JP5812186B2 - 電動車両の充電システムと携帯リモコンキー - Google Patents

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Description

本発明は、車外電源からの充電コネクタを車両側の充電ポートに差し込み接続してプラグイン充電を行う電動車両の充電システムと携帯リモコンキーに関する。
従来、電動車両としては、スマートエントリー手段によるドアの施錠/開錠と同期し、コネクタロック機構のロック/アンロックを行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。なお、コネクタロック機構は、車外電源からの充電コネクタを車両側の充電ポートに差し込んだ位置にて係合したとき、係合解除操作を禁止するロックと係合解除操作を許容するアンロックを切り替える。
特開2010−264847号公報
しかしながら、従来の電動車両にあっては、スマートエントリー手段によるドアの施錠/開錠と同期し、コネクタロック機構のロック/アンロックを行うだけである。このため、充電ポートリッドのロック解除動作機能を持たせるには、新たに携帯リモコンキーにスイッチを追加する必要がある。このように、充電コネクタのコネクタロック解除機能と、充電ポートリッドのロック解除動作機能と、を発揮するスイッチを、それぞれ個別に設定した場合、プラグイン充電作業状況を的確に判断した上で、2つの個別スイッチを使い分けて操作する必要があり、ユーザに対し大きな操作負荷を与えると共に、操作間違いによる無駄時間が増える、という問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、プラグイン充電作業時、作業進行判断や個別操作等によるユーザへの操作負荷を与えることなく充電作業が進行することで、プラグイン充電作業性を改善することができる電動車両の充電システムと携帯リモコンキーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の電動車両の充電システムは、スイッチ手段と、アクチュエータ駆動回路と、コネクタロック機構と、リッドロック解除機構と、を備える。
前記スイッチ手段は、ユーザのスイッチ操作により操作信号を出力する。
前記アクチュエータ駆動回路と、前記スイッチ手段からの操作信号を入力すると、アクチュエータに対する駆動指令を出力する。
前記コネクタロック機構は、車外電源からの充電コネクタを車両側の充電ポートへ差し込んだとき、電気的接続位置にて前記充電コネクタを係合する充電コネクタ係合機構に設けられ、前記充電コネクタの係合解除操作を禁止するロック状態と係合解除操作を許容するアンロック状態を切り替える。
前記リッドロック解除機構は、前記充電ポートを覆う充電ポートリッドを閉鎖したとき、リッド閉鎖位置にて前記充電ポートリッドをロックするリッドロック機構に設けられ、前記充電ポートリッドのロックを解除する。
この電動車両の充電システムにおいて、
前記スイッチ手段を、携帯リモコンキーに設定され、ユーザ操作により操作信号を送信すると、前記コネクタロック機構のアンロック動作機能と、前記充電ポートリッドのロック解除動作機能と、を発揮する1つの遠隔操作スイッチとした。
前記遠隔操作スイッチを設定した携帯リモコンキーを、ユーザ操作により操作信号を出力したとき、車載コントローラとの間で通信が成立すると、車両用ドアの施錠/開錠を行うドア用操作スイッチを備えた車両用ドアの携帯リモコンキーとした。
前記車両用ドアの携帯リモコンキーに、前記遠隔操作スイッチを、前記ドア用操作スイッチとは別に設定し、この1つの遠隔操作スイッチに対する1つの操作のみで、プラグイン充電作業が開始時であるか終了時であるかにかかわりなく、前記コネクタロック機構のアンロック動作機能と、前記充電ポートリッドのロック解除動作機能と、を達成する構成とした。
そして、前記アンロック動作機能は、前記コネクタロック機構が前記ロック状態であるときには前記アンロック状態とされ、前記コネクタロック機構が既に前記アンロック状態の位置にあればその状態を維持する。
また、前記ロック解除動作機能は、前記充電ポートリッドが閉鎖されているときには前記充電ポートリッドの閉鎖ロックを解除し、前記充電ポートリッドが既に開放されているときには、前記充電ポートリッドのロック解除状態を維持する。
よって、携帯リモコンキーの1つの遠隔操作スイッチに対しユーザ操作による操作信号を送信すると、充電ポートリッドのロックを解除するリッドロック解除機能と、コネクタロック機構をアンロック状態とするアンロック動作機能が発揮される。
すなわち、充電ポートリッドを開いてプラグイン充電を開始するとき、1つの遠隔操作スイッチを操作すると、充電ポートリッドのリッドロックが解除され、プラグイン充電の開始作業体制が整えられる。また、充電ポートから充電コネクタを取り外してプラグイン充電を終了するとき、1つの遠隔操作スイッチを操作すると、コネクタロックがアンロック状態とされ、プラグイン充電の終了作業体制が整えられる。
すなわち、プラグイン充電作業時において、ユーザがプラグイン充電作業の進行段階を判断したり、個別のスイッチを選択して操作したりする必要が無くなり、ユーザへの操作負荷を与えることなく、充電作業がスムーズに進行する。
この結果、プラグイン充電作業時、作業進行判断や個別操作等によるユーザへの操作負荷を与えることなく充電作業が進行することで、プラグイン充電作業性を改善することができる。
遠隔操作スイッチを設定した携帯リモコンキーを、ユーザ操作により操作信号を出力したとき、車載コントローラとの間で通信が成立すると、車両用ドアの施錠/開錠を行うドア用操作スイッチを備えた車両用ドアの携帯リモコンキーとし、車両用ドアの携帯リモコンキーに、遠隔操作スイッチを、ドア用操作スイッチとは別に設定した。
このため、プラグイン充電作業のための専用の携帯リモコンキーを追加することなく、車両用ドアの携帯リモコンキーを流用しながら、充電コネクタのアンロック操作と充電ポートリッドのロック解除操作を行うことができると共に、遠隔操作スイッチに対するユーザ操作によりドアが開くことが無く、車両用ドアの携帯リモコンキーを用いながらも防犯性を確保することができる。
