JP5807557B2 - 容量−電圧変換回路 - Google Patents
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前記演算増幅器は非反転入力端子が接地され、出力端子と反転入力端子の間に前記帰還容量が接続された容量−電圧変換回路であって、
前記第1及び第2のキャパシタは、それぞれ一端が前記交流印加装置に接続され、それぞれの他端が前記スイッチを介してグランド電位と前記演算増幅器の反転入力端子に接続可能であり、
前記制御回路によって、前記第1のキャパシタを介した反転入力端子への充電と前記第2のキャパシタを介した反転入力端子からの放電を連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させ前記スイッチを操作し、その後で、前記第1のキャパシタを介した反転入力端子からの放電と前記第2のキャパシタを介した反転入力端子への充電を連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させ前記スイッチを操作することを特徴とする(請求項1の発明)。
前記演算増幅器は非反転入力端子が接地され、出力端子と反転入力端子の間に前記帰還容量が接続された容量−電圧変換回路であって、
前記第1及び第2のキャパシタは、それぞれ一端が前記交流印加装置に接続され、それぞれの他端が前記スイッチを介して第1の演算増幅器の反転入力端子と第2の演算増幅器の反転入力端子に接続可能であり、
前記制御回路によって、前記第1のキャパシタを介した前記第1の演算増幅器の反転入力端子への充電および前記第2の演算増幅器の反転入力端子からの放電と、前記第2のキャパシタを介した前記第1の演算増幅器の反転入力端子からの放電および前記第2の演算増幅器の反転入力端子への充電を連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させ前記スイッチを操作し、
その後で、前記第1のキャパシタを介した前記第1の演算増幅器の反転入力端子からの放電および前記第2の演算増幅器の反転入力端子への充電と、前記第2のキャパシタを介した前記第1の演算増幅器の反転入力端子への充電および前記第2の演算増幅器の反転入力端子からの放電を連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させ前記スイッチを操作することを特徴とする(請求項2の発明)。
上記請求項4に記載の容量−電圧変換回路において、前記第1のキャパシタと前記演算増幅器の間に接続された複数の電界効果型トランジスタのチャネル型がp型もしくはn型で統一され、かつ、前記第2のキャパシタと前記演算増幅器の間に接続された複数の電界効果型トランジスタのチャネル型がp型もしくはn型で統一されたものとする(請求項5の発明)。
(2)式:バイアス信号周波数finの最大値に対する制限のうち、抵抗と容量で決まる時定数以上の周波数では電流が流れないことによる制限(MEMS制限)に関する条件式。
上記請求項1ないし7のいずれか一項に記載の容量−電圧変換回路において、センサとして必要な周波数帯域でのスイッチ制御信号の雑音ノイズ電圧密度をρAB、帰還回路と演算増幅器の雑音ノイズ電圧密度をρamp、前記電界効果型トランジスタの入力容量をCGS、前記帰還容量をCfとしたとき、以下の式
第1及び第2のキャパシタは,それぞれの一端が前記交流印加装置に接続され,それぞれの他端が前記スイッチを介してグランド電位と前記演算増幅器の反転入力端子に接続可能であるとともに、第3及び第4のキャパシタは,それぞれの一端が前記交流印加装置に接続され,それぞれの他端が前記スイッチを介してグランド電位と前記演算増幅器の非反転入力端子に接続可能であり、
前記制御回路によって、第1のキャパシタを介した反転入力端子からの放電と第2のキャパシタを介した反転入力端子への充電と第3のキャパシタを介した非反転入力端子への充電と第4のキャパシタを介した非反転入力端子からの放電とを連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させて前記スイッチを操作し、
その後で、第1のキャパシタを介した反転入力端子への充電と第2のキャパシタを介した反転入力端子からの放電と第3のキャパシタを介した非反転入力端子からの放電と第4のキャパシタを介した非反転入力端子への充電とを連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させて前記スイッチを操作する構成とすることができる(請求項11の発明)。
