JP5810987B2 - 冷却型半導体素子 - Google Patents

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本発明は、基板材料が互いに異なる素子をハイブリッド接合させた冷却型の半導体素子に関する。
量子井戸や量子ドットを用いた中・遠赤外線を受光する量子型半導体素子などは、暗電流に起因する雑音を抑制するために液体窒素温度程度の温度に冷却して用いられる。また、これらの赤外線領域に相当するエネルギー差を有する構造を、一般的な半導体回路素子を成すSi基板上に形成するのは困難であるため、Siとは異なる材料、例えば、GaAs基板上に形成される。
しかし、このようなGaAs基板上では受光機構を働かせるのに十分な信号処理回路素子等の回路素子を形成することが困難な場合が多い。そこで、受光素子はGaAs基板上に、回路素子はSi基板上に形成し、Inバンプなどを介してそれらをハイブリッド接合する方式が取られる。受光素子が撮像素子である場合、受光素子および回路素子はそれぞれ2次元アレイ状に画素加工がなされ、それぞれの画素同士がバンプで接合される。
図8は、従来の冷却型光検出素子の概略的断面図である。図に示すように、GaAs基板71上にn型GaAs下部電極層72、n型GaAs層及びi型AlGaAs層を交互に重ねた多重量子井戸受光層73及びn型GaAs上部電極層74を形成し、GaAs基板71に達する溝により画素75を形成する。
次いで、SiO或いはSiON等の保護絶縁膜76を形成したのち、n型GaAs下部電極層72及びn型GaAs上部電極層74に対するコンタクト部を開口してAuGe/Au電極77,78を形成する。次いで、AuGe/Au電極77に接続するAu配線79を形成して下部電極を上部電極側に引き上げる。次いで、Inバンプ80,81を形成し信号処理回路を形成したシリコン基板82とInバンプ80,81により接合する。
特開平09−107121号公報
受光素子と回路素子ではそれぞれの基板の熱膨張率に違いがあるため、それらを冷却して利用する場合、画素同士の面内方向位置にズレが生じることを意味する。撮像素子開発のトレンドとして画素数の増加が第一に挙げられる。
画素数の増加に伴い素子内の中央から離れた画素ではこのズレが大きいものになり、隣接バンプ間の接触が起こりやすい状況となっているので、この事情を図9を参照して説明する。
図9は、従来の冷却型光検出素子におけるバンプの状態の説明図であり、図9(a)は常温における側面図であり、図9(b)は冷却時、即ち、動作時における側面図である。図9(a)に示すように、室温においては、画素75の素子内に占める位置に係わらず直立した状態になっている。しかし、図9(b)に示すように、冷却時にはGaAs基板の収縮率がSi基板の収縮率より大きいため面内方向の位置ずれが発生する。
この位置ずれは、素子の周辺部の画素で大きくなるため、隣接するバンプ同士の接触が起こる。接触の起こった画素は欠陥となり素子の歩留まりを低下させるため、このような接触が起こり難いようなバンプ配置がなされることが課題となっていた。
図10は、画素が縦横に等間隔で配置される撮像素子に設けるバンプの配置例を示す平面図である。図10(a)の場合には、画素75の一辺をLとした場合、一対のInバンプ80,81を画素75の辺に沿って互いの中心距離がL/2になるように配置している。これは、同一画素内および隣接画素間も含めて隣接バンプ間隔を最も広くとった状態に該当する。
図10(b)は、図10(a)のパンプ配置の場合のバンプの接触に影響する収縮方向の説明図であり、一対のバンプの配置方向に沿った収縮が影響することになる。撮像素子チップを冷却した場合にチップ中央を中心として受光素子と回路素子が収縮することを考えるとき、素子間のズレが隣接バンプ間の接触を最も引き起こし易い状態にある画素の位置は周辺部となる。
