JP5810646B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
更に詳しくは、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂とエラストマーのブレンド物を含む熱可塑性エラストマー組成物からなる空気透過防止層とタイゴム層とを積層した積層体シートをインナーライナー層として使用した空気入りタイヤにおいて、タイヤの使用開始後、該積層シートのスプライス部の近傍で発生するタイゴム層のクラック発生を防止できる耐久性に優れた空気入りタイヤに関するものである。
近年、インナーライナー層として、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂とエラストマーのブレンド物を含む熱可塑性エラストマー組成物からなる空気透過防止層と、タイゴム層の積層体シートを使用した空気入りタイヤに関する提案がされ、検討されている(特許文献1)。
通常、このような空気入りタイヤを製造するには、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂とエラストマーをブレンドした熱可塑性エラストマー組成物からなる空気透過防止層用のシート状物と、該熱可塑性樹脂または前記熱可塑性樹脂とエラストマーをブレンドした熱可塑性エラストマー組成物と加硫接着されるゴム(タイゴム)シートの積層体シートを、タイヤ成形ドラムに巻き付けてラップスプライスして、タイヤの加硫成形工程に供するという製造手法がとられる。
しかし、ロール状の巻き体をなして巻かれた、該積層体シートを、該ロール状巻き体から所要の長さ分を引き出して切断し、タイヤ成形ドラムに巻き付けて該ドラム上においてラップスプライスし、更に加硫成形をしてインナーライナー層を形成させて空気入りタイヤを製造した場合、タイヤ走行開始後に、インナーライナー層を構成している熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー組成物のシートと、該熱可塑性樹脂または該熱可塑性エラストマー組成物のシートと加硫接着されたタイゴムとが、スプライス部の近傍でクラックを発生し剥離してしまう場合がある。
これを図で説明すると、図(a)に示したように、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂とエラストマーをブレンドした熱可塑性エラストマー組成物からなるシート2とタイゴム層3とからなる積層体シート1は、刃物で所要サイズ(長さ)に切断されて、タイヤ成形ドラム(図示せず)上にて、その両端部にラップスプライス部Sを設けて環状を成すようにしてラップスプライスされる。そして、更にタイヤの製造に必要なパーツ材(図示せず)が巻かれ、ブラダーで加硫成形される。加硫成形後においては、図(b)にモデル図で示したように、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂とエラストマーをブレンドした熱可塑性エラストマー組成物のシート2とタイゴム層3からなるインナーライナー層10が形成され、ラップスプライス部S付近では、熱可塑性樹脂または上述の熱可塑性エラストマー組成物からなるシート2が、露出している部分とタイゴム層の中に埋設している部分が形成されている。この熱可塑性樹脂または上述の熱可塑性エラストマー組成物からなるシート2が空気透過防止層2aを構成する。同図で、矢印Dで示した方向はタイヤ周方向である。
そして、タイヤの使用開始後、上述した熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー組成物のシート2(空気透過防止層2a)と加硫接着されたタイゴム層3とが剥離してしまう現象は、特に、図(b)で示した熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー組成物のシート2(空気透過防止層2a)が露出していてかつその先端部付近4などにおいて発生し、まず熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー組成物のシート2(空気透過防止層2a)とタイゴム層3の間でクラックが発生し、それがさらに進んでそれらの剥離現象へと進行していく。この原因、特に、空気透過防止層2aとタイゴム層3の間(界面)でクラックが発生する原因は、通常、熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー組成物のシートからなる空気透過防止層2aは剛性が高いので、上下を空気透過防止層2aに挟まれたタイゴム層は固定され、歪みが抑えられるが、上下を空気透過防止層2aに挟まれていない空気透過防止層2aの先端部付近4のタイゴム層では歪みが抑えられずに大きな応力が発生するためである。また、熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー組成物のシートとタイゴム層の加硫接着力が十分に高くない場合があるなども考えられる。
