JP4118719B2 - 輸送機関内販売支援システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、輸送機関内販売支援システムに係り、特に、携帯端末が有する電子乗車券情報、個人情報と、通信機能とを利用して、交通輸送機関等における利用者に対する商品販売サービスを支援する輸送機関内販売支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、列車や飛行機等の交通輸送機関内での乗客に対する弁当及びお土産品などの商品販売サービスや、観光情報などの各種情報提供サービスが行われている。
【0003】
また、乗客サービス端末から注文を受け、その情報を基に各停車駅で注文商品を搬入する移動通信販売支援システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。移動通信販売支援システムでは、各客席に設置された乗客サービス端末から商品の注文を受信した販売管理装置が、商品の在庫がなければ経由地に設置された注文受け端末に発注し、経由地で商品を搬入する。搬入された商品は、商品を注文した乗客サービス端末に対応する座席に届けられる。
【0004】
また、自分の席から商品を注文し、販売員に注文商品を届けてもらう列車内販売サービスシステムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この列車内販売サービスシステムでは、携帯無線端末を用いて自分の席から商品を注文し、列車内のサービス管理端末に表示される注文情報に従い販売員が指定された座席に商品を届けることで、販売員の巡回を待たずに商品の購入が可能となっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−339376号公報
【特許文献2】
特開2002−215914号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の列車内販売システムは、列車に予め商品を搬入しこれを売店で又は販売員が巡回して販売する。この場合、列車内への商品の搬入量が限られるため、商品の品揃え、在庫数の制限から、乗客の希望する商品を提供できない場合がある。
【0007】
また、乗客サービス端末を用いた移動通信販売システムが知られているが、このシステムにおいては列車に乗車後、座席に備え付けられた乗客サービス端末で注文を受けるため、商品取り寄せ時間が受注後から到着駅までと限られたものとなり、受注を受けた商品を搬入できない場合がある。また、早朝又は深夜など時間帯により商品の調達が困難な場合がある。さらに、乗客サービス端末を使用する移動通信販売システムは、購入を希望する乗客個人を特定することなく座席情報により取引を行うため、悪意により受取人が存在しない注文が入力された場合においても、通常の処理が行われる。特に、自由席においては、座席情報からの個人の特定が困難であるため、注文情報の信頼性が低くなる課題がある。受取人が存在しない注文等による注文情報の信頼性低下により、特に、高額商品、多量注文等の取り扱いが困難となり、また、商品を停車駅で搬入する場合には、追加搬入したにもかかわらず商品が売れ残る場合がある。
【0008】
また、例えば、携帯端末を用いた列車内販売サービスシステムでは、自分の座席から商品の注文が可能であるが、商品の届け先は携帯端末の利用者により入力された座席情報であるため、上述と同様に悪意による受取人が存在しない注文が可能である。特に、携帯端末による注文では、列車に乗車していない客からのいたずらも可能であるため、注文情報の信頼性の高いシステムが必要とされる。
【0009】
本発明は、以上の点に鑑み、購入者本人の特定を確実且つ容易に行うことができる輸送機関内販売支援システムを提供することを目的とする。また、本発明は、高額商品や各地の特産品等、購入する商品の選択肢が広く、より利便性の高い輸送機関内販売支援システムを提供することを目的とする。さらに、本発明は、列車内の在庫の過不足を解消し、購入者への確実な商品販売を支援する輸送機関内販売支援システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明では、個人情報、電子乗車券情報を保持する携帯端末より個人情報、電子乗車券情報を含む注文情報を送信し、送信された個人情報により商品代金の決済及び電子注文受領書を作成し、電子注文受領書による輸送機関内での個人認証を行う。乗客は、商品の列車内での受け渡しを希望した場合に、乗車前後の一定時間内に携帯端末より商品の閲覧・選択を行い、受け取り希望時刻または受け取り希望駅名を指定後、携帯端末の通信機能により電子乗車券情報及び個人情報を含む注文情報を送信する。