単位長さ辺りの受光素子と回路素子の間のズレをX、1辺あたりの画素数をNとした場合に周辺部の位置での素子間のズレはXNL/2となることから、隣接バンプ間隔L/2に対する素子間のズレは(XNL/2)/(L/2)=XNとなる。この指標は、それが大きいほどバンプ接触が起こり易いことを表す。
図10(c)は、バンプの他の配置例を示す平面図であり、一対のInバンプ80,81を画素75の対角線に沿って互いの中心距離がL/(2)1/2になるように配置している。バンプ間隔をL/(2)1/2とするのが、同一画素内および隣接画素間も含めて隣接バンプ間隔を最も広くとった状態に該当する。
図10(d)は、図10(c)のパンプ配置の場合のバンプの接触に影響する収縮方向の説明図であり、一対のバンプの配置方向に沿った収縮が影響することになる。このバンプの配置で冷却した場合、素子間のズレが隣接バンプ間の接触を最も引き起こし易い状態にある画素の位置は、チップのコーナー部である。
ここでも、単位長さ辺りの受光素子と回路素子の間のズレをX、1辺あたりの画素数をNとした場合にコーナー部での素子間のズレはXNL/(2)1/2である。したがって、隣接バンプ間隔L/(2)1/2に対する素子間のズレは(XNL/(2)1/2)/(L/(2)1/2)=XNとなり、バンプ接触の起こり易さは図10(a)に示した配置と同じになる。このように、単純にパンプを離して配置しても、バンプ接触の起こりやすさは改善されないことになる。
したがって、冷却型半導体素子において、冷却時のパンプの接触を起こりにくくすることを目的とする。
開示する一観点からは、2次元マトリクス状に画素が形成された第1の半導体基板と、前記第1の半導体基板と異なった基板材料からなり信号処理回路が設けられた第2の半導体基板とを有し、各々の前記画素毎に第1のバンプと第2のバンプが設けられ、前記画素の隣接する画素との境界領域を含めた面積がLであるとともに、前記第1のバンプの中心と前記第2のバンプの中心の間隔が(2/3±0.1)×Lであり、且つ、隣り合う画素同士で前記第1のバンプの中心と前記第2のバンプの中心を結ぶ線分の延在方向が互いに直交するとともに、前記隣り合う画素同士の前記線分の中点同士の間隔がLであり、前記第1のバンプと前記第2のバンプにより前記第1の半導体基板と前記第2の半導体基板がハイブリッド接合されていることを特徴とする冷却型半導体素子が提供される。
開示の冷却型半導体素子によれば、上述のバンプ配置を採用することによって、冷却時のパンプの接触を起こりにくくすることが可能になる。
本発明の実施の形態の冷却型半導体素子の説明図である。 バンプ配置の作用効果の説明図である。 画素区画の変形例の説明図である。 本発明の実施例1の冷却型半導体素子の製造工程の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の冷却型半導体素子の製造工程の図4以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の冷却型半導体素子の製造工程の図5以降の説明図である。 本発明の実施例2の冷却型半導体素子の説明図である。 従来の冷却型光検出素子の概略的断面図である。 従来の冷却型光検出素子におけるバンプの状態の説明図である。 画素が縦横に等間隔で配置される撮像素子に設けるバンプの配置例を示す平面図である。
ここで、図1乃至図3を参照して、本発明の実施の形態の冷却型半導体素子を説明する。図1は、本発明の実施の形態の冷却型半導体素子の説明図であり、図1(a)は便宜的に左側を断面図的に、右側を側面図的に示した構造説明図であり、図1(b)はバンプの配置状況を示す平面図である。図1(a)に示すように、第1の半導体基板1上に、下部電極層2、受光層3及び上部電極層4を順次積層したのち、第1の半導体基板1に達する溝5を形成して画素領域6を区画する。なお、図示は省略するが、垂直入射光に対して応答するために、上部電極層4を利用して回折格子を形成する。
保護絶縁膜7を設けた後、下部電極層2に対するコンタクト電極8を形成するとともに、上部電極層4に対するコンタクト電極9を形成し、コンタクト電極8に配線10を接続して上部電極層4側に引き上げる。