一方で、熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー組成物のシート2とタイゴム層の加硫接着力が十分に高い場合、タイゴム層3内の図(b)にCで示した箇所付近で応力歪みが集中してクラックが頻発する。該応力歪みは、タイゴム層が表面まで露出している図(b)で前述のCで示した箇所付近に集中し、その部分でタイゴム層3にはタイヤ周方向の歪み方向を持つ応力歪みが生じていて、これがタイゴム層の該C付近でクラックを生じる原因と考えられるものである。
特開2009−241855号公報
本発明の目的は、上述したような点に鑑み、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂とエラストマーのブレンド物を含む熱可塑性エラストマー組成物を空気透過防止層とタイゴム層積層体とを積層した積層体シートをインナーライナー層として使用した空気入りタイヤにおいて、タイヤの使用開始後、該積層シートのスプライス部の近傍で発生するタイゴム層のクラック発生を防止できる耐久性に優れた空気入りタイヤを提供することにある。
上述した目的を達成する本発明の空気入りタイヤは、以下の(1)の構成を有する。
(1)熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂とエラストマーのブレンド物を含む熱可塑性エラストマー組成物からなる空気透過防止層とタイゴム層とを積層した積層体シートのシート端部同士がラップスプライスされてスプライス部を構成し、該スプライス部を有する積層体シートをインナーライナー層として使用した空気入りタイヤにおいて、前記スプライス部における前記空気透過防止層内腔側端部Aを中心としたタイヤ周方向両側25mm以内の範囲内に、該空気透過防止層を貫通した貫通部を形成してなることを特徴とする空気入りタイヤ。
かかる本発明の空気入りタイヤにおいて、以下の(2)または(3)のいずれかの構成からなることが好ましい。
(2)前記スプライス部における前記空気透過防止層内腔側端部Aを中心としたタイヤ周方向両側25mm以内の範囲内に形成された前記貫通部のタイヤ幅方向長さの合計が、前記空気透過防止層の幅方向長さの2%以上であることを特徴とする上記(1)記載の空気入りタイヤ。
(3)前記インナーライナー層よりもタイヤ外周側に少なくとも一層のベルト層を有する空気入りタイヤであって、最大ベルト幅を呈するベルト層のタイヤ幅方向の両端部からビード部方向に向かって少なくとも60mm幅の領域内の空気透過防止層に、前記貫通部が形成されてなることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の空気入りタイヤ。
請求項1にかかる本発明によれば、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂とエラストマーのブレンド物を含む熱可塑性エラストマー組成物からなる空気透過防止層とタイゴム層とを積層した積層体シートをインナーライナー層として使用した空気入りタイヤにおいて、タイヤの使用開始後、該積層シートのスプライス部の近傍で発生するタイゴム層でのクラック発生が良好に防止できる耐久性に優れた空気入りタイヤを提供することができる。
請求項2または3にかかる本発明の空気入りタイヤによれば、上記請求項1にかかる本発明の効果を有するとともに、その効果をより確実にかつより高く得ることができる。
(a)は、本発明にかかる空気入りタイヤにおけるインナーライナーのスプライス部付近における空気透過層とタイゴム層の1例を示した側面モデル図であり、(b)はその平面図である。この図は、空気透過防止層とタイゴム層の積層体シート端どおしをスプライスするに際して一方の端部付近に貫通部を設けた例を示している。 (a)は、本発明にかかる空気入りタイヤにおけるインナーライナーのスプライス部付近における空気透過層とタイゴム層の他の1例を示した側面モデル図であり、(b)はその平面図である。この図は、空気透過防止層とタイゴム層の積層体シート端どおしをスプライスするに際して双方の端部付近に貫通部を設けた例を示している。 (a)〜(d)は、本発明にかかる空気入りタイヤにおけるインナーライナーのスプライス部付近における空気透過層とタイゴム層の他の1例を示した側面モデル図である。 (a)は、熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー組成物からなるシート2と、該熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー組成物と加硫接着するゴム3を積層した積層体シート1を所定長さで切断し、タイヤ成形ドラムに巻き付けて、該積層体シート1の両端部をラップスプライスした状態を示すモデル図であり、(b)は、(a)に示した状態で加硫成形した後の状態を示したモデル図である。 本発明にかかる空気入りタイヤの形態の1例を示した一部破砕斜視図である。
