JP5795505B2 - レンジフード - Google Patents

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本発明は、調理器具の周囲に設置されて調理により発生する油煙などの調理ガスを捕集して屋外等へ排気するレンジフードに関する。
近年、台所用換気装置としてプロペラ式換気扇に変わり、調理器具の周囲に配置されて調理により発生する油煙などの調理ガスを、内蔵する送風機によりフード内部へと捕集し、屋外等へ排気、あるいは各種フィルターにより清浄化した空気を室内へと吹き出すレンジフードが提案されている。
例えば、特許文献1に開示したように、送風機を備えたフードに整流板を設け、フードの内面と整流板との間の隙間を通して油煙などの調理ガスを吸い込んで捕集し、屋外に排気するレンジフードが提案されている。
特許第4409711号公報
前述した従来のレンジフードは、フード内部や送風機のファンに調理ガス中の油脂分などの油汚れが付着するので、フード内部を人が手作業で清掃することがある。
前述した送風機のファンをフード内部から取り出しできるレンジフードの場合は、フード内部のみではなく、送風機のファンを取り外してフード内部から取り出して清掃することがある。
また、対面式キッチンやアイランド式キッチンなどの普及により、リビングとキッチンが一連にレイアウトされることが多くなっていることから、レンジフードのフード内部や送風機のファンに油汚れが付着しているなどすると、油の臭いがリビング側へと伝わってしまうという悪さからもレンジフードのフード内部の清掃や送風機のファンをフード内部から取り出して清掃する機会が増えている。
前述した従来のレンジフードにおいては、整流板を取り外し、その状態でフードの内部を人が手で拭いて清掃したり、送風機のファンをフード内部から取り出してシンク等で洗うことで清掃する。このレンジフードはフィルターを備えているので、整流板とともにフィルターを取り外して清掃したり、ファンを取り出しする。
しかしながら、前述のようにフード内部を清掃したり、送風機のファンを取り出しするときに、送風機が駆動していると人の手が回転しているファンに触れることがあるので、フード内部を清掃したり、ファンを取り出すときには、コンセントを抜くなどの操作により送風機を停止操作するようにしているが、その送風機の停止操作を忘れてしまった場合には危険が生じる可能性があった。
そこで、本出願人は上記の問題点に鑑み、整流板をフードから取り外したことを検知するスイッチを設け、そのスイッチが整流板の取り外しを検知したときには、送風機のファンを回転するモータに通電できなくし、送風機のファンが回転している状態で整流板を取り外しするとファンが停止するようにしたレンジフードを提案した。
このレンジフードであれば、送風機の停止操作を忘れてフード内部の清掃作業やファンの取り出し作業をするために整流板を取り外しするとファンが停止するから、危険が生じることがない。
本出願人は、前述のスイッチとしてマグネット部とリードスイッチ部を備えた近接スイッチを用い、そのリードスイッチ部をフードに取り付けると共に、マグネット部を整流板に取り付け、整流板を取り付けたときにはリードスイッチ部とマグネット部が近接してリードスイッチ部がONし、整流板を取り外したときにはリードスイッチ部とマグネット部が離れてリードスイッチ部がOFFするようにし、そのリードスイッチ部のON,OFF動作で整流板を取り外したことを検知するようにした。
前述のようにしたところ、リードスイッチ部が正常にON,OFFせずに近接スイッチが誤動作することがあった。
本出願人は、前述の近接スイッチの誤動作する原因について調査した結果、次のようであった。
前述の近接スイッチのリードスイッチ部は磁界の変化を検出してON,OFF動作する。一方、前述のフードは安価とする等のために鋼板製であり、その鋼板は磁化率が大きい強磁性の材料である。
このために、整流板をフードに取り付け、マグネット部がリードスイッチ部に近接した状態において、フードのリードスイッチ部の周辺部分がマグネット部の磁力によって磁化され、整流板を取り外してマグネット部がリードスイッチ部から離れてもフードのリードスイッチ部の周辺部分は磁化された状態を維持し、フードのリードスイッチ部の周辺部分に磁界が生じているから、その磁界によってリードスイッチ部がONし続けてOFFとならないことがある。
このように、本出願人は、マグネット部とリードスイッチ部を備えた近接スイッチを、フードが鋼板などの磁化率が大きい強磁性の材料で作製されたレンジフードに用いるとリードスイッチ部が正常にON,OFFせずに近接スイッチが誤動作することがあることを見出し、本発明に至った。
本発明の目的はフードを、磁化率が大きい強磁性の鋼板で作製したレンジフードにおいて、防護部材を取り外したことをマグネット部とリードスイッチ部を備えた近接スイッチで誤動作することなく正確に検知できるようにしたレンジフードとすることである。
本発明のレンジフードは、フード1と、そのフード1内部の空気を吸い込む送風機4を備え、該送風機4はファン4bと前記フード1内部に開口した吸込口41を有し、前記フード1内部から前記吸込口41に手を入れてファン4bを前記フード1外部に取り出しでき、前記フード1の前記吸込口41と対峙した位置に、前記送風機4の吸込口41に人の手が入らないようにする防護部材5を前記吸込口41と間隔を置いて取り外し可能に取り付けると共に、この防護部材5の取り外しを検出する近接スイッチ6を設け、前記フード1の少なくとも防護部材5と対向した部分が磁化率が大きい強磁性の材料で作製されたレンジフードであって、
前記近接スイッチ6は、フード1に取り付けたリードスイッチ部7と防護部材5に取り付けたマグネット部8を有し、前記防護部材5をフード1に取り付けた状態ではマグネット部8がリードスイッチ部7に接近すると共に、防護部材5をフード1から取り外しするとマグネット部8がリードスイッチ部7から離れることでリードスイッチ部7が動作するようにし、
前記フード1におけるマグネット部8と対向した部分に開口部74を形成し、この開口部74よりも小さなリードスイッチ部7を、磁化率が小さく磁性の弱い材料で作製した取付部材75を介してフード1に、前記開口部74の内周面とリードスイッチ部7の外周面が離隔するように取り付けたことを特徴とするレンジフードである。
本発明のレンジフードにおいては、前記フード1の開口部74を、磁化率が小さく磁性の弱い材料で作製したプレート76で閉塞し、このプレート76にリードスイッチ部7を取り付けることができる。
このようにすれば、防護部材5を取り外した状態で開口部74から内側が見えることがない。
しかも、レンジフードを稼動しているときに送風機4で吸い込んだ油煙等の調理ガスが開口部74を通って内部に流れ込むことがない。
本発明のレンジフードにおいては、マグネット部8は開口部74の大きさよりも小さく、防護部材5をフード1に取り付けた状態で、当該マグネット部8が開口部74の範囲内に位置するようにできる。
このようにすれば、防護部材5をフード1に取り付けた状態でマグネット部8の磁力がフード1の開口部74周縁部分に伝わり難いので、そのフード1の開口部74周縁部分が磁化され難いから、防護部材5をフード1から取り外した状態でリードスイッチ部7はより確実にON,OFF動作する。
本発明のレンジフードにおいては、前記防護部材5は、磁化率が大きい強磁性の材料で作製され、
この防護部材5にマグネット部8を、磁化率が小さく磁性の弱い材料で作製したマグネット取付部材83を介して取り付けることができる
このようにすれば、防護部材5を鋼板で安価に製作できると共に、マグネット部8の磁力が防護部材5に伝わることがなく、近接スイッチ6が長期間に亘って正常に動作する。
本発明のレンジフードにおいては、前記近接スイッチ6の防護部材5の取り外し検知によって、送風機4のモータ4cに通電されなくすることができる。
このようにすれば、防護部材5を取り外しすることで、モータ4cに通電されなくなって回転しているファン4bが停止するので、送風機4の停止操作を忘れて清掃作業しても危険が生じることがない。
本発明のレンジフードによれば、磁化率が大きい強磁性の材料で作製したフード1を有したレンジフードにおいて、防護部材5を取り外したことを、マグネット部8とリードスイッチ部7を備えた近接スイッチ6で誤動作することなく正確に検知できる。
しかも、フード1を安価な鋼板を用いて製作できるから、フード1を安価にできる。
また、フード1の開口部74の内周面とリードスイッチ部7の外周面との間には、磁化率が大きい強磁性の材料が存在しないので、マグネット部8の磁力によってリードスイッチ部7の周辺部分が磁化されることがなく、マグネット部8がリードスイッチ部7から離れるとリードスイッチ部7の周辺部分に磁界がなくなり、リードスイッチ部7は正常にON,OFF動作し、近接スイッチ6が誤動作することがない。