発注管理サーバは、乗客の携帯端末より発信された注文情報を受信後、ダイヤ情報管理機能、発注情報管理機能、個人情報管理機能と受信した注文情報より、個人認証及び乗車列車などの照会、更新を行う。発注管理サーバは、個人認証終了後、注文情報より電子注文受領書を作成し携帯端末に配信する。発注管理サーバは、商品を列車に配送する最適な店舗(商品宅配システム)を選択し、該当店舗に配送要求を送信する。各店舗に設置される端末は、受信した配送要求内の商品情報・受け渡し指定時刻・列車情報などを表示し、商品の調達、配送を指示する。列車内販売員が店舗より配送された商品を停車駅で受け取り、列車内販売員が所持するハンディ端末では発注管理サーバより配信された個人情報を受信する。列車内販売員が、指定時刻に車内にてハンディ端末内の個人情報と、購入者が所有する携帯端末に記憶された電子注文受領書内の個人情報とを照合し、個人認証を行う。認証成功後、商品の受け渡しを行う。
【0011】
本発明における輸送機関内販売支援システムは、携帯端末(個人情報を含む)を用いた車内販売を支援するシステムにおいて、電子乗車券情報・個人情報登録されているICチップを有し、商品閲覧・商品購入決定を行う機能、及び、注文情報・電子乗車券情報の送信機能を有する携帯端末と、
発注情報を各店舗に配信する機能及び個人情報をもとに電子注文受領書を作成・送信する機能を有する発注管理サーバと、
ダイヤ情報管理機能・発注情報管理機能・個人情報管理機能と、
各店舗で発注情報を受信する端末・列車内において個人認証を行う端末と
を備える。携帯端末内に登録する電子注文受領書を利用することで、容易かつ確実に個人認証を行い安全性の高い販売システムを提供する。
【0012】
また、本発明の解決手段によると、
電子乗車券情報及び個人情報が記憶されたICチップを有する携帯端末からの商品又はサービスの注文を受け付け、輸送機関内で商品を販売又はサービスを提供するための輸送機関内販売支援システムにおいて、
前記携帯端末のICチップから情報を読み取り及び/又はICチップに情報を書き込むリーダ/ライタを有するハンディ端末と、
駅又は駅に商品を配送可能な店舗若しくは販売元に設置され、要求された商品の取り寄せ及び配送を指示する店舗端末と、
前記ハンディ端末が搭載される列車の識別子に対応して、該ハンディ端末に情報を送信するためのアドレス情報が記憶されたハンディ端末情報データベースと、列車の識別子毎に、停車駅及び停車駅の到着時刻及び/又は発車時刻を含むダイヤ情報が記憶されたダイヤ情報データベースとを有し、前記携帯端末からの商品の注文と、前記ハンディ端末及び前記店舗端末を用いた商品の販売を支援するための発注管理サーバと
を備え、
前記発注管理サーバは、乗車前後の所定時間内に、注文された商品又はサービスを示す商品情報と、注文された商品又はサービスの受取駅又は時刻を示す受け渡し情報と、前記携帯端末のICチップに予め記憶されている個人情報及び電子乗車券情報と、を含む注文情報を前記携帯端末から受信し、
前記発注管理サーバは、商品情報、受け渡し情報、電子乗車券情報に基づき前記ダイヤ情報データベースを参照し、注文された商品を輸送機関に搬入すべき駅を決定し、決定した駅に対応する前記店舗端末を決定し、
前記発注管理サーバは、受信した注文情報を含む、注文受領を示すための電子注文受領書データを作成して、該データを前記携帯端末に送信し、
前記発注管理サーバは、前記ハンディ端末情報データベースを参照し、電子乗車券情報が示す列車の識別子に対応する前記ハンディ端末のアドレス情報に従い、注文情報を含む、商品を配達するための商品配達情報を前記ハンディ端末に送信し、
前記発注管理サーバは、電子乗車券情報とダイヤ情報に基づき乗車情報を作成し、商品を搬入すべき前記店舗端末に商品情報と乗車情報とを含む商品の配送要求を送信し、
前記ハンディ端末は、前記発注管理サーバから送信された商品配達情報を受信し、受信した商品配達情報に基づき商品の配送を指示し、
前記ハンディ端末は、前記リーダ/ライタを介して、前記携帯端末が前記発注管理サーバから受信した電子注文受領書データ内の個人情報を読み取り、読み取った個人情報と、受信した商品配達情報内の個人情報とを照合し、
前記ハンディ端末は、照合した場合に商品の受け渡し許可を示す情報を表示し、及び、前記リーダ/ライタを介して前記携帯端末の電子注文受領書に商品が受け渡されたことを示す受け渡し完了情報を書き込む
