JP5805457B2 - 溶接ロボット制御装置 - Google Patents
溶接ロボット制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5805457B2 JP5805457B2 JP2011175019A JP2011175019A JP5805457B2 JP 5805457 B2 JP5805457 B2 JP 5805457B2 JP 2011175019 A JP2011175019 A JP 2011175019A JP 2011175019 A JP2011175019 A JP 2011175019A JP 5805457 B2 JP5805457 B2 JP 5805457B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- sensor
- torch
- point
- detection reference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims description 197
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 74
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 43
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 32
- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims description 13
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 19
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 14
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 6
- 230000008569 process Effects 0.000 description 6
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 6
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 4
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000003936 working memory Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Description
図9に示すように、教示時に、マスターワークWの溶接線Y上において、ワイヤタッチセンサ200が検出・演算する位置P101,P102、及び溶接開始点P103、終了点P104を教示しておく。前記教示された点は教示点という。
また、図14に示すようにレーザセンサLSによるワークの位置検知はセンサ座標系基準、例えばカメラ座標系基準で行われ、検出基準点は、カメラ座標系で格納されている。図14では、左重ね継ぎ手を視野範囲FOVのレーザセンサLSで検出する様子を図示している。ワイヤタッチセンサではセンシング時、溶接時ともワイヤ先端が制御点であるのに対し、レーザセンサでは、センシング時の制御点はセンサの視野範囲のある一点となり、溶接時の制御点とは異なる。したがって、溶接ワイヤ先端(溶接時の制御点)と、レーザセンサのセンシング制御点との取り付け関係を求める手段として、ソフトウェアにより取り付け関係を変換(行列)で求める方法で行われることが多い。ここで、溶接ワイヤ先端とレーザセンサのセンシング制御点の取り付け位置関係を求める操作をセンサキャリブレーションと呼び、この際に求められる変換行列をセンサ座標系−トーチ座標系の変換行列と呼ぶ。
請求項4の発明は、請求項2または請求項3において、更新対象の作業プログラムを選択する選択手段を備え、前記更新手段は、前記選択手段により選択された作業プログラムに含まれる前記検出基準点を前記差分変換行列に基づいて更新することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、更新手段が、作業プログラムに記述されている目印データを探索して検出基準点を更新するようにしたことによって、更新処理を効率的に行うことができる。
請求項5の発明によれば、センサを特にレーザセンサで構成したときに、請求項1乃至請求項4の効果を容易に実現できる。
溶接ロボット制御システム10は、溶接作業を行うマニピュレータM1と、マニピュレータM1を制御するロボット制御装置RCと、ワークW1の位置を検出する位置センサとしてのレーザセンサLSとを備える。
記憶部23は、第1記憶領域23a、第2記憶領域23b、第3記憶領域23c、第4記憶領域23d、第5記憶領域23e等の記憶領域を有する。
まず、前記第3記憶領域23cに記憶されている相対位置方式の作業プログラムの例を、図7に示す作業プログラムを参照して説明する。
図7に示すステップ1では、CPU20は「位置決め命令」により原位置Gに溶接トーチ14を位置決め動作させる(図5参照)。なお、図5,図6は、マスターワークをWで示しているが、説明の便宜上、実際に溶接が行われるワークの意味に使用する場合は、符号をW1として使用している。
この「センシング命令」により、レーザセンサLSは、ワークW1の開先上の後述する溶接開始点R2の検出基準点Q2を検出する。すなわち、ロボット制御装置RCのCPU20は、前記形状解析プログラムに従って視野範囲FOVの範囲で検出した測距データを形状解析することにより開先位置を検出し、検出した開先位置を検出基準点Q2とする。
ステップ7では、「シフト開始命令」により、CPU20は、第3記憶領域23cに格納した補正ファイルNo.1を読み出し、ずれ補正ファイルNo.1に記述されたずれ量L3分だけ、溶接トーチ14をシフトさせる。
ステップ14では、「直線補間命令」により、CPU20は退避点P14に直線補間して、教示データである動作速度でマニピュレータM1を駆動制御して溶接トーチ14を移動させる。
(作用)
上記のように構成された溶接ロボット制御システム10の作用を説明する。
OTN=(CT1T)−1・CT2T
図4において、取付直し前のセンサ座標系は(XC,YC,ZC)で示し、取付直し後のセンサ座標系は(XCN,YCN,ZCN)で示している。この両センサ座標系と、変換行列CT1T、CT2T、差分変換行列OTNは図の通りである。
