JP4180701B2 - 部品の位置決め方法及びその装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロボットを使って複数の部品を組立る際に行う、部品の位置決め方法及び部品の位置決め装置に関し、詳しくは、ロボットとは別に用意されたアクチュエータで部品を基準面に押付けることにより、部品の当接、仮組み、組付け等の組立作業における位置決めを行う部品の位置決め方法及び部品の位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
製缶部品の組立等のように、ロボットを使って複数の部品を一定の精度の下で所望の製品として組立てるためには、ロボットによる部品の位置決めを精度良く行わせる必要がある。製缶部品の組立では、板の切断や曲げの精度が一般的な機械加工精度に比べて大雑把であるため、良好な溶接品質を得るには溶接部における部材間の隙間を極力小さくすることが必要である。
【0003】
そこで、サーボフロート手段のような柔軟制御を用いて、基準台に備えた複数の基準面に部品を押し当てて沿わせることによって、部品の基準台に対する位置を補正するようにした技術が知られている(特開平9−319425号)。即ち、従来の位置決め装置は、図6に示すように、部品Wの基準面Vへの当接による反力で駆動源(電動モータ等)を逆駆動させるサーボフロート手段によって、部品Wを基準面Vに沿わせてハンド29の姿勢や傾きを矯正して位置決めするようになっている。このサーボフロート手段のように力覚センサを用いない従来の柔軟制御による位置決めでは、モータのフローティングにより関節28aを回転させるに足る回転モーメントを確保するために、比較的大きな押し付け力で部品Wを基準面Vに押し当てる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7に示す部材w1、w2、w3で構成される部品Wのうち、図8に示すように、部材w2、w3の端点を基準面mに一致させるように設置する場合、図9に示すように、部品Wを押付ける押圧箇所(矢印▲1▼)と、部材w3の端点である支点箇所(矢印▲2▼)との間隔Lが近接していると、従来の位置決め装置でロボット22が発生しうる最大の押し付け力を加えても回転モーメントが小さく、部材W2及び部材w3の端点を基準面mに倣わせることができないという問題点があった。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、把持誤差や位置ずれが生じた場合でも、部品Wを基準面mに倣わせることにより、精度よく位置決めできる位置決め方法及び位置決め装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、サーボフロート機能を備えたロボットにより部品を組立台の所定位置に位置決めする部品の位置決め方法において、前記部品を支持するように前記ロボットに設けられた支持手段に支持された前記部品を、前記部品の位置決め基準となる基準面に当接させ前記組立台に設けられ、前記部品が前記基準面に当接している箇所から離間した位置から前記部品を前記基準面に所定の力で押し付ける押付手段により、前記部品に回転モーメントを付与して前記部品を前記基準面に強制的に沿わせることにより、前記支持手段の姿勢を変位させ、前記部品を前記基準面に当接させた際の前記ロボットの前記組立台に対する位置データである第1当接位置データと、前記部品を前記基準面に沿わせた際の前記ロボットの前記組立台に対する位置データである第2当接位置データとを検出する位置センサが検出した前記第1当接位置データと前記第2当接位置データとのズレに基づいて、予め設定された前記所定位置に係る目標位置決めデータ位置決め修正データに修正し、前記位置決め修正データに基づいた所定位置に前記部品を位置決めすることを、互いに直交する複数の方向の各々において実行することを特徴とする。
【0007】
これにより、ロボットによる押付け力と押付手段の押付け力との双方によって、ロボットに支持されている部品を基準面に強制的に倣わせるようにしたので、ロボットの押付け力が部品に作用する押圧箇所と、押付けられた部品が基準面と接当する支点箇所とが極めて接近している場合でも、部品を基準面に倣わせることができるため、把持誤差や位置ズレを矯正して部品の位置決め精度を向上させることができる。また、ロボットのモータに余分な負荷がかからないため、ロボットの故障原因を除去できる。
