JP5796965B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
特許文献1には、記録材が定着器に巻き付いてしまう際の巻き付きジャムを検知する画像形成装置が提案されている。具体的には、当該画像形成装置には、記録材の搬送方向に対して定着器を基準に上流側及び下流側に記録材を検知するためのセンサが設けられている。これら2つのセンサを用いて、当該画像形成装置は、上流側のセンサが記録材を検知している状態で、記録材の後端が下流側のセンサを通過するであろう所定時間が経過する前に、下流側のセンサが記録材を検知している状態から検知していない状態に変化すると、定着器への巻き付きジャムが発生したと判断している。
特許第2858441号明細書
しかしながら、上記従来技術には、以下に記載する課題がある。例えば、画像形成装置には、定着器を基準に搬送方向の上流側のセンサで検知可能な先行する記録材の後端から、後続する記録材の先端までの間隔(以下では、紙間と称する。)と搬送方向の下流側のセンサで検知可能な紙間が異なる構成がある。特に、画像形成装置においては、近年スループットを向上させるために紙間を従来よりもより短く設定する傾向がある。このような場合において、給紙した記録材を検知するための上流側のレジストセンサで紙間を検知できずに、機外に記録材を排出したことを検知するための下流側の排紙センサで紙間を検知すると、短い紙間で正常に記録材の搬送が行われているにも関わらず、定着器への巻き付きジャムであると判断してしまう可能性があった。
本発明は、上述の課題を鑑みて成されたものであり、短い紙間で記録材の搬送を行った際にも、画像形成のスループットを低下させることなく、ジャムの誤検知を低減させる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、例えば、画像形成装置として実現できる。画像形成装置は、連続して複数の記録材が搬送される際に、先行して搬送される記録材の後端と次に後続して搬送される記録材の先端との間隔を検知するための第1検知手段と、前記第1検知手段よりも記録材の搬送方向の下流側に配置され、前記第1検知手段が検知可能な間隔よりも短い間隔を検知するための第2検知手段と、前記先行して搬送される記録材にジャムが発生していることを示す情報、又は前記先行して搬送される記録材にジャムが発生してないことを示す情報のいずれかを、前記先行して搬送される記録材の状態に応じて設定する設定手段と、前記第1検知手段により前記先行して搬送される記録材の後端が検知されていない状態であって、かつ、前記第1検知手段により前記後続して搬送される記録材の先端が検知されていない状態で、前記第2検知手段により前記先行して搬送される記録材を検知している状態から検知していない状態になった際に、前記設定手段によって設定されている情報に基づき、前記先行して搬送される記録材にジャムが発生しているか否かを判別する制御手段と、を備え、前記設定手段は、前記第2検知手段により前記先行して搬送される記録材が検知されている時間が所定時間より短ければ、前記先行して搬送される記録材にジャムが発生していることを示す情報を設定し、前記第2検知手段により前記先行して搬送される記録材が検知されている時間が所定時間より長ければ、前記先行して搬送される記録材にジャムが発生してないことを示す情報に設定を切り替えることを特徴とする。また、本画像形成装置は、連続して複数の記録材が搬送される際に、先行して搬送される記録材の後端と次に後続して搬送される記録材の先端との間隔を検知するための第1検知手段と、前記第1検知手段よりも記録材の搬送方向の下流側に配置され、前記第1検知手段が検知可能な間隔よりも短い間隔を検知するための第2検知手段と、前記第1検知手段により、前記先行して搬送される記録材の後端が検知されていない状態であって、かつ、前記後続して搬送される記録材の先端が検知されていない状態で、前記第2検知手段により前記先行して搬送される記録材を検知している状態から検知していない状態になるまでの期間に基づき、前記先行して搬送される記録材にジャムが発生しているか否かを判別する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、短い紙間で記録材の搬送を行った際にも、画像形成のスループットを低下させることなく、ジャムの誤検知を低減させる画像形成装置を提供できる。