実施例1の電気自動車の充電システムの全体概略構成を示すシステム全体概略構成図である。 実施例1の電気自動車の充電システムの全体回路構成を示すシステム全体回路構成図である。 実施例1の充電システムにおいて車外操作アイテムとして用いられる携帯リモコンキーを示す正面図である。 実施例1の充電システムにおいて車内操作アイテムとして用いられる車内操作スイッチ及びロックモード選択スイッチを示す車室内パネル図である。 実施例1の充電システムにおいて充電コネクタが差し込まれる車両側の充電ポートを覆う充電ポートリッドを開いた状態を示す車両前部斜視図である。 実施例1の充電システムにおいて普通充電ポートに差し込み接続した充電コネクタのロック状態を示す断面図である。 実施例1の充電システムにおいて普通充電ポートに差し込み接続した充電コネクタのロック状態の詳細を示す図6A部の拡大断面図である。 実施例1の充電システムにおいて普通充電ポートに差し込み接続した充電コネクタのアンロック状態(a)とロック状態(b)を示す図6B−B線による説明図である。 実施例1のロックモード選択スイッチにより選択されるオートモード・アンロックモード・ロックモードのそれぞれのモードにおける充電コネクタのロック/アンロック状態を示すタイムチャートである。
以下、本発明の電動車両の充電システムと携帯リモコンキーを実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例1における電気自動車(電動車両の一例)の充電システムの構成を、「全体システム構成」、「充電作業用操作アイテムの構成」、「充電コネクタ及び車両側充電構成」に分けて説明する。
[全体システム構成]
図1は、実施例1の電気自動車の充電システムの全体概略構成を示し、図2は、全体回路構成を示す。以下、図1及び図2に基づき、全体システム構成を説明する。
実施例1の電気自動車の充電システムは、入力構成要素として、図1に示すように、携帯リモコンキー1と、ボディコントロールモジュール2(以下、「BCM2」と略称する。)と、車内操作スイッチ3と、ロックモード選択スイッチ4と、を備えている。
前記携帯リモコンキー1は、インテリジェントキーと呼ばれ、ユーザが携帯する。前記BCM2(車載コントローラ)は、図2に示すように、アンテナ13を有し、車両に搭載される。前記車内操作スイッチ3(押しボタン型スイッチ)と前記ロックモード選択スイッチ4(3段シーソー型スイッチ:図2参照)は、車室内のインストルメントパネル14に配置される。
前記充電システムは、演算処理構成要素として、図1に示すように、ビークルコントロールモジュール5(以下、「VCM5」と略称する。)を備えている。
前記VCM5(アクチュエータ駆動回路、充電作業用コントローラ)は、図2に示すように、車内操作スイッチ3からの入力回路5aと、BCM2からの入力回路5bと、ロックモード選択スイッチ4のスイッチ部4a,4bからの入力回路5c,5dと、を有する。そして、入力信号に基づいて演算処理を行い、演算処理結果にしたがって各駆動回路に指令を出力するマイコン5eを有する。さらに、ポート照明器8への駆動回路5fと、リッドロック解除機構6に設けたオープナーアクチュエータ6aへの駆動回路5gと、コネクタロック機構7に設けたロックアクチュエータ7aへの駆動回路5h及び正転・逆転切換回路5iと、ロックモード選択スイッチ4のランプ4c,4dへの駆動回路5j,5kと、を有する。
前記充電システムは、出力構成要素として、図1に示すように、リッドロック解除機構6と、コネクタロック機構7と、ポート照明器8と、を備えている。
前記リッドロック解除機構6と前記コネクタロック機構7と前記ポート照明器8は、何れも車両前部に配置された普通充電ポート21,急速充電ポート22及び充電ポートリッド23の周辺領域に設定される(図5参照)。これらリッドロック解除機構6とコネクタロック機構7とポート照明器8は、携帯リモコンキー1の遠隔操作スイッチ1c又は車内操作スイッチ3に対する押し操作により作動する。
前記充電システムは、図1に示すように、車両情報ディスプレイ9と、アンサーバックライト10と、ビークルサウンドコントローラ11と、アンサーバック車内スピーカ12aと、アンサーバック車外スピーカ12bと、を出力構成要素として加えている。
前記車両情報ディスプレイ9は、メータ表示部の中に設定された画面であり、イグニッションオフ後、ロックモード選択スイッチ4による選択モードをユーザに知らせる。前記アンサーバックライト10は、インストルメントパネル14の上部位置に配置され、携帯リモコンキー1の遠隔操作スイッチ1c又は車内操作スイッチ3に対し押し操作が行われ、かつ、有効に動作するとき、複数回(例えば、3回)点滅する。前記アンサーバック車内スピーカ12a及びアンサーバック車外スピーカ12bは、アンサーバックライト10の点滅に対応して知らせ音を発する。
[充電作業用操作アイテムの構成]
図3は、実施例1の充電システムにおける携帯リモコンキー1を示す。図4は、車内操作スイッチ3及びロックモード選択スイッチ4を示す。以下、図3及び図4に基づき、充電作業用操作アイテムの構成を説明する。
実施例1の充電作業用操作アイテムとしては、図3に示すように、車外操作アイテムとして携帯リモコンキー1が用いられ、図4に示すように、車内操作アイテムとして車内操作スイッチ3及びロックモード選択スイッチ4が用いられる。
前記携帯リモコンキー1は、ドア閉スイッチ1a(ドア用操作スイッチ)及びドア開スイッチ1b(ドア用操作スイッチ)とは別に、遠隔操作スイッチ1cを設定している。遠隔操作スイッチ1cは、ユーザが押し操作を行うと、リッドロック解除機構6に対するロック解除動作機能と、コネクタロック機構7に対するアンロック動作機能と、ポート照明器8に対するポート点灯動作機能と、の3つの動作機能を発揮する。なお、携帯リモコンキー1には、上記スイッチ1a,1b,1c以外に、ハザードランプ点灯操作スイッチ1dを設定している。また、携帯リモコンキー1は、メカニカルキー1eを内蔵している。
前記車内操作スイッチ3は、インストルメントパネル14のうち、ドライバーから手が届くステアリングホイール15の横位置に設定され、車内操作スイッチ3への押し操作を行うと、遠隔操作スイッチ1cと全く同じ3つの動作機能を発揮する。