以下、図面などを用いて、更に詳しく本発明の空気入りタイヤについて、説明する。
本発明の空気入りタイヤは、図1(a)、(b)に示したように、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂とエラストマーのブレンド物を含む熱可塑性エラストマー組成物からなる空気透過防止層(2a)とタイゴム3の積層体とを積層した積層体シート1をインナーライナー層10として使用した空気入りタイヤにおいて、前記空気透過防止層のスプライス部の内腔側端部Aを中心としたタイヤ周方向両側25mm以内の範囲内に、前記空気透過防止層を貫通した貫通部Vを形成してなることを特徴とする。図において、矢印D方向はタイヤ周方向を示し、矢印E方向はタイヤ幅方向を示す。
このように空気透過防止層2aに貫通部Vを形成させて空気入りタイヤを構成すれば、空気透過防止層2aに発生した応力歪みを、その貫通部Vの存在によって、適宜に分散させて該応力歪みを緩和させることができ、タイゴム層内にクラックが発生するのを極力防止することができるようになる。
貫通部Vを設ける位置が、点Aを中心としたタイヤ周方向両側25mm以内の範囲内よりも外側だけであって、25mm以内の範囲内に貫通部Vが存在しない場合には、歪みの分散・緩和効果が小さく、本発明の効果を得ることは難しい。
該貫通部Vは、空気透過防止層2aにだけ貫通させて設ける。その理由は、タイゴム層3を貫通すると、その部分でインナーライナー層としての空気透過防止機能が損なわれるからである。
貫通部Vを設ける位置は、前述した点Aを中心としたタイヤ周方向両側25mm以内の範囲内でありその範囲内であれば、タイヤ周方向両側25mm以内で該点Aの前側または後ろ側のいずれかの範囲内、あるいは前後両方の範囲内(都合50mm以内の範囲内)に設けるものである。
図1は、空気透過防止層とタイゴム層の積層体シート端どおしをスプライスするに際して一方の端部付近にだけ貫通部を設けた例を示しているものであるが、図2は、図1は、空気透過防止層とタイゴム層の積層体シート端どおしをスプライスするに際して双方の端部付近に貫通部を設けた例を示している。
このような貫通部Vを設ける位置のさまざまな態様を、図3(a)〜(d)を用いて説明する。
貫通部Vを設ける位置は、図1に示したような端部A側の空気透過防止層であってもよく、あるいは、図3(a)に示したように、端部の点Aとは反対側の空気透過防止層であってもよい。点Aを挟んだ両側に設けてもよく、図2に示した態様、および図3(d)に示した態様がそれに該当する。
また、図3(b)に示したように、空気透過防止層2aが重なっている部分があるときは、非内腔側の空気透過防止層に貫通部Vを設けるようにしてもよい。あるいは、空気透過防止層が重なっている部分があるとき、図3(c)に示したように内腔側と非内腔側の空気透過防止層の双方に貫通部Vを設けるようにしてもよい。また、図3(c)の態様に、さらに、端部Aとは反対側の空気透過防止層にも設けてもよく、その態様を図3(d)に示した。
一般的には、空気漏れの防止性能を考慮すると、貫通部Vは空気透過防止層2aが重なっている部分に設けることが好ましい(図1〜図2、図3(c))。ただし、図3(b)に示したような、重なっている部分の下側(非内腔側)だけの空気透過防止層に貫通部を設ける場合には、応力歪みを緩和する効果は小さくなる方向であり、重なっている部分では少なくとも上側(内腔側)の空気透過防止層に設けることが重要である。
本発明において、空気透過防止層のスプライス部の内腔側端部Aを中心としたタイヤ周方向両側25mm以内の範囲内に貫通部Vを形成する度合い(貫通部の存在密度)は、好ましくは、該幅50mmの領域内に形成された貫通部Vのタイヤ幅方向の長さLvの総合計が空気透過防止層2aの幅方向長さ(全長)の2%以上であることである。
ここで、上記「貫通部の存在密度」は、以下の式で定義される値であり、インナーライナーの全体の幅の値が該式の分母である。この定義で、複数列の貫通部がある場合(図2、図3(c)、(d))には、該貫通部の存在密度が100%を超える場合もある。
貫通部の存在密度=貫通部Vのタイヤ幅方向の投影長さ(Lv)の合計)/(空気透過防止層の幅方向長さ(全長))×100(%)
本発明者らの各種知見によれば、この貫通部の存在密度(%)は、さらに好ましくは、5%以上300%以下であり、最も好ましくは15%以上80%以下である。一般的には、作業効率、コストの点等から15%以上30%以内とするのがよい。
