JP2019175281A - 手荷物配送支援システムおよび手荷物配送支援方法 - Google Patents
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Abstract
Description
手荷物配送支援システム1は、利用者端末10と、受付サーバ20と、データベース25と、サービス管理サーバ30と、関連付け記憶部35、配送管理サーバ40、発番管理データベース(発番管理DB)45と、発送情報データベース(発送情報DB)46と、複数の取次店端末50(取次店端末50a、取次店端末50b、・・・取次店端末50n)と、集約先端末60と、ネットワーク70とを含んで構成される。
利用者端末10、受付サーバ20、サービス管理サーバ30と、配送管理サーバ40、複数の取次店端末50、集約先端末60は、ネットワーク70を介して接続される。
受付サーバ20は、手荷物配送サービスの申し込みに関する情報を通信することが可能であり、手荷物配送サービスの申し込みを受付する。この受付は、申し込み内容を表す申し込み情報をキーボードやマウスなどの入力装置から入力されてもよく、受付可能な端末からであれば、利用者端末10、配送管理サーバ40、取次店端末50、集約先端末60から入力された申し込み情報をネットワーク70を介して受信するようにしてもよい。
また、受付サーバ20は、受付した内容や配送管理コードを含むサービス情報に基づいて、配送物に貼付可能なラベルを印字するラベル発行データを出力する。この出力先は、受付サーバ20に接続された外部装置としてのプリンタであってもよいし、配送ラベルを印刷する場所に設けられた端末装置(利用者端末10、取次店端末50、集約先端末60)であってもよい。プリンタは、ラベル発行データに基づいて、配送ラベルを印字することができる。ラベル発行データには、印字する配送ラベルの数を指定する情報が含まれていてもよい。
集約先情報記憶部252は、集約先に関する情報である集約先情報を記憶する。集約先とは、旅行経路のうちいずれかの場所を用いることができる。例えば集約先は、旅行中に宿泊するいずれかの宿泊先、旅行する際に利用する空港のカウンタ等を利用することができる。集約先は、旅行中に購入または受領した物品を旅行経路のいずれかの場所に設けられた発送場所(例えば、取次店端末50が設置された取次店)から発送した物品を配送する配送先として指定される場所である。旅行中において、複数の観光地やお土産販売店に立ち寄り、それぞれの場所において、お土産を購入したり、物品が授与される場合がある。このような場合でも、取次店からお土産等の物品を集約先に配送することで、旅行中にお土産等が増えたとしても、取次店から配送することで、利用者すなわち旅行者は、お土産等を手荷物として持ち運ぶことなく、旅行することができる。異なる複数の取次店から物品を配送したとしても、配送された物品は、集約先に配達されるため、利用者は、集約先において、荷物をまとめて受け取ることができる。
この旅程情報は、利用者が旅行する旅程を表しており、旅行代理店において申し込み可能なパック旅行の旅程を用いることができ、また、利用者が個人で計画した旅程を用いることもできる。また、旅程情報を登録するか否かは、利用者によって任意に決めることができ、登録された場合には、旅程情報を用いたサービスを提供することができる。
関連付け記憶部35は、利用者情報記憶部251に記憶された利用者情報と、集約先情報記憶部252と、旅程情報記憶部253と、発番管理DB45と、発送情報DB46の対応関係を記憶する。例えば、対応関係を記憶することで、利用者と、利用者によって選択された集約先と、利用者の旅程とを対応づけて参照することが可能となる。関連付け記憶部35は、対応関係を記憶してもよいし、各データを対応付けして記憶してもよい。
発送情報DB46は、配送された荷物の発送状況を表すステータス情報を記憶する。発送状況としては、例えば、荷物を集荷した取次店を表す情報、配送中のいずれの場所にあるかを表す情報、配達が完了したか否かを表す情報等が含まれる。
集約先端末60は、集約先に設置される。
ネットワーク70は、インターネットや公衆回線網等であり、少なくとも一部に無線の区間があってもよい。
