JP2014127318A - コネクタの嵌合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化を招くことなく、確実に嵌合させて良好な導通状態を確保することが可能なコネクタの嵌合構造を提供すること。
【解決手段】ハーネス側コネクタ11は、接続部61の両側に2つのコイルスプリング45を有する。補器側コネクタ10のシャントリング14には、嵌合方向前方の端部において、ピン12を挟む位置に2つの嵌合ロック33が形成されている。接続部61には、接続部61をホルダ13に嵌合中には嵌合ロック33が乗り上げ、接続部61がホルダ13に嵌合した後には嵌合ロック33と係止するロックビーク65が形成されている。スライダー44は、コイルスプリング45に当接する受け片73と、嵌合方向前方に向けて受け片73から延びるコジリ防止片75と、を有し、コジリ防止片75は、嵌合中にロックビーク65を乗り上げた嵌合ロック33に当接する位置に、且つ、嵌合した後にロックビーク65に係止した嵌合ロック33の変位を規制する位置に配設される。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、自動車のエアバックシステム等に用いられるコネクタの嵌合構造に関するものである。
例えば、自動車のエアバックシステム等に用いられるコネクタには、機器側の相手方コネクタに嵌合するメスハウジングを有し、相手方コネクタのハウジングにメスハウジングの接続部を嵌合して接続した状態で、これらのハウジングを互いにロックする機構を備えている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上記のコネクタにおいて、互いのハウジングがロックされる前の状態で接続作業を止めてしまうと、互いのハウジングが半嵌合状態となり、不完全に接続された状態となる。
このような、相手方コネクタのハウジングに対するメスハウジングの半嵌合などの嵌合不良を防止するために、図13から図15に示すように、メスハウジング1の接続部2の上部における幅方向の中央に配置させたコイルバネ3によって、相手方コネクタ4側へ付勢されたスライダー5をメスハウジング1に設け、相手方コネクタ4に対してメスハウジング1が半嵌合状態のときにコイルバネ3の反力でメスハウジング1が押し戻されるようにしたコネクタ6がある(例えば、特許文献2参照)。このコネクタ6によれば、相手方コネクタ4に対してメスハウジング1が確実に嵌合され、ワイヤハーネスの電線7が接続された端子8が相手方コネクタ4のピン9に確実に接続される。
特開2012−22846号公報 特開2012−59368号公報
ところで、上記のコネクタ6では、メスハウジング1の接続部2の上部中央にコイルバネ3を収容する収容部を要するため、メスハウジング1の接続部2の高さ寸法Hが大きくなってしまう。すると、相手方コネクタ4に対するメスハウジング1の接続部2の収容間口A(図15における網目部分)の高さ寸法Hが大きくなって収容間口A全体が大きくなり、図16に示すように、相手方コネクタ4に対してメスハウジング1の接続部2が傾いて無理に挿し込まれやすくなる。このように収容間口Aが大きいと、接続部2が傾いて挿し込まれる際に、相手方コネクタ4の収容間口A内へのメスハウジング1の接続部2の入り込み量が大きくなり、相手方コネクタ4のピン9と接続部2との隙間が十分に確保されなくなって干渉し、相手方コネクタ4のピン9に折れ曲がりなどの変形が生じるおそれがある。そして、このピン9が変形すると、導通不良や嵌合不良が発生するおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、大型化を招くことなく、確実に嵌合させて良好な導通状態を確保することが可能なコネクタの嵌合構造を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタの嵌合構造は、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 補器側コネクタとハーネス側コネクタとの嵌合構造であって、
前記補器側コネクタは、
前記ハーネス側コネクタを収容し、且つ該ハーネス側コネクタの嵌合方向に沿って延設されたピンを有するホルダと、
前記ピンを囲むように前記ホルダ内部に収容されるシャントリングと、
を有し、
前記ハーネス側コネクタは、
端子と、
前記ホルダに嵌合され、且つ前記端子を保持する接続部を備えたハウジングと、
前記接続部の前記ホルダに対する嵌合方向に沿って移動可能に、該接続部に保持されるスライダーと、
前記接続部の両側に設けられて前記接続部と前記スライダーによって挟持された、前記接続部の前記ホルダに対する嵌合方向に沿って配置された2つの弾性部材と、
