JP2019175281A - 手荷物配送支援システムおよび手荷物配送支援方法 - Google Patents

手荷物配送支援システムおよび手荷物配送支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】旅行者が利用する移動手段に保管ボックスを設置しなくても、旅行中における物品を運ぶことができる手荷物配送支援システムを提供する。【解決手段】利用者に関する情報である利用者情報と、集約先に関する情報である集約先情報と、配送物を個別に識別する配送管理コードとを取得する取得部と、前記利用者情報と前記集約先情報と少なくとも1つの前記配送管理コードとをサービス情報として記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されたサービス情報を配送物に貼付可能なラベルを印字するラベル発行データを出力する出力部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、手荷物配送支援システムおよび手荷物配送支援方法に関する。
旅行者が旅行先においてお土産等の物品を購入した場合、旅行者は、その物品を旅行中において持ち歩き、旅行から帰宅してから自宅において、お土産を渡す相手に応じて土産品を仕分けする。このような場合、手荷物が多くなるため、旅行先から自宅に配送する場合がある。特許文献1には、旅行の終わりにある程度近づいた段階で、まとめて効率よく配送依頼するために、観光バスに旅行者の個人向けに土産品用の保管ボックスを用意している。これによれば、保管ボックスに保管された土産品を旅行の最後にまとめて梱包し、海外等の自宅に配送依頼することができる。
特開2010−134853号公報
しかしながら、上述した方法によれば、観光バス等を利用しない旅行(一人旅や観光バス以外の交通機関を利用した移動)には適用することができない。仮に、この方法を利用する場合であっても、観光バスに旅行者の人数分の保管ボックスを準備する必要があり、保管ボックスを設置するスペースを観光バス内に確保する必要がある。また、移動手段には、車体のサイズが決められているため、その車体において保管ボックスを確保できる容量は限られる。また、保管ボックスにストックできる容量には限界があり、保管ボックスに収めることができないような大きな物品については、購入を断念することも考えられる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、旅行者が利用する移動手段に保管ボックスを設置しなくても、旅行中における物品を運ぶことができる手荷物配送支援システムおよび手荷物配送支援方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、利用者に関する情報である利用者情報と、集約先に関する情報である集約先情報と、配送物を個別に識別する配送管理コードとを取得する取得部と、前記利用者情報と前記集約先情報と少なくとも1つの前記配送管理コードとをサービス情報として記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されたサービス情報を配送物に貼付可能なラベルを印字するラベル発行データを出力する出力部とを有する。
また、本発明の一態様は、取得部が、利用者に関する情報である利用者情報と、集約先に関する情報である集約先情報と、配送物を個別に識別する配送管理コードとを取得し、記憶部が、前記利用者情報と前記集約先情報と少なくとも1つの前記配送管理コードとをサービス情報として記憶し、出力部が、前記記憶部に記憶されたサービス情報を配送物に貼付可能なラベルを印字するラベル発行データを出力する手荷物配送支援方法である。
以上説明したように、この発明によれば、集約先が印字されるラベルを用いることで、旅行中に増えた荷物があったとしても、集約先に集約するように発送することができる。これにより、旅行者が利用する移動手段に保管ボックスを設置しなくても、旅行中における物品を運ぶことができる。また、荷物が集約されるため、集約先においてまとめて別の場所に発送することも可能となる。
この発明の第1実施形態による手荷物配送支援システムの構成を示す概略ブロック図である。 利用者の旅程の流れと、配送支援システムの流れを説明する図である。 受付端末の受付画面の一例を示す図である。 配送ラベルの一例を表す図である。 配送ラベルの一例を表す図である。 配送ラベルの一例を表す図である。 購入した土産品の発送と集約について説明する図である。 利用者が利用者端末10を利用して土産品の購入履歴を確認する場合について説明する図である。 配送ラベル150の一例を表す図である。 配送ラベル150の一部が複写式となっている場合について説明する図である。 配送ラベル150の一部が複写式となっている場合について説明する図である。 第3の実施形態における、利用者の旅程の流れと、配送支援システムの流れを説明する図である。 旅行代理店における受付端末の受付画面の一例を示す図である。 印刷される旅程表の一例を表す図である。
以下、本発明の一実施形態による手荷物配送支援システムについて図面を参照して説明する。図1は、この発明の第1実施形態による手荷物配送支援システムの構成を示す概略ブロック図である。
手荷物配送支援システム1は、利用者端末10と、受付サーバ20と、データベース25と、サービス管理サーバ30と、関連付け記憶部35、配送管理サーバ40、発番管理データベース(発番管理DB)45と、発送情報データベース(発送情報DB)46と、複数の取次店端末50(取次店端末50a、取次店端末50b、・・・取次店端末50n)と、集約先端末60と、ネットワーク70とを含んで構成される。
