JP5818123B2 - 車両側コネクタ - Google Patents
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Description
本発明は、車両側コネクタに関する。
車両に搭載されたバッテリから延びる電線の端末に接続される車両側コネクタとして、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。この車両側コネクタには、電源に接続された充電用コネクタが嵌合可能とされており、車両側コネクタと充電用コネクタとが正規に嵌合することによりバッテリに充電が行われる。
また、車両側コネクタからは、複数の電線が引き出されており、この電線間には、抵抗器を有する中継回路が設けられている。そして、車両側コネクタと充電用コネクタとが嵌合されると、中継回路が閉回路となって、抵抗器に応じた所定の電圧値が車両側のコントローラに伝わることにより、車両側コネクタと充電用コネクタとの接続状態が検出される。このような技術としては、下記特許文献2に記載されている。
ところで、上記のように抵抗器などの電子部品を有する中継回路を構成する場合、例えば、車両側コネクタから引き出されたアース線や信号線などの電線の間に電子部品を半田付けしてモールド加工するから、中継回路を構成する作業工数が多くなってしまう。また、車両側コネクタの取付スペースは、バッテリの大型化に伴いスペースが限られているから、中継回路の省スペース化が切望されていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、中継回路を構成する作業工数を低減させると共に、中継回路の省スペース化を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として本発明は、車両に搭載されたバッテリに接続される車両側コネクタであって、充電用コネクタが嵌合されるハウジングと、前記ハウジングに設けられた複数のキャビティに個別に収容され、前記ハウジングと前記充電用コネクタとが嵌合される際に、前記充電用コネクタに設けられた複数の充電用端子と個別に接続される複数の車両側端子と、前記ハウジングに設けられた収容部に収容され、一端が複数の前記車両側端子のうち一の前記車両側端子に接続され、他端が複数の前記車両側端子のうち前記一端が接続される前記車両側端子とは異なる前記車両側端子に接続される中継回路ユニットと、を備えるところに特徴を有する。
このような構成の車両側コネクタによると、ハウジングに中継回路ユニットを収容することで、複数の車両側端子のうち一の車両側端子と、一の車両側端子とは異なる車両側端子との間に中継回路を設けることができる。これにより、例えば、車両側コネクタから引き出された電線間に中継回路を構成する場合に比べて、中継回路を構成する作業工数を低減させることができる。
また、ハウジングの収容部に中継回路ユニットを収容するから、車両側コネクタから引き出された電線間に中継回路を設ける場合に比べて、中継回路の省スペース化を図ることができる。
また、ハウジングの収容部に中継回路ユニットを収容するから、車両側コネクタから引き出された電線間に中継回路を設ける場合に比べて、中継回路の省スペース化を図ることができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
前記収容部は、前記ハウジングにおいて前記キャビティ間に設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、ハウジングにおいてデッドスペースであるキャビティ間に収容部を設けているので、例えば、ハウジングの外面に収容部を設ける場合に比べて、ハウジングを小型化することができる。
前記収容部は、前記ハウジングにおいて前記キャビティ間に設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、ハウジングにおいてデッドスペースであるキャビティ間に収容部を設けているので、例えば、ハウジングの外面に収容部を設ける場合に比べて、ハウジングを小型化することができる。
前記中継回路ユニットは、一対のリードを有する電子部品と、一方の前記リードに接続される第一中継端子と、他方の前記リードに接続される第二中継端子とを有しており、前記中継回路ユニットが前記収容部に収容されると、前記リードが前記収容部内に設けられた押圧部によって押圧されて、前記第一中継端子および前記第二中継端子に設けられたリード接続部に前記リードがそれぞれ接続される構成としてもよい。
このような構成によると、中継回路ユニットを収容部に収容するだけで、第一中継端子と第二中継端子とが電子部品と接続されて中継回路ユニットを構成することができる。これにより、電子部品のリードに対して各中継端子を半田付けしたり、圧着したりする場合に比べて、リードとリード接続部との接続作業を容易にすることができる。ひいては、リードとリード接続部とを接続する作業工数を低減させることができる。
このような構成によると、中継回路ユニットを収容部に収容するだけで、第一中継端子と第二中継端子とが電子部品と接続されて中継回路ユニットを構成することができる。これにより、電子部品のリードに対して各中継端子を半田付けしたり、圧着したりする場合に比べて、リードとリード接続部との接続作業を容易にすることができる。ひいては、リードとリード接続部とを接続する作業工数を低減させることができる。
