JP7011785B2 - 端子金具およびコネクタ - Google Patents

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Description

本開示は、端子金具およびコネクタに関する。
従来、例えば下記特許文献1に記載されているように、前後方向に延びた筒状接続部を有する端子金具が知られている。筒状接続部の外周面には圧入突起が設けられている。圧入突起は、ハウジングに設けられた溝に圧入される。圧入突起が溝に圧入されることによって、端子金具はハウジングに固定される。
特開2013-48048号公報
ところで、端子金具をハウジングに挿入する際、端子金具の挿入量は機械によって制御される。しかしながら、例えば端子金具の挿入量が規定量を超えた場合、それを検知することは困難である。
そこで、本開示は、端子金具のハウジングへの挿入量を容易に管理できる端子金具及びコネクタを提供することを目的とする。
本開示の端子金具は、筒状接続部と、前記筒状接続部から外周側に突出して設けられ、ハウジングの溝に係止する係止用の突起と、前記筒状接続部において周方向に突き合わせられた合わせ縁から外周側に突出して設けられ、前記ハウジングに当て止めされる当て止め用の突起と、を備えたものである。
本開示によれば、端子金具のハウジングへの挿入量を容易に管理できる端子金具及びコネクタを提供することが可能となる。
図1は、実施形態にかかるコネクタを示す斜視図である。 図2は、コネクタを示す断面図である。 図3は、端子金具がハウジングに保持された状態を示すコネクタの一部拡大断面図である。 図4は、端子金具を示す斜視図である。 図5は、端子金具を示す側面図である。 図6は、端子金具を示す正面図である。 図7は、端子金具を示す底面図である。 図8は、外導体の展開図である。 図9は、ハウジングを示す背面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の端子金具は、
(1)筒状接続部と、前記筒状接続部から外周側に突出して設けられ、ハウジングの溝に係止する係止用の突起と、前記筒状接続部において周方向に突き合わせられた合わせ縁から外周側に突出して設けられ、前記ハウジングに当て止めされる当て止め用の突起と、を備えたものである。このような構成によれば、当て止め用の突起がハウジングに当て止めされることによって、端子金具の挿入が止められる。したがって、端子金具のハウジングへの挿入量を容易に管理できる。また、当て止め用の突起は、筒状接続部の合わせ縁に設けられる。したがって、筒状接続部に開口を形成することなく当て止め用の突起を設けることができる。
(2)回路基板に接続されるリード部を有し、前記リード部は、前記筒状接続部の外周側における一方の側に延び、前記当て止め用の突起は、前記筒状接続部の前記一方の側に設けられていることが好ましい。このような構成によれば、筒状接続部の合わせ縁を合わせる側と、リード部を延出する側とを同じ側にできるから、端子金具を製造しやすいからである。
本開示のコネクタは、
(1)前記端子金具と、前記端子金具が挿入されるハウジングと、を有し、前記ハウジングは、前記当て止め用の突起が入り込む当て止め用の溝を有し、前記当て止め用の溝は、前記ハウジングの外側に開口しているものである。このような構成によれば、当て止め用の溝及び当て止め用の突起を外側から視認できるから、端子金具のハウジングへの挿入量を容易に管理できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のコネクタCの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
コネクタCは、図示しない自動車に搭載され、車載電装品間の高速通信に用いられる。コネクタCは、同軸ケーブルの端末に設けられた図示しない相手側コネクタと接続される。
以下、各構成部材において、図1のX軸の正方向側(相手側コネクタが接続される側)を前側、図1のX軸の負方向側を後側、図1のY軸の正方向側を上側、図1のY軸の負方向側(回路基板10が配置される側)を下側、図1のZ軸の正方向側を右側、図1のZ軸の負方向側を左側として説明する。
コネクタCは、図1に示すように、端子金具Tとハウジング60とを備えている。コネクタCは、電気機器などの回路基板10に固定される。端子金具Tは、シールド端子である。
端子金具Tは、図2に示すように、内導体20、外導体40及び誘電体30を有している。内導体20は、導電性に優れた金属板をプレス加工することによって形成されている。内導体20は、内導体接続部21、内導体圧入部22、及び内導体リード部23を備えている。内導体接続部21は、相手側コネクタの内導体端子と接続される。内導体接続部21は、誘電体30の前面から前方に突出する。