を有し、
前記シャントリングには、前記ホルダの前記接続部に対する嵌合方向前方の端部において、前記ピンを挟む位置に2つの嵌合ロックが形成され、
前記接続部には、該接続部を前記ホルダに嵌合中には前記嵌合ロックが乗り上げ、該接続部が前記ホルダに嵌合した後には前記嵌合ロックと係止するロックビークが形成され、
前記スライダーは、前記ハウジングとの間で前記弾性部材を挟持するために前記弾性部材に当接する受け片と、前記接続部の前記ホルダに対する嵌合方向前方に向けて前記受け片から延びるコジリ防止片と、を有し、
前記コジリ防止片は、前記接続部を前記ホルダに嵌合中に前記ロックビークを乗り上げた前記嵌合ロックに当接する位置に、且つ、前記接続部を前記ホルダに嵌合した後に前記ロックビークに係止した前記嵌合ロックの変位を規制する位置に、配設されること。
(2) 上記(1)の構成のコネクタの嵌合構造において、前記弾性部材は、コイルスプリングからなること。
(3) 上記(1)の構成のコネクタの嵌合構造において、前記弾性部材は、板ばねからなること。
上記(1)の構成のコネクタの嵌合構造では、スライダーにコジリ防止片を設けている。これにより、補器側コネクタに対してハーネス側コネクタの接続部が斜めに傾いた状態で挿し込まれようとしても、コジリ防止片が嵌合ロックに当接するので、傾いた状態での嵌合を防止することができる。また、スライダーを嵌合方向前方側へ付勢する弾性部材を、接続部の両側部に配置させてスライダーを両側の弾性部材で嵌合方向前方に付勢する構造であるので、傾いて挿し込まれたハーネス側コネクタの姿勢を弾性部材の付勢力で修正させることができる。
しかも、スライダーを付勢する弾性部材をスライダーの両側に設けたことで、補器側コネクタにおける接続部の収容間口の高さ寸法を大幅に小さくすることができ、よって、傾いた状態での接続部の挿し込みを極力抑制することができる。
これにより、補器側コネクタに対してハーネス側コネクタが傾いて嵌合されることで生じるピンの折れ曲がりなどの変形を防止することができ、ピンが変形することで生じる導通不良や嵌合不良を確実に防止することができる。
上記(2)の構成のコネクタの嵌合構造では、スライダーを付勢する弾性部材として安定した付勢力が付与可能なコイルスプリングをスライダーの両側に設けたことで、スライダーを安定的に付勢することができる。
上記(3)の構成のコネクタの嵌合構造では、スライダーを付勢する弾性部材として占有スペースが小さい板ばねをスライダーの両側に設けたことで、補器側コネクタにおける接続部の収容間口の幅寸法も極力抑えることができ、よって、傾いた状態での接続部の挿し込みを極力抑制することができる。
本発明によれば、大型化を招くことなく、確実に嵌合させて良好な導通状態を確保することが可能なコネクタの嵌合構造を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、第1実施形態に係る補器側コネクタ及びハーネス側コネクタの斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る補器側コネクタ及びハーネス側コネクタの水平方向の断面図である。 図3は、補器側コネクタの分解斜視図である。 図4は、ハーネス側コネクタの分解斜視図である。 図5(a)〜図5(c)は、補器側コネクタとハーネス側コネクタとの嵌合状態を示す図であって、それぞれ水平方向の断面図である。 図6は、補器側コネクタの正面図である。 図7(a)及び図7(b)は、補器側コネクタとハーネス側コネクタとの嵌合状態を示す図であって、それぞれ垂直方向の断面図である。 図8は、第2実施形態に係る補器側コネクタ及びハーネス側コネクタの水平方向の断面図である。 図9は、ハーネス側コネクタの分解斜視図である。 図10(a)〜図10(c)は、補器側コネクタとハーネス側コネクタとの嵌合状態を示す図であって、それぞれ水平方向の断面図である。 図11は、開口部のないスライダーを備えたハーネス側コネクタの断面図である。 図12は、開口部のないスライダーを備えたハーネス側コネクタにおけるバネ収容スペース部分における断面図である。 図13は、従来例を説明する補器側コネクタ及びハーネス側コネクタの斜視図である。 図14は、従来例を説明するハーネス側コネクタの分解斜視図である。 図15は、補器側コネクタの正面図である。 図16は、傾いた状態で嵌合される状況を示す補器側コネクタ及びハーネス側コネクタの断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係るコネクタの嵌合構造について説明する。