前記ロックモード選択スイッチ4は、車内操作スイッチ3の隣接位置に配置され、充電コネクタ20を普通充電ポート21に接続したとき、ロック(取り外し不可)とアンロック(取り外し可)を制御する3種類のロックモードからの選択自由度をユーザに与える。ここで、3種類のロックモードとは、常にアンロックとする「アンロックモード(基本モード)」、充電中にロックとする「オートモード」、普通充電ポート21への充電コネクタ20の接続中にロックとする「ロックモード」である。
[プラグイン充電構成]
図5は、実施例1の充電システムにおいて充電コネクタ20が差し込まれる車両側の充電ポート21,22を覆う充電ポートリッド23を開いた状態を示す。図6〜図8は、普通充電ポート21に差し込み接続した充電コネクタ20のロック/アンロックの構成を示す。以下、図5〜図8に基づき、プラグイン充電構成を説明する。
実施例1のプラグイン充電構成は、図5〜図8に示すように、充電コネクタ20と、普通充電ポート21と、急速充電ポート22と、充電ポートリッド23と、リッドロック解除機構6と、コネクタロック機構7と、ポート照明器8と、を備えている。
前記充電コネクタ20は、図6に示すように、充電スタンドや家庭用充電設備等の車外電源24からの充電ハーネス25の先端部に設けられ、車両側の普通充電ポート21(又は急速充電ポート22)に差し込み接続する。この充電コネクタ20には、図6に示すように、充電コネクタ20と普通充電ポート21(又は急速充電ポート22)の電気的接続位置にて充電コネクタ20を車両側に係合する充電コネクタ係合機構26を有する。充電コネクタ係合機構26は、レバー軸27を中心として回動可能に設けられたリリースレバー28により構成される。リリースレバー28には、戻し付勢力を与えるリターンスプリング29が配置された操作部28aがレバー後端側に形成され、車両側のフレーム40に係合するラッチ部28bがレバー先端側に形成される。
前記普通充電ポート21及び前記急速充電ポート22は、図5に示すように、車両前部に形成した凹部形状の充電ポートハウジング30に並べて配置される。この普通充電ポート21は、家庭用充電設備や普通充電スタンド等による充電時に用いる充電ポートであり、普通充電器を介して図外の車載バッテリ(例えば、リチウムイオンバッテリ)と接続されている。急速充電ポート22は、急速充電スタンド等による充電時に用いる充電ポートであり、急速充電器を介して図外の車載バッテリと接続されている。なお、充電モードには、充電コネクタ20が普通充電ポート21又は急速充電ポート22に接続されると充電を開始する即充電モード、充電コネクタ20が普通充電ポート21又は急速充電ポート22に接続され、設定された時間になると充電を開始するタイマー充電モード、等がある。
前記充電ポートリッド23は、表面形状を車両前部のアウターパネルに沿った形状とされ、開放したときポートリッドヒンジ31,31によりリッド開度を確保し、閉鎖したとき両充電ポート21,22を覆う。この充電ポートリッド23の裏面位置にストライカ32が設けられ、該ストライカ32に対応する車両側位置にリッドロック機構33が設けられる。このリッドロック機構33は、リッド閉鎖位置にて充電ポートリッド23のストライカ32をロックするもので、充電ポートハウジング30のストライカ溝30aを有する隆起部30bに内蔵される。
前記リッドロック解除機構6は、オープナーアクチュエータ6aへの外部からの指令により、リッドロック機構33によるロックを解除するもので、充電ポートハウジング30に内蔵されたリッドロック機構33に付設される。充電ポートハウジング30の外周位置には、充電ポートリッド23の閉鎖位置にてシール性を確保するパーティングシール34が設けられる。このパーティングシール34は、リッドロック機構33によるロックを解除したとき、復元弾性力により充電ポートリッド23をポップアップさせる。
前記コネクタロック機構7は、いたずら防止(例:通りすがりに出来心で充電コネクタ20を抜こうとする)のために設けられたもので、ロックアクチュエータ7aへの外部からの指令により、ロック状態とアンロック状態を切り替える。ロック状態とは、リリースレバー28による充電コネクタ20の係合解除操作を禁止する状態をいい、アンロック状態とは、充電コネクタ20の係合解除操作を許容する状態をいう。このコネクタロック機構7は、図7及び図8に示すように、ロックアクチュエータ7aにより正逆回動するプレート軸71に設けられ、ロック位置ストッパ72とアンロック位置ストッパ73の間を動作するロックプレート74により構成される。すなわち、ロックプレート74がリリースレバー28のラッチ部28bから離れた位置に配置され、ラッチ部28bの係合解除動作を許容するのがアンロック状態であり(図8(a))、ロックプレート74がリリースレバー28のラッチ部28bの位置の真上に配置され、ラッチ部28bの係合解除動作を禁止するのがロック状態である(図8(b))。
前記ポート照明器8は、図5に示すように、充電ポートハウジング30のうち、普通充電ポート21と急速充電ポート22の間の上部位置に突出して設定されている。このポート照明器8は、1チップLEDライトとライトカバーによる構成であり、ライトカバーに普通充電ポート21に向かうスリットと、急速充電ポート22に向かうスリットと、を開口している。この構成により、ポート照明器8の点灯時には、普通充電ポート21と急速充電ポート22を同時に照らすようにしている。
次に、作用を説明する。
実施例1の電気自動車の充電システムにおける作用を、「遠隔操作スイッチへのスイッチ操作作用」、「アンロックモード選択時のプラグイン充電作業手順」、「オートモード選択時のプラグイン充電作業手順」、「ロックモード選択時のプラグイン充電作業手順」に分けて説明する。さらに、「車外充電作業中の防犯作用」、「ユーザ側での1操作による充電作業の改善作用」、「車両側での複数指令による充電作業の改善作用」を説明する。
[遠隔操作スイッチへのスイッチ操作作用]
携帯リモコンキー1の遠隔操作スイッチ1cにユーザが押し操作をしたときのスイッチ操作作用を説明する。
