JP5819264B2 - 発泡成形品およびその製造方法 - Google Patents
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Description
芯材と表皮材との間に、発泡成形時に両者を直接位置規制することが可能な直接位置規制部が設けられ、
該直接位置規制部が、製品の外形よりも内側で且つ製品の開口部となる位置またはその周辺に形成され、
前記直接位置規制部が、芯材と表皮材とに設けられた開口形成用凹部の内側に収まるように設置され、
前記直接位置規制部が、芯材と表皮材との一方に設けた位置規制用凹部と、他方に設けた位置規制用凸部とを有しており、
前記位置規制用凹部と、前記位置規制用凸部とが、シール部を有して密着状態で嵌合されており、
前記シール部が、芯材または表皮材の板厚によって制限されないシール幅で密接される円錐状または円錐台状のシール面と、漏斗状のシール面とを有していることを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、上記において、シール部の奥側に樹脂溜め部が設けられていることを特徴とする。
芯材と表皮材との間に、直接位置規制部を設けて、
芯材と表皮材とを、直接位置規制部によって直接位置規制させることにより、
発泡成形品における芯材と表皮材との位置ズレを防止し、
該直接位置規制部を、製品の外形よりも内側で且つ製品の開口部となる位置またはその周辺に形成し、
前記直接位置規制部を、芯材と表皮材とに設けられた開口形成用凹部の内側に収まるように設置し、
前記直接位置規制部を、芯材と表皮材との一方に設けた位置規制用凹部と、他方に設けた位置規制用凸部とで構成するようにし、
前記位置規制用凹部と、前記位置規制用凸部とを、シール部を有して密着状態で嵌合させ、
前記シール部は、円錐状または円錐台状のシール面と、漏斗状のシール面とを芯材または表皮材の板厚によって制限されないシール幅に密接させるようにすることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、上記において、シール部の奥側に設けた樹脂溜め部へ発泡圧を逃がすことを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、上記において、前記直接位置規制部を、発泡成形品における製品の外形よりも内側に形成すると共に、発泡成形後に製品の内側に開口部を形成する際に、同時に直接位置規制部の少なくとも一部を除去させることを特徴とする。
請求項6に記載された発明は、上記において、前記発泡成形型に設けた押圧部によって、前記直接位置規制部を押圧保持しながら発泡成形を行うことを特徴とする。
また、発泡成形品の製品の外形よりも内側に直接位置規制部を形成することにより、製品における芯材と表皮材との位置ズレを防止して、芯材と表皮材との位置精度が良い、高品質の製品を得ることができる。
そして、製品の外形の開口部となる位置またはその周辺に直接位置規制部を形成することにより、製品に直接位置規制部の痕跡がほとんど残らないようにすることなどができる。また、開口部周辺における芯材と表皮材との位置精度が特に良くなるので、開口部を他の部品に対する位置決め基準として有効に活用することなどが可能となる。
そして、直接位置規制部が、芯材と表皮材とに設けられた開口形成用凹部の内側に収まるように設置されたことにより、発泡成形後に、発泡成形品の開口形成用凹部に開口部を形成する際に、開口形成用凹部の内側に収まるように設置された直接位置規制部を完全に除去したり、直接位置規制部の少なくとも一部を残したりすることができる。
更に、直接位置規制部が、芯材と表皮材との一方に設けた位置規制用凹部と、他方に設けた位置規制用凸部とを有することにより、位置規制用凹部と、位置規制用凸部との嵌合を利用して、芯材と表皮材との位置ズレを防止することができる。
また、位置規制用凹部と、位置規制用凸部とが、シール部を有することにより、発泡液など(発泡液が発泡してできる泡状流動体(未固化発泡体)やガスや発泡成形型内に残された空気なども含む)が位置規制用凹部と位置規制用凸部との間に不用意に入り込むのを防止することができる。これにより、位置規制用凹部と位置規制用凸部との間に入り込んだ発泡液などにより直接位置規制部が変形して、芯材と表皮材とに位置ズレが生じるのを防止することができる。また、シール部が位置規制用凹部と位置規制用凸部との間に発泡液などが入り込むのを防止することにより、発泡液の使用量を減らすことができる。
この際、シール部が、芯材または表皮材の板厚によって制限されないシール幅で密接される円錐状または円錐台状のシール面と、漏斗状のシール面とを有していることにより、高いシール力を得ることができる。
請求項2に記載された発泡成形品の発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、シール部の奥側に樹脂溜め部を有することにより、万一、発泡液などがシール部を通過してしまったような場合であっても、発泡液などを樹脂溜め部に収容して発泡圧を逃がすことができるようになる。