図1は、第1実施形態に係る補器側コネクタ及びハーネス側コネクタの斜視図、図2は、第1実施形態に係る補器側コネクタ及びハーネス側コネクタの水平方向の断面図、図3は、補器側コネクタの分解斜視図、図4は、ハーネス側コネクタの分解斜視図、図5(a)〜図5(c)は、補器側コネクタとハーネス側コネクタとの嵌合状態を示す図であって、それぞれ水平方向の断面図、図6は、補器側コネクタの正面図、図7(a)及び図7(b)は、補器側コネクタとハーネス側コネクタとの嵌合状態を示す図であって、それぞれ垂直方向の断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るコネクタの嵌合構造は、補器側コネクタ10とハーネス側コネクタ11との嵌合構造である。
補器側コネクタ10は、例えば車載のエアバッグシステムの電気コネクタにおけるソケットであり、ハーネス側コネクタ11は、エアバッグシステムの電気コネクタにおけるプラグである。ハーネス側コネクタ11は、補器側コネクタ10に嵌合接続される。
図2及び図3に示すように、補器側コネクタ10は、ピン12と、ホルダ13と、シャントリング14と、ショート端子15とを有している。
ホルダ13は、合成樹脂から成形されている。このホルダ13は、円筒状に形成された周壁部21と、この周壁部21の一方側に設けられた底部22とを有する有底円筒状に形成されており、ハーネス側コネクタ11の嵌合側が開口部23とされている。ホルダ13の周壁部21には、開口部23近傍における内周面に、溝部24が形成されている。また、このホルダ13には、底部22に、間隔をあけて2本のピン12が固定されており、これらのピン12が開口部23側へ向かって延在されている。ピン12は、導電性金属材料から形成されたもので、補器側の回路に接続されている。
シャントリング14は、合成樹脂から成形されている。このシャントリング14は、円筒状の周壁部31を有しており、ホルダ13に開口部23側から嵌め込まれて装着される。そして、このシャントリング14は、ホルダ13に装着されることで、周壁部31内がピン12を囲むようにホルダ13内に収容される。このシャントリング14は、周壁部31の外周面から径方向外方へ突出された複数の係止爪32を有しており、これらの係止爪32は、ホルダ13内にシャントリング14を嵌め込んだ際に、ホルダ13の溝部24に係合する。これにより、シャントリング14がホルダ13内に固定されることとなる。また、シャントリング14には、その両側に、2つの嵌合ロック33が形成されている。これらの嵌合ロック33は、ピン12を挟む位置に配置されており、ハーネス側コネクタ11の嵌合方向前方側の端部で連結されて嵌合方向後方側へ延在されている。これらの嵌合ロック33は、その先端部に、ピン12側へ向かって突出する爪部34を有している。
ショート端子15は、導電性金属材料から形成されたもので、二つの接点15aを備えた側面視U字状に形成されている。このショート端子15は、シャントリング14内に装着されており、シャントリング14をホルダ13へ装着することで、2本のピン12に接点15aが押し付けられて接触する。これにより、ピン12は、ショート端子15によって互いに導通され、よって、補器側の回路が短絡状態とされる。このように、補器側の回路が短絡状態とされることで、補器の誤作動が防止されて安全性が確保される。
図2及び図4に示すように、ハーネス側コネクタ11は、端子41と、フェライトコア42と、ハウジング43と、スライダー44と、コイルスプリング(弾性部材)45とを有している。
端子41は、導電性金属材料から形成されたもので、側面視L字状に形成されている。これらの端子41は、接続端子部51と、電線接続部52とを有しており、電線接続部52に、ワイヤハーネスの電線53が接続されている。ワイヤハーネスの電線53には、フェライトコア42が取り付けられる。このフェライトコア42は、金属酸化物の強磁性体をブロック状に形成した部品であり、外部からの種々の電磁波によってノイズ電流が電線53に流れることを防止するノイズ対策部品として挿通孔42aに電線53を通すことで電線53に装着される。
端子41の接続端子部51は、先端が開口した箱状に形成されており、先端側からピン12が挿し込まれる。この接続端子部51には、内部に接触突起部55及び押圧片56が設けられており、ピン12が接触突起部55と押圧片56との間に挿し込まれる。これにより、ピン12が接触突起部55と押圧片56とで挟持され、よって、ピン12と端子41とが導通接続される。
ハウジング43は、合成樹脂から成形されたもので、補器側コネクタ10への嵌合側に突出する接続部61を有している。このハウジング43は、その背面側が開放されており、この開放された背面側から、電線53が接続された端子41及び電線53に取り付けられたフェライトコア42が収容される。ハウジング43には、開放された背面を覆うようにカバー62が取り付けられ、このカバー62を取り付けることで、端子41及びフェライトコア42がハウジング43に収容されて保持される。