第1及び第2のキャパシタは,それぞれの一端が前記交流印加装置に接続され,それぞれの他端が前記スイッチを介して前記第1の演算増幅器の反転入力端子と前記第2の演算増幅器の反転入力端子に接続可能であるとともに、第3及び第4のキャパシタは,それぞれの一端が前記交流印加装置に接続され,それぞれの他端が前記スイッチを介して前記第1の演算増幅器の非反転入力端子と前記第2の演算増幅器の非反転入力端子に接続可能であり、
前記制御回路によって、第1のキャパシタを介した第1の演算増幅器の反転入力端子からの放電および第2の演算増幅器の反転入力端子への充電と、第2のキャパシタを介した第1の演算増幅器の反転入力端子への充電および第2の演算増幅器の反転入力端子からの放電と、第3のキャパシタを介した第1の演算増幅器の非反転入力端子への充電および第2の演算増幅器の非反転入力端子からの放電と、第4のキャパシタを介した第1の演算増幅器の非反転入力端子からの放電および第2の演算増幅器の非反転入力端子への充電とを連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させて前記スイッチを操作し、
その後で、第1のキャパシタを介した第1の演算増幅器の反転入力端子への充電および第2の演算増幅器の反転入力端子からの放電と、第2のキャパシタを介した第1の演算増幅器の反転入力端子からの放電および第2の演算増幅器の反転入力端子への充電と、第3のキャパシタを介した第1の演算増幅器の非反転入力端子からの放電および第2の演算増幅器の非反転入力端子への充電と、第4のキャパシタを介した第1の演算増幅器の非反転入力端子への充電および第2の演算増幅器の非反転入力端子からの放電とを連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させて前記スイッチを操作する構成とすることができる(請求項12の発明)。
上記請求項14に記載の容量−電圧変換回路において、前記各キャパシタと前記演算増幅器の間にそれぞれ接続された各複数の電界効果型トランジスタのチャネル型がそれぞれp型もしくはn型で統一されたものとする(請求項15の発明)。
(6)式:バイアス信号周波数finの最大値に対する制限のうち、抵抗と容量で決まる時定数以上の周波数では電流が流れないことによる制限(MEMS制限)に関する条件式。
上記請求項11ないし17に記載の容量−電圧変換回路において、センサとして必要な周波数帯域でのスイッチ制御信号の雑音ノイズ電圧密度をρAB、帰還回路と演算増幅器の雑音ノイズ電圧密度をρamp、前記電界効果型トランジスタの入力容量をCGS、前記帰還容量をCfとしたとき、以下の式
本発明は、差動静電容量型センサを用いて静電容量測定を行なう場合に、初段に設けた差動型チャージアンプで大きな信号を得るよう構成して、出力値を増加させるようにしているため、本発明においてまず、その出力値を増加させる方法について説明する。
(1)要求仕様から掛け算器での信号周波数と増幅率(N数)とを決め、finを決定する。
(2)式10に従い、出来るだけ抵抗の大きなものを選択する。結果的には容量の小さなMOSを選択することになる。容量の小さい(抵抗の大きい)MOSを選択する理由は、ノイズを小さく、回路調整を容易にするためであり、この点について以下で説明する。
1)MOS1(412)のON⇒OFFの時、ドレインに帰還容量に起因する電荷が放出される。
2)MOS2(312)OFF⇒ONの時、ドレインから帰還容量に起因する電荷が溜まる。
3)MOS1(412)とMOS2(312)が等しければ、MOS1(412)放出電荷=MOS2(312)蓄積電荷なので、電流は流れない。
[具体例]
図13は、本発明におけるチャージアンプを加速度計に適応させる際のMEMS構造を示す図である。図13に示すようにMEMSが片持ち梁構造で1.5kHzの共振周波数を持つものを用いた。そして図13(a)は梁に対向する上部電極からチャージアンプに接続する例であり、図13(b)は梁に対向する下部電極からチャージアンプに接続する例である。
[回路構成例1]