3枚の記録材をプリントしたときのセンサ信号を示す図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す断面図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の制御構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る給紙搬送処理中のジャムの判定方法を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る排紙処理中のジャムの判定方法を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る排紙処理中のジャムの判定方法を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る記録材の種別を考慮したジャムの判定方法を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
以下では、本発明に係る第1の実施形態について説明する。本実施形態に係る画像形成装置は、定着ローラを基準に記録材の搬送方向の上流側及び下流側に記録材としての用紙を検知するためのセンサを設け、当該2つのセンサの検知状態に基づいて定着ローラへの巻き付きジャムの有無を判定する。本実施形態では、当該巻き付きジャムの判定方法の一例について説明する。
ここで、図1を参照して、比較例となる画像形成装置における問題点について説明する。タイミングチャート101は、比較例となる画像形成装置において、記録材の搬送が正常と判断される場合のレジストセンサのセンサ信号102及び排紙センサのセンサ信号103を示す。また、タイミングチャート104は、比較例となる画像形成装置において、記録材の搬送中に定着ローラへ巻き付きジャムが発生したと判断する場合のレジストセンサのセンサ信号105及び排紙センサのセンサ信号106を示す。
現行の画像形成装置においては、画像形成時のスループットを向上させるために、紙間を短くする傾向にある。ここで、紙間とは、先行する記録材の後端から、後続する記録材の先端までの間隔を示す。タイミングチャート104に示すように、比較例となる画像形成装置では、レジストセンサと排紙センサとの性能の差異により、ある紙間においては、レジストセンサでは紙間を検知できず、排紙センサでは紙間を検知できる状態となることがある。このような場合、比較例となる画像形成装置は、定着ローラへの巻き付きジャムが発生したと判断する。しかしながら、実際には記録材は小紙間で搬送されておりジャムは発生していないため、定着ローラへの巻き付きジャムと判別してしまうのは誤検知となってしまう。本実施形態では、このようなジャムの誤検知を低減する方法について以下で詳細に説明する。
<画像形成装置の構成>
次に、図2を参照して、本実施形態における画像形成装置の構成について説明する。201は、電子写真方式の画像形成装置である。画像形成装置201は、メインモータ202、給紙トレイ203、給紙ローラ204、分離パッド205、給紙ソレノイド206、感光ドラム207、転写ローラ208、定着ローラ211、加圧ローラ212、排紙ローラ213、レーザスキャナユニット214及び排紙トレイ215を備える。
メインモータ202は、画像形成装置201内の各部を回転駆動するためのモータである。給紙トレイ203は、画像を形成する記録材を収納する。給紙ローラ204は、給紙トレイ203に収納された記録材を1枚ずつピックアップするためのローラである。また、給紙ローラ204には、給紙ソレノイド206を伝達状態に制御することによって、メインモータ202の駆動力から回転力が与えられる。分離パッド205は、給紙ローラ204によって給紙トレイ203からピックアップされた記録材が重送されないように1枚ずつ分離して搬送する。給紙ローラ204によって給紙した記録材は、まずレジストセンサ(第1センサ)S1を通過する。
感光ドラム207は、高電圧電源216から帯電電圧が印加される帯電ローラ209によって所定電位に帯電され、レーザスキャナユニット214によってレーザビームが照射され静電潜像が形成される。さらに、高電圧電源216から現像電圧が印加される現像ローラ210によって静電潜像がトナーによって現像される。転写ローラ208は、感光ドラム207上のトナー像を記録材に転写すべく、高電圧電源216から転写電圧が印加される。
定着ローラ211は、内部に記録材上のトナー像を熱定着させるためのセラミックヒータを備える。そして、定着ローラ211は対向する位置に設けられた加圧ローラ212と接するニップ部において記録材上のトナー像を熱定着させる。熱定着された記録材は排紙センサ(第2センサ)S2を通過する。また、本実施形態に係る画像形成装置201によれば、排紙センサS2は、レジストセンサS1よりも、記録材の搬送方向に対して下流側に配置されている。なお、定着ローラ211は、レジストセンサS1と排紙センサS2との間に設けられている。また、レジストセンサS1及び排紙センサS2は、記録材の有無を検知するセンサであり、例えば、連続して複数の記録材が搬送されている場合に、記録材有りから記録材無しへの変化又は記録材無しから記録材有りへの変化を検知した場合に、紙間を検知することができる。なお、本実施形態に適用する排紙センサS2は、レジストセンサS1が検知可能な紙間よりも短い紙間を検知することができる。このような構成の場合、レジストセンサS1では紙間が検知されない場合であって、排紙センサS2では紙間を検知できる場合が発生する。