前記リード接続部は、前記押圧部に押圧されることにより前記リードが押し込まれて圧接される圧接刃を有している構成としてもよい。
このような構成によると、リードに弾性的に接触する弾性接触片などをリード接続部に設ける場合に比べて、リード接続部の構造を簡素化すると共に、リード接続部の構造を小型化することができる。
このような構成によると、リードに弾性的に接触する弾性接触片などをリード接続部に設ける場合に比べて、リード接続部の構造を簡素化すると共に、リード接続部の構造を小型化することができる。
前記第一中継端子と前記第二中継端子には、前記キャビティ内に張り出す弾性変位可能な端子接続部が設けられており、前記車両側端子が前記キャビティ内に収容されると、前記車両側端子に前記端子接続部が弾性的に接触する構成としてもよい。
このような構成によると、ハウジングのキャビティ内に車両側端子を収容するだけで、各中継端子と車両側端子とを接続することができる。これにより、例えば、中継端子と車両側端子とを半田付けしたり、圧着したりして接続する場合に比べて、各中継端子と車両側端子とを容易に接続することができ、各中継端子と車両側端子とを接続する作業工数を低減させることができる。
このような構成によると、ハウジングのキャビティ内に車両側端子を収容するだけで、各中継端子と車両側端子とを接続することができる。これにより、例えば、中継端子と車両側端子とを半田付けしたり、圧着したりして接続する場合に比べて、各中継端子と車両側端子とを容易に接続することができ、各中継端子と車両側端子とを接続する作業工数を低減させることができる。
前記第一中継端子と前記第二中継端子には、前記リード接続部と前記端子接続部とを繋ぐ繋ぎ部が設けられており、前記繋ぎ部には、前記ハウジングに圧入される圧入突起が設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、繋ぎ部に圧入突起が設けられているから、ハウジングに圧入される圧入片を別途設ける場合に比べて、中継端子の構造を簡素化すると共に、中継端子の構造を小型化することができる。
このような構成によると、繋ぎ部に圧入突起が設けられているから、ハウジングに圧入される圧入片を別途設ける場合に比べて、中継端子の構造を簡素化すると共に、中継端子の構造を小型化することができる。
前記電子部品は、抵抗器であって、前記第一中継端子に接続される前記車両側端子は、車両側アース端子とされ、前記第二中継端子に接続される前記車両側端子は、車両側信号端子とされている構成としてもよい。
このような構成によると、車両側アース端子に接続されるアース線と車両側信号端子に接続される信号線との間に半田などを用いて抵抗器を接続することなく、車両側アース端子と車両側信号端子との間に抵抗回路を設けることができる。
このような構成によると、車両側アース端子に接続されるアース線と車両側信号端子に接続される信号線との間に半田などを用いて抵抗器を接続することなく、車両側アース端子と車両側信号端子との間に抵抗回路を設けることができる。
前記第一中継端子と前記第二中継端子とは、同一形状をなしている構成としてもよい。
このような構成によると、第一中継端子と第二中継端子とを共通部品して利用できるから、第一中継端子と第二中継端子の取り違いを防止することができると共に、部品管理の面から有利である。
このような構成によると、第一中継端子と第二中継端子とを共通部品して利用できるから、第一中継端子と第二中継端子の取り違いを防止することができると共に、部品管理の面から有利である。
本発明によれば、抵抗回路を構成する作業工数を低減させると共に、抵抗回路の省スペース化を図ることができる。
<実施形態>
本発明の実施形態について図1乃至図21を参照して説明する。
本実施形態は、車両に搭載されたバッテリ(図示せず)に接続される車両側コネクタ10であって、この車両側コネクタ10に、電源に接続された充電用コネクタ80を正規に嵌合させて通電することにより、バッテリに充電が行われる。
なお、以下の説明において、上下方向とは図3における上下方向を基準とする。また、前後方向とは図4における左右方向を基準とし、両コネクタ10,80の嵌合方向を基準として、互いに嵌合する側を前側として説明する。
本発明の実施形態について図1乃至図21を参照して説明する。
本実施形態は、車両に搭載されたバッテリ(図示せず)に接続される車両側コネクタ10であって、この車両側コネクタ10に、電源に接続された充電用コネクタ80を正規に嵌合させて通電することにより、バッテリに充電が行われる。
なお、以下の説明において、上下方向とは図3における上下方向を基準とする。また、前後方向とは図4における左右方向を基準とし、両コネクタ10,80の嵌合方向を基準として、互いに嵌合する側を前側として説明する。
充電用コネクタ80は、図21に示すように、車両側コネクタ10に嵌合可能な円筒状をなす充電側嵌合部81が設けられた形態とされている。充電側嵌合部81の内側には、充電側端子83が個別に収容された端子収容筒部84が上下三段で構成されており、上段の二本が電源端子収容筒部84A、中段の二本が信号端子収容筒部84B、下段中央の一本がアース端子収容筒部84Cとされている。
