JP6297861B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気中の塵埃を捕集するフィルタを備えた空気調和機に関する。
空気中の塵埃を捕集するフィルタを備えた空気調和機は特許文献1〜3に開示される。特許文献1に開示される空気調和機は吸込口及び吹出口を開口した筐体を備え、吸込口と吹出口とを連通させる空気通路が筐体内に形成される。空気通路には送風機及び熱交換器が配される。送風機の駆動によって吸込口から室内の空気が空気通路に流入し、熱交換器と熱交換した空気が吹出口から室内に送出される。吸込口には空気通路に流入する空気中に含まれる塵埃を捕集するフィルタが配される。
また、筐体内にはフィルタを清掃するフィルタ清掃装置が設けられる。フィルタ清掃装置はフィルタを移動させ、フィルタの吸気面に摺動する第1回転ブラシによりフィルタ上の塵埃を除去する。フィルタから除去された塵埃は筐体に対して着脱可能な集塵部に集塵される。集塵部は左端部から左方へ突出する第1突出部及び右端部から右方へ突出する第2突出部を有する。第1突出部は集塵部に固設されるとともに、第2突出部は付勢部材により右方に突出する方向に付勢される。筐体には第1突出部の先端部及び第2突出部の先端部が嵌合する第1孔部及び第2孔部がそれぞれ設けられる。
上記構成の空気調和機において、使用者が第2突出部の先端部を付勢力に抗して左方(集塵部側)に押すと第2突出部が第2孔部から抜ける。そして、集塵部の第2突出部側の端部を手前に引いた後に第1突出部を第1孔部から抜くと集塵部は筐体から取り外される。これにより、集塵部に集塵された塵埃を廃棄することができる。
特許文献2に開示される空気調和機は、特許文献1に開示される空気調和機と同様なフィルタ清掃装置にさらに第2回転ブラシを備える。第2回転ブラシは第1回転ブラシに近接対向してフィルタの排気面に当接し、フィルタを移動させるモータにより回転する。この時、第2回転ブラシはフィルタの移動速度と同じ周速で回転し、第1回転ブラシによりフィルタの吸気面上から排気面側へ押し出される塵埃を吸気面側に押し戻す。これにより、フィルタ上の塵埃を確実に除去することができる。
特許文献3に開示される空気調和機は特許文献1、2に開示される空気調和機と同様に送風機及び熱交換器を配した空気通路を筐体内に備え、吸込口には筐体に対して着脱可能なフィルタが配される。空気通路にはフィルタと送風機との間から分岐して筐体外部に連通する連通路が設けられる。連通路には笛部が設けられる。
塵埃によりフィルタが目詰まりすると、フィルタと送風機との間の空気通路内の圧力と筐体外部の圧力との差(差圧)が大きくなる。これにより、筐体外部から連通路に流入する空気の風量が多くなり、笛部から警告音が発生する。したがって、塵埃によるフィルタの目詰まりを容易に検知して報知することができる。
特開2010−197014号公報(第5−7頁、第9図) 特開2010−249358号公報(第6頁、第7頁、第5図、第7図) 実開昭59−113130号(第3頁、第4頁、図)
上記特許文献1に開示された空気調和機によると、筐体から集塵部を取り外す際に使用者は一方の手指で集塵部を支持した上で、他方の手指で第2突出部を押して第2孔部から抜く。このため、筐体から集塵部を取り外す際に両手が塞がるとともに手間がかかり、空気調和機の利便性が低下する問題があった。
また、特許文献2に開示された空気調和機によると、第2回転ブラシに付着した塵埃がフィルタに再付着し、フィルタの清掃が不十分になる問題があった。
また、特許文献3に開示された空気調和機によると、フィルタが目詰まりしていない際に、室内の空気がフィルタを介さずに空気通路に流入する場合がある。このため、塵埃による空気通路の汚染や熱交換器の目詰まりが生じ、空気調和能力が低下する問題があった。
また、特許文献1、2の集塵部や特許文献3のフィルタを筐体から取り外す際に、集塵部に集塵された塵埃やフィルタに付着した塵埃が居室内へ飛散したり、床面に落下したりするおそれがある。このため、空気調和機のメンテナンス性が低下する問題があった。
本発明は、利便性を向上できる空気調和機を提供することを目的とする。また本発明は、清掃性を向上できる空気調和機を提供することを目的とする。また本発明は、フィルタの目詰まりを容易に検知できるとともに空気調和能力を向上できる空気調和機を提供することを目的とする。また本発明は、メンテナンス性を向上できる空気調和機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、吸込口及び吹出口を開口する筐体と、前記吸込口と前記吹出口とを連通させる空気通路と、前記空気通路内に配される送風機と、前記空気通路内に配される熱交換器と、前記空気通路に流入する空気に含まれる塵埃を捕集するフィルタと、前記フィルタに付着した塵埃を除去する除塵部と、前記筐体に対して着脱可能に設けられるとともに前記除塵部により前記フィルタから除去された塵埃を集塵する集塵部とを備えた空気調和機において、