前記輸送機関内販売支援システムが提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、輸送機関内販売支援システムの全体構成ブロック図である。輸送機関内販売支援システムは、乗客(注文者)が所持する携帯端末1と、商品発注システム2と、各店舗に設置される受信端末3と、列車内で使用されるハンディ端末4とを備える。商品発注システム2は、Webサーバ2aと、発注管理サーバ2bと、販売商品情報データベース2cと、注文情報データベース2dと、個人情報データベース2eと、ダイヤ情報データベース2fと、ハンディ端末情報データベース2gとを有する。なお、図1には、携帯端末1及び受信端末3は1台しか示されていないが、Webサーバ2a及び/又は発注管理サーバ2bと通信可能な、複数の携帯端末1及び受信端末3を備えることができる。
【0014】
携帯端末1は、個人情報及び電子乗車券が記憶されたICチップを有する。ICチップには、商品の注文を受けたことを示し、注文者本人であることを認証するための電子注文受領書がさらに記憶される。なお、ICチップ内に記憶される個人情報、電子乗車券情報、電子注文受領書は、耐タンパ性を有する。また、携帯端末1は、商品発注システム2と通信するための通信機能、販売商品を閲覧するためのWebブラウザを有する端末でもある。携帯端末1は、購入希望の商品及び数量を指定する商品情報と、商品の希望受取駅又は時刻を示す受け渡し情報と、ICチップ内の個人情報及び電子乗車券情報とを含む注文情報を発注管理サーバ2bへ送信する。なお、本実施の形態においてはWebブラウザを用いて販売商品を閲覧し購入する商品を選択するが、これ以外にも適宜の手段により販売商品を閲覧してもよい。
【0015】
商品発注システム2は、例えば、注文の受付、商品の配送要求、ハンディ端末4へ個人情報等の送信、携帯端末1へ電子注文受領書の送信等を行う。Webサーバ2aは、携帯端末1からの要求に従い販売商品情報を送信する。例えば、Webサーバ2aは、販売商品情報データベース2cと連動してデータベース内に格納される商品名、商品価格、商品画像等を含む販売商品情報を携帯端末1に送信し、携帯端末1に商品選択画面を提供する。乗客は、商品選択画面に表示された商品の中から購入する商品を選択する。Webサーバ2aは、Webサーバ2a機能を有する適宜のホストコンピュータを用いることができる。
【0016】
発注管理サーバ2bは、携帯端末1より注文情報を受信し、受信した注文情報に注文番号、注文日時を付加し、注文情報データベース2dに記憶する。発注管理サーバ2bは、注文情報と個人情報データベース2e内に個人情報とにより個人認証を行ってもよい。
【0017】
発注管理サーバ2bは、注文情報及びダイヤ情報データベース2f内のダイヤ情報に基づき、希望受取駅の到着時刻を取得し、商品の配送要求送信から列車へ商品を配送するまでに必要な、予め定められた搬入所要時間を考慮して注文された商品を搬入可能な停車駅を選出する。また、発注管理サーバ2bは、選出した停車駅の中から、在庫状況、列車の停車時間、列車の到着時間などの予め定められた基準に従い商品を搬入する停車駅を決定し、決定した駅に対応する店舗に商品の配送要求を送信する。
【0018】
発注管理サーバ2bは、注文情報内の、注文番号、注文者ID(識別子)、商品番号、商品名、商品価格、数量、希望受取駅、乗車列車IDを含む電子注文受領書を作成し、携帯端末1へ送信する機能を有する。また、発注管理サーバ2bは、ハンディ端末情報データベース2gが有する通信先に基づき、注文者が乗車する列車において使用されるハンディ端末4を特定し、例えば、個人ID等を含む商品配達情報を送信する機能を有する。発注管理サーバ2bは、商品代金の前払いを行う際には、STORED FARE又は対応クレジットカードを用いた決済処理を行う。支払時に顧客はSTORED FAREにて支払処理を行うか、クレジットにて支払処理を行うか指定する。STORED FAREにて決済を行う場合、携帯端末1のICチップ内に予め支払った金額に応じ電磁的に書き込まれた情報(STORED FAREバリュー情報)に対し、決済用端末にて引き去り処理を行う。また、クレジットで決済を行う場合には、携帯端末1のICチップ内に予め登録済みのクレジット情報にて決済を行う。
【0019】
受信端末3は、発注管理サーバ2bから商品情報及び列車情報を含む配送要求を受信し、商品の取り寄せ、配送を指示する。例えば、受信端末3は、受信した商品情報に基づき、商品名毎の数量、配送する列車の到着時刻等を表示して配送を指示する。受信端末3は、例えば、駅の各店舗や、列車に商品を配送可能な駅周辺の店舗又は販売元に設置される。なお、受信端末3は、少なくとも情報を受信する機能を有していればよく、送信機能等、他の機能を備えていてもよい。