内導体圧入部22は、図3に示すように、外面から外側に突出した内導体保持突起24を有している。内導体保持突起24が誘電体30に食い込むことによって、内導体20は誘電体30に固定される。
内導体リード部23は、図2に示すように、内導体圧入部22の後側において下側に延出し、その下端から後方に屈曲されている。内導体リード部23の先端部は、回路基板10の信号パターンに接続される。内導体リード部23は、左右の外導体リード部42B,42Cの間に配置される(図3参照)。
誘電体30は、所定の比誘電率を有する絶縁性の合成樹脂材によって形成される。誘電体30は、円筒形状をなす。誘電体30の内部には内導体20が収容される。誘電体30は、筒状接続部41の内部に収容される。誘電体30は、内導体20と外導体40とを絶縁状態に保つ。
外導体40は、導電性に優れた金属板をプレス加工することによって形成される。外導体40は、筒状接続部41及び外導体リード部42を有している。
筒状接続部41は、図4に示すように、円筒形状をなす。筒状接続部41の前面は開口している。
筒状接続部41は、図5に示すように、後面部43を有する。後面部43は、筒状接続部41の後面を塞ぐ。後面部43は、筒状接続部41の上端から下方に屈曲されている。後面部43の下端は、筒状接続部41の下端よりも下方に位置する(図6参照)。
筒状接続部41の後端部は、左右一対の側面部44を有する。一対の側面部44の後縁は、後面部43の左右両縁に連なっている。側面部44は、後面部43の左右両縁から前方に屈曲されて形成される。側面部44は、ロック部45を有する。ロック部45は、図6に示すように、左右の側面部44の内側(左右方向の中央側)に突出している。ロック部45は、第一スリット46から内側に曲げ起こされている(図5参照)。ロック部45は、筒状接続部41に設けられたロック受け部47に係止する。
筒状接続部41は、図5及び図6に示すように、左右一対のロック受け部47を有する。ロック受け部47は、筒状接続部41の後端部に設けられている。ロック受け部47は、筒状接続部41の上面側から左右両側に垂下している。ロック受け部47の前面に、ロック部45が当たる。
ロック受け部47は、図5及び図6に示すように、当て部48を有する。当て部48は、左右のロック受け部47の後端から内側(左右方向の中央側)に屈曲している。当て部48には、後面部43の前面が当たる。ロック受け部47にロック部45が係止し、当て部48に後面部43が当たることによって、後面部43は筒状接続部41の後面を閉じた状態に保持される。
筒状接続部41は、図7に示すように、周方向に突き合わされた合わせ縁49を有する。合わせ縁49は、筒状接続部41の下面に形成されている。筒状接続部41の合わせ縁49は、前後方向に交互に並ぶ凸部49Aと凹部49Bとを有している。左右の合わせ縁49は、凸部49Aと凹部49Bとが噛み合った状態で閉じている。合わせ縁49には、当て止め用の突起55が設けられている。当て止め用の突起55については、後ほど詳しく説明する。
筒状接続部41は、図3に示すように、ハウジング60に形成された係止用の溝66に係止する係止用の突起51を有している。係止用の突起51は、係止用の溝66に圧入される。係止用の突起51は、筒状接続部41の外周側に突出して設けられている。係止用の突起51は、筒状接続部41の一部を外周側に曲げ起こして形成されている。係止用の突起51は、筒状接続部41の左右方向両端部に設けられている。係止用の突起51は、図6に示すように、側面視略三角形をなす。係止用の突起51は、筒状接続部41の前後方向中央部に設けられている。
筒状接続部41は、図3に示すように、誘電体30を固定する誘電体保持突起52を有する。誘電体保持突起52は、筒状接続部41の内周側に突出している。誘電体保持突起52は、筒状接続部41の一部を、内周側に曲げ起こして形成されている。誘電体保持突起52は、係止用の突起51の後側に設けられている。係止用の突起51と誘電体保持突起52との間には第二スリット53が形成されている。第二スリット53は筒状接続部41を内外方向に貫通している。
外導体リード部42は、図2に示すように、回路基板10に接続される。外導体リード部42は、筒状接続部41の下面から下方に延出している。外導体リード部42は、第一リード部42A、第二リード部42B及び第三リード部42Cを有する。第一リード部42Aは、第二リード部42B及び第三リード部42Cよりも前側に位置する。第二リード部42B及び第三リード部42Cは、図3に示すように、前後方向の位置が揃っている。
