JP2020198249A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】外部から衝撃が作用されても相手側コネクタとの良好な接続状態を維持させることが可能なコネクタを提供すること。【解決手段】一端側における前面側に相手側コネクタ12に嵌合可能な接続部11aが突設された側面視L字状のハウジング20と、接続端子部41と電線接続部42とを有し、接続端子部41が接続部11aに形成された端子収容部22に挿し込まれてハウジング20に装着される端子40と、端子40の電線接続部42に接続され、ハウジング20の他端側から引き出される電線43と、電線43に装着されてハウジング20に収容されるフェライトコア50と、を備え、ハウジング20は、接続部11aに延在方向へ沿って形成されたリブ60と、リブ60の根元部分に形成された孔部61と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、コネクタに関する。
例えば、自動車のエアバッグシステムのインフレータにワイヤハーネスを接続するハーネス側のコネクタは、インフレータに設けられた相手側コネクタに嵌合されて接続される接続部を有するハウジングを備えている(例えば、特許文献1,2参照)。このコネクタのハウジングは、カバーによって覆われるフェライト収容部を有しており、このフェライト収容部には、ノイズフィルタとしてワイヤハーネスの電線に装着されたフェライトコアが収容されている。
特開2003−203722号公報 特許第6023580号公報
ところで、インフレータが作動してエアバッグが展開すると、コネクタには、大きな衝撃力が作用する。すると、フェライトコアを収容したハウジングは、相手側コネクタとの接続箇所を支点に大きく振られ、接続不良や接続箇所の破損等を招くおそれがある。なお、エアバックの展開時に限らず、外部からの衝撃がコネクタに及んだ場合には、フェライトコアを収容したハウジングが接続箇所を支点に大きく振られる可能性がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、外部からの衝撃が作用されても相手側コネクタとの良好な接続状態を維持させることが可能なコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 相手側コネクタに接続されるコネクタであって、
一端側における前面側に前記相手側コネクタに嵌合可能な接続部が突設された側面視L字状のハウジングと、
接続端子部と電線接続部とを有し、前記接続端子部が前記接続部に形成された端子収容部に挿し込まれて前記ハウジングに装着される端子と、
前記端子の前記電線接続部に接続され、前記ハウジングの他端側から引き出される電線と、
前記電線に装着されて前記ハウジングに収容されるフェライトコアと、
を備え、
前記ハウジングは、
前記接続部に延在方向へ沿って形成されたリブと、
前記リブの根元部分に形成された孔部と、
を有する
ことを特徴とするコネクタ。
(2) 前記孔部は、前記リブと前記フェライトコアとの間に形成されている
ことを特徴とする(1)に記載のコネクタ。
(3) 前記孔部は、前記ハウジングの幅方向に沿って延在する長孔である
ことを特徴とする(1)または(2)に記載のコネクタ。
上記(1)の構成のコネクタによれば、接続部にリブを形成することで接続部の強度が高められる。また、この接続部に形成したリブを、相手側コネクタに形成した溝部に係合可能とし、相手側コネクタに対する誤嵌合を防止する誤嵌合防止機能を持たせることができる。
ところで、コネクタを相手側コネクタに接続した状態で、外部から大きな衝撃力が作用すると、フェライトコアを収容したL字状のハウジングは、相手側コネクタとの接続箇所を支点に大きく振られ、接続不良や接続箇所の破損等を招くおそれがある。
本発明に係るコネクタでは、ハウジングにおけるリブの根元部分に孔部を設けることで、ハウジングの一部に可撓性を持たせることができる。したがって、外部からの衝撃が作用した際に、ハウジングの孔部が設けられた一部分で衝撃を吸収させることができる。これにより、相手側コネクタとの接続箇所にかかる衝撃を低減させ、相手側コネクタとの良好な接続状態を維持させることができる。また、孔部は、接続部のリブの根元に形成されているので、孔部を形成することによるハウジングの強度低下を抑えることができ、衝撃が作用した際のハウジングの破損を防止できる。
