JP5953605B2 - 発泡成形品およびその製造方法 - Google Patents

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この発明は、端末部分のシール性を向上できるようにした発泡成形品およびその製造方法に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部に、図5に示すような、インストルメントパネルまたはダッシュボードなどと呼ばれる車室前部内装パネル1が設けられている。
このような車室前部内装パネル1には、図6に示すように、芯材2と発泡層3と表皮材4とを一体に有する多層構造の発泡成形品によって構成されるものが存在する(例えば、特許文献1参照)。
ここで、芯材2は硬質厚肉の樹脂によって構成され、発泡層3は、例えば、発泡ウレタンなどの発泡材によって構成され、表皮材4は、軟質薄肉の樹脂によって構成されている。
このような多層構造の車室前部内装パネル1は、図7に示すように、発泡成形装置の発泡成形型5にセットされた芯材2と表皮材4との間に、発泡層3の原料となる発泡液6を注入して、発泡成形型5の内部で発泡液6を発泡させることによって製造されている。
この際、硬質厚肉で形状保持性の高い芯材2が上側となり、軟質薄肉で形状保持性のないまたは形状保持性の低い表皮材4が下側となるように、発泡雄型7および発泡雌型8にそれぞれセットされる。
なお、上記した芯材2と表皮材4とは、発泡成形の際に、発泡成形型5に形成された位置規制部11,12に対して、それぞれ、位置規制部13,14を嵌合させることによって位置規制が行われている。
上記した発泡成形品では、芯材2と表皮材4との端末部分から発泡層3がハミ出さないように、発泡液6などの漏れをシールする必要がある。しかし、発泡液6などの漏れを完全にシールすることは難しいので、従来は、芯材2と表皮材4とを製品の外形よりも一回り程度大きく形成して、発泡成形後の後工程で、発泡成形品における製品の外形よりも外側となる部分を切断除去して製品の外形を整えるようにしていた。
特許第4161165号公報
しかし、発泡成形品を製品の外形よりも大きく作ることは無駄が多いので、発泡成形品を製品と同じ大きさに形成して、切断除去する部分をなくす、または、切断除去する部分を少なくすることが望まれている。
但し、発泡成形品を製品そのものの大きさに発泡成形できるようにするためには、発泡層3のハミ出しによる外観不良などが生じることのないように、上記したシールの問題を十分に解決する必要がある。
例えば、上記した特許文献1では、図8に示すように、芯材2にシール用凹部15を設けると共に、表皮材4の端末部分に、シール用凹部15の幅よりも厚肉で、上記したシール用凹部15に対して強制嵌合可能な強制嵌合用厚肉部16を設けて、シール用凹部15に強制嵌合用厚肉部16を強制嵌合させることにより、シールを行わせるようにしていた。
しかし、シール用凹部15に強制嵌合用厚肉部16を強制嵌合させるようにした場合、シール用凹部15に強制嵌合用厚肉部16が嵌合し難いため、嵌合不良によるシール不良が生じたり、表皮材4に無理な力が加わることによって表皮材4にシワが寄ったりするなどの不具合が生じていた。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、芯材と表皮材とが発泡層によって一体化された発泡成形品において、表皮材の端末部分に、芯材の端末部分へ向かって延びる端部壁を設け、芯材の端末部分に、芯材の裏面側へ凹むシール用凹部を設けると共に、前記端部壁の先端部に、前記シール用凹部に対し、隙間を有して挿入可能なシール用挿入部を設け、該シール用挿入部の内面側に、前記隙間へ強制嵌合されることにより、シール用挿入部の外面を前記シール用凹部の外壁面に対して圧接可能な強制嵌合用張出部を設け、該強制嵌合用張出部が、シール用凹部の延設方向に対し間隔を有して複数備えられたことを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、上記において、前記端部壁が、前記表皮材の他の部分よりも厚肉に構成されたことを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