【0008】
請求項2記載の発明は、サーボフロート機能を備えたロボットにより部品を組立台の所定位置に位置決めする部品の位置決め方法において、前記組立台に設けられ、前記部品の位置決め基準となる基準面に前記部品を所定の力で押し付ける押付手段により、前記部品を前記基準面に強制的に沿わせ、前記基準面に沿った前記部品を前記ロボットに設けられた支持手段で把持することにより、前記支持手段に回転モーメントを生じさせて前記支持手段の姿勢を変位させ、前記支持手段変位した際の前記ロボットの前記組立台に対する位置データである当接位置データを検出する位置センサが検出した前記当接位置データに基づいて、予め設定された前記所定位置に係る目標位置決めデータ位置決め修正データに修正し、前記位置決め修正データに基づいた所定位置に前記部品を位置決めすることを、互いに直交する複数の方向の各々において実行することを特徴とする。
【0009】
これにより、先に押付手段によって部品Wを基準面に倣わせているため、ロボットには外部からの回転モーメントしか働かず、その回転モーメントが直接関節に伝わるため、ロボットに余分な負荷がかからず、ロボットの故障原因を除去できる。
【0010】
請求項3記載の発明は、サーボフロート機能を備えたロボットにより部品を組立台の所定位置に位置決めする部品の位置決め装置において、前記ロボットに設けられ、前記部品を支持する支持手段と、前記部品の位置決め基準となる基準面に前記支持手段により支持された前記部品を当接させ当接手段と、前記組立台に設けられ、前記部品が前記基準面に当接している箇所から離間した位置から前記部品を前記基準面に所定の力で押し付け、前記部品に回転モーメントを付与して前記部品を前記基準面に強制的に沿わせることにより、前記支持手段の姿勢を変位させる押付手段と、前記部品を前記基準面に当接させた際の前記ロボットの前記組立台に対する位置データである第1当接位置データと、前記部品を前記基準面に沿わせた際の前記ロボットの前記組立台に対する位置データである第2当接位置データとを検出する位置センサと、前記第1当接位置データと前記第2当接位置データとのズレに基づいて、予め設定された前記所定位置に係る目標位置決めデータ位置決め修正データに修正し、前記位置決め修正データに基づいた所定位置に前記部品を位置決めするように前記ロボットを制御する制御手段とを有し、前記部品の位置決めを、互いに直交する複数の方向の各々において実行することを特徴とする。
【0011】
これにより、ロボットによる押付け力と押付手段の押付け力との双方によって、ロボットに支持されている部品を基準面に強制的に倣わせるようにしたので、ロボットの押付け力が部品に作用する押圧箇所と、押付けられた部品が基準面と接当する支点箇所とが極めて接近している場合でも、部品を基準面に倣わせることができるため、把持誤差や位置ズレを矯正して部品の位置決め精度を向上させることができる。また、ロボットのモータに余分な負荷がかからないため、ロボットの故障原因を除去できる。
【0012】
請求項4記載の発明は、サーボフロート機能を備えたロボットにより部品を組立台の所定位置に位置決めする部品の位置決め装置において、前記組立台に設けられ、前記部品の位置決め基準となる基準面に前記部品を所定の力で押し付け、前記部品を前記基準面に強制的に沿わせる押付手段と、前記ロボットに設けられ、前記基準面に沿った前記部品を把持することにより生じた回転モーメントによって姿勢が変位する支持手段と、前記支持手段変位した際の前記ロボットの前記組立台に対する位置データである当接位置データを検出する位置センサと、前記当接位置データに基づいて、予め設定された前記所定位置に係る目標位置決めデータ位置決め修正データに修正し、前記位置決め修正データに基づいた所定位置に前記部品を位置決めするように前記ロボットを制御する制御手段とを有し、前記部品の位置決めを、互いに直交する複数の方向の各々において実行することを特徴とする。
【0013】