ハウジング43の接続部61には、2つのキャビティ63が形成されており、これらのキャビティ63に、端子41の接続端子部51が収容されている。また、接続部61には、その先端に、キャビティ63に連通する2つの挿入孔64が形成されており、これらの挿入孔64からピン12が挿し込まれる。
接続部61の先端における両側部には、側方へ僅かに突出されたロックビーク65が形成されている。これらのロックビーク65の側面同士の間隔は、シャントリング14の嵌合ロック33の爪部34同士の間隔よりも大きくされている。また、ロックビーク65には、先端における側面に、補器側コネクタ10への嵌合方向前方へ向かって次第に中央へ傾斜するテーパ形状のガイド面66が形成されている。また、接続部61の両側面には、ロックビーク65よりも補器側コネクタ10への嵌合方向後方側に、係止穴67が形成されている。
また、接続部61には、両側部における下部に、側方へ張り出す逆嵌合防止リブ68が形成されている。これらの逆嵌合防止リブ68を備えた接続部61を有するハウジング43は、ホルダ13に対して上下逆の姿勢で嵌合された際に、ホルダ13のシャントリング14の一部に干渉する。これにより、ホルダ13に対する上下逆の姿勢での接続部61の嵌合が防止される。
スライダー44は、合成樹脂から成形されたもので、上面板部71と、2つのスライド部72とを有している。このスライダー44は、ハウジング43の接続部61に装着され、補器側コネクタ10に対する嵌合方向に沿って移動可能とされる。そして、このスライダー44は、ハウジング43の接続部61に装着されることで、両側部のスライド部72が接続部61の両側部に配置される。
スライド部72には、移動方向と直交する方向に受け片73が形成されている。そして、スライド部72における受け片73よりも補器側コネクタ10に対する嵌合方向後方側の空間部分は、コイルスプリング45が収容されるバネ収容スペース74とされている。また、スライド部72には、受け片73よりも補器側コネクタ10への嵌合方向前方側へ向けて延びる正面視コ字状のコジリ防止片75が形成されている。互いに対向する各コジリ防止片75の内面75a同士の間隔は、シャントリング14の各嵌合ロック33の外面33a同士の間隔よりも僅かに広くされている。
スライダー44の各スライド部72には、補器側コネクタ10への嵌合方向後方側の端部に、外側へ突出する操作用突起78が形成されており、これらの操作用突起78を把持してスライダー44を移動させることが可能とされている。
コイルスプリング45は、バネ鋼などの弾性を有する金属材料を螺旋状に巻いたもので、スライダー44のバネ収容スペース74に収容されている。これらのコイルスプリング45は、一端側がスライダー44の受け片73に当接され、他端側がハウジング43に形成されたフランジ部43aに当接されている。受け片73及びフランジ部43aには、それぞれバネ収容スペース74へ向かって突出する突起73a,43bが形成されており、コイルスプリング45は、その両端に突起73a,43bが嵌合されてバネ収容スペース74内に保持されている。そして、スライダー44は、コイルスプリング45によって、ハウジング43に対して、補器側コネクタ10への嵌合方向前方側へ付勢されている。また、スライダー44がコイルスプリング45の付勢力に抗して嵌合方向後方側へ押圧されると、コイルスプリング45は、収縮されて軸方向の長さが短くなる。
次に、補器側コネクタ10へハーネス側コネクタ11を嵌合させて接続させる場合について説明する。
補器側コネクタ10へハーネス側コネクタ11を嵌合させるには、ハーネス側コネクタ11の接続部61を補器側コネクタ10の開口部23へ挿し込む。
このようにすると、図5(a)に示すように、補器側コネクタ10のピン12が挿入孔64に挿し込まれる。これにより、端子41の接続端子部51の接触突起部55と押圧片56との間にピン12が入り込み、接触突起部55と押圧片56とでピン12が挟持されてピン12と端子41とが導通接続される。
また、シャントリング14の嵌合ロック33の爪部34が接続部61のロックビーク65に形成されたガイド面66に接触して摺動する。これにより、嵌合ロック33がガイド面66によって側方へ押し出され、爪部34がロックビーク65の側面に乗り上げて当接する。