遠隔操作スイッチ1cに対しユーザが押し操作したことで、遠隔操作スイッチ1cが押されたことをBCM2が検出するとアンテナ2aを起動させる。そして、携帯リモコンキー1がアンテナ検出エリア内にあれば、BCM2から携帯リモコンキー1へリクエスト信号を出力し、リクエスト信号を受信した携帯リモコンキー1からBCM2へキーID信号を送信する。BCM2では、車両に登録されているキーIDと送信されたキーID信号の照合を行い、IDが一致することにより携帯リモコンキー1とBCM2との間で通信が成立すると、VCM5に操作信号(ON信号)を出力する。そして、VCM5は、BCM2からON信号を入力すると、下記の3つの動作機能を発揮する。
(a) 充電ポートリッド23が閉鎖されているときには、BCM2からON信号により、リッドロック解除機構6を動作させ、リッドロック機構33による充電ポートリッド23の閉鎖ロックを解除する。この閉鎖ロックを解除により、パーティングシール34の復元弾性力により充電ポートリッド23がポップアップし、充電ポートリッド23を手動により開放可能とする。なお、充電ポートリッド23が既に開放されているときには、充電ポートリッド23のロック解除状態を維持する。
(b) コネクタロック機構7のロックプレート74がラッチ部28bの係合解除を禁止するロック状態(図8(b))であるときには、BCM2からON信号により、アンロック状態(図8(a))までロックプレート74を回動させる。これにより、ロックプレート74が、リリースレバー28のラッチ部28bから離れてラッチ部28bの係合解除が許容され、充電コネクタ20の取り外しが可能なアンロック状態とされる。なお、ロックプレート74が既にアンロック状態の位置にあれば、その状態を維持する。
(c) ポート照明器8を、BCM2からON信号をトリガーとして点灯する。点灯しているポート照明器8は、充電コネクタ20の取り外しがないときは、所定時間後(例えば、3分後)にタイマーで消灯する。また、点灯しているポート照明器8は、充電コネクタ20の取り外しがあると、コネクタ取り外しのタイミングにて消灯する。
[アンロックモード選択時のプラグイン充電作業手順]
図9のアンロックモード選択時における充電コネクタ20のロック/アンロック状態を示すタイムチャートに基づき、アンロックモード選択時のプラグイン充電作業手順を説明する。なお、ロックモード選択スイッチ4による「アンロックモード」は、例えば、家庭のガレージ内やロック禁止エリア等での充電時に選択される。
プラグイン充電作業を開始するときは、まず、携帯リモコンキー1の遠隔操作スイッチ1c又は車内操作スイッチ3に対しユーザが押し操作をする。これにより、充電ポートリッド23の閉鎖ロックが解除され、充電ポートリッド23がポップアップし、充電ポートリッド23を手動により開放可能とする。なお、ロックプレート74は、常にアンロック状態の位置であるため、アンロック状態が維持される。ポート照明器8は、ユーザ操作により点灯し、所定時間後にタイマーで消灯する。
次に、充電ポートリッド23を手動により全開とし、充電コネクタ20を、普通充電ポート21に差し込み接続する。この充電コネクタ20の差し込み操作により、即充電モードであれば、充電コネクタ20が普通充電ポート21に接続されると同時に充電が開始され、タイマー充電モードであれば、設定時間になると充電が開始される。
次に、プラグイン充電が終了すると、リリースレバー28の操作部28aを押して充電コネクタ20の係合を外し、充電コネクタ20を普通充電ポート21から取り外す。そして、充電ポートリッド23を手で閉じることで、閉鎖位置で充電ポートリッド23をロックし、プラグイン充電作業を完了する。
すなわち、「アンロックモード」が選択されているときは、常に充電コネクタ20を普通充電ポート21から取り外し可能である。このため、プラグイン充電の終了後、携帯リモコンキー1の遠隔操作スイッチ1c又は車内操作スイッチ3に対するユーザの押し操作を必要としない。なお、夜間における充電コネクタ20の取り外し操作時においては、携帯リモコンキー1の遠隔操作スイッチ1c又は車内操作スイッチ3に対するユーザの押し操作を行うことで、ポート照明器8を、ユーザ操作により点灯させることができる。
[オートモード選択時のプラグイン充電作業手順]
図9のオートモード選択時における充電コネクタ20のロック/アンロック状態を示すタイムチャートに基づき、オートモード選択時のプラグイン充電作業手順を説明する。なお、ロックモード選択スイッチ4による「オートモード」は、例えば、充電が終了すると後続車に譲る必要がある普通充電スタンド等での充電時に選択される。
プラグイン充電作業を開始するときは、まず、携帯リモコンキー1の遠隔操作スイッチ1c又は車内操作スイッチ3に対しユーザが押し操作をする。これにより、充電ポートリッド23の閉鎖ロックが解除され、充電ポートリッド23がポップアップし、充電ポートリッド23を手動により開放可能とする。なお、ロックプレート74は、充電作業開始のときにアンロック状態の位置であるため、アンロック状態が維持される。ポート照明器8は、ユーザ操作により点灯し、所定時間後にタイマーで消灯する。
次に、充電ポートリッド23を手動により全開とし、充電コネクタ20を、普通充電ポート21に差し込み接続する。この充電コネクタ20の差し込み操作をした後、充電が開始されると、自動的にロックプレート74が、ロック状態の位置とされ、基本的に充電中は充電コネクタ20のロック状態が維持される。なお、例外として、車外電源24が停電中、あるいは、意図的に車外電源24を遮断すると、電源遮断中、ロックプレート74が自動的にロック状態からアンロック状態に移行する。
次に、プラグイン充電が終了すると、ロックプレート74が自動的にロック状態からアンロック状態に移行する。このため、プラグイン充電の終了後、リリースレバー28の操作部28aを押して充電コネクタ20の係合を外し、充電コネクタ20を普通充電ポート21から取り外す。そして、充電ポートリッド23を手で閉じることで、閉鎖位置で充電ポートリッド23をロックし、プラグイン充電作業を完了する。
すなわち、「オートモード」が選択されているときは、プラグイン充電終了という条件が成立すると、ロックプレート74が自動的にロック状態からアンロック状態に移行し、充電コネクタ20を普通充電ポート21から取り外し可能である。このため、プラグイン充電の終了後、携帯リモコンキー1の遠隔操作スイッチ1c又は車内操作スイッチ3に対するユーザの押し操作を必要としない。なお、夜間における充電コネクタ20の取り外し操作時においては、携帯リモコンキー1の遠隔操作スイッチ1c又は車内操作スイッチ3に対するユーザの押し操作を行うことで、ポート照明器8を、ユーザ操作により点灯させることができる。