貫通部Vのタイヤ幅方向の長さLvは、平均値で1mm以上9mm以下となるようにするのがよく、好ましくは1〜6mmとするのがよい。該値が大きすぎると、貫通部Vが繋がりやすく、その繋がった部分から剥離が生じやすくなり好ましくない。
また、図5に示したように、空気透過防止層2aよりもタイヤ外周側に少なくとも一層のベルト層15(図では、15a、15bの2層)を有する空気入りタイヤである場合は、最大ベルト幅を呈するベルト層15bのタイヤ幅方向の両端部からビード部13方向に向かって少なくとも60mm幅の領域Za内の空気透過防止層2aに、貫通部Vを少なくとも形成することが好ましい。ベルト層15がとぎれたその両端部付近からビード部13に向けた領域で応力歪みが多く発生するので、本発明の効果をより大きく発揮できるからである。
本発明において、空気透過防止層2aに形成する貫通部Vの形状は、スリット形状、楕円形、円形、多角形などのいずれでもよく、特に限定はされない。該貫通部Vは、成形ドラム上で、針(ニードル)やパンチ加工、スリッターなどを使用して加工するのが好ましい。
図5は、本発明にかかる空気入りタイヤの形態の1例を示した一部破砕斜視図である。
空気入りタイヤTは、トレッド部11の左右にサイドウォール部12とビード部13を連接するように設けている。そのタイヤ内側には、タイヤの骨格たるカーカス層14が、タイヤ幅方向には左右のビード部13、13間に跨るように設けられている。トレッド部11に対応するカーカス層4の外周側にはスチールコードからなる2層のベルト層15a、15bが設けられている。矢印Dは図1〜図4と同じくタイヤ周方向を示し、矢印Eはタイヤ幅方向を示している。カーカス層14の内側には、インナーライナー層10が配され、そのラップスプライス部Sがタイヤ幅方向に延びて存在している。
本発明にかかる前記空気透過防止層2aの貫通部Vを設けるタイヤ幅方向での領域として、最も好ましくは、前述したとおり、最大ベルト幅を呈するベルト層(図5では15b)のタイヤ幅方向の両端部からビード部13方向に少なくとも60mm長さ(幅方向)の領域Za内にある空気透過防止層10に形成されていることである。ベルト層がとぎれたその両端部付近からビード部に向けた領域で応力歪みが多く発生するからである。
本発明にかかる空気入りタイヤでは、タイヤ内周面上でこのラップスプライス部S付近で従来は生じやすかったタイゴム層3でのクラックの発生を抑制する、また、ラップスプライス部S付近での応力歪み〜緩和するので、インナーライナー層10を形成している熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー組成物からなるシート2とタイゴム層3の間のクラックの発生も抑制されて、全体として耐久性が著しく向上するものである。
本発明で用いることのできる熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリアミド系樹脂〔例えば、ナイロン6(N6)、ナイロン66(N66)、ナイロン46(N46)、ナイロン11(N11)、ナイロン12(N12)、ナイロン610(N610)、ナイロン612(N612)、ナイロン6/66共重合体(N6/66)、ナイロン6/66/610共重合体(N6/66/610)、ナイロンMXD6(MXD6)、ナイロン6T、ナイロン9T、ナイロン6/6T共重合体、ナイロン66/PP共重合体、ナイロン66/PPS共重合体〕及びそれらのN−アルコキシアルキル化物、例えば、ナイロン6のメトキシメチル化物、ナイロン6/610共重合体のメトキシメチル化物、ナイロン612のメトキシメチル化物、ポリエステル系樹脂〔例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンイソフタレート(PEI)、PET/PEI共重合体、ポリアリレート(PAR)、ポリブチレンナフタレート(PBN)、液晶ポリエステル、ポリオキシアルキレンジイミドジ酸/ポリブチレンテレフタレート共重合体などの芳香族ポリエステル〕、ポリニトリル系樹脂〔例えば、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリメタクリロニトリル、アクリロニトリル/スチレン共重合体(AS)、(メタ)アクリロニトリル/スチレン共重合体、(メタ)アクリロニトリル/スチレン/ブタジエン共重合体〕、ポリメタクリレート系樹脂〔例えば、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリメタクリル酸エチル〕、ポリビニル系樹脂〔例えば、酢酸ビニル、ポリビニルアルコール(PVA)、ビニルアルコール/エチレン共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PDVC)、ポリ塩化ビニル(PVC)、塩化ビニル/塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニリデン/メチルアクリレート共重合体、塩化ビニリデン/アクリロニトリル共重合体(ETFE)〕、セルロース系樹脂〔例えば、酢酸セルロース、酢酸酪酸セルロース〕、フッ素系樹脂〔例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(PVF)、ポリクロルフルオロエチレン(PCTFE)、テトラフロロエチレン/エチレン共重合体〕、イミド系樹脂〔例えば、芳香族ポリイミド(PI)〕等を好ましく用いることができる。