車両側コネクタ10は、図4および図6に示すように、合成樹脂製のハウジング20と、ハウジング20内に収容される複数の車両側端子40と、複数の車両側端子40を一括して抜け止めするリテーナ50とを備えて構成されている。
車両側端子40は、図4および図6に示すように、大まかには細長い丸ピン形状をなしており、一対の電源線(図示せず)にそれぞれ接続される一対の車両側電源端子40Aと、一対の信号線(図示せず)にそれぞれ接続される一対の車両側信号端子40Bと、アース線(図示せず)に接続される車両側アース端子40Cとからなる。また、各車両側端子40は、車両側電源端子40A、車両側アース端子40C、車両側信号端子40Bとなるに連れて、ほぼ同じ形状のまま小径に形成されており、各車両側端子40の基本構成は同一とされている。
車両側端子40は、図4および図6に示すように、大まかには細長い丸ピン形状をなしており、一対の電源線(図示せず)にそれぞれ接続される一対の車両側電源端子40Aと、一対の信号線(図示せず)にそれぞれ接続される一対の車両側信号端子40Bと、アース線(図示せず)に接続される車両側アース端子40Cとからなる。また、各車両側端子40は、車両側電源端子40A、車両側アース端子40C、車両側信号端子40Bとなるに連れて、ほぼ同じ形状のまま小径に形成されており、各車両側端子40の基本構成は同一とされている。
車両側端子40は、金属製の丸棒を母材として圧造、切削等を施すことにより形成されており、充電用コネクタ80の充電側端子83が接続されるピン状接続部41と、ピン状接続部41の後方に連なって設けられた本体部42と、本体部42の後方に連なって設けられた電線接続部43とを備えて構成されている。
各ピン状接続部41は、車両側コネクタ10と充電用コネクタ80とが嵌合されると、対応する充電用コネクタ80の端子収容筒部84内に進入し、充電側端子83と電気的に接続される。また、一部のピン状接続部41の先端には、樹脂製の保護キャップ44が装着されている。
各ピン状接続部41は、車両側コネクタ10と充電用コネクタ80とが嵌合されると、対応する充電用コネクタ80の端子収容筒部84内に進入し、充電側端子83と電気的に接続される。また、一部のピン状接続部41の先端には、樹脂製の保護キャップ44が装着されている。
本体部42は、ピン状接続部41よりも大径の円柱状をなしており、本体部42の外周面にはゴムリング45が嵌着されている。また、本体部42の後端部には、径方向外側に張り出す円形のフランジ部46が周設されている。
電線接続部43は、後方に開口した円筒状に形成されており、電線接続部43内に電線の芯線(図示せず)が挿入されて圧着されるようになっている。
電線接続部43は、後方に開口した円筒状に形成されており、電線接続部43内に電線の芯線(図示せず)が挿入されて圧着されるようになっている。
ハウジング20は、図4および図8に示すように、充電用コネクタ80の充電用嵌合部81が嵌合されるハウジング本体21と、ハウジング本体21に後方から嵌合されるサブハウジング22とを前後方向に組み合わせて構成される。
ハウジング本体21は、図1乃至図4に示すように、車両のボディ(図示せず)に固定される取付板21Aの前面に、充電側嵌合部81が内部に嵌合される略円筒状のコネクタ嵌合部23が設けられ、取付板21Aの後面に、サブハウジング22が内部に嵌合される略円筒状の嵌合筒部24が設けられた形態とされている。
ハウジング本体21は、図1乃至図4に示すように、車両のボディ(図示せず)に固定される取付板21Aの前面に、充電側嵌合部81が内部に嵌合される略円筒状のコネクタ嵌合部23が設けられ、取付板21Aの後面に、サブハウジング22が内部に嵌合される略円筒状の嵌合筒部24が設けられた形態とされている。
取付板21Aには、複数(本実施形態では四つ)のカラー25が埋設されており、このカラー25にボルト(図示せず)を挿通させて車両のボディに締め付けることにより、ハウジング20が車両のボディに固定される。
コネクタ嵌合部23の上部には、図1および図4に示すように、コネクタ嵌合部23と充電側嵌合部81とが正規に嵌合した際に、充電用コネクタ80に設けられたロック爪85(図21を参照)が係止するロック部26が設けられており、ロック爪85とロック部26とが互いに係止することにより、充電用コネクタ80と車両側コネクタ10とが嵌合状態に保持されるようになっている。
コネクタ嵌合部23の上部には、図1および図4に示すように、コネクタ嵌合部23と充電側嵌合部81とが正規に嵌合した際に、充電用コネクタ80に設けられたロック爪85(図21を参照)が係止するロック部26が設けられており、ロック爪85とロック部26とが互いに係止することにより、充電用コネクタ80と車両側コネクタ10とが嵌合状態に保持されるようになっている。
コネクタ嵌合部23の内部には、図1および図4に示すように、嵌合筒部24内に嵌合されるサブハウジング22と前後方向に連なる円柱状の端子収容部27が設けられており、端子収容部27とサブハウジング22とには、共通して設けられた複数のキャビティ28が丸孔状をなして前後方向に貫通して設けられている。