第一リード部42Aは、図2に示すように、筒状接続部41の下面から下方に屈曲されて形成されている。第一リード部42Aは、回路基板10に形成された接続孔11に挿入される。第一リード部42Aは、回路基板10に形成された第1グランド部に電気的に接続される。
第二リード部42B及び第三リード部42Cは、図3に示すように、筒状接続部41の後端部に設けられている。第二リード部42B及び第三リード部42Cは、筒状接続部41の左右両側に設けられている。第二リード部42Bおよび第三リード部42Cは、同一形状である。第二リード部42B及び第三リード部42Cは、図1に示すように、後面部43の下端から下方に延び、その下端から後方に屈曲している。第二リード部42B及び第三リード部42Cの先端部は、それぞれ回路基板10の表面に形成された第一グランド部及び第二グランド部に電気的に接続される。
さて、当て止め用の突起55は、図6に示すように、筒状接続部41の下面に設けられている。当て止め用の突起55は、筒状接続部41の左右方向中央部に位置する。当て止め用の突起55は、右側の合わせ縁49から外周側に屈曲されている。当て止め用の突起55は、図7に示すように、右側の合わせ縁49に設けられた凸部49Aの先端に連なっている。当て止め用の突起55の左右の板面は、前後方向に平行である。
当て止め用の突起55は、図2に示すように、ハウジング60に形成された当て止め用の溝67に入り込む。当て止め用の突起55の前面55Aは、筒状接続部41がハウジング60の正規の位置に挿入された状態において、当て止め用の溝67の前面67Aに当たる。
当て止め用の突起55の前面55Aは、図5に示すように、筒状接続部41の外面に垂直である。当て止め用の突起55の後面55Bは、後方に向かって筒状接続部41からの突出寸法が小さくなるように傾斜している。当て止め用の突起55の下面55Cは、筒状接続部41のキャビティ65への挿入方向に平行である。
図8に示すように、外導体40を一平面に伸ばした展開状態では、後側から順に、第二リード部42B及び第三リード部42C、後面部43、筒状接続部41と連なっている。当て止め用の突起55は、展開状態の筒状接続部41の右側の合わせ縁49に設けられる。展開状態の筒状接続部41の左側の合わせ縁49には、第一リード部42Aが設けられている。第一リード部42Aは、左側の合わせ縁49に連なって後側に延びている。展開状態の当て止め用の突起55の後面55Bは、第一リード部42Aの傾斜面54と平行に対向する。これによって、展開状態の隣接する外導体40間の間隔を小さくできる。
筒状接続部41は、展開状態から下方(図8では上方)へ屈曲され、合わせ縁49が合わせられる。当て止め用の突起55は、右側の合わせ縁49から下方へ屈曲される。合わせ縁49の全長は、閉じた状態になる。
第一リード部42Aは、筒状接続部41の下面後端から後方へ延びた状態(図8参照)から、図2に示すように、下方へ屈曲される。
左右の側面部44は、筒状接続部41の後端から後方へ延びた状態の後面部43の左右両縁から、下方へ屈曲される(図8参照)。当て部48及び後面部43は、外導体40に誘電体30及び内導体20を収容した後に屈曲される。
ハウジング60は、合成樹脂製である。ハウジング60は、図1に示すように、基板固定部61と、コネクタ嵌合部62と、端子保持部63と、保護部64とを有する。
基板固定部61は、ハウジング60の左右両面に備えられている。基板固定部61は、回路基板10に固定される。
コネクタ嵌合部62は、図2に示すように、ハウジング60の前部に設けられている。コネクタ嵌合部62には、前方から相手側コネクタが嵌合する。コネクタ嵌合部62は、左右方向に長い角筒状をなす。
端子保持部63は、図2に示すように、ハウジング60の後部に設けられている。端子保持部63は、端子金具Tを保持する。端子保持部63には、キャビティ65が形成されている。キャビティ65は、左右方向に4つ並んでいる(図9参照)。各キャビティ65は、端子保持部63を前後方向に貫通している。各キャビティ65には、端子金具Tが後方から挿入される。端子保持部63に保持された状態の端子金具Tの前端部は、端子保持部63の前面よりも前側に突出する。端子保持部63に保持された状態の端子金具Tの後端部は、端子保持部63の後面よりも後側に突出する。
端子保持部63には、図3に示すように、端子金具Tの係止用の突起51が係止する係止用の溝66が設けられている。係止用の溝66は、各キャビティ65の左右両側に設けられている。係止用の溝66は、端子保持部63を前後方向に貫通している。係止用の溝66は直線状に延びている。係止用の溝66は、後側から前側に向かって段階的に左右方向の寸法が小さくなっている。係止用の突起51は、係止用の溝66に圧入される。