前記集塵部は、前記筐体の前面下部に配して塵埃を溜める容器部と、使用者の把持により変位する把持部と、前記把持部に連結して前記筐体に係合するレバー部材とを有し、
前記把持部を把持した際に前記レバー部材と前記筐体との係合が解除されるとともに、前記把持部を把持した状態で前記集塵部が着脱されることを特徴としている。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記容器部が左右方向に延びて設けられるとともに、前記把持部を前記容器部の左右方向の中央部に配して前記レバー部材を前記容器部の側面上に配し、前記把持部の側方に延びた連結部材を介して前記把持部と前記レバー部材とを連結すると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記連結部材は、前記把持部と一体に形成して前記把持部の両側方に延びるとともに端部が前記容器部の側面に軸支される棒状部と、前記棒状部の前記端部から上方または下方に延びる第1アーム部とを有し、前記容器部の側面に軸支した前記レバー部材が第1アーム部に係合する第2アーム部を有すると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記連結部材の材質が前記容器部の側面及び第2アーム部の材質と異なると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記把持部の色が前記容器部の前面の色と異なると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記レバー部材を前記集塵部の上部に配し、前記筐体に設けられた係止部に係合する係合部を前記集塵部の底面に設けると好ましい。
また本発明は、吸込口及び吹出口を開口する筐体と、前記吸込口と前記吹出口とを連通させる空気通路と、前記空気通路内に配される送風機と、前記空気通路内に配される熱交換器と、前記空気通路に流入する空気に含まれる塵埃を捕集するフィルタと、前記フィルタに対して相対移動して前記フィルタに付着した塵埃を除去する除塵部と、前記筐体に対して着脱可能に設けられるとともに前記除塵部により前記フィルタから除去された塵埃を集塵する集塵部とを備えた空気調和機において、
前記除塵部は、前記フィルタの吸気面に摺動する除塵体と、前記除塵体に対向して前記フィルタの排気面に当接する当接部とを有し、前記除塵部を前記フィルタ上に配して前記フィルタを除塵する第1清掃モードと、前記フィルタ及び前記除塵部の一方を他方から退避して前記除塵体により前記当接部を清掃する第2清掃モードとを設けたことを特徴としている。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記フィルタが前記筐体の左右方向に延びて配されるとともに、前記除塵体及び前記当接部が前記筐体の下部に支持された左右方向に延びる回転体から成り、第1清掃モード時に前記除塵体及び前記当接部を回転させて前記フィルタが前記除塵体と前記当接部との間をスライド移動するとともに、第2清掃モード時に前記フィルタを停止して前記除塵体及び前記当接部を回転させると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、第1清掃モードの実行頻度が所定頻度を超えた場合に第2清掃モードを行うと好ましい。
また本発明は、吸込口及び吹出口を開口する筐体と、前記吸込口と前記吹出口とを連通させる空気通路と、前記空気通路内に配される送風機と、前記空気通路内に配される熱交換器と、前記空気通路に流入する空気に含まれる塵埃を捕集するフィルタと、前記フィルタを介さずに前記フィルタの上流側と下流側とを連通させる第1バイパス通路と、第1バイパス通路に配して前記フィルタの上流側と下流側との間の差圧が所定値以上になると開く第1開閉弁と、第1開閉弁の開放を検知する第1検知部とを備えたことを特徴としている。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、第1バイパス通路の流路を絞る第1流路抵抗を第1開閉弁の下流に設けると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記熱交換器を介さずに前記熱交換器の上流側と下流側とを連通させる第2バイパス通路と、第2バイパス通路に配して前記熱交換器の上流側と下流側との間の差圧が所定値以上になると開く第2開閉弁と、第2開閉弁の開放を検知する第2検知部とを備えると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、第2バイパス通路の流路を絞る第2流路抵抗を第2開閉弁の下流に設けると好ましい。
また本発明は、吸込口及び吹出口を開口する筐体と、前記吸込口と前記吹出口とを連通させる空気通路と、前記空気通路内に配される送風機と、前記空気通路内に配される熱交換器と、前記空気通路に流入する空気に含まれる塵埃を捕集するとともに着脱可能なフィルタとを備えた空気調和機において、
前記フィルタの取り外し時に前記フィルタから脱落する塵埃を回収する袋状部材を保持可能な保持部を前記フィルタの近傍に設けたことを特徴としている。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記フィルタが前記筐体の前面に配されるとともに、前記保持部が前記筐体上の前記フィルタの両側方に配して前記袋状部材を掛けるフックから成り、前記筐体上の前記フィルタよりも下方に配して前記袋状部材の前記筐体に対する離隔を規制する規制部を設けると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記フィルタが前記筐体の前面に配されるとともに、前記保持部が前記筐体の前面に沿って収納される位置と前記筐体の前方へ突出して前記袋状部材を保持する位置との間を回動可能に形成されると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記保持部は環状の枠体と、前記枠体に可動に支持されるとともに前記枠体に内嵌する位置に配置可能な可動部とを有し、前記枠体に掛止した前記袋状部材の周部を前記枠体及び前記可動部によって挟持すると好ましい。
また、本発明は上記構成の空気調和機において、前記フィルタを除塵する除塵部と、前記筐体に対して着脱可能に設けられるとともに前記除塵部により前記フィルタから除去された塵埃を集塵する集塵部とを備え、前記保持部に保持された前記袋状部材によって前記集塵部の取り外し時に前記集塵部から脱落する塵埃を回収すると好ましい。
本発明によると、把持部を把持した際に把持部が変位して集塵部のレバー部材と筐体との係合が解除されるとともに、把持部を把持した状態で集塵部が筐体に対して着脱される。これにより、使用者は把持部を把持するのみで集塵部を筐体から取り外すことができる。したがって、空気調和機の利便性を向上させることができる。
また本発明によると、除塵部をフィルタ上に配してフィルタを除塵する第1清掃モードと、フィルタ及び除塵部の一方を他方から退避して除塵体により当接部を清掃する第2清掃モードとを設けている。これにより、当接部に付着した塵埃を除塵体によって容易に除去することができる。したがって、空気調和機の清掃性を向上させることができる。
また本発明によると、フィルタを介さずにフィルタの上流側と下流側とを連通させる第1バイパス通路と、第1バイパス通路に配してフィルタの上流側と下流側との間の差圧が所定値以上になると開く第1開閉弁と、第1開閉弁の開放を検知する第1検知部とを備えている。これにより、フィルタの目詰まりがない状態において、フィルタを通過していない室内空気の空気通路への流入を防止することができる。また、フィルタの目詰まりによる第1開閉弁の開放が第1検知部により検知される。したがって、フィルタの目詰まりを容易に検知できるとともに空気通路の汚染や熱交換器の目詰まりを防止し、空気調和機の空気調和能力を向上させることができる。
また本発明によると、フィルタの取り外し時にフィルタから脱落する塵埃を回収する袋状部材を保持可能な保持部をフィルタの近傍に設けている。これにより、筐体からフィルタを取り外した際にフィルタから脱落した塵埃は袋状部材内に回収される。したがって、フィルタ上の塵埃の室内への飛散や床面への落下を防止することができ、空気調和機のメンテナンス性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態の空気調和機を示す斜視図 本発明の第1実施形態の空気調和機を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の空気調和機の空気通路の要部の概略を示した側面断面図 本発明の第1実施形態の空気調和機のフロントパネルを取り外した状態を示す斜視図 本発明の第1実施形態の空気調和機の集塵部を示す斜視図 本発明の第1実施形態の空気調和機の集塵部を示す分解斜視図 本発明の第1実施形態の空気調和機の集塵部を示す側面図であってレバー部材が係合部に係合している様子を示す図 