、上記において、前記シール用凹部の外壁面と前記シール用挿入部との間に、発泡層を成形する際に発生するガスを収容可能なガスダクトを設けたことを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、上記において、発泡成形型にセットされた芯材と表皮材との間に、発泡層の原料となる発泡液を注入することにより、芯材と表皮材とが発泡層によって一体化された発泡成形品を製造する発泡成形品の製造方法において、表皮材の端末部分に、芯材の端末部分へ向かって延びる端部壁を設けて、該端部壁の先端部に設けたシール用挿入部を、芯材の端末部分に設けられたシール用凹部に対し隙間を有して嵌合させ、それと同時に、前記シール用挿入部の内面側に、シール用凹部の延設方向に対し間隔を有して複数設けた強制嵌合用張出部を、前記隙間へ強制嵌合することで、シール用挿入部の外面をシール用凹部の外壁面に対し圧接させて、表皮材の端末部分と、芯材の端末部分との間のシールを行わせることを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、上記において、前記シール用凹部の外壁面と前記シール用挿入部との間に設けたガスダクトに、発泡層を成形する際に発生したガスを収容させることを特徴とする。
請求項1に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、シール用挿入部の内面側に、シール用挿入部の外面を前記シール用凹部の外壁面に対して圧接可能な強制嵌合用張出部を設け、該強制嵌合用張出部が、シール用凹部の延設方向に対し間隔を有して複数備えられるようにしたことにより、シール用凹部の延設方向に対してシール用挿入部が、所々で強制嵌合されるものとなるので、場所による強弱を付けることができ、例えば、シール用凹部に対してシール用挿入部を全域で強制嵌合するようにした場合と比べて、シール用凹部に対してシール用挿入部を嵌合し易くすることができる。
また、嵌合時に、表皮材や端部壁に作用する力が、全体としては弱くなるので、例えば、嵌合不良が生じたり、無理な力が加わることによって表皮材にシワが寄ったりするなどの不具合を低減することができる。また、嵌合力とシール性とのバランスを最適化することができるので、必要なシール性を確保することも可能となる。
請求項2に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、端部壁が、表皮材の他の部分よりも厚肉に構成されたことにより、端部壁の形状保持性が増加するので、シール用挿入部をシール用凹部に部分的な強制嵌合を伴って嵌合する際に、端部壁が容易に変形されてしまうのを防止することができる。
また、端部壁が、表皮材の他の部分よりも厚肉に構成されたことにより、例えば、シール用挿入部がシール用凹部の外壁面(外側シール面)から離れてシール状態が容易に解除されてしまわないように、端部壁およびシール用挿入部を形状保持させることができる。
請求項3に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、シール用凹部の外壁面とシール用挿入部との間に設けたガスダクトによって、発泡層を成形する際に発生するガス(や発泡成形型に閉じこめられた空気)などをガスダクトへ収容することができるようになる。これにより、発泡成形型内にガス(や空気など)が残ることによって空隙部が発生するなどの不具合を防止することができるようになる。
請求項4に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、シール用挿入部の内面側に、シール用凹部の延設方向に対し間隔を有して複数設けた強制嵌合用張出部を、上記した隙間へ強制嵌合することで、シール用挿入部の外面をシール用凹部の外壁面に対し圧接させて、表皮材の端末部分と、芯材の端末部分との間のシールを行わせることにより、請求項1と同様の作用効果を得ることができる。