これにより、先に押付手段によって部品Wを基準面に倣わせているため、ロボットには外部からの回転モーメントしか働かず、その回転モーメントが直接関節に伝わるため、ロボットに余分な負荷がかからず、ロボットの故障原因を除去できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、位置決め装置1は、ロボット2と、ロボット制御装置3と、押付手段を構成する油圧シリンダ10とを有しており、部品Wの寸法誤差や把持誤差及び部品Wの位置ズレを矯正する基準面を備えた組立台4の所定位置に位置決めするようになっている。即ち、位置決め装置1は、ロボット2により部品Wを基準面に当接させ、さらに、油圧シリンダ10にて強制的に部品Wを基準面に倣わせることにより把持誤差及び位置ズレを矯正するようになっている。
【0015】
組立台4は、Z軸方向の基準を決める第3基準面7を基準台として、X軸方向の基準を決める第1基準面5と、Y軸方向の基準を決める第2基準面6とが配設されている。この第1基準面5は、X軸に対して垂直に配設されており、第2基準面6は、Y軸に対して垂直に配設されている。
【0016】
上記の油圧シリンダ10は、部品Wが第2基準面6に当接する際に、部品Wを第2基準面6に強制的に押付けて倣わせるように組立台4に設けられている。尚、油圧シリンダ10の押付力は、所定の力に設定されている。油圧シリンダ10を組立台4に設けたのは、ロボット2の外部に支持させることにより、ロボット2には油圧シリンダ10の反力による負荷が作用しないため、ロボットアーム8の弾性変形や故障といった補正制御に悪影響を及ぼすことが無いからである。
【0017】
ロボット2は、自由度として6軸を有する垂直多関節ロボットであり、ロボット2のロボットアーム8の先端には、支持手段を構成するハンド9が取付けてあり、このハンド9は、対抗配備された一対の掴みアーム9a、9bによって部品Wを挟んで(掴んで)把持するようになっている。また、ロボット2の各軸は、サーボモータを駆動源とするサーボ駆動により作動するようになっている。そして、サーボフロート機能が働き、柔軟制御可能になっている。
【0018】
サーボモータには、位置センサが取付けられており、この位置センサは、ハンド9に把持されている部品Wをサーボフロート機能により基準面5、6、7に当接させた状態でのロボット2の組立台4に対する位置データ(以下、「第1当接位置データ」という。)と、油圧シリンダ10により部品Wを強制的に基準面5、6、7に倣わせた状態でのロボット2の組立台4に対する位置データ(以下、「第2当接位置データ」という。)を検出するようになっている。
【0019】
ロボット制御装置3は、バス11を介して接続されたCPU部14と、ROM15、RAM16、ロボット2のサーボモータ及び位置センサ並びに油圧シリンダに接続された第1通信部12、図示されない教示装置に接続された第2通信部13とを有しており、位置センサから当接位置データを取り込み、当接位置データに基づき後述する目標位置決めデータを修正したり、各軸のサーボモータに対してサーボフロート機能のオンオフを制御するようになっている。
【0020】
上記のROM15には、予め教示されたロボットアーム8の目標位置データや、ロボットアーム8の動作手順等の制御プログラムが格納されている。この目標位置データには、部品Wを把持する前に部品Wの所定位置にロボットアーム8を移動させるための目標位置データ(以下、「目標把持位置データ」という。)と、ロボットアーム8を基準面に対して当接させる際の目標位置データ(以下、「目標当接位置データ」という。)と、部品Wを所定位置に位置決めする際のロボットアーム8の目標位置データ(以下、「目標位置決めデータ」という。)とが含まれる。これらの目標位置データは、部品Wの種類や位置決め位置に応じて(X、Y、Z)の3次元座標で表される。
【0021】
上記のCPU部14は、第1当接位置データと、第2当接位置データとから、油圧シリンダ10により強制的に動かされたサーボモータの変位量を算出し、このサーボモータの変位量(第2当接位置データと第1当接位置データとのズレ)に基づいて予め与えられた目標位置決めデータを修正するようになっている。尚、以下、修正された目標位置決めデータを「位置決め修正データ」という。
【0022】
上記のRAM16は、当接位置データ記憶領域と、位置決め修正データ記憶領域とを有し、当接位置データ記憶領域には、第1当接位置データ及び第2当接位置データに対して、各基準面5、6、7毎にそれぞれ当接位置データが格納されるようになっている。また、位置決め修正データ記憶領域には、位置決め修正データが各基準面5、6、7に対して修正される毎に格納更新されるようになっている。