[ロックモード選択時のプラグイン充電作業手順]
図9のロックモード選択時における充電コネクタ20のロック/アンロック状態を示すタイムチャートに基づき、ロックモード選択時のプラグイン充電作業手順を説明する。なお、ロックモード選択スイッチ4による「ロックモード」は、例えば、道路に面した個人専用の充電施設等での充電時に選択される。
プラグイン充電作業を開始するときは、まず、携帯リモコンキー1の遠隔操作スイッチ1c又は車内操作スイッチ3に対しユーザが押し操作をする。これにより、充電ポートリッド23の閉鎖ロックが解除され、充電ポートリッド23がポップアップし、充電ポートリッド23を手動により開放可能とする。なお、ロックプレート74は、充電作業開始のときにアンロック状態の位置であるため、アンロック状態が維持される。ポート照明器8は、ユーザ操作により点灯し、所定時間後にタイマーで消灯する。
次に、充電ポートリッド23を手動により全開とし、充電コネクタ20を、普通充電ポート21に差し込み接続する。この充電コネクタ20の差し込み操作をすると、自動的にロックプレート74が、自動的にアンロック状態からロック状態に移行する。
次に、プラグイン充電が終了すると、携帯リモコンキー1の遠隔操作スイッチ1c又は車内操作スイッチ3に対しユーザが押し操作をする。このユーザ操作により、ロックプレート74がロック状態からアンロック状態に移行し、ポート照明器8が、ユーザ操作により点灯し、充電コネクタ20の取り外しのタイミングにて消灯する。このため、プラグイン充電の終了後、リリースレバー28の操作部28aを押して充電コネクタ20の係合を外し、充電コネクタ20を普通充電ポート21から取り外す。そして、充電ポートリッド23を手で閉じることで、閉鎖位置で充電ポートリッド23をロックし、プラグイン充電作業を完了する。
すなわち、「ロックモード」が選択されているときは、充電コネクタ20の普通充電ポート21への差し込み接続という条件が成立すると、ロックプレート74が自動的にアンロック状態からロック状態に移行する。このため、プラグイン充電の終了後、充電コネクタ20を普通充電ポート21から取り外すには、携帯リモコンキー1の遠隔操作スイッチ1c又は車内操作スイッチ3に対するユーザの押し操作を必要とする。
[車外充電作業中の防犯作用]
車外でのプラグイン充電作業中に車両ドアの携帯リモコンキー1を利用する場合は、車外からの遠隔操作になることで、防犯性を確保することが必要である。以下、これを反映する車外充電作業中の防犯作用を説明する。
例えば、スマートエントリー手段によるドアの施錠/開錠と同期し、コネクタロック機構のロック/アンロックを行うものを比較例とする。
この比較例の場合、充電ポートから充電コネクタを取り外すためにコネクタロック機構をアンロックにしたいとき、携帯している電子キーのドア開錠スイッチを押す操作を行う必要がある。この電子キーのドア開錠スイッチを押す操作を行うと、コネクタロック機構をアンロックにすると同時にドアが開錠する。このため、車外での充電作業中であるにもかかわらず、ドアロックが解除されて第三者の車室内への侵入を許す状況を作り出すことになり、防犯性が低くなる。
これに対し、実施例1では、「ロックモード」を選択してのプラグイン充電作業中において、携帯リモコンキー1の遠隔操作スイッチ1cを押し操作すると、コネクタロック機構7がアンロック状態とされる構成を採用した。
このため、プラグイン充電作業を終了する際、携帯リモコンキー1に対し遠隔操作を行うと、充電コネクタ20の係合解除操作が許容される。したがって、リリースレバー28の操作部28aを押す係合解除操作をし、充電コネクタ20を引き抜くことで、普通充電ポート21から充電コネクタ20を取り外すことができる。
このとき、遠隔操作スイッチ1cは、携帯リモコンキー1に対してドア閉スイッチ1aやドア開スイッチ1bとは別に設定されているため、遠隔操作スイッチ1cを押し操作しても車両用ドアのロックが解除されることがない。したがって、車外でのプラグイン充電作業中に、ドアロックを解除するといった第三者の車室内への侵入を許す状況を作り出すことがなく、防犯性が確保される。
このように、実施例1では、充電コネクタ20のアンロック操作を、車両用ドアの携帯リモコンキー1を用いた車外からの遠隔操作としながら、防犯性が確保される。
[ユーザ側での1操作による充電作業の改善作用]
プラグイン充電作業を改善するためには、作業開始から作業終了までの複数の異なる動作要求に対してユーザ操作をできる限り簡潔にすることが必要である。以下、これを反映する操作者側での1操作による充電作業の改善作用を説明する。
例えば、充電作業用操作アイテムとしてのスイッチを、コネクタロック機構のアンロック動作機能と、充電ポートリッドのロック解除動作機能と、ポート照明器の点灯動作機能の3つの動作機能に対し、それぞれ個別に設定した場合を比較例とする。
この比較例の場合、プラグイン充電作業の開始時においては、リッドロック解除スイッチを選択して押し、さらに、夜間作業の場合は、ポート照明スイッチを押すというユーザ操作を要する。また、プラグイン充電作業の終了時においては、コネクタアンロックスイッチを選択して押し、さらに、夜間作業の場合は、ポート照明スイッチを押すというユーザ操作を要する。
すなわち、プラグイン充電作業状況を的確に判断した上で、3つの個別スイッチを使い分けて操作する必要があり、ユーザに対し大きな操作負荷を与えると共に、操作間違いによる無駄時間が増える。
これに対し、実施例1では、携帯リモコンキー1に対し遠隔操作スイッチ1cを1つ設定し、この1つの遠隔操作スイッチ1cに対する1つの操作のみで、コネクタロック機構7のアンロック動作機能と、充電ポートリッド23のロック解除動作機能と、を常に達成する構成を採用した。
この構成により、プラグイン充電作業が開始時であるか終了時であるかにかかわりなく、1つの遠隔操作スイッチ1cに対する操作で、コネクタロック機構7のアンロック動作機能と、充電ポートリッド23のロック解除動作機能と、が常に達成される。つまり、ロック解除動作機能とアンロック動作機能は、作業開始時においてアンロック動作機能が実行されても問題無いし、作業終了時においてロック解除動作機能が実行されても問題無いというように、相互に干渉し合うような関係ではない。
