JPH10291073A - 自動溶接装置 - Google Patents
自動溶接装置Info
- Publication number
- JPH10291073A JPH10291073A JP10042697A JP10042697A JPH10291073A JP H10291073 A JPH10291073 A JP H10291073A JP 10042697 A JP10042697 A JP 10042697A JP 10042697 A JP10042697 A JP 10042697A JP H10291073 A JPH10291073 A JP H10291073A
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- welding
- displacement sensor
- welding torch
- robot
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Abstract
(57)【要約】
【課題】溶接トーチの先端と変位センサとの相対位置を
正確に検出し、その変位量を制御装置で補正し得るよう
にした自動溶接装置を提供することにある。 【解決手段】溶接ロボットを用いた自動溶接装置におい
て、溶接トーチ2と変位センサ9の相対位置を検出する
検出手段10を設け、前記変位センサ9で検出したワー
ク8の開先位置と、前記検出手段10の出力に基づい
て、予めティーチングされている溶接トーチ2の移動経
路を補正して溶接ロボット1を制御する制御装置3とを
設けた。
正確に検出し、その変位量を制御装置で補正し得るよう
にした自動溶接装置を提供することにある。 【解決手段】溶接ロボットを用いた自動溶接装置におい
て、溶接トーチ2と変位センサ9の相対位置を検出する
検出手段10を設け、前記変位センサ9で検出したワー
ク8の開先位置と、前記検出手段10の出力に基づい
て、予めティーチングされている溶接トーチ2の移動経
路を補正して溶接ロボット1を制御する制御装置3とを
設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーク溶接を行な
うための溶接ロボットを用いた自動溶接装置に関するも
のである。
うための溶接ロボットを用いた自動溶接装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】溶接ロボットを用い、予め教示された経
路にしたがって溶接トーチを移動させてアーク溶接を行
なう自動溶接装置において、高品質の溶接ビードを形成
するためには、個々のワーク毎に、その開先位置、突合
せ位置など溶接対象領域における溶接すべき位置に、溶
接トーチを正確に位置決めして溶接を開始することが必
要になる。
路にしたがって溶接トーチを移動させてアーク溶接を行
なう自動溶接装置において、高品質の溶接ビードを形成
するためには、個々のワーク毎に、その開先位置、突合
せ位置など溶接対象領域における溶接すべき位置に、溶
接トーチを正確に位置決めして溶接を開始することが必
要になる。
【0003】溶接位置を光学的に検出するものとして、
たとえば、特開平3−52774号公報に開示された開
先検出装置が提案されている。この装置においては、溶
接位置の前方50〜300mmの位置に揺動機構に取り
付けた変位センサを設け、その検出結果に基づいて溶接
トーチの移動方向を制御するようにしたものであり、良
好な溶接を行なうことができる。
たとえば、特開平3−52774号公報に開示された開
先検出装置が提案されている。この装置においては、溶
接位置の前方50〜300mmの位置に揺動機構に取り
付けた変位センサを設け、その検出結果に基づいて溶接
トーチの移動方向を制御するようにしたものであり、良
好な溶接を行なうことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自動溶接装置
でティーチング時のみ変位センサを取付け、溶接時には
変位センサを取り外すようにしている場合、ワークの形
状により変位センサの取付け位置を変える場合など、溶
接トーチに対して変位センサを着脱した場合、あるい
は、溶接トーチもしくは変位センサをワークや治具など
に衝突させた場合、予め設定された溶接トーチと変位セ
ンサの相対位置が変化してしまい、変位センサの出力に
基づいて溶接トーチの移動方向を制御しても、溶接ワイ
ヤの先端が狙い位置から外れ、満足な溶接結果が得られ
ないことがある。
でティーチング時のみ変位センサを取付け、溶接時には
変位センサを取り外すようにしている場合、ワークの形
状により変位センサの取付け位置を変える場合など、溶
接トーチに対して変位センサを着脱した場合、あるい
は、溶接トーチもしくは変位センサをワークや治具など
に衝突させた場合、予め設定された溶接トーチと変位セ
ンサの相対位置が変化してしまい、変位センサの出力に
基づいて溶接トーチの移動方向を制御しても、溶接ワイ
ヤの先端が狙い位置から外れ、満足な溶接結果が得られ