端子保持部63には、図2に示すように、当て止め用の突起55が入り込む当て止め用の溝67が設けられている。当て止め用の溝67は、キャビティ65の下面に設けられている。当て止め用の溝67は、端子保持部63の後面から端子保持部63の前後方向の中間位置まで延びている。当て止め用の溝67の前面67Aは、端子保持部63の前後方向中央よりも後側に位置する。当て止め用の溝67の前面67Aは、前後方向に対して直交する。
当て止め用の溝67は、図9に示すように、キャビティ65の左右方向中央に位置する。当て止め用の溝67は、端子保持部63の後面及び下面に開口している。当て止め用の溝67の左右両面には、リブ68が設けられている。リブ68の突出面は、円弧面である。左右のリブ68は、当て止め用の突起55の左右両面に接触する。リブ68は、当て止め用の溝67の後端から前端まで延びている。
保護部64は、図1に示すように、端子保持部63の後側に設けられている。保護部64は、ハウジング60の左右両側に設けられている。
次に、コネクタCの組み付け手順の一例を説明する。
最初に、ハウジング60に外導体40を挿入する。このとき、外導体40の後面部43は、筒状接続部41の上面から後方に延びている。また、当て部48は、ロック受け部47の後端から後方に延びている。言い換えると、筒状接続部41の後面は開口している。
ハウジング60に外導体40を挿入するには、外導体40の係止用の突起51をハウジング60の係止用の溝66に、当て止め用の突起55を当て止め用の溝67に位置合わせし、端子保持部63のキャビティ65に筒状接続部41を挿入する。まず、係止用の溝66に係止用の突起51が挿入され、その後、当て止め用の溝67に当て止め用の突起55が挿入される。当て止め用の突起55の左右両面には、当て止め用の溝67のリブ68が接触する。これによって、当て止め用の突起55は、左右方向にガタつくことが防止できる。そして、その後、当て止め用の突起55の前面55Aは、当て止め用の溝67の前面67Aに突き当たる。これによって、外導体40の前進が止められる。こうして外導体40は、キャビティ65の正規の位置に固定される。係止用の突起51は、係止用の溝66に対して過剰に圧入されることが防がれる。
当て止め用の溝67に当て止め用の突起55が入った状態では、図2に示すように、当て止め用の突起55の全体は当て止め用の溝67内に収容される。当て止め用の突起55の前面55Aは当て止め用の溝67の前面67Aに当たる。当て止め用の突起55の後端面は、当て止め用の溝67の後端と揃う。当て止め用の突起55の下面(突出端面)55Cは、端子保持部63の下面(当て止め用の溝67の下端)よりも上側に位置する。当て止め用の溝67に当て止め用の突起55が挿入されることによって、外導体40は回り止めされる。
次に、外導体40に誘電体30を収容する。具体的には、外導体40の内側に後方から誘電体30を挿入する。
次に、内導体20を誘電体30に収容する。具体的には、誘電体30の内側に後方から内導体20を挿入する。
次に、筒状接続部41の後面を塞ぐ。具体的には、外導体40の当て部48及び後面部43を屈曲する。当て部48は、ロック受け部47の後端から内側(左右方向中央側)に屈曲される(図7参照)。後面部43は、筒状接続部41の上面後端から下方に屈曲される。これによって、左右の側面部44は、ロック受け部47の外側に被さる。各側面部44のロック部45は、ロック受け部47の前面に係止した状態になる。後面部43の前面は、当て部48に当たった状態になる。後面部43によって筒状接続部41の後面は閉塞される。
その後、コネクタCは、回路基板10の表面に設置される。基板固定部61は、回路基板10に固定される。内導体リード部23は、信号伝送用の導電部に電気的に接続される。第一リード部42A、第二リード部42B及び第三リード部42Cは、それぞれ第一グランド部、第二グランド部及び第三グランド部に接続される。
内導体20に流れる電気信号は、内導体リード部23を介して回路基板10の導電部に流れる。外導体40には電気信号に対するリターン電流が発生する。リターン電流は、外導体40を流れ、第一リード部42A、第二リード部42B及び第三リード部42Cから回路基板10の第一グランド部、第二グランド部及び第三グランド部に落とされる。
次に、上記のように構成された実施形態の作用および効果について説明する。
端子金具Tは、筒状接続部41と、係止用の突起51と、当て止め用の突起55と、を備える。係止用の突起51は、筒状接続部41から外周側に突出して設けられる。係止用の突起51は、ハウジング60の溝に係止する。当て止め用の突起55は、筒状接続部41において周方向に突き合わせられた合わせ縁49から外周側に突出して設けられる。当て止め用の突起55は、ハウジング60に当て止めされる。この構成によれば、当て止め用の突起55がハウジング60に当て止めされることによって、端子金具Tの挿入が止められる。したがって、端子金具Tのハウジング60への挿入量を容易に管理できる。また、当て止め用の突起55は、筒状接続部41の合わせ縁49に設けられる。したがって、筒状接続部41に開口を形成することなく当て止め用の突起55を設けることができる。