請求項4に記載された発明によれば、上記構成によって、上記請求項2と同様の作用効果を得ることができる。
請求項5に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、発泡成形品の製品の外形よりも内側に直接位置規制部を形成することにより、製品における芯材と表皮材との位置ズレを防止して、芯材と表皮材との位置精度が良い、高品質の製品を得ることができる。
また、直接位置規制部によって、開口部周辺における芯材と表皮材との位置精度が特に良くなるので、開口部を他の部品に対する位置決め基準などとして有効に活用することが可能となる。
そして、発泡成形後に製品の内側に開口部を形成する際に、同時に直接位置規制部の少なくとも一部を除去させることにより、最終的な製品に直接位置規制部の痕跡がほとんど残らないようにすることなどができる。
請求項6に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、発泡成形型に設けた押圧部によって、直接位置規制部を押圧保持しながら発泡成形を行うことにより、直接位置規制部およびその周辺部分が押圧部によって物理的に拘束されるので、発泡液などによって直接位置規制部が(外側から)変形されてしまったり、変形された直接位置規制部の内部へ発泡液などが入り込んで直接位置規制部が内側から変形したりするような不具合が発生するのを確実に防止することができる。これにより、直接位置規制部の機能を保証することができるようになるので、芯材と表皮材との位置精度の良い、高品質な製品を安定して成形することが可能となる。また、直接位置規制部内への発泡液などの入り込みがなくなるので、その分、発泡液の無駄をなくすことができる。
なお、以上の説明は、上記した従来例のものとほぼ同じである。
以下、本実施の形態を具体化した実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図9は、この実施例およびその変形例を示すものである。
この実施例のものでは、以上のような構成を前提として、以下のような構成を備えるようにしている。
例えば、図1に示すように、芯材2と表皮材4とが発泡層3によって一体化された発泡成形品21に対し、芯材2と表皮材4との間に、発泡成形時に両者(芯材2と表皮材4)を直接位置規制することが可能な直接位置規制部22を設けるようにする。
ここで、上記した「芯材2」は、硬質厚肉の樹脂によって構成される。
上記した「表皮材4」は、軟質薄肉の樹脂によって構成される。
上記した「発泡層3」は、例えば、発泡ウレタンなどの発泡材によって構成される。発泡層3は、芯材2と表皮材4との間に介在されて、芯材2と表皮材4とを一体化するものとされる。発泡層3は、全体としてほぼ均一の肉厚となるように形成される。
上記した「直接位置規制部22」については、後述する。
そして、上記した直接位置規制部22が、製品の外形よりも内側で且つ製品の開口部16となる位置またはその周辺に形成されるようにする。
ここで、「製品の外形」は、通常、発泡成形品21よりも小さなものとされる。これは、発泡成形品21の端末部分に発生した発泡層3のはみ出しなどによる外観不良部分などを除去して、製品の品質を整えるようにするなどのためである。
そして、 好ましくは、図3に示すように、上記した直接位置規制部22は、芯材2と表皮材4とに設けられた開口形成用凹部18の内側に収まるように設置されるものとする。
ここで、上記した「開口形成用凹部18」は、既に上記したように、発泡成形品21に予め設けられた、開口部16を形成するための凹部であり、開口部16よりも一回り程度以上大きいものとされる。
そして、図2に示すように、上記した直接位置規制部22は、芯材2と表皮材4との一方に設けた位置規制用凹部23と、他方に設けた位置規制用凸部24とを有するものとしても良い。
更に、上記した位置規制用凹部23と、上記した位置規制用凸部24とが、シール部25を有して密着状態で嵌合されるようにしても良い。
ここで、上記した「位置規制用凹部23」は、図2、図3の場合、硬質厚肉の芯材2の側に設けられるようにしている。また、「位置規制用凸部24」は、軟質薄肉の表皮材4の側に設けられるようにしている。
シール部25には、線シールや面シールなどが考えられるが、この場合には、発泡液6の発泡圧などを有効に受けられるようにするために、より高いシール力が得られる面シールとするのが好ましい。
或いは、図6(図7〜図9も併せて参照)に示すように、上記した直接位置規制部22は、芯材2に設けた、表皮材4の裏面を支持可能な位置規制用リブ27とすることもできる。