利用者端末10、受付サーバ20、サービス管理サーバ30と、配送管理サーバ40、複数の取次店端末50、集約先端末60は、ネットワーク70を介して接続される。
利用者端末10は、利用者によって利用される端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット、携帯電話、コンピュータ等である。
受付サーバ20は、手荷物配送サービスの申し込みに関する情報を通信することが可能であり、手荷物配送サービスの申し込みを受付する。この受付は、申し込み内容を表す申し込み情報をキーボードやマウスなどの入力装置から入力されてもよく、受付可能な端末からであれば、利用者端末10、配送管理サーバ40、取次店端末50、集約先端末60から入力された申し込み情報をネットワーク70を介して受信するようにしてもよい。
また、受付サーバ20は、受付した内容や配送管理コードを含むサービス情報に基づいて、配送物に貼付可能なラベルを印字するラベル発行データを出力する。この出力先は、受付サーバ20に接続された外部装置としてのプリンタであってもよいし、配送ラベルを印刷する場所に設けられた端末装置(利用者端末10、取次店端末50、集約先端末60)であってもよい。プリンタは、ラベル発行データに基づいて、配送ラベルを印字することができる。ラベル発行データには、印字する配送ラベルの数を指定する情報が含まれていてもよい。
データベース25は、受付サーバ20に接続され、受付サーバ20からの指示に応じて各種データの書き込み及び読み出しを行う。また、データベース25は、利用者情報記憶部251、集約先情報記憶部252、旅程情報記憶部253を有する。
利用者情報記憶部251は、利用者に関する情報である利用者情報を記憶する。この利用者情報は、手荷物配送サービスを利用する利用者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス等である。
集約先情報記憶部252は、集約先に関する情報である集約先情報を記憶する。集約先とは、旅行経路のうちいずれかの場所を用いることができる。例えば集約先は、旅行中に宿泊するいずれかの宿泊先、旅行する際に利用する空港のカウンタ等を利用することができる。集約先は、旅行中に購入または受領した物品を旅行経路のいずれかの場所に設けられた発送場所(例えば、取次店端末50が設置された取次店)から発送した物品を配送する配送先として指定される場所である。旅行中において、複数の観光地やお土産販売店に立ち寄り、それぞれの場所において、お土産を購入したり、物品が授与される場合がある。このような場合でも、取次店からお土産等の物品を集約先に配送することで、旅行中にお土産等が増えたとしても、取次店から配送することで、利用者すなわち旅行者は、お土産等を手荷物として持ち運ぶことなく、旅行することができる。異なる複数の取次店から物品を配送したとしても、配送された物品は、集約先に配達されるため、利用者は、集約先において、荷物をまとめて受け取ることができる。
旅程情報記憶部253は、利用者が旅行する旅程を表す情報である旅程情報を記憶する。この旅程情報は、旅程において発送物の発送を受け付ける店舗に関する情報を含む。
この旅程情報は、利用者が旅行する旅程を表しており、旅行代理店において申し込み可能なパック旅行の旅程を用いることができ、また、利用者が個人で計画した旅程を用いることもできる。また、旅程情報を登録するか否かは、利用者によって任意に決めることができ、登録された場合には、旅程情報を用いたサービスを提供することができる。
サービス管理サーバ30は、ネットワーク70に接続されるとともに、受付サーバ20に接続される。さらに、サービス管理サーバ30は、関連付け記憶部35に接続される。
関連付け記憶部35は、利用者情報記憶部251に記憶された利用者情報と、集約先情報記憶部252と、旅程情報記憶部253と、発番管理DB45と、発送情報DB46の対応関係を記憶する。例えば、対応関係を記憶することで、利用者と、利用者によって選択された集約先と、利用者の旅程とを対応づけて参照することが可能となる。関連付け記憶部35は、対応関係を記憶してもよいし、各データを対応付けして記憶してもよい。
配送管理サーバ40は、ネットワーク70に接続されるとともに、発番管理DB45と発送情報DB46に接続される。配送管理サーバ40は、受付サーバ20によって手荷物配送サービスの利用が登録されることに応じて、配送管理コードを発行する。配送管理コードは、配送物を個別に識別する情報である。配送管理コードは、1人の利用者に対して、複数発行される。この場合、旅行中に異なる複数の取次店から物品を配送する場合であっても、配送業者は、荷物を個別に識別して配送管理することができる。
発番管理DB45は、配送管理サーバ40によって発行された配送管理コードを記憶する。
発送情報DB46は、配送された荷物の発送状況を表すステータス情報を記憶する。発送状況としては、例えば、荷物を集荷した取次店を表す情報、配送中のいずれの場所にあるかを表す情報、配達が完了したか否かを表す情報等が含まれる。
取次店端末50は、手荷物配送サービスにおいて荷物の集荷が可能な店舗に設けられる。この店舗は、観光地の土産店、空港のカウンタ、高速道路のサービスエリア、ショッピングモール内の店舗等であってもよい。これらの店舗は、旅行経路または旅行経路の近傍の店舗であればよい。また、取次店端末50には、POS端末55が接続される。取次店端末50は、取次店において発送対象である商品の商品情報が読み取られると当該商品情報と当該商品に対して貼付されるラベルの発送管理コードとを取得してサービス管理サーバ30に送信する。例えば、取次店において土産品が利用者によって購入され、その取次店から土産品を集約先に配送する依頼を利用者から受け付けると、取次店の店員は、土産品のバーコードと、利用者から受け取る配送ラベルにバーコードとして印字された配送管理コードを、バーコードリーダによって読み取る。これに応じて、取次店端末50は、土産品のバーコードと配送管理コードとをサービス管理サーバ30に送信する。ここでは、取次店端末50は、土産品のバーコードを送信するだけでなく、土産品のバーコードに対応する商品名、購入日時、価格等をPOS端末55から取得して商品情報としてサービス管理サーバ30に送信することもできる。