ここで、本実施形態では、スライダー44を嵌合方向前方側へ付勢するコイルスプリング45を、接続部61の両側部に配置させ、また、スライダー44の両側にコジリ防止片75を設けている。したがって、補器側コネクタ10に対してハーネス側コネクタ11の接続部61が斜めに傾いた状態で挿し込まれようとすると、一方のコジリ防止片75が一方の嵌合ロック33に当接し、傾いた状態での嵌合が阻止される。また、スライダー44が両側のコイルスプリング45で嵌合方向前方に付勢されているので、傾いて挿し込まれたハーネス側コネクタ11の姿勢がコイルスプリング45の付勢力で修正される。しかも、図6に示すように、コイルスプリング45をスライダー44の両側に設けたことで、補器側コネクタ10における接続部61の収容間口A(図6における網目部分)の高さ寸法Hが大幅に小さくされ、よって、傾いた状態での接続部61の挿し込みが極力抑制される。
ハーネス側コネクタ11の接続部61を補器側コネクタ10の開口部23へさらに挿し込むと、図5(b)に示すように、さらに補器側コネクタ10のピン12が挿入孔64に挿し込まれる。すると、スライダー44のスライド部72のコジリ防止片75が、側方へ押し出された嵌合ロック33に当接する。したがって、スライダー44は、コイルスプリング45の付勢力に抗して嵌合方向後方側へ移動する。このとき、コイルスプリング45は、軸方向に収縮するように変形する。したがって、コイルスプリング45が周囲の部品に干渉して変形が妨げられるようなことはない。
さらにハーネス側コネクタ11の接続部61を補器側コネクタ10の開口部23へ挿し込むと、図5(c)に示すように、さらに補器側コネクタ10のピン12が挿入孔64に挿し込まれる。そして、ロックビーク65が嵌合ロック33の爪部34における嵌合方向前方側へ超えると、爪部34が、ロックビーク65における嵌合方向後方側の係止穴67に入り込む。これにより、ハウジング43の接続部61が嵌合ロック33によって確実に係止され、補器側コネクタ10とハーネス側コネクタ11とが確実に接続された状態となる。
また、ロックビーク65によって外側へ弾性変形されていた嵌合ロック33が復元して内側へ変位し、嵌合ロック33の先端がスライダー44のコジリ防止片75の内側に入り込む。すると、スライダー44がコイルスプリング45の付勢力によって嵌合方向前方側へ移動し、コジリ防止片75が嵌合ロック33の外側に配置される。これにより、嵌合ロック33の外側への変位がコジリ防止片75によって防止され、よって、嵌合ロック33によるハウジング43の接続部61の係止状態が維持される。
また、上記のように、補器側コネクタ10にハーネス側コネクタ11が嵌合されると、図7(a)に示すように、互いに接触されていたピン12とショート端子15の接点15aとの間に、図7(b)に示すように、樹脂製のスライダー44の上面板部71が入り込む。これにより、ショート端子15の接点15aがピン12から離間し、ピン12同士の導通状態が解除され、補器側の回路の短絡状態が解除される。これにより、例えば、補器側の回路では、警告灯が消灯することで、補器側コネクタ10にハーネス側コネクタ11が正規嵌合していることを確認することができる。
なお、上記の嵌合工程において、補器側コネクタ10とハーネス側コネクタ11との嵌合が不完全である半嵌合の状態(図5(b)の状態)で嵌合作業が止められた場合、コイルスプリング45により嵌合方向前方へ付勢されているスライダー44の反力によってハーネス側コネクタ11の接続部61が補器側コネクタ10から押し出されることとなる。よって、補器側コネクタ10とハーネス側コネクタ11との半嵌合などの嵌合不良が防止される。
また、ハーネス側コネクタ11の接続部61が補器側コネクタ10から押し出されると、ショート端子15の接点15aがピン12と接触することで補器側の回路が短絡状態とされる(図7(a)参照)。したがって、補器側の回路に設けた警告灯が点灯することで、補器側コネクタ10にハーネス側コネクタ11が正規嵌合していないことを確認することができる。
なお、補器側コネクタ10に嵌合させたハーネス側コネクタ11を補器側コネクタ10から外して接続状態を解除する場合は、スライダー44の操作用突起78を把持し、コイルスプリング45の付勢力に抗して補器側コネクタ10への嵌合方向後方側へスライダー44を移動させる。このようにすると、スライダー44のコジリ防止片75による嵌合ロック33の外側への移動の規制が解除される。そして、この状態で、ハーネス側コネクタ11を補器側コネクタ10から離間させる。すると、嵌合ロック33が外側へ弾性変形し、爪部34が係止穴67から抜け出され、嵌合ロック33とロックビーク65とのロック状態が解除される。これにより、ハーネス側コネクタ11の接続部61が補器側コネクタ10から抜き取られ、補器側コネクタ10とハーネス側コネクタ11との接続状態が解除される。
