JP5804029B2 - 圧電ウェハ、圧電振動片、及び圧電振動子 - Google Patents

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Description

本発明は、水晶振動片等の圧電振動片を含む圧電ウェハ、該圧電ウェハから折取られて個片化される圧電振動片、及びこの圧電振動片がパッケージ内で支持された圧電振動子に関する。
一般に、圧電振動片は、1枚の圧電ウェハから多数個取りすることが行われている。
従来の圧電ウェハには、一般に、前記多数個取りのため、フォトリソグラフィ技術を利用してレジストをパターン形成し、これにウェットエッチングすることで、多数個の圧電振動片と、これらを支持する枠部と、圧電振動片を枠部に連結する連結部とを形成し、連結部で圧電振動片を折取ることで個片化できる構成としたものがある(特許文献1参照。)。
このような圧電ウェハにおいて、連結部の幅方向に前記折取りのためにスリットを形成したものがある。かかる折取りを備えた圧電ウェハを図9を参照して説明すると、この圧電ウェハ1aは、金属バンプ11a,11bを具備した圧電振動片2aと、この圧電振動片2aを支持する枠部3と、該圧電振動片1aを枠部3に連結する連結部4とを備えている。そして、その連結部4に、前記折取りを行い易くするため、幅方向に沿って、連結部4の表裏面を貫通したスリット13g1〜13g3を形成すると共に、これらスリット13g1〜13g3間の幅方向の一部にスリットが無いブリッジ13g4,13g5を形成して構成されている。
特開2013−207509号公報
しかしながら、圧電ウェハから折取られた圧電振動片に対して、衝撃等の外力を荷重する試験を実施したところ、幾つかの圧電振動片にその発振周波数にずれが見受けられたため、そのずれが起きる原因について鋭意研究した。
この研究によれば、圧電振動片2aを枠部3から折取る際にブリッジ13g4,13g5を起点にしたクラックが発生している場合があり、このクラックが、前記折取られた側の圧電振動片2aの折取り端部或いはその近傍にまで及んでいることがある。
このようなクラックが折取り端部等に及んでいる圧電振動片に対して、振動等の衝撃を加えると、その衝撃荷重により、前記クラックが前記折取り端部から金属バンプ11aの周囲に進行することがあり、かかるクラックが金属バンプ周囲に進行した圧電振動片の多くに、発振周波数にずれがあることが見受けられた。
本発明は、上記知見に鑑みて為されたものであり、折り取り後に、その折取り端部或いはその近傍にクラックが有る圧電振動片に対して、衝撃等の外力を加えても、そのクラックが金属バンプ周囲に進行することを抑制できるように、圧電振動片を支持できる圧電ウェハ及びこの圧電ウェハから折取られた圧電振動片を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、
(1)本発明に係る圧電ウェハは、圧電振動片と、前記圧電振動片を支持する枠部と、前記圧電振動片を前記枠部に連結する連結部とを有し、前記圧電振動片は、前記連結部の幅方向に間隔を離して並設された一対の第1及び第2金属バンプを有し、前記圧電振動片が、前記連結部で前記枠部から折取り可能な圧電ウェハであって、前記圧電振動片は、基部と、前記基部の一端面に並設されかつ該一端面から一方向に平行に突出する一対の振動腕部と、前記基部の他端面に形成さて外部と接合する接合部と、を備え、前記一対の振動腕部それぞれの励振電極の一部は、引出電極で前記基部上から前記接合部上、前記連結部上、および前記枠部上へと引き出され、前記両金属バンプは、前記接合部における前記引出電極上に並設されて形成されており、前記連結部には、前記折取りのためのスリットが、前記幅方向の一部を除いて当該連結部の幅方向に沿って形成され、前記幅方向の前記一部の幅方向端は、前記幅方向に垂直な方向において、前記両金属バンプから離隔しており、かつ、前記両金属バンプと重なっていない、ことを特徴とする。
なお、前記重なっていない態様は、前記幅方向の一部のいずれの一端も重なっていない態様である。