(イ)図19は、本発明の実施形態に係る容量−電圧変換回路の異なる回路構成を示す図であって、図19(a)には、回路構成が示されているとともに、図19(b)には、交流印加装置から出力されるバイアス電圧の波形、および、制御回路から出力されるスイッチ制御信号の波形が示されている。図19(a)には、センサ部の4つの容量、すなわち、容量1(51)、容量2(52)、容量3(53)及び容量4(54)と、演算増幅器6の出力端子と反転入力端子との間に帰還容量71及び帰還抵抗72が並列に接続されるとともに演算増幅器6の非反転入力端子とグランド電位との間にキャンセル容量73及びキャンセル抵抗74が並列に接続された差動増幅回路部と、複数のスイッチ311〜314,411〜414と、交流印加装置1とを備えた容量−電圧変換回路が示されている。なお、図19(a)の容量−電圧変換回路は図示されない制御回路も備えており、この制御回路によりスイッチ311〜314,411〜414の制御が行なわれる。また、図19(a)は、スイッチ311〜314,411〜414をNチャネルのMOSFETで構成した場合の回路例を示している。
(ロ)図20は、図19の容量−電圧変換回路の動作を例示する図であって、特にスイッチ制御モード1およびスイッチ制御モード2において容量1(51)〜容量4(54)についての差分検出動作がそれぞれどのように行なわれるかを示すものである。図20に示しているように、スイッチ制御モード1とスイッチ制御モード2とでは、スイッチ311〜314,411〜414に与えられるスイッチ信号A,Bの組合せパターンが逆となる。例えば、スイッチ制御モード1において交流印加装置1の出力バイアス電圧の立ち上がりと同期したA信号が制御回路から出力されたタイミングでは、容量2(52)がスイッチ312を介して演算増幅器6の反転入力に接続されるとともに容量3(53)がスイッチ313を介して演算増幅器6の非反転入力端子に接続されることにより、容量2(52)を介した反転入力端子への充電および容量3(53)を介した非反転入力端子への充電が行なわれ、これにより「容量2と容量3との差分検出動作」が行なわれる。
(a)スイッチ制御モード1:
スイッチ制御モード1では、A信号のタイミングでの「差動増幅回路部(演算増幅器6)による容量2と容量3との差分検出動作」と、B信号のタイミングでの「差動増幅回路部(演算増幅器6)による容量1と容量4との差分検出動作」とが交互に複数回(N回)行なわれ、スイッチ制御モード1として「『容量2−容量3』と『容量1−容量4』との差分検出」が行なわれる。
スイッチ制御モード2では、A信号のタイミングでの「差動増幅回路部(演算増幅器6)による容量1と容量4との差分検出動作」と、B信号のタイミングでの「差動増幅回路部(演算増幅器6)による容量2と容量3との差分検出動作」とが交互に複数回(N回)行なわれ、スイッチ制御モード2として「『容量1−容量4』と『容量2−容量3』との差分検出」が行なわれる。
[回路構成例2]
(イ)図21は、本発明の実施形態に係る容量−電圧変換回路のさらに異なる回路構成を示す図である。図21には、センサ部の4つの容量、すなわち、容量1(51)、容量2(52)、容量3(53)及び容量4(54)と、第1の演算増幅器6の出力端子と反転入力端子との間に第1の帰還容量71及び第1の帰還抵抗72が並列に接続されるとともに第1の演算増幅器6の非反転入力端子とグランド電位との間に第1のキャンセル容量73及び第1のキャンセル抵抗74が並列に接続された第1の差動増幅回路部と、第2の演算増幅器62’の出力端子と反転入力端子との間に第2の帰還容量711及び第2の帰還抵抗712が並列に接続されるとともに第2の演算増幅器62’の非反転入力端子とグランド電位との間に第2のキャンセル容量713及び第2のキャンセル抵抗713が並列に接続された第2の差動増幅回路部と、第1の差動増幅回路の出力と第2の差動増幅回路の出力との差分値を演算して出力する演算増幅器63よりなる差分演算回路と、複数のスイッチ311〜314,411〜414と、交流印加装置1とを備えた容量−電圧変換回路が示されている。なお、図20の容量−電圧変換回路は図示されない制御回路も備えており、この制御回路によりスイッチ311〜314,411〜414の制御が行なわれる。また、図21(a)は、スイッチ311〜314,411〜414をNチャネルのMOSFETで構成した場合の回路例を示している。
(a)スイッチ制御モード1:
スイッチ制御モード1では、A信号のタイミングでの「第1の差動増幅回路部(演算増幅器6)による容量2と容量3との差分検出動作」および「第2の差動増幅回路部(演算増幅器62’)による容量1と容量4との差分検出動作」と、B信号のタイミングでの「第1の差動増幅回路部(演算増幅器6)による容量1と容量4との差分検出動作」および「第2の差動増幅回路部(演算増幅器62’)による容量2と容量3との差分検出動作」とが交互に複数回(N回)行なわれる。