POS端末55(POS端末55a、POS端末55b)は、POS(point of sales)システムの機能を利用可能な端末である。POS端末55を用いることで、例えば、商品販売時に商品に取り付けられたバーコードがバーコードリーダによって読み取られると販売情報(販売日時、価格、商品名、商品識別情報等)が記憶される。
集約先端末60は、集約先に設置される。
ネットワーク70は、インターネットや公衆回線網等であり、少なくとも一部に無線の区間があってもよい。
図2は、利用者の旅程の流れと、配送支援システムの流れを説明する図である。
まず利用者は、旅行経路のうち往路において到着した空港の受付カウンタにて手荷物配送サービスの申し込み登録を行う。これにおいては、受付カウンタに設置された受付端末は、申し込み情報の入力を受け付ける(ステップS100)。この受付端末は、受付サーバ20と通信可能な端末装置であればよい。受付端末は、申し込み情報として、例えば、利用者情報、集約先情報の入力を受け付ける。
図3は、受付端末の受付画面の一例を示す図である。利用者情報としては、例えば、利用者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレスが入力される。集約先情報としては、例えば、旅程において復路の航空便の出発する空港のサービスカウンタを示す情報と、集約する荷物の到着期限(日時)が入力される。なお、本実施形態における手荷物配送サービスとは別の配送サービスとして、宿泊所から次の宿泊場所への荷物の配送や、宿泊場所から復路の航空便の出発する空港への荷物の配送をするサービスを利用する場合には、そのサービスに関連する情報の入力も行うことができる。
なお、申し込み情報として、復路の航空経路や日程も旅程情報として合わせて受け付けるようにしてもよい。また、集約する荷物の到着期限は、集約先に所定の日時に届けるための期限を設定することができればよいため、集約先に到着する期限を設定する他に、集約先に配送可能な受付時間を設定するようにしてもよい。
受付端末は、申し込み情報が入力されると、受付サーバ20に入力された申し込み情報を送信する。受付サーバ20は、申し込み情報を受信すると、利用者情報を利用者情報記憶部251に記憶し、集約先情報を集約先情報記憶部252に記憶する。旅程情報も入力されていた場合には、受付サーバ20は、旅程情報記憶部253に旅程情報を記憶する。
そして受付サーバ20は、配送管理サーバに、利用者情報と集約先情報を送信するとともに、発番要求をする。配送管理サーバは、利用者情報と集約先情報と発番要求を受信すると、複数の配送管理コードを発番し、発番した配送管理コードを発番管理DB45に記憶する。発番する配送管理コードの数は、旅程が長いほど多くなるようにしてもよい。例えば、2泊3日の旅程である場合には、その間に訪問する観光地や土産店の数に応じた数の配送管理コードを発番する。より具体的に、1つの旅程において訪問する可能性がある観光地や土産店の数が5である場合には、5〜8程度の配送管理コードを発番する。この発番する数は、利用者の要望に応じて設定されてもよい。
配送管理サーバ40は、発番した配送管理コードと利用者情報と集約先情報とを対応づけて発送情報DB46に記憶させる。そして、配送管理サーバ40は、発番した配送管理コードを受付サーバ20に送信する。
受付サーバ20は、配送管理サーバ40から配送管理コードを受信すると、受付サーバ20は、サービス管理サーバ30に利用者情報、集約先情報、配送管理コードを送信する。サービス管理サーバ30は、受信した利用者情報、集約先情報、配送管理コードを関連づけて関連付け記憶部35に記憶する。旅程情報が受付サーバ20から送信されることで受信した場合には、サービス管理サーバ30は、旅程情報についても関連付け記憶部35に記憶する。なお、サービス管理サーバ30は、利用者情報、集約先情報、配送管理コードを関連付けして記憶してもよいし、関連づけするコードを発行して受付サーバ20に送信することで、利用者情報記憶部251、集約先情報記憶部252、旅程情報記憶部253の関連付けをさせるようにしてもよい。
受付サーバ20は、サービス管理サーバ30による関連付けが終了すると、配送管理コード、利用者情報、集約先情報に基づくラベル発行データを受付端末に送信する。ここでは、印字する利用者の氏名、集約先の住所と宛先、配送管理コードを特定し、配送ラベルに印字することができればよい。そのため、配送管理コード、利用者情報、集約先情報を含むラベル発行データを受付サーバ20から受付端末に送信してもよし、配送管理コードを受付サーバ20から送信することで、受付端末において、現在申し込みを受付した利用者の名称と、集約先の住所と宛先に対し、受信した配送管理コードを対応づけして、配送ラベルを印字してもよい。受付端末は、配送管理コードを受信すると、利用者情報、集約先情報、配送管理コードをラベル台紙に印字する。これにより配送ラベルが発行される(ステップS101)。
図4、図5、図6は、配送ラベルの一例を表す図である。
図4において、配送ラベル100は、ラベル台紙に、集約先(符号101)と、利用者名(符号102)と、配送管理コード(符号103)が、印字領域(符号104)にプリンタによって印字される。ここでは、利用者名の欄には利用者の名前と、利用者IDとを印字することができる。