次いで、コンタクト電極9と配線10に接続する第1のバンプ11及び第2のバンプ12を形成し、この第1のバンプ11及び第2のバンプ12を介して信号処理回路を形成した第2の半導体基板13に接続する。この場合の受光層3は伝導帯側のサブバンド遷移を利用した多重量子井戸受光層でもよいし、HgCdTe等のII−VI族化合物半導体を利用したバルク層でも良い。また、第2の半導体基板13は、シリコン基板でも、SiGe基板でも良い。また、バンプはInバンプでもAuバンプでも或いは他の導電材料でも良いが、軟らかさの点でInが好適である。また、保護絶縁膜はSiOでもSiONでもSiNでも良い。
また、図1(a)においては、受光層は1層であるが、半絶縁性半導体層を介して互いに波長感度の異なる複数の受光層を積層しても良く、それによって、多波長受光素子を形成することができる。
この場合の第1のバンプ11及び第2のバンプ12は、図1(b)に示すように、互いに隣り合う画素領域同士で、第1のバンプ11の中心と第2のバンプ12の中心を結ぶ線分の延在方向が互いに直交するように配置する。
また、隣接する画素同士の境界領域を含む画素の面積をLとした場合、第1のバンプ11の中心と前記第2のバンプ12の中心の間隔を(2/3±0.1)×Lとなるように配置する。
図2は、バンプ配置の作用効果の説明図であり、ここでは、第1のバンプ11の中心と前記第2のバンプ12の中心の間隔を(2/3)×Lに設定した場合について説明する。まず、図2(b)に示すように、横方向の収縮に対しては、単位長さ辺りの受光素子と回路素子の間のズレをX、1辺あたりの画素数をNとした場合隣接バンプ間隔に対する素子間のズレは(XNL/2)/(L×2/3)=XN×3/4となる。これは従来のバンプ配置に対して、ズレの影響が3/4倍に小さくなっていることを意味する。
次いで、隣接する画素間のバンプについて検討すると、図2(c)に示すように、バンプ間隔はL×(5)1/2/3となる。図2(d)に示すように、この位置関係のバンプにおいてバンプ接触が最も引き起され易い方向の素子間のズレはXNL/4×(5)1/2であり、隣接バンプ間隔に対する素子間のズレは(XNL/4×(5)1/2)/(L/3×(5)1/2)=XN×3/4となる。この場合でも従来のバンプ配置に対して、ズレの影響が3/4倍に小さくなっている。
なお、図1(b)に示したバンプ配置の場合、バンプの大きさ等によってはバンプの周辺部が画素からはみ出し、画素分離溝側壁でのリークなどの不具合が起こる虞があるので、その対策を図3を参照して説明する。
図3は、画素区画の変形例の説明図であり、画素の形状を従来の正方形から、画素の面積を変えずに、正方形からはみ出たバンプを包括するように変形させたものである。図3(a)は、画素が隣接する辺を正方形の形状に対して突出するようにし、画素が隣接しない辺を正方形の形状に対して引っ込むようにした例である。
図3(b)は、バンプが含まれるようにL字状パターンと反転L字状パターンを組み合わせた例である。いずれの場合にも、画素の面積を変えることなく、各々の画素がその画素の2つのバンプを画素内に留めることが可能となる。また、従来の正方形の画素と比べて画素面積は変わらないことから受光効率については従来のそれを維持するものとなっており、また画素の重心について等間隔な画素配置がされていることから撮像面での影響についても従来と相違ないものとなっている。
このように、本発明の実施の形態では、パンプ配置を考慮することで、従来よりバンプ接触が起こり難くなり、それによって、高歩留まりな冷却型半導体素子を実現することが可能になる。
次に、図4乃至図6を参照して、本発明の実施例1の冷却型半導体素子の製造工程を説明するが、ここでも、便宜的に左側を断面図的に、右側を側面図的に示す。まず、図4(a)に示すように、半絶縁性GaAs基板21上に、分子線エピタキシャル法により、厚さが1000nmでSiをドープした1×1018cm−3のn型GaAs層22を600℃の基板温度で成長する。