上記(2)の構成のコネクタによれば、孔部をハウジングにおけるリブとフェライトコアとの間に形成して、リブとフェライトコアとの間に可撓性を持たせることで、重いフェライトコアに大きな加速度が付与された際のハウジングにかかる衝撃を良好に吸収させることができる。
上記(3)の構成のコネクタによれば、孔部がハウジングの幅方向に沿って延在する長孔であるので、ハウジングの幅方向に沿って可撓性を持たせ、さらに良好に衝撃を吸収させることができる。
本発明によれば、外部から衝撃が作用されても相手側コネクタとの良好な接続状態を維持させることが可能なコネクタを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、相手側コネクタに接続された本実施形態に係るコネクタの斜視図である。 図2は、本実施形態に係るコネクタ及び相手側コネクタの背面側から視た斜視図である。 図3は、本実施形態に係るコネクタ及び相手側コネクタの前面側から視た斜視図である。 図4は、互いに接続されたコネクタ及び相手側コネクタの縦断面図である。 図5は、本実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。 図6は、本実施形態に係るコネクタの前方側から視た斜視図である。 図7は、コネクタのハウジングを示す図であって、図7(a)は背面図、図7(b)は図7(a)におけるA−A断面図、図7(c)は正面図である。 図8は、コネクタの組立手順を説明する図であって、図8(a)〜図8(c)は、それぞれ組立途中のコネクタの斜視図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、相手側コネクタに接続された本実施形態に係るコネクタの斜視図である。図2は、本実施形態に係るコネクタ及び相手側コネクタの背面側から視た斜視図である。図3は、本実施形態に係るコネクタ及び相手側コネクタの前面側から視た斜視図である。図4は、互いに接続されたコネクタ及び相手側コネクタの縦断面図である。
図1〜図4に示すように、本実施形態に係るコネクタ11は、相手側コネクタ12に接続される。コネクタ11及び相手側コネクタ12は、自動車等に設けられる車載のエアバッグシステムの電気コネクタを構成する。コネクタ11は、ワイヤハーネス側のコネクタであり、相手側コネクタ12は、エアバッグシステムのインフレータに設けられるインフレータ側のコネクタである。
コネクタ11は、接続部11aを有しており、相手側コネクタ12は、嵌合口12aを有している。コネクタ11は、接続部11aが相手側コネクタ12の嵌合口12aに嵌合されることで、相手側コネクタ12に接続される。
図5は、本実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。
図5に示すように、コネクタ11は、ハウジング20と、カバー30と、端子40と、フェライトコア50とを備えている。
ハウジング20は、合成樹脂から成形されたもので、接続部11aが一体に成形されている。接続部11aは、ハウジング20の一端側において、相手側コネクタ12との接続側であるハウジング20の前方側に突出するように設けられている。これにより、ハウジング20は、側面視L字状に形成されている。また、接続部11aには、先端側における上部に、上方へ突出する係止突起23が形成されている。ハウジング20は、スライダ24を備えている。スライダ24は、接続部11aの上部に設けられており、コイルバネ25によって前方側へ付勢されている。このスライダ24には、前方へ突出する係止片26が形成されている。
図3に示すように、ハウジング20の接続部11aには、一対の端子収容室22が形成されている。これらの端子収容室22は、接続部11aの延在方向に沿って形成されている。接続部11aには、その先端に、端子収容室22と連通する挿通孔22aが形成されている。
ハウジング20は、背面側が開放されており、この開放された背面側にカバー30が装着される。ハウジング20は、その背面に、フェライトコア50が装着されるコア収容部27を有している。
カバー30は、合成樹脂から成形されたもので、ハウジング20に対して背面側から装着される。カバー30は、板状部31と、この板状部31の両側に形成された側壁部32とを有している。側壁部32は、板状部31からハウジング20への装着側へ突設されている。これにより、カバー30は、ハウジング20への装着側が凹んだ凹状に形成されている。カバー30は、コア収容部27を有するハウジング20の背面を覆うようにハウジング20に装着される。