また、このような配送ラベル100は、複写式の伝票が複数重ねられ、利用者控え伝票、取次店控、配達業者利用伝票(貼付票等)が、複写式の用紙が重ねられることで構成されるようにしてもよい。
また、このような配送ラベル100は、1つの物品を配送する際に1組利用される。旅行中において、利用者は、複数の観光地や土産店を訪問することが多いため、配送ラベル100は、複数組印刷することが好ましい。複数組の配送ラベルが印刷される場合には、それぞれの配送ラベルにおいて、異なる配送管理コードが印字される。
配送ラベル100を複数組印刷する場合、例えば、切り取り線に沿って切り離し可能な複数組の配送ラベル100を1つの束として印刷してもよい。この場合、図5に示すように、1組の配送ラベルが縦方向に連なるようなラベル台紙に印字される。
また、図6に示すように、1つの配送シートに複数組の配送ラベル100が割り当てられたラベル台紙を用いてもよい。この場合、配送シートにおける行方向に貼付票と取次店控の伝票が並べられる。1つの行における貼付票と取次店控の伝票には、同じ配送管理コードが印字される。利用者は、取次店において1つの荷物を発送する毎に、1行分の配送ラベルを切り離して取次店の店員に渡す。これにより、貼付票が配送する物品に対して貼付され、取次店には、取次店控の伝票が控えとして残る。利用者控えの伝票が必要な場合には、1つの行において、利用者控の伝票が並ぶようにレイアウトされた配送シートを用いればよい。なお、購入履歴を利用者端末10において確認できる場合(後述する)には、利用者控の伝票を省略することができる。
受付カウンタの係員は、配送ラベルを利用者に渡す。利用者は、配送ラベルを受け取った後、1日目の旅行を行う。
利用者は、1日目において立ち寄った観光地の土産店にて土産を購入した際(ステップS102)、自身が旅行中に継続して持ち歩くのではなく、土産を購入した土産店が手荷物配送サービスの取次店である場合には、その土産を購入したとき、その店舗の配送受付カウンタにて、土産品を集約先に配送するように依頼する。
また、利用者は、1泊目の宿泊場所にて宿泊した後(ステップS103)、2日目において立ち寄った観光地の土産店にて土産を購入した際(ステップS104)、その店舗の配送受付カウンタにて、土産品を集約先に配送するように依頼する。ここでは、1日目や2日目において、複数の取次店(お土産品販売店舗)において買い物をした場合には、複数の店舗から土産品の発送を行うことができる。ここでは、取次店は、集約先への配達期限に間に合う期限として設定された、集荷の受付可能日時までの範囲で、荷物の配送の受付を行う。
図7は、購入した土産品の発送と集約について説明する図である。
購入した土産品は、それぞれの取次店において、個別に梱包され、配送ラベル100が貼付され発送される。例えば、1日目の取次店Aにおいて購入された土産品は取次店Aにおいて梱包され(符号200)、配送ラベル100が貼付され発送され、同じ1日目において、別の取次店である取次店Bにおいて購入された土産品は取次店Bにおいて梱包され(符号201)、配送ラベル100が貼付され発送される。また、2日目において、別の取次店である取次店Cにおいて購入された土産品は取次店Cにおいて梱包され(符号202)、配送ラベル100が貼付され発送される。これら発送された土産品は、配送業者によって配送され、集約先として指定された場所(ここでは例として空港のカウンタ)に、集約先情報に含まれる到着期限(日時)までに配達される。なお、到着期限までに配達をするために、到着期限に応じて、取次店毎に、手荷物配送サービスの集約を受付可能な日時が設定されており、利用者は、その受付可能日時までであれば、集約先に集約(配達)してもらうことができる。
取次店の店員は、利用者から手荷物配送サービスを利用した荷物の配送依頼を受け付けると、配送依頼された荷物の配送ラベル100に印字されている配送管理コードをバーコードリーダ等の読み取り装置によって読み取る。取次店端末50は、読み取られた配送管理コードを記憶するとともに、配送管理コードと取次店識別情報とをサービス管理サーバ30に送信する。取次店識別情報は、複数の取次店端末50を識別する情報として予め取次店端末50に対してそれぞれ割り当てられている。サービス管理サーバ30は、受信した配送管理コードと取次店識別情報とを関連付け記憶部35に記憶するとともに、配送管理サーバ40に送信する。配送管理サーバ40は、配送管理コードと取次店識別情報を受信すると、発送情報DB46に配送依頼があったことを記憶するとともに、取次店識別情報に対応する取次店の集荷を担当する配送担当者の端末装置に、集荷依頼を送信する。配送担当者は、端末装置によって集荷依頼を受信したことに応じて、取次店に出向き、荷物を集荷する。
発送された荷物は、集約先において集約される。この集約は、利用者毎に荷物がまとめられていればよい。例えば、ラックの区画毎に利用者別に収容するようにしてもよいし、利用者毎に箱を準備し、利用者毎に仕分けして箱(符号203)に収容するようにしてもよい。例えば、箱に収容された場合には、収容された土産品をその箱を利用してまとめて梱包し、配送ラベル204を貼付することで、集約場所から別の場所に配送することもできる。この配送ラベル204は、手荷物配送サービスを申し込んだ際に、受付カウンタにて配送ラベル100とともに印字され発行されてもよいし、集約先において印刷あるいは手書きで作成してもよい。集約先において、荷物を利用者毎に仕分けする作業は、集約先の係員が行ってもよいし、集約先において、配送業者が利用者に対応した区画に仕分けして配達してもよい。