本発明の第1実施形態の空気調和機の集塵部を示す側面図であってレバー部材と係合部との係合が解除されている様子を示す図 本発明の第1実施形態の空気調和機のフロントパネルを取り外してフック部により袋状部材を保持した様子を示す斜視図 本発明の第1実施形態の空気調和機のフィルタ清掃装置の動作を示すフローチャート 本発明の第2実施形態の空気調和機の空気通路の要部の概略を示した側面断面図 本発明の第2実施形態の空気調和機のフロントパネルを取り外した状態を示す斜視図 本発明の第2実施形態の空気調和機のフロントパネルを取り外して枠状部材により袋状部材を保持した様子を示す斜視図 本発明の第2実施形態の空気調和機の枠状部材を示す斜視図 本発明の第2実施形態の空気調和機の集塵部を示す側面図であってレバー部材が係合部に係合している様子を示す図 本発明の第2実施形態の空気調和機の集塵部を示す側面図であってレバー部材と係合部との係合が解除されている様子を示す図 本発明の第3実施形態の空気調和機の集塵部を示す側面図であってレバー部材が係合部に係合している様子を示す図 本発明の第3実施形態の空気調和機の集塵部を示す側面図であってレバー部材と係合部との係合が解除されている様子を示す図
<第1実施形態>
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1及び図2は第1実施形態の空気調和機の斜視図及び側面断面図をそれぞれ示している。空気調和機1は室内の壁面に設置され、屋外に設置された室外機(不図示)に接続される室内機を構成する。
空気調和機1は室内の側壁Wに取り付けられる筐体2を備え、筐体2の前面を形成するフロントパネル3が筐体2に対して着脱可能に設けられる。筐体2は側面後部に設けられた爪部(不図示)を側壁Wの天井面Sに近い高さに取り付けられた取付板(不図示)に係合して支持される。
筐体2の上面には左右方向に延びる吸込口4が開口し、筐体2の前面下部にはフロントパネル3の下方に吹出口5が開口する。吹出口5は筐体2の左右方向に延びる略矩形に形成され、前方下方に臨んで設けられる。
筐体2の内部には吸込口4と吹出口5とを連通させる空気通路6が設けられる。空気通路6内には空気を送出する送風機7が配される。送風機7の駆動によって吸込口4から室内の空気が空気通路6に流入し、吹出口5から送出される。送風機7としてはクロスフローファンが好適に用いられるが、他の種類の送風機を用いてもよい。
空気通路6内の吸込口4と送風機7との間には熱交換器8が配される。熱交換器8は室外機に配した冷凍サイクルを運転する圧縮機(不図示)に接続され、空気通路6を流通する空気と熱交換を行う。これにより、空気調和機1の冷房運転時及び暖房運転時には吹出口5からそれぞれ冷気及び暖気が室内に送出される。熱交換器8の下方にはドレンパン9が設けられる。
空気通路6には送風機7と吹出口5との間にダクト状の吹出通路63が形成される。吹出通路63は上下面が上壁63a及び下壁63bにより形成され、左右面が送風機7を軸支する側壁(不図示)により形成される。また、上壁63a及び下壁63bは前方が下方に傾斜し、吹出通路63は傾斜して気流を前方下方に案内する。
吹出通路63内の吹出口5の近傍には縦ルーバー(不図示)及び横ルーバー40が配される。縦ルーバーは筐体2の左右方向(幅方向)に複数並設され、上壁63a及び下壁63bに軸支して回動可能になっている。これにより、吹出口5から送出される気流の左右方向の風向を可変することができる。横ルーバー40は上下方向に複数並設され、吹出通路63の側壁に軸支して回動可能になっている。これにより、吹出口5から送出される気流の上下方向の風向を可変することができる。
吸込口4と熱交換器8との間には吸込口4に面して左右方向に延びたフィルタ11が配される。フィルタ11は筐体2の前面から上面にかけて配される。フィルタ11は空気通路6に流入する空気中の塵埃を捕集する。フィルタ11はABS等の合成樹脂で形成された複数段複数列の窓部を有する矩形の枠(不図示)にポリプロピレン製のメッシュ(不図示)を溶着して形成される。枠の左右端部には筐体2に設けたピニオン(不図示)に噛合するラック(不図示)が形成される。
図3は空気調和機1の空気通路6の要部の概略を示した側面断面図である。矢印Sは冷房運転時または暖房運転時の気流を示している。空気通路6はフィルタ11と送風機7との間から分岐してフィルタ11を介さずにフィルタ11の上流側と下流側とを連通させる第1バイパス通路61を有する。第1バイパス通路61には第1開閉弁31、第1検知部41及びニードルバルブ51(第1流路抵抗)が設けられる。