したがって、防護部材5をフード1から取り外したことを近接スイッチ6で正確に検知できる。
本発明の第1の実施の形態を示すレンジフードの縦断面図である。 図1のA−A断面図である。 図1の近接スイッチ取付部の拡大図である。 図3のB−B断面図である。 図3のリードスイッチ部の取付部の正面図である。 モータ駆動回路図である。 本発明の第2の実施の形態を示す近接スイッチ取付部の断面図である。
本発明の第1の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
フード1は、フード本体1aと送風機収納体1bを備え、そのフード本体1aは外郭2と内郭3を有している。
この外郭2は、上面板20と周面板21で下面が開口した箱形状で、その上面板20に開口部22が形成してあると共に、周面板21の周縁下端部には内向きの被取付フランジ23が設けてある。
前記内郭3は、上面板30と周面板31で下向きの皿形状で、その上面板30の孔32の周縁に筒体33が設けてあると共に、周面板31の周縁下端部に外向きの取付フランジ34が設けてある。
前記内郭3の筒体33が外郭2の開口部22に嵌合すると共に、取付フランジ34を被取付フランジ23に着脱自在に連結して外郭2と内郭3を連結してフード本体1aとしてある。
前記内郭3の下面がフード1の内部である。
前記送風機収納体1bは入口側開口24と出口側開口25を有した箱形状で、その内部に送風機4が設けてある。
前記送風機収納体1bは、その入口側開口24が筒体33に嵌め込むように外郭2の上面板20に取り付けられる。
前記送風機4は、ケーシング4a内にファン4bを設けると共に、そのケーシング4aに設けたモータ4cでファン4bを回転駆動するようにしてある。
前記ケーシング4aに連通した吐出部40が出口側開口25に嵌合し、そのケーシング4aに形成した吸込口41が前記筒体33(孔32)と連通し、その筒体33から吸込口41に手を入れてロック部材42を弛めることでモータ4cの回転軸43とファン4bを分離できると共に、そのロック部材42を締め付けることでモータ4cの回転軸43とファン4bを連結できる。
このようであるから、フード1から送風機4のファン4bをフード1内部から容易に取り出しすることができる。
前記フード1、例えばフード本体1aの内郭3には、送風機4の吸込口41と間隔を置いて対峙し、人の手が吸込口41に入らないようにするための防護部材5、例えば整流板50が取り外し可能に取り付けてある。
この整流板50とフード1(内郭3)とに亘って近接スイッチ6が取り付けてある。例えば、固定部材であるフード1(内郭3)にリードスイッチ部7を取り付けると共に、可動部材である整流板50にマグネット部8を取り付けて近接スイッチ6としてある。
前記整流板5をフード1に取り付けた状態ではマグネット部8がリードスイッチ部7に近接又は接触してリードスイッチ部7がONし、整流板5をフード1から取り外した状態ではマグネット部8がリードスイッチ部7から離れてリードスイッチ部7がOFFするようにし、そのリードスイッチ部7のON,OFF動作で整流板50を取り外したことを検知するようにしてある。
このリードスイッチ部7がONのときには、操作スイッチ9を操作することで、前記送風機4のモータ4cに通常どおりに通電制御できる。
前記リードスイッチ部7がOFFのときときには操作スイッチ9の操作に関係なく、前記送風機4のモータ4cに通電できないようにしてある。
前記操作スイッチ9はフード1の前面、例えばフード本体1aの外郭2の周面板21に取り付けてある。
このようであるから、整流板50を取り付けた状態では操作スイッチ9を操作することで送風機4を駆動、停止してレンジフードを通常どおり運転することができる。
また、整流板50を取り外した状態では操作スイッチ9に関係なく送風機4のファン4bが停止するので、フード1内部を人の手で清掃するときにファン4bに触れても危険ではないし、ファン4bをフード1内部から取り出すときに危険が生じることがなく、これらの作業時に送風機4の停止操作を忘れても危険が生じることがない。
しかも前述の作業中に誤って操作スイッチ9に触れても送風機4のファン4bが回転することがなく危険が生じることがない。
前記整流板50の取り付けを説明する。
前記整流板50は平板51の周縁に立上り片52を設けた形状で、その立上り片52の後側52aに支持軸53が横向きに設けてある。
前記内郭3の周面板31の後側31aには支持片54が取り付けてあり、この支持片54の先端部に前記支持軸53が上下方向に回動自在で、かつ着脱自在に支持してある。
これにより、整流板50は図1に示す取り付け姿勢から下方に向けて回動して下向き姿勢とし、支持軸53を支持片54の先端部から外すことで整流板50を取り外しできる。
前記内郭3の上面板30における前部寄りの左右両側に支持部材35が設けてあると共に、整流板50の平板51の前部寄り左右両側に被支持部材55が設けてあり、この被支持部材55を支持部材35で支持することで整流板50が取り付け姿勢に支持され、その支持を解除することで整流板50を下向き姿勢に回動できるようにしてある。
前記支持部材35は、ブラケット35aと、このブラケット35aに設けた支持ピン35b、ばねケース35cと、このばねケース35cと支持ピン35bとの間に設けたばね35dを有し、その支持ピン35bがばね35dで支持位置に保持してある。
前記被支持部材55は、ブラケット55aに支持穴55bを形成したもので、整流板50を下向き姿勢から取り付け姿勢に向けて回動することで、ブラケット55aで支持ピン35bを押し、その支持ピン35bが支持穴55bに嵌まり合うことで被支持部材55が支持部材35に支持され取り付け姿勢に支持する。その支持ピン35bをばね35dに抗して押すことで支持穴55bから抜き出すことで被支持部材55の支持が解除され、下方に向けて回動することができる。
図1には近接スイッチ6が概略的に図示してあり、この近接スイッチ6の取り付けを図3〜図5に基づいて詳細に説明する。
前記リードスイッチ部7はスイッチ部70を被覆材71で被覆し、そのスイッチ部70の前面70aにマグネット部8が近接するとスイッチ部70がONし、離れるとOFFする。
前記被覆材71はスイッチ部70よりも後方に張り出して取付片72を有し、固着具73で後述する取付部材75に固着してある。
前記内郭3の周面板31の後側31aには、その外面と内面を連通する開口部74が形成されている。
この開口部74の大きさはリードスイッチ部7の前面7a(被覆材71の前面)の大きさよりも大きい。
前記リードスイッチ部7は、前記内郭3の周面板31の後側31aに取付部材75を介して取り付けられ、リードスイッチ部7(前面7a部分)は開口部74のほぼ中央に位置し、そのリードスイッチ部7の外周面7bは開口部74の内周面74aと離隔し、両者の間に環状の空間が形成されている。
前記取付部材75は磁化率が小さい磁性の弱い材料、例えばアルミニウム、ステンレス、樹脂等で作製してある。この実施の形態ではステンレス鋼板(SUS304)で作製してある。
このようであるから、リードスイッチ部7の周辺部分には磁化率が大きい強磁性の材料が存在しない。
したがって、整流板50が取り付け姿勢のときに、マグネット部8の磁力によりリードスイッチ部7の周辺部分が磁化されることがなく、整流板50を取り外したときに、リードスイッチ部7の周辺部分の磁界は直ちに消え、リードスイッチ部7は直ちにOFFするので、リードスイッチ部7は正常にON,OFF動作し、近接スイッチ6が誤動作することがない。
この実施の形態では、前記開口部74がプレート76で閉塞され、整流板50を取り外した状態で開口部74から内郭3の内部が見えないようにしてあると共に、レンジフード運転時に送風機4で吸い込まれた油煙などの調理ガスが開口部74から内郭3と外郭2との間に流れ込むことがないようにしてある。このプレート76の内面に前記取付部材75が取り付けてある。
前記プレート76は取付部材75と同様に、磁化率が小さい磁性の弱い材料、例えばアルミニウム、ステンレス、樹脂等で作製してある。この実施の形態ではステンレス鋼板(SUS304)で作製してある。
前記プレート76は中央部分に、前記開口部74と略同一大きさの打ち出し突部76aを有すると共に、左右縁にL字形状の取付片76bを有し、その取付片76bを周面板31の後側31aの内面に固着した取付用ブラケット77に固着具78で固着して取り付け、その打ち出し突部76aを開口部74内に嵌まり合うようにして開口部74を閉塞すると共に、周面板31の後側31aの外面とプレート76の外面がほぼ面一、好ましくは面一となるようにしてある。
このようにすることで、整流板50を取り外した状態で開口部74部分を目視したときに、リードスイッチ部7が見えないと共に、凹凸のない平坦な面に見えるから、見栄えが良い。
なお、開口部74の周縁部分とプレート76の突部76aとに亘ってシート(ラベル)を貼着して開口部74、突部76aが見えないようにしても良い。
このようにすれば、より一層見栄えが良いと共に、シートにメンテナンス上の注意事項を記載してメンテナンスをやり易くすることができる。
前記取付用ブラケット77は内郭3と同様に鋼板製で、周面板31の後側31aの内面に溶接、例えばスポット溶接で固着してある。
このようであるから、周面板31の後側31aの外面にリードスイッチ部7を取り付けるための固着具等が存在しないので、整流板50を取り外したときのフード1内部(内郭3の外面)の見栄えが良い。
前記マグネット部8は整流板50の立上り片52の後側52aに、その前面8aがリードスイッチ部7の前面7aと対峙して取り付けてある。
このマグネット部8の大きさ(前面8a部分の大きさ)は、前記リードスイッチ部7の大きさ(前面7aの大きさ)と略同一で、整流板50を取り付けた状態で、そのマグネット部8は前記開口部74の範囲内に位置し、好ましくは開口部74の範囲のほぼ中央に位置し、マグネット部8の磁力により前記周面板31の後側31aにおける開口部74の周縁部分が磁化されることを抑制している。
したがって、前述のリードスイッチ部7の取り付けと相俟ってリードスイッチ部7がより一層確実にON,OFF動作する。
前記マグネット部8は、マグネット80を被覆材81で被覆したもので、その被覆材81に設けた取付片82をマグネット取付部材83に固着具、例えばボルト・ナット84で固着して取り付け、そのマグネット取付部材83を整流板50の立上り片52の後側52aに固着具、例えばボルト・ナット85で固着して取り付けてある。
前記マグネット取付部材83は、磁化率が小さい磁性の弱い材料、例えば、アルミニウム、ステンレス、樹脂等で作製してあり、マグネット部8の磁力が鋼板で作製した整流板50の立上り片52に伝わり難いので、マグネット部8の磁力が早期に消滅することがなく、近接スイッチ6が長期間に亘って正常に動作する。
前記操作スイッチ9は、図6に示すように強運転スイッチ90、中運転スイッチ91、弱運転スイッチ92、切スイッチ93、照明スイッチ94等を備え、強・中・弱スイッチ90,91,92は電源95と送風機4のモータ4cを断続するもので、その電源95と強・中・弱運転スイッチ90,91,92の入力側との間に前記近接スイッチ6が設けてある。
前記照明スイッチ94は照明具96に通電するものである。
前記切スイッチ93はONとなっている運転スイッチをOFFとする。
前記近接スイッチ6は運転スイッチとモータ4cとの接続回路に設けても良い。
このようであるから、いずれかの運転スイッチがONの状態、つまり送風機4が駆動している状態で、整流板50を取り外しすると近接スイッチ6がOFFしてモータ4cに通電されなくなるので送風機4は停止する。
また、整流板50取り外した状態では近接スイッチ6がOFFであるから、いずれの運転スイッチをONしてモータ4cに通電されないので、送風機4が駆動することない。
この実施の形態では、フード本体1aの外郭2、内郭3と送風機収納体1bを鋼板で作製してあるが、内郭3以外は鋼板以外の材料で作製しても良い。例えば、ステンレス板で外郭2、送風機収納体1bを作製又は、外郭2と送風機収納体1bの一方をステンレス板で作製し、他方を鋼板で作製しても良い。
すなわち、フード1の少なくとも防護部材5(整流板50)と対向した部分を、磁化率が大きい強磁性の材料、例えば鋼板で作製したレンジフードであれば良い。
この実施の形態では、フード本体1aと送風機収納体1bでフード1としてあるが、フード本体1aのみでフード1とし、送風機4の吐出部40をダクト等を介して屋外に排気するようにしても良い。
また、フード本体1aを外郭2のみで構成しても良い。
前述の実施の形態では、内郭3の内面(フード1の内面)を整流板50との隙間から流入した油煙等が送風機4の吸込口41に直接吸い込まれるようにしたが、その吸込口41の上流側、例えば筒体33にフィルターを設けても良い。
この場合にはフィルターを取り外してファン4bを取り出しする。
前述の実施の形態では、開口部74を閉塞するプレート76を取付用ブラケット77を介して周面板31の後側に取り付けしたが、そのプレート76を周面板31の後側31aに直接取り付けても良い。
例えば、図7に示すようにプレート76を周面板31の後側31aの内面における開口部74の周縁に接し、固着具、例えば、ボル・ナット79で固着して取り付ける。
この場合には、固着具(ボルト・ナット79)はプレート76と同様に、磁化率が小さく磁性の弱い材料、例えばアルミニウム、ステンレス、樹脂等で作製することが望ましい。
前述の各実施の形態では整流板50を護部材5としたが、これに限ることはない。
例えば、フードを下面が開口した箱形状とし、そのフード内部にフィルターを着脱自在に取り付けてフード内部に送風機収容室を形成したレンジフードの場合には、そのフィルターが送風機の吸込口と対向するので、護部材となる。
また、フードの下部の開口部にスリット形状の通気用開口57aを有した覆板を着脱自在に取り付けたレンジフードの場合には、その覆板が送風機吸込口と対向するので、護部材となる。
前述の実施の形態では近接スイッチ6のOFF動作でモータ4cに通電しないようにしたが、これに限ることはない。
例えば、モータ4cに通電されている状態で、整流板50を取り外して近接スイッチ6がON又はOFF動作したときに警告器を動作して警告を発するようにしても良い。
前述の説明では、近接スイッチ6をレンジフードに取り付けることについて述べたが、この近接スイッチ6の取り付けは、レンジフード以外にも適用できることは勿論である。
例えば、鋼板製の本体(固定部材)に鋼板製の引き出し(可動部材)を出し入れ自在とした収納体において、本体にリードスイッチ部を前述のように取り付けると共に、引き出したマグネット部を前述のように取り付け、引き出しを引き出し、閉じたことを近接スイッチで検知するようにできる。
1…フード、3…内郭、31…周面板、31a…後側、4…送風機、4a…ファンケーシング、4b…ファン、4c…モータ、5…防護部材、6…近接スイッチ、7…リードスイッチ部、8…マグネット部、9…操作スイッチ、52…立上り片、52a…後側、74…開口部、75…取付部材、76…プレート、83…マグネット取付部材。

Claims (5)

  1. フード1と、そのフード1内部の空気を吸い込む送風機4を備え、該送風機4はファン4bと前記フード1内部に開口した吸込口41を有し、前記フード1内部から前記吸込口41に手を入れてファン4bを前記フード1外部に取り出しでき、前記フード1の前記吸込口41と対峙した位置に、前記送風機4の吸込口41に人の手が入らないようにする防護部材5を前記吸込口41と間隔を置いて取り外し可能に取り付けると共に、この防護部材5の取り外しを検出する近接スイッチ6を設け、前記フード1の少なくとも防護部材5と対向した部分が磁化率が大きい強磁性の材料で作製されたレンジフードであって、
    前記近接スイッチ6は、フード1に取り付けたリードスイッチ部7と防護部材5に取り付けたマグネット部8を有し、前記防護部材5をフード1に取り付けた状態ではマグネット部8がリードスイッチ部7に接近すると共に、防護部材5をフード1から取り外しするとマグネット部8がリードスイッチ部7から離れることでリードスイッチ部7が動作するようにし、
    前記フード1におけるマグネット部8と対向した部分に開口部74を形成し、この開口部74よりも小さなリードスイッチ部7を、磁化率が小さく磁性の弱い材料で作製した取付部材75を介してフード1に、前記開口部74の内周面とリードスイッチ部7の外周面が離隔するように取り付けたことを特徴とするレンジフード。
  2. 前記フード1の開口部74を、磁化率が小さく磁性の弱い材料で作製したプレート76で閉塞し、このプレート76にリードスイッチ部7を取り付けた請求項記載のレンジフード。
  3. マグネット部8は開口部74の大きさよりも小さく、防護部材5をフード1に取り付けた状態で、当該マグネット部8が開口部74の範囲内に位置するようにした請求項又は記載のレンジフード。
  4. 前記防護部材5は、磁化率が大きい強磁性の材料で作製され、
    この防護部材5にマグネット部8を、磁化率が小さく磁性の弱い材料で作製したマグネット取付部材83を介して取り付けた請求項1〜いずれか1項記載のレンジフード。
  5. 前記近接スイッチ6の防護部材5の取り外し検知によって、送風機4のモータ4cに通電されなくするようにした請求項1〜いずれか1項記載のレンジフード。
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