(1)本実施形態のロボット制御装置RCは、溶接トーチ14に設けられたレーザセンサLSが検出した開先上の検出基準点Qn1,Qn2(ともに図示しない)が、ロボット座標系で記述された作業プログラムを格納する記憶部23(第1格納手段)を備える。記憶部23は、第2格納手段として、レーザセンサLSの溶接トーチ14に対する取付位置変更前の現センサ−トーチ変換行列CT1Tを格納する。また、記憶部23は、第3格納手段として、レーザセンサLSの溶接トーチ14に対する取付位置変更後の新センサ−トーチ変換行列CT2Tを求めるセンサキャリブレーションが行われた際、その新センサ−トーチ変換行列CT2Tを格納する。さらに、ロボット制御装置RCは、現センサ−トーチ変換行列CT1Tと新センサ−トーチ変換行列CT2Tに基づいて差分変換行列OTNを算出するCPU20(算出手段)を備える。また、CPU20は、更新手段として、作業プログラムに含まれる検出基準点Qn1,Qn2を差分変換行列OTNに基づいて更新する。
(3) 本実施形態のロボット制御装置RCは、更新対象の作業プログラムを選択するティーチペンダントTP(選択手段)を備え、CPU20(更新手段)は、ティーチペンダントTPにより選択された作業プログラムに含まれる検出基準点Qn1,Qn2を差分変換行列に基づいて更新する。
(4) 本実施形態のロボット制御装置RCは、センサとしてレーザセンサLSを使用する。このため、上記(1)から(3)の効果を、レーザセンサLSを備えた溶接ロボットにおいて、容易に実現できる。
・ 前記実施形態では、目印データとして「センシング命令」を探索することにより、「センシング命令」に関連づけされた検出基準点を更新するようにしたが、目印データはセンシング命令に限定するものではない。作業プログラムのセンシング命令が記述されたステップにおいて、前記検出基準点を探索するために、「センシング命令」以外の目印データを記述し、この目印データを探索して、前記検出基準点を更新するようにしてもよい。
・ 前記実施形態では、マニピュレータM1は、6軸ロボットとしたが、7軸ロボットのように多軸ロボットで構成するようにしてもよい。
20…CPU(算出手段、更新手段)、
23…記憶部(第1格納手段、第2格納手段、第3格納手段)、
M1…マニピュレータ、TP…ティーチペンダント(選択手段)、
RC…ロボット制御装置。
Claims (5)
- 溶接トーチに設けられたセンサにより検出された開先上の検出基準点がロボット座標系で記憶された作業プログラムを格納する第1格納手段と、
前記センサの前記溶接トーチに対する取付位置変更前の現センサ−トーチ変換行列を格納する第2格納手段と、
前記センサの前記溶接トーチに対する取付位置変更後の新センサ−トーチ変換行列を求めるセンサキャリブレーションが行われた際、その新センサ−トーチ変換行列を格納する第3格納手段と、
前記現センサ−トーチ変換行列と前記新センサ−トーチ変換行列に基づいて差分変換行列を算出する算出手段と、
前記作業プログラムに含まれる前記検出基準点を前記差分変換行列に基づいて更新する更新手段を備えることを特徴とする溶接ロボット制御装置。 - 前記作業プログラムは、前記検出基準点毎に目印データが記述されており、
前記更新手段は、前記目印データを探索して前記検出基準点を更新することを特徴とする請求項1に記載の溶接ロボット制御装置。 - 前記目印データは、センシング命令であることを特徴とする請求項2に記載の溶接ロボット制御装置。
- 更新対象の作業プログラムを選択する選択手段を備え、
前記更新手段は、前記選択手段により選択された作業プログラムに含まれる前記検出基準点を前記差分変換行列に基づいて更新することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の溶接ロボット制御装置。 - 前記センサは、レーザセンサであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の溶接ロボット制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011175019A JP5805457B2 (ja) | 2011-08-10 | 2011-08-10 | 溶接ロボット制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011175019A JP5805457B2 (ja) | 2011-08-10 | 2011-08-10 | 溶接ロボット制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013035054A JP2013035054A (ja) | 2013-02-21 |
JP5805457B2 true JP5805457B2 (ja) | 2015-11-04 |
Family
ID=47885173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011175019A Active JP5805457B2 (ja) | 2011-08-10 | 2011-08-10 | 溶接ロボット制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5805457B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6286276B2 (ja) * | 2014-05-09 | 2018-02-28 | 株式会社アマダホールディングス | 溶接機及びその制御方法 |
JP6203780B2 (ja) | 2015-04-21 | 2017-09-27 | ファナック株式会社 | テーブル形式データによる運転を行う数値制御装置 |
JP7080068B2 (ja) * | 2018-02-16 | 2022-06-03 | 日本電産サンキョー株式会社 | ロボットの位置情報復元方法 |
CN112427777A (zh) * | 2020-11-30 | 2021-03-02 | 上海中船临港船舶装备有限公司 | 用于船舶中组立的机器人自适应智能焊接系统及焊接方法 |
CN113763469A (zh) * | 2021-08-03 | 2021-12-07 | 东风悦达起亚汽车有限公司 | 一种汽车车门bpr胶喷涂工艺 |
CN114714029B (zh) * | 2022-04-22 | 2023-09-12 | 奇瑞新能源汽车股份有限公司 | 铝合金自动弧焊方法及装置 |