端子40は、導電性金属材料から形成されたもので、側面視L字状に形成されている。端子40は、接続端子部41と、電線接続部42とを有しており、電線接続部42に、ワイヤハーネスの電線43が接続されている。端子40の接続端子部41は、先端が開口した箱状に形成されており、先端側から相手側コネクタ12のピン75が挿し込まれる。これにより、ピン75と端子40とが導通接続される。
フェライトコア50は、ワイヤハーネスの電線43に装着されている。フェライトコア50は、金属酸化物の強磁性体をブロック状に形成した部品であり、外部からの種々の電磁波によってノイズ電流が電線43に流れることを防止するノイズ対策部品である。フェライトコア50は、略直方体形状に形成されており、その長手方向に沿って二つの挿通孔51が形成されている。フェライトコア50は、挿通孔51に電線43を通すことで電線43に装着される。
コネクタ11は、ハウジング20に対して、端子40及びフェライトコア50が背面側から装着される。端子40は、その接続端子部41をハウジング20の背面側から接続部11aに形成された端子収容室22へ挿し込むことでハウジング20に装着される。フェライトコア50は、その挿通孔51に電線43を通した状態で、ハウジング20のコア収容部27に装着される。
ハウジング20に対して端子40及びフェライトコア50を装着した状態で、ハウジング20にカバー30を装着することで、端子40及びフェライトコア50がハウジング20に装着された状態に保持される。そして、フェライトコア50の挿通孔51に通された電線43がハウジング20の下端から引き出された状態となる。
相手側コネクタ12は、ホルダ70と、シャントリング80とを有している。ホルダ70は、円筒状に形成された筒状部71と、この筒状部71の一方側に設けられた底部72とを有する有底円筒状に形成されており、コネクタ11の嵌合側が開口部73とされている。ホルダ70には、底部72に、間隔をあけて2本のピン75が固定されており、これらのピン75が開口部73側へ向かって延在されている。ピン75は、導電性金属材料から形成されたもので、エアバッグシステムのインフレータ側の回路に接続されている。
このシャントリング80は、合成樹脂から成形されている。シャントリング80は、本体部81を有しており、この本体部81に嵌合口12aが形成されている。そして、この嵌合口12aに、ハウジング20の接続部11aが嵌合される。シャントリング80は、本体部81が、開口部73からホルダ70に嵌め込まれて装着される。そして、このシャントリング80は、ホルダ70に装着されることで、本体部81がピン75を囲むようにホルダ70内に収容される。シャントリング80は、ホルダ70に装着されることで、本体部81の嵌合口12aにピン75が配置される。
シャントリング80は、ロック部83を備えている。ロック部83は、その先端に係止爪84を有している。ロック部83は、その先端の係止爪84が、ハウジング20の接続部11aに形成された係止突起23を係止する。
シャントリング80は、ショート端子90を有している。ショート端子90は、導電性金属材料から形成されたもので、接点(図示略)を備えた側面視U字状に形成されている。ショート端子90は、シャントリング80内に装着されて保持されている。相手側コネクタ12は、コネクタ11が嵌合されていない状態において、ショート端子90の接点がピン75に接触されている。これにより、ピン75同士がショート端子90で導通され、インフレータ側の回路が短絡状態とされる。これにより、例えば、インフレータ側の回路では、警告灯が点灯することで、相手側コネクタ12にコネクタ11が正規嵌合されていないことが警告される。
相手側コネクタ12にコネクタ11を嵌合させるには、コネクタ11の接続部11aを相手側コネクタ12の嵌合口12aへ挿し込む。このようにすると、相手側コネクタ12のピン75が挿通孔22aに挿し込まれる。これにより、端子40の接続端子部41にピン75が挿し込まれ、ピン75と端子40とが電気的に接続される。
また、コネクタ11の接続部11aを相手側コネクタ12の嵌合口12aへ挿し込むと、シャントリング80のロック部83の係止爪84がハウジング20の接続部11aに形成された係止突起23を係止する。これにより、コネクタ11と相手側コネクタ12との嵌合状態が維持される。また、この状態で、コイルバネ25でハウジング20の前方へ付勢されているスライダ24の係止片26が、ロック部83に対して係止突起23の反対側に入り込む。したがって、ロック部83が弾性変形することによる係止爪84の係止突起23からの外れが禁止される。これにより、ロック部83の係止爪84による係止突起23の係止状態が維持され、コネクタ11と相手側コネクタ12とが接続された状態に維持される。
相手側コネクタ12にコネクタ11が嵌合されると、互いに接触されていたピン75とショート端子90の接点との間に、樹脂製の接続部11aの壁部が入り込む。これにより、ショート端子90の接点がピン75から離間し、ピン75同士の導通状態が解除され、インフレータ側の回路の短絡状態が解除される。これにより、例えば、インフレータ側の回路では、警告灯が消灯することで、相手側コネクタ12にコネクタ11が正規嵌合していることが確認される。
図6は、本実施形態に係るコネクタの前方側から視た斜視図である。図7は、コネクタのハウジングを示す図であって、図7(a)は背面図、図7(b)は図7(a)におけるA−A断面図、図7(c)は正面図である。
図6及び図7(a)〜(c)に示すように、上記構成のコネクタ11において、本実施形態では、ハウジング20は、リブ60と、孔部61とを有している。リブ60及び孔部61は、それぞれ一対ずつ設けられている。
リブ60は、ハウジング20の接続部11aに一体に形成されている。これらのリブ60は、接続部11aにおける両側部から電線43の引き出し側へ突設されており、接続部11aの延在方向に沿って形成されている。そして、接続部11aは、リブ60によって補強されて剛性が高められている。また、これらのリブ60は、相手側コネクタ12のシャントリング80に形成された嵌合口12aの溝部80aに係合可能とされている(図2参照)。そして、コネクタ11は、接続部11aのリブ60が相手側コネクタ12のシャントリング80の溝部80aに係合する向きで嵌合可能とされている。つまり、コネクタ11と相手側コネクタ12とは、接続部11aのリブ60とシャントリング80の溝部80aとによって、誤嵌合を防止する誤嵌合防止機能を有している。
孔部61は、ハウジング20におけるリブ60の根元部分にそれぞれ形成されている。孔部61は、接続部11aのリブ60と、コア収容部27に収容されているフェライトコア50との間に形成されている(図7(b)参照)。また、孔部61は、それぞれ長孔からなる貫通孔であり、これらの長孔からなる孔部61は、ハウジング20の幅方向に沿って延在している。
次に、コネクタ11の組立手順について説明する。
図8は、コネクタの組立手順を説明する図であって、図8(a)〜図8(c)は、それぞれ組立途中のコネクタの斜視図である。
図8(a)に示すように、まず、ハウジング20に端子40を組付ける。具体的には、電線43が接続された端子40の接続端子部41をハウジング20の背面側から接続部11aの端子収容室22へ挿し込む。これにより、端子40をハウジング20に装着させるとともに、端子40の電線接続部42に接続された電線43を、ハウジング20のコア収容部27を通してハウジング20の接続部11aと反対の他端側から引き出した状態とする。
図8(b)に示すように、予め電線43を挿通孔51に通すことで電線43に装着させたフェライトコア50をハウジング20側へスライドさせてコア収容部27へ配置させる。
図8(c)に示すように、ハウジング20に端子40及びフェライトコア50を装着したら、ハウジング20に対して背面側からカバー30を被せて装着させる。これにより、端子40及びフェライトコア50がハウジング20に装着された状態に保持され、フェライトコア50の挿通孔51に通された電線43がハウジング20の下端から引き出された状態となる。
上記構造の本実施形態に係るコネクタ11によれば、接続部11aにリブ60を形成することで接続部11aの強度が高められる。また、この接続部11aに形成したリブ60を、相手側コネクタ12のシャントリング80に形成した溝部80aに係合可能とし、相手側コネクタ12に対する誤嵌合を防止する誤嵌合防止機能を持たせることができる。
ところで、コネクタ11を相手側コネクタ12に接続した状態で、インフレータが作動してエアバッグが展開すると、コネクタ11には、大きな衝撃力が作用する。すると、フェライトコア50を収容したL字状のハウジング20は、相手側コネクタ12との接続箇所を支点に大きく振られ、接続不良や接続箇所の破損等を招くおそれがある。例えば、係止突起23を係止しているロック部83の係止爪84が係止突起23から外れてピン75が端子40から抜き出ることで、接続不良が生じたり、コネクタ11の接続部11aや相手側コネクタ12の嵌合口12aを有するシャントリング80の本体部81が破損するおそれがある。