本発明の圧電ウェハによれば、前記幅方向の一部の幅方向端が、幅方向に垂直な方向において、両金属バンプから離隔し、かつ、両金属バンプとは重なっていないので、当該圧電ウェハの枠部から折取られた圧電振動片では、その折取り端部等にクラックがあっても、衝撃等の外力により、そのクラックが両金属バンプの周囲に進行することが抑制される。これにより、本発明の圧電ウェハから折取られた圧電振動片では、衝撃等の外力が加えられても、発振周波数のずれが防止される。
なお、折取り後の圧電振動片に対する前記衝撃としては、例えば、折取り後の圧電振動片を圧電振動デバイスのパッケージに搭載する際、金属バンプをパッケージ内の電極パッドに超音波ボンディングするときの振動圧力がある。
また、本発明によれば、1枚の圧電ウエハからの圧電振動片の取れ数を増やす場合、圧電振動片を小型化すると、前記幅方向の一部であるブリッジと金属バンプとの距離が近づくが、前記したように、折取り端部にあるクラックが金属バンプ周囲へ進行しにくくなったので、圧電振動片を小型にして、1枚の圧電ウェハからの圧電振動片の取れ数を増やすことができる。
本発明において、好ましい実施態様では、前記幅方向の前記一部は、その最大幅の部分が、前記垂直な方向において、前記両金属バンプと重なっていない。
この実施態様によれば、前記幅方向の前記一部の形状が前記垂直方向で屈曲していても、前記幅方向の前記一部は、その最大幅の部分が、前記垂直な方向において、前記両金属バンプと重なっていないので、折取られた圧電振動片に衝撃等の外力が加えられても、その折取り端部のクラックが、両金属バンプの周囲に進行することをより効果的に抑制できる。
なお、前記幅方向の前記一部が、前記垂直な方向において、屈曲するなどして、幅が変化する場合、前記幅方向の前記一部は、最小幅部分が強度的に弱く、したがって、連結部で圧電振動片を枠部から折取る際、圧電振動片は、当該最小幅部分で折取られる。しかし、クラックが発生する起点は、前記最小幅部分とは限らないので、前記幅方向の一部はその最大幅部分で金属バンプとは垂直方向で重ならないことが好ましい。
本発明において、別の好ましい実施態様では、前記幅方向の前記一部は、前記両金属バンプに対して、前記垂直な方向において、10μm以上離隔している。
この実施態様によれば、前記幅方向の前記一部が両金属バンプに対して、前記垂直な方向において、10μm以上離隔しているので、圧電振動片が枠部から折取られ、その際、前記幅方向の前記一部で発生したクラックが、折取り後の折取り端部にあっても、当該折取り端部の幅方向両端から、両金属バンプまでの距離が長くなり、前記クラックが両金属バンプにまで進行しにくくなる。
本発明において、別の好ましい実施態様では、前記連結部における前記幅方向の前記一部は、前記両金属バンプの前記並設間の幅方向中央位置に形成される。
この実施態様によれば、圧電振動片の折取り端部のクラックが、両金属バンプのいずれの周囲にも進行することをより効果的に防止できるので、圧電振動片を小型化して1枚の圧電ウェハからの取れ数を、より増やすことができるようになる。
本発明において、別の好ましい実施態様では、前記圧電振動片は、少なくとも一対の振動腕部と、外部と接合する接合部と、前記一対の振動腕部が一端面に並設され、前記接合部が前記一端面と対向する他端面に形成された基部とを備え、前記一対の振動腕部は、前記基部の一端面から平行になって突出しており、前記接合部は、前記基部の前記他端面で前記一対の振動腕部の前記並設方向の中間に設けられかつ第1金属バンプが形成された基端部と、前記基端部から前記連結部の幅方向一方に延出されかつ第2金属バンプが形成された延出部とを有した平面視L字状に形成され、前記第1金属バンプの平面視サイズは、前記第2金属バンプの平面視サイズより大きい。
この実施態様によれば、前記基端部が前記一対の振動腕部の並設方向の中間に設けられ、かつ、前記第1金属バンプの平面視サイズが前記第2金属バンプのそれより大きいので、枠部から折取られた圧電振動片は全体的に振動バランスが良好である。
本発明において、別の好ましい実施態様では、当該圧電ウェハが水晶ウエハである。
(2)本発明に係る圧電振動片は、圧電ウェハの枠部から折取られてなる圧電振動片であって、少なくとも、一端側に振動部を備え、前記一端側と対向する他端側に外部接合用の接合部を備え、前記接合部は、前記他端側の幅方向に並設された一対の第1及び第2金属バンプを具備し、かつ、前記他端側は、その端面に前記枠部から折取られてなる折取り端部を有しており、前記折取り端部の幅方向端は、前記幅方向に垂直な方向において、前記両金属バンプから離隔し、かつ、前記両金属バンプと重なっていない、ことを特徴とする。
本発明において、好ましい実施態様では、前記一対の振動腕部は、その表裏両主面及び両側面に励振電極が形成された一対の振動腕部である音叉型の圧電振動子である。
また、本発明において、好ましい実施態様は、前記圧電振動片が、パッケージ内で支持された圧電振動子である。
本発明によれば、圧電振動片に枠部から折取った際の折取り端部乃至はその近傍にクラックがあっても、衝撃等の外力が加えられても、両金属バンプの周囲に進行することを抑制して、その発振周波数を所望の特性に維持できる。
これにより、本発明によれば、枠部から折取られて折取り端部にクラックがある圧電振動片を、例えば、圧電振動子のパッケージ内の電極パッド上に金属バンプを超音波ボンディングする際、超音波ボンディングの振動圧力が圧電振動片に加えられても、圧電振動片の金属バンプ周囲にクラックが進行せずに済み、当該圧電振動片は所要の発振周波数で動作でき、所望の振動特性を長期に維持できる圧電振動子に搭載することができる。
また、本発明によれば、前記クラックの進行を抑制することができるので、金属バンプと折取り端部との距離を接近させることができ、これにより圧電振動片のより小型化を促進することができるという効果を得られる。
本発明の実施形態に係る水晶ウェハの全体構成図。 (a)は、図1に示す水晶ウェハの表面側の一部拡大図、(b)は、同水晶ウェハの裏面側の一部拡大図。 実施形態の水晶ウェハの一部裏面拡大図。 (a)は、図2(a)の水晶ウェハにおいて枠部から個片化された水晶振動片の表面図、(b)は、同水晶振動片の裏面図。 図4の(b)で示す水晶振動片の裏面拡大図。 比較例の水晶ウェハの一部裏面拡大図。 (a)は、比較例の水晶ウェハから水晶振動片に衝撃を加えたときの周波数ずれ特性図、(b)は、実施形態の水晶ウェハから水晶振動片に衝撃を加えたときの周波数ずれ特性図。 本発明の他の実施形態に係る水晶ウェハの一部裏面拡大図。 従来の圧電ウェハの一部拡大平面図。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態に係る圧電ウェハ及び圧電振動片を説明する。
本実施形態では、圧電ウェハとして、水晶Z板の水晶ウェハを用いるが、本発明は、水晶ウェハに限定されず、水晶ウェハ以外のタンタル酸リチウムやニオブ酸リチウムなどの圧電材料からなる圧電ウェハに適用できる。また、本実施形態では、音叉型水晶振動片で説明するが、本発明は、音叉型水晶振動片以外の音叉型圧電振動片に適用できる。
以下、図1〜図3を参照して、実施形態の水晶ウェハを説明する。1は水晶ウェハであり、この水晶ウェハ1は、水晶基板を板状に加工されて形成されたものである。この水晶基板には、例えば水晶Z板(X面カット)が用いられる。
水晶ウェハ1は、例えば、フォトリソグラフィ技術を利用してレジストをパターン形成し、これに対してウェットエッチングすることで、水晶振動片2と、水晶振動片2を支持する枠部3と、水晶振動片2を枠部3に連結する連結部4とを有した形状に加工されている。
水晶振動片2は、基部5と、振動部である一対の第1、第2振動腕部6,7と、接合部8とを有する。基部5は、平面視左右対称の形状とされ、第1、第2振動腕部6,7より幅広に形成されている。第1、第2振動腕部6,7は、基部5の一端面から突出して隙間部9を介して互いに平行になって並設されている。隙間部9は、基部5の一端面において、第1、第2振動腕部6,7の並設方向の中央位置上に設けられている。図中のL0は、第1、第2振動腕部6,7の並設間の中央を下方に前記突出方向に沿い当該突出方向とは反対方向に延びる中央線を示す。
第1振動腕部6の表裏両主面及び両側面に、励振電極9a1,9a2、9b1,9b2が形成されている。第2振動腕部7の表裏面及び両側面に、励振電極10a1,10a2、10b1,10b2が形成されている。
第1振動腕部6の表裏両主面の励振電極9a1,9a2それぞれは共通接続され、両側面の励振電極9b1,9b2それぞれは共通接続される。また、第2振動腕部7の表裏両主面の励振電極10a1,10a2それぞれは共通接続され、両側面の励振電極10a1,10a2それぞれは共通接続される。
第1振動腕部6の表裏両主面の励振電極9a1,9a2は、第2振動腕部7の両側面の励振電極10b1,10b2に共通接続されて一方の極性の電圧が印加される。また、第1振動腕部6の両側面の励振電極9b1,9b2は、第2振動腕部7の表裏両主面の励振電極10b1,10b2に共通接続されて他方の極性の電圧が印加されるようになっている。
第1、第2振動腕部6,7それぞれの励振電極の一部は基部5上に引出電極20c1〜20c6で引き出される。これら引出電極20c1〜20c6のうち、基部5の裏面側の引出電極20c4,20c5は、基部5上から、さらに、接合部8、連結部4及び枠部3に引き出され、それぞれ、前記一方と他方それぞれの極性電圧を印加する引出電極20c7,20c8とされる。
これら引出電極20c1〜20c8は、絶縁分離ライン14a1,14a2,14b1,14b2でそれぞれ電気的に絶縁分離されている。
なお、引出電極20c1〜20c8において、引出電極20c1,20c3,20c5を前記励振電極の一部を共通接続する接続用基部引出電極とし、引出電極20c2,20c4,20c6を、前記複数の励振電極の一部を外部へ引き出す外部用基部引出電極として基部引出電極20c1〜20c6となし、引出電極20c4が接合部8に引き出されると、その電極を外部用接合部引出電極20c7とし、引出電極20c5が接合部8に引出されると、その電極を接合部引出電極20c8と称してもよい。
接合部8は、基部5の他端面における第1、第2振動腕部6,7の並設方向の中央位置から若干突出された基端部8aと、基端部8aから第1、第2振動腕部6,7の並設方向一方に延出された延出部8bとにより、基部5に対して平面視L字状に形成されている。なお、図面上、基部5に対して接合部8の基端部8aの突出長が短いが、基端部8aの突出長をより長くした平面視L字状にしてよい。
接合部8の基端部8aの引出電極20c7上に平面視楕円状の第1金属バンプ11aが、また、接合部8の延出部8bの引出電極20c8上に平面視楕円状の第2金属バンプ11bが、それぞれ、電解金属鍍金により形成されている。なお、第1、第2金属バンプ11a,11bは、平面視楕円状に限定されず平面視円状でもよい。電解金属鍍金は一例として、好ましくは、金鍍金であるが、これに限定されないことは勿論である。
引出電極20c7,20c8は、第1、第2金属バンプ11a,11bに印加される外部の電圧を水晶振動片2の励振電極へ印加し、また水晶振動片2を連結部4で折取る前に周波数調整する際に、周波数調整用電圧を水晶振動片2の励振電極に印加するため、水晶振動片2の励振電極を接合部8、連結部4を経て枠部3に引き出されている。
第1、第2金属バンプ11a,11bは、水晶振動片2を図示省略の水晶振動デバイスに搭載するため、当該デバイスのパッケージ内の段差上或いは底面上の一対の対向する電極パッド上のそれぞれに超音波ボンディングするためのものである。
第1金属バンプ11aは、第1、第2振動腕部6,7の並設方向の中央位置に、より詳しくは中央位置から若干、並設方向他方寄りの位置に形成され、第2金属バンプ11bは、第1、第2振動腕部6,7の並設方向中央位置から並設方向一方にずれた位置に形成されている。
前記励振電極及び引出電極は、一例として、例えば金属蒸着によってクロム層と金属層とが形成された薄膜である。この薄膜は、真空蒸着法等の手法により水晶ウェハ1全面に形成された後にメタルエッチングされて形成される。
第1、第2振動腕部6,7それぞれの腕部延出部の表面には、金属膜が電解金属鍍金された周波数調整錘用電極12a,12bが形成されている。この周波数調整錘用電極12a,12bは、水晶振動片2を駆動し、その周波数が所要の周波数に到達できるように、レーザビームの照射走査やイオンエッチング等で質量削除されて、その周波数の微調整を行うため形成されたものである。連結部4は、水晶振動片2の接合部8との境界に沿った幅方向に亘る箇所を折取り部13として備えている。この折取り部13は、連結部4の幅方向全幅に亘っている。
折取り部13は、連結部4の幅方向の一部を除く、その両側面側で表裏面を貫通したスリット13a,13bと、前記幅方向の一部でスリットが形成されず、連結部4の表裏面に連続した平面を有するブリッジ13cとを備える。
なお、実施形態では、スリット13a,13bは、連結部4の表裏面を貫通したスリットとしたが、前記貫通せず、溝状としたスリットでもよい。
実施形態の水晶ウェハ1を、さらに図3を参照して、説明する。図中では、連結部4の幅方向をXで示し、この幅方向に垂直な方向をYで示す。以下、X方向を幅方向、Y方向を垂直方向と称する。
この水晶ウェハ1においては、第1、第2金属バンプ11a,11bそれぞれの幅をW1,W2とすると、W1及びW2は、好ましくは、0.1〜0.4μmである。
また、垂直方向において、接合部8の連結部4側の端面8cから第1、第2金属バンプ11a,11bの下部までの離隔距離をM1とすると、前記距離M1は、好ましくは、10μm以上である。この離隔距離は、言い換えると、ブリッジ13cの上部A,Bから第1、第2金属バンプ11a,11bの下部までの離隔距離である。
ブリッジ13cの幅方向中心O1に対して、それぞれ、第1金属バンプ11aの幅方向一端11a1までの距離をM2,第2金属バンプ11bの幅方向一端11b1までの距離をM3とする。
ブリッジ13cは、スリット13a,13bのエッチングで形成されるので、ブリッジ13cの両端13c1,13c2の形状は、垂直方向において直線状ではなく、スリット13a,13b側から見て凹状に屈曲している。したがって、ブリッジ13cの両端13c1,13c2の幅を、最小幅をM41,最大幅をM42とすると、これらの距離にはM2,M3>M42/2の関係がある。ここで、A,Bはブリッジ13cの上部側最大幅部分、C,Dはブリッジ13cの下部側最大幅部分、E,Fは上部側最大幅部分と下部側最大幅部分との間でのブリッジ13cの最小幅部分である。
すなわち、この関係により、第1金属バンプ11aの一端11a1は、ブリッジ13cの一端13c1に対して幅方向で離隔している。また、第2金属バンプ11bの一端11b1は、ブリッジ13cの他端13c2に対して幅方向で離隔している。したがって、ブリッジ13cの両端13c1,13c2は、第1、第2金属バンプ11a,11bのいずれにも、垂直方向で重なっていない。
なお、第1、第2金属バンプ11a,11bの幅W1,W2は、前記関係を満足できれば特に限定されない。また、ブリッジ13cの幅は、第1、第2金属バンプ11a,11bに対して重ならない幅であれば、特に限定されない。
水晶振動片を連結部4で折取る際に、と、水晶振動片2を連結部4の折取り部13で折取るときは、ブリッジ13cは最小幅部分(E−F間)が強度的に弱いので、当該最小幅部分で折取られ、クラックもその最小幅部分で発生し易い。しかし、クラックはブリッジ13cの両端13c1,13c2の上部A,Bを起点にしても発生する可能性があるので、ブリッジ13cの上部側最大幅部分(A−B間)が、第1、第2金属バンプ11a,11bとは垂直方向で重なっていないことが好ましい。
なお、この実施形態では、ブリッジ13cの両端13c1,13c2が共に、第1、第2金属バンプ11a,11bと垂直方向で重なっていないことが必要であり、ブリッジ13cの両端21b,21cのいずれの一方端も重なっていないことが必要である。