CN117444988B (zh) * | 2023-12-22 | 2024-03-12 | 佛山墨家科技有限公司 | 在空间定位有误差情况下确认焊缝真实起点和终点的方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6021182A (ja) * | 1983-07-15 | 1985-02-02 | Hitachi Ltd | 溶接ロボツトにおける溶接位置および溶接経路の検出方法 |
JPH0511822A (ja) * | 1991-07-03 | 1993-01-22 | Fanuc Ltd | ロボツトの協調作業方式 |
JPH06782A (ja) * | 1992-06-22 | 1994-01-11 | Honda Motor Co Ltd | ロボットの位置制御方法 |
JPH07299702A (ja) * | 1994-04-28 | 1995-11-14 | Komatsu Ltd | ロボットの加工作業線の検出装置 |
JP3000162B2 (ja) * | 1996-09-09 | 2000-01-17 | 川崎重工業株式会社 | アーク溶接装置 |
JPH10291073A (ja) * | 1997-04-17 | 1998-11-04 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 自動溶接装置 |
JP3948092B2 (ja) * | 1998-01-29 | 2007-07-25 | 松下電器産業株式会社 | トーチ位置検出方法 |
JP2005138223A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Fanuc Ltd | ロボット用位置データ修正装置 |
JP2005196242A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | Fanuc Ltd | 倣い加工装置 |
JP5502462B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2014-05-28 | 株式会社ダイヘン | アーク溶接ロボットの制御装置及びプログラム |
JP5450242B2 (ja) * | 2010-05-11 | 2014-03-26 | 株式会社ダイヘン | マニピュレータのキャリブレーション方法及びロボット制御システム |
-
2011
- 2011-08-10 JP JP2011175019A patent/JP5805457B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013035054A (ja) | 2013-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2375298B1 (en) | Programming method for a robot, programming apparatus for a robot, and robot control system | |
JP5805457B2 (ja) | 溶接ロボット制御装置 | |
KR100621100B1 (ko) | 용접로봇 교시위치 보정방법 및 용접로봇시스템 | |
JP4174517B2 (ja) | 教示位置修正装置および教示位置修正方法 | |
US20110029131A1 (en) | Apparatus and method for measuring tool center point position of robot | |
KR20090078737A (ko) | 용접 로봇 | |
JP5502462B2 (ja) | アーク溶接ロボットの制御装置及びプログラム | |
JP5577157B2 (ja) | ロボット制御システム | |
JP4615418B2 (ja) | 産業用ロボットの制御方法 | |
US11247288B2 (en) | Welding position detection device, welding position detection method, and welding robot system | |
KR20190104362A (ko) | 아크점 조정봉 장착 구조, 다관절 용접 로봇 및 용접 장치 | |
CN110154043B (zh) | 基于加工结果进行学习控制的机器人系统及其控制方法 | |
JP2010149203A (ja) | ロボット制御装置およびロボットシステム | |
JP2011062763A (ja) | ロボット制御装置 | |
JP7474664B2 (ja) | 溶接位置検出装置 | |
JP3550191B2 (ja) | 溶接ロボット | |
JP2013027966A (ja) | 溶接位置検出方法、及び溶接位置検出装置 | |
WO2024009484A1 (ja) | 制御装置及び制御方法 | |
JP6705173B2 (ja) | 溶接方法および溶接装置 | |
JP3285694B2 (ja) | 自動溶接装置及び該自動溶接装置を用いた溶接方法 | |
JP2014200858A (ja) | ロボットシステムの制御方法 | |
US20240123606A1 (en) | Teaching point generation device that generates teaching points on basis of output of sensor, and teaching point generation method | |
JP4441367B2 (ja) | 溶接ロボットを用いたワークの溶接方法 | |
JP2010167507A (ja) | ロボットシステム及びその制御方法 | |
JP4636358B2 (ja) | ロボット制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140718 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150731 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150825 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150902 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5805457 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |