JP6633345B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、吹出口の風向を左右方向に可変する風向板を備えた空気調和機に関する。
従来の空気調和機は特許文献1に開示されている。この空気調和機は空気の吸込口及び吹出口を開口して室内の側壁上部に取り付けられる筐体を備え、吸込口と吹出口とを連通させる空気通路が筐体内に形成される。空気通路には送風機及び熱交換器が配される。また、送風機の下流側の空気通路の上壁には着脱可能な風向板ユニットが設けられる。
風向板ユニットはベース部、複数の縦風向板、連結部及び操作部を有する。ベース部は空気通路の上壁に係合する係合部を有する。縦風向板はベース部上に左右方向に並んで立設され、左右方向に回動可能になっている。連結部は複数の風向板を連結する。操作部は連結部の左右方向中央部に設けられ、使用者が操作部を操作すると風向板が左右方向に回動する。
また、吹出口には筐体に対して着脱可能な複数の横風向板が上下方向に並設されている。横風向板は上下方向に回動可能になっており、吹出口から送出される空気の風向が上下方向に可変される。
送風機の駆動によって吸込口から室内の空気が空気通路に流入し、熱交換器と熱交換した空気が吹出口から室内に送出される。この時、風向板ユニットの操作部の操作により、吹出口から送出される空気の風向が左右方向に可変される。
送風機の回転が停止した状態で、横風向板を取り外した後に使用者が係合部の係合を解除して風向板ユニットを把持して下方に引くと、風向板ユニットが取り外される。これにより、使用者は風向板を容易に清掃することができるとともに、吹出口を介して空気通路や送風機を容易に清掃することができる。
特許第3306250号公報(第4頁、第5頁、第3図)
しかしながら、上記従来の空気調和機によると、使用者は吹出口から空気通路内に手を入れて風向板ユニットと空気通路の上壁との係合を解除する必要がある。このため、風向板ユニットを筐体から取り外す作業が煩雑になり、空気調和機の利便性が低下する問題があった。
本発明は、利便性を向上できる空気調和機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
空気の吸込口及び吹出口を開口する筐体と、
前記筐体に設けられて前記吸込口と前記吹出口とを連通させる空気通路と、
前記空気通路内に配された送風機と、
前記吹出口から送出される空気の風向を左右方向に可変する風向板を有する着脱可能な風向板ユニットと、
を備えた送風装置において、前記風向板ユニットが前記空気通路の下流側の端部の下壁から成るベース部と、前記筐体の底壁を形成する底壁部とを含むことを特徴としている。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記風向板ユニットが前記吹出口の吹出方向に沿ってスライド移動して着脱されると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記筐体内に配される風向板モータと、前記ベース部に回転可能に取り付けられて前記風向板モータの軸部と前記風向板とを連結する連結部とを備え、前記連結部が後端を開放して前記軸部が進入する溝部を有するとともに、前記ベース部に設けた貫通孔に遊嵌支持されると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記溝部の両側壁は後方へ行くほど互いに離れる方向に傾斜していると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記貫通孔が長径を左右方向に配した楕円形に形成されると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記筐体内に配した係合部と、前記風向板ユニットの前記底壁部と前記ベース部との間に配されるとともに付勢部の付勢により前記係合部に係合する移動部材と、前記底壁部に開口する開口部を介して押下可能な押下部とを備え、前記押下部の押下によって前記移動部材が移動して前記係合部との係合が解除されると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記ベース部の外面に凹凸部を設け、前記押下部と前記凹凸部とが左右方向の同じ位置に配置されると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記風向板ユニットの着脱を検知する着脱検知センサを備え、前記風向板ユニットが取り外された際に前記送風機の駆動を禁止すると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記着脱検知センサが押ボタンスイッチから成るとともに、前記着脱検知センサの押ボタンに面したアーム部材を設け、前記風向板ユニットが取り付けられる際に前記アーム部材に摺動して前記押しボタンを押圧すると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、室内の人体を検知する人感センサを備え、前記風向板により人体を避けて前記吹出口から気流を送出すると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記人感センサに連結して前記人感センサの向きを左右方向に可変する操作レバーと、前記操作レバーを覆う開閉可能な蓋部とを備えると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記操作レバーの先端に凹部を設けるとともに前記凹部に嵌合する突起部を前記蓋部に設け、左方に傾倒した前記操作レバーの右側面が前記突起部により係止される第1の状態と、前記操作レバーの前記凹部に前記突起部が嵌合した第2の状態と、右方に傾倒した前記操作レバーの左側面が前記突起部により係止される第3の状態とを択一的に保持して前記人感センサの向きが三方向に可変されると好ましい。
また、本発明は、
空気の吸込口及び吹出口を開口する筐体と、
前記筐体に設けられて前記吸込口と前記吹出口とを連通させる空気通路と、
前記空気通路内に配された送風機と、
室内の人体を検知する人感センサと、
前記吹出口から送出される空気の風向を前記人感センサの検知結果に基づいて左右方向に可変する風向板と、
を備えた空気調和機において、前記人感センサに連結して前記人感センサの向きを左右方向に可変する操作レバーと、前記操作レバーを覆う開閉可能な蓋部とを備えたことを特徴としている。
本発明の空気調和機によると、吹出口から送出される空気の風向を左右方向に可変する風向板を有する着脱可能な風向板ユニットが空気通路の下流側の端部の下壁から成るベース部と、筐体の底壁を形成する底壁部とを含む。これにより、使用者は、吹出口から離れた空気通路内で取り外し作業をすることなく、風向板ユニットを容易に取り外すことができる。したがって、空気調和機の利便性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態の空気調和機を示す斜視図 本発明の第1実施形態の空気調和機を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の空気調和機の風向板ユニットを示す斜視図 本発明の第1実施形態の空気調和機の風向板ユニットを示す側面断面図 本発明の第1実施形態の空気調和機の風向板ユニットを示す上面図 本発明の第1実施形態の空気調和機の風向板ユニットを示す背面断面図 本発明の第1実施形態の空気調和機の風向板ユニットのロック時のロック機構を示す背面断面図 本発明の第1実施形態の空気調和機の風向板ユニットのロック解除時のロック機構を示す背面断面図 本発明の第1実施形態の空気調和機の風向板ユニットの係合部を示す上面断面図 本発明の第1実施形態の空気調和機の風向板ユニットの連結部を示す正面断面図 本発明の第1実施形態の空気調和機の風向板ユニットの連結部を示す底面断面図 本発明の第1実施形態の空気調和機の着脱検知センサを示す断面斜視図 本発明の第1実施形態の空気調和機の着脱検知センサを示す上面図 本発明の第1実施形態の空気調和機の着脱検知センサを示す側面図 本発明の第2実施形態の空気調和機の斜視図 本発明の第2実施形態の空気調和機の人感センサの斜視図 本発明の第2実施形態の空気調和機の人感センサの側面断面図 本発明の第2実施形態の空気調和機の操作レバーの正面図 本発明の第2実施形態の空気調和機の人感センサの左向き時の操作レバーの上面断面図 本発明の第2実施形態の空気調和機の人感センサの正面向き時の操作レバーの上面断面図 本発明の第2実施形態の空気調和機の人感センサの右向き時の操作レバーの上面断面図 本発明の第2実施形態の空気調和機の人感センサの左向き時の正面図 本発明の第2実施形態の空気調和機の人感センサの正面向き時の正面図 本発明の第2実施形態の空気調和機の人感センサの右向き時の正面図 本発明の第3実施形態の空気調和機の風向板ユニットの上面図
<第1実施形態>
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の空気調和機の斜視図を示している。空気調和機1は室内の壁面に設置され、屋外に設置された室外機(不図示)に接続される室内機を構成する。空気調和機1はリモートコントローラ(不図示)の操作により運転開始や運転停止等が指示される。
空気調和機1は室内の側壁W(図2参照)に取り付けられる筐体2を備え、筐体2の前面を形成するフロントパネル3が筐体2に対して着脱可能に設けられる。筐体2は側面後部に設けられた爪部(不図示)を側壁Wの天井面S(図2参照)に近い高さに取り付けられた取付板(不図示)に係合して支持される。
筐体2の上面には左右方向に延びる吸込口4が開口し、筐体2の下部には吹出口5が開口する。吹出口5は筐体2の左右方向に延びる略矩形に形成され、下方に臨んで設けられる。空気調和機1の運転停止時に吹出口5は湾曲した1枚の導風パネル80により閉塞される。
図2は空気調和機1の側面断面図を示している。筐体2の内部には吸込口4と吹出口5とを連通させる空気通路6が設けられる。空気通路6内には空気を送出する送風機7が配される。送風機7の駆動によって吸込口4から室内の空気が空気通路6に流入し、吹出口5から送出される。送風機7としてはクロスフローファンが好適に用いられるが、他の種類の送風機を用いてもよい。
空気通路6内の吸込口4と送風機7との間には熱交換器8が配される。熱交換器8は室外機に配した冷凍サイクルを運転する圧縮機(不図示)に接続され、空気通路6を流通する空気と熱交換を行う。これにより、空気調和機1の冷房運転時及び暖房運転時には導風パネル80を開いて吹出口5から冷気及び暖気が室内にそれぞれ送出される。熱交換器8の下方にはドレンパン9が設けられる。
空気通路6には送風機7と吹出口5との間にダクト状の吹出通路63が形成される。吹出通路63の上下面は上壁63a及び下壁63bにより形成され、左右面は送風機7を軸支する側壁(不図示)により形成される。また、上壁63a及び下壁63bは前方が下方に傾斜し、吹出通路63は傾斜して気流を前方下方に案内する。
吹出通路63内の吹出口5の近傍には風向板ユニット10が筐体2に対して着脱可能に設けられている。風向板ユニット10は左右方向に回動可能な複数の風向板12を有する。これにより、吹出口5から送出される空気の風向が左右方向に可変される。また、筐体2の空気通路6の終端近傍には風向板ユニット10を取付位置まで案内するガイド部材(不図示)が設けられる。風向板ユニット10はガイド部材によって吹出口5の吹出方向に沿ってスライドして着脱される。なお、風向板ユニット10の詳細については後述する。
導風パネル80は、筐体2に設けられて伸縮するアーム部材(不図示)に上下方向に回動可能に支持されている。図2に示すように導風パネル80は空気調和機1の運転停止時には吹出口5を閉塞する。これにより、空気通路6内が視認されず、空気調和機1の美観を向上させることができる。
空気調和機1の冷房運転時に、導風パネル80は一点鎖線Xの位置に回動し、矢印Aに示すように吹出口5から送出される調和空気を水平方向ないし上方に導く。空気調和機1の暖房運転時に、導風パネル80は二点鎖線Yの位置に回動し、矢印Bに示すように吹出口5から送出される調和空気を下方に導く。これにより、吹出口5から送出される調和空気の風向が導風パネル80によって上下方向に可変される。
吸込口4と熱交換器8との間には吸込口4に面して左右方向に延びるフィルタ70が配される。フィルタ70は筐体2の前端部から後端部にわたって配され、吸込口4を介して空気通路6に流入する空気中の塵埃を捕集する。フィルタ70はABS等の合成樹脂で形成された複数段複数列の窓部を有する矩形の枠(不図示)にポリプロピレン製のメッシュ(不図示)を溶着して形成される。フィルタ70の枠の左右端部には筐体2に設けたピニオン(不図示)に噛合するラック(不図示)が形成される。
筐体2にはフィルタ70に付着した塵埃を除去して回収するフィルタ清掃装置50が設けられる。フィルタ清掃装置50はフィルタモータ(不図示)、回転ブラシ51、集塵ボックス52及びガイドフレーム53を備えている。
フィルタモータはフィルタ70のラックに噛合するピニオンを回転駆動する。ガイドフレーム53は筐体2内の上部に配され、フィルタモータの駆動によって移動するフィルタ70を案内する。フィルタモータの駆動によりフィルタ70は吸込口4に対向した捕集位置Cと捕集位置Cに対して上下が反転した反転位置Dとの間を往復移動する。
集塵ボックス52はガイドフレーム53の下方に配置され、筐体2に対して着脱可能になっている。回転ブラシ51は集塵ボックス52上に配され、ブラシ用モータ(不図示)により回転駆動される。回転ブラシ51は移動するフィルタ70上の塵埃を除去し、除去された塵埃は集塵ボックス52内に溜められる。
図3は風向板ユニット10の背面側から見た斜視図を示している。図4は風向板ユニット10の側面断面図を示し、風向板ユニット10が筐体2に取り付けられている様子を示している。図5は風向板ユニット10の上面図を示している。図6は風向板ユニット10の背面断面図を示している。風向板ユニット10は、ベース部11、複数の風向板12、連結部13及び底壁部14を有する。
ベース部11は空気通路6の下流側の端部の下壁63bにより形成される。風向板ユニット10が筐体2に取付けられた際にベース部11の上面はベース部11の上流側の下壁63bの上面と面一になる。ベース部11の両側端部には貫通孔11aと側方に突出する突出部15とが設けられている。貫通孔11aは長径を左右方向に配した略楕円形に形成され、貫通孔11aの左右端部には切欠き部11g(図11参照)が設けられる。複数の風向板12はベース部11上に左右方向に並んで立設され、左右方向に回動可能になっている。
連結部13は、溝部13aを有して貫通孔11aに挿通される挿通部13c(図10参照)と、挿通部13cに接続されて複数の風向板12を連結する連結棒13bとを有する。溝部13aには後述の風向板モータ20の軸部21に設けたキャップ22が着脱可能に嵌合する。挿通部13cの水平断面形状は略円形に形成され、挿通部13cは周面から突出する2つの係合部13d(図11参照)と、係合部13dの上方に設けられてベース部11の上方から貫通孔11aの周縁部を覆うフランジ部13e(図10参照)とを有する。係合部13dを切欠き部11gに挿通させた後に挿通部13cを回転させる。これにより、係合部13dとフランジ部13eとの間に貫通孔11aの周縁部が配され、挿通部13cはベース部11に回転可能で貫通孔11aに遊嵌支持される。
