JPH05133580A - 給湯器内蔵型レンジフード - Google Patents

給湯器内蔵型レンジフード

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JPH05133580A
JPH05133580A JP30007791A JP30007791A JPH05133580A JP H05133580 A JPH05133580 A JP H05133580A JP 30007791 A JP30007791 A JP 30007791A JP 30007791 A JP30007791 A JP 30007791A JP H05133580 A JPH05133580 A JP H05133580A
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JP
Japan
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filter
exhaust
exhaust fan
frame
water heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP30007791A
Other languages
English (en)
Inventor
Goro Mizuta
悟郎 水田
Shigeru Kawashima
繁 川島
Naoki Kotani
直樹 小谷
Akira Matsuda
明 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH05133580A publication Critical patent/JPH05133580A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルタを取外しては給湯器内蔵型レンジフ
ードを使用できないようにする。 【構成】 フィルタ取付口25の近くに開閉式のスイッ
チ31を備え、フィルタ21を一体的に保持する枠体2
2をねじ23でフィルタ取付口25に装着すると、スイ
ッチ31のノブ32が枠体22により押し付けられて接
点34がオンし、排気運転が可能になる。フィルタ21
が汚れてねじ23を緩め、枠体22がフィルタ取付口2
5から取り外されると、ノブ32がスプリング33の付
勢力により孔29から突出し、接点34がオフして排気
運転を自動的に停止する。 【効果】 排気運転にはフィルタの取り付けが義務化さ
れ、フィルタ取り外し状態での使用を不可として調理油
煙の器具内への直接的な侵入を防止でき、器具使用の安
全性を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は台所等で発生した油煙を
室外に排気する排気扇と台所等で使用する湯を供給する
給湯器を内蔵したレンジフードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、台所の空間を有効に利用するため
に、台所内に設置される各設備機器の高性能化、複合
化、コンパクト化の要望が強まってきた。
【0003】そして、従来の台所に設置されるレンジフ
ードは例えば図3に示すように、ガス器具台7上のガス
コンロ8の上方に位置してフード3が壁9に固定されて
いる。このフード3の内部に設けた排気扇5により、ガ
スコンロ8で加熱調理中に発生する油煙Aはフィルタ1
を通過して大半の油成分は除去される。油成分等が付着
して汚れたフィルタ1は図4に示すように、クリーニン
グの容易化のためにねじ2にてフード3に止められてお
り、ねじ2を緩めれば簡単に取外せる構成となってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成で
は、フィルタ1が汚れて排気扇5の排気が悪くなり、フ
ィルタ1を取外したまま使用されると、油煙Aがフード
3内に直接侵入し、排気扇5で吸引しているとはいえフ
ード3内に油成分が多量に侵入する。そして、排気扇5
のファン6に油成分が付着し、油成分に埃等が付着して
排気扇5の排気能力が低下したり、排気扇5の排気煙道
10等にも油煙Aや埃が付着して火災危険が懸念され
た。また、フード3内部の電気部品11等に油成分が付
着して誤動作を生じる等の不具合いもあり、短期間のつ
もりのフィルタ1の不使用が大きな問題点となってい
た。
【0005】本発明はかかる従来の課題を解消するもの
で、フィルタを取外したときには器具の運転を停止し、
早急なフィルタの取付けを義務化して使用の安全を図る
ようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、上記した目的を
達成するために、本発明の給湯器内蔵型レンジフードの
第1手段は、調理による油成分を含んだ排気発生箇所の
上部に配置し、かつ給湯器と排気扇を内蔵した本体と、
排気扇で吸引した前記排気を外部に排気誘導する煙道
と、上記本体に取付け、上記排気を通過させて油成分を
除去するフィルタと、フィルタを一体的に保持する枠体
と、枠体を嵌合してねじ締結するねじ孔を有した前記本
体のフィルタ取付口と、フィルタ取付口に枠体をねじ締
結するねじ、およびねじ締結すると枠体がノブを押し付
けて接点がオンするスイッチと、スイッチのON信号に
より前記給湯器と排気扇の運転を可能にする制御器を備
えたものである。
【0007】また、本発明の第2手段は、前記煙道内ま
たは排気扇の吸気口に配置して排気扇を停止したとき、
自然ドラフトによる排気扇からの排気を抑制する通気制
御装置を備えたものである。
【0008】
【作用】上記した第1手段により、本発明の給湯器内蔵
型レンジフードは、フィルタに調理油煙の油成分や埃が
付着し、排気扇の排気能力が低下して排気が不具合いに
なったとき、ねじを緩めて枠体をフィルタ取付口から取
外すと、枠体によるノブの押し付けが解除されてスイッ
チの接点がオフする。そして、制御器は枠体が再装着さ
れてねじ締結されないとスイッチのオン信号が入力され
ず、給湯器と排気扇の運転を不可にする。このため、フ
ィルタ不使用での排気不良のためフィルタを早急にクリ
ーニングすることが強制でき、フィルタ不使用による排
気運転を排除して器具の調理油煙付着による種々の問題
点を避けることができ、器具使用の安全の維持が図れ
る。
【0009】また上記した第2手段によると、汚れたフ
ィルタを取外して無理にでも自然ドラフトにより排気を
継続させようとしても、通気制御装置が自然ドラフトに
よる排気を抑制し、排気能力を更に低減する。このた
め、フィルタの早急なクリーニングをより強制して器具
使用の安全性を更に高めることができる。なお、冬期の
寒冷時に暖房熱気の無駄な排出を抑制する効果も兼ね備
えることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の給湯器内蔵型レンジフードの
実施例を添付図面にもとづいて説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例を示し、フィルタ
21を枠体22で一体的に保持し、本体としてのフード
24のフィルタ取付口25には枠体22を嵌合する溝2
6と、他方でねじ23のねじ締結用のねじ受部27を有
した支持板28を備える。支持板28の孔29には支持
梁30に固定したスイッチ31の上下に運動するノブ3
2が貫通し、枠体固定側にスプリング33の引張力によ
り突出付勢されている。ノブ32は支持板28にねじ締
結した枠体22により、押し付けを受けると矢印の方向
に移動して接点34が閉じ(オンする)、枠体22を取
り外して押し付け力を取除くと接点34を開く(オフす
る)。
【0012】図2は正面から見た構成を示し、フード2
4内には給湯器35と排気扇36が設けられ、下部には
制御器37を配置している。排気扇36の吸気口38に
は、給湯器35がバーナ40を燃焼して熱交換器41を
加熱後の排気ガスが排気路42より排出される。排気扇
36を出た排気は煙道43に排気誘導されて排気口44
に到り、排気口44には建物外まで排気を誘導排出する
排気筒45を施行接続する。また、煙道43には排気通
路の開度を制御するダンパー46を気密に設け、モータ
ー47で駆動する通気制御装置48を備える。フード2
4は外気との開口を前記排気口44、給湯器35の空気
吸入口49、フィルタ取付口25の3箇所に有し、他の
部分は気密に構成される。また、この構成を横から見る
と図3に示した従来例とは、フィルタ21のフード24
に対する位置と、排気扇36の配置等が類似している。
【0013】上記した構成に基づいて、給湯器35の運
転指示信号が制御器37に入力されると、制御器37は
まず排気扇36を駆動し、次ぎにバーナ40を燃焼して
熱交換器41を加熱して給湯を指示する。熱交換器41
を加熱後の排気ガスは排気路42から排気扇36の吸気
口38を経て、煙道43と排気筒45を介して建物外に
排出される。また、調理を始めるために排気扇36の運
転指示信号が入力されると、制御器37は排気扇36を
停止指示信号が入力されるまで駆動し、調理で生じた油
煙を建物外へ排出する。排気扇36の運転に連動して制
御器37は排気扇36が停止中は閉じ加減に制御してい
たダンパー36を運転時には全開にして排気抵抗を小さ
くする。
【0014】排気扇36が給湯器35の運転時に駆動さ
れたときは、排気扇36には給湯器35の排気ガスに加
えて、フィルタ21からも幾分かの室内空気が吸引され
る。そして、この空気には主に室内の埃が含まれ、油成
分は調理時に排出されなかった残存分が僅かに含まれ、
フィルタ21への付着量は低くなる。一方、調理時には
調理内容にもよるが、油成分を含んだ油煙がフィルタ2
1を通過し、フィルタ21はこの油成分を積極的に除去
する。そして、油成分の透過率を低減して排気扇36の
ファン36aや煙道43、排気筒45への付着量を低減
し、これ等のクリーニング期間の延長化を図っている。
また、ファン36aへの油成分の付着は更に埃の付着を
誘引し、ファ36aが排気能力を低下するのも防止して
いる。
【0015】フィルタ21は積極的、効果的に油成分を
除去するから、使用頻度や使用条件に応じて定期的に掃
除したり、交換したりしてクリーニングが必要な前提に
なっている。もし、汚れたフィルタ21を継続使用しよ
うとしても、排気抵抗が大きくなって排気扇36の排気
能力が低下し油煙がうまく排出できずに台所内に次第に
拡散し、クリーニングが必要なことが判断できる。そし
て、ねじ23を緩めて枠体22をフィルタ取付口25か
ら取り外し、応急的、短期的に排気扇36を運転しよう
としても、枠体22の取り外しによって、押さえがなく
なりノブ32が支持板28の孔29より突出し、スイッ
チ31の接点34がオフする。このため、制御器37が
排気扇36の駆動を自動的に停止し、フィルタ21不使
用での排気扇36の運転が禁止され、油煙による器具内
部の汚れが防止できる。更に制御器37はフィルタ21
が取り外されると、ダンパー46を閉め加減に制御して
自然ドラフトによる排気性能も抑制し、調理の継続を困
難化する。こうして、フィルタ21不使用による油煙の
発生を困難化することにより、器具内部や排気筒45の
汚染が防止でき、火災危険等も回避して安全な器具使用
を図ることができる。また、排気扇36の停止時にはダ
ンパー46を閉め加減にして自然ドラフトも抑えるの
で、冬期の暖房熱気が無駄に屋外に排出されない効果も
期待できる。
【0016】なお、枠体22へのねじ23の取付けは、
ねじ部23aより細径の首部23bに止め輪23cを嵌
合させ、ねじ23の脱落を防止するとともにねじ受部2
7とノブ32の距離pを少く広くし、枠体22を取り外
したとき、一般のワッシャ等でノブ32を押し付けるよ
うに他のねじ等をねじ受部27に仮止めすることは防止
されている。また、スプリング33はノブ32をテープ
類で押し付ける力にも勝てる付勢力を備え、不正な使用
の余地を排除している。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の給湯器内
蔵型レンジフードの請求項1では、フィルタを一体的に
保持した枠体をフィルタ取付口にねじ締結するとき排気
扇の運転を可能にするスイッチと制御器を連動させ、枠
体を取外すと排気扇の運転を自動的に停止させることが
できるから、早急なフィルタの取付けを義務化して器具
使用の安全を図れる。
【0018】また請求項2ではフィルタを取り外して排
気扇が停止したとき通気制御装置が動作して自然ドラフ
トによる排気性能も低減するものであるから、無理な調
理油煙の発生を抑制してフィルタの早期取付けを更に強
く義務化し、器具使用の安全性をより高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給湯器内蔵型レンジフードの一実施例
を示す拡大断面図
【図2】同正面からの内部構成図
【図3】従来例の設置状態の断面図
【図4】同フィルタの取付断面図
【符号の説明】
21 フィルタ 22 枠体 24 フード(本体) 25 フィルタ取付口 31 スイッチ 32 ノブ 36 排気扇 46 ダンパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理による油成分を含んだ排気発生箇所の
    上部に配置し、かつ給湯器と排気扇を内蔵した本体と、
    排気扇で吸引した前記排気を外部に排気誘導する煙道
    と、上記本体に取付け、上記排気を通過させて油成分を
    除去するフィルタと、フィルタを一体的に保持する枠体
    と、枠体を嵌合してねじ締結するねじ孔を有した前記本
    体のフィルタ取付口と、フィルタ取付口に枠体をねじ締
    結するねじ、およびねじ締結すると枠体がノブを押し付
    けて接点がオンするスイッチと、スイッチのON信号に
    より前記給湯器と排気扇の運転を可能にする制御器を備
    えた給湯器内蔵型レンジフード。
  2. 【請求項2】煙道内または排気扇の吸気口に配置して排
    気扇を停止したとき、自然ドラフトによる排気扇からの
    排気を抑制する通気制御装置を備えた請求項1記載の給
    湯器内蔵型レンジフード
JP30007791A 1991-11-15 1991-11-15 給湯器内蔵型レンジフード Pending JPH05133580A (ja)

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JP (1) JPH05133580A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5868127A (en) * 1997-09-12 1999-02-09 Chiang; Chao Cheng Net device for smoke exhauster
JP2013036732A (ja) * 2011-07-12 2013-02-21 Fuji Industrial Co Ltd レンジフード
JP2013036722A (ja) * 2011-08-11 2013-02-21 Fuji Industrial Co Ltd レンジフード及び近接スイッチの取付装置
CN103075754A (zh) * 2013-01-30 2013-05-01 海尔集团公司 一种新型油烟机油网及其安装结构

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