本実施形態に係るコネクタ11では、ハウジング20におけるリブ60の根元部分に孔部61を設けることで、ハウジング20の一部に可撓性を持たせることができる。したがって、エアバッグの展開時の衝撃が作用した際に、ハウジング20の孔部61が設けられた一部分で衝撃を吸収させることができる。これにより、相手側コネクタ12との接続箇所にかかる衝撃を低減させ、相手側コネクタ12との良好な接続状態を維持させることができる。また、孔部61は、接続部11aのリブ60の根元に形成されているので、孔部61を形成することによるハウジング20の強度低下を抑えることができ、衝撃が作用した際のハウジング20の破損を防止できる。
また、孔部61をハウジング20におけるリブ60とフェライトコア50との間に形成することで、リブ60とフェライトコア50との間に可撓性を持たせることで、重いフェライトコア50に大きな加速度が付与された際のハウジング20にかかる衝撃を良好に吸収させることができる。
しかも、孔部61がハウジング20の幅方向に沿って延在する長孔であるので、ハウジング20の幅方向に沿って可撓性を持たせ、さらに良好に衝撃を吸収させることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、本実施形態では、コネクタ11として、エアバッグシステムのインフレータに設けられる相手側コネクタ12に接続されるものを例示したが、コネクタ11は、インフレータに設けられる相手側コネクタ12に接続されるものに限らない。
ここで、上述した本発明に係るコネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 相手側コネクタ(12)に接続されるコネクタ(11)であって、
一端側における前面側に前記相手側コネクタ(12)に嵌合可能な接続部(11a)が突設された側面視L字状のハウジング(20)と、
接続端子部(41)と電線接続部(42)とを有し、前記接続端子部(41)が前記接続部(11a)に形成された端子収容部(22)に挿し込まれて前記ハウジング(20)に装着される端子(40)と、
前記端子(40)の前記電線接続部(42)に接続され、前記ハウジング(20)の他端側から引き出される電線(43)と、
前記電線(43)に装着されて前記ハウジング(20)に収容されるフェライトコア(50)と、
を備え、
前記ハウジング(20)は、
前記接続部(11a)に延在方向へ沿って形成されたリブ(60)と、
前記リブ(60)の根元部分に形成された孔部(61)と、
を有する
ことを特徴とするコネクタ。
[2] 前記孔部(61)は、前記リブ(60)と前記フェライトコア(50)との間に形成されている
ことを特徴とする[1]に記載のコネクタ。
[3] 前記孔部(61)は、前記ハウジング(20)の幅方向に沿って延在する長孔である
ことを特徴とする[1]または[2]に記載のコネクタ。
11:コネクタ
11a:接続部
12:相手側コネクタ
20:ハウジング
22:端子収容室(端子収容部)
40:端子
41:接続端子部
42:電線接続部
43:電線
50:フェライトコア
60:リブ
61:孔部

Claims (3)

  1. 相手側コネクタに接続されるコネクタであって、
    一端側における前面側に前記相手側コネクタに嵌合可能な接続部が突設された側面視L字状のハウジングと、
    接続端子部と電線接続部とを有し、前記接続端子部が前記接続部に形成された端子収容部に挿し込まれて前記ハウジングに装着される端子と、
    前記端子の前記電線接続部に接続され、前記ハウジングの他端側から引き出される電線と、
    前記電線に装着されて前記ハウジングに収容されるフェライトコアと、
    を備え、
    前記ハウジングは、
    前記接続部に延在方向へ沿って形成されたリブと、
    前記リブの根元部分に形成された孔部と、
    を有する
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記孔部は、前記リブと前記フェライトコアとの間に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記孔部は、前記ハウジングの幅方向に沿って延在する長孔である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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