したがって、プラグイン充電作業の開始時であるか終了時であるかの判断を要さず、携帯リモコンキー1の1つの遠隔操作スイッチ1cに対して操作するだけで、ユーザへの操作負荷を与えることなく充電作業がスムーズに進行することで、プラグイン充電作業性が改善される。
[車両側での複数指令による充電作業の改善作用]
プラグイン充電作業を改善するためには、作業開始から作業終了までの進行段階毎での異なる動作要求に応えることができるように車両側で準備体制を整えておくことが必要である。以下、これを反映する車両側での複数指令による充電作業の改善作用を説明する。
例えば、充電作業コントローラを、プラグイン充電作業の進行段階を判断し、判断した作業進行段階に応じて、コネクタロック機構のアンロック動作指令と、充電ポートリッドのロック解除動作指令と、ポート照明器の点灯動作指令の3つの動作指令を分けて発揮させる場合を比較例とする。
この比較例の場合、プラグイン充電作業の開始段階であるとの判断時においては、リッドロック解除動作指令を出力し、さらに、夜間作業であると判断された場合は、ポート照明の点灯動作指令を出力させることになる。また、プラグイン充電作業の終了段階であるとの判断時においては、アンロック動作指令を出力し、さらに、夜間作業の場合は、ポート照明の点灯動作指令を出力させることになる。
すなわち、様々な入力情報に基づき、プラグイン充電作業の進行段階を的確に判断した上で、3つの動作指令を使い分けて出力させることが充電作業コントローラに対して要求される。しかし、この場合、プラグイン充電作業の進行段階を判断する入力情報センサを追加する必要があるし、充電作業コントローラには、入力情報に基づき、プラグイン充電作業の進行段階を判断する判断回路や判断プログラムを要する。このため、充電作業コントローラを含む制御系の構成が複雑でコスト増になる。加えて、プラグイン充電作業の進行段階の判断間違いをする可能性が高まり、進行段階の判断間違いより必要な準備体制が整えられなくなることで、プラグイン充電作業が遅延してしまう。
これに対し、実施例1では、充電作業コントローラとしてのVCM5を、ユーザからの操作信号を入力すると、プラグイン充電作業の進行段階にかかわらず、コネクタロック機構7のアンロック動作指令と、充電ポートリッド23のロック解除動作指令と、を常に出力する構成を採用した。
この構成により、プラグイン充電作業が開始時であるか終了時であるかにかかわりなく、VCM5では、ユーザからの操作信号を入力すると、コネクタロック機構7のアンロック動作指令と、充電ポートリッド23のロック解除動作指令と、が常に出力される。つまり、ロック解除動作指令とアンロック動作指令は、作業開始時においてアンロック動作指令が出力されても問題無いし、作業終了時においてロック解除動作指令が出力されても問題無いというように、相互に干渉し合うような関係ではない。
したがって、プラグイン充電作業の進行段階にかかわらず、ユーザからの操作信号を入力すると2つの動作指令を常に出力するVCM5としたことで、充電作業制御系の構成が、充電作業の進行段階を判断する場合に比べ、簡単で低コストになる。加えて、充電作業の進行段階の判断間違いによる遅延原因が解消され、充電作業が進行段階にかかわらず必要な準備体制が確実に整えられることで、プラグイン充電作業性が改善される。
次に、効果を説明する。
実施例1の電気自動車の充電システムにあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) ユーザのスイッチ操作により操作信号を出力するスイッチ手段(遠隔操作スイッチ1c又は車内操作スイッチ3)と、
前記スイッチ手段(遠隔操作スイッチ1c又は車内操作スイッチ3)からの操作信号を入力すると、アクチュエータに対する駆動指令を出力するアクチュエータ駆動回路と、
車外電源24からの充電コネクタ20を車両側の充電ポート(普通充電ポート21)へ差し込んだとき、電気的接続位置にて前記充電コネクタ20を係合する充電コネクタ係合機構26に設けられ、前記充電コネクタ20の係合解除操作を禁止するロック状態と係合解除操作を許容するアンロック状態を切り替えるコネクタロック機構7と、
前記充電ポート(普通充電ポート21,急速充電ポート22)を覆う充電ポートリッド23を閉鎖したとき、リッド閉鎖位置にて前記充電ポートリッド23をロックするリッドロック機構33に設けられ、前記充電ポートリッド23のロックを解除するリッドロック解除機構6と、
を備えた電動車両(電気自動車)の充電システムにおいて、
前記スイッチ手段を、携帯リモコンキー1に設定され、ユーザ操作により操作信号を送信すると、前記コネクタロック機構7のアンロック動作機能と、前記充電ポートリッド23のロック解除動作機能と、を発揮する1つの遠隔操作スイッチ1cとした。
このため、プラグイン充電作業時、作業進行判断や個別操作等によるユーザへの操作負荷を与えることなく充電作業が進行することで、プラグイン充電作業性を改善することができる。
(2) 前記遠隔操作スイッチ1cを設定した携帯リモコンキー1を、ユーザ操作により操作信号を出力したとき、車載コントローラ(BCM2)との間で通信が成立すると、車両用ドアの施錠/開錠を行うドア用操作スイッチ(ドア閉スイッチ1a,ドア開スイッチ1b)を備えた車両用ドアの携帯リモコンキーとした。
このため、(1)の効果に加え、プラグイン充電作業のための専用の携帯リモコンキーを追加することなく、車両用ドアの携帯リモコンキー1を流用しながら、充電コネクタ20のアンロック操作と充電ポートリッド23のロック解除操作を行うことができる。
(3) 前記車両用ドアの携帯リモコンキー1に、前記遠隔操作スイッチ1cを、前記ドア用操作スイッチ(ドア閉スイッチ1a,ドア開スイッチ1b)とは別に設定した。
このため、(2)の効果に加え、遠隔操作スイッチ1cに対するユーザ操作によりドアが開くことが無く、車両用ドアの携帯リモコンキー1を用いながらも防犯性を確保することができる。