まず利用者は、旅行経路のうち往路において到着した空港の受付カウンタにて手荷物配送サービスの申し込み登録を行う。これにおいては、受付カウンタに設置された受付端末は、申し込み情報の入力を受け付ける(ステップS100)。この受付端末は、受付サーバ20と通信可能な端末装置であればよい。受付端末は、申し込み情報として、例えば、利用者情報、集約先情報の入力を受け付ける。
なお、申し込み情報として、復路の航空経路や日程も旅程情報として合わせて受け付けるようにしてもよい。また、集約する荷物の到着期限は、集約先に所定の日時に届けるための期限を設定することができればよいため、集約先に到着する期限を設定する他に、集約先に配送可能な受付時間を設定するようにしてもよい。
そして受付サーバ20は、配送管理サーバに、利用者情報と集約先情報を送信するとともに、発番要求をする。配送管理サーバは、利用者情報と集約先情報と発番要求を受信すると、複数の配送管理コードを発番し、発番した配送管理コードを発番管理DB45に記憶する。発番する配送管理コードの数は、旅程が長いほど多くなるようにしてもよい。例えば、2泊3日の旅程である場合には、その間に訪問する観光地や土産店の数に応じた数の配送管理コードを発番する。より具体的に、1つの旅程において訪問する可能性がある観光地や土産店の数が5である場合には、5〜8程度の配送管理コードを発番する。この発番する数は、利用者の要望に応じて設定されてもよい。
図4において、配送ラベル100は、ラベル台紙に、集約先(符号101)と、利用者名(符号102)と、配送管理コード(符号103)が、印字領域(符号104)にプリンタによって印字される。ここでは、利用者名の欄には利用者の名前と、利用者IDとを印字することができる。
また、このような配送ラベル100は、複写式の伝票が複数重ねられ、利用者控え伝票、取次店控、配達業者利用伝票(貼付票等)が、複写式の用紙が重ねられることで構成されるようにしてもよい。
また、このような配送ラベル100は、1つの物品を配送する際に1組利用される。旅行中において、利用者は、複数の観光地や土産店を訪問することが多いため、配送ラベル100は、複数組印刷することが好ましい。複数組の配送ラベルが印刷される場合には、それぞれの配送ラベルにおいて、異なる配送管理コードが印字される。
配送ラベル100を複数組印刷する場合、例えば、切り取り線に沿って切り離し可能な複数組の配送ラベル100を1つの束として印刷してもよい。この場合、図5に示すように、1組の配送ラベルが縦方向に連なるようなラベル台紙に印字される。
また、図6に示すように、1つの配送シートに複数組の配送ラベル100が割り当てられたラベル台紙を用いてもよい。この場合、配送シートにおける行方向に貼付票と取次店控の伝票が並べられる。1つの行における貼付票と取次店控の伝票には、同じ配送管理コードが印字される。利用者は、取次店において1つの荷物を発送する毎に、1行分の配送ラベルを切り離して取次店の店員に渡す。これにより、貼付票が配送する物品に対して貼付され、取次店には、取次店控の伝票が控えとして残る。利用者控えの伝票が必要な場合には、1つの行において、利用者控の伝票が並ぶようにレイアウトされた配送シートを用いればよい。なお、購入履歴を利用者端末10において確認できる場合(後述する)には、利用者控の伝票を省略することができる。
利用者は、1日目において立ち寄った観光地の土産店にて土産を購入した際(ステップS102)、自身が旅行中に継続して持ち歩くのではなく、土産を購入した土産店が手荷物配送サービスの取次店である場合には、その土産を購入したとき、その店舗の配送受付カウンタにて、土産品を集約先に配送するように依頼する。
また、利用者は、1泊目の宿泊場所にて宿泊した後(ステップS103)、2日目において立ち寄った観光地の土産店にて土産を購入した際(ステップS104)、その店舗の配送受付カウンタにて、土産品を集約先に配送するように依頼する。ここでは、1日目や2日目において、複数の取次店(お土産品販売店舗)において買い物をした場合には、複数の店舗から土産品の発送を行うことができる。ここでは、取次店は、集約先への配達期限に間に合う期限として設定された、集荷の受付可能日時までの範囲で、荷物の配送の受付を行う。