ここで、上記した「位置規制用リブ27」は、開口部16を形成した時に、製品や開口形成用凹部18などに対して、少なくともその一部が残るような位置に設けるのが好ましい。この場合、位置規制用リブ27は、開口形成用凹部18の底面などにおける開口部16となる部分よりも外側の位置に複数個(図7では3個となっているが、これに限るものではない)立設されている。この位置規制用リブ27は、図6に示すように、表皮材4の開口形成用凹部18の辺部やコーナー部などを支持するものなどとされている。この場合、位置規制用リブ27は、表皮材4の開口形成用凹部18の辺部やコーナー部を支持するための傾斜面を有するものなどとされている。
図12に示すように、発泡成形型5にセットされた芯材2と表皮材4との間に、発泡層3の原料となる発泡液6を注入することにより、図1に示すような、芯材2と表皮材4とが発泡層3によって一体化された発泡成形品21を製造するようにする。
この際、芯材2と表皮材4との間に、直接位置規制部22を設けて、芯材2と表皮材4とを、直接位置規制部22によって直接位置規制させることにより、発泡成形品21における芯材2と表皮材4との位置ズレを防止させるようにする。
上記製造方法において、上記した直接位置規制部22を、発泡成形品21における製品の外形よりも内側に形成させるようにする。
そして、発泡成形後に製品の内側に開口部16を形成する際に、(開口部16の内側の部分と)同時に、直接位置規制部22の少なくとも一部を除去させるようにする。
ここで、開口部16から直接位置規制部22を完全に除去するのは、図1〜図5のように、開口部16の中心または中心近傍に直接位置規制部22を形成した場合などとされる。
上記製造方法において、例えば、図2に示すように、発泡成形型5に設けた押圧部31によって、上記した直接位置規制部22を押圧保持しながら発泡成形を行わせるようにしても良い。
ここで、上記した「押圧部31」は、上記したシール部25を発泡成形型5によって直接押圧することができるものとされる。図2の場合には、押圧部31は、発泡雌型8に対して部分的に突設された、位置規制用凸部24と同じ大きさおよび形状をした円錐状の突起部とされる。
上記した発泡成形品21によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
芯材2と表皮材4との間に、発泡成形時に両者を直接位置規制することが可能な直接位置規制部22を設けたことにより、芯材2と表皮材4とを、直接位置規制部22によって直接位置規制させた状態で発泡成形することができるので、発泡成形品21における芯材2と表皮材4との位置ズレを有効に防止することができる。
発泡成形品21の製品の外形よりも内側に直接位置規制部22を形成することにより、製品における芯材2と表皮材4との位置ズレを防止して、芯材2と表皮材4との位置精度が良い、高品質の製品を得ることができる。
そして、製品の外形の開口部16となる位置またはその周辺に直接位置規制部22を形成することにより、製品に直接位置規制部22の痕跡がほとんど残らないようにすることなどができる。また、開口部16周辺における芯材2と表皮材4との位置精度が特に良くなるので、開口部16を他の部品に対する位置決め基準として有効に活用することなどが可能となる。
直接位置規制部22が、芯材2と表皮材4とに設けられた開口形成用凹部18の内側に収まるように設置されたことにより、発泡成形後に、発泡成形品21の開口形成用凹部18に開口部16を形成する際に、開口形成用凹部18の内側に収まるように設置された直接位置規制部22を完全に除去したり、直接位置規制部22の少なくとも一部を残したりすることができる。
直接位置規制部22が、芯材2と表皮材4との一方に設けた位置規制用凹部23と、他方に設けた位置規制用凸部24とを有することにより、位置規制用凹部23と、位置規制用凸部24との嵌合を利用して、芯材2と表皮材4との位置ズレを防止することができる。
また、位置規制用凹部23と、位置規制用凸部24とが、シール部25を有することにより、発泡液6など(発泡液6が発泡してできる泡状流動体(未固化発泡体)やガスや発泡成形型5内に残された空気なども含む)が位置規制用凹部23と位置規制用凸部24との間に不用意に入り込むのを防止することができる。これにより、位置規制用凹部23と位置規制用凸部24との間に入り込んだ発泡液6などにより直接位置規制部22が変形して、芯材2と表皮材4とに位置ズレが生じるのを防止することができる。また、シール部25が位置規制用凹部23と位置規制用凸部24との間に発泡液6などが入り込むのを防止することにより、発泡液6の使用量を減らすことができる。
また、シール部25の奥側に樹脂溜め部26を有することにより、万一、発泡液6がシール部25を通過してしまったような場合であっても、発泡液6などを樹脂溜め部26に収容して発泡圧を逃がすことができるようになる。
直接位置規制部22が、芯材2に設けた、表皮材4の裏面を支持可能な位置規制用リブ27であることにより、芯材2に設けた位置規制用リブ27によって、表皮材4の裏面を確実に支持して、芯材2と表皮材4との位置ズレを防止することができる。
