御部21は、配送に関する決済処理を実行する(ステップS1−5)。具体的には、制御部21の決済処理手段213は、与信管理サーバ30に、利用料金のオーソリ要求を送信する。このオーソリ要求には、利用者端末11から取得した決済依頼情報と、予め記憶している利用料金(支払金額)とが含まれる。
与信管理サーバ30は、オーソリ要求に含まれる決済依頼情報について、カード管理データ記憶部32を用いて決済可否を判定する。クレジットカード番号、暗証番号及びカード期限により、有効なクレジットカードを認証し、支払金額が利用可能残高以下の場合には、与信管理サーバ30は、「与信可能」のオーソリ回答をサービス管理サーバ20に送信する。一方、有効なクレジットカードを特定できない場合や、利用可能残高を超える場合には、与信管理サーバ30は、「与信不可」のオーソリ回答をサービス管理サーバ20に送信する。
一方、「与信可能」のオーソリ回答を取得したサービス管理サーバ20は、決済完了フラグを、受付管理レコード230に記録する。制御部21の決済処理手段213は、「与信可能」のオーソリ回答を受信した現在の年月日及び時刻を、システムタイマから取得し、受付管理レコード230の受付日時データ領域に記録する。
次に、サービス管理サーバ20の制御部21は、ラベル有効期限の設定処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、制御部21の受付処理手段212は、記録した受付日時に有効日数を加算することにより、ラベル有効期限を算出する。そして、受付処理手段212は、ラベル有効期限を受付管理レコード230に記録する。
次に、サービス管理サーバ20の制御部21は、ラベル印刷データの生成処理を実行する(ステップS1−7)。具体的には、制御部21の受付処理手段212は、サービス対象配送物であることを示す対象番号帯の中で、配送状況管理データ記憶部24に記録されていない追跡番号を1つ特定する。受付処理手段212は、この追跡番号を含む配送状況管理レコード240を新たに生成して、配送状況管理データ記憶部24に記録する。更に、受付処理手段212は、この配送状況管理レコード240に、配送ステータス「受付」と、現在の日時とを記録する。そして、受付処理手段212は、この追跡番号を受付管理レコード230に記録する。
次に、制御部21の受付処理手段212は、追跡番号を含む第1コード画像を生成する。更に、受付処理手段212は、追跡番号及びラベル有効期限を暗号化し、暗号化した追跡番号及びラベル有効期限を含む第2コード画像を生成する。そして、受付処理手段212は、ラベル印刷データを生成する。そして、受付処理手段212は、ラベル印刷データに、生成した第1コード画像及び第2コード画像と、利用申込依頼の配送先情報、発送元情報及び配送物の内容情報を含める。
そして、サービス管理サーバ20の制御部21は、ラベルデータの送信処理を実行する(ステップS1−8)。具体的には、制御部21の受付処理手段212は、生成したラベル印刷データを利用者端末11に送信する。
ラベル印刷データを受信した利用者端末11は、ラベル印刷処理を実行する(ステップS1−9)。具体的には、利用者が、郵便物を発送する場合には、利用者端末11を用いて、受信したラベル印刷データの印刷を指示する。この場合、利用者端末11の制御部は、取得したラベル印刷データに基づいて配送ラベルを印刷する。
そして、利用者は、印刷した配送ラベルを配送物に貼付し、この配送物を郵便ポストに投函する。郵便ポストに投函した配送物は、取集されて、この郵便ポストを管理している引受拠点に到着する。
そして、引受拠点において、コードリーダ40が、コード読取処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、担当者は、コードリーダ40に、配送物に貼付されたラベルの第1コード画像を読み取らせる。この場合、コードリーダ40は、読み取ったコードから特定した追跡番号を、コード読取データ記憶部に記録する。このコード読取処理の詳細は、後述する。
そして、コードリーダ40は、コード読取データの送信処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、コードリーダ40は、クレードル45に載置された状態で、所定の操作により、コード読取データ記憶部に記憶しているデータをサービス管理サーバ20に送信する。この場合、コードリーダ40は、追跡番号と、これに関連付けられたデータとをサービス管理サーバ20に送信する。そして、サービス管理サーバ20の制御部21は、コードリーダ40がコード読取データ記憶部に記憶したデータを回収する。
次に、サービス管理サーバ20の制御部21は、ステータスの登録処理を実行する(ステップS2−3)。このステータスの登録処理の詳細は、後述する。
(コード読取処理)
次に、引受拠点のコードリーダ40が実行するコード読取処理について、図4を用いて説明する。この場合、引受拠点において取集された配送物、又は窓口で引き受けた配送物の取扱いを行う担当者は、配送物に貼付されている配送ラベルの第1コード画像を、コードリーダ40に読み込ませる。