そして、利用者は、2泊目の宿泊場所にて宿泊した後(ステップS105)、3日目において、集約先である空港の受付カウンタに行き、自身が発送した荷物(お土産品)を受付カウンタにて受け取る(ステップS106)。利用者は、集約先へ配送した荷物がそれぞれ届いているかを確認する。そして、利用者は、受け取った荷物と、持参してきた荷物とを考慮して、配送する対象の荷物を選択して梱包し、最終配達場所を宛先として配送する(ステップS107)。ここでは、集約先に集約された荷物をそのまま最終配達場所に発送することもできるし、手荷物として飛行機の機内に持ち込みたい土産品については梱包せず持参することもできる。また、土産品ではないが、旅行中に携行していた荷物の一部を土産品と一緒に梱包して発送することもできる。このように、利用者は、集約場所において、集約された土産品や携行していた荷物のうち、機内に持ち込む物品と発送する物品を精査した上で、発送することができる。最終配達場所を自宅とした場合、発送した土産品が自宅に配達されるまでに日数がかかる場合がある。日数がかかっても土産品については、荷物として発送し、比較的すぐに相手に手渡ししたい土産品については、機内に手荷物として持ち込み、必要なタイミングで相手に土産を渡すことができる。また、大きなサイズの土産品を最終配達場所に配送した場合には、携行する荷物を大幅に減らすことができるため、利用者にとってより便利である。
利用者は、配送された荷物を、後日において、最終配達場所において受け取ることができる(ステップS108)。
上述した実施形態によれば、集約場所において集約した後、必要に応じて自宅等の最終配達場所にまとめてから配送することができるため、土産品を購入する都度、購入した店舗から自宅に個別に配送する必要がない。そのため、自宅において複数の荷物を受け取る必要がない。また、旅行先から複数の荷物を個別に自宅に発送する必要がないので、配送料が増大してしまうことも抑えることができる。
特に、利用者が外国からの旅行者である場合、土産品を購入する都度、旅行先の店舗から外国にある自宅宛に国際配送依頼をすると、配送費用が国内配送に比べて増大しやすい。さらに、それぞれの荷物が自宅に到着する日もばらばらになりがちである。そのため、利用者が外国からの旅行者である場合には、配送料を大きく抑えることが可能であり、受け取り回数を低減し、まとめて1日(1回)で受け取ることができる。
また、上述した実施形態において、手荷物配送サービスの申し込みは、空港のカウンタにて行う場合について説明したが、旅行する経路のいずれかの場所であればよいが、旅程の最初の段階(例えば、旅行をスタートする場所)に設置された受付カウンタの受付端末にて申し込みできた方が、土産品を持ち歩くことがより少なくなる点において好ましい。なお、このような受付端末は、旅行の経路から出向くことが可能ないずれかの場所であれば、空港以外に、駅や取次店に設けられていてもよい。その場合、土産品を持ち運べる程度しか購入しないと想定していた利用者であっても、旅行の途中の段階から手荷物配送サービスの利用を開始することができる。
次に、第2の実施形態について説明する。この実施形態においては、集約先へ発送した土産品の購入履歴を利用者が確認を行うことができる場合について説明する。この実施形態においては第1の実施形態と共通する部分については説明を省略し、相違する部分について説明する。
図8は、利用者が利用者端末10を利用して土産品の購入履歴を確認する場合について説明する図である。
この図において、受付サーバ20において手荷物配送サービスの申し込み情報の入力に応じて配送ラベル100が発行されると、受付端末の係員は、利用者に配送ラベル100を手渡しする。利用者は、旅行中において、土産品180を店舗(取次店)において購入するとともに、配送ラベル100を店員に手渡しし、手荷物配送サービスを利用することを店員に伝える。この際、店舗の店員は、土産品180のPOSコードを読み取り装置によって読み取り、土産品を販売するとともに、利用者から00を受け取った配送ラベル100の配送管理コードを読み取り装置によって読み取る。取次店端末50は、読み取り装置からPOSコードと配送管理コードとを取得する。取次店端末50は、POS端末から、POSコードに対応する商品情報、商品の購入日時を取得するとともに、自身に割り当てられた取次店識別情報に対応する店舗情報と、商品情報、購入日時と、配送管理コードを、サービス管理サーバ30に送信する。
サービス管理サーバ30は、取次店端末50から送信された店舗情報、商品情報、購入日時、配送管理コードを受信すると、受信した配送管理コードに対して、店舗情報、商品情報、購入日時を関連付けして関連付け記憶部35に記憶(あるいはデータベース25において関連付け)した後、店舗情報、商品情報、購入日時、配送管理コードを配送管理サーバ40に送信する。ここでは、商品情報、購入日時、店舗情報を土産情報として記憶するようにしてもよい。配送管理サーバ40は、店舗情報、商品情報、購入日時、配送管理コードを受信すると、発送情報DB46に記憶された配送管理コードに対応づけて店舗情報、商品情報、購入日時を記憶する。
利用者は、自身が携帯する利用者端末10を操作し、手荷物配送サービスのサービスメニューの画面にアクセスする。利用者端末10は、利用者によってサービスメニューのうち「土産情報」のボタンが選択されると、土産品購入履歴画面10aを表示する。例えば、利用者端末10は、利用者によって利用者IDが入力された後、サービス管理サーバ30に対して土産品購入履歴の送信要求を利用者IDとともに送信する。手荷物配送サービスのサービス管理サーバ30は、利用者端末10から受信した利用者IDに基づいて、利用者IDに関連づけされた土産情報を関連付け記憶部35から読み出し、要求元の利用者端末10に送信する。利用者端末10は、受信した土産情報を土産品購入履歴画面10aに表示する。土産品を複数回購入している場合には、その購入した土産品について、それぞれの土産情報が複数行にわたって表示される。ここでは、POS端末55から得られる商品情報を利用して土産品の購入履歴が表示されるため、商品の名称、購入日時、価格、購入店舗等について土産品購入履歴画面10aに表示することができる。また、それぞれの購入価格が分かるため、購入価格を合計することで、土産品を購入した合計金額や、購入した合計点数を把握することができる。