以上、説明したように、本実施形態によれば、スライダー44にコジリ防止片75を設けている。これにより、補器側コネクタ10に対してハーネス側コネクタ11の接続部61が斜めに傾いた状態で挿し込まれようとしても、コジリ防止片75が嵌合ロック33に当接されるので、傾いた状態での嵌合を阻止することができる。
具体的には、正規の嵌合方向以外の方向で嵌合がなされようとする場合、嵌合ロック33がスライダー44の先端に接触して接続部61がシャントリング14に進入できる入り込み量が短くなる分、ピン12が接続部61内部に進入できるストローク長も短くなる。また、正規の嵌合方向以外の方向で嵌合がなされようとする場合には、嵌合ロック33が、接続部61のロックビーク65を乗り越えることができず、接続部61がシャントリング14に進入できる入り込み量が短い状態が維持される。このように、ピン12のストローク長が短くなる結果、正規の嵌合方向以外の方向で嵌合がなされようとする場合に、ピン12の折れ曲がりが防止される。
また、スライダー44を嵌合方向前方側へ付勢するコイルスプリング45を、接続部61の両側部に配置させてスライダー44を両側のコイルスプリング45で嵌合方向前方に付勢する構造であるので、傾いて挿し込まれたハーネス側コネクタ11の姿勢をコイルスプリング45の付勢力で修正することができる。しかも、スライダー44を付勢する弾性部材としてコイルスプリング45をスライダー44の両側に設けたことで、補器側コネクタ10における接続部61の収容間口Aの高さ寸法Hが大幅に小さくされ、よって、傾いた状態での接続部61の挿し込みを極力抑制することができる。
このように、補器側コネクタ10に対してハーネス側コネクタ11が傾いて無理に嵌合されることで生じるピン12の折れ曲がりなどの変形を防止することができ、ピン12が変形することで生じる導通不良や嵌合不良を確実に防止することができる。
また、スライダー44を付勢する弾性部材として安定した付勢力が付与可能な二つのコイルスプリング45をスライダー44の両側に設けたことで、スライダー44を安定的に付勢することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るコネクタの嵌合構造について説明する。
なお、第1実施形態と同一構造部分は同一符号を付して説明を省略する。
図8は、第2実施形態に係る補器側コネクタ及びハーネス側コネクタの水平方向の断面図、図9は、ハーネス側コネクタの分解斜視図、図10(a)〜図10(c)は、補器側コネクタとハーネス側コネクタとの嵌合状態を示す図であって、それぞれ水平方向の断面図である。
図8及び図9に示すように、第2実施形態では、スライダー44を嵌合方向へ向かって付勢するコイルスプリング45に代えて板ばね(弾性部材)81を備えている。また、スライダー44の各スライド部72の側壁76には、バネ収容スペース74と連通する開口部77が形成されている。
板ばね81は、バネ鋼などの弾性を有する金属材料から形成されたもので、スライダー44のバネ収容スペース74に収容されている。これらの板ばね81は、一端側がスライダー44の受け片73に固定され、他端側がハウジング43に形成されたフランジ部43aに固定されている。これにより、スライダー44は、板ばね81によって、ハウジング43に対して、補器側コネクタ10への嵌合方向前方側へ付勢されている。各板ばね81は、それぞれスライダー44の各スライド部72に形成された開口部77側へ向かって膨出するように僅かに湾曲されている。これにより、スライダー44が板ばね81の付勢力に抗して嵌合方向後方側へ押圧されると、板ばね81は、その中間部分が撓んで開口部77へ向かって大きく屈曲する。
次に、補器側コネクタ10へハーネス側コネクタ11を嵌合させて接続させる場合について説明する。
補器側コネクタ10へハーネス側コネクタ11を嵌合させるには、ハーネス側コネクタ11の接続部61を補器側コネクタ10の開口部23へ挿し込む。
このようにすると、図10(a)に示すように、補器側コネクタ10のピン12が挿入孔64に挿し込まれる。これにより、端子41の接続端子部51の接触突起部55と押圧片56との間にピン12が入り込み、接触突起部55と押圧片56とでピン12が挟持されてピン12と端子41とが導通接続される。
また、シャントリング14の嵌合ロック33の爪部34が接続部61のロックビーク65に形成されたガイド面66に接触して摺動する。これにより、嵌合ロック33がガイド面66によって側方へ押し出され、爪部34がロックビーク65の側面に乗り上げて当接する。