ないことがある。
【0005】上記の事情に鑑み、本発明の目的は、溶接
トーチの先端と変位センサとの相対位置を正確に検出
し、その変位量を制御装置で補正し得るようにした自動
溶接装置を提供することにある。
トーチの先端と変位センサとの相対位置を正確に検出
し、その変位量を制御装置で補正し得るようにした自動
溶接装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、溶接トーチと変位センサの相対
位置を検出する検出手段を設け、前記変位センサで検出
したワークの開先位置と、前記検出手段の出力に基づい
て、予めティーチングされている溶接トーチの移動経路
を補正してアーク溶接ロボットを制御する制御装置とを
設けた。
め、本発明においては、溶接トーチと変位センサの相対
位置を検出する検出手段を設け、前記変位センサで検出
したワークの開先位置と、前記検出手段の出力に基づい
て、予めティーチングされている溶接トーチの移動経路
を補正してアーク溶接ロボットを制御する制御装置とを
設けた。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明における自動溶接
装置の構成を示す斜視図、図2は、溶接トーチと検出装
置の相対位置を検出する際の制御系統図、図3は、開先
位置の検出状態を示す斜視図、図4は、変位センサの構
成を示す3面図である。
に基づいて説明する。図1は、本発明における自動溶接
装置の構成を示す斜視図、図2は、溶接トーチと検出装
置の相対位置を検出する際の制御系統図、図3は、開先
位置の検出状態を示す斜視図、図4は、変位センサの構
成を示す3面図である。
【0008】図1において、1は多関節型のロボット
で、その手首部には、溶接トーチ2が取り付けられ、溶
接ロボットを構成している。3は制御装置で、ロボット
1を駆動制御して、溶接トーチ2を空間3軸で移動制御
する。4はティーチングボックスで、ロボット1に教示
した移動経路を記憶し、溶接作業時に、制御装置3に教
示された移動経路を出力する。
で、その手首部には、溶接トーチ2が取り付けられ、溶
接ロボットを構成している。3は制御装置で、ロボット
1を駆動制御して、溶接トーチ2を空間3軸で移動制御
する。4はティーチングボックスで、ロボット1に教示
した移動経路を記憶し、溶接作業時に、制御装置3に教
示された移動経路を出力する。
【0009】5は溶接ワイヤで、溶接トーチ2から所定
の長さ突出するように供給されている。6は溶接電源
で、溶接トーチ2を介して、溶接ワイヤ5に所定電圧、
波形の溶接電流を印加する。
の長さ突出するように供給されている。6は溶接電源
で、溶接トーチ2を介して、溶接ワイヤ5に所定電圧、
波形の溶接電流を印加する。
【0010】7はポジショナで、ロボット1に対し所定
の位置に配置され、ワーク8を所要の姿勢で支持する。
9は変位センサで、溶接トーチ2に固定されている。1
0は検出装置で、ロボット1に対して所定の位置に配置
されている。
の位置に配置され、ワーク8を所要の姿勢で支持する。
9は変位センサで、溶接トーチ2に固定されている。1
0は検出装置で、ロボット1に対して所定の位置に配置
されている。
【0011】図2において、11はロボットの駆動装置
で、制御装置3の指令に基づいてロボット1を駆動し、
溶接トーチ2を移動させる。10は検出装置で、発光素
子が少なくとも一列に配列された発光部13と、各発光
素子に個別に対向する受光素子を配列した受光部14で
構成され、発光部13で形成されるライン光15を溶接
トーチ2および変位センサ9が横切ることによりその相
対位置を検出するようになっている。
で、制御装置3の指令に基づいてロボット1を駆動し、
溶接トーチ2を移動させる。10は検出装置で、発光素
子が少なくとも一列に配列された発光部13と、各発光
素子に個別に対向する受光素子を配列した受光部14で
構成され、発光部13で形成されるライン光15を溶接
トーチ2および変位センサ9が横切ることによりその相
対位置を検出するようになっている。
【0012】16はラインセンサ制御装置で、ライン光
15に溶接トーチ2、変位センサ9が挿入されたとき、
発光部13からの光を遮られ非受光状態になった受光部
14の位置を検出して、溶接トーチ2と変位センサ9相
対位置を算出し、制御装置3に印加する。
15に溶接トーチ2、変位センサ9が挿入されたとき、
発光部13からの光を遮られ非受光状態になった受光部
14の位置を検出して、溶接トーチ2と変位センサ9相
対位置を算出し、制御装置3に印加する。
【0013】17は変位センサ制御装置で、ワークの開
先を検出する際に、変位センサ9の出力の変化から開先
位置を検出して、制御装置3に印加する。
先を検出する際に、変位センサ9の出力の変化から開先
位置を検出して、制御装置3に印加する。
【0014】図3において、ワーク8の開先位置の検出
は、変位センサ9をワーク8の表面と平行な平面内で、
開先を横切る(矢印)方向に移動させることにより行な
う。
は、変位センサ9をワーク8の表面と平行な平面内で、