購入した土産品は、それぞれの取次店において、個別に梱包され、配送ラベル100が貼付され発送される。例えば、1日目の取次店Aにおいて購入された土産品は取次店Aにおいて梱包され(符号200)、配送ラベル100が貼付され発送され、同じ1日目において、別の取次店である取次店Bにおいて購入された土産品は取次店Bにおいて梱包され(符号201)、配送ラベル100が貼付され発送される。また、2日目において、別の取次店である取次店Cにおいて購入された土産品は取次店Cにおいて梱包され(符号202)、配送ラベル100が貼付され発送される。これら発送された土産品は、配送業者によって配送され、集約先として指定された場所(ここでは例として空港のカウンタ)に、集約先情報に含まれる到着期限(日時)までに配達される。なお、到着期限までに配達をするために、到着期限に応じて、取次店毎に、手荷物配送サービスの集約を受付可能な日時が設定されており、利用者は、その受付可能日時までであれば、集約先に集約(配達)してもらうことができる。
利用者は、配送された荷物を、後日において、最終配達場所において受け取ることができる(ステップS108)。
特に、利用者が外国からの旅行者である場合、土産品を購入する都度、旅行先の店舗から外国にある自宅宛に国際配送依頼をすると、配送費用が国内配送に比べて増大しやすい。さらに、それぞれの荷物が自宅に到着する日もばらばらになりがちである。そのため、利用者が外国からの旅行者である場合には、配送料を大きく抑えることが可能であり、受け取り回数を低減し、まとめて1日(1回)で受け取ることができる。
この図において、受付サーバ20において手荷物配送サービスの申し込み情報の入力に応じて配送ラベル100が発行されると、受付端末の係員は、利用者に配送ラベル100を手渡しする。利用者は、旅行中において、土産品180を店舗(取次店)において購入するとともに、配送ラベル100を店員に手渡しし、手荷物配送サービスを利用することを店員に伝える。この際、店舗の店員は、土産品180のPOSコードを読み取り装置によって読み取り、土産品を販売するとともに、利用者から00を受け取った配送ラベル100の配送管理コードを読み取り装置によって読み取る。取次店端末50は、読み取り装置からPOSコードと配送管理コードとを取得する。取次店端末50は、POS端末から、POSコードに対応する商品情報、商品の購入日時を取得するとともに、自身に割り当てられた取次店識別情報に対応する店舗情報と、商品情報、購入日時と、配送管理コードを、サービス管理サーバ30に送信する。
また、土産情報は、発送する毎に関連付け記憶部35に随時追加で記憶されるため、利用者は、旅行の途中であっても、容易に購入履歴を確認することができる。
図9は、配送ラベル150の一例を表す図である。第1の実施形態における配送ラベル100は、複数枚の伝票が重ねられて1つの配送ラベル100が構成される場合について説明したが、この例においては、貼付票151、店舗控152、利用者控153の各伝票が1枚の配送ラベルに印字される。各伝票は、例えば切り取り線によって切り離し可能である。また、各伝票は、第1実施形態と同様に、集約先、利用者名、配送管理コードが印字される。貼付票151、利用者控153には、取次店が荷物の発送を受け付けした際に店舗の受付印を押印する押印欄があってもよい。ここで、店舗控152には、記入欄152aが設けられ、利用者控153には記入欄153aが設けられており、利用者または取次店の店員が記入可能となっている。この記入欄152a、153aには、例えば、購入した土産品の名称や購入日時等の発送対象の土産品に関する内容を記述可能である。取次店の店員が記入欄152aに記入し、利用者が記入欄153aに記入するようにし、それぞれの記入内容の一部が異なっていてもよい。例えば、記入欄152aには購入日、店舗名、商品名が記入され、記入欄153aには、購入日、店舗名、商品名に加えて価格を記入するようにしてもよい。
図12は、第3の実施形態における、利用者の旅程の流れと、配送支援システムの流れを説明する図である。
まず利用者は、旅行代理店においてツアーの申し込みを行う際に、手荷物配送サービスの申し込みも行う。この申し込みに応じて、旅行代理店の店員は、受付端末から、申し込み情報の入力操作を行う。受付端末は、旅行代理店の店員の操作入力に応じて、申し込み情報を入力し、入力された申し込み情報を、ネットワーク70を介して受付サーバ20に送信する。ここで送信される申し込み情報としては、利用者情報、集約先情報、旅程情報が含まれる。旅程情報は、利用者が申し込みを行ったツアーの内容に応じた情報であり、予約された交通機関の情報や、宿泊場所、宿泊日程等が含まれる。受付サーバ20は、受信した申し込み情報をデータベース25に記憶することで申し込み登録をする(ステップS300)。