排紙ローラ213は、定着ローラ211及び加圧ローラ212によって加圧及び加熱されてトナー像が定着した記録材を排紙トレイ215に排出する。なお、図2の斜線の網掛けで示すように、感光ドラム207、加圧ローラ212、排紙ローラ213、及び給紙ローラ204は、メインモータ202から駆動力が与えられて回転する。
<制御構成>
次に、図3を参照して、図2に示す構成を制御するための制御構成について説明する。画像形成装置201は、プリンタコントローラ301、エンジン制御部302、用紙搬送制御部303、高圧制御部304、光学系制御部305、定着器制御部306、及びセンサ入力部307を備える。
プリンタコントローラ301は、ホストコンピュータ等の外部装置から入力される画像データをプリンタの印字に必要なビットデータに展開するとともに、プリンタの内部情報を通信等によって読み取り、それを表示部に表示する。エンジン制御部302は、プリンタエンジンの各部をプリンタコントローラ301の指示に従って動作制御するとともに、プリンタコントローラ301へプリンタの内部情報を報知する。また、エンジン制御部302内にはメモリが設けられており、各制御部の駆動状況、カウンタなどを記憶している。
用紙搬送制御部303は、エンジン制御部302の指示に従い、記録材搬送のためのモータ、ローラ等の駆動及び停止を制御する。高圧制御部304は、帯電、現像、転写の各高圧の出力制御をエンジン制御部302の指示に従って行う。光学系制御部305は、スキャナモータの駆動停止、レーザの点滅をエンジン制御部302の指示に基づき行う。定着器制御部306は、定着ヒータへの通電の駆動/停止をエンジン制御部302の指示に従って行う。センサ入力部307は、レジストセンサS1及び排紙センサS2などの情報をエンジン制御部302へ伝送させる。
<ジャムの判定方法>
次に、図4A及び図4Bを参照して、本実施形態において記録材排出可能とするか、ジャムとして停止するかを判定するために、エンジン制御部302によって実行される処理手順について説明する。図4Aに示すフローチャートは、給紙トレイ203に積載された記録材を給紙し、記録材先端が排紙センサに到達するまで搬送する給紙搬送処理であり、プリント開始時に処理が開始される。
まず、S401において、エンジン制御部302は、プリンタコントローラ301からプリントを指示されると、給紙リトライカウンタに初期値を設定する。給紙リトライカウンタは、給紙を実施した回数を記憶するカウンタであり、給紙を実施する毎にカウントアップされる。続いて、S402において、エンジン制御部302は、給紙カウンタに初期値を設定し、給紙を実施し、給紙カウントを開始する。給紙カウンタは、給紙実施後の経過時間を測定するためのカウンタであり、一定時間毎にカウントアップされる。
次に、S403において、エンジン制御部302は、レジストセンサS1によって記録材の先端を検知しているか否かを判定する。ここで、検知していない場合はS404に進み、検知している場合は、S408に進む。S404において、エンジン制御部302は、給紙カウンタと給紙タイムアウト検知閾値とを比較する。給紙タイムアウト検知閾値は、給紙トレイの記録材先端位置からレジストセンサS1の先端検知位置までの長さに相当する記録材の搬送時間(記録材長及び搬送速度に依存する。)と、マージン量とによって決定される値である。給紙カウンタが給紙タイムアウト検知閾値に到達していない場合はS403に戻り、給紙カウンタが給紙タイムアウト検知閾値に到達している場合はS405に進む。
S405において、エンジン制御部302は、給紙が正常に行われなかったと判断し、給紙リトライカウンタをカウントアップする。続いて、S406において、エンジン制御部302は、給紙リトライカウンタが記録材無し検知閾値に到達しているか否かを判定する。記録材無し検知閾値は、記録材無しと判断するための閾値であり、給紙ローラの性能や記録材の紙種等によって決定される値である。ここで、到達している場合はS407に進み、到達していない場合はS402に戻る。S407において、エンジン制御部302は、給紙処理を所定回数実施しても給紙できないため、記録材無しが発生したと判断し、給紙搬送処理を終了する。
一方、S403でレジストセンサS1によって記録材の先端、即ち、記録材有りを検知している場合、S408において、エンジン制御部302は、レジストセンサS1における紙有カウントを開始する。紙有カウンタは、レジストセンサS1で紙有りを検知している時間を測定するためのカウンタであり、一定時間毎にカウントアップされる。
次に、S409において、エンジン制御部302は、排紙センサS2によって記録材の先端、即ち、記録材有りを検知しているか否かを判定する。ここで、記録材有りを検知している場合はS410に進み、図4Bに示す排紙処理を開始し、給紙搬送処理を終了する。