この場合、コードリーダ40の制御部は、追跡番号の読取処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、制御部は、読み取った第1コード画像をデコードし、この第1コード画像に含まれる追跡番号を特定する。そして、この制御部は、特定した追跡番号を、コード読取データ記憶部に記録する。
次に、コードリーダ40の制御部は、サービス対象配送物か否かの判定処理を実行する(ステップS3−2)。具体的には、制御部は、特定した追跡番号が、対象番号帯に含まれている番号であるか否かを判定する。ここで、制御部は、追跡番号と、予め保持している対象番号帯とを比較する。そして、追跡番号が対象番号帯に含まれる場合には、サービス対象配送物であると判定する。
ここで、追跡番号が対象番号帯に含まれていないことにより、サービス対象配送物ではないと判定した場合(ステップS3−2において「NO」の場合)、コードリーダ40の制御部は、新たな追跡番号を読み取るまで待機する。
一方、追跡番号が対象番号帯に含まれていることにより、サービス対象配送物であると判定した場合(ステップS3−2において「YES」の場合)、コードリーダ40の制御部は、第1コード画像の読取ロック処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、制御部は、新たな第1コード画像を検知した場合であっても、この第1コード画像に含まれるデータをデコードしない。更に、制御部は、読み取った第1コード画像がサービス対象配送物と判定した時からの経過時間の計測を開始する。
次に、コードリーダ40の制御部は、所定時間内に、第2コード画像の読取処理を実行したか否かの判定処理を実行する(ステップS3−4)。ここでは、担当者は、この第1コード画像が記録されている配送ラベルに表示されている第2コード画像を、コードリーダ40に読み取らせる。ここで、コードリーダ40の制御部は、追跡番号の読取処理が実行されてから読取待機時間以内に第2コード画像を読み込んだ場合(ステップS3−4において「YES」の場合)には、第2コード画像からコード情報を取得する。
次に、コードリーダ40の制御部は、第2コード画像から追跡番号、有効期限の特定処理を実行する(ステップS3−5)。具体的には、コードリーダ40は、読み取った第2コード画像に含まれるコード情報を復号することにより、追跡番号及びラベル有効期限を特定する。
次に、コードリーダ40の制御部は、追跡番号が一致しているか否かの判定処理を実行する(ステップS3−6)。具体的には、制御部は、ステップS3−1で第1コード画像から取得した追跡番号と、ステップS3−5で特定した追跡番号とを比較し、両者が一致している場合には追跡番号が一致していると判定する。
ここで、追跡番号が一致していると判定した場合(ステップS3−6において「YES」の場合)、コードリーダ40の制御部は、有効期限内か否かの判定処理を実行する(ステップS3−7)。具体的には、制御部は、ラベル有効期限と現在日とを比較する。そして、現在日がラベル有効期限を経過していない場合には、有効期限内と判定する。
ここで、有効期限内と判定した場合(ステップS3−7において「YES」の場合)、コードリーダ40の制御部は、引受記録処理を実行する(ステップS3−8)。具体的には、制御部は、確認済フラグを、この追跡番号に関連付けて、コード読取データ記憶部に記録する。
一方、所定時間(読取待機時間)以内に第2コード画像が読み込まれない場合、追跡番号が一致していないと判定した場合、又は有効期限内ではないと判定した場合(ステップS3−4、S3−6、S3−7において「NO」の場合)、コードリーダ40の制御部は、アラーム処理を実行する(ステップS3−9)。具体的には、制御部は、ディスプレイに、問題があることを示す警告表示画面を出力する。この警告表示画面には、確認ボタンが含まれている。
次に、コードリーダ40の制御部は、追跡番号のリセット処理を実行する(ステップS3−10)。ここで、警告表示画面の追跡番号と配送ラベルの追跡番号とが異なっている場合、又は、現在日が警告表示画面のラベル有効期限を経過していると確認した場合、担当者は、この配送ラベルが記録された配送物について引受作業対象から除外し、別に取り置いた後、確認画面の確認ボタンを選択する。この場合、コードリーダ40は、追跡番号に関連付けて、要確認フラグをコード読取データ記憶部に記録する。
そして、コードリーダ40の制御部は、追跡番号の読取のロック解除処理を実行する(ステップS3−11)。具体的には、制御部は、ステップS3−3において行なった第1コード画像の読取ロック処理を停止し、第1コード画像を検出した場合には、この第1コード画像に含まれるデータをデコードする。
(ステータスの登録処理)
次に、ステータスの登録処理(ステップS2−3)について、図5を用いて説明する。