(4) 前記アクチュエータ駆動回路を、前記遠隔操作スイッチ1cへの操作による操作信号を入力すると、前記コネクタロック機構7のロックアクチュエータ7aに対してアンロック状態とする駆動指令と、前記リッドロック解除機構6のオープナーアクチュエータ6aに対してロックを解除する駆動指令と、を常に出力する充電作業用コントローラ(VCM5)とした
このため、(1)〜(3)の効果に加え、プラグイン充電作業の進行判断を行うことのない簡単で低コストの充電作業用コントローラ(VCM5)としながら、各作業進行段階で充電作業の準備体制が整えられることで、プラグイン充電作業性を改善することができる。
(5) 前記充電ポート(普通充電ポート21,急速充電ポート22)に光を照射するポート照明器8を設け、
前記遠隔操作スイッチ1cは、ユーザ操作により操作信号を送信すると、前記ポート照明器8の点灯機能を発揮する。
このため、(1)〜(4)の効果に加え、ポート照明器8の点灯操作を、携帯リモコンキー1の遠隔操作スイッチ1cを用いた車外からの遠隔操作により行うことで、プラグイン充電作業性を改善することができる。
(6) 前記アクチュエータ駆動回路を、前記遠隔操作スイッチ1cへの操作による操作信号を入力すると、前記コネクタロック機構7のロックアクチュエータ7aに対してアンロック状態とする駆動指令と、前記リッドロック解除機構6のオープナーアクチュエータ6aに対してロックを解除する駆動指令と、前記ポート照明器8への点灯指令を常に出力する充電作業用コントローラ(VCM5)とした。
このため、(5)の効果に加え、プラグイン充電作業の進行判断を行うことのない簡単で低コストの充電作業用コントローラ(VCM5)としながら、夜間作業を含めて各作業進行段階で充電作業の準備体制が整えられることで、プラグイン充電作業性を改善することができる。
(7) 前記遠隔操作スイッチ1cへのユーザ操作による動作機能と同じ機能を発揮する車内操作スイッチ3を、車室内に設定した。
このため、(1)〜(6)の効果に加え、プラグイン充電作業を行うに際し、遠隔操作スイッチ1cと車内操作スイッチ3のうち、充電作業進行状況やユーザ位置に応じてより好都合である操作アイテムを選択する自由度を与えることができる。
さらに、実施例1の携帯リモコンキー1にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(8) 車両側の充電ポート(普通充電ポート21)へ差し込まれた充電コネクタ20の係合解除操作を禁止するロック状態と係合解除操作を許容するアンロック状態を切り替えるコネクタロック機構7と、
前記充電ポート(普通充電ポート21,急速充電ポート22)を覆う充電ポートリッド23のロックを解除するリッドロック解除機構6と、
を備えた電動車両に対して操作信号を送信する携帯リモコンキー1であって、
ユーザ操作により操作信号を送信すると、車両用ドアの施錠/開錠を行うドア用操作スイッチ(ドア閉スイッチ1a,ドア開スイッチ1b)と、
ユーザ操作により操作信号を送信すると、前記コネクタロック機構7のアンロック動作機能と、前記充電ポートリッド23のロック解除動作機能と、を発揮する1つの遠隔操作スイッチ1cと、
を有する。
このため、車外からの遠隔操作により、充電コネクタ20のアンロック動作と、充電ポートリッド23のリッドロック解除動作と、を発揮することでプラグイン充電作業性を改善する携帯リモコンキー1を提供することができる。
(9) 前記遠隔操作スイッチ1cを、前記ドア用操作スイッチ(ドア閉スイッチ1a,ドア開スイッチ1b)とは別に設定した。
このため、(8)の効果に加え、遠隔操作スイッチ1cに対するユーザ操作によりドアが開くことが無く、防犯性を確保する携帯リモコンキー1を提供することができる。
(10) 前記遠隔操作スイッチ1cは、ユーザ操作により操作信号を送信すると、前記充電ポート(普通充電ポート21,急速充電ポート22)に光を照射するポート照明器8を点灯する。
このため、(8)又は(9)の効果に加え、ポート照明器8の点灯操作を、車外からの遠隔操作により行うことで、プラグイン充電作業性を改善する携帯リモコンキー1を提供することができる。
以上、本発明の電動車両の充電システムと携帯リモコンキーを実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例1に限られるものではなく、請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、充電コネクタ係合機構26として、レバー軸27を中心として回動可能に設けられたリリースレバー28により構成される例を示した。しかし、充電コネクタ係合機構としては、実施例1以外の構造であっても良く、要するに、充電コネクタを充電ポートに差し込んだとき、電気的接続位置にて充電コネクタを係合するものであれば良い。
実施例1では、コネクタロック機構7として、正逆回動するプレート軸71に設けられ、ロック位置ストッパ72とアンロック位置ストッパ73の間を動作するロックプレート74により構成される例を示した。しかし、コネクタロック機構としては、特開2010−264847号公報に記載されているように、スライド動作をするロックバーを用いるような例であっても良い。要するに、外部からの指令により充電コネクタの係合解除操作を禁止するロック状態と充電コネクタの係合解除操作を許容するアンロック状態を切り替える機構であれば良い。
実施例1では、コネクタロック機構7を、普通充電ポート21側に設ける例を示した。しかし、コネクタロック機構は、普通充電ポートと急速充電ポートの両方に設ける例としても良い。また、充電ポートとして、普通充電と急速充電を兼用する1つの充電ポートを備えているものであっても良く、この場合、1つの充電ポートにコネクタロック機構を設ける。
実施例1では、車載コントローラとしてBCM2を用い、充電用コントローラとしてVCM5を用いるというように2つのコントローラを別々に設定する例を示した。しかし、車載コントローラ及び充電用コントローラとしては、1つのコントローラによる構成する例であっても良いし、2つ以上のコントローラを用いる例であっても良い。
実施例1では、本発明の充電システムを電気自動車に適用する例を示した。しかし、本発明の充電システムは、プラグインハイブリッド車に対しても適用することができる。要するに、車外電源からの充電コネクタを車両側の充電ポートに差し込み接続してプラグイン充電を行う電動車両であれば適用できる。
関連出願の相互参照
本出願は、2012年3月14日に日本国特許庁に出願された特願2012−56765、特願2012−56766、特願2012−56767に基づいて優先権を主張し、その全ての開示は完全に本明細書で参照により組み込まれる。

Claims (7)

  1. ユーザのスイッチ操作により操作信号を出力するスイッチ手段と、
    前記スイッチ手段からの操作信号を入力すると、アクチュエータに対する駆動指令を出力するアクチュエータ駆動回路と、
    車外電源からの充電コネクタを車両側の充電ポートへ差し込んだとき、電気的接続位置にて前記充電コネクタを係合する充電コネクタ係合機構に設けられ、前記充電コネクタの係合解除操作を禁止するロック状態と係合解除操作を許容するアンロック状態を切り替えるコネクタロック機構と、
    前記充電ポートを覆う充電ポートリッドを閉鎖したとき、リッド閉鎖位置にて前記充電ポートリッドをロックするリッドロック機構に設けられ、前記充電ポートリッドのロックを解除するリッドロック解除機構と、
    を備えた電動車両の充電システムにおいて、
    前記スイッチ手段を、携帯リモコンキーに設定され、ユーザ操作により操作信号を送信すると、前記コネクタロック機構のアンロック動作機能と、前記充電ポートリッドのロック解除動作機能と、を発揮する1つの遠隔操作スイッチとし、
    前記遠隔操作スイッチを設定した携帯リモコンキーを、ユーザ操作により操作信号を出力したとき、車載コントローラとの間で通信が成立すると、車両用ドアの施錠/開錠を行うドア用操作スイッチを備えた車両用ドアの携帯リモコンキーとし、
    前記車両用ドアの携帯リモコンキーに、前記遠隔操作スイッチを、前記ドア用操作スイッチとは別に設定し、この1つの遠隔操作スイッチに対する1つの操作のみで、プラグイン充電作業が開始時であるか終了時であるかにかかわりなく、前記コネクタロック機構のアンロック動作機能と、前記充電ポートリッドのロック解除動作機能と、を達成する構成とし、
    前記アンロック動作機能は、前記コネクタロック機構が前記ロック状態であるときには前記アンロック状態とされ、前記コネクタロック機構が既に前記アンロック状態の位置にあればその状態を維持し、
    前記ロック解除動作機能は、前記充電ポートリッドが閉鎖されているときには前記充電ポートリッドの閉鎖ロックを解除し、前記充電ポートリッドが既に開放されているときには、前記充電ポートリッドのロック解除状態を維持する
    ことを特徴とする電動車両の充電システム。
  2. 請求項1に記載された電動車両の充電システムにおいて、
    前記アクチュエータ駆動回路を、前記遠隔操作スイッチへの操作による操作信号を入力すると、前記コネクタロック機構のロックアクチュエータに対してアンロック状態とする駆動指令と、前記リッドロック解除機構のオープナーアクチュエータに対してロックを解除する駆動指令と、を常に出力する充電作業用コントローラとした
    ことを特徴とする電動車両の充電システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載された電動車両の充電システムにおいて、
    前記充電ポートに光を照射するポート照明器を設け、
    前記遠隔操作スイッチは、ユーザ操作により操作信号を送信すると、前記ポート照明器の点灯機能を発揮する
    ことを特徴とする電動車両の充電システム。
  4. 請求項3に記載された電動車両の充電システムにおいて、
    前記アクチュエータ駆動回路を、前記遠隔操作スイッチへの操作による操作信号を入力すると、前記コネクタロック機構のロックアクチュエータに対してアンロック状態とする駆動指令と、前記リッドロック解除機構のオープナーアクチュエータに対してロックを解除する駆動指令と、前記ポート照明器への点灯指令を常に出力する充電作業用コントローラとした
    ことを特徴とする電動車両の充電システム。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか一項に記載された電動車両の充電システムにおいて、
    前記遠隔操作スイッチへのユーザ操作による動作機能と同じ機能を発揮する車内操作スイッチを、車室内に設定した
    ことを特徴とする電動車両の充電システム。
  6. 車両側の充電ポートへ差し込まれた充電コネクタの係合解除操作を禁止するロック状態と係合解除操作を許容するアンロック状態を切り替えるコネクタロック機構と、
    前記充電ポートを覆う充電ポートリッドのロックを解除するリッドロック解除機構と、
    を備えた電動車両に対して操作信号を送信する携帯リモコンキーであって、
    ユーザ操作により操作信号を送信すると、車両用ドアの施錠/開錠を行うドア用操作スイッチと、
    ユーザ操作により操作信号を送信すると、前記コネクタロック機構のアンロック動作機能と、前記充電ポートリッドのロック解除動作機能と、を発揮する1つの遠隔操作スイッチと、を有し、
    前記遠隔操作スイッチを、前記ドア用操作スイッチとは別に設定し、この1つの遠隔操作スイッチに対する1つの操作のみで、プラグイン充電作業が開始時であるか終了時であるかにかかわりなく、前記コネクタロック機構のアンロック動作機能と、前記充電ポートリッドのロック解除動作機能と、を達成する構成とし、
    前記アンロック動作機能は、前記コネクタロック機構が前記ロック状態であるときには前記アンロック状態とされ、前記コネクタロック機構が既に前記アンロック状態の位置にあればその状態を維持し、
    前記ロック解除動作機能は、前記充電ポートリッドが閉鎖されているときには前記充電ポートリッドの閉鎖ロックを解除し、前記充電ポートリッドが既に開放されているときには、前記充電ポートリッドのロック解除状態を維持する
    ことを特徴とする携帯リモコンキー。
  7. 請求項6に記載された携帯リモコンキーにおいて、
    前記遠隔操作スイッチは、ユーザ操作により操作信号を送信すると、充電ポートに光を照射するポート照明器を点灯する
    ことを特徴とする携帯リモコンキー。
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