スイッチ制御モード2では、A信号のタイミングでの「第1の差動増幅回路部(演算増幅器6)による容量1と容量4との差分検出動作」および「第2の差動増幅回路部(演算増幅器62’)による容量2と容量3との差分検出動作」と、B信号のタイミングでの「第1の差動増幅回路部(演算増幅器6)による容量2と容量3との差分検出動作」および「第2の差動増幅回路部(演算増幅器62’)による容量1と容量4との差分検出動作」とが交互に複数回(N回)行なわれる。
(図19または図21の容量−電圧変換回路の適用例)
(イ)例えば、振動体の振動を計測するものであって、振動体の振動方向の両側に第1および第2の検出電極を備え、振動体と第1の検出電極との間に形成される第1のセンサ容量(センサキャパシタ)と、振動体と第2の検出電極との間に形成される第2のセンサ容量(センサキャパシタ)との差を検出することにより、振動体の振動(すなわち電極間距離の変化)を容量変化として計測するようにした差動静電容量型センサでは、同相ノイズを抑制する効果が有るが、高いS/N比を求められる場合、同相ノイズの抑制効果を極力高めておくことが重要である。
2 第2のバイアス信号源(交流印加装置)
6,62,62’,63 演算増幅器
17 掛け算器
18 ゲイン診断回路
19 ローパスフィルター
20 タイミング発生回路
31,32,41,42 スイッチ
51〜54 容量(MEMS容量)1〜4
71,711 帰還容量
72,712 帰還抵抗
73,713 キャンセル容量
74,714 キャンセル抵抗
311〜314,411〜414 MOSスイッチ
Claims (20)
- 両方もしくはどちらか一方がセンサキャパシタである第1及び第2のキャパシタと、演算増幅器と、該演算増幅器の入出力間に接続された帰還容量と、複数のスイッチと、交流印加装置と、制御回路と、を備え、
前記演算増幅器は非反転入力端子が接地され、出力端子と反転入力端子の間に前記帰還容量が接続された容量−電圧変換回路であって、
前記第1及び第2のキャパシタは、それぞれ一端が前記交流印加装置に接続され、それぞれの他端が前記スイッチを介してグランド電位と前記演算増幅器の反転入力に接続可能であり、
前記制御回路によって、前記第1のキャパシタを介した反転入力端子への充電と前記第2のキャパシタを介した反転入力端子からの放電を連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させ前記スイッチを操作し、その後で、前記第1のキャパシタを介した反転入力端子からの放電と前記第2のキャパシタを介した反転入力端子への充電を連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させ前記スイッチを操作することを特徴とする容量−電圧変換回路。 - 両方もしくはどちらか一方がセンサキャパシタである第1及び第2のキャパシタと、2つの演算増幅器と、該演算増幅器の入出力間に接続された帰還容量と、複数のスイッチと、交流印加装置と、制御回路と、を備え、
前記演算増幅器は非反転入力端子が接地され、出力端子と反転入力端子の間に前記帰還容量が接続された容量−電圧変換回路であって、
前記第1及び第2のキャパシタは、それぞれ一端が前記交流印加装置に接続され、それぞれの他端が前記スイッチを介して第1の演算増幅器の反転入力端子と第2の演算増幅器の反転入力端子に接続可能であり、
前記制御回路によって、前記第1のキャパシタを介した前記第1の演算増幅器の反転入力端子への充電および前記第2の演算増幅器の反転入力端子からの放電と、前記第2のキャパシタを介した前記第1の演算増幅器の反転入力端子からの放電および前記第2の演算増幅器の反転入力端子への充電を連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させ前記スイッチを操作し、
その後で、前記第1のキャパシタを介した前記第1の演算増幅器の反転入力端子からの放電および前記第2の演算増幅器の反転入力端子への充電と、前記第2のキャパシタを介した前記第1の演算増幅器の反転入力端子への充電および前記第2の演算増幅器の反転入力端子からの放電を連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させ前記スイッチを操作することを特徴とした容量−電圧変換回路。 - 請求項1または2に記載の容量−電圧変換回路において、
前記回路のグランド電位を出力端子と反転入力端子を直結した第3の演算増幅器の出力で担保したことを特徴とする容量−電圧変換回路。 - 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の容量−電圧変換回路において、