まず、サービス管理サーバ20の制御部21は、追跡番号の取得処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、制御部21のステータス登録手段214は、各コードリーダ40が取得したデータを受信する。この場合、サービス管理サーバ20は、読み取った追跡番号と、各追跡番号に関連付けられたフラグ(確認済フラグ又は要確認フラグ)とを取得する。更に、サービス管理サーバ20の制御部21は、コードリーダ40が設置されている引受拠点の拠点識別子と、「引受」の配送ステータスを取得する。
そして、ステータス登録手段214は、取得した追跡番号の中で、未処理の追跡番号を1つずつ処理対象の追跡番号として特定し、この追跡番号毎に以下の処理を実行する。
まず、サービス管理サーバ20の制御部21は、同一追跡番号の検索処理を実行する(ステップS4−2)。具体的には、制御部21のステータス登録手段214は、処理対象の追跡番号を含む配送状況管理レコード240を配送状況管理データ記憶部24において検索する。
ここで、検索した結果、同一追跡番号の登録があった場合(ステップS4−3において「YES」の場合)、サービス管理サーバ20の制御部21は、同一ステータスがあるか否かの判定処理を実行する(ステップS4−4)。具体的には、制御部21のステータス登録手段214は、該当する配送状況管理レコード240を抽出した場合には、この中で、「引受」の配送ステータスが記録されている配送状況管理レコード240を検索する。そして、この配送ステータスが記録されている配送状況管理レコード240を抽出した場合には、同一ステータスがあると判定する。
ここで、「引受」の配送ステータスが記録されている配送状況管理レコード240を抽出しないことにより、同一ステータスがない場合(ステップS4−4において「NO」の場合)、サービス管理サーバ20の制御部21は、ステータス記録処理を実行する(ステップS4−5)。具体的には、制御部21のステータス登録手段214は、この追跡番号、「引受」の配送ステータス、現在日時及び取得した拠点識別子を含む配送状況管理レコード240を生成して、配送状況管理データ記憶部24に記録する。
一方、同一追跡番号がない場合(ステップS4−3において「NO」の場合)、又は同一ステータスがある場合(ステップS4−4において「YES」の場合)、サービス管理サーバ20の制御部21は、アラーム処理を実行する(ステップS4−6)。具体的には、制御部21のステータス登録手段214は、管理者端末25にアラーム画面を出力する。このアラーム画面には、サービス対象配送物がないことや、サービス対象配送物の配送状況に問題があることを示すメッセージを含める。
次に、サービス管理サーバ20の制御部21は、追跡番号に基づいて発送元の特定処理を実行する(ステップS4−7)。具体的には、制御部21のステータス登録手段214は、この追跡番号が記録されている受付管理レコード230を受付管理データ記憶部23から抽出し、この受付管理レコード230の発送元情報を特定する。
次に、サービス管理サーバ20の制御部21は、発送元に対する連絡指示の出力処理を実行する(ステップS4−8)。具体的には、制御部21のステータス登録手段214は、特定した発送元情報に含まれる連絡先のメールアドレスに対して、新たに発送された配送物についての確認メールを送信する。この確認メールには、新たに追加配送料金の支払を通知するか否かの確認メールを含める。
以上の処理を、取得した各追跡番号について繰り返す。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、サービス管理サーバ20の制御部21は、利用申込依頼に含まれる発送元情報及び決済依頼情報を受付管理データ記憶部23に記録する。制御部21は、配送に関する決済処理〜ラベル印刷データの生成処理を実行する(ステップS1−5〜S1−7)。ここで、制御部21は、追跡番号を付与して、受付管理レコード230に記録し、この追跡番号を暗号化し、これを含む第2コード画像のラベル印刷データを生成する。サービス管理サーバ20の制御部21は、生成したラベル印刷データを、利用者端末11を介して印刷装置12に送信し、配送ラベルを印刷する。利用者は、この配送ラベルを配送物に貼付して、配送物を郵便ポストに投函する。郵便ポストに投函された配送物の配送ラベルの第2コード画像を、引受拠点のコードリーダ40によって読み取り、サービス管理サーバ20に送信する。サービス管理サーバ20の制御部21は、取得した追跡番号が登録されており、かつ配送ステータス「引受」と同一ステータスがない場合には、ステータス記録処理を実行する(ステップS4−5)。これにより、利用者は、印刷装置12で印刷した配送ラベルを配送物に貼付して、郵便ポストに投函して発送することができる。そして、この配送物の利用料金が支払われている場合には、そのまま配送物は配送される。従って、効率的な配送物の発送を支援するとともに、的確に配送料金を回収することができる。