【0023】
このように、ロボット制御装置3は、CPU部14により動作プログラムを実行し、部品Wを所定位置に位置決めするようにロボット2及び油圧シリンダ10を制御するようになっている。
【0024】
尚、油圧シリンダ10は、第1基準面5や第3基準面7に部品Wを当接させるときに使用するものでも良いとともに、3箇所の全ての基準面5、6、7において油圧シリンダの補助力を用いる構成でも良い。尚、本実施形態では、押付手段が油圧シリンダ10であるとして説明したが、電動シリンダや電動モータやソレノイド、或いは、バネ等のアクチュエータであってもよい。
【0025】
尚、基準面への当接は、1箇所の基準面でも、2箇所の基準面でも、或いは前述したように3箇所全ての基準面を用いるいずれの場合でも良い。基準面が1つの場合は、その1つの基準面に対してロボットアーム8の関節8a、8bを回転させて当接させることにより、X、Y、Zのいずれの方向にも寸法誤差や把持誤差及び位置ズレを矯正できる。即ち、第1基準面5のみ設置した場合には、X方向に当接させることによって部品WのX方向の面の寸法誤差等をを矯正でき、また、部品WをZ軸を回転軸として90度回転させ、Y方向に向いていた面を第1基準面5に当接させ、Y方向の寸法誤差等を矯正できる。Z方向に向いていた面についても、同様の手順で回転させることにより、寸法誤差を矯正できる。
【0026】
次に、上記の構成において、位置決め装置の動作を図面を用いて説明する。図1に示すように、目標把持位置データに基づいてハンド9を部品Wの所定位置に移動させる。そして、図2に示すように、ハンド9により部品Wを把持し、目標当接位置データに基づいてロボットアーム8を第1基準面5に向けて移動させる。そして、部品Wの第1基準面5への当接に際し、ロボットアーム8の押付力に対してハンド9が柔軟に動くように、サーボフロート機能をオンにして、図3に示すように、部品Wを第1基準面5に当接させ、部品Wを第1基準面5に倣わせる。
【0027】
この状態で位置センサによりロボット2の組立台4に対する第1当接位置データを検出し、当接位置データ記憶領域に格納する。次に、図4に示すように、油圧シリンダ10を伸長駆動させ、油圧シリンダ10の押圧力によって部品Wを強制的に第1基準面5に倣わせる。図5に示すように、支点箇所▲2▼から間隔Lの所▲1▼に油圧シリンダ10のピストンロッド10aを伸長駆動させて押圧力を加えることで、部品Wを第1基準面5に倣わせるのに必要な回転モーメントを部品Wに付与できるため、第1基準面5に部品Wを倣わせることができる。
【0028】
このとき、サーボフロート機能がオン状態であるので、ハンド9も油圧シリンダ10の押圧力(外力)によって、ハンド9の姿勢が柔軟に動く。そして、ハンド9がこの姿勢を維持するように、サーボフロート機能をオフ状態にすると共に、位置センサによりロボット2の組立台4に対する第2当接位置データを検出し、当接位置データ記憶領域に格納する。
【0029】
次に、CPU部14により当接位置データ記憶領域から第1当接位置データ及び第2当接位置データを読み出して、第1基準面5に対して目標位置決めデータを修正し、位置決め修正データ記憶領域に位置決め修正データを格納する。このように、部品Wを第1基準面5に当接させた後、順次第2基準面6、第3基準面7に部品Wを当接させて、部品Wの把持誤差及び位置ズレを矯正すると共に、位置決め修正データを格納更新する。そして、位置決め修正データに基づいてロボットアーム8を移動させ、部品Wを所定位置に位置決めする。
【0030】
これにより、ロボット2が部品Wを所定位置に位置決めする前に、各基準面5、6、7に対して目標位置決めデータが修正されるため、部品Wの把持当初、把持誤差や位置ズレがあっても、部品Wを所定位置に精度良く位置決めできるのである。組立台4の適所、又は既に組立台4に置かれた既設部品に部品Wを設置できる。
【0031】
このように、油圧シリンダ10を用いて外力による押付力を付与するのは、回転モーメントが(押付力の反力)×(支点力点間隔L)であるため、ロボット2の押付け力のみでは部品Wを第1基準面5に十分に倣わせることが難しいからである。尚、支点力点間隔Lは、第1関節8aの回転中心位置(押圧箇所▲1▼)と、第1基準面5との当接部分W3(支点箇所▲2▼)との間隔である。また、油圧シリンダ10は組立台4に設けられているので、油圧シリンダ10の駆動反力はロボット2に及ばないため、ロボット2のサーボモータに余分な負荷がかからず、サーボモータの故障要因を除去できる。