芯材2と表皮材4とを、直接位置規制部22によって直接位置規制させた状態で発泡液6を発泡させることにより、発泡成形品21における芯材2と表皮材4との位置ズレを有効に防止することができる。
発泡成形品21の製品の外形よりも内側に直接位置規制部22を形成することにより、製品における芯材2と表皮材4との位置ズレを防止して、芯材2と表皮材4との位置精度が良い、高品質の製品を得ることができる。
また、直接位置規制部22によって開口部16周辺における芯材2と表皮材4との位置精度が特に良くなるので、開口部16を他の部品に対する位置決め基準として有効に活用することなどが可能となる。
そして、発泡成形後に製品の内側に開口部16を形成する際に、同時に直接位置規制部22の少なくとも一部を除去させることにより、最終的な製品に直接位置規制部22の痕跡がほとんど残らないようにすることなどができる。
発泡成形型5に設けた押圧部31によって、直接位置規制部22を押圧保持しながら発泡成形を行うことにより、直接位置規制部22およびその周辺部分が押圧部31によって物理的に拘束されるので、発泡液6などによって直接位置規制部22が(外側から)変形されてしまったり、変形された直接位置規制部22の内部へ発泡液6などが入り込んで直接位置規制部22が内側から変形したりするような不具合が発生するのを確実に防止することができる。
これにより、直接位置規制部22の機能を保証することができるようになるので、芯材2と表皮材4との位置精度の良い、高品質な製品を安定して成形することが可能となる。
また、直接位置規制部22内への発泡液6などの入り込みがなくなるので、その分、発泡液6の無駄をなくすことができる。
2 芯材
3 発泡層
4 表皮材
5 発泡成形型
6 発泡液
11,12 位置規制部
13,14 位置規制部
15 空調グリル部品
16 開口部
18 開口形成用凹部
21 発泡成形品
22 直接位置規制部
23 位置規制用凹部
24 位置規制用凸部
25 シール部
26 樹脂溜め部
27 位置規制用リブ
28 リブ受部
31 押圧部
32 押圧部
Claims (6)
- 芯材と表皮材とが発泡層によって一体化されている発泡成形品において、
芯材と表皮材との間に、発泡成形時に両者を直接位置規制することが可能な直接位置規制部が設けられ、
該直接位置規制部が、製品の外形よりも内側で且つ製品の開口部となる位置またはその周辺に形成され、
前記直接位置規制部が、芯材と表皮材とに設けられた開口形成用凹部の内側に収まるように設置され、
前記直接位置規制部が、芯材と表皮材との一方に設けた位置規制用凹部と、他方に設けた位置規制用凸部とを有しており、
前記位置規制用凹部と、前記位置規制用凸部とが、シール部を有して密着状態で嵌合されており、
前記シール部が、芯材または表皮材の板厚によって制限されないシール幅で密接される円錐状または円錐台状のシール面と、漏斗状のシール面とを有していることを特徴とする発泡成形品。 - シール部の奥側に樹脂溜め部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の発泡成形品。
- 発泡成形型にセットされた芯材と表皮材との間に、発泡層の原料となる発泡液を注入することにより、芯材と表皮材とが発泡層によって一体化された発泡成形品を製造する発泡成形品の製造方法において、
芯材と表皮材との間に、直接位置規制部を設けて、
芯材と表皮材とを、直接位置規制部によって直接位置規制させることにより、
発泡成形品における芯材と表皮材との位置ズレを防止し、
該直接位置規制部を、製品の外形よりも内側で且つ製品の開口部となる位置またはその周辺に形成し、
前記直接位置規制部を、芯材と表皮材とに設けられた開口形成用凹部の内側に収まるように設置し、
前記直接位置規制部を、芯材と表皮材との一方に設けた位置規制用凹部と、他方に設けた位置規制用凸部とで構成するようにし、
前記位置規制用凹部と、前記位置規制用凸部とを、シール部を有して密着状態で嵌合させ、
前記シール部は、円錐状または円錐台状のシール面と、漏斗状のシール面とを芯材または表皮材の板厚によって制限されないシール幅に密接させるようにすることを特徴とする発泡成形品の製造方法。 - シール部の奥側に設けた樹脂溜め部へ発泡圧を逃がすことを特徴とする請求項3に記載の発泡成形品の製造方法。
- 前記直接位置規制部を、発泡成形品の製品の外形よりも内側に形成すると共に、
発泡成形後に製品の内側に開口部を形成する際に、同時に直接位置規制部の少なくとも一部を除去させることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の発泡成形品の製造方法。 - 前記発泡成形型に設けた押圧部によって、前記直接位置規制部を押圧保持しながら発泡成形を行うことを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載の発泡成形品の製造方法。
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