引き続いて、厚さが50nmのAl0.25Ga0.75As層23と厚さが5nmのSiをドープした1×1017cm−3のn型GaAs層23を10回交互に成長させたのち、50nmのAl0.25Ga0.75As層23を成長させて多重量子井戸受光層23を形成する。引き続いて、上部電極層となる厚さが1000nmでSiをドープした1×1018cm−3のn型GaAs層24を成長する。なお、図示は省略するが、垂直入射光に対して応答するために、n型GaAs層24を利用して回折格子を形成する。この多重量子井戸受光層23においては、入射してきた赤外線は伝導帯側の量子井戸におけるサブバンド間遷移により吸収される。
次いで、図4(b)に示すように、一般的なフォトリソグラフィーおよびドライエッチングにより、レジストパターン25をマスクとして半絶縁性GaAs基板21に達する分離溝26を形成して画素領域27を区画する。なお、ここでは、隣接する画素領域27との境界部分を含んだ1辺の長さLが40μmの正方形の画素領域とする。
次いで、図4(c)に示すように、レジストパターン25を除去したのち、全面にSiO膜を形成したのち、フォトリソグラフィーおよびドライエッチングにより、SiO膜パターン28を形成する。
次いで、図5(d)に示すように、レジストパターン29をマスクにしたマスク蒸着によりAuGe及びAuを順次蒸着して上下のn型GaAs層22,24に対するコンタクト電極30,31を形成する。
次いで、図5(e)に示すように、レジストパターン32をマスクとしたマスク蒸着によりAuを蒸着してAu配線33を形成する。
次いで、図5(f)に示すように、レジストパターン34をマスクとしたマスク蒸着によりInを蒸着してAu配線33に接続するInバンプ35とコンタクト電極31に接続するInバンプ36を形成する。図6(g)は、Inバンプ35,36の配置を示す上面図であり、Inバンプ35,36の下部の直径は10μmとし、Inバンプ35の中心とInバンプ36の中心の距離を2L/3とする。また、隣接する画素領域においては、Inバンプ35とInバンプ36の延在方向が直交するようにInバンプ35,36を配置する。
最後に、図6(h)に示すように、シリコン基板41に画素加工された回路素子42を形成した信号処理素子40と受光素子20とをInバンプ35,36を介して圧着接合することにより冷却型半導体素子の基本構造が完成する。これにより各々の画素においてInバンプ35とInバンプ36との間に電界が印加され、赤外線が入射したときのバンプ間に流れる電流変化を捉えることによって赤外線の撮像素子として機能する。
このように、本発明の実施例1においては、2つのInバンプを図6(g)に示したように配置しているので、従来構造に比べてバンプ接触が起こりにくくなり、高歩留まりな冷却型半導体素子を実現することができる。
次に、図7を参照して、本発明の実施例2の冷却型半導体素子を説明するが、本発明の実施例2は多重量子井戸受光層の2層として多波長型にしただけで、基本的製造工程は上記の実施例1と同様であるので、最終構造を示す。
図7は、本発明の実施例2の冷却型半導体素子の説明図であり、ここでも、便宜的に左側を断面図的に、右側を側面図的に示した。まず、上記の実施例1と同様に、半絶縁性GaAs基板21上に、n型GaAs層22、多重量子井戸受光層23及びn型GaAs層24を順次形成する。引き続いて、例えば、Al組成比が0.3の半絶縁性AlGaAs層51、n型GaAs層52、多重量子井戸受光層53及びn型GaAs層54を順次形成する。なお、図示は省略するが、垂直入射光に対して応答するために、n型GaAs層54を利用して回折格子を形成する。
この場合の多重量子井戸受光層53は、多重量子井戸受光層23と受光波長が異なるように、厚さが50nmのAl0.4Ga0.6As層と厚さが4nmのSiをドープした5×1017cm−3のn型GaAs層を10回交互に成長させて形成する。なお、電極層となる各n型GaAs層22,24,52,54は、Siをドープして、1×1018cm−3の不純物濃度とする。
次いで、2段階のメサエッチングを行って2段構造の画素領域55を形成したのち、実施例1と同様にSiO膜パターン56を形成し、マスク蒸着法を用いてコンタクト電極57,58,59,60を形成する。次いで、Au配線61,62を形成したのち、一対のInバンプ63,64を形成する。
次いで、シリコン基板41に画素加工された回路素子42を形成した信号処理素子40と受光素子20とをInバンプ63,64を介して圧着接合することにより冷却型半導体素子の基本構造が完成する。これにより各々の画素においてInバンプ63及びInバンプ64とn型GaAs層22との間に電界を印加することによって、2つの波長体に感度を有する赤外線の撮像素子として機能する。
1 第1の半導体基板
2 下部電極層
3 受光層
4 上部電極層
5 溝
6 画素領域
7 保護絶縁膜
8,9 コンタクト電極
10 配線
11 第1のバンプ
12 第2のバンプ
13 第2の半導体基板
20 受光素子
21 半絶縁性GaAs基板
22 n型GaAs層
23 多重量子井戸受光層
23 Al0.25Ga0.75As層
23 n型GaAs層
24 n型GaAs層
25 レジストパターン
26 分離溝
27 画素領域
28 SiO膜パターン
29 レジストパターン
30,31 コンタクト電極
32 レジストパターン
33 Au配線
34 レジストパターン
35,36 Inバンプ
40 信号処理素子
41 シリコン基板
42 回路素子
51 半絶縁性AlGaAs層
52 n型GaAs層
53 多重量子井戸受光層
54 n型GaAs層
55 画素領域
56 SiO膜パターン
57,58,59,60 コンタクト電極
61,62 Au配線
63,64 Inバンプ
71 GaAs基板
72 n型GaAs下部電極層
73 多重量子井戸受光層
74 n型GaAs上部電極層
75 画素
76 保護絶縁膜
77,78 AuGe/Au電極
79 Au配線
80,81 Inバンプ
82 シリコン基板

Claims (5)

  1. 2次元マトリクス状に画素が形成された第1の半導体基板と、
    前記第1の半導体基板と異なった基板材料からなり信号処理回路が設けられた第2の半導体基板と
    を有し、
    各々の前記画素毎に第1のバンプと第2のバンプが設けられ、
    前記画素の隣接する画素との境界領域を含めた面積がLであるとともに、前記第1のバンプの中心と前記第2のバンプの中心の間隔が(2/3±0.1)×Lであり、
    且つ、隣り合う画素同士で前記第1のバンプの中心と前記第2のバンプの中心を結ぶ線分の延在方向が互いに直交するとともに、前記隣り合う画素同士の前記線分の中点同士の間隔がLであり、
    前記第1のバンプと前記第2のバンプにより前記第1の半導体基板と前記第2の半導体基板がハイブリッド接合されていることを特徴とする冷却型半導体素子。
  2. 前記画素が一つの受光領域を有するとともに、前記第1のバンプと前記第2のバンプが互いに異なった極性のバンプであることを特徴とする請求項1に記載の冷却型半導体素子。
  3. 前記画素が、互いに分離されて積層された2つの受光領域を有するとともに、前記第1のバンプと前記第2のバンプが互いに同じ極性のバンプであることを特徴とする請求項1に記載の冷却型半導体素子。
  4. 前記画素の隣接する画素との境界領域を含めた平面形状が、正方形であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の冷却型半導体素子。
  5. 前記第1のバンプの一部と前記第2のバンプの一部がL×Lの正方形からはみ出しており、前記画素が前記第1のバンプの一部と前記第2のバンプを包括する非正方形の形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の冷却型半導体素子。
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