一方、記録材有りを検知していない場合は、S411に進む。S411において、エンジン制御部302は、レジストセンサS1の紙有カウンタとレジスト排紙間のジャム検知閾値とを比較する。レジスト排紙間のジャム検知閾値は、レジストセンサS1と排紙センサS2との間でジャムが発生したと判断するための閾値である。また、当該閾値は、レジストセンサS1の先端検知位置から排紙センサS2の先端検知位置までの長さに相当する記録材の搬送時間(記録材の長さ及び搬送速度に依存する。)と、マージン量とによって決定される値である。レジストセンサS1の紙有カウンタがレジスト排紙間のジャム検知閾値に到達していない場合はS409に戻る。一方、レジストセンサS1の紙有カウンタがレジスト排紙間のジャム検知閾値に到達している場合はS412に進み、エンジン制御部302は、レジストセンサS1と排紙センサS2との間でジャムが発生したと判断し、給紙搬送処理を終了する。
図4Bに示すフローチャートは、画像形成装置201の機内から記録材を排出する排紙処理を示す。当該フローチャートは、図4AのS410によって開始される。まず、S421において、エンジン制御部302は、排紙センサS2の紙有カウントを開始し、定着ローラ211への巻き付きジャムに関する検知有効フラグを設定し、レジスト紙間未検知フラグをクリアする。排紙センサS2の紙有カウンタは、排紙センサS2で紙有りを検知している時間を測定するためのカウンタであり、一定時間毎にカウントアップされる。定着巻き付きジャムに関する検知有効フラグは、定着ローラ211への巻き付きジャムに関する検知制御を有効とするか否かを示すフラグである。レジスト紙間未検知フラグは、レジストセンサS1で紙間を検知できず、排紙センサS2で紙間を検知できたことを示し、レジストセンサS1の紙有カウンタを再設定するためのフラグである。記録材の先端が排紙センサS2で検知されたため、排紙センサの紙有カウンタで計測を開始する。そして、記録材が定着器に巻き付いていないか否かを判別するために定着巻き付きジャムの発生を判別するための検知有効フラグを設定する。なお、この検知有効フラグが設定されているときは、定着巻き付きジャムが発生していると判断し、設定されていなければ定着巻き付きジャムが発生していないと判断する。
次に、S422において、エンジン制御部302は、レジストセンサS1によって記録材の後端を検知したか否かを判定する。つまり、ここでは、レジストセンサS1の出力信号が記録材無しを示すか否かを判定している。記録材無しと判定した場合はS423に進み、記録材有りと判定した場合はS426に進む。S423において、エンジン制御部302は、排紙センサS2によって記録材の後端を検知したか否かを判定する。つまり、ここでは、排紙センサS2の出力信号が記録材無しを示すか否かを判定している。ここで、記録材無しと判定した場合は、エンジン制御部302は、記録材が正常に機外に排紙されたと判断し、排紙処理を終了する。
一方、S423で記録材有りと判定した場合、S424に進み、エンジン制御部302は、排紙センサS2の紙有カウンタと排紙ジャムの検知閾値とを比較する。排紙ジャムの検知閾値は、排紙センサS2付近においてジャムの発生を検知したか否かを示し、記録材を搬送する時間(記録材の長さ及び搬送速度に依存する。)と、マージン量とによって決定される値である。排紙センサS2の紙有カウンタが排紙ジャムの検知閾値に到達していない場合はS423の処理に戻る。一方、排紙センサS2の紙有カウンタが排紙ジャムの検知閾値に到達している場合は、S425に進み、排紙センサS2付近でジャムが発生したと判断し、排紙処理を終了する。つまり、排紙ジャムの検知閾値が経過した後であっても排紙センサS2によって記録材有りと検知されれば、排紙滞留ジャムと判断する。
S422でレジストセンサS1の出力信号に基づいて記録材有りと判定した場合、S426に進み、エンジン制御部302は、レジストセンサS1の紙有カウンタとレジストジャムの検知閾値とを比較する。レジストジャムの検知閾値は、レジストセンサS1付近においてジャムの発生を検知したか否かを示し、記録材を搬送する時間(記録材の長さ及び搬送速度に依存する。)と、マージン量とによって決定される値である。また、レジストジャムの検知閾値はレジストセンサS1の先端検知位置から排紙センサS2の先端検知位置までの長さに相当する記録材の搬送時間と、定着ローラ211への巻き付きジャム検知終了閾値との和よりも大きい値とする。
ここで、レジストセンサS1の紙有カウンタがレジストジャムの検知閾値に到達している場合は、S427に進み、エンジン制御部302は、レジストセンサS1付近でジャムが発生したと判断し、排紙処理を終了する。つまり、レジストジャムの検知閾値が経過した後であってもレジストセンサS1によって記録材有りと検知されれば、レジスト滞留ジャムと判断する。一方、レジストセンサS1の紙有カウンタがレジストジャムの検知閾値に到達していない場合は、S428に進み、エンジン制御部302は、排紙センサS2によって記録材の後端を検知しているか否かを判定する。つまり、ここでは、排紙センサS2の出力信号が記録材無しを示しているか否かを判定している。記録材無しの場合、S429に進み、エンジン制御部302は、定着ローラ211への巻き付きジャム検知有効フラグが設定されているか否か(オン又はオフか)を判定する。
定着ローラ211への巻き付きジャム検知有効フラグが設定されていればS430に進み、エンジン制御部302は、定着ローラ211への巻き付きジャムが発生したと判断し、排紙処理を終了する。一方、定着ローラ211への巻き付きジャム検知有効フラグが設定されていなければS431に進む。
S431において、エンジン制御部302は、レジスト紙間未検知フラグがクリア(未設定)であるか否かを判定する。ここでクリアされていればS432に進み、エンジン制御部302は、レジスト紙間未検知フラグを設定し、レジストジャムを発生させないためにレジストセンサS1の紙有カウンタにレジスト紙間未検知時設定値を設定する。レジスト紙間未検知時設定値はレジストセンサS1の先端検知位置から排紙センサS2の先端検知位置までの長さに相当する記録材の搬送時間と、マージン量とによって決定される値である。一方、レジスト紙間未検知フラグが設定されていれば、S422に処理を戻す。
S428で排紙センサS2の出力信号が記録材有りを示している場合、S433において、エンジン制御部302は、排紙センサS2の紙有カウンタと定着ローラ211への巻き付きジャム検知終了閾値とを比較する。定着ローラ211への巻き付きジャム検知終了閾値は、記録材を搬送する時間(記録材の長さ及び搬送速度に依存する。)と、マージン量とによって決定される値である。なお、このマージン量は負の値とする。つまり、巻き付きジャム検知終了閾値は、排紙センサS2が先行する記録材の先端を検知してからのジャム判定の有効時間を定義している。
ここで、排紙センサS2の紙有カウンタが定着ローラ211への巻き付きジャム検知終了閾値に到達している場合はS434に進み、エンジン制御部302は、定着ローラ211への巻き付きジャム検知を無効にするために巻き付きジャム検知有効フラグをクリアし、処理をS422に戻す。一方、排紙センサS2の紙有カウンタが定着ローラ211への巻き付きジャム検知終了閾値に到達していない場合は、巻き付きジャム検知を有効にしたまま、処理をS422に戻す。
上記ジャム判定方法を用いることによって、図1で説明した定着ローラ211への巻き付きジャムの誤検知を防止することができる。具体的には、S422でレジストセンサS1が記録材有りを検知しており、S428で排紙センサS2が記録材有りを検知している状況で、S434において記録材の長さに応じて定着ローラ211への巻き付きジャム検知有効フラグをクリアしている。これにより、排紙センサS2が記録材無しを検知した場合に、S429で定着ローラ211への巻き付きジャム発生と判断することがなく、搬送を継続することができる。つまり、レジストセンサS1において紙間を検知できず、かつ、排紙センサS2において紙間を検知した場合に、記録材の長さに応じて、定着ローラ211への巻き付きジャムの検知(判定結果)を無効にする期間を設けている。さらに、S432でレジストセンサS1の紙有カウンタを再設定することによって、S426におけるレジストセンサS1が紙間を検知できないことによるレジストジャムの判断でレジストジャム発生と判断することなく、搬送を継続することができる。なお、ここでは一例として検知有効フラグが設定されているときに定着巻き付きジャムであると判別する方法について示したが、検知有効フラグの設定をすべて逆にすることで、検知有効フラグが設定されていないときに定着巻き付きジャムであると判別することも可能である。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置201によれば、連続して搬送される記録材と記録材との間の紙間がレジストセンサS1で検知できず、かつ、排紙センサS2で検知可能な紙間となった場合に、ジャムの誤検知を低減することができる。また、本実施形態では、レジストセンサS1で紙間を検知できずに、排紙センサS2で紙間を検知できた場合であっても、排紙センサS2の紙無し検知時間により定着ローラ211への巻き付きジャムの誤検知を防止することができる。また、本実施形態では各閾値として、記録材の搬送方向に対する長さに相当する記録材の搬送時間を用いているが、その測定方法については、記録材長を検知する検知センサを用いて測定してもよいし、レジストセンサS1や排紙センサS2で記録材の長さを測定してもよい。或いは、ユーザから指定された記録材の長さを用いてもよい。
<第2の実施形態>