(2)本実施形態では、ラベル印刷データの生成処理(ステップS1−7)において、サービス管理サーバ20の制御部21は、追跡番号を含む第1コード画像を生成し、追跡番号を暗号化し、暗号化した追跡番号を含む第2コード画像を生成する。引受拠点のコードリーダ40は、配送ラベルの第1コード画像及び第2コード画像を読み取り、第2コード画像を復号して追跡番号を特定し、第1コード画像の追跡番号と一致しているか否かを判定する(ステップS3−6)。ここで、一致している場合(ステップS3−6において「YES」の場合)には、引受記録処理を実行し(ステップS3−8)、一致していない場合(ステップS3−6において「NO」の場合)には、アラーム処理を実行する。これにより、引受拠点のコードリーダ40を用いて、配送ラベルの第1及び第2コード画像を読み取った際に、配送物の配送可否を特定することができる。
(3)本実施形態では、ラベル印刷データの生成処理(ステップS1−7)において、サービス管理サーバ20の制御部21は、追跡番号及びラベル有効期限を暗号化し、暗号化した追跡番号及びラベル有効期限を含む第2コード画像を生成する。引受拠点のコードリーダ40は、配送ラベルの第2コード画像を復号して、追跡番号とラベル有効期限とを特定する。コードリーダ40は、有効期限内の場合(ステップS3−7において「YES」の場合)には、引受記録処理を実行し(ステップS3−8)、有効期限が経過していた場合(ステップS3−7において「NO」の場合)には、アラーム処理を実行する。これにより、コードリーダ40において、配送ラベルの第2コード画像を読み取った際に、配送ラベルの有効期限が到来しているか否かを把握することができる。また、配送ラベルに使用できる有効期限を設けることにより、配送ラベルの速やかな利用を促進し、不正使用を抑制することができる。
(4)本実施形態では、サービス管理サーバ20の制御部21は、ラベル印刷データの生成処理(ステップS1−7)において、サービス対象配送物であることを示す対象番号帯の中で、配送状況管理データ記憶部24に記録されていない追跡番号を1つ特定し、この追跡番号を含む第1コード画像及び第2コード画像を含むラベル印刷データを生成する。コードリーダ40は、読み取った第1コード画像に含まれる追跡番号が対象番号帯の場合には、第1コード画像の読取ロック処理を実行し(ステップS3−3)、同じ配送ラベルに表示された第2コード画像を読み取らせる。これにより、この配送管理を利用して配送された配送物か否かを容易に判定することができる。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・ 上記実施形態においては、サービス管理サーバ20は、同一追跡番号の登録がない場合や同一ステータスがある場合(ステップS4−3において「NO」、又はS4−4において「YES」の場合)に、発送元の特定処理及び発送元に対する連絡指示の出力処理を実行した(ステップS4−7,S4−8)。これら発送元の特定処理及び発送元に対する連絡指示の出力処理(ステップS4−7,S4−8)は、追跡番号に関連付けて要確認フラグを取得した場合にも実行してもよい。この場合には、コードリーダ40においてアラームを検出した場合にも、発送元に自動的に連絡を行なうことができる。
更に、サービス管理サーバ20は、発送元に連絡するだけでなく、配送先に対して配送予定を連絡してもよい。この場合、配送先情報として、配送予定を通知する連絡先アドレス(メールアドレス)も取得する。更に、サービス管理サーバ20は、配送予定通知メールに、所要日数と、差出地や受取地に応じた広告とを含めてもよい。この場合、サービス管理サーバ20は、差出地及び受取地に応じた所要日数を記憶した配送日数データ記憶部と、差出地及び受取地の少なくとも1つに関連付けた広告情報を記憶した広告情報データ記憶部とを備える。
そして、サービス管理サーバ20の制御部21は、ラベル印刷データの生成処理(ステップS1−7)において、配送予定のメールアドレスを含めて暗号化し、暗号化した追跡番号、ラベル有効期限及び連絡先アドレスを含む第2コード画像を生成して、ラベル印刷データに含める。従って、印刷した配送ラベルには、連絡先アドレスが含まれた第2コード画像が表示される。
その後、コードリーダ40は、第2コード画像の読取処理(ステップS3−4)を実行した後、ステップS3−5の代わりに、第2コード画像から追跡番号、ラベル有効期限及び連絡先アドレスの特定処理を実行する。そして、図6に示すように、コードリーダ40の制御部は、引受記録処理(ステップS3−8)を実行し、連絡先アドレスの取得処理(ステップS5−1)を実行する。この場合、引受記録処理を実行したコードリーダ40の制御部は、このメールアドレスを、取得した追跡番号に関連付けて、コード読取データ記憶部に記録する。
その後、コード読取データの送信処理(ステップS2−2)において、コードリーダ40は、追跡番号に関連付けられたメールアドレスも追跡番号とともに、サービス管理サーバ20に送信する。サービス管理サーバ20の制御部21は、ステータスの登録処理(ステップS2−3)を実行する。この処理において、サービス管理サーバ20の制御部21は、ステータス記録処理(ステップS4−5)を実行した後、差出地、受取地に基づいて所要日数の算出処理を実行する(ステップS5−2)。具体的には、制御部21は、取得した追跡番号が含まれる受付管理レコード230を取得する。制御部21は、この受付管理レコード230の発送元情報の住所及び配送先情報の住所から、それぞれ差出地及び受取地を特定する。制御部21は、特定した差出地及び受取地に対応する所要日数を、配送日数データ記憶部から取得する。