ここで、本実施形態では、スライダー44を嵌合方向前方側へ付勢する板ばね81を、接続部61の両側部に配置させ、また、スライダー44の両側にコジリ防止片75を設けている。したがって、補器側コネクタ10に対してハーネス側コネクタ11の接続部61が斜めに傾いた状態で挿し込まれようとすると、一方のコジリ防止片75が一方の嵌合ロック33に当接し、傾いた状態での嵌合が阻止される。また、スライダー44が両側の板ばね81で嵌合方向前方に付勢されているので、傾いて挿し込まれたハーネス側コネクタ11の姿勢が板ばね81の付勢力で修正される。しかも、スライダー44を付勢する弾性部材として占有スペースが小さい板ばね81をスライダー44の両側に設けたことで、補器側コネクタ10における接続部61の収容間口A(図6における網目部分)の幅寸法Wを極力抑えつつ高さ寸法Hが大幅に小さくされ、よって、傾いた状態での接続部61の挿し込みが極力抑制される。
ハーネス側コネクタ11の接続部61を補器側コネクタ10の開口部23へさらに挿し込むと、図10(b)に示すように、さらに補器側コネクタ10のピン12が挿入孔64に挿し込まれる。すると、スライダー44のスライド部72のコジリ防止片75が、側方へ押し出された嵌合ロック33に当接する。したがって、スライダー44は、板ばね81の付勢力に抗して嵌合方向後方側へ移動する。このとき、板ばね81は、その中間部分が撓んで大きく屈曲するように変形し、その屈曲部分は、開口部77に入り込む。したがって、板ばね81が周囲の部品に干渉して変形が妨げられるようなことはない。
さらにハーネス側コネクタ11の接続部61を補器側コネクタ10の開口部23へ挿し込むと、図10(c)に示すように、さらに補器側コネクタ10のピン12が挿入孔64に挿し込まれる。そして、ロックビーク65が嵌合ロック33の爪部34における嵌合方向前方側へ超えると、爪部34が、ロックビーク65における嵌合方向後方側の係止穴67に入り込む。これにより、ハウジング43の接続部61が嵌合ロック33によって確実に係止され、補器側コネクタ10とハーネス側コネクタ11とが確実に接続された状態となる。
また、ロックビーク65によって外側へ弾性変形されていた嵌合ロック33が復元して内側へ変位し、嵌合ロック33の先端がスライダー44のコジリ防止片75の内側に入り込む。すると、スライダー44が板ばね81の付勢力によって嵌合方向前方側へ移動し、コジリ防止片75が嵌合ロック33の外側に配置される。これにより、嵌合ロック33の外側への変位がコジリ防止片75によって防止され、よって、嵌合ロック33によるハウジング43の接続部61の係止状態が維持される。
また、上記のように、補器側コネクタ10にハーネス側コネクタ11が嵌合されると(図7(a)参照)、互いに接触されていたピン12とショート端子15の接点15aとの間に、樹脂製のスライダー44の上面板部71が入り込む(図7(b)参照)。これにより、ショート端子15の接点15aがピン12から離間し、ピン12同士の導通状態が解除され、補器側の回路の短絡状態が解除される。これにより、例えば、補器側の回路では、警告灯が消灯することで、補器側コネクタ10にハーネス側コネクタ11が正規嵌合していることを確認することができる。
なお、上記の嵌合工程において、補器側コネクタ10とハーネス側コネクタ11との嵌合が不完全である半嵌合の状態(図10(b)の状態)で嵌合作業が止められた場合、板ばね81により嵌合方向前方へ付勢されているスライダー44の反力によってハーネス側コネクタ11の接続部61が補器側コネクタ10から押し出されることとなる。よって、補器側コネクタ10とハーネス側コネクタ11との半嵌合などの嵌合不良が防止される。
また、ハーネス側コネクタ11の接続部61が補器側コネクタ10から押し出されると、ショート端子15の接点15aがピン12と接触することで補器側の回路が短絡状態とされる(図7(a)参照)。したがって、補器側の回路に設けた警告灯が点灯することで、補器側コネクタ10にハーネス側コネクタ11が正規嵌合していないことを確認することができる。
なお、補器側コネクタ10に嵌合させたハーネス側コネクタ11を補器側コネクタ10から外して接続状態を解除する場合は、スライダー44の操作用突起78を把持し、板ばね81の付勢力に抗して補器側コネクタ10への嵌合方向後方側へスライダー44を移動させる。このようにすると、スライダー44のコジリ防止片75による嵌合ロック33の外側への移動の規制が解除される。そして、この状態で、ハーネス側コネクタ11を補器側コネクタ10から離間させる。すると、嵌合ロック33が外側へ弾性変形し、爪部34が係止穴67から抜け出され、嵌合ロック33とロックビーク65とのロック状態が解除される。これにより、ハーネス側コネクタ11の接続部61が補器側コネクタ10から抜き取られ、補器側コネクタ10とハーネス側コネクタ11との接続状態が解除される。