【0020】
ハンディ端末4は、携帯端末1のICチップに記憶された情報を読み取り及び/又は書き込むリーダ/ライタを有し、列車内で販売員によって使用される携帯可能な端末である。ハンディ端末4は、リーダ/ライタを介して携帯端末1のICチップに記憶されている電子注文受領書内の個人情報を読み取り、読み取った個人情報と、発注管理サーバ2bより受信した注文情報内の個人情報とを照合する機能を有する。照合に用いる個人情報としては、例えば、個人IDを用いることができる。
【0021】
また、ハンディ端末4は、発注管理サーバ2bより受信した商品配達情報内の商品情報、電子乗車券情報、受け渡し情報に基づき、商品の受け渡しを指示する。例えば、ハンディ端末4は、注文情報内の商品名、数量、座席情報、希望受取駅又は時刻等を適宜のタイミングで表示し、商品の受け渡しを指示する。列車内の販売員は、ハンディ端末4の指示に従い、希望受取駅又は時刻で注文された商品を座席に届ける。なお、商品の受け渡しの指示は、ハンディ端末4以外にも、列車内に設置された車内コンピュータ等の端末により行うこともできる。
【0022】
図2は、携帯端末1のICチップに格納される情報のフォーマット図である。ICチップには、例えば、チップ製造番号と、個人ID、氏名、性別等の個人情報と、電子乗車券情報と、電子注文受領書とが記憶される。図2には、チップ製造番号ごとに個人情報等が記憶されているが、ひとつのチップに個人情報と、ひとつ又は複数の電子乗車券情報及び電子注文受領書とが記憶されてもよい。電子乗車券情報は、例えば、乗車する列車ID、座席情報、乗車駅、降車駅、乗車日時等を含む。また、電子注文受領書は、例えば、注文番号と、注文者ID、商品番号、商品名、商品価格、数量、希望受取駅又は時刻、乗車列車ID、受け渡し完了情報を含む。受け渡し完了情報は、注文された商品が注文者に届けられた時に、ハンディ端末4によって受け渡し完了を示す適宜の情報が書き込まれる。
【0023】
図3及び図4は、商品発注システム2が有するデータベースに格納される情報のフォーマット図である。図3は、販売商品情報、注文情報、個人情報データベースのデータフォーマットである。商品情報データベース2cは、列車内で販売する商品の商品番号G−1、商品名G−2、商品価格G−3、商品画像G−4を有する。注文情報データベース2dは、注文番号O−1、注文者ID(O−2)、注文者名O−3、注文日時O−4、商品番号O−5、商品名O−6、商品価格O−7、数量O−8、希望受取駅O−9、乗車列車ID(O−10)、座席情報O−11を有する。なお、希望受取駅O−9は、希望受取時刻であってもよい。また、個人情報データベース2eは、個人ID(P−1)、氏名P−2、性別P−3、注文番号履歴P−4を有する。注文番号履歴P−4は、例えば、発注管理サーバ2bが携帯端末1から注文情報を受信した場合に、注文情報データベース2dの注文番号と対応した番号が記憶される。
【0024】
図4は、ダイヤ情報、ハンディ端末情報データベースのデータフォーマットである。ダイヤ情報データベース2fは、列車ID(D−1)、列車名D−2、停車駅名1(D−3)、停車駅名1の到着時刻1(D−4)及び出発時刻1(D−5)、停車駅名2(D−6)、停車駅名2の到着時刻2(D−7)及び出発時刻2(D−8)を有する。停車駅名、到着時刻、出発時刻は、該当する列車が停車する駅の数だけ記憶される。
【0025】
ハンディ端末情報データベース2gは、ハンディ端末4番号H−1、搭載列車ID(H−2)、搭載列車名H−3、通信先H−4を有する。通信先H−4は、例えば、ハンディ端末4又は車内に設置された端末のIPアドレスが記憶される。なお、各データベースに記憶される情報は一例であり、上述の情報を全て含む必要はなく、適宜の情報を選択してもよい。また、上述以外の情報を含めることもできる。
【0026】
図5は、輸送機関内販売支援システムによる商品販売のフローチャートである。本実施の形態では、乗客が列車内での商品の受け渡しを希望した場合に、携帯端末1は、乗車前後の一定期間内に商品閲覧画面の表示及び注文情報の送信を行い、ハンディ端末4による列車内で個人認証後、商品が受け渡される。
【0027】
まず、携帯端末1は、乗車前後の一定期間内に乗客の操作等によりWebサーバ2aにアクセスし、販売商品情報データベース2c内の販売商品情報を取得して、例えば、商品名、商品価格、商品画像等を表示する(ステップ1)。携帯端末1は、表示した商品の中から乗客が選択した商品及び数量等の商品情報を入力する(ステップ2)。なお、乗客は、例えば携帯端末1が備えるキーやボタン等を用いて商品を選択することができる。