次に、サービス管理サーバ20の制御部21は、差出地、受取地に基づいて広告情報の特定処理を実行する(ステップS5−3)。具体的には、制御部21は、差出地及び受取地に関連付けられている広告情報を、広告情報データ記憶部から抽出する。
次に、サービス管理サーバ20の制御部21は、連絡先アドレスに配送予定メールの送信処理を実行する(ステップS5−4)。具体的には、制御部21は、配送先情報、配送元情報、追跡番号、算出した所要日数及び抽出した広告情報を含む配送予定メールを生成し、連絡先アドレスに送信する。これにより、サービス管理サーバ20の制御部21が、配送先情報の管理をしなくても、配送先に配送予定を通知することができる。更に、この場合に、差出地や受取地に応じた所要日数や広告情報を、配送予定とともに、通知することができる。
・ 上記実施形態においては、コードリーダ40は、コード読取処理(ステップS2−1)を実行した後、記録したデータをサービス管理サーバ20に送信した。このようにオフライン状態で、コードリーダ40がコード読取処理を実行する代わりに、サービス管理サーバ20とオンライン状態でコード読取処理を実行してもよい。この場合、受付管理レコード230に、利用申込依頼で取得した配送先情報を記録する。具体的には、図7に示すように、コードリーダ40の制御部は、ステップS3−1〜S3−7と同様に、追跡番号の読取処理〜有効期限の判定処理を実行する(ステップS6−1〜S6−7)。
そして、有効期限内と判定した場合(ステップS6−7において「YES」の場合)、コードリーダ40の制御部は、サービス管理サーバ20に対して追跡番号の問合せ処理を実行する(ステップS6−8)。具体的には、制御部は、取得した追跡番号を含む問合せ依頼をサービス管理サーバ20に送信する。サービス管理サーバ20の制御部21は、取得した追跡番号が記録された配送状況管理レコード240を配送状況管理データ記憶部24において検索する。制御部21は、配送状況管理レコード240を抽出した場合、この中から、「引受」の配送ステータスが記録されていない配送状況管理レコード240を検索する。
そして、制御部21は、追跡番号が記録された配送状況管理レコード240を抽出しない場合、又は「引受」の配送ステータスが記録されている配送状況管理レコード240を抽出した場合には、未支払の回答をコードリーダ40に送信する。この場合(ステップS6−9において「NO」の場合)、コードリーダ40は、ステップS3−9,S3−10と同様に、アラーム処理及び追跡番号のリセット処理を実行する(ステップS6−13,S6−14)。
一方、追跡番号が記録された配送状況管理レコード240を抽出し、かつ「引受」の配送ステータスが記録されていない場合、サービス管理サーバ20の制御部21は、支払済と判定する。そして、この制御部21は、この追跡番号が記録された受付管理レコード230を受付管理データ記憶部23から抽出し、この受付管理レコード230の配送先情報をコードリーダ40に送信する。これにより、コードリーダ40は、支払済として(ステップS6−9において「YES」の場合)、登録された配送先情報の取得処理を実行する(ステップS6−10)。具体的には、コードリーダ40は、宛先確認画面をディスプレイに表示する。この宛先確認画面には、取得した配送先情報と、確認ボタンと修正ボタンとが含まれている。
ここで、担当者は、コードリーダ40のディスプレイに表示された宛先確認画面の配送先情報と、配送物に貼付された配送ラベルの配送先情報とを見比べて、両者の配送先情報が一致しているかことを確認する。確認した場合、担当者は、宛先確認画面の確認ボタンを選択する。これにより、コードリーダ40は、配送先がラベル内容と一致していると判定し(ステップS6−11において「YES」)、ステップS3−8と同様に、引受記録処理を実行する(ステップS6−12)。
また、配送ラベルの配送先情報が宛先確認画面の配送先情報と相違していた場合、担当者は、宛先確認画面の修正ボタンを選択する。これにより、コードリーダ40は、配送先がラベル内容と一致していないと判定し(ステップS6−11において「NO」の場合)、ステップS3−9,S3−10と同様に、アラーム処理及び追跡番号のリセット処理を実行する(ステップS6−13,S6−14)。そして、コードリーダ40の制御部は、取得した追跡番号と、これに関連付けられた宛先情報及びフラグとをサービス管理サーバ20に送信し、ステップS3−11と同様に、第1コード画像の読取ロック解除処理を実行する(ステップS6−15)。これにより、集荷された時点で配送物の配送先を確認することができる。
・ 上記実施形態においては、発送元が配送先の住所を入力する場合について説明したが、発送元が配送先の住所を知らない場合にも、本発明を適用してもよい。例えば、商品の発送者に、配送先の住所を知らせたくない場合にも適用できる。具体的には、商品の取引を管理する取引管理サーバが、販売者及び購入者の住所や氏名と商品情報とを管理する。この場合、取引管理サーバは、利用者管理データ記憶部及び取引管理データ記憶部を備える。この利用者管理データ記憶部には、この取引管理サーバを利用する利用者(販売者や購入者)に関する利用者管理レコードが記憶されている。この利用者管理レコードには、利用者の情報(利用者識別子、パスワード、住所、氏名及び連絡先等)が記憶されている。取引管理データ記憶部には、取引管理サーバが仲介した商品の取引に関する情報(販売者情報、購入者情報、取引番号、商品情報)が記録される。ここで、販売者情報には、販売者の利用者識別子、住所、氏名及び連絡先等が含まれる。購入者情報には、購入者の利用者識別子、住所、氏名及び連絡先等が含まれる。
そして、取引管理サーバの制御部は、利用者(販売者や購入者)が用いる利用者端末11及びサービス管理サーバ20に接続されている。このサービス管理サーバ20は、取引情報が記憶された取引データ記憶部を備える。この取引情報には、取引番号に関連付けて、商品取引を行なった販売者情報(販売者の利用者識別子、住所、氏名及び連絡先等)及び購入者情報(購入者の利用者識別子、住所、氏名及び連絡先等)が含まれる。
そして、図8に示すように、購入者の利用者端末11は、購入処理を実行する(ステップS7−1)。具体的には、利用者端末11の制御部は、取引対象商品情報(商品識別子、商品名及び購入金額等)、販売者及び購入者の利用者識別子を、取引管理サーバに送信する。
取引管理サーバは、取引受付処理を実行する(ステップS7−2)。具体的には、取引管理サーバの制御部は、取引番号を付与し、この取引番号と、購入者の利用者端末11から取得した商品情報及び利用者識別子とを取引管理データ記憶部に記録する。
そして、取引管理サーバの制御部は、販売者の利用者端末11及び購入者の利用者端末11に対して、取引番号を含む取引情報の送信処理を実行する(ステップS7−3)。この場合、購入者の利用者端末11は、取引に関する決済処理を実行する(ステップS7−4)。また、販売者の利用者端末11は、取引情報の取得処理を実行する(ステップS7−5)。
次に、取引管理サーバの制御部は、取引情報の登録処理を実行する(ステップS7−6)。具体的には、制御部は、販売者及び購入者の利用識別子に関連付けられた利用者管理レコードを利用者管理データ記憶部から抽出し、販売者情報及び購入者情報を特定する。制御部は、取引番号、商品、販売者情報及び購入者情報を含む取引情報を、サービス管理サーバ20に送信する。サービス管理サーバ20の制御部21は、取得した取引情報を取引データ記憶部に記憶する(ステップS7−7)。
その後、販売者(発送者)の利用者端末11は、ステップS1−1と同様に、ログイン処理を実行する(ステップS8−1)。そして、サービス管理サーバ20の制御部は、ステップS1−2と同様に、ログイン認証処理を実行する(ステップS8−2)。この場合、販売者の利用者端末11のディスプレイに表示される利用申込画面には、取引番号を入力する入力欄が含まれる。
次に、利用者端末11は、取引番号を含む利用申込処理を実行する(ステップS8−3)。ここで、販売者は、利用申込画面に、配送物の内容情報、取引番号、決済依頼情報を入力し、申込実行ボタンを選択する。そして、利用者端末11の制御部は、利用申込依頼をサービス管理サーバ20に送信する。この利用申込依頼には、利用申込画面の配送物の内容情報、取引番号、発送元情報、決済依頼情報を含める。
次に、サービス管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−4と同様に、利用申込依頼の受信処理を実行する(ステップS8−4)。この場合、制御部21は、配送先情報の代わりに、取引番号が受付管理レコード230に記録される。そして、サービス管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−5,S1−6と同様に、配送に関する決済処理、ラベル有効期限の設定処理を実行する。
次に、サービス管理サーバ20の制御部21は、ラベル印刷データの生成処理を実行する(ステップS8−5)。この場合、制御部21は、ステップS1−7と同様に、特定した追跡番号、配送ステータス「受付」及び現在の日時を含む配送状況管理レコード240を配送状況管理データ記憶部24に記録し、特定した追跡番号を受付管理レコード230に記録する。次に、制御部21は、追跡番号を含む第1コード画像を生成し、追跡番号及びラベル有効期限を暗号化し、暗号化した追跡番号及びラベル有効期限を含む第2コード画像を生成する。
そして、サービス管理サーバ20の制御部21は、取得した取引番号が取引者情報データ記憶部に記録されている否かを判定する。具体的には、制御部21は、取引番号を含む取引情報を取引データ記憶部において検索する。ここで、該当する取引情報を抽出できない場合には、この取引番号が利用できない旨のメッセージを販売者の利用者端末11に送信する。