利用者は、この土産品購入履歴画面10aに表示された購入履歴を参照することで、いつ、どの店舗において何を購入したかを旅行中において適宜確認することができる。これにより、旅程の進捗状況と、購入した土産品の履歴を考慮しながら、その後の旅程においてどのような土産品を購入するか検討しつつ、購入することができる。また、集約先に集約された荷物を確認する際に、土産品購入履歴画面10aに表示された情報と比較することで、集約先に配送した荷物が集約先に全て揃っているかを確認することができる。
また、ここでは、土産情報が配送管理サーバ40に送信され、発送情報DBに記憶することもできるため、配送管理サーバ40は、利用者端末10から、荷物の発送状況の確認要求を受信した際に、利用者端末10の利用者IDに対応づけられたそれぞれの荷物の配送状況とともに、土産情報を送信することができる。これにより、利用者端末10の画面には、配送管理コード毎に、配送状況と土産情報とが表示される。よって利用者は、発送した土産品の集約先への配送状況を把握することができるとともに、どの商品が配送されているかについても把握することができる。また、配送状況として、発送された荷物が現在どの場所にあるかを表す配送位置情報と、集約先が荷物を受け取ったか否かを表す受取情報と、配送担当者が取次店から荷物を集荷する予定日時等の情報が表示される。このため、利用者は、配送した荷物が集約先に配送される状況を把握することができる。
また、土産情報は、発送する毎に関連付け記憶部35に随時追加で記憶されるため、利用者は、旅行の途中であっても、容易に購入履歴を確認することができる。
第2の実施形態における購入履歴を利用者が確認を行うことができる変形例である。この例においては、利用者が利用者端末10を利用せずに購入履歴を確認する場合について説明する。
図9は、配送ラベル150の一例を表す図である。第1の実施形態における配送ラベル100は、複数枚の伝票が重ねられて1つの配送ラベル100が構成される場合について説明したが、この例においては、貼付票151、店舗控152、利用者控153の各伝票が1枚の配送ラベルに印字される。各伝票は、例えば切り取り線によって切り離し可能である。また、各伝票は、第1実施形態と同様に、集約先、利用者名、配送管理コードが印字される。貼付票151、利用者控153には、取次店が荷物の発送を受け付けした際に店舗の受付印を押印する押印欄があってもよい。ここで、店舗控152には、記入欄152aが設けられ、利用者控153には記入欄153aが設けられており、利用者または取次店の店員が記入可能となっている。この記入欄152a、153aには、例えば、購入した土産品の名称や購入日時等の発送対象の土産品に関する内容を記述可能である。取次店の店員が記入欄152aに記入し、利用者が記入欄153aに記入するようにし、それぞれの記入内容の一部が異なっていてもよい。例えば、記入欄152aには購入日、店舗名、商品名が記入され、記入欄153aには、購入日、店舗名、商品名に加えて価格を記入するようにしてもよい。
図10は、配送ラベル150の一部が複写式となっている場合について説明する図である。記入欄152aと記入欄153aについては、個別に記入するようにしてもよいが、この図に示すように、店舗控152と利用者控153との境界部分を基準として、店舗控152と利用者控153とが重なるように折り曲げるようにしてもよい。そして、店舗控152の記入欄152aに記入された内容が、利用者控153の裏面に複写されるように複写領域160を設けるようにしてもよい。これにより、店舗控152に記入された内容が利用者控153の裏面に複写される。そして、図11に示すように、折り曲げた利用者控153を展開すると、利用者控153の裏面(折り曲げた際に店舗控152に対向していた面)において、記入欄152aに対応する位置に記入内容が転写されている。この転写された領域を記入欄153aとして利用することができる。このように転写することで、店舗控152と利用者控153との記入欄に対して、個別に記入する必要がなくなる。
利用者は、取次店において土産品を集約先に発送した場合、利用者控153の伝票を保管しておくことで、いつ、どの土産品がどの店舗から発送されたかの履歴について、利用者端末10を利用しなくても把握することができる。また、集約先に集約された荷物の確認も、この利用者控153を利用して行うことができる。
次に、第3の実施形態について説明する。この実施形態において、第1の実施形態と共通する部分については説明を省略し、相違する部分について説明する。この実施形態において、第1の実施形態と異なる部分は、申し込み情報の登録の仕方と、利用者に対して発行される帳票(旅程表)が追加される点である。
図12は、第3の実施形態における、利用者の旅程の流れと、配送支援システムの流れを説明する図である。