請求項5に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、シール用凹部の外壁面とシール用挿入部との間に設けたガスダクトに、発泡層を成形する際に発生したガスを収容させることにより、請求項3と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の実施例にかかる発泡成形品の端末部分の拡大図(型開状態)である。 図1の型締め状態を示す部分の拡大図である。 芯材の平面図である。 図3のコーナー部分の拡大図である。 車室前部内装パネルの斜視図である。 図5の縦断面図である。 図5の車室前部内装パネルを成形する発泡成形型を示す図である(型開状態)。 発泡成形品のシール構造を示す部分拡大縦断面図である。
自動車などの車両には、車室内の前部に、図5に示すような、インストルメントパネルまたはダッシュボードなどと呼ばれる車室前部内装パネル1が設けられる。
このような車室前部内装パネル1を、図6に示すように、芯材2と発泡層3と表皮材4とを一体に有する多層構造の発泡成形品によって構成する。
このような多層構造の車室前部内装パネル1は、図7に示すように、発泡成形装置の発泡成形型5にセットされた芯材2と表皮材4との間(発泡成形空間)に、発泡層3の原料となる後述するような発泡液6を注入して、発泡成形型5の内部で発泡液6を発泡させることによって製造する。
そして、発泡成形型5は、発泡雄型7と、発泡雌型8とを有しており、この場合、芯材2は発泡雄型7に、表皮材4は発泡雌型8に対してそれぞれセットされるようにしている。
この際、硬質厚肉で形状保持性の高い芯材2が上側となり、軟質薄肉で形状保持性のないまたは形状保持性の低い表皮材4が下側となるように、発泡雄型7および発泡雌型8にそれぞれセットされる。
なお、上記した芯材2と表皮材4とは、発泡成形の際に、発泡成形型5に形成された位置規制部11,12に対して、それぞれ、位置規制部13,14を嵌合させることによって位置規制が行われている。
なお、以上の説明は、上記した従来例のものとほぼ同じである。
この発明は、上記した車室前部内装パネル1などの発泡成形品に対して適用することが可能な、発泡成形品およびその製造方法に関するものである。但し、発泡成形品の適用対象は車室前部内装パネル1のみに限るものではない。
以下、本実施の形態を具体化した実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図4は、この実施例およびその変形例を示すものである。なお、図面の都合上、発泡成形型5の一部を省略している場合がある。
<構成>以下、構成について説明する。
この実施例では、以上のような構成を前提として、以下のような構成を備えるようにしている。
まず、芯材2と表皮材4とが発泡層3(特に図示せず)によって一体化された発泡成形品の構成について説明する。
(構成1)
図1(図2も併せて参照)に示すように、表皮材4の端末部分に、芯材2の端末部分へ向かって延びる端部壁41を設ける。
また、芯材2の端末部分に、芯材2の裏面側へ凹むシール用凹部42を設けると共に、上記端部壁41の先端部に、上記シール用凹部42に対し、隙間43を有して挿入可能なシール用挿入部44を設ける。
そして、このシール用挿入部44の内面側に、上記隙間43へ強制嵌合されることにより、シール用挿入部44の外面を上記シール用凹部42の外壁面45に対して圧接可能な強制嵌合用張出部46を設ける。
そして、この強制嵌合用張出部46が、図3(図4も併せて参照)に示すように、シール用凹部42の延設方向に対し間隔を有して複数備えられるようにする。
(補足説明1)
ここで、上記した「芯材2」は、硬質厚肉の樹脂によって構成される。芯材2は、例外的な部分を除き、全体としてほぼ均一の肉厚となるように形成される。芯材2の端末部分とは、芯材2の周縁部のことである。
上記した「表皮材4」は、軟質薄肉の樹脂によって構成される。表皮材4は、例外的な部分を除き、全体としてほぼ均一の肉厚となるように形成される。表皮材4の端末部分とは、表皮材4の周縁部のことである。
表皮材4は、一般に、パウダースラッシュ成形や真空成形などによって製造されている。
上記したパウダースラッシュ成形は、要するに、加熱した型に対して樹脂粉末を溶融付着させて成形を行うものであり、また、上記した真空成形は、要するに、加熱軟化した熱可塑性樹脂シートを、真空吸引して真空成形型に密着させることにより、熱可塑性樹脂シートを賦形するようにしたものである。パウダースラッシュ成形や真空成形は、均一肉厚の表皮材4を製造するのに適している。