一方、この取引番号を含む取引情報を抽出できた場合には、制御部21は、ラベル印刷データを生成する。制御部21は、ラベル印刷データに、生成した第1コード画像及び第2コード画像と、取引番号、販売者情報及び配送物の内容情報(商品情報)を含める。そして、サービス管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−8と同様に、ラベルデータの送信処理を実行する(ステップS8−6)。出品者の利用者端末11は、ステップS1−9と同様に、ラベル印刷処理を実行する(ステップS8−7)。この場合、配送ラベルには、配送先情報の代わりに取引番号が印刷される。
そして、販売者は、依頼を受けた商品を包装し、印刷された配送ラベルを貼付した配送物を生成し、郵便ポストに投函する。この配送物は、郵便ポストから取集されて、引受拠点に到着する。引受拠点では、ステップS2−1,S2−2と同様に、コード読取処理及びコード読取データの送信処理を実行する(ステップS9−1,S9−2)。
そして、各コードリーダ40が取得したデータを回収したサービス管理サーバ20の制御部21は、宛先ラベル印字処理を実行する(ステップS9−3)。具体的には、制御部21は、取得した追跡番号が含まれる受付管理レコード230を受付管理データ記憶部23から抽出し、この受付管理レコード230に含まれる取引番号を特定する。制御部21は、この取引番号に関連付けられている購入者の情報を取引データ記憶部から取得し、この購入者の情報を宛先とする宛先ラベル印刷データを生成する。そして、制御部21は、この宛先ラベル印刷データを用いて、印刷装置に配送ラベルを印刷する。次に、制御部21は、ステップS2−3と同様に、ステータスの登録処理を実行する(ステップS9−4)。これにより、配送先の住所や氏名を匿名にしたまま、配送物を発送することができる。
また、取引番号の代わりに、追跡番号を用いてもよい。具体的には、取引管理サーバの制御部は、このサービス対象配送物を示す未使用の追跡番号を記憶する。取引管理サーバの制御部は、取引受付処理(ステップS7−2)において、取引番号の代わりに、記憶していた追跡番号を付与する。そして、販売者の利用者端末11は、追跡番号を含む利用申込処理を実行し、サービス管理サーバ20の制御部21は、利用申込依頼の受信処理以降の処理を実行する。この場合、取引に関する決済処理において、配送料金を含めて決済を行なってもよい。
・上記実施形態においては、配送物特定識別子として追跡番号を用いた。配送物特定識別子は追跡番号に限定されるものではなく、配送物を特定するための配送物特定識別子であればよい。例えば、上述の変形例における取引番号を配送物特定識別子として用いてもよい。
・ 上記実施形態においては、利用料金を一律としたが、差出地や受取地に応じて利用料金を変更してもよい。具体的には、サービス管理サーバ20は、差出地及び受取地に応じた利用料金を記憶している利用料金データ記憶部を備える。サービス管理サーバ20の制御部21は、配送に関する決済処理(ステップS1−5)において、発送元情報から差出地を特定し、配送先情報から受取地を特定する。制御部21は、特定した差出地及び受取地に対応する利用料金を利用料金データ記憶部において特定する。制御部21は、特定した利用料金と、決済依頼情報とを含むオーソリ要求を、与信管理サーバ30に送信する。これにより、差出地及び受取地に応じて利用料金が違う場合でも、的確な料金を回収することができる。
・ 上記実施形態においては、サービス管理サーバ20の制御部21は、サービスを利用する発送者が予め登録した会員である場合に利用申込依頼を受信した。利用申込依頼を送信する発送者は、会員に限定されるものではない。具体的には、このサービスを利用したい利用者(発送者)の操作に基づいて、利用者端末11は、サービス管理サーバ20に接続し、利用申込画面データを取得する。この利用申込画面データには、配送物の発送元情報、内容情報、配送先情報、決済依頼情報をそれぞれ入力するための入力欄及び申込実行ボタンが含まれる。利用者端末11は、申込実行ボタンが選択されたことを検知すると、利用申込画面の各入力欄に入力された各種情報をサービス管理サーバ20に送信する。サービス管理サーバ20は、図3のステップS1−4以降の処理を実行する。これにより、会員に限定されることなく、このサービスを多くの利用者に提供することができる。
・ 上記実施形態においては、サービス管理サーバ20が、会員情報、サービス受付情報、配送状況情報の管理を行なった。サービスを提供するためのハードウエア構成は、サービス管理サーバ20に限定されるものではなく、これら情報を別々のシステムにより管理するように構成してもよい。例えば、配送状況を管理する配送管理サーバを、会員情報及びサービス受付情報を管理するサービス管理サーバ20とは別に設けるようにしてもよい。この場合、配送管理サーバには、配送状況管理データ記憶部24を設けるとともに、配送管理ネットワークを介してクレードル45に接続する。そして、配送管理サーバは、コードリーダ40からのデータを取得し、配送状況管理データ記憶部24に記録する。更に、配送管理サーバは、サービス対象配送物の追跡番号を検知した場合には、追跡番号をサービス管理サーバ20に送信する。そして、サービス管理サーバは、この追跡番号に基づいて、ステップS4−2以降の処理を実行する。これにより、配送状況の管理を、サービス受付情報等とは別に管理することができる。