以上、説明したように、第2実施形態の場合も、スライダー44にコジリ防止片75を設けている。これにより、補器側コネクタ10に対してハーネス側コネクタ11の接続部61が斜めに傾いた状態で挿し込まれようとしても、コジリ防止片75が嵌合ロック33に当接されるので、傾いた状態での嵌合を阻止することができる。また、スライダー44を嵌合方向前方側へ付勢する板ばね81を、接続部61の両側部に配置させてスライダー44を両側の板ばね81で嵌合方向前方に付勢する構造であるので、傾いて挿し込まれたハーネス側コネクタ11の姿勢を板ばね81の付勢力で修正することができる。
特に、スライダー44を付勢する弾性部材として占有スペースが小さい板ばね81をスライダー44の両側に設けたことで、補器側コネクタ10における接続部61の収容間口Aの幅寸法Wが極力抑えられ、しかも、高さ寸法Hが大幅に小さくされ、よって、傾いた状態での接続部61の挿し込みを極力抑制することができる。
これにより、補器側コネクタ10に対してハーネス側コネクタ11が傾いて無理に嵌合されることで生じるピン12の折れ曲がりなどの変形を防止することができ、ピン12が変形することで生じる導通不良や嵌合不良を確実に防止することができる。
また、スライダー44が板ばね81の付勢力に抗して嵌合方向後方側へスライドされると、板ばね81は、その中間部分が大きく屈曲するように撓み、その屈曲部分が開口部77に入り込む。したがって、板ばね81が周囲の部品に干渉して変形が妨げられるような不具合を防止することができる。
ここで、図11に示すように、スライド部72に開口部77を設けないスライダー44を備えたハーネス側コネクタ11では、板ばね81が撓んで屈曲した際に、図12に示すように、その屈曲部分が接触しないように、大きなバネ収容スペース74を確保しなければならず、ハーネス側コネクタ11の幅寸法が嵩張って大型化し、このハーネス側コネクタ11が接続される補器側コネクタ10も大型化してしまう。
これに対して、本実施形態では、開口部77を形成することで板ばね81の屈曲部分との干渉を避ける構造であるので、スライダー44の幅寸法を極力小さくすることができ、補器側コネクタ10及びハーネス側コネクタ11の小型化を図ることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
10 補器側コネクタ
11 ハーネス側コネクタ
12 ピン
13 ホルダ
14 シャントリング
33 嵌合ロック
41 端子
43 ハウジング
44 スライダー
45 コイルスプリング(弾性部材)
61 接続部
65 ロックビーク
73 受け片
75 コジリ防止片
81 板ばね(弾性部材)

Claims (3)

  1. 補器側コネクタとハーネス側コネクタとの嵌合構造であって、
    前記補器側コネクタは、
    前記ハーネス側コネクタを収容し、且つ該ハーネス側コネクタの嵌合方向に沿って延設されたピンを有するホルダと、
    前記ピンを囲むように前記ホルダ内部に収容されるシャントリングと、
    を有し、
    前記ハーネス側コネクタは、
    端子と、
    前記ホルダに嵌合され、且つ前記端子を保持する接続部を備えたハウジングと、
    前記接続部の前記ホルダに対する嵌合方向に沿って移動可能に、該接続部に保持されるスライダーと、
    前記接続部の両側に設けられて前記接続部と前記スライダーによって挟持された、前記接続部の前記ホルダに対する嵌合方向に沿って配置された2つの弾性部材と、
    を有し、
    前記シャントリングには、前記ホルダの前記接続部に対する嵌合方向前方の端部において、前記ピンを挟む位置に2つの嵌合ロックが形成され、
    前記接続部には、該接続部を前記ホルダに嵌合中には前記嵌合ロックが乗り上げ、該接続部が前記ホルダに嵌合した後には前記嵌合ロックと係止するロックビークが形成され、
    前記スライダーは、前記ハウジングとの間で前記弾性部材を挟持するために前記弾性部材に当接する受け片と、前記接続部の前記ホルダに対する嵌合方向前方に向けて前記受け片から延びるコジリ防止片と、を有し、
    前記コジリ防止片は、前記接続部を前記ホルダに嵌合中に前記ロックビークを乗り上げた前記嵌合ロックに当接する位置に、且つ、前記接続部を前記ホルダに嵌合した後に前記ロックビークに係止した前記嵌合ロックの変位を規制する位置に、配設される、ことを特徴とするコネクタの嵌合構造。
  2. 前記弾性部材は、コイルスプリングからなることを特徴とする請求項1に記載のコネクタの嵌合構造。
  3. 前記弾性部材は、板ばねからなることを特徴とする請求項1に記載のコネクタの嵌合構造。
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