また、表皮材4を、射出成形によって製造することも行われつつある。射出成形は、肉厚の異なる部分を有する表皮材4や、複雑形状の表皮材4などを製造するのに適している。但し、射出成形自体は一般的なものであるが、表皮材4は、軟質薄肉の(しかも大面積の)ものであるため、射出成形によって製造するのは難しく、通常の射出成形よりもはるかに高度の技術が必要になる。
この場合には、表皮材4は、射出成形によって製造するのが好ましい。
上記した「発泡層3」は、例えば、発泡ウレタンなどの発泡材によって構成される。発泡層3は、芯材2と表皮材4との間に介在されて、芯材2と表皮材4とを一体化するものとされる。発泡層3は、例外的な部分を除き、全体としてほぼ均一の肉厚となるように形成される。
上記した「発泡液6」は、例えば、液状の樹脂原料に発泡剤を混合したものなどとされる。発泡液6には、例えば、液状ウレタンなどが使用される。そして、例えば、発泡層3の発泡倍率を5倍にする場合には、発泡液6の注入量は、発泡成形空間の容積の1/5などとする。発泡液6は、発泡すると、ガスを発生し、このガスによって、発泡液6が発泡して泡状流動体(例えば、粘性ウレタンなどの未固化発泡体)ができる。この泡状流動体は、その後、架橋により硬化して発泡層3となる。
上記した「端部壁41」は、表皮材4と一体に形成されて、発泡成形品の端面となると共に、製品の端面ともなるものである。この端部壁41は、芯材2および表皮材4の面に対して面直になるような屈曲形状に形成するのが好ましい。但し、端部壁41は、芯材2および表皮材4の面に対して傾斜するものなどとしても良い。
この場合には、端部壁41の長さは、発泡成形品の厚みとほぼ同じ長さか、それよりも若干短いまたは若干長いものとされる。端部壁41は、発泡成形品の縁部に沿って周方向に連続して延びるものなどとされる。但し、発泡成形品の形状によっては、端部壁41を、周方向に不連続のものとしても良い。
上記した「シール用凹部42」は、芯材2と一体に形成されて、上記した外壁面45と、頂面47と、内壁面48とを有するものとされる。このシール用凹部42は、発泡成形品の縁部に沿って周方向に連続して延びる周溝などとされる。但し、発泡成形品の形状によっては、シール用凹部42を、周方向に不連続のものとしても良い。シール用凹部42は、ほぼ一定の肉厚を有して内外面共に凹形状となるように構成されている。
上記した「隙間43」は、発泡成形品の面方向に対する余裕空間とされる。この隙間43は、少なくとも、端部壁41の厚みに対して十分大きい、比較的広いものとされる。この場合には、端部壁41の厚みとほぼ同程度の大きさの隙間43とされている。
上記した「シール用挿入部44」は、端部壁41の先端部に対して一体に形成された延長部としている。シール用挿入部44は、シール用凹部42の深さとほぼ同じ長さを有するものとされている。
そして、シール用挿入部44の外面は、内方へ向かって上がり勾配に傾斜するシール面とされている。これに対し、シール用凹部42の外壁面45も、内方へ向かって上がり勾配に傾斜する(傾斜した)シール面とされている。そして、シール用挿入部44の外面とシール用凹部42の外壁面45との間に、外壁側強制シール部(シール部S1,S2、図2参照)が形成されるようになっている。
ここで、シール用挿入部44の外面およびシール用凹部42の外壁面45は、図中上下方向と水平方向との両方に対して有効な分力を発生することができるようにするために、上下方向に対して30°〜45°程度の傾斜角度49を有するものとされている。
また、シール用挿入部44の頂部は、幅の狭い水平面とされ、シール用凹部42の頂面47もシール用挿入部44の頂部とほぼ同じ幅かまたは若干広い幅を有するものとされている。
そして、シール用凹部42の内壁面48の少なくとも頂面47側の一部(奥側の部分)は、内方へ向かって下がり勾配に傾斜する傾斜面(奥側傾斜面)とされている。この奥側傾斜面は、上下方向に対して30°〜45°程度の傾斜角度を有するものとされている。