なお、実施形態では、ブリッジ13cは、第1、第2金属バンプ11a,11bに対して、垂直方向で数μm以上離隔して、垂直方向で重なっていないが、クラックが第1、第2金属バンプ11a,11bの周囲に進行しない限り、ブリッジ13cの両端13c1,13c2と第1、第2金属バンプ11a,11bそれぞれの一端11a,11b1との離隔距離は、0μm超であればよい。
以上の図1〜図3で示す水晶ウェハ1から水晶振動片2を折取り部13で折取って図4及び図5で示すように個片化する。図4の(a)は水晶振動片2の表面図、(b)は水晶振動片2の裏面図である。また、図5は、図4の(b)の水晶振動片2の裏面の一部拡大図である。図1〜図3で示す水晶ウェハ1において連結部4に連結されている水晶振動片2は、連結部4で折り取られると、図4及び図5に示すように、個片化される。
個片化された水晶振動片2は、接合部8の端面に折取り端部21を有している。この折取り端部21は、水晶振動片2を枠部3から折取った際に、ブリッジ13cにより形成されたものである。したがって、前記関係により、折取り端部21は、その幅方向両端21b,21cは、その上部が第1、第2金属バンプ11a,11bそれぞれの一端11a1,11b1側の下部からは、垂直方向で離隔している。これにより、折取り端部21の両端21b,21cは、第1、第2金属バンプ11a,11bとは垂直方向で重なっていない。
なお、図では、折取り端部21の両端21b,21cは、垂直方向に直線状ではなく、凹状に屈曲しており、折取り端部21の両端21b,21cの上部が、第1、第2金属バンプ11a,11bとは垂直方向で重なっていないことが好ましい。なお、折取り端部21の裏面には、引出電極20c7,20c8が、折取り端21aまで引出されている。
次に、図4及び図5に示す水晶振動片2に、個片化の際に発生したクラックが折取り端部21やその近傍に存在している場合、かかる水晶振動片2を、第1、第2金属バンプ11a,11bを水晶振動デバイスのパッケージ内の電極パッド上に超音波ボンディングする際、第1、第2金属バンプ11a,11bは、折取り端部21から離隔し、かつ、折取り端部21の両端21b,21cとは垂直方向で重なっていないので、超音波ボンディングによる外部衝撃が加わっても、クラックが、第1、第2金属バンプ11a,11b周囲に進行することを防止できる。
次に、図3の水晶ウエハ1から折り取られた図5に示す水晶振動片2と、図6で示す比較例としての水晶ウェハ1aから折取られた水晶振動片2a(折取り後の水晶振動片2aは図示していない)とのそれぞれに対して衝撃等の外力を印加して発振周波数のずれを測定する試験を実施した。
そして、前記試験の実施後の水晶振動片2,2aそれぞれの発振周波数ずれ特性を図7(a)(b)に示すと共に、それら両者2,2aそれぞれの発振周波数のずれ特性を比較説明する。
なお、図6は比較例としての水晶ウエハ1aの裏面の一部の拡大図であり、図5と対応する部分には同一の符号を付している。図6の水晶ウェハ1aは、折取り部として、スリット13g1〜13g3を有すると共に、これらスリット13g1〜13g3間にブリッジ13g4,13g5を備える。13g41,13g42はブリッジ13g4の両端、13g51,13g52はブリッジ13g5の両端を示す。
第1金属バンプ11aの一端11a1は、垂直方向でブリッジ13g5の両端13g5の両端13g51,13g52間にあり、第1金属バンプ11aはブリッジ13g5の一端13g51とY方向で重なっている。なお、第2金属バンプ11bは、ブリッジ13g4,13g5のいずれとも垂直方向とY方向で重なっていない。
図7(a)(b)において、横軸は水晶振動片2,2aに対して外力としてタッピング或いは落下等の衝撃を加えた衝撃回数であり、縦軸が水晶振動片2の所要の発振周波数Fからの周波数ずれΔf/F(ppm)である。
比較例として図6に示す水晶ウェハ1aから折取られた水晶振動片2aでは、図7(a)に示すように、衝撃回数が増加するに伴い、それに比例して、発振周波数Fがマイナス側に徐々にずれてきている。このことから、比較例の水晶ウエハ1aから折取られた水晶振動片2aでは、クラックが、第1、第2金属バンプ11a,11b周囲に進行していることが分かる。
実施形態の水晶ウェハ1から折り取られた圧電振動片2では、図7(b)に示すように、衝撃回数が増加していっても、所要の発振周波数Fからの周波数ずれ(Δf/F)は殆ど見られなかった。このことにより、衝撃等の外力印加回数が増加しても、クラックは、第1、第2金属バンプ11a,11b周囲に進行することが防止されていることが分かる。
以上説明したように、本実施形態の水晶ウエハ1では、水晶振動片2の第1、第2金属バンプ11a,11bに対して、連結部4に設けたブリッジ13cが、垂直方向で重なっていないことにより、折取られた水晶振動片2に衝撃等の外力を加えても、第1、第2金属バンプ11a,11bの周囲にクラックが進行せず、これにより発振周波数にずれがない。
このことから、実施形態の水晶ウエハ1から折取られた水晶振動片2を水晶振動デバイスのパッケージに搭載するために、その第1、第2金属バンプ11a,11bをパッケージ内の電極パッド上に超音波ボンディングしても、その超音波ボンディングの際の振動圧力が衝撃等の外力として、該水晶振動片2に作用しても、水晶振動片2の折り取り端部21に発生しているクラックが、第1、第2金属バンプ11a,11bの周囲に進行することを防止することができ、その結果として、水晶振動片2が所要の発振周波数からずれることを防止ないしは抑制することができるようになる。
このことにより、折取り後の圧電振動片2の発振周波数が安定化するので、1枚の圧電ウエハ1から圧電振動片2を多数個取りする場合、圧電振動片2を小型化してその取れ数を増やすことができるようになる結果、圧電振動片2をより小型化することができる。
すなわち、圧電振動片2を小型化すると、連結部4のブリッジ13fと第1、第2金属バンプ11a,11bとの距離が近づき、折取り時の折取り端部にあるクラックがより第1、第2金属バンプ11a,11b周囲に進行し易くなるが、本実施形態では、クラックが第1、第2金属バンプ11a,11b周囲に進行することを抑制できるので、圧電振動片2を小型化し、1枚の圧電ウェハ1からの圧電振動片2の取れ数を増やすことができる。
図8は、本発明の他の実施形態に係り、枠部3から水晶振動片2を折取る前の水晶ウェハ1の一部裏面拡大図である。
図8で示す水晶ウェハ1では、折取り部13は、その裏面側に3つのスリット21c〜21eと、2つのブリッジ21a,21bとで構成され、ブリッジ21bには、接合部8側から、引出電極20c4,20c5が引き出されている。そして、一方のブリッジ21aは、第1金属バンプ11aに対して垂直方向で重なっていると共に、ブリッジ21aと第1金属バンプ11aとの間にクラック進行阻止用のスリット21fが形成されている。ただし、このスリット21fは、接合部8を貫通しない溝で形成されている。
かかるスリット21fを備えた水晶ウェハ1に対して、水晶振動片2を連結部4の折取り部13で折取って個片化した際に、接合部8の下端にクラックが発生し、折取り後の水晶振動片2を前記したように水晶振動デバイスのパッケージ内に搭載するため、その第1、第2金属バンプ11a,11bをパッケージ内の電極パッド上に超音波ボンディングしても、前記クラックは、スリット21fで、第1金属バンプ11aの周囲に進行することが阻止される。
なお、他方のブリッジ21bは、第1、第2金属バンプ11a,11bのいずれに対しても垂直方向で離隔し且つ重なっていないので、前記ブリッジ21bの折取りに起因するクラックは、上述と同様の理由で、第1、第2金属バンプ11a,11b周囲に進行することが阻止される。
その結果、水晶ウエハ1から折取られて個片化された水晶振動片2を水晶振動デバイスのパッケージに搭載するため、第1、第2金属バンプ11a,11bを電極パッド上に超音波ボンディングしても、当該両金属バンプ11a,11b周囲へのクラックの進行が抑制され、前記実施形態と同様、当該水晶振動片2を搭載した水晶振動デバイスの動作上の周波数ずれを防止ないしは抑制することができる。
したがって、この実施形態においても、前記実施形態と同様、クラックが第1、第2金属バンプ11a,11b周囲に進行することを抑制できるので、圧電振動片2を小型化し、1枚の圧電ウェハ1からの圧電振動片2の取れ数を増やすことができる。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施できる。したがって、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は特許請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲に属する変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。
1 水晶ウェハ(圧電ウェハ)
2 水晶振動片(圧電振動片)
3 枠部
4 連結部
5 基部
6,7 第1、第2振動腕部
8 接合部
13 折取り部
13a,13b スリット
13c ブリッジ
13c1,13c2 ブリッジ端

Claims (7)

  1. 圧電振動片と、前記圧電振動片を支持する枠部と、前記圧電振動片を前記枠部に連結する連結部と、を有し、前記圧電振動片は、前記連結部の幅方向に間隔を離して並設された一対の第1及び第2金属バンプを有し、前記圧電振動片が、前記連結部で前記枠部から折取り可能な圧電ウェハであって、
    前記圧電振動片は、
    基部と、
    前記基部の一端面に並設されかつ該一端面から一方向に平行に突出する一対の振動腕部と、
    前記基部の他端面に形成されて外部と接合する接合部と、
    を備え、
    前記一対の振動腕部それぞれの励振電極の一部は、引出電極で前記基部上から前記接合部上、前記連結部上、および前記枠部上へと引き出され、前記両金属バンプは、前記接合部における前記引出電極上に並設されて形成されており、
    前記連結部には、前記折取りのためのスリットが、前記幅方向の一部を除いて当該連結部の幅方向に沿って形成され、
    前記幅方向の前記一部の幅方向端は、前記幅方向に垂直な方向において、前記両金属バンプから離隔しており、かつ、前記両金属バンプと重なっていない、ことを特徴とする圧電ウェハ。
  2. 前記幅方向の前記一部は、その最大幅の部分が、前記垂直な方向において、前記両金属バンプと重なっていない、請求項1に記載の圧電ウェハ。
  3. 前記幅方向の前記一部は、前記両金属バンプの前記並設間の幅方向中央位置に形成される、請求項1または2に記載の圧電ウェハ。
  4. 前記接合部は、前記基部の前記他端面で前記一対の振動腕部の前記並設方向の中間に設けられかつ前記第1金属バンプが形成された基端部と、前記基端部から前記連結部の幅方向一方に延出されかつ前記第2金属バンプが形成された延出部とを有した平面視L字状に形成され、前記第1金属バンプの平面視サイズは、前記第2金属バンプの平面視サイズより大きい、請求項1ないし3のうちのいずれか一項に記載の圧電ウェハ。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれか一項に記載の圧電ウェハの枠部から折取られてなる音叉型の圧電振動片であって、
    基部と、
    前記基部の一端面に並設されかつ該一端面から一方向に平行に突出する一対の振動腕部と、
    前記基部の他端面に形成されて外部と接合する接合部と、
    を備え、
    前記第1及び第2金属バンプが前記接合部上に、前記並設方向に形成されている、
    ことを特徴とする圧電振動片。
  6. 前記一対の振動腕部は、その表裏両主面及び両側面に励振電極が形成された一対の振動腕部である請求項5に記載の圧電振動片。
  7. 前記請求項5または6に記載の圧電振動片が、パッケージ内で支持されてなる、
    ことを特徴とする圧電振動子。
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