端子金具Tは、回路基板10に接続される外導体リード部42を有する。外導体リード部42は、筒状接続部41の外周側における下側に延びる。当て止め用の突起55は、筒状接続部41の下側に設けられる。この構成によれば、筒状接続部41の合わせ縁49を合わせる側と、外導体リード部42を延出する側とを同じ側にできるから、端子金具Tを製造しやすい。
コネクタCは、端子金具Tと、ハウジング60と、を有する。ハウジング60は、端子金具Tが挿入される。ハウジング60は、当て止め用の突起55が入り込む当て止め用の溝67を有する。当て止め用の溝67は、ハウジング60の下側に開口している。この構成によれば、当て止め用の溝67及び当て止め用の突起55を外側から視認できるから、端子金具Tのハウジング60への挿入量を容易に管理できる。
[本開示の他の実施形態]
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えるべきである。
(1)上記実施形態の場合、当て止め用の突起55は筒状接続部41の下面に設けられているが、他の実施形態としては、当て止め用の突起は筒状接続部の上面、左面または右面に設けても良い。
(2)上記実施形態の場合、当て止め用の溝67はハウジング60の下面に開口しているが、他の実施形態としては、当て止め用の溝はハウジングの下面に開口していなくても良い。
(3)上記実施形態の場合、コネクタCは、回路基板10に接続されるが、他の実施形態としては、コネクタは回路基板に接続されなくても良い。すなわち、コネクタはワイヤハーネス用のものであっても良い。
C…コネクタ
T…端子金具
10…回路基板
11…接続孔
20…内導体
21…内導体接続部
22…内導体圧入部
23…内導体リード部
24…内導体保持突起
30…誘電体
40…外導体
41…筒状接続部
42…外導体リード部
42A…第一リード部
42B…第二リード部
42C…第三リード部
43…後面部
44…側面部
45…ロック部
46…第一スリット
47…ロック受け部
48…当て部
49…合わせ縁
49A…凸部
49B…凹部
51…突起
52…誘電体保持突起
53…第二スリット
54…傾斜面
55…突起
55A…前面
55B…後面
55C…下面
60…ハウジング
61…基板固定部
62…コネクタ嵌合部
63…端子保持部
64…保護部
65…キャビティ
66…係止用の溝
67…当て止め用の溝
67A…前面
68…リブ

Claims (3)

  1. 筒状接続部と、
    前記筒状接続部から外周側に突出して設けられ、ハウジングの溝に圧入されて係止する係止用の突起と、
    前記筒状接続部において周方向に突き合わせられた合わせ縁から外周側に突出して設けられ、前記ハウジングに当て止めされる当て止め用の突起と、
    を備え、
    前記合わせ縁は、凸部と凹部とが噛み合った状態で閉じており、前記当て止め用の突起は、前記合わせ縁のうち一方の合わせ縁に設けられた前記凸部の先端に連なって形成され、
    前記筒状接続部が前記ハウジングの正規の位置に挿入された状態において、前記当て止め用の突起の前記ハウジングに当て止めされる側と反対側の面は、前記ハウジングに係止しない端子金具。
  2. 筒状接続部と、
    前記筒状接続部から外周側に突出して設けられ、ハウジングの溝に圧入されて係止する係止用の突起と、
    前記筒状接続部において周方向に突き合わせられた合わせ縁から外周側に突出して設けられ、前記ハウジングに当て止めされる当て止め用の突起と、
    回路基板に接続されるリード部と、を備え、
    前記筒状接続部が前記ハウジングの正規の位置に挿入された状態において、前記当て止め用の突起の前記ハウジングに当て止めされる側と反対側の面は、前記ハウジングに係止しないものであり、
    前記リード部は、前記筒状接続部の外周側における一方の側に延び、
    前記当て止め用の突起は、前記筒状接続部の前記一方の側に設けられている端子金具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の端子金具と、
    前記端子金具が挿入されるハウジングと、を有し、
    前記ハウジングは、前記当て止め用の突起が入り込む当て止め用の溝を有し、
    前記当て止め用の溝は、前記ハウジングの外側に開口しているコネクタ。
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