【0028】
また、携帯端末1は、受け渡し情報として希望受取駅又は希望受取希望を指定するよう表示し、受け渡し情報を入力する(ステップ3)。携帯端末1は、ICチップから個人情報及び電子乗車券情報を読み出し、読み出した個人情報及び電子乗車券情報と、ステップ2及び3で入力した商品情報及び受け渡し情報とを含む注文情報を作成し、通信機能により作成した注文情報を発注管理サーバ2bに送信する(ステップ4)。
【0029】
発注管理サーバ2bは、携帯端末1から送信された注文情報を受信する(ステップ5)。また、発注管理サーバ2bは、受信した注文情報を注文情報データベース2dに記憶する。例えば、発注管理サーバ2bは、適宜の注文番号と注文情報を受信した注文日時とを付加し、受信した注文者ID、注文者名、商品番号、商品名、商品価格、数量、希望受取駅又は時刻、乗車列車ID、座席情報を記憶する。なお、記憶する注文者ID及び注文者名は、受信した個人情報内の個人ID及び氏名を用いる事ができる。また、注文者IDは、受信した個人IDを用いる以外にも、発注管理サーバ2bが作成する適宜の識別子であってもよい。
【0030】
次に、発注管理サーバ2bは、個人認証及び搬入店舗の選出を行う(ステップ6)。発注管理サーバ2bは、受信した注文情報内の個人情報と、個人情報データベース2e内の該当する個人情報を用いて個人認証を行う。発注管理サーバ2bは、認証されない場合、注文の受付不可を示す情報を携帯端末1へ送信し、注文情報を廃棄する。また、発注管理サーバ2bは、認証後、個人情報データベース2eの該当する個人IDに対応した注文番号履歴欄に、ステップ5で付加した注文番号を記憶してもよい。なお、ここでの個人認証は省略することもできる。
【0031】
発注管理サーバ2bは、商品情報、受け渡し情報、電子乗車券情報に基づき、ダイヤ情報データベース2f等を参照して商品を搬入する最適な駅を選出する。例えば、発注管理サーバ2bは、注文情報内の希望受取駅、乗車列車IDに基づきダイヤ情報データベース2fを参照し、列車IDが乗車列車IDと一致し、且つ、停車駅名が希望受取駅と一致するエントリを検索し、該当するエントリの到着時刻、すなわち希望受取駅の到着時刻を取得する。発注管理サーバ2bは、さらに、商品の配送要求送信から列車へ商品を配送するまでに必要な、予め定められた搬入所要時間を考慮し、搬入する駅の候補をひとつ又は複数選出する。例えば、発注管理サーバ2bは、現在時刻から搬入所要時間経過した時刻から希望受取駅の到着時刻(又は、到着時刻の所定時間前)の間に停車する駅を候補として選出する。
【0032】
発注管理サーバ2bは、例えば、店舗の商品在庫を管理する各店舗の端末又は商品発注システム2等に設置され、商品番号又は商品名に対応して在庫数が店舗毎に記憶された適宜のサーバにアクセスし、選出された搬入駅に対応する店舗の在庫情報を確認する。また、発注管理サーバ2bは、在庫情報、停車時間、店舗規模、列車の到着時刻等の所定の基準に従い、選択した停車駅の中から商品を搬入する最適な駅を決定する。例えば、発注管理サーバ2bは、在庫の多い店舗のある駅や、到着時刻の最も早い駅又は希望受取時刻に近い駅等を選ぶ事ができる。
【0033】
なお、商品を搬入する駅がない場合、発注管理サーバ2bは、注文の受付不可を示す情報を携帯端末1へ送信し、注文情報を廃棄してもよい。なお、上述の駅の選出例以外にも、適宜の方法により商品を搬入する駅を決定してもよい。また、列車内に在庫がある場合などは、搬入する駅の選出を省略することもできる。
【0034】
次に、発注管理サーバ2bは、注文情報をもとにSTORED FARE・対応クレジットで商品代金の前払い処理を行う(ステップ7)。なお、発注管理サーバ2bは、STORED FARE・対応クレジットの処理を行う外部のサーバに処理依頼を送信し、該サーバから処理結果を受信するようにしてもよい。また、発注管理サーバ2bは、前払い処理が正常に行われなかった場合、注文の受付不可を示す情報を携帯端末1へ送信し、注文情報を廃棄してもよい。
【0035】
発注管理サーバ2bは、前払い処理終了後、注文情報に基づき、個人情報を含む電子注文受領書を作成し、該当する携帯端末1に返信する(ステップ8)。携帯端末1は、電子注文受領書を受信し、ICチップに記憶する。なお、電子注文受領書は、例えば、注文番号、注文者ID、商品番号、商品名、商品価格、数量、希望受取駅、乗車列車IDを含む。
【0036】