また、利用者は、集約先において一括して土産品等の荷物を受け取ることができるため、まとめて発送するか、手荷物として機内に持ち込むかについて、それぞれの購入品を確認した上で、一つの梱包にすることができる。また、集約先に配送せず、携行していた荷物の一部を、土産品とともに発送することも可能である。そのため、旅行先から自宅に配送する荷物の個数をまとめることで、例えば1つ等に減らすことができる。まとめて梱包することができるため、土産品を購入の都度自宅に発送する場合に比べて、配送料を低減することが可能となる。また、発送個数を減らすことができるため、個数の観点から物流量の削減に寄与することができる。特に、外国からの旅行者は、国際配送する必要があることから、配送個数を減らすことによる配送料の削減のメリットは大きい。
また、利用者端末10や旅行代理店において手荷物配送サービスを事前に申し込みしておくことで、配送ラベルを旅行前に受け取っておくことができる。そのため、旅行中に申し込みのためのカウンタに立ち寄る必要がなく、旅行初日から配送ラベルを利用することができる。
20 受付サーバ
30 サービス管理サーバ
40 配送管理サーバ
45 発番管理DB
46 発送情報DB
50、50a、50b、50n 取次店端末
55、55a、55b POS端末
60 集約先端末
70 ネットワーク
100、150 配送ラベル
320 旅程表
Claims (6)
- 利用者に関する情報である利用者情報と、集約先に関する情報である集約先情報と、配送物を個別に識別する配送管理コードとを取得する取得部と、
前記利用者情報と前記集約先情報と少なくとも1つの前記配送管理コードとをサービス情報として記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されたサービス情報を配送物に貼付可能なラベルを印字するラベル発行データを出力する出力部と
を有する手荷物配送支援システム。 - 店舗において発送対象である商品の商品情報が読み取られると当該商品情報と当該商品に対して貼付されるラベルの発送管理コードとを取得して前記記憶部に記憶する商品情報登録部と、
端末装置からの要求に応じて前記発送管理コードに対応する商品情報を前記端末装置に出力する商品情報出力部と、
を有する請求項1に記載の手荷物配送支援システム。 - 前記ラベル発行データに基づいて印字されたラベルの一部に、前記ラベルから切り離し可能な利用者控え部が設けられており、前記利用者控え部には、発送対象物に関する内容を記述可能な領域が設けられている
請求項1または請求項2に記載の手荷物配送支援システム。 - 前記利用者が旅行する経路上のいずれかに設けられる受付端末を有し、
前記受付端末は、前記利用者情報と前記集約先情報とを入力する入力部と、
前記入力された利用者情報と前記集約先情報とを出力する出力部とを有し、
前記取得部は、前記出力部から利用者情報と集約先情報とを取得する
請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の手荷物配送支援システム。 - 前記取得部は、前記利用者が旅行する旅程を表す情報である旅程情報をさらに取得し、
前記手荷物配送支援システムは、
前記旅程において前記発送物の発送を受け付ける店舗に関する情報を含む旅程表を印字する旅程表データを生成する旅程表データ生成部
を有する請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の手荷物配送支援システム。 - 取得部が、利用者に関する情報である利用者情報と、集約先に関する情報である集約先情報と、配送物を個別に識別する配送管理コードとを取得し、
記憶部が、前記利用者情報と前記集約先情報と少なくとも1つの前記配送管理コードとをサービス情報として記憶し、
出力部が、前記記憶部に記憶されたサービス情報を配送物に貼付可能なラベルを印字するラベル発行データを出力する
手荷物配送支援方法。
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