更に、上記した「強制嵌合用張出部46」は、シール用挿入部44の内面側に一体に形成されている。更に、強制嵌合用張出部46は、端部壁41の内面側に対して一体に形成されるようにしても良い。この場合、強制嵌合用張出部46は、シール用挿入部44の頂部から表皮材4の内面へ向かって内方へ拡がるように延びるほぼ楔状のものとされている。強制嵌合用張出部46は、シール用挿入部44の頂部よりも僅かに低い位置から開始されるようになっている。
(1a)更に、上記芯材2が、上記シール用凹部42の内壁面48の縁部に、上記表皮材4側へ向かって延びる突条壁部39を有するようにしても良い。
この「突条壁部39」は、下方へ延びる垂下壁とされる。この突条壁部39は、発泡液6が発泡してできるガスや泡状流動体の流れの一部を、一時的に停止させて、流動速度を抑えたり、流動量を規制したり、流動方向を調整したりするためのものである。この突条壁部39は、両面に所要の型抜き勾配を有する先細り形状のものとされる。この突条壁部39の突出長さは、発泡層3の厚み(発泡成形空間の高さ)の、約1/5〜1/2程度のものなどとされる。
そして、シール用凹部42の内壁面48の突条壁部39側の部分は、上記した奥側傾斜面の傾斜角度と、突条壁部39の型抜き勾配との中間の傾斜角度を有する傾斜面(手前側傾斜面)とされている。そして、これら(内壁面48の奥側傾斜面および手前側傾斜面と、突条壁部39と)は、全体として複数段(この場合には3段)の傾斜面を連ねた複合傾斜面とされている。
そして、上記した強制嵌合用張出部46の内側の縁部は、上記した複合傾斜面に合わせた複合形状を有するものとされている。この場合には、強制嵌合用張出部46の内側の縁部は、奥側傾斜面とほぼ平行な先端側傾斜部と、手前側傾斜面に接する曲線部と、突条壁部39とほぼ平行な奥側傾斜部とを有するものとされている。
そして、この場合、強制嵌合用張出部46は、手前側傾斜面と突条壁部39との少なくとも一方に倣うことにより、外方へ案内されるようになっている。なお、強制嵌合用張出部46は、奥側傾斜面に倣って、外方へ案内されるようにしても良い。
また、シール用凹部42の外壁面45の先端部45a(下端部)は、芯材2の裏面とほぼ同じレベルに位置されており、突条壁部39の先端部(下端部)は、上記した外壁面45の先端部45a(下端部)よりも表皮材4側に位置されるようにしている。
(構成2)
上記端部壁41が、上記表皮材4の他の部分よりも厚肉に構成されるようにする(厚肉端部壁)。
(補足説明2)
ここで、上記した「表皮材4」は、例外的な部分を除き、全体がほぼ等しい肉厚に構成されている。そして、上記した「端部壁41」は、表皮材4の一般的な肉厚の2倍〜4倍程度の厚さに形成される。
(構成3)
上記シール用凹部42の外壁面45と上記シール用挿入部44との間に、発泡層3を成形する際に発生するガスを収容可能なガスダクト101を設けるようにしても良い。
(補足説明3)
ここで、上記した「ガスダクト101」は、上記した発泡液6が発泡してできるガスや発泡成形型5内に閉じこめられた空気などを収容したり逃がしたりするためのものである。
このガスダクト101は、上記した外壁側強制シール部(シール部S1,S2)の内部に設けられる。この場合、ガスダクト101は、シール用凹部42の外壁面45の途中に設けた段部を、シール用挿入部44の外面が塞ぐことによって形成される空間に設けられる。
或いは、ガスダクト101は、シール用挿入部44の外面に図示しない段部を形成することによって設けることもできる。
そして、これらの段部(ガスダクト101)によって、外壁側強制シール部は、二段のシール部S1,S2に分割される。
(3a)更に、芯材2の端末部分に、ガスダクト101に連通して、発泡層3を成形する際に発生するガスを通し、発泡層3の原料となる発泡液6や、この発泡液6が発泡して成る(発泡層3が固化される前の)泡状流動体を通さない大きさの微細なガス通路102が設けられるようにする。
ここで、ガス通路102は、芯材2と表皮材4との間(発泡成形空間)と、ガスダクト101との間を連通するものとされる。
この場合、ガス通路102は、シール用凹部42における外壁面45の奥側の部分と、頂面47と、内壁面48の少なくとも奥側の一部との間に亘って形成される。このガス通路102は、(微細)溝や(微少)孔などとすることができる。
このガス通路102の大きさ(溝幅および溝深さ、または、径寸法)は、発泡成形空間の容積や形状、使用する発泡液6の種類や発泡倍率、成型温度などの各種の条件によって異なるので一概に言うことはできないが、トライアンドエラーなどによって最適に設定することができる。