次に、図5を参照して、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、記録材の紙間を、記録材の搬送方向において上流側のセンサ(レジストセンサS1)で検知できずに搬送方向において下流側のセンサ(排紙センサS2)で検知できた際の上記実施形態とは異なるジャムの判定方法について説明する。具体的には、本実施形態では、排紙センサS2の紙無し(紙間)検知時間を用い、所定時間よりも短ければ記録材排出可能と判断し、所定時間よりも長ければジャムと判断する。なお、本実施形態に係る画像形成装置は、第1の実施形態の構成と同様であり、さらに、図4Aに示す給紙搬送処理についても同様である。したがって、重複する説明は省略し、第1の実施形態とは異なる排紙処理について説明する。
図5に示すフローチャートは、図4Aに示すS410によって開始される。まず、S501において、エンジン制御部302は、排紙センサS2の紙有カウントを開始し、レジスト紙間未検知フラグをクリアする。続いて、S502において、エンジン制御部302は、レジストセンサS1によって記録材の後端、つまり記録材無しを検知したか否かを判定する。検知している場合はS503に進み、エンジン制御部302は、排紙センサS2により記録材の後端、つまり記録材無しを検知したか否かを判定する。さらに、検知した場合はS504に進み、エンジン制御部302は、排紙センサS2の紙有カウンタと、定着ローラ211への巻き付きジャムの第1検知閾値とを比較する。定着ローラ211への巻き付きジャムの第1検知閾値は、レジストセンサS1の後端検知位置から排紙センサS2の後端検知位置までの長さに相当する記録材の搬送時間と、マージン量とによって決定される値である。つまり、第1検知閾値は、連続して搬送される記録材と記録材との間である紙間と、記録材の搬送速度とに基づいて決定される。
ここで、排紙センサS2の紙有カウンタが第1検知閾値に到達している場合は、エンジン制御部302は、記録材が正常に機外に排紙されたと判断し、排紙処理を終了する。排紙センサS2の紙有カウンタが第1検知閾値に到達していない場合は、定着ローラ211への巻き付きジャムが発生したと判断し、排紙処理を終了する。
S503で排紙センサS2によって記録材無しを検知していない場合、S506に進み、エンジン制御部302は、排紙センサS2の紙有カウンタと排紙ジャムの検知閾値とを比較する。ここで、排紙センサS2の紙有カウンタが排紙ジャムの検知閾値に到達していない場合はS503の処理に戻る。一方、排紙センサS2の紙有カウンタが排紙ジャムの検知閾値に到達している場合は、S507に進み、エンジン制御部302は、排紙センサS2付近でジャムが発生したと判断し、排紙処理を終了する。つまり、排紙ジャムの検知閾値が経過した後であっても排紙センサS2によって記録材有りと検知されれば、排紙滞留ジャムと判断する。
S502でレジストセンサS1によって記録材無しを検知していない場合、S508に進み、エンジン制御部302は、レジストセンサS1の紙有カウンタとレジストジャムの検知閾値とを比較する。レジストセンサS1の紙有カウンタがレジストジャムの検知閾値に到達している場合はS509に進み、エンジン制御部302は、レジストセンサS1付近でジャムが発生したと判断し、排紙処理を終了する。つまり、レジストジャムの検知閾値が経過した後であってもレジストセンサS1によって記録材有りと検知されれば、レジスト滞留ジャムと判断する。
一方、レジストセンサS1の紙有カウンタがレジストジャムの検知閾値に到達していない場合、S510に進み、エンジン制御部302は、排紙センサS2によって記録材無しを検知しているか否かを判定する。記録材無しを検知していない場合はS502の処理に戻る。一方、排紙センサS2によって記録材無しを検知している場合は、S511に進み、エンジン制御部302は、排紙センサS2の紙無カウントを開始する。排紙センサS2の紙無カウンタは、排紙センサS2で紙無しを検知している時間を測定するカウンタであり、一定時間毎にカウントアップされる。
次に、S512において、エンジン制御部302は、排紙センサS2が記録材無しを検知しているか否かを判定する。記録材無しを検知している場合は、S513に進み、エンジン制御部302は、排紙センサS2の紙無カウンタが定着ローラ211への巻き付きジャムの第2検知閾値に達しているか否かを判定する。ここで、定着ローラ211への巻き付きジャムの第2検知閾値は、排紙センサS2で検知できる最小の紙間時間とレジストセンサS1で検知できる最小の紙間時間と、記録材の種別と、記録材の搬送速度とによって決定される。
排紙センサS2の紙無カウンタが第2検知閾値に達している場合はS514に進み、エンジン制御部302は、定着ローラ211への巻き付きジャムが発生したと判断し、排紙処理を終了する。一方、排紙センサの紙無カウンタが第2検知閾値に達していない場合は、S512の処理に戻る。