また、本発明で使用できる熱可塑性エラストマー組成物を構成する熱可塑性樹脂とエラストマーは、熱可塑性樹脂については上述のものを使用できる。エラストマーとしては、例えば、ジエン系ゴム及びその水添物〔例えば、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、エポキシ化天然ゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR、高シスBR及び低シスBR)、ニトリルゴム(NBR)、水素化NBR、水素化SBR〕、オレフィン系ゴム〔例えば、エチレンプロピレンゴム(EPDM、EPM)、マレイン酸変性エチレンプロピレンゴム(M−EPM)、ブチルゴム(IIR)、イソブチレンと芳香族ビニル又はジエン系モノマー共重合体、アクリルゴム(ACM)、アイオノマー〕、含ハロゲンゴム〔例えば、Br−IIR、CI−IIR、イソブチレンパラメチルスチレン共重合体の臭素化物(Br−IPMS)、クロロプレンゴム(CR)、ヒドリンゴム(CHR)、クロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)、塩素化ポリエチレンゴム(CM)、マレイン酸変性塩素化ポリエチレンゴム(M−CM)〕、シリコンゴム〔例えば、メチルビニルシリコンゴム、ジメチルシリコンゴム、メチルフェニルビニルシリコンゴム〕、含イオウゴム〔例えば、ポリスルフィドゴム〕、フッ素ゴム〔例えば、ビニリデンフルオライド系ゴム、含フッ素ビニルエーテル系ゴム、テトラフルオロエチレン−プロピレン系ゴム、含フッ素シリコン系ゴム、含フッ素ホスファゼン系ゴム〕、熱可塑性エラストマー〔例えば、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、エステル系エラストマー、ウレタン系エラストマー、ボリアミド系エラストマー〕等を好ましく使用することができる。
また、前記した特定の熱可塑性樹脂と前記した特定のエラストマーとの組合せでブレンドをするに際して、相溶性が異なる場合は、第3成分として適当な相溶化剤を用いて両者を相溶化させることができる。ブレンド系に相溶化剤を混合することにより、熱可塑性樹脂とエラストマーとの界面張力が低下し、その結果、分散層を形成しているエラストマーの粒子径が微細になることから両成分の特性はより有効に発現されることになる。そのような相溶化剤としては、一般的に熱可塑性樹脂及びエラストマーの両方又は片方の構造を有する共重合体、或いは熱可塑性樹脂又はエラストマーと反応可能なエポキシ基、カルボニル基、ハロゲン基、アミノ基、オキサゾリン基、水酸基等を有した共重合体の構造をとるものとすることができる。これらはブレンドされる熱可塑性樹脂とエラストマーの種類によって選定すればよいが、通常使用されるものには、スチレン/エチレン・ブチレンブロック共重合体(SEBS)及びそのマレイン酸変性物、EPDM、EPM、EPDM/スチレン又はEPDM/アクリロニトリルグラフト共重合体及びそのマレイン酸変性物、スチレン/マレイン酸共重合体、反応性フェノキシン等を挙げることができる。かかる相溶化剤の配合量は、特に限定されないが、好ましくは、ポリマー成分(熱可塑性樹脂とエラストマーとの合計)100重量部に対して、0.5〜10重量部がよい。
熱可塑性樹脂とエラストマーがブレンドされた熱可塑性エラストマー組成物において、特定の熱可塑性樹脂とエラストマーとの組成比は、特に限定されるものではなく、熱可塑性樹脂のマトリクス中にエラストマーが不連続相として分散した構造をとるように適宜決めればよく、好ましい範囲は重量比90/10〜30/70である。