底壁部14はベース部11の前端(空気通路6の下壁63bの終端)に連設されて筐体2の底壁を形成している。また、風向板ユニット10の右部及び左部には風向板ユニット10を筐体2にロックするロック機構100が設けられる。
図7及び図8は風向板ユニット10の左方のロック機構100の背面断面図を示し、それぞれロック時及びロック解除時の様子を示している。右方のロック機構100は左方のロック機構100と同様の構成になっているため、左方のロック機構100を代表して以下説明する。
ロック機構100は、係合部16(図9参照)、付勢部17、移動部材18及び押下部19を有する。図9は筐体2の下端部の左端部の上面断面図を示している。係合部16は筐体2の下端部の左端部に設けられて側面を開口する凹部から成る。係合部16の前方には後方へ行くほど筐体2の左右方向中央部に近づくように傾斜する傾斜面25が設けられる。移動部材18は風向板ユニット10の底壁部14とベース部11との間に配され、コイルバネ等から成る付勢部17により先端部18aが係合部16に係合する方向に付勢されている。移動部材18の右端部には上方へ行くほど左方に傾斜する傾斜部18bが設けられる。
押下部19は底壁部14に開口する開口部14aを介して押下可能になっている。使用者が押下部19を上方に向けて押圧すると、押下部19の先端部19aが移動部材18の傾斜部18上を摺動して移動部材18を右方(図中左方)に移動させる。これにより、先端部18aが右方に移動して先端部18aと係合部16との係合が解除され、風向板ユニット10の筐体2に対するロックが解除される。
図10及び図11は連結部13の挿通部13cの正面断面図及び底面断面図をそれぞれ示している。下壁63bの前端部の後方の筐体2内には風向板モータ20が設けられている。風向板モータ20の軸部21の先端部には断面略矩形のキャップ22が被嵌されている。
溝部13aは後端が開放され、後端よりキャップ22が進入し、脱出することができる。これにより、風向板ユニット10と風向板モータ20の軸部21との連結及び連結解除を容易に行うことができる。キャップ22が溝部13aに嵌合することにより連結部13は軸部21に連結され、軸部21の回転を風向板12に伝達することができる。
図12及び図13は風向板ユニット10の右端部の断面斜視図及び上面断面図を示している。なお、図12及び図13は風向板ユニット10が筐体2に取り付けられている様子を示している。筐体2の下端部の両側端部には着脱検知センサ30が設けられる。
着脱検知センサ30は押ボタンスイッチから成り、押ボタン31及びアーム部材32を有する。アーム部材32はステンレス等の金属から成る短冊状の板により形成され、前端を支点として押ボタン31から離れる方向に付勢されて押ボタン31に面して設けられる。アーム部材32の後端部は上方に凸になるように湾曲して湾曲部32aを形成している。
図14は着脱検知センサ30のアーム部材32の側面図を示している。風向板ユニット10を矢印Sで示すように前方から筐体2に取り付けていくと、突出部15が前方からアーム部材32上を摺動する。その後、突出部15が一点鎖線15´の位置まで到達すると湾曲部32a上に乗り上げ、アーム部材32は一点鎖線32´で示す位置まで押し下げられる。この時、押ボタン31は一点鎖線31´で示す位置までアーム部材32によって押し下げられる。これにより、空気調和機1は風向板ユニット10が筐体2に取付けられていると判断することができる。
風向板ユニット10を筐体2から取り外すと、突出部15によるアーム部材32を介した押ボタン31の押圧が解除される。これにより、空気調和機1は風向板ユニット10が筐体2から取り外されたと判断することができる。この時、送風機7の駆動が禁止される。これにより、風向板ユニット10を取り外した状態で安全に送風機7や空気通路6を清掃することができる。
上記構成の空気調和機1において、使用者がリモートコントローラを操作すると、冷房運転または暖房運転が開始される。冷房運転時には導風パネル80が一点鎖線X(図2参照)で示す位置に回動し、矢印Aで示すように吹出口5から水平方向ないし上方に調和空気が送出される。これにより、室内の冷房が行われる。暖房運転時には導風パネル80が二点鎖線Y(図2参照)で示す位置に回動し、矢印Bで示すように吹出口5から下方に調和空気が送出される。これにより、室内の暖房が行われる。
リモートコントローラの操作により冷房運転及び暖房運転が停止されて例えば空気調和機1の運転回数が所定の上限回数を超えた場合には、フィルタ清掃装置50のフィルタモータが駆動され、ピニオンが回転する。これにより、フィルタ70がガイドフレーム53に沿って捕集位置Cから反転位置Dに向かって移動し、反転位置Dに到達したフィルタ70は捕集位置Cに向かって移動する。この時、回転ブラシ51がブラシ用モータにより回転し、回転ブラシ51によってフィルタ70上の塵埃が除去される。フィルタ70から除去された塵埃は集塵ボックス52内に溜められる。集塵ボックス52を筐体2から取り外して集塵ボックス52内の塵埃を廃棄することができる。
空気調和機1の冷房運転及び暖房運転が停止している時に、リモートコントローラの所定のボタンを押すと、風向板12が筐体2の幅方向(左右方向)に対して垂直になるように配される(図5の状態)。この時、風向板モータ20のキャップ22の長辺が筐体2の幅方向に対して垂直になっている。また、導風パネル80が二点鎖線Y(図2参照)で示す位置に配される。
そして、使用者が押下部19の位置で手指により風向板ユニット10を上下方向に保持しながら押下部19を上方に向けて押圧すると、移動部材18の先端部18aと係合部16との係合が解除され、風向板ユニット10のロックが解除される。その後、使用者は風向板ユニット10を吹出口5の吹出方向に沿ってスライド移動させて風向板ユニット10を取り外す。
この時、風向板ユニット10が空気通路6の下流側の端部の下壁63bから成るベース部11と、筐体2の底壁を形成する底壁部14とを含む。これにより、使用者は、吹出口5から離れた空気通路6内で取り外し作業をすることなく、風向板ユニット10を容易に取り外すことができる。したがって、空気調和機1の利便性を向上させることができる。
また、ロック機構100は空気通路6の外側に配置されているため、ロック機構100は空気通路6内を流通する気流に対して抵抗にならない。したがって、ロック機構100による気流の乱れを防止し、空気調和機1の送風性能の低下を防止することができる。
風向板ユニット10を取り外した後に、使用者は吹出口5を介して空気通路6内や送風機7を容易に清掃することができる。また、風向板12も容易に清掃することができる。したがって、空気調和機1の清掃性を向上させることができる。この時、送風機7の駆動は禁止されているため、送風機7や空気通路6を安全に清掃することができる。
また、風向板ユニット10が筐体2に取り付けられていない際に、リモートコントローラの操作により冷房運転や暖房運転が指示された場合には「風向板ユニットを取り付けて下さい」等の音声で報知が行われる。これにより、使用者に対して風向板ユニット10の取付を容易に促すことができる。なお、筐体2の前面に設けた表示部(不図示)の点灯により、使用者に対して風向板ユニット10の取付を促す報知を行ってもよい。
空気通路6や送風機7の清掃を終了した後に風向板ユニット10を筐体2に取り付ける。この時、移動部材18の先端部18aは筐体2の傾斜面25(図9参照)に押圧されるため、先端部18aは付勢部17の付勢力に抗して移動し、係合部16に到達すると係合部16に係合する。これにより、押下部19を押圧することなく風向板ユニット10を吹出口5の吹出方向に沿ってスライド移動させるだけで、先端部18aは係合部16に係合されて風向板ユニット10は筐体2にロックされる。
本実施形態によると、風向板12を有する着脱可能な風向板ユニット10が空気通路6の下流側の端部の下壁から成るベース部11と、筐体2の底壁を形成する底壁部14とを含む。これにより、使用者は、吹出口5から離れた空気通路6内で取り外し作業をすることなく、風向板ユニット10を容易に取り外すことができる。したがって、空気調和機1の利便性を向上させることができる。
また、風向板ユニット10が吹出口5の吹出方向に沿ってスライド移動して着脱される。これにより、風向板12と空気通路6の上壁との干渉を防止しながら、風向板ユニット10を一層容易に取り外すことができる。
また、風向板ユニット10の連結部13が、後端を開放して風向板モータ20の軸部21が進入する溝部13aを有するとともに、ベース部11に設けた貫通孔11aに遊嵌支持される。これにより、風向板ユニット10の着脱の際に連結部13と風向板モータ20との連結及び連結解除を容易に行うことができる。
なお、風向板ユニット10を取り外す際に使用者の手指が風向板12に接触すると、キャップ22の長辺が筐体2の幅方向に対して傾斜した状態に配される場合がある。この場合でも連結部13は貫通孔11aに遊嵌支持されているため、溝部13aから軸部21を容易に脱出させることができるとともに軸部21を溝部13aに容易に進入させることができる。
また、溝部13aの両側壁は後方へ行くほど互いに離れる方向に傾斜している。これにより、風向板ユニット10を筐体2に取り付ける際に風向板モータ20のキャップ22が容易に溝部13aに進入する。したがって、風向板モータ20と風向板12とを容易に連結することができる。
また、ベース部11の貫通孔11aが長径を左右方向に配した楕円形に形成されるため、連結部13の挿通部13cの左右方向の移動を容易に実現することができる。したがって、風向板ユニット10の着脱の際に連結部13と風向板モータ20との連結及び連結解除を容易に実現することができる。
また、筐体2内に配した係合部16と、風向板ユニット10の底壁部14とベース部11との間に配されるとともに付勢部17の付勢により係合部に係合する移動部材18と、底壁部14に開口する開口部14aを介して押下可能な押下部19とを備える。そして、押下部19の押下によって移動部材18が移動して係合部16との係合が解除される。これにより、使用者は風向板ユニット10を上下方向に保持した状態で容易にロックを解除することができる。
また、風向板ユニット10の着脱を検知する着脱検知センサ30を備え、風向板ユニット10が取り外された際に送風機7の駆動を禁止する。これにより、風向板ユニット10を取り外した状態で送風機7や空気通路6を安全に清掃することができる。
また、着脱検知センサ30が押ボタンスイッチから成るとともに、着脱検知センサ30の押ボタン31に面したアーム部材32を設け、風向板ユニット10が取り付けられる際に突出部15がアーム部材32に摺動して押ボタン31を押圧する。これにより、押ボタン31のストローク(移動距離)が短い場合でも風向板ユニット10を筐体2に取り付けた際に確実に押ボタン31を押圧することができる。したがって、着脱検知センサ30の誤検知を防止することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図15は第2実施形態の空気調和機の斜視図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図14に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。第2実施形態では人感センサ40を設けている点で第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
筐体2の下部で吹出口5の上方には室内の人体を検知する人感センサ40が筐体2の前方下方を向くように取り付けられている。人感センサ40は赤外線センサから成り、室内の人体を検知する。人感センサ40は左右方向で所定の視野角(例えば60°)を有する。
図16及び図17は人感センサ40の斜視図及び側面断面図をそれぞれ示している。人感センサ40は筐体2に開口する開口部40a内に配される。開口部40aの上方には前面に開口部40bを開口した収納室40cが設けられ、収納室40c内には操作レバー41が設けられる。
操作レバー41は後端に設けた回転軸41aを介して人感センサ40に連結されている。操作レバー41及び人感センサ40は回動軸41aを中心に左右方向に回動可能になっている。操作レバー41の前端には凹部41aが凹設され、操作レバー41の前部で凹部41aの後方には上方に突出する半球形状の凸部41bが設けられる。図18に示すように、収納室40cの上壁の前部には凸部41bが嵌合する複数(本実施形態では3個)の窪み部40dが左右方向に並設されている。
また、操作レバー41の前方には操作レバー41を覆う開閉可能な樹脂製の蓋部42が設けられる。蓋部42は下端を水平軸で筐体2に軸支され、蓋部42の上端部の背面には後方に突出して操作レバー41の凹部41aに嵌合する突起部42aが設けられている。
蓋部42の両側端部には筐体2に設けた係合孔42cに係合される係合爪42bが設けられ、蓋部42の上端には摘持部42dが設けられる。筐体2の摘持部42dに対向する位置には段差部40gが設けられ、蓋部42を閉じた状態で摘持部42dと段差部40gとの間には所定の隙間が設けられる。これにより、閉じた状態の蓋部42の摘持部42dを容易に摘持することができる。また、蓋部42は人感センサ40に対向する位置に開口部42fを開口する。
空気調和機1の設置者は摘持部42dを摘持して蓋部42を開く。この時、係合爪42bは弾性変形して係合孔42cとの係合が解除される。空気調和機1を側壁Wの右端部に設置した場合には、操作レバー41を回動軸41aを中心に左右方向に回動させて凸部41bを左方の窪み部40dに嵌合させる。これにより、図19に示すように操作レバー41は左方に傾倒して操作レバー41の左側面は収納室40cの左側面に当接する。そして、蓋部42を閉じると、操作レバー41の右側面が突起部42aにより係止され、人感センサ40は図22に示すように左向きの状態で保持される。
また、設置者が空気調和機1を側壁Wの左右方向の中央部に設置した場合には、操作レバー41を回動させて凸部41bを中央の窪み部40dに嵌合させる。そして、蓋部42を閉じると、図20に示すように操作レバー41の凹部41aに蓋部42の突起部42aが嵌合し、人感センサ40は図23に示すように正面向きの状態で保持される。
また、設置者が空気調和機1を側壁Wの左端部に設置した場合には、操作レバー41を回動させて凸部41bを右方の窪み部40dに嵌合させる。これにより、図21に示すように操作レバー41は右方に傾倒して操作レバー41の右側面は収納室40cの右側面に当接する。そして、蓋部42を閉じると、操作レバー41の左側面が突起部42aにより係止され、人感センサ40は図24に示すように右向きの状態で保持される。
以上のように、操作レバー41の操作により人感センサ40の向きが左右方向に可変される。これにより、室内での空気調和機1の設置位置に応じて人感センサ40の検知領域を最適化することができ、室内の人体を確実に検知することができる。
この時、設置者は人感センサ40に触れずに人感センサ40の向きを変更することができる。これにより、手指の接触による人感センサ40の汚染を防止することができる。
上記構成の空気調和機1において、冷房運転時または暖房運転時に人感センサ40により室内の人体が検知されると、風向板ユニット10の風向板12が左右方向に回動して吹出口5から人体を避けて気流が送出される。これにより、使用者に直接風が当たり続けることを防止して使用者の健康被害を低減することができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、室内の人体を検知する人感センサ40を備え、風向板ユニット10の風向板12により人体を避けて吹出口5から気流を送出する。これにより、使用者に直接風が当たり続けることを防止して健康被害を低減することができる。
また、人感センサ40に連結して人感センサ40の向きを左右方向に可変する操作レバー41を備える。これにより、空気調和機1の設置者は人感センサ40に触れずに人感センサ40の向きを変更することができる。したがって、手指の接触による人感センサ40の汚染を低減することができる。また、操作レバー41は蓋部42により覆われるため、設置者や使用者の意図しない人感センサ40の向き変更が防止される。
また、左方に傾倒した操作レバー41の右側面が突起部42aにより係止される状態(第1の状態)と、操作レバー41の凹部41aに突起部42aが嵌合する状態(第2の状態)と、右方に傾倒した操作レバー41の左側面が突起部42aにより係止される状態(第3の状態)とを択一的に保持して人感センサ40の向きが三方向に可変される。
これにより、人感センサ40の向きを空気調和機1の設置位置に応じて調整した状態で人感センサ40を確実に保持することができる。したがって、人感センサ40の検知領域を容易に最適に維持することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図25は第3実施形態の空気調和機1の風向板ユニット10の上面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図14に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では風向板ユニット10のベース部11の構成が第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
ベース部11の上面(外面)には左右方向に延びる線状の複数の突部11bが前後方向に所定周期で並設されている。突部11bと押下部19とは左右方向の同じ位置に配置されている。突部11bはベース部11の平坦面11cよりも上方に突出し、突部11bの高さ(平坦面11cからの突出量)は約0.5mmに形成される。突部11bと隣接する突部11b間の平坦面11cとにより凹凸11dが形成される。
これにより、風向板ユニット10の取り外しの際に、使用者が押下部19の位置で手指により風向板ユニット10を上下方向に保持した場合に凹凸部11dが滑り止めになり、使用者は押下部19を上方に向けて押圧しながら風向板ユニット10を確実に把持することができる。したがって、空気調和機1の利便性を一層向上させることができる。
なお、突部11bの高さが約1mm以下であれば、突部11bは空気通路6内を流通する気流に対して大きな抵抗にならず、空気調和機1の送風性能に対して大きな支障はない。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、ベース部11の外面に凹凸部11dを設け、押下部19と凹凸部11dとが左右方向の同じ位置に配置される。これにより、風向板ユニット10の取り外しの際に使用者は風向板ユニット10を確実に把持することができる。
なお、本実施形態において、線状の突部11bに替えて、ベース部11の外面にドット状の突部をマトリクス状に配置して凹凸部を形成してもよい。
また、本実施形態の凹凸部11dと同様な凹凸部を第2実施形態の空気調和機1に設けてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、本発明の実施形態のうちいくつか又はすべてを組み合わせて用いてもよい。
本発明によると、吹出口の風向を左右方向に可変する風向板を備えた空気調和機に利用することができる。
1 空気調和機
2 筐体
3 フロントパネル
4 吸込口
5 吹出口
6 空気通路
7 送風機
8 熱交換器
9 ドレンパン
10 風向板ユニット
11 ベース部
11a 貫通孔
11d 凹凸部
12 風向板
13 連結部
13a 溝部
14 底壁部
15 突出部
16 係合部
17 付勢部
18 移動部材
19 押下部
20 風向板モータ
21 軸部
22 キャップ
30 着脱検知センサ
31 押ボタン
32 アーム部材
40 人感センサ
41 操作レバー
41a 凹部
42 蓋部
42a 突起部
50 フィルタ清掃装置
51 回転ブラシ
52 集塵ボックス
53 ガイドフレーム
70 フィルタ
80 導風パネル
100 ロック機構

Claims (10)

  1. 空気の吸込口及び吹出口を開口する筐体と、
    前記筐体に設けられて前記吸込口と前記吹出口とを連通させる空気通路と、
    前記空気通路内に配された送風機と、