【0032】
次に、第2実施形態を説明する。第1実施形態は、ハンド9で部品Wを把持した状態で油圧シリンダ10を作用させる方法であるが、第2実施形態は、先ず、油圧シリンダ10で当接面mに強制的に押付けられて保持された状態の部品Wをハンド9で把持することにより、把持誤差や位置ズレを矯正する方法である。即ち、第2実施形態は、基準面に強制的に押付けられた部品Wを把持することによって、サーボフロート機能によりハンド9が部品Wに倣おうとするのを利用して、ロボット2に外部から回転モーメントを伝える方法である。
【0033】
図5に示すように、予め油圧シリンダ10によって部品Wが基準面に当接保持されている状態で、ロボットアーム8を移動させ、サーボフロート機能をオン状態にする。そして、ハンド9により部品Wを把持させ、ハンド9の姿勢を強制的に部品Wに倣わせる。即ち、掴みアーム9a、9bの把持面が第1部材w1に倣おうとして回転モーメントが生じるため、第1関節8aが回動移動し、ハンド9の姿勢が矯正される。
【0034】
この状態でハンド9の姿勢を維持するためにサーブフロート機能をオフ状態にすると共に、位置センサにより当接位置データを検出し、この当接位置データに基づいて目標位置決めデータを修正する。次に、順次第2基準面6、第3基準面7に部品Wを当接させて、部品Wの把持誤差及び位置ズレを矯正すると共に、位置決め修正データを格納更新する。そして、位置決め修正データに基づいてロボットアーム8を移動させ、部品Wを所定位置に位置決めする。
【0035】
このように、第2実施形態では、予め部品Wを基準面に倣う状態に固定設置させてあり、ロボット2には外部からの回転モーメントしか働かず、その回転モーメントが直接ロボット2の第1関節8aに伝わるので、円滑にハンド9を当接面mに倣わせることができると共に、ロボットに余分な負荷がかからず、ロボットの故障原因を除去できる。
【0036】
【発明の効果】
請求項1に記載及び請求項3に記載の発明は、ロボットによる押付け力と押付手段の押付け力との双方によって、ロボットに支持されている部品を基準面に強制的に倣わせるようにしたので、ロボットの押付け力が部品に作用する押圧箇所と、押付けられた部品が基準面と接当する支点箇所とが極めて接近している場合でも、部品を基準面に倣わせることができるため、把持誤差や位置ズレを矯正して部品の位置決め精度を向上できるという効果を奏する。また、ロボットのモータに余分な負荷がかからないため、ロボットの故障原因を除去できるという効果を奏する。
【0037】
請求項2及び請求項4に記載の発明は、先に押付手段によって部品Wを基準面に倣わせているため、ロボットには外部からの回転モーメントしか働かず、その回転モーメントが直接関節に伝わるため、ロボットに余分な負荷がかからず、ロボットの故障原因を除去できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】位置決め装置を説明する図である。
【図2】ロボットで部品を当接面に移動させる状態を示す斜視図である。
【図3】ロボットアームによる当接時の状態を説明する図である。
【図4】油圧シリンダにより強制的に倣わせる状態を説明する図である。
【図5】油圧シリンダにより強制的に倣わせる状態を説明する図である。
【図6】従来の位置決め装置による部品の把持状態を説明する図である。
【図7】部品の形状を示す斜視図である。
【図8】部品の設置状態を示す平面図である。
【図9】回転モーメントを説明する図である。
【符号の説明】
1 位置決め装置
2 ロボット
3 ロボット制御装置
4 組立台
5、6、7 基準面
8 ロボットアーム
9 ハンド
10 油圧シリンダ
11 バス
12 第1通信部
13 第2通信部
14 CPU
15 ROM
16 RAM

Claims (4)

  1. サーボフロート機能を備えたロボットにより部品を組立台の所定位置に位置決めする部品の位置決め方法において、
    前記部品を支持するように前記ロボットに設けられた支持手段に支持された前記部品を、前記部品の位置決め基準となる基準面に当接させ