開先を横切る(矢印)方向に移動させることにより行な
う。
【0015】図4において、変位センサ9は、発光部1
8と受光部19を備え、発光部18の光がワークによっ
て反射され、受光部19で受光される位置に基づいて変
位センサ9とワークの距離を算出し、開先位置を検出し
て制御装置3に印加する。
8と受光部19を備え、発光部18の光がワークによっ
て反射され、受光部19で受光される位置に基づいて変
位センサ9とワークの距離を算出し、開先位置を検出し
て制御装置3に印加する。
【0016】前記発光部18の両側には、発光部18の
中心20から等距離の位置に突起21が形成されてい
る。
中心20から等距離の位置に突起21が形成されてい
る。
【0017】このような構成で、図5に示すフローチャ
ートに基づいて、図6ないし図9に示す工程図を参照し
て、溶接トーチと変位センサの相対位置を検出する手順
を説明する。
ートに基づいて、図6ないし図9に示す工程図を参照し
て、溶接トーチと変位センサの相対位置を検出する手順
を説明する。
【0018】まず、制御装置によりロボットを駆動し
て、図6に示すように、溶接トーチ2と変位センサ9を
検出装置10の上方に位置決めする(ステップS1)。
検出装置10は、発光部13を発光させる。すると、受
光部14は、すべての素子が受光状態になる。
て、図6に示すように、溶接トーチ2と変位センサ9を
検出装置10の上方に位置決めする(ステップS1)。
検出装置10は、発光部13を発光させる。すると、受
光部14は、すべての素子が受光状態になる。
【0019】この状態で、制御装置によりロボットを駆
動して、溶接トーチ2と変位センサ9をZ方向に下降を
開始させる(ステップS2)。そして、図7に示すよう
に、溶接ワイヤ5が、ライン光15を横切ると、溶接ワ
イヤ5によってライン光15の一部が遮られるため、受
光部14を構成する受光素子の内の一部の受光素子が非
受光状態になる。このとき、ロボットのZ軸方向の座標
Zwを記憶する(ステップS3)。
動して、溶接トーチ2と変位センサ9をZ方向に下降を
開始させる(ステップS2)。そして、図7に示すよう
に、溶接ワイヤ5が、ライン光15を横切ると、溶接ワ
イヤ5によってライン光15の一部が遮られるため、受
光部14を構成する受光素子の内の一部の受光素子が非
受光状態になる。このとき、ロボットのZ軸方向の座標
Zwを記憶する(ステップS3)。
【0020】さらに、ロボットが作動して、溶接トーチ
2と変位センサ9がΔZw下降したら、受光部14で非
受光状態になった受光素子の位置と数を求め、その両端
の受光素子の位置Pw1とPw2から、溶接ワイヤ5の
軸心に相当する中点Pwを求める(ステップS4)。
2と変位センサ9がΔZw下降したら、受光部14で非
受光状態になった受光素子の位置と数を求め、その両端
の受光素子の位置Pw1とPw2から、溶接ワイヤ5の
軸心に相当する中点Pwを求める(ステップS4)。
【0021】さらに、ロボットが作動して、溶接トーチ
2と変位センサ9がZ方向に下降すると、図8に示すよ
うに、溶接トーチ2がライン光15を横切る。すると、
溶接トーチ2によってライン光15が遮られるため、受
光部14を構成する受光素子の内の一部の受光素子が非
受光状態になる。このとき、ロボットのZ軸方向の座標
Ztを記憶する(ステップS5)。
2と変位センサ9がZ方向に下降すると、図8に示すよ
うに、溶接トーチ2がライン光15を横切る。すると、
溶接トーチ2によってライン光15が遮られるため、受
光部14を構成する受光素子の内の一部の受光素子が非
受光状態になる。このとき、ロボットのZ軸方向の座標
Ztを記憶する(ステップS5)。
【0022】さらに、ロボットが作動して、溶接トーチ
2と変位センサ9がΔZt下降したら、受光部14で非
受光状態になった受光素子の位置Pt1とPt2と数を
求め(ステップS6)、その両端の受光素子の位置Pt
1とPt2から、溶接トーチ2の軸心に相当する中点P
tを求める(ステップS7)。
2と変位センサ9がΔZt下降したら、受光部14で非
受光状態になった受光素子の位置Pt1とPt2と数を
求め(ステップS6)、その両端の受光素子の位置Pt
1とPt2から、溶接トーチ2の軸心に相当する中点P
tを求める(ステップS7)。
【0023】さらに、ロボットが作動して、溶接トーチ
2と変位センサ9がZ方向に下降すると、図9に示すよ
うに、変位センサ9の突起21がライン光15を横切
る。すると、変位センサ9の突起21によってライン光
15が遮られるため、受光部14を構成する受光素子の
内の一部の受光素子が非受光状態になる。このとき、ロ
ボットのZ軸方向の座標Zsを記憶する(ステップS
8)。
2と変位センサ9がZ方向に下降すると、図9に示すよ
うに、変位センサ9の突起21がライン光15を横切
る。すると、変位センサ9の突起21によってライン光
15が遮られるため、受光部14を構成する受光素子の
内の一部の受光素子が非受光状態になる。このとき、ロ
ボットのZ軸方向の座標Zsを記憶する(ステップS
8)。