この実施例の場合、ガス通路102の大きさを直径(または溝深さ)0.3mmとした場合に、発泡液6や、発泡液6が発泡してなる泡状流動体(例えば、粘性ウレタンなどの未固化発泡体)の漏れが生じたが、それよりも小さくすると、これらの漏れをなくせることが、各種の実験によって実際に確認された。
また、発泡液6や泡状流動体の漏れを防止しようとして、ガス通路102を余りにも小さくしてしまうと、ガスや発泡成形型5内に閉じこめられた空気を十分に逃がせなくなってしまうことも確認された。
よって、ガス通路102の大きさは、実用上、概ね直径0.05mm〜0.25mmの範囲で、成形条件に適したものに設定すれば良いことが確認された。
(3b)そして、図3、図4に示すように、上記したガス通路102が間隔を置いて複数本設けられるようにし、ガスダクト101が、複数本のガス通路102の間を連結するように延びる連通空間となるようにするのが好ましい。
この場合、ガスダクト101は、芯材2の端末部分に設けられたシール用凹部42の外壁面45に沿って、周方向に連続して延びるものとされている。
また、ガス通路102は、上記した強制嵌合用張出部46を避けた位置に設けるようにする。
(3c)更に、上記ガスダクト101に、外部へ連通可能な外部連通孔103が接続されるようにする。
この場合、外部連通孔103は、芯材2のコーナー部や辺部の中間部などのような、要所ごとに1箇所または複数箇所設けるようにする。
次に、発泡成形品の製造方法について説明する。
(構成4)
発泡成形型5にセットされた芯材2と表皮材4との間に、発泡層3の原料となる発泡液6を注入することにより、芯材2と表皮材4とが発泡層3によって一体化された発泡成形品を製造する。
この際、表皮材4の端末部分に、芯材2の端末部分へ向かって延びる端部壁41を設けて、この端部壁41の先端部に設けたシール用挿入部44を、芯材2の端末部分に設けられたシール用凹部42に対し隙間43を有して嵌合させる。
それと同時に、上記シール用挿入部44の内面側に、シール用凹部42の延設方向に対し間隔を有して複数設けた強制嵌合用張出部46を、上記隙間43へ強制嵌合することで、シール用挿入部44の外面をシール用凹部42の外壁面45に対し圧接させて、表皮材4の端末部分と、芯材2の端末部分との間のシールを行わせるようにする。
(補足説明4)
上記したシールは、後述する型締工程で行われる。
(構成5)
更に、上記シール用凹部42の外壁面45と上記シール用挿入部44との間に設けたガスダクト101に、発泡層3を成形する際に発生したガスを収容させるようにする。
(補足説明5)
上記したガスダクト101によるガス抜きは、後述する発泡工程で行われる。
<作用>次に、この実施例の作用について説明する。
多層構造の車室前部内装パネル1は、図7に示すように、発泡成形装置の発泡成形型5における、発泡雄型7と発泡雌型8とを開いた状態(型開状態)にして、芯材2を発泡雄型7に、また、表皮材4を発泡雌型8にそれぞれセットする(芯材・表皮材セット工程)。
この際、硬質厚肉で形状保持性の高い芯材2が上側となり、軟質薄肉で形状保持性のないまたは形状保持性の低い表皮材4が下側となるように、発泡雄型7および発泡雌型8にそれぞれセットされる。
次に、発泡成形型5にセットされた芯材2と表皮材4との間に、発泡層3の原料となる発泡液6を注入して、発泡雄型7と発泡雌型8とを型締めする(型締工程)。なお、発泡液6の注入は、発泡成形型5の型締め後に、発泡成形型5に設けた注入口から行わせるようにしても良い。
そして、型締めされた発泡成形型5の内部では、発泡液6が発泡されて、芯材2と表皮材4との間に発泡層3が形成される(発泡工程)。
この際、発泡成形型5の内部では、まず、発泡液6が自重によって型内に拡がり、ある程度拡がったところで、発泡液6からガスが発生されて発泡が開始される。そして、上記したガスが発泡成形型5の内部に拡がろうとすると共に、発泡液6がガスによって発泡された泡状流動体(例えば、粘性ウレタンなどの未固化発泡体)が、ガスを追いかけるようにして発泡成形型5の内部を末端まで拡がろうとする。
そして、上記した型締状態を所定の時間保持することにより、発泡成形型5の内部に末端まで行き届いた泡状流動体が固化したら、発泡成形品ができ上った状態となるので、発泡成形型5を開いて発泡成形型5から成形された発泡成形品を取出すようにする(型開工程および発泡成形品取出工程)。
その後、後工程で発泡成形品における製品にとって必要のない部分を切除することにより、製品が完成される。なお、製品にとって必要ない部分とは、この場合、製品に形成される開口部の内側となる部分などのことである。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(作用効果1)
シール用挿入部44の内面側に、シール用挿入部44の外面を上記シール用凹部42の外壁面45に対して圧接可能な強制嵌合用張出部46を設け、この強制嵌合用張出部46が、シール用凹部42の延設方向に対し間隔を有して複数備えられるようにしたことにより、シール用凹部42の延設方向に対してシール用挿入部44が、所々で強制嵌合されるものとなるので、場所による強弱を付けることができ、例えば、シール用凹部42に対してシール用挿入部44を全域で強制嵌合するようにした場合と比べて、シール用凹部42に対してシール用挿入部44を嵌合し易くすることができる。
また、嵌合時に、表皮材4や端部壁41に作用する力が、全体としては弱くなるので、例えば、嵌合不良が生じたり、無理な力が加わることによって表皮材4にシワが寄ったりするなどの不具合を低減することができる。また、嵌合力とシール性とのバランスを最適化することができるので、必要なシール性を確保することも可能となる。
(1a)芯材2が、シール用凹部42の内壁面48の縁部に、表皮材4側へ向かって延びる突条壁部39を有することにより、発泡層3の原料となる発泡液6(例えば、液状ウレタンなど)が発泡してできるガスや泡状流動体(例えば、粘性ウレタンなど未固化発泡体)の流れの一部を、一時的に停止させて、流動速度を抑えたり、流動量を規制したり、流動方向を調整したりすることにより、これらを発泡成形品の肉厚方向へ向けて緩やかに案内することができる。これにより、ガスや泡状流動体が、シール用挿入部44を、シール用凹部42の内壁面48や外壁面45に対して最適な状態で圧接させるようになるので、十分なシール性を確保することが可能となる。
(作用効果2)
端部壁41が、表皮材4の他の部分よりも厚肉に構成されたことにより、端部壁41の形状保持性が増加するので、シール用挿入部44をシール用凹部42に部分的な強制嵌合を伴って嵌合する際に、端部壁41が容易に変形されてしまうのを防止することができる。
また、端部壁41が、表皮材4の他の部分よりも厚肉に構成されたことにより、例えば、シール用挿入部44がシール用凹部42の外壁面45(外側シール面)から離れてシール状態が容易に解除されてしまわないように、端部壁41およびシール用挿入部44を形状保持させることができる。
(作用効果3)
表皮材4の端末部分と、芯材2の端末部分との間に設けた少なくとも1つのシール部S1,S2によって、発泡層3のハミ出しを防止することができる。
シール用凹部42の外壁面45とシール用挿入部44との間に設けたガスダクト101によって、発泡層3を成形する際に発生するガス(や発泡成形型5に閉じこめられた空気)などをガスダクト101へ収容することができるようになる。これにより、発泡成形型5内にガス(や空気など)が残ることによって空隙部が発生するなどの不具合を防止することができるようになる。
更に、ガスダクト101をシール部S1,S2の内部または複数のシール部S1,S2の間に設けることにより、仮に、ガスダクト101に発泡層3の原料となる発泡液6や、この発泡液6が発泡して成る泡状流動体が流入した場合であっても、発泡液6や泡状流動体が直ちに外部へ漏れてしまうのを防止することができる。
これにより、発泡層3のハミ出しを防止して、得られた発泡成形品の端末部分の外観品質を向上することができ、発泡成形品をそのまま製品とすることが可能となる。
(3a)芯材2の端末部分に、ガスダクト101に連通するガス通路102を設けることにより、ガスダクト101へガスを逃がす経路を確保することができる。
また、ガス通路102を、ガスを通すと共に、発泡液6や泡状流動体を通さない大きさのものとすることにより、ガス通路102を介して発泡液6や泡状流動体が外部に漏れないようにすることができる。
(3b)ガス通路102が間隔を置いて複数本設けられ、ガスダクト101が、複数本のガス通路102の間を連結するように延びる連通空間とされたことにより、芯材2と表皮材4との間の各部に溜まったガスを複数本のガス通路102を介して連通空間となった1箇所のガスダクト101に集めることが可能となる。これにより、ガスを効率的にガスダクト101へ逃がすことができるようになる。
(3c)ガスダクト101に、外部へ連通可能な外部連通孔103が接続されたことにより、ガスダクト101に溜まったガスを、外部連通孔103を介して効率的に外部へ排出することが可能となる。
(作用効果4)
シール用挿入部44の内面側に、シール用凹部42の延設方向に対し間隔を有して複数設けた強制嵌合用張出部46を、上記した隙間43へ強制嵌合することで、シール用挿入部44の外面をシール用凹部42の外壁面45に対し圧接させて、表皮材4の端末部分と、芯材2の端末部分との間のシールを行わせることにより、上記した(作用効果1)と同様の作用効果を得ることができる。
(作用効果5)
シール用凹部42の外壁面45とシール用挿入部44との間に設けたガスダクト101に、発泡層3を成形する際に発生したガスを収容させることにより、上記した(作用効果3)と同様の作用効果を得ることができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 車室前部内装パネル
2 芯材
3 発泡層
4 表皮材
5 発泡成形型
6 発泡液
7 発泡雄型
8 発泡雌型
15 シール用凹部
16 強制嵌合用厚肉部
39 突条壁部
41 端部壁
42 シール用凹部
43 隙間
44 シール用挿入部
45 外壁面
46 強制嵌合用張出部
47 頂面
48 内壁面
49 傾斜角度
101 ガスダクト
102 ガス通路
103 外部連通孔
S1 シール部(第一)
S2 シール部(第二)

Claims (5)

  1. 芯材と表皮材とが発泡層によって一体化された発泡成形品において、
    表皮材の端末部分に、芯材の端末部分へ向かって延びる端部壁を設け、
    芯材の端末部分に、芯材の裏面側へ凹むシール用凹部を設けると共に、
    前記端部壁の先端部に、前記シール用凹部に対し、隙間を有して挿入可能なシール用挿入部を設け、
    該シール用挿入部の内面側に、前記隙間へ強制嵌合されることにより、シール用挿入部の外面を前記シール用凹部の外壁面に対して圧接可能な強制嵌合用張出部を設け、
    該強制嵌合用張出部が、シール用凹部の延設方向に対し間隔を有して複数備えられたことを特徴とする発泡成形品。
  2. 前記端部壁が、前記表皮材の他の部分よりも厚肉に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の発泡成形品。
  3. 前記シール用凹部の外壁面と前記シール用挿入部との間に、発泡層を成形する際に発生するガスを収容可能なガスダクトを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発泡成形品。
  4. 発泡成形型にセットされた芯材と表皮材との間に、発泡層の原料となる発泡液を注入することにより、芯材と表皮材とが発泡層によって一体化された発泡成形品を製造する発泡成形品の製造方法において、
    表皮材の端末部分に、芯材の端末部分へ向かって延びる端部壁を設けて、該端部壁の先端部に設けたシール用挿入部を、芯材の端末部分に設けられたシール用凹部に対し隙間を有して嵌合させ、それと同時に、
    前記シール用挿入部の内面側に、シール用凹部の延設方向に対し間隔を有して複数設けた強制嵌合用張出部を、前記隙間へ強制嵌合することで、シール用挿入部の外面をシール用凹部の外壁面に対し圧接させて、表皮材の端末部分と、芯材の端末部分との間のシールを行わせることを特徴とする発泡成形品の製造方法。
  5. 前記シール用凹部の外壁面と前記シール用挿入部との間に設けたガスダクトに、発泡層を成形する際に発生したガスを収容させることを特徴とする請求項4に記載の発泡成形品の製造方法。
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