    前記組立台に設けられ、前記部品が前記基準面に当接している箇所から離間した位置から前記部品を前記基準面に所定の力で押し付ける押付手段により、前記部品に回転モーメントを付与して前記部品を前記基準面に強制的に沿わせることにより、前記支持手段の姿勢を変位させ、
    前記部品を前記基準面に当接させた際の前記ロボットの前記組立台に対する位置データである第1当接位置データと、前記部品を前記基準面に沿わせた際の前記ロボットの前記組立台に対する位置データである第2当接位置データとを検出する位置センサが検出した前記第1当接位置データと前記第2当接位置データとのズレに基づいて、予め設定された前記所定位置に係る目標位置決めデータ位置決め修正データに修正し、前記位置決め修正データに基づいた所定位置に前記部品を位置決めすることを、互いに直交する複数の方向の各々において実行することを特徴とする部品の位置決め方法。
  2. サーボフロート機能を備えたロボットにより部品を組立台の所定位置に位置決めする部品の位置決め方法において、
    前記組立台に設けられ、前記部品の位置決め基準となる基準面に前記部品を所定の力で押し付ける押付手段により、前記部品を前記基準面に強制的に沿わせ、
    前記基準面に沿った前記部品を前記ロボットに設けられた支持手段で把持することにより、前記支持手段に回転モーメントを生じさせて前記支持手段の姿勢を変位させ、
    前記支持手段変位した際の前記ロボットの前記組立台に対する位置データである当接位置データを検出する位置センサが検出した前記当接位置データに基づいて、予め設定された前記所定位置に係る目標位置決めデータ位置決め修正データに修正し、前記位置決め修正データに基づいた所定位置に前記部品を位置決めすることを、互いに直交する複数の方向の各々において実行することを特徴とする部品の位置決め方法。
  3. サーボフロート機能を備えたロボットにより部品を組立台の所定位置に位置決めする部品の位置決め装置において、
    前記ロボットに設けられ、前記部品を支持する支持手段と、
    前記部品の位置決め基準となる基準面に前記支持手段により支持された前記部品を当接させ当接手段と、
    前記組立台に設けられ、前記部品が前記基準面に当接している箇所から離間した位置から前記部品を前記基準面に所定の力で押し付け、前記部品に回転モーメントを付与して前記部品を前記基準面に強制的に沿わせることにより、前記支持手段の姿勢を変位させる押付手段と、
    前記部品を前記基準面に当接させた際の前記ロボットの前記組立台に対する位置データである第1当接位置データと、前記部品を前記基準面に沿わせた際の前記ロボットの前記組立台に対する位置データである第2当接位置データとを検出する位置センサと、
    前記第1当接位置データと前記第2当接位置データとのズレに基づいて、予め設定された前記所定位置に係る目標位置決めデータ位置決め修正データに修正し、前記位置決め修正データに基づいた所定位置に前記部品を位置決めするように前記ロボットを制御する制御手段と
    を有し、
    前記部品の位置決めを、互いに直交する複数の方向の各々において実行することを特徴とする部品の位置決め装置。
  4. サーボフロート機能を備えたロボットにより部品を組立台の所定位置に位置決めする部品の位置決め装置において、
    前記組立台に設けられ、前記部品の位置決め基準となる基準面に前記部品を所定の力で押し付け、前記部品を前記基準面に強制的に沿わせる押付手段と、
    前記ロボットに設けられ、前記基準面に沿った前記部品を把持することにより生じた回転モーメントによって姿勢が変位する支持手段と、
    前記支持手段変位した際の前記ロボットの前記組立台に対する位置データである当接位置データを検出する位置センサと、
    前記当接位置データに基づいて、予め設定された前記所定位置に係る目標位置決めデータ位置決め修正データに修正し、前記位置決め修正データに基づいた所定位置に前記部品を位置決めするように前記ロボットを制御する制御手段と
    を有し、
    前記部品の位置決めを、互いに直交する複数の方向の各々において実行することを特徴とする部品の位置決め装置。
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