本発明において、熱可塑性樹脂、または熱可塑性樹脂とエラストマーをブレンドした熱可塑性エラストマー組成物には、空気透過防止層としての必要特性が損なわれない範囲で相溶化剤などの他のポリマーを混合することができる。他のポリマーを混合する目的は、熱可塑性樹脂とエラストマーとの相溶性を改良するため、材料の成型加工性をよくするため、耐熱性向上のため、コストダウンのため等があり、これに用いられる材料としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ABS、SBS、ポリカーボネート(PC)等を例示することができる。また、一般的にポリマー配合物に配合される充填剤(炭酸カルシウム、酸化チタン、アルミナ等)、カーボンブラック、ホワイトカーボン等の補強剤、軟化剤、可塑剤、加工助剤、顔料、染料、老化防止剤等をインナーライナーとしての必要特性を損なわない限り任意に配合することもできる。熱可塑性エラストマー組成物は、熱可塑性樹脂のマトリクス中にエラストマーが不連続相として分散した構造をとる。かかる構造をとることにより、インナーライナーに十分な柔軟性と連続相としての樹脂層の効果により十分な剛性を併せ付与することができると共に、エラストマーの多少によらず、成形に際し、熱可塑性樹脂と同等の成形加工性を得ることができるものである。
本発明で使用できる熱可塑性樹脂、エラストマーのヤング率は、特に限定されるものではないが、いずれも、好ましくは1〜500MPa、より好ましくは50〜500MPaにするとよい。
以下、実施例などにより、本発明の空気入りタイヤについて具体的に説明する。
なお、空気入りタイヤの耐久性の評価は、各試験タイヤの内腔のインナーライナー層のスプライス部付近でのタイゴムのクラックの発生状況を観察して行った。
耐久性の効果の判定基準は、外観目視でクラックが1個でも発生したものは「×:不可」、クラックが発生しなかったものは「○:合格」と分類して行い、表1に「○」、「×」で表記した。
実施例1〜5、比較例1
試験タイヤとして、ベルト2層、カーカス2層のタイヤ構造を有する215/70R15を作製し、各実施例、比較例ごとに各2本を作製した。これをJATMA標準リムに取り付けて、タイヤ内圧を240kPaとして、荷重7.35kNと非常に大きな荷重を加えての金属製ドラム上での強制条件下での走行テストを行った。走行速度は80km/h、走行距離は50,000kmとした。
各試験タイヤにおいて、空気透過防止層に形成した貫通部の構造は、実施例1〜5はいずれも図2に示したような内腔側の表面のみに貫通穴を設けたものである。貫通部を設けた領域は、最大ベルト幅を有するベルト層のタイヤ幅方向の両端部からビード部方向に60mm幅(図5のZaが60mm)の領域内に設け、表1に記載したように貫通部Vの存在密度を異ならせた。
各試験タイヤの詳細と、耐久性の評価結果を表1に示した。
この表1からわかるように本発明によるものは、クラックの発生がなく耐久性に非常に優れている。
Figure 0005810646
1:積層体シート
2:熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂とエラストマーをブレンドした熱可塑性エラストマー組成物のシート
2a:空気透過防止層
3:タイゴム層
4:熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー組成物のシート2の先端部付近
10:インナーライナー層
11:トレッド部
12:サイドウォール部
13:ビード部
14:カーカス層
15:ベルト層
A:空気透過防止層のスプライス部の内腔側端部
C:タイゴム層内で発生するクラックの頻発箇所
D:タイヤ周方向
E:タイヤ幅方向
Lv:貫通部Vのタイヤ幅方向の長さ
V:空気透過防止層2aに形成された貫通部
S:ラップスプライス部

Claims (3)

  1. 熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂とエラストマーのブレンド物を含む熱可塑性エラストマー組成物からなる空気透過防止層とタイゴム層とを積層した積層体シートのシート端部同士がラップスプライスされてスプライス部を構成し、該スプライス部を有する積層体シートをインナーライナー層として使用した空気入りタイヤにおいて、前記スプライス部における前記空気透過防止層内腔側端部Aを中心としたタイヤ周方向両側25mm以内の範囲内に、該空気透過防止層を貫通した貫通部を形成してなることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記スプライス部における前記空気透過防止層内腔側端部Aを中心としたタイヤ周方向両側25mm以内の範囲内に形成された前記貫通部のタイヤ幅方向長さの合計が、前記空気透過防止層の幅方向長さの2%以上であることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記インナーライナー層よりもタイヤ外周側に少なくとも一層のベルト層を有する空気入りタイヤであって、最大ベルト幅を呈するベルト層のタイヤ幅方向の両端部からビード部方向に向かって少なくとも60mm幅の領域内の空気透過防止層に、前記貫通部が形成されてなることを特徴とする請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
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