第1開閉弁31は逆止弁から成り、フィルタ11の下流側から上流側への気流の流通を阻止し、第1開閉弁31の両端の差圧に応じて開放してフィルタ11の上流側から下流側に気流を流通させる。すなわち、フィルタ11の上流側と下流側との間の差圧が第1開閉弁31の作動圧以上になると第1開閉弁31は開放される。第1検知部41は例えば笛部から成る。第1開閉弁31が開放されると気流が第1バイパス通路61を流通して笛部を鳴らす。これにより、第1検知部41は第1開閉弁31の開放を容易に検知することができる。なお、第1検知部41は例えばマスフローセンサから成ってもよい。
ニードルバルブ51は第1開閉弁31の下流に配され、第1バイパス通路61を流通する気流の流路を絞る。これにより、第1開閉弁31の上流側と下流側との間の差圧を可変することができる。したがって、フィルタ11の目詰まりを検知する感度を容易に調整することができる。なお、ニードルバルブ51に替えて、例えば多孔質体や細管を設けて気流の流路を絞ってもよい。
後述のように空気調和機1はフィルタ清掃装置10を備えているが、空気調和機1の設置場所(例えば、台所のように油汚れが多い場所など)によってはフィルタ11の目詰まりが生じる場合がある。
フィルタ11が目詰まりしていない場合には、フィルタ11の上流側と下流側との間の差圧が小さいため、第1開閉弁31は閉じている。これにより、第1バイパス通路61は閉じられるため、フィルタ11を通過していない室内空気がフィルタ11の下流の空気通路6を流通することを防止することができる。したがって、空気通路6の汚染や熱交換器8の目詰まりを防止して、空気調和機1の空気調和能力を向上させることができる。
フィルタ11が目詰まりした場合には、フィルタ11の上流側と下流側との間の差圧が大きくなる。そして、差圧が所定値以上になると第1開閉弁31が開放される。第1開閉弁31が開放されると気流が第1バイパス通路61を流通して第1検知部41の笛部を鳴らす。これにより、第1検知部41はフィルタ11の目詰まりを容易に検知することができる。
図4はフロントパネル3を取り外した空気調和機1の斜視図を示している。図2、図4において、フィルタ11は左右方向に複数並設され、筐体2には各フィルタ11に付着した塵埃を除去して回収する複数のフィルタ清掃装置10が設けられる。フィルタ清掃装置10はフィルタモータ(不図示)、除塵部及び集塵部20を備えている。除塵部は回転ブラシ13及び回転ブラシ23により構成される。
フィルタモータはフィルタ11の両側端に設けられたラック(不図示)に噛合するピニオン(不図示)を回転駆動し、フィルタ11を移動させる。フィルタモータの駆動によりフィルタ11は吸込口4に対向した捕集位置Aと捕集位置Aに対して上下が反転した反転位置Bとの間を往復移動する。この時、フィルタ11は筐体2の上部に配されるガイドフレーム12、集塵部20に設けたフィルタガイド21及びガイド部29(図6参照)により案内される。
集塵部20はガイドフレーム12の下方に配置され、筐体2に対して着脱可能になっている。回転ブラシ23は集塵部20上に配され、第1モータ(不図示)により回転駆動される。回転ブラシ23は左右方向に延びる回転軸部23aと、ナイロン製のブラシ毛23bとを有する。ブラシ毛23bは回転軸部23aの外周に直立し、複数列に装着される。ブラシ毛23bは回転軸部23aの軸方向に沿って螺旋状に装着される。回転軸部23aの両端部にはギア23c(図5参照)が設けられ、回転ブラシ23はギア23cを介して連結される第1モータに対して着脱可能になっている。
回転ブラシ13は筐体2に支持されて回転ブラシ23の上方に近接対向し、第2モータ(不図示)により回転駆動される。回転ブラシ13は左右方向に延びる回転軸部13aと、ナイロン製のブラシ毛(不図示)とを有する。ブラシ毛は回転軸部13aの外周に直立し、複数列に装着される。ブラシ毛の各列は直線状であり、軸方向(左右方向)に平行に並べられる。なお、ブラシ毛は回転軸部13aの軸方向に沿って螺旋状に装着してもよい。
第1モータはギア23cを介して回転ブラシ23を図2において反時計回りに回転させる。第2モータは回転軸部13aを介して回転ブラシ13を図2において反時計回りに回転させる。この時、回転ブラシ13と回転ブラシ23との間の距離は回転ブラシ13のブラシ毛の高さと回転ブラシ23のブラシ毛23bの高さとの合計よりも短い。このため、回転ブラシ23及び回転ブラシ13が回転すると、ブラシ毛とブラシ毛23bとが衝突する。
なお、フィルタモータ、第1モータ及び第2モータの配置に特に限定はないが、例えばフィルタモータをフィルタ11の一側方に配置するとともに第1モータ及び第2モータを他側方に配置すると好ましい。これにより、フィルタ11の一側方に大きなスペースが偏ることを防止することができる。
筐体2内のフィルタ11の近傍にはフィルタ11の両側方にフック部71(保持部)が複数