複数のキャビティ28は、図10に示すように、上下三段に構成されており、上段に配された一対のキャビティ28が車両側電源端子40Aを収容する一対の電源用キャビティ28A、中段に配された一対のキャビティ28が車両側信号端子40Bを収容する一対の信号用キャビティ28B、下段中央に配されたキャビティ28が車両側アース端子40Cを収容するアース用キャビティ28Cとされている。各キャビティ28には、後方から対応する車両側端子40が挿入可能とされており、図4および図6に示すように、各車両側端子40がハウジング本体21とサブハウジング22とに亘って収容される。
複数のキャビティ28は、図10に示すように、上下三段に構成されており、上段に配された一対のキャビティ28が車両側電源端子40Aを収容する一対の電源用キャビティ28A、中段に配された一対のキャビティ28が車両側信号端子40Bを収容する一対の信号用キャビティ28B、下段中央に配されたキャビティ28が車両側アース端子40Cを収容するアース用キャビティ28Cとされている。各キャビティ28には、後方から対応する車両側端子40が挿入可能とされており、図4および図6に示すように、各車両側端子40がハウジング本体21とサブハウジング22とに亘って収容される。
端子収容部27のキャビティ28内には、図4および図6に示すように、車両側端子40の本体部42を前方から係止する前止まり部29が設けられており、各車両側端子40がキャビティ28に対して正規の位置まで挿入されると、前止まり部29によって本体部42が前方から係止され、前止まり部29からピン状接続部41が突出するようになっている。
サブハウジング22は、図11および図12に示すように、円筒状をなしており、サブハウジング22の内部には、各キャビティ28の後部を構成する複数の小径筒部30が円筒状に設けられている。つまり、小径筒部30は上下三段に設けられており、上段が車両側電源端子40Aを収容する電源端子用筒部30A、中段が車両側信号端子40Bを収容する信号端子用筒部30B、下段中央が車両側アース端子40Cを収容するアース端子用筒部30Cとされている。
各小径筒部30の前部には、図4および図6に示すように、対応する車両側端子40の本体部42が収容され、本体部42に嵌着されたゴムリング45によって本体部42の外周面とキャビティ28の内周面とがシールされるようになっている。また、各小径筒部30の後部における内径は、車両側端子40のフランジ部46の外径とほぼ同じに形成されており、図4乃至図7に示すように、小径筒部30内に僅かなクリアランスを有した状態でフランジ部46が適合して挿入されるようになっている。
各小径筒部30の前部には、図4および図6に示すように、対応する車両側端子40の本体部42が収容され、本体部42に嵌着されたゴムリング45によって本体部42の外周面とキャビティ28の内周面とがシールされるようになっている。また、各小径筒部30の後部における内径は、車両側端子40のフランジ部46の外径とほぼ同じに形成されており、図4乃至図7に示すように、小径筒部30内に僅かなクリアランスを有した状態でフランジ部46が適合して挿入されるようになっている。
サブハウジング22の外周面における前端部には、シールリング31が嵌着されている。シールリング31は、図4および図6に示すように、ハウジング本体21の嵌合筒部24とサブハウジング22とが嵌合した際に、嵌合筒部24の内周面とサブハウジング22の外周面とに密着し、ハウジング本体21とサブハウジング22との間をシールしている。
リテーナ50は合成樹脂製であって、図2乃至図7に示すように、ハウジング20に対して後方から装着可能とされている。このリテーナ50は、サブハウジング22の後端開口を塞ぐベース部51と、ベース部51から前方に突出する複数の抜け止め部52と、ベース部51の外周縁から前方に突出して嵌合筒部24の外周に沿って配される複数の取付片53とを備えて構成されている。
各抜け止め部52は、リテーナ50をハウジング20に装着することにより、対応するキャビティ28にそれぞれ挿入され、キャビティ28内に挿入された車両側端子40のフランジ部46を後方から係止する。
ベース部51には、同ベース部51の上縁および下縁から上下方向に切り欠かれた電線挿通溝54が設けられており、これらの電線挿通溝54にはサブハウジング22から後方に引き出された電線(図示せず)が挿通される。
各抜け止め部52は、リテーナ50をハウジング20に装着することにより、対応するキャビティ28にそれぞれ挿入され、キャビティ28内に挿入された車両側端子40のフランジ部46を後方から係止する。
ベース部51には、同ベース部51の上縁および下縁から上下方向に切り欠かれた電線挿通溝54が設けられており、これらの電線挿通溝54にはサブハウジング22から後方に引き出された電線(図示せず)が挿通される。
一部の取付片53には、嵌合筒部24の外周面に設けられた複数の係止突起32と個別に係止可能な係止部55が設けられており、図2に示すように、係止部55と係止突起32とが前後方向に係止することにより、リテーナ50がハウジング20に対して保持される。つまり、リテーナ50がハウジング20に対して保持されることにより、車両側端子40がキャビティ28内において後方に抜け止めされた状態となる。
さて、サブハウジング22の後端部における背面視左側には、図8乃至図10に示すように、抵抗回路ユニット(「中継回路ユニット」に相当する)60を後方から収容する収容部33が設けられている。