まず利用者は、旅行代理店においてツアーの申し込みを行う際に、手荷物配送サービスの申し込みも行う。この申し込みに応じて、旅行代理店の店員は、受付端末から、申し込み情報の入力操作を行う。受付端末は、旅行代理店の店員の操作入力に応じて、申し込み情報を入力し、入力された申し込み情報を、ネットワーク70を介して受付サーバ20に送信する。ここで送信される申し込み情報としては、利用者情報、集約先情報、旅程情報が含まれる。旅程情報は、利用者が申し込みを行ったツアーの内容に応じた情報であり、予約された交通機関の情報や、宿泊場所、宿泊日程等が含まれる。受付サーバ20は、受信した申し込み情報をデータベース25に記憶することで申し込み登録をする(ステップS300)。
図13は、旅行代理店における受付端末の受付画面の一例を示す図である。利用者情報は、第1の実施形態と同様に、利用者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレスが入力される。また、利用者が申し込みを行ったツアーの種別を表すツアー名称(符号300)が入力される。また、手荷物配送サービスを申し込むか否かの入力欄(符号301)においては、「申し込む」の選択肢が選択される。そして、申し込みされたツアーにおいて立ち寄る箇所のうち、集約先として選択可能な場所と集約する荷物の到着期限(日時)が入力される(符号302)。この実施形態において、集約先は、例えば最終宿泊先の宿泊所が設定される。
申し込みの登録に応じて、サービス管理サーバ30によって各種情報が関連づけされて関連付け記憶部35に記憶されるとともに、配送管理サーバ40によって配送管理コードが発番され、申し込み情報とともに関連付けされて関連付け記憶部35に記憶される。また、配送管理サーバ40は、発番した配送管理コードを発番管理DB45と発送情報DB46に記憶する。
サービス管理サーバ30による関連付けが終了し、受付サーバ20から配送管理コードが送信されると、受付端末は、配送管理コードを受信し、利用者情報、集約先情報、配送管理コードをラベル台紙に印字する。これにより配送ラベルが発行される(ステップS301)。ここで発行される配送ラベルは、上述した実施形態における配送ラベル100であってもよいし、配送ラベル150であってもよい。さらに、受付端末は、旅程表をプリンタによって印刷する。旅程表は、旅程情報に基づいて生成される旅程票データに基づいて印字される。この旅程表データは、受付端末において生成されてもよし、受付サーバ20またはサービス管理サーバ30が旅程情報に基づいて生成してもよい。
図14は、印刷される旅程表の一例を表す図である。旅程表320には、申し込みされたツアーの内容(旅程情報)に基づいて、旅行日程表321、観光マップ322、取次店情報323が印字される。旅行日程表321は、ツアーの日程や観光スポットやお土産店等の訪問場所、宿泊場所等のプランの内容を示す情報である。観光マップ322は、旅程における訪問先とされた場所(観光地やお土産店)を含むエリアの概略地図を示す情報である。取次店情報323は、観光マップに掲載される店舗や観光地のうち、取次店の名称や住所、取次店におけるおすすめ情報を含む情報である。また、取次店情報323は、観光マップ322に掲載されていなくても、申し込みされたツアーにおいて利用可能な取次店について含むようにしてもよい。おすすめ情報は、旅行代理店側において決めた情報を含むようにしてもよい。また、利用者の属性(年齢、性別、国等)に応じて決められたおすすめ情報を含むようにしてもよい。おすすめ情報としては、おすすめのお土産を紹介する内容等が含まれる。
旅行代理店の店員は、印字された配送ラベルと旅程表を利用者に渡す。利用者は、配送ラベルと旅程表を受け取り、旅行に出発する当日まで保管し、旅行に出発する際に携行する。この実施形態によれば、利用者は、事前に申し込みをして配送ラベルと旅程表を受け取ることができるため、空港の受付カウンタ等において手荷物配送サービスの申し込みをする必要がない。
ここでは、利用者が旅行代理店に出向いて旅行の申し込みを行う場合について説明したが、利用者が、利用者端末10を利用して旅行代理店の旅行受付サイトにアクセスし、申し込み情報やツアーの申し込みを行うようにしてもよい。この場合、旅行代理店において配送ラベルと旅程表を印字し、ツアーに必要なチケット等とともに利用者宛てに郵送するようにしてもよい。
利用者は、配送ラベルと旅程表を持参し、1日目の旅行を行う。利用者は、1日目において立ち寄った観光地の土産店にて土産を購入した際(ステップS302)、その店舗の配送受付カウンタにて、土産品を集約先に配送するように依頼する。利用者は、1泊目の宿泊場所にて宿泊した後(ステップS303)、2日目において立ち寄った観光地の土産店にて土産を購入した際(ステップS304)、その店舗の配送受付カウンタにて、土産品を集約先に配送するように依頼する。ここでは、配送する日が到着期限の日である場合には、その配達期限の日時に間に合うような集荷の受付可能日時が設定される。取次店は、集荷の受付可能日時までの範囲で、荷物の配送の受付を行う。
利用者は、最終宿泊先の宿泊場所において集約された荷物を受け取ることができる。ここでは、集約された荷物を受け取り、宿泊した翌日の朝に、宿泊場所から集約した荷物を自宅宛てに発送する(ステップS307)。利用者は、配送された荷物を、後日、最終配達場所において受け取ることができる(ステップS308)。
この実施形態においては、配送ラベルを事前に発行してもらった上で、旅行に行くことができるため、旅行中に空港の受付カウンタ等において手荷物配送サービスの申し込みをする必要がない。また、集約先を最終宿泊先に設定した場合には、集約された荷物を梱包して宿泊場所においてチェックアウト時等において自宅宛てに発送することができるため、空港の受付カウンタ等に立ち寄る必要がない。
以上説明した実施形態において、集約先において、関連付け記憶部35に記憶された情報を参照することが可能である場合には、集約された荷物の配送管理コードを読み取り装置によって読み取り、その配送管理コードに対応する利用者名を関連付け記憶部35から読み出し、仕分け装置によって仕分けするようにしてもよい。この場合、集約先における係員や配送業者が仕分けを行う必要がない。
また、移動が多い旅行であっても、旅行中に購入した土産品が多数あったとしても、それらの土産品等を持ち歩かずに、少ない荷物のみ持って旅行することができ、利用者はほぼ手ぶらで旅行することも可能である。これにより、回遊率及び旅行先における消費額の向上に寄与することができる。
土産品等は、取次店から発送されて集約先に集約されるため、バスや電車等の移動手段において保管する保管場所を必要としない。これにより、移動手段に持ち込み可能な荷物の大きさや保管容量の制限などの影響を受けることがない。
また、利用者は、集約先において一括して土産品等の荷物を受け取ることができるため、まとめて発送するか、手荷物として機内に持ち込むかについて、それぞれの購入品を確認した上で、一つの梱包にすることができる。また、集約先に配送せず、携行していた荷物の一部を、土産品とともに発送することも可能である。そのため、旅行先から自宅に配送する荷物の個数をまとめることで、例えば1つ等に減らすことができる。まとめて梱包することができるため、土産品を購入の都度自宅に発送する場合に比べて、配送料を低減することが可能となる。また、発送個数を減らすことができるため、個数の観点から物流量の削減に寄与することができる。特に、外国からの旅行者は、国際配送する必要があることから、配送個数を減らすことによる配送料の削減のメリットは大きい。
集約先からまとめた上で自宅に荷物を配送することができるため、旅行の途中で増えた土産品等の荷物と出発前に携行していた自身の荷物も含めて、自宅での受け取り回数を1回で済ますことも可能になる。
また、利用者端末10や旅行代理店において手荷物配送サービスを事前に申し込みしておくことで、配送ラベルを旅行前に受け取っておくことができる。そのため、旅行中に申し込みのためのカウンタに立ち寄る必要がなく、旅行初日から配送ラベルを利用することができる。
また、上述した実施形態において、集約先が空港の受付カウンタや宿泊場所である場合について説明したが、自宅を集約先として設定することもできる。集約先が自宅である場合、第2の実施形態では、利用者端末10または利用者控の伝票を利用することで、旅行中であっても、購入履歴の確認をすることができる。
上述した実施形態における各装置あるいはサーバを、コンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10 利用者端末
20 受付サーバ
30 サービス管理サーバ
40 配送管理サーバ
45 発番管理DB
46 発送情報DB
50、50a、50b、50n 取次店端末
55、55a、55b POS端末
60 集約先端末
70 ネットワーク
100、150 配送ラベル
320 旅程表

Claims (6)

  1. 利用者に関する情報である利用者情報と、集約先に関する情報である集約先情報と、配送物を個別に識別する配送管理コードとを取得する取得部と、
    前記利用者情報と前記集約先情報と少なくとも1つの前記配送管理コードとをサービス情報として記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されたサービス情報を配送物に貼付可能なラベルを印字するラベル発行データを出力する出力部と
    を有する手荷物配送支援システム。
  2. 店舗において発送対象である商品の商品情報が読み取られると当該商品情報と当該商品に対して貼付されるラベルの発送管理コードとを取得して前記記憶部に記憶する商品情報登録部と、
    端末装置からの要求に応じて前記発送管理コードに対応する商品情報を前記端末装置に出力する商品情報出力部と、
    を有する請求項1に記載の手荷物配送支援システム。
  3. 前記ラベル発行データに基づいて印字されたラベルの一部に、前記ラベルから切り離し可能な利用者控え部が設けられており、前記利用者控え部には、発送対象物に関する内容を記述可能な領域が設けられている
    請求項1または請求項2に記載の手荷物配送支援システム。
  4. 前記利用者が旅行する経路上のいずれかに設けられる受付端末を有し、
    前記受付端末は、前記利用者情報と前記集約先情報とを入力する入力部と、
    前記入力された利用者情報と前記集約先情報とを出力する出力部とを有し、
    前記取得部は、前記出力部から利用者情報と集約先情報とを取得する
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の手荷物配送支援システム。
  5. 前記取得部は、前記利用者が旅行する旅程を表す情報である旅程情報をさらに取得し、
    前記手荷物配送支援システムは、
    前記旅程において前記発送物の発送を受け付ける店舗に関する情報を含む旅程表を印字する旅程表データを生成する旅程表データ生成部
    を有する請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の手荷物配送支援システム。
  6. 取得部が、利用者に関する情報である利用者情報と、集約先に関する情報である集約先情報と、配送物を個別に識別する配送管理コードとを取得し、
    記憶部が、前記利用者情報と前記集約先情報と少なくとも1つの前記配送管理コードとをサービス情報として記憶し、
    出力部が、前記記憶部に記憶されたサービス情報を配送物に貼付可能なラベルを印字するラベル発行データを出力する
    手荷物配送支援方法。
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