また、発注管理サーバ2bは、ハンディ端末情報データベース2gが有する通信先に基づき、ハンディ端末4に商品配達情報を送信する(ステップ9)。例えば、発注管理サーバ2bは、電子乗車券情報の列車IDの基づきハンディ端末情報データベース2gを参照して、列車IDに対応するハンディ端末4の通信先(IPアドレス等)をひとつ又は複数取得する。また、発注管理サーバ2bは、注文情報に基づき、個人情報、商品名、数量、座席情報、受け渡し情報等を含む商品配達情報を作成し、取得した通信先に従いハンディ端末4に商品配達情報を送信する。なお、発注管理サーバ2bは、該当する列車に備えられた車内コンピュータに商品配達情報を送信し、ハンディ端末4は、車内コンピュータから商品配達情報を受信するようにしてもよい。
【0037】
次に、発注管理サーバ2bは、乗車列車ID及び/又は到着時刻を含む乗車情報を、電子乗車券情報とダイヤ情報に基づき作成する。そして、発注管理サーバ2bは、ステップ6で選出した商品を搬入する最適な駅の店舗の受信端末3に、商品情報と乗車情報とを含む配送要求を送信する(ステップ10)。その際、発注管理サーバ2bは、図7に示すような停車駅S−1に対応して店舗ID(S−2)と店舗アドレスS−3が記憶されたファイルを参照し、その店舗アドレスに従い配送要求を送信する。
【0038】
店舗の受信端末3は、発注管理サーバ2bから配送要求を受信し(ステップ11)、商品の取り寄せ、配送を指示する(ステップ12)。例えば、受信端末3は、受信した配送要求に基づき、商品名毎の数量、配送する列車のID及び到着時刻等を表示し、配送を指示する。店舗では、店員等により該当する商品が調達され、指示された列車に配送される(ステップ13)。配送された商品は、列車内販売員等により停車中に列車に搬入され、列車内に保管される(ステップ14)。
【0039】
一方、ハンディ端末4は、ステップ9で発注管理サーバ2が送信した商品配達情報を受信する(ステップ15)。また、ハンディ端末4は、受信した商品配達情報をメモリに記憶する。ハンディ端末4は、適宜のタイミングで、メモリに記憶した商品配達情報を読み出し、商品名、数量、座席情報、受け渡し情報等を表示して商品の配達を指示する。例えば、ハンディ端末4は、注文者が指定した希望受取駅への到着時刻、又は、希望受取時刻の所定時間前になると、商品の配達を指示するようにしてもよい。なお、商品の配達の指示は、列車内に設置された車内コンピュータ等の適宜の端末が行ってもよい。
【0040】
列車が注文者に指定された希望受取駅に到着、又は、希望受取時刻になると(又はそれらの所定時間前になると)列車内販売員は、ハンディ端末4が表示する座席情報に従い車内を巡回し、注文された商品を注文者に届ける。商品受け渡し時に、販売員等によってハンディ端末4と携帯端末1が近づけられることで、ハンディ端末4は、携帯端末1のICチップに記憶されている電子注文受領書内の個人情報を、リーダ/ライタを介して読み取る。ハンディ端末4は、メモリから注文情報を読み出し、読み出した注文情報内の個人情報と、携帯端末1から読み取った個人情報とを照合することにより注文者本人であることを認証する(ステップ16)。認証後、ハンディ端末4は、商品の受け渡し許可を示す情報を表示し、販売員は、表示を確認した後に商品を受け渡す。また、ハンディ端末4は、商品の受け渡し済みを示す受け渡し完了情報をリーダ/ライタを介してICチップ内の電子注文受領書に書き込む(ステップ17)。
【0041】
なお、上述の実施の形態では、代金の前払い処理を行っているが、商品の受け渡し時に現金又はクレジットにより代金の決済を行ってもよいし、前払いか受け渡し時の支払いかを選択することもできる。この場合、発注管理サーバ2bは、前払い処理を行った場合に、代金が支払済みであることを示す支払情報を電子注文受領書に含めて携帯端末1に返信し、ハンディ端末4は、携帯端末1から読み取った電子注文受領書の支払情報に従い、代金が支払われているか否かを表示する。
【0042】
また、上述の実施の形態では、発注管理サーバ2bは、注文情報を受信する毎に店舗の受信端末3及びハンディ端末4への送信を行っているが、該当する受信端末3毎に配送要求をメモリに記憶し、また、ハンディ端末4毎に注文情報をメモリに記憶し、適宜のタイミングでメモリに記憶された情報を一括して受信端末3及びハンディ端末4に送信するようにしてもよい。
【0043】
図6は、列車内販売支援システムにおけるデータ遷移を示すブロック図である。図6は、乗客が列車内で商品の受け渡しを希望して携帯端末1より注文情報を発信し、発注管理サーバ2bが注文を受信して各情報をハンディ端末4及び店舗の受信端末3に送信し、販売員が有するハンディ端末4により購入者の認証を行うまでのデータ遷移を示したブロック図である。
【0044】