【0024】さらに、ロボットが作動して、溶接トーチ
2と変位センサ9がΔZs下降したら、受光部14で非
受光状態になった受光素子の位置Ps1とPs2を求
め、その両端の受光素子の位置Ps1とPs2から、変
位センサ9の発光部18の中心に相当する中点Psを求
める(ステップS9)。そして、ロボットを駆動して、
溶接トーチ2と変位センサ9を上昇させる(ステップS
10)。
2と変位センサ9がΔZs下降したら、受光部14で非
受光状態になった受光素子の位置Ps1とPs2を求
め、その両端の受光素子の位置Ps1とPs2から、変
位センサ9の発光部18の中心に相当する中点Psを求
める(ステップS9)。そして、ロボットを駆動して、
溶接トーチ2と変位センサ9を上昇させる(ステップS
10)。
【0025】このようにして、溶接ワイヤ5と溶接トー
チ2と変位センサ9のそれぞれの相対位置を検出するこ
とができる。なお、溶接ワイヤ5の位置については、検
出を省略してもよい。
チ2と変位センサ9のそれぞれの相対位置を検出するこ
とができる。なお、溶接ワイヤ5の位置については、検
出を省略してもよい。
【0026】上記の検出手順を実際の自動溶接装置に適
用する場合を、図10に示すフローチャートに基づいて
説明する。図5におけるステップS1、S2、S5〜S
10を行い、溶接トーチのZ方向の位置Zt、軸心に相
当する中点Pt、変位センサのZ方向の位置Zs、およ
び軸心に相当する中点Psを求める(ステップS1
1)。
用する場合を、図10に示すフローチャートに基づいて
説明する。図5におけるステップS1、S2、S5〜S
10を行い、溶接トーチのZ方向の位置Zt、軸心に相
当する中点Pt、変位センサのZ方向の位置Zs、およ
び軸心に相当する中点Psを求める(ステップS1
1)。
【0027】その結果から、溶接トーチと変位センサの
Z方向の相対位置ZpをZp=Zs−Ztとして算出
し、溶接トーチと変位センサのX方向の相対位置Xpを
Xp=Ps−Ptとして算出する(ステップS12)。
Z方向の相対位置ZpをZp=Zs−Ztとして算出
し、溶接トーチと変位センサのX方向の相対位置Xpを
Xp=Ps−Ptとして算出する(ステップS12)。
【0028】溶接ロボットを作動させ、溶接トーチの軸
心を基準として、90°回転させる(ステップS1
3)。
心を基準として、90°回転させる(ステップS1
3)。
【0029】再び、図5におけるステップS1、S2、
S5〜S10を行い、溶接トーチのZ方向の位置Zt、
軸心に相当する中点Pt、変位センサのZ方向の位置Z
s、および軸心に相当する中点Psを求める(ステップ
S14)。
S5〜S10を行い、溶接トーチのZ方向の位置Zt、
軸心に相当する中点Pt、変位センサのZ方向の位置Z
s、および軸心に相当する中点Psを求める(ステップ
S14)。
【0030】その結果から、溶接トーチと変位センサの
Y方向の相対位置YpをYp=Ps−Ptとして算出す
る(ステップS15)。
Y方向の相対位置YpをYp=Ps−Ptとして算出す
る(ステップS15)。
【0031】このようにして求められたXp、Yp、Z
pに基づいて、制御装置は予めティーチングされた溶接
トーチの移動経路を補正して溶接を行う。なお、溶接ワ
イヤの先端位置を検出した場合には、溶接開始時に前記
補正に加え、溶接ワイヤ先端部の変位量を補正するよう
にしてもよい。
pに基づいて、制御装置は予めティーチングされた溶接
トーチの移動経路を補正して溶接を行う。なお、溶接ワ
イヤの先端位置を検出した場合には、溶接開始時に前記
補正に加え、溶接ワイヤ先端部の変位量を補正するよう
にしてもよい。
【0032】なお、検出手段を直交するように配置し、
Xp、Ypを同時に求めるようにしてもよい。また、検
出手段の設置位置は、ポジショナ上でもよいし、さらに
別の位置に配置してもよい。
Xp、Ypを同時に求めるようにしてもよい。また、検
出手段の設置位置は、ポジショナ上でもよいし、さらに
別の位置に配置してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、溶
接トーチと変位センサの相対位置を検出し、変位センサ
で検出したワークの開先位置と、溶接トーチと変位セン
サの相対位置に基づいて、予めティーチングされた溶接
トーチの移動経路を補正するようにしたので、開先位置
に対する溶接トーチの狙い位置を正確に設定することが
でき、良好な溶接を行うことができる。また、溶接ワイ
ヤの先端位置を検出することにより、溶接ワイヤの突出
し量が適正であるか否かを確認することができる。
接トーチと変位センサの相対位置を検出し、変位センサ
で検出したワークの開先位置と、溶接トーチと変位セン
サの相対位置に基づいて、予めティーチングされた溶接
トーチの移動経路を補正するようにしたので、開先位置
に対する溶接トーチの狙い位置を正確に設定することが
でき、良好な溶接を行うことができる。また、溶接ワイ
ヤの先端位置を検出することにより、溶接ワイヤの突出
し量が適正であるか否かを確認することができる。
【図1】本発明における自動溶接装置の構成を示す斜視
図。
図。
【図2】溶接トーチと検出装置の相対位置を検出する際
の制御系統図。
の制御系統図。
【図3】開先位置の検出状態を示す斜視図。
【図4】変位センサの構成を示す3面図。
【図5】検出手順を示すフローチャート。
【図6】検出手順を示す工程図。
【図7】検出手順を示す工程図。
【図8】検出手順を示す工程図。
【図9】検出手順を示す工程図。
【図10】検出手順を示すフローチャート。
1…ロボット、2…溶接トーチ、3…制御装置、5…溶
接ワイヤ、7…ポジショナ、8…ワーク、9…変位セン
サ、10…検出装置。
接ワイヤ、7…ポジショナ、8…ワーク、9…変位セン
サ、10…検出装置。
Claims (1)
- 【請求項1】ワークを位置決め保持するポジショナと、
溶接ワイヤを送り出す溶接トーチを空間3軸で前記ワー
クの開先に沿って移動させる溶接ロボットと、予めティ
ーチングされた経路にしたがって前記溶接ロボットの動
作を制御する制御装置と、前記溶接トーチに付設され、
前記ワークの開先を検出する変位センサとを備えた自動
溶接装置において、前記溶接トーチと変位センサの相対
位置を検出する検出装置を設け、前記変位センサで検出
したワークの開先位置と前記検出装置の出力に基づい
て、予めティーチングされている溶接トーチの移動経路
を補正してアーク溶接ロボットを制御する制御装置とを
設けたことを特徴とする自動溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10042697A JPH10291073A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 自動溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10042697A JPH10291073A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 自動溶接装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10291073A true JPH10291073A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14273643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10042697A Pending JPH10291073A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 自動溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10291073A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101047737B1 (ko) | 2008-11-19 | 2011-07-07 | 에스티엑스조선해양 주식회사 | 용접부재의 기울기를 고려하여 용접부 자동추적이 가능한필렛용접용 캐리지장치 및 그 운용방법 |
JP2013035054A (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-21 | Daihen Corp | 溶接ロボット制御装置 |
CN110842413A (zh) * | 2019-12-10 | 2020-02-28 | 江苏汇博机器人技术股份有限公司 | 实训用焊接机器人系统及其考核方法 |
CN111545946A (zh) * | 2020-06-15 | 2020-08-18 | 焦作智造机电设备有限公司 | 电解铝阳极钢爪高效自动焊接系统及实现方法 |
-
1997
- 1997-04-17 JP JP10042697A patent/JPH10291073A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101047737B1 (ko) | 2008-11-19 | 2011-07-07 | 에스티엑스조선해양 주식회사 | 용접부재의 기울기를 고려하여 용접부 자동추적이 가능한필렛용접용 캐리지장치 및 그 운용방법 |
JP2013035054A (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-21 | Daihen Corp | 溶接ロボット制御装置 |
CN110842413A (zh) * | 2019-12-10 | 2020-02-28 | 江苏汇博机器人技术股份有限公司 | 实训用焊接机器人系统及其考核方法 |
CN110842413B (zh) * | 2019-12-10 | 2023-09-01 | 江苏汇博机器人技术股份有限公司 | 实训用焊接机器人系统及其考核方法 |
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