抵抗回路ユニット60は、車両側端子40をサブハウジング22に挿入する前に収容部33に後方から押し込まれて装着されるようになっており、図16および図17に示すように、一対のリード62が両端部に設けられた略円筒状の抵抗器(「電子部品」に相当する)61と、抵抗器61の左右方向両側に配されて抵抗器61のリード62にそれぞれ接続される一対の中継端子63とを備えて構成されている。なお、本実施形態において、抵抗器61の右側に配される中継端子63が第一中継端子に相当し、抵抗器61の左側に配される中継端子63が第二中継端子に相当する。
抵抗回路ユニット60は、車両側端子40をサブハウジング22に挿入する前に収容部33に後方から押し込まれて装着されるようになっており、図16および図17に示すように、一対のリード62が両端部に設けられた略円筒状の抵抗器(「電子部品」に相当する)61と、抵抗器61の左右方向両側に配されて抵抗器61のリード62にそれぞれ接続される一対の中継端子63とを備えて構成されている。なお、本実施形態において、抵抗器61の右側に配される中継端子63が第一中継端子に相当し、抵抗器61の左側に配される中継端子63が第二中継端子に相当する。
一対の中継端子63は、図16および図17に示すように、同一形状をなしており、前後方向に長い形態とされている。また、各中継端子63は、図18乃至図20に示すように、車両側端子40に接続される端子接続部64と、リード62に接続されるリード接続部65と、端子接続部64とリード接続部65とを繋ぐ繋ぎ部66とを備えて構成されている。
繋ぎ部66は、前後方向に長い平板状をなし、繋ぎ部66の両側縁には前後一対の圧入突起66Aがそれぞれ設けられている。圧入突起66Aは、後方に向かうほど外側に張り出した形態をなしている。
端子接続部64は、繋ぎ部66の前縁から前方に向かうほど斜め下に向かって延出されており、上下方向に弾性変位可能とされている。
リード接続部65は、繋ぎ部66の後縁に連設されており、方形状をなす基板部67の両側縁に一対の接続片68が左右方向に対向して立ち上がり形成された形態とされている。
繋ぎ部66は、前後方向に長い平板状をなし、繋ぎ部66の両側縁には前後一対の圧入突起66Aがそれぞれ設けられている。圧入突起66Aは、後方に向かうほど外側に張り出した形態をなしている。
端子接続部64は、繋ぎ部66の前縁から前方に向かうほど斜め下に向かって延出されており、上下方向に弾性変位可能とされている。
リード接続部65は、繋ぎ部66の後縁に連設されており、方形状をなす基板部67の両側縁に一対の接続片68が左右方向に対向して立ち上がり形成された形態とされている。
一対の接続片68には、リード62が挿通されるリード挿通孔69がそれぞれ設けられており、これらのリード挿通孔69には、図16および図17に示すように、リード62が連続して挿通可能とされている。また、リード挿通孔69は、図19に示すように、前側部分がリード62の外径よりも大きく、後側部分がリード62の外径より小さい形態とされており、リード挿通孔69の後側の開口縁には、上下方向に対向する一対の圧接刃70が設けられている。このため、図16に示すように、抵抗器61のリード62が、各中継端子63の両リード挿通孔69の前側部分に連続して挿通され、図17に示すように、圧接刃70間にリード62が押し込まれることにより、各リード62が各中継端子63の一対の接続片68にそれぞれ圧接されて電気的に接続される。これにより、一対の中継端子63が抵抗器61を介して接続され、抵抗回路ユニット60が構成される。
一方、収容部33は、図11乃至図13に示すように、後方に開口しており、左側に配された電源端子用筒部30Aの下側周壁と、左側に配された信号端子用筒部30Bの上側周壁34と、アース端子用筒部30Cの上側周壁35とを含むようにして左右方向に横長な略矩形状に形成されている。また、収容部33の左右方向略中央部に抵抗回路ユニット60の抵抗器61が収容され、収容部33の左右方向両側に中継端子63がそれぞれ収容されるようになっている。
収容部33の左右方向両側壁33Aには、前方に向かって切り欠かれたリード挿通溝36が設けられており、リード挿通溝36の奥部には、リード62を前方から押圧する押圧部37が設けられている。リード挿通溝36には、収容部33に抵抗回路ユニット60が後方から挿入される際に、抵抗回路ユニット60において左右方向両端部に位置するリード62の端部62Aが挿通され、収容部33内に中継端子63のリード接続部65が半分程度挿入されたところで、リード62の端部62Aが押圧部37に後方から当接する。そして、各中継端子63が収容部33内に完全に押し込まれると、図15に示すように、リード62が押圧部37に前方から押圧され、リード接続部65の圧接刃70間にリード62が押し込まれる。つまり、中継端子63を収容部33内に挿入するだけで、抵抗器61のリード62と中継端子63のリード接続部65とを電気的に接続することができる。
また、収容部33の左右方向両端部には、図12および図13に示すように、中継端子63が後方から圧入される背面視凹状の圧入凹部38それぞれが設けられている。左側に配された圧入凹部38の下端部は、信号端子用筒部30Bの上側周壁34内に設けられており、圧入凹部38の下端部における左右方向略中央部は、信号端子用筒部30B内の信号用キャビティ28Bに連通している。また、右側に配された圧入凹部38の下端部は、アース端子用筒部30C内のアース端子用筒部30Cの上側周壁35内に設けられており、圧入凹部38の左右方向略中央部は、アース用キャビティ28Cに連通している。このため、圧入凹部38内にそれぞれの中継端子63が圧入されると、図14および図15に示すように、繋ぎ部66の下面とリード接続部65における基板部67の下面とが各キャビティ28内に露出され、端子接続部64が各キャビティ28における車両側端子40の進入経路内に張り出した状態となる。
そして、収容部33に抵抗回路ユニット60が挿入された後、車両側端子40が各キャビティ28内に挿入されると、図4乃至図7に示すように、中継端子63の端子接続部64に車両側端子40のフランジ部46が後方から当接する。そして、車両側端子40が正規の位置まで挿入されると、フランジ部46の外周面に端子接続部64の先端が乗り上げて、フランジ部46の外周面に対して端子接続部64の先端が弾性的に接触する。これにより、抵抗回路ユニット60の左側の中継端子63と車両側信号端子40Bとが電気的に接続され、抵抗回路ユニット60の右側の中継端子63と車両側アース端子40Cとが電気的に接続される。
すなわち、信号用キャビティ28Bに車両側信号端子40Bを挿入し、アース用キャビティ28Cに車両側アース端子40Cを挿入することにより、車両側信号端子40Bと車両側アース端子40Cとを、抵抗回路ユニット60を介して電気的に接続することができる。
すなわち、信号用キャビティ28Bに車両側信号端子40Bを挿入し、アース用キャビティ28Cに車両側アース端子40Cを挿入することにより、車両側信号端子40Bと車両側アース端子40Cとを、抵抗回路ユニット60を介して電気的に接続することができる。
また、各圧入凹部38と各キャビティ28とが連通している部分の左右方向両側には、図12および図13に示すように、繋ぎ部66の圧入突起66Aが圧入される圧入部39がそれぞれ設けられている。このため、圧入凹部38に中継端子63を圧入すると、繋ぎ部66の圧入突起66Aが圧入部39に圧入されることにより、中継端子63が収容部33内に圧入された状態で保持される。これにより、抵抗回路ユニット60がサブハウジング22に装着された状態で保持される。
本実施形態の車両側コネクタ10は、以上のような構成であって、続いて車両側コネクタ10の組み付け手順の一例を簡単に説明すると共に、その作用効果を説明する。
まず、サブハウジング22と抵抗回路ユニット60とを準備する。なお、この段階の抵抗回路ユニット60は、抵抗器61のリード62が、図16に示すように、中継端子63のリード接続部65における接続片68とは接続された状態ではなく、接続片68のリード挿通孔69における前側部分に挿通された仮組み状態とされている。
まず、サブハウジング22と抵抗回路ユニット60とを準備する。なお、この段階の抵抗回路ユニット60は、抵抗器61のリード62が、図16に示すように、中継端子63のリード接続部65における接続片68とは接続された状態ではなく、接続片68のリード挿通孔69における前側部分に挿通された仮組み状態とされている。
次に、サブハウジング22の収容部33に対して仮組み状態の抵抗回路ユニット60を後方から挿入する。このとき、まず各圧入凹部38に対して中継端子63の端子接続部64がそれぞれ挿入される。そして、圧入凹部38にリード接続部65が挿入され始めたところで、抵抗器61におけるリード62の端部62Aがリード挿通溝36内に進入し、リード接続部65が半分程度挿入されたところで、リード62の端部62Aが押圧部37に後方から当接する。
このまま続けて各中継端子63を圧入凹部38内に挿入すると、図15に示すように、リード62が押圧部37に前方から押圧され、リード接続部65の圧接刃70間にリード62が押し込まれてリード62とリード接続部65とが電気的に接続される。つまり、抵抗回路ユニット60を収容部33内に後方から挿入するだけで、抵抗器61のリード62と中継端子63のリード接続部65とが電気的に接続され、抵抗器61に一対の中継端子63が電気的に接続された抵抗回路ユニット60を構成することができる。
このまま続けて各中継端子63を圧入凹部38内に挿入すると、図15に示すように、リード62が押圧部37に前方から押圧され、リード接続部65の圧接刃70間にリード62が押し込まれてリード62とリード接続部65とが電気的に接続される。つまり、抵抗回路ユニット60を収容部33内に後方から挿入するだけで、抵抗器61のリード62と中継端子63のリード接続部65とが電気的に接続され、抵抗器61に一対の中継端子63が電気的に接続された抵抗回路ユニット60を構成することができる。
また、収容部33内に抵抗回路ユニット60が完全に収容されると、中継端子63の繋ぎ部66における圧入突起66Aがサブハウジング22の圧入部39に圧入されて抵抗回路ユニット60がサブハウジング22に保持される。そして、図14および図15に示すように、各中継端子63の端子接続部64が各キャビティ28における車両側端子40の進入経路内に張り出した状態となる。
次に、抵抗回路ユニット60が装着されたサブハウジング22をハウジング本体21の嵌合筒部24に後方から嵌合させる。すると、サブハウジング22の外周面に嵌着されたシールリング31がサブハウジング22の外周面と嵌合筒部24の内周面とに密着することにより、ハウジング本体21とサブハウジング22との間がシールされる。
ハウジング本体21にサブハウジング22を組み付けたところで、各キャビティ28に対応する車両側端子40を後方から挿入する。そして、前止まり部29によって車両側端子40の本体部42が前方から係止されることにより、車両側端子40が正規の位置まで挿入されたことを確認することができる。また、車両側端子40を正規の位置まで挿入すると、図4乃至図7に示すように、本体部42に嵌着されたゴムリング45がキャビティ28の内周面と本体部42の外周面とに密着することにより、車両側端子40とキャビティ28の内周面との間がシールされる。ここで、左側に配された信号用キャビティ28Bに車両側信号端子40Bが挿入され、アース用キャビティ28C内に車両側アース端子40Cが挿入されると、正規の位置よりも後方の位置において車両側端子40のフランジ部46が、抵抗回路ユニット60における中継端子63の端子接続部64に後方から当接する。そして、車両側端子40が正規の位置まで挿入されると、図4乃至図7に示すように、フランジ部46の外周面に端子接続部64の先端が乗り上げて、フランジ部46の外周面に対して端子接続部64の先端が弾性的に接触する。これにより、抵抗回路ユニット60の左側の中継端子63と車両側信号端子40Bとが電気的に接続され、抵抗回路ユニット60の右側の中継端子63と車両側アース端子40Cとが電気的に接続される。すなわち、車両側信号端子40Bと車両側アース端子40Cとを、抵抗回路ユニット60を介して電気的に接続することができる。
最後に、ハウジング20に対してリテーナ50を後方から装着する。すると、図4乃至図7に示すように、各キャビティ28内に挿入された車両側端子40のフランジ部46が抜け止め部52によって後方から係止される。また、取付片53の係止部55と嵌合筒部24の係止突起32とが前後方向に互いに係止する。これにより、リテーナ50がハウジング20に対して保持されて、車両側端子40がキャビティ28内において後方に抜け止めされ、車両側コネクタ10が完成する。
以上のように本実施形態の車両側コネクタ10によると、サブハウジング22の収容部33に抵抗回路ユニット60を収容するだけで、各中継端子63のリード接続部65に設けられた圧接刃70によって抵抗器61の一対のリード62を圧接し、抵抗器61と中継端子63とをそれぞれ電気的に接続することができる。また、信号用キャビティ28Bに車両側信号端子40Bを挿入し、アース用キャビティ28Cに車両側アース端子40Cを挿入するだけで、車両側信号端子40Bおよび車両側アース端子40Cを中継端子63にそれぞれ電気的に接続することができる。
つまり、車両側コネクタから引き出された電線間に抵抗器を半田付けしたり、圧着したりして抵抗回路を設ける場合に比べて、車両側信号端子40Bと車両側アース端子40Cとの間に容易に抵抗回路ユニット60を設けることができる。これにより、車両側コネクタから引き出された電線間に抵抗回路を設ける場合に比べて、抵抗回路を構成する作業工数を飛躍的に低減させることができる。
また、本実施形態によると、リード62を一対の圧接刃70によって圧接してリード62とリード接続部65の接続片68とを電気的に接続しているから、例えば、リードに弾性的に接触する弾性接触片などをリード接続部に設ける場合に比べて、リード接続部65の構造を簡素化および小型化することができる。
また、本実施形態によると、リード62を一対の圧接刃70によって圧接してリード62とリード接続部65の接続片68とを電気的に接続しているから、例えば、リードに弾性的に接触する弾性接触片などをリード接続部に設ける場合に比べて、リード接続部65の構造を簡素化および小型化することができる。
また、本実施形態によると、中継端子63におけるリード接続部65と端子接続部64とを繋ぐ繋ぎ部66に圧入突起66Aを設けることにより、中継端子63がサブハウジング22に対して保持されるようにしたから、例えば、ハウジングに圧入される圧入片などを別途設ける場合に比べて、中継端子63の構造を簡素化および小型化することができる。ひいては、抵抗回路ユニット60を小型化することができる。
そして、サブハウジング22においてキャビティ28間のデッドスペースに収容部33を設け、その収容部33に小型化した抵抗回路ユニット60を収容しているから、車両側コネクタから引き出された電線間に抵抗回路を設ける場合に比べて、抵抗回路の省スペース化を図ることができる。
そして、サブハウジング22においてキャビティ28間のデッドスペースに収容部33を設け、その収容部33に小型化した抵抗回路ユニット60を収容しているから、車両側コネクタから引き出された電線間に抵抗回路を設ける場合に比べて、抵抗回路の省スペース化を図ることができる。
さらに、本実施形態によると、抵抗器61の左右に接続する中継端子63を同一形状にしたことにより、中継端子63を共通部品として利用できるから、左右で中継端子の形状が異なる場合に比べて、中継端子63の取り違いを防止することができると共に、部品管理の面から有利である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、ハウジング本体21と別体のサブハウジング22とによりハウジング20を構成したが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、ハウジング本体とサブハウジングとが一体に形成されたハウジングであってもよい。
(2)上記実施形態では、左側に配された車両側信号端子40Bとアース側信号端子40Cとが抵抗回路ユニット60によって接続された構成としたが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、右側に配された車両側信号端子とアース側信号端子とが抵抗回路ユニットにしてもよい。
(3)上記実施形態では、中継回路ユニットを、抵抗器61を有する抵抗回路ユニット60として構成したが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、コンデンサやダイオードなどの電子部品を有する中継回路ユニットとして構成してもよい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、ハウジング本体21と別体のサブハウジング22とによりハウジング20を構成したが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、ハウジング本体とサブハウジングとが一体に形成されたハウジングであってもよい。
(2)上記実施形態では、左側に配された車両側信号端子40Bとアース側信号端子40Cとが抵抗回路ユニット60によって接続された構成としたが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、右側に配された車両側信号端子とアース側信号端子とが抵抗回路ユニットにしてもよい。
(3)上記実施形態では、中継回路ユニットを、抵抗器61を有する抵抗回路ユニット60として構成したが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、コンデンサやダイオードなどの電子部品を有する中継回路ユニットとして構成してもよい。
10:車両側コネクタ
20:ハウジング
28:キャビティ
33:収容部
37:押圧部
40:車両側端子
40C:車両側アース端子
40B:車両側信号端子
60:抵抗回路ユニット(中継回路ユニット)
61:抵抗器(電子部品)
62:リード
63:中継端子(第一中継端子、第二中継端子)
64:端子接続部
65:リード接続部
66:繋ぎ部
66A:圧入突起
70:圧接刃
80:充電用コネクタ
83:充電用端子
20:ハウジング
28:キャビティ
33:収容部
37:押圧部
40:車両側端子
40C:車両側アース端子
40B:車両側信号端子
60:抵抗回路ユニット(中継回路ユニット)
61:抵抗器(電子部品)
62:リード
63:中継端子(第一中継端子、第二中継端子)
64:端子接続部
65:リード接続部
66:繋ぎ部
66A:圧入突起
70:圧接刃
80:充電用コネクタ
83:充電用端子
Claims (7)
- 車両に搭載されたバッテリに接続される車両側コネクタであって、
充電用コネクタが嵌合されるハウジングと、
前記ハウジングに設けられた複数のキャビティに個別に収容され、前記ハウジングと前記充電用コネクタとが嵌合される際に、前記充電用コネクタに設けられた複数の充電用端子と個別に接続される複数の車両側端子と、
前記ハウジングに設けられた収容部に収容され、一端が複数の前記車両側端子のうち一の前記車両側端子に接続され、他端が複数の前記車両側端子のうち前記一端が接続される前記車両側端子とは異なる前記車両側端子に接続される中継回路ユニットと、を備え、
前記中継回路ユニットは、一対のリードを有する電子部品と、一方の前記リードに接続される第一中継端子と、他方の前記リードに接続される第二中継端子とを有しており、
前記中継回路ユニットが前記収容部に収容されると、前記リードが前記収容部内に設けられた押圧部によって押圧されて、前記第一中継端子および前記第二中継端子に設けられたリード接続部に前記リードがそれぞれ接続される車両側コネクタ。 - 前記収容部は、前記ハウジングにおいて前記キャビティ間に設けられている請求項1記載の車両側コネクタ。
- 前記リード接続部は、前記押圧部に押圧されることにより前記リードが押し込まれて圧接される圧接刃を有している請求項1または請求項2記載の車両側コネクタ。
- 前記第一中継端子と前記第二中継端子には、前記キャビティ内に張り出す弾性変位可能な端子接続部が設けられており、
前記車両側端子が前記キャビティ内に収容されると、前記車両側端子に前記端子接続部が弾性的に接触する請求項1、請求項2または請求項4記載の車両側コネクタ。 - 前記第一中継端子と前記第二中継端子には、前記リード接続部と前記端子接続部とを繋ぐ繋ぎ部が設けられており、
前記繋ぎ部には、前記ハウジングに圧入される圧入突起が設けられている請求項5記載の車両側コネクタ。 - 前記電子部品は、抵抗器であって、
前記第一中継端子に接続される前記車両側端子は、車両側アース端子とされ、
前記第二中継端子に接続される前記車両側端子は、車両側信号端子とされている請求項1、請求項2、請求項4乃至請求項6の何れか一項に記載の車両側コネクタ。 - 前記第一中継端子と前記第二中継端子とは、同一形状をなしている請求項1、請求項2、請求項4乃至請求項7の何れか一項に記載の車両側コネクタ。
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