注文情報30Aは、電子乗車券情報30Bと、個人情報30Cと、購入希望商品を含む商品情報30Dと、希望受取駅又は希望受取時刻を含む受け渡し情報30Eとを含む。また、電子注文受領書30Fは、注文情報30Aより作成される。
【0045】
乗客が商品を注文する際、携帯端末1は、乗客により指定された商品情報30D、受け渡し情報30Eを入力し、ICチップに記憶されている電子乗車券情報30B及び個人情報30Cを付加して注文情報30Aを作成する(301)(図5ステップ1〜3対応)。携帯端末1は、作成した注文情報30Aを発注管理サーバ2bに送信する(302)(図5ステップ4対応)。発注管理サーバ2bは、注文情報30Aを受信後(図5ステップ5対応)、注文情報30Aが有する個人情報30Cを用いて個人認証及び決済処理を行う(図5ステップ6、7対応)。また、発注管理サーバ2bは、注文情報30Aが有する商品情報30D、個人情報30C等により電子注文受領書30Fを作成する(303)。発注管理サーバ2bは、電子注文受領書30Fを携帯端末1へ送信し、携帯端末1は、受信した電子注文受領書30FをICチップに格納する(304)(図5ステップ8対応)。また、発注管理サーバ2bは、個人情報30Cを含む商品配達情報をハンディ端末4へ送信し、ハンディ端末4は、受信した商品配達情報を格納する(305)(図5ステップ9、15対応)。発注管理サーバ2bは、注文情報30Aが有する電子乗車券情報30B、受け渡し情報30E、商品情報30Dに基づき配送に最適な店舗を選択し、選択した店舗に商品情報30D及び電子乗車券情報30B内の列車ID及び/又は受け渡し情報30Eを送信して商品の配送要求を行う(306)(図5ステップ10〜14対応)。商品受け渡し時に、ハンディ端末4は、リーダ/ライタにより携帯端末1のICチップから電子注文受領書30Fを読み取り、ハンディ端末4が保持する注文情報30A内の個人情報30Cと照合し認証を行う(図5ステップ16)。認証後、ハンディ端末4は、リーダ/ライタにより携帯端末1のICチップが保持する電子注文受領書30Fに商品受け渡し済みを示す受け渡し完了情報を書き込む(307)。
【0046】
なお、上述の実施の形態においては、乗客の操作端末として携帯端末1を用いているが、携帯端末1の代わりに個人情報及び電子乗車券情報を有するICチップが接続されたパーソナルコンピュータ等を使用してもよい。この場合、Webサーバ2a、発注管理サーバ2b、各種データベース2c、2d、2e、2f、受信端末3、ハンディ端末4は、上述と同様のものをそのまま使用することができる。また、本実施の形態では、列車内での商品の販売について説明したが、商品に限らず各種サービスについても同様のシステムにより注文を受け付けることが可能である。また、本実施の形態におけるシステムは、列車以外の輸送機関にも適用可能である。
【0047】
【発明の効果】
本発明によると、購入者本人の特定を確実且つ容易に行うことができる輸送機関内販売支援システムを提供することができる。また、本発明によると、高額商品や各地の特産品等、購入する商品の選択肢が広く、より利便性の高い輸送機関内販売支援システムを提供することができる。さらに、本発明によると、列車内の在庫の過不足を解消し、購入者への確実な商品販売を支援する輸送機関内販売支援システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】輸送機関内販売支援システムの全体構成ブロック図。
【図2】携帯端末のICチップに格納される情報のフォーマット図。
【図3】販売商品情報、注文情報、個人情報データベースのデータフォーマット。
【図4】ダイヤ情報、ハンディ端末情報データベースのデータフォーマット。
【図5】商品販売のフローチャート。
【図6】データ遷移を示すブロック図。
【図7】店舗アドレスファイルのデータフォーマット。
【符号の説明】
1 携帯端末
2 商品発注システム
2a Webサーバ
2b 発注管理サーバ
2c 販売商品情報データベース
2d 注文情報データベース
2e 個人情報データベース
2f ダイヤ情報データベース
2g ハンディ端末情報データベース
3 受信端末
4 ハンディ端末

Claims (8)

  1. 電子乗車券情報及び個人情報が記憶されたICチップを有する携帯端末からの商品又はサービスの注文を受け付け、輸送機関内で商品を販売又はサービスを提供するための輸送機関内販売支援システムにおいて、
    前記携帯端末のICチップから情報を読み取り及び/又はICチップに情報を書き込むリーダ/ライタを有するハンディ端末と、
    駅又は駅に商品を配送可能な店舗若しくは販売元に設置され、要求された商品の取り寄せ及び配送を指示する店舗端末と、