S512で排紙センサS2が記録材無しを検知していない場合、S515に進み、エンジン制御部302は、レジスト紙間未検知フラグがクリア(未設定)であるか否かを判定する。ここで、当該フラグがクリアである場合は、S516に進み、エンジン制御部302は、レジスト紙間未検知フラグを設定し、レジストジャムを発生させないためにレジストセンサS1の紙有カウンタにレジスト紙間未検知時の設定値を設定する。一方、レジスト紙間未検知フラグが設定されていれば、S502の処理に戻る。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置201によれば、連続して搬送される記録材と記録材との間の紙間がレジストセンサS1で検知できず、かつ、排紙センサS2で検知可能な紙間となった場合に、ジャムの誤検知を低減することができる。また、本実施形態では、レジストセンサS1で紙間を検知できずに、排紙センサS2で紙間を検知できた場合であっても、排紙センサS2の紙無し検知時間により定着ローラ211への巻き付きジャムの誤検知を防止することができる。
<第3の実施形態>
次に、図6を参照して、第3の実施形態について説明する。本実施形態は、記録材の種別に応じて、ジャムの判定を有効とするか無効とするかを判定するための検知閾値を変更する。本実施形態では、第2の実施形態における図5のS513の処理を詳細に説明する。即ち、定着ローラ211への巻き付きジャムであるか否かを判定する処理について詳細に説明する。したがって、本実施形態に係る他の構成及び制御は、第2の実施形態と同様であるため、説明を省略する。なお、以下で記載する第3検知閾値(第1閾値)、第4検知閾値(第3閾値)、及び第5検知閾値(第2閾値)は、定着ローラ211への巻き付きジャムの検知閾値である第2検知閾値に含まれ、それぞれが異なる値を有する。
まず、S601において、エンジン制御部302は、記録材種別検知手段として機能し、通紙された記録材の種別が厚紙・ラフ紙であるか否かを判定する。厚紙・ラフ紙であれば、S602に進み、エンジン制御部302は、排紙センサS2の紙無カウンタと定着ローラ211への巻き付きジャムの第3検知閾値とを比較する。ここで、排紙センサS2の紙無カウンタが第3検知閾値に達している場合、S603に進み、S513のYESの処理を実施する。一方、排紙センサS2の紙無カウンタが第3検知閾値に達していない場合、S604に進み、S513のNoの処理を実施する。
S601で通紙された記録材の種別が厚紙・ラフ紙でない場合、S605に進み、エンジン制御部302は、通紙された記録材が薄紙であるか否かを判定する。薄紙であればS606に進み、エンジン制御部302は、排紙センサS2の紙無カウンタと定着ローラ211への巻き付きジャムの第4検知閾値とを比較する。ここで、排紙センサS2の紙無カウンタが第4検知閾値に達している場合、S603に進み、S513のYESの処理を実施する。一方、排紙センサS2の紙無カウンタが第4検知閾値に達していない場合、S604に進み、S513のNoの処理を実施する。
S605で通紙された記録材が薄紙でない場合、S607に進み、エンジン制御部302は、排紙センサS2の紙無カウンタと定着ローラ211への巻き付きジャムの第5検知閾値とを比較する。ここで、排紙センサS2の紙無カウンタが第5検知閾値に達している場合、S603に進み、S513のYESの処理を実施する。一方、排紙センサS2の紙無カウンタが第5検知閾値に達していない場合、S604に進み、S513のNoの処理を実施する。
なお、上述した定着ローラ211への巻き付きジャムの検知閾値の中で、第3検知閾値が最も大きい値であり、第4検知閾値が最も小さい値となる。即ち、第3検知閾値(第1閾値)>第5検知閾値(第3閾値)>第4検知閾値(第2閾値)の関係となる。
以上説明したように、本実施形態ではレジストセンサS1で紙間を検知できずに、排紙センサS2で紙間を検知できた場合、排紙センサS2の紙無し検知時間と通紙した記録材の種別を考慮して、ジャム判定の精度をより向上させることができる。なお、ここでは、第2の実施形態の変形例として本実施形態を説明したが、本実施形態は、第1の実施形態とも組み合わせて適用することができる。この場合、図4BのS433の判定で使用される定着ローラ211への巻き付きジャム検知終了閾値を、上述したように記録材の種別ごとに設けてもよい。また、本実施形態では記録材の種別の測定について特に説明しないが、例えば、特開2002−182518号公報に示すような記録材種別検知センサを用いて測定してもよいし、ユーザから指定された記録材種別を用いてもよい。

Claims (7)

  1. 連続して複数の記録材が搬送される際に、先行して搬送される記録材の後端と次に後続して搬送される記録材の先端との間隔を検知するための第1検知手段と、