前記スイッチを電界効果型トランジスタにより構成したことを特徴とする容量−電圧変換回路。 - 請求項4に記載の容量−電圧変換回路において、
前記第1のキャパシタと前記演算増幅器の間に接続された複数の電界効果型トランジスタのチャネル型がp型もしくはn型で統一され、かつ、前記第2のキャパシタと前記演算増幅器の間に接続された複数の電界効果型トランジスタのチャネル型がp型もしくはn型で統一されたことを特徴とする容量−電圧変換回路。 - 請求項5に記載の容量−電圧変換回路において、
前記第1のキャパシタに接続された複数の電界効果型トランジスタのサイズ(ゲート幅,ゲート長,バックコンタクトの配置,ソース及びドレインのコンタクト配置で規定される)が同一であり、かつ、前記第2のキャパシタに接続された複数の電界効果型トランジスタのサイズ(ゲート幅,ゲート長,バックコンタクトの配置,ソース及びドレインのコンタクト配置で規定される)が同一であることを特徴とする容量−電圧変換回路。 - 請求項4ないし6のいずれか一項に記載の容量−電圧変換回路において、
前記第1または第2のキャパシタのいずれか一方において、該キャパシタに接続される二つの前記電界効果型トランジスタのドレインにおける電荷の残留誤差を前記電界効果型トランジスタのゲートに入力されるスイッチング制御用電圧のトリミングで補正可能にしたことを特徴とする容量−電圧変換回路。 - 請求項1ないし7のいずれか一項に記載の容量−電圧変換回路において、
前記交流印加装置の周波数をfin、センサとして必要な上限周波数をfmax、前記交流印加装置から前記演算増幅器までの抵抗成分をR、キャパシタンスをC、前記演算増幅器の上限周波数をfampとしたとき、
- 請求項1ないし7のいずれか一項に記載の容量−電圧変換回路において、
センサとして必要な周波数帯域でのスイッチ制御信号の雑音ノイズ電圧密度をρAB、帰還回路と演算増幅器の雑音ノイズ電圧密度をρamp、前記電界効果型トランジスタの入力容量をCGS、前記帰還容量をCfとしたとき、以下の式
- 請求項1ないし7のいずれか一項に記載の容量−電圧変換回路において、
連続した複数回の充電・放電回数Nを切り替えることにより、ゲイン調整を可能にしたことを特徴とする容量−電圧変換回路。 - 第1ないし第4のキャパシタと、演算増幅器の出力端子と反転入力端子との間に帰還容量及び帰還抵抗が並列に接続されるともに前記演算増幅器の非反転入力端子とグランド電位との間にキャンセル容量及びキャンセル抵抗が並列に接続された差動増幅回路部と、複数のスイッチと、交流印加装置と、制御回路と、を備え、
第1及び第2のキャパシタは,それぞれの一端が前記交流印加装置に接続され,それぞれの他端が前記スイッチを介してグランド電位と前記演算増幅器の反転入力端子に接続可能であるとともに、第3及び第4のキャパシタは,それぞれの一端が前記交流印加装置に接続され,それぞれの他端が前記スイッチを介してグランド電位と前記演算増幅器の非反転入力端子に接続可能であり、
前記制御回路によって、
第1のキャパシタを介した反転入力端子からの放電と第2のキャパシタを介した反転入力端子への充電と第3のキャパシタを介した非反転入力端子への充電と第4のキャパシタを介した非反転入力端子からの放電とを連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させて前記スイッチを操作し、
その後で、第1のキャパシタを介した反転入力端子への充電と第2のキャパシタを介した反転入力端子からの放電と第3のキャパシタを介した非反転入力端子からの放電と第4のキャパシタを介した非反転入力端子への充電とを連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させて前記スイッチを操作することを特徴とする容量−電圧変換回路。 - 第1ないし第4のキャパシタと、第1の演算増幅器の出力端子と反転入力端子との間に第1の帰還容量及び第1の帰還抵抗が並列に接続されるとともに前記第1の演算増幅器の非反転入力端子とグランド電位との間に第1のキャンセル容量及び第1のキャンセル抵抗が並列に接続された第1の差動増幅回路部と、第2の演算増幅器の出力端子と反転入力端子との間に第2の帰還容量及び第2の帰還抵抗が並列に接続されるとともに前記第2の演算増幅器の非反転入力端子とグランド電位との間に第2のキャンセル容量及び第2のキャンセル抵抗が並列に接続された第2の差動増幅回路部と、前記第1の差動増幅回路の出力と前記第2の差動増幅回路の出力との差分値を演算して出力する差分演算回路と、複数のスイッチと、交流印加装置と、制御回路と、を備え、