11…利用者端末、12…印刷装置、20…サービス管理サーバ、21…制御部、22…会員管理データ記憶部、23…受付管理データ記憶部、24…配送状況管理データ記憶部、25…管理者端末、30…与信管理サーバ、32…カード管理データ記憶部、40…コードリーダ、45…クレードル、211…ログイン認証手段、212…受付処理手段、213…決済処理手段、214…ステータス登録手段。

Claims (4)

  1. 利用者端末を介して印刷装置に接続され、
    配送物に貼付された配送ラベルのコード画像を読み取るコード読取装置からのデータを受信する制御手段と、
    配送物を特定するための配送物特定識別子に関連付けて、前記配送物の配送料金の決済完了情報を記憶した配送依頼データ記憶手段とを備えた配送管理システムであって、
    前記制御手段が、
    前記利用者端末から決済依頼情報を取得する手段と、
    前記決済依頼情報を用いて、配送料金の決済を行なう手段と、
    前記配送料金の決済が完了した場合、この決済完了情報を前記配送物特定識別子に関連付けて前記配送依頼データ記憶手段に記録する手段と、
    前記配送物特定識別子を暗号化し、前記配送物特定識別子を表示する第1コード画像と、前記暗号化した配送物特定識別子を含めた第2コード画像とを表示したラベル印刷データを生成する手段と、
    前記ラベル印刷データを用いて前記印刷装置に配送ラベルの印刷を行なわせるために、前記ラベル印刷データを送信する手段と、
    前記コード読取装置から、前記ラベル印刷データを用いて印刷された配送ラベルの第2コード画像に含まれる暗号化情報を復号した配送物特定識別子を取得する手段と、
    取得した配送物特定識別子に関連付けられた配送依頼の決済状況に応じて、前記配送物の配送指示を行なう手段とを備え
    前記コード読取装置は、
    前記配送物に貼付された配送ラベルの第1コード画像と第2コード画像とを読み取った場合、前記第1コード画像に含まれる配送物特定識別子と、前記第2コード画像に含まれる暗号化情報を復号した配送物特定識別子とが一致しているかどうかを確認し、
    確認結果に基づいて、前記配送物の配送可否を判定することを特徴とする配送管理システム。
  2. 前記制御手段が、決済を完了した場合、有効期限を算出する手段を更に備え、
    前記印刷データの生成においては、前記第2コード画像に、前記算出した有効期限を含めて、前記ラベル印刷データを生成し、
    前記コード読取装置において、前記第2コード画像を読み取った場合、この第2コード画像に含まれた有効期限が到来していないかどうかを更に確認することを特徴とする請求項に記載の配送管理システム。
  3. 前記制御手段が、所定の配送物特定識別子を付与する手段を更に備え、
    前記コード読取装置において、前記所定の配送物特定識別子を取得した場合には、前記第2コード画像の読み取りを指示することを特徴とする請求項又はに記載の配送管理システム。
  4. 利用者端末を介して印刷装置に接続され、
    配送物に貼付された配送ラベルのコード画像を読み取るコード読取装置からのデータを受信する制御手段と、
    配送物を特定するための配送物特定識別子に関連付けて、前記配送物の配送料金の決済完了情報を記憶した配送依頼データ記憶手段とを備えた配送管理システムを用いて、配送管理を行なう方法であって、
    前記制御手段が、
    前記利用者端末から決済依頼情報を取得する段階と、
    前記決済依頼情報を用いて、配送料金の決済を行なう段階と、
    前記配送料金の決済が完了した場合、この決済完了情報を前記配送物特定識別子に関連付けて前記配送依頼データ記憶手段に記録する段階と、
    前記配送物特定識別子を暗号化し、前記配送物特定識別子を表示する第1コード画像と、前記暗号化した配送物特定識別子を含めた第2コード画像とを表示したラベル印刷データを生成する段階と、
    前記ラベル印刷データを用いて前記印刷装置に配送ラベルの印刷を行なわせるために、前記ラベル印刷データを送信する段階と、
    前記コード読取装置から、前記ラベル印刷データを用いて印刷された配送ラベルの第2コード画像に含まれる暗号化情報を復号した配送物特定識別子を取得する段階と、
    取得した配送物特定識別子に関連付けられた配送依頼の決済状況に応じて、前記配送物の配送指示を行なう段階とを実行し、
    前記コード読取装置は、
    前記配送物に貼付された配送ラベルの第1コード画像と第2コード画像とを読み取った場合、前記第1コード画像に含まれる配送物特定識別子と、前記第2コード画像に含まれる暗号化情報を復号した配送物特定識別子とが一致しているかどうかを確認し、
    確認結果に基づいて、前記配送物の配送可否を判定することを特徴とする配送管理方法。
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