    前記第1検知手段よりも記録材の搬送方向の下流側に配置され、前記第1検知手段が検知可能な間隔よりも短い間隔を検知するための第2検知手段と、
    前記先行して搬送される記録材にジャムが発生していることを示す情報、又は前記先行して搬送される記録材にジャムが発生してないことを示す情報のいずれかを、前記先行して搬送される記録材の状態に応じて設定する設定手段と、
    前記第1検知手段により前記先行して搬送される記録材の後端が検知されていない状態であって、かつ、前記第1検知手段により前記後続して搬送される記録材の先端が検知されていない状態で、前記第2検知手段により前記先行して搬送される記録材を検知している状態から検知していない状態になった際に、前記設定手段によって設定されている情報に基づき、前記先行して搬送される記録材にジャムが発生しているか否かを判別する制御手段と、
    を備え
    前記設定手段は、前記第2検知手段により前記先行して搬送される記録材が検知されている時間が所定時間より短ければ、前記先行して搬送される記録材にジャムが発生していることを示す情報を設定し、
    前記第2検知手段により前記先行して搬送される記録材が検知されている時間が所定時間より長ければ、前記先行して搬送される記録材にジャムが発生してないことを示す情報に設定を切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 連続して複数の記録材が搬送される際に、先行して搬送される記録材の後端と次に後続して搬送される記録材の先端との間隔を検知するための第1検知手段と、
    前記第1検知手段よりも記録材の搬送方向の下流側に配置され、前記第1検知手段が検知可能な間隔よりも短い間隔を検知するための第2検知手段と、
    前記第2検知手段により記録材が検知されていない時間を計測する計測手段と、
    前記第1検知手段により前記先行して搬送される記録材の後端が検知されていない状態であって、かつ、前記後続して搬送される記録材の先端が検知されていない状態で、前記第2検知手段により前記先行して搬送される記録材が検知されなくなった後、前記計測手段により計測された値が予め設定された閾値となるまでに、前記第2検知手段により前記後続して搬送される記録材の先端が検知されるかによって、前記先行して搬送される記録材にジャムが発生しているか否かを判別する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記計測手段により計測された値が前記閾値を超えるとジャムが発生したと判別する請求項に記載の画像形成装置。
  4. 搬送される記録材の種別を検知する記録材種別検知手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記記録材種別検知手段によって検知された記録材の種別に応じて前記閾値を変更することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記記録材種別検知手段によって搬送される記録材が厚紙又はラフ紙であると検知されると、前記閾値を第1閾値としてジャムを判定し、
    前記記録材種別検知手段によって搬送される記録材が薄紙であると検知されると、前記閾値を前記第1閾値よりも短い第2閾値としてジャムを判定し、
    前記記録材種別検知手段によって搬送される記録材が厚紙、ラフ紙及び薄紙でないと検知されると、前記閾値を前記第1閾値と前記第2閾値の間の第3閾値としてジャムを判定することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1検知手段と前記第2検知手段との間に設けられ、記録材に形成されたトナー像を記録材に定着させる回転する定着部材をさらに備え、
    前記ジャムとは、前記定着部材への巻き付きジャムであることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 連続して複数の記録材が搬送される際に、先行して搬送される記録材の後端と次に後続して搬送される記録材の先端との間隔を検知するための第1検知手段と、
    前記第1検知手段よりも記録材の搬送方向の下流側に配置され、前記第1検知手段が検知可能な間隔よりも短い間隔を検知するための第2検知手段と、
    前記第1検知手段により、前記先行して搬送される記録材の後端が検知されていない状態であって、かつ、前記後続して搬送される記録材の先端が検知されていない状態で、前記第2検知手段により前記先行して搬送される記録材を検知している状態から検知していない状態になるまでの期間に基づき、前記先行して搬送される記録材にジャムが発生しているか否かを判別する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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