    前記ハンディ端末が搭載される列車の識別子に対応して、該ハンディ端末に情報を送信するためのアドレス情報が記憶されたハンディ端末情報データベースと、列車の識別子毎に、停車駅及び停車駅の到着時刻及び/又は発車時刻を含むダイヤ情報が記憶されたダイヤ情報データベースとを有し、前記携帯端末からの商品の注文と、前記ハンディ端末及び前記店舗端末を用いた商品の販売を支援するための発注管理サーバと
    を備え、
    前記発注管理サーバは、乗車前後の所定時間内に、注文された商品又はサービスを示す商品情報と、注文された商品又はサービスの受取駅又は時刻を示す受け渡し情報と、前記携帯端末のICチップに予め記憶されている個人情報及び電子乗車券情報と、を含む注文情報を前記携帯端末から受信し、
    前記発注管理サーバは、商品情報、受け渡し情報、電子乗車券情報に基づき前記ダイヤ情報データベースを参照し、注文された商品を輸送機関に搬入すべき駅を決定し、決定した駅に対応する前記店舗端末を決定し、
    前記発注管理サーバは、受信した注文情報を含む、注文受領を示すための電子注文受領書データを作成して、該データを前記携帯端末に送信し、
    前記発注管理サーバは、前記ハンディ端末情報データベースを参照し、電子乗車券情報が示す列車の識別子に対応する前記ハンディ端末のアドレス情報に従い、注文情報を含む、商品を配達するための商品配達情報を前記ハンディ端末に送信し、
    前記発注管理サーバは、電子乗車券情報とダイヤ情報に基づき乗車情報を作成し、商品を搬入すべき前記店舗端末に商品情報と乗車情報とを含む商品の配送要求を送信し、
    前記ハンディ端末は、前記発注管理サーバから送信された商品配達情報を受信し、受信した商品配達情報に基づき商品の配送を指示し、
    前記ハンディ端末は、前記リーダ/ライタを介して、前記携帯端末が前記発注管理サーバから受信した電子注文受領書データ内の個人情報を読み取り、読み取った個人情報と、受信した商品配達情報内の個人情報とを照合し、
    前記ハンディ端末は、照合した場合に商品の受け渡し許可を示す情報を表示し、及び、前記リーダ/ライタを介して前記携帯端末の電子注文受領書に商品が受け渡されたことを示す受け渡し完了情報を書き込む
    前記輸送機関内販売支援システム。
  2. 前記ハンディ端末により照合される個人情報は、前記携帯端末から送信された注文情報内に含まれる個人識別子、又は、前記発注管理サーバが割り当てた注文者識別子を含む請求項1に記載の輸送機関内販売支援システム。
  3. 前記商品配達情報は、個人情報と、商品名及び数量を含む商品情報と、電子乗車券情報に基づく座席情報とが含まれ、
    前記ハンディ端末は、注文者の座席に商品が届けられるようにするため、受信した商品情報及び座席情報を表示して商品の配送を指示する請求項1又は2に記載の輸送機関内販売支援システム。
  4. 前記店舗端末は、前記発注管理サーバからの配送要求を受信し、受信した配送要求に基づき商品の取り寄せ及び配送を指示する請求項1乃至3のいずれかに記載の輸送機関内販売支援システム。
  5. 前記発注管理サーバは、受け渡し情報内の希望受取駅及び電子乗車券情報内の乗車列車識別子に基づきダイヤ情報データベースを参照し、列車識別子が乗車列車識別子と一致し、且つ、停車駅が希望受取駅と一致するエントリを検索し、該当するエントリの到着時刻を取得し、
    商品の配送要求送信から輸送機関へ商品を配送するまでに必要な、予め定められた搬入所要時間と取得した到着時刻に基づきひとつ又は複数の停車駅を選出し、
    選出した停車駅の中から、所定の基準に従い商品を搬入する適当な駅を決定する請求項1乃至4のいずれかに記載の輸送機関内販売支援システム。
  6. 前記発注管理サーバは、選出した停車駅に対応する店舗における、注文された商品の在庫情報を確認し、該在庫情報、列車の停車時間、列車の到着時刻のいずれか又は複数に従い商品を搬入する適当な駅を決定する請求項5に記載の輸送機関内販売支援システム。
  7. 前記発注管理サーバは、受信した注文情報内の商品情報に基づき、代金の決済処理を行う請求項1乃至6のいずれかに記載の輸送機関内販売支援システム。
  8. 前記発注管理サーバが受信する注文情報は、前記携帯端末のICチップに記憶されている予め支払った金額を示すプリペイド情報を含み、
    前記発注管理サーバは、受信した商品情報及びプリペイド情報に基づき代金の決済処理を行う請求項7に記載の輸送機関内販売支援システム。
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