第1及び第2のキャパシタは,それぞれの一端が前記交流印加装置に接続され,それぞれの他端が前記スイッチを介して前記第1の演算増幅器の反転入力端子と前記第2の演算増幅器の反転入力端子に接続可能であるとともに、第3及び第4のキャパシタは,それぞれの一端が前記交流印加装置に接続され,それぞれの他端が前記スイッチを介して前記第1の演算増幅器の非反転入力端子と前記第2の演算増幅器の非反転入力端子に接続可能であり、
前記制御回路によって、第1のキャパシタを介した第1の演算増幅器の反転入力端子からの放電および第2の演算増幅器の反転入力端子への充電と、第2のキャパシタを介した第1の演算増幅器の反転入力端子への充電および第2の演算増幅器の反転入力端子からの放電と、第3のキャパシタを介した第1の演算増幅器の非反転入力端子への充電および第2の演算増幅器の非反転入力端子からの放電と、第4のキャパシタを介した第1の演算増幅器の非反転入力端子からの放電および第2の演算増幅器の非反転入力端子への充電とを連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させて前記スイッチを操作し、
その後で、第1のキャパシタを介した第1の演算増幅器の反転入力端子への充電および第2の演算増幅器の反転入力端子からの放電と、第2のキャパシタを介した第1の演算増幅器の反転入力端子からの放電および第2の演算増幅器の反転入力端子への充電と、第3のキャパシタを介した第1の演算増幅器の非反転入力端子からの放電および第2の演算増幅器の非反転入力端子への充電と、第4のキャパシタを介した第1の演算増幅器の非反転入力端子への充電および第2の演算増幅器の非反転入力端子からの放電とを連続した複数回(N回)行なうように前記交流印加装置の信号に同期させて前記スイッチを操作することを特徴とする容量−電圧変換回路。 - 請求項11または12に記載の容量−電圧変換回路において、
前記回路のグランド電位を出力端子と反転入力端子を直結した第3の演算増幅器の出力で担保したことを特徴とする容量−電圧変換回路。 - 請求項11ないし13のいずれか一項に記載の容量−電圧変換回路において、
前記スイッチを電界効果型トランジスタにより構成したことを特徴とする容量−電圧変換回路。 - 請求項14に記載の容量−電圧変換回路において、
前記各キャパシタと前記演算増幅器の間にそれぞれ接続された各複数の電界効果型トランジスタのチャネル型がそれぞれp型もしくはn型で統一されたことを特徴とする容量−電圧変換回路。 - 請求項15に記載の容量−電圧変換回路において、
前記各キャパシタにそれぞれ接続された各複数の電界効果型トランジスタのサイズ(ゲート幅,ゲート長,バックコンタクトの配置,ソース及びドレインのコンタクト配置で規定される)がそれぞれ同一であることを特徴とする容量−電圧変換回路。 - 請求項14ないし16のいずれか一項に記載の容量−電圧変換回路において、
前記第1または第2のキャパシタのいずれか一方において、該キャパシタに接続される二つの前記電界効果型トランジスタのドレインにおける電荷の残留誤差を前記電界効果型トランジスタのゲートに入力されるスイッチング制御用電圧のトリミングで補正可能にするとともに、前記第3または第4のキャパシタのいずれか一方において、該キャパシタに接続される二つの前記電界効果型トランジスタのドレインにおける電荷の残留誤差を前記電界効果型トランジスタのゲートに入力されるスイッチング制御用電圧のトリミングで補正可能にしたことを特徴とする容量−電圧変換回路。 - 請求項11ないし17のいずれか一項に記載の容量−電圧変換回路において、
前記交流印加装置の周波数をfin、センサとして必要な上限周波数をfmax、前記交流印加装置から前記演算増幅器までの抵抗成分をR、キャパシタンスをC、前記演算増幅器の上限周波数をfampとしたとき、
- 請求項11ないし17のいずれか1項に記載の容量−電圧変換回路において、
センサとして必要な周波数帯域でのスイッチ制御信号の雑音ノイズ電圧密度をρAB、帰還回路と演算増幅器の雑音ノイズ電圧密度をρamp、前記電界効果型トランジスタの入力容量をCGS、前記帰還容量をCfとしたとき、以下の式
- 請求項11ないし17のいずれか一項に記載の容量−電圧変換回路において、
連続した複数回の充電・放電回数Nを切り替えることにより、ゲイン調整を可能にしたことを特徴とする容量−電圧変換回路。
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