    前記吹出口から送出される空気の風向を左右方向に可変する風向板を有する着脱可能な風向板ユニットと、
    を備えた空気調和機において、前記風向板ユニットが前記空気通路の下流側の端部の下壁から成るベース部と、前記筐体の底壁を形成する底壁部とを含み、
    前記風向板ユニットが前記吹出口の吹出方向に沿ってスライド移動して着脱されることを特徴とする空気調和機。
  2. 空気の吸込口及び吹出口を開口する筐体と、
    前記筐体に設けられて前記吸込口と前記吹出口とを連通させる空気通路と、
    前記空気通路内に配された送風機と、
    前記吹出口から送出される空気の風向を左右方向に可変する風向板を有する着脱可能な風向板ユニットと、
    を備えた空気調和機において、前記風向板ユニットが前記空気通路の下流側の端部の下壁から成るベース部と、前記筐体の底壁を形成する底壁部とを含むとともに、
    前記筐体内に配される風向板モータと、前記ベース部に回転可能に取り付けられて前記風向板モータの軸部と前記風向板とを連結する連結部とを備え、
    前記連結部が後端を開放して前記軸部が進入する溝部を有するとともに、前記ベース部に設けた貫通孔に遊嵌支持されることを特徴とする空気調和機。
  3. 前記溝部の両側壁は後方へ行くほど互いに離れる方向に傾斜していることを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  4. 前記貫通孔が長径を左右方向に配した楕円形に形成されることを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  5. 空気の吸込口及び吹出口を開口する筐体と、
    前記筐体に設けられて前記吸込口と前記吹出口とを連通させる空気通路と、
    前記空気通路内に配された送風機と、
    前記吹出口から送出される空気の風向を左右方向に可変する風向板を有する着脱可能な風向板ユニットと、
    を備えた空気調和機において、前記風向板ユニットが前記空気通路の下流側の端部の下壁から成るベース部と、前記筐体の底壁を形成する底壁部とを含むとともに、
    前記筐体内に配した係合部と、前記風向板ユニットの前記底壁部と前記ベース部との間に配されるとともに付勢部の付勢により前記係合部に係合する移動部材と、前記底壁部に開口する開口部を介して押下可能な押下部とを備え、
    前記押下部の押下によって前記移動部材が移動して前記係合部との係合が解除されることを特徴とする空気調和機。
  6. 前記ベース部の外面に凹凸部を設け、前記押下部と前記凹凸部とが左右方向の同じ位置に配置されることを特徴する請求項に記載の空気調和機。
  7. 空気の吸込口及び吹出口を開口する筐体と、
    前記筐体に設けられて前記吸込口と前記吹出口とを連通させる空気通路と、
    前記空気通路内に配された送風機と、
    前記吹出口から送出される空気の風向を左右方向に可変する風向板を有する着脱可能な風向板ユニットと、
    を備えた空気調和機において、前記風向板ユニットが前記空気通路の下流側の端部の下壁から成るベース部と、前記筐体の底壁を形成する底壁部とを含むとともに、
    前記風向板ユニットの着脱を検知する着脱検知センサを備え、前記風向板ユニットが取り外された際に前記送風機の駆動を禁止することを特徴とする空気調和機。
  8. 前記着脱検知センサが押ボタンスイッチから成るとともに、前記着脱検知センサの押ボタンに面したアーム部材を設け、前記風向板ユニットが取り付けられる際に前記アーム部材に摺動して前記押ボタンを押圧することを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  9. 空気の吸込口及び吹出口を開口する筐体と、
    前記筐体に設けられて前記吸込口と前記吹出口とを連通させる空気通路と、
    前記空気通路内に配された送風機と、
    前記吹出口から送出される空気の風向を左右方向に可変する風向板を有する着脱可能な風向板ユニットと、
    を備えた空気調和機において、前記風向板ユニットが前記空気通路の下流側の端部の下壁から成るベース部と、前記筐体の底壁を形成する底壁部とを含むとともに、
    室内の人体を検知する人感センサと、前記人感センサに連結して前記人感センサの向きを左右方向に可変する操作レバーと、前記操作レバーを覆う開閉可能な蓋部とを備え、前記風向板により人体を避けて前記吹出口から気流を送出することを特徴とする空気調和機。
  10. 前記操作レバーの先端に凹部を設けるとともに前記凹部に嵌合する突起部を前記蓋部に設け、左方に傾倒した前記操作レバーの右側面が前記突起部により係止される第1の状態と、前記操作レバーの前記凹部に前記突起部が嵌合した第2の状態と、右方に傾倒した前記操作レバーの左側面が前記突起部により係止される第3の状態とを択一的に保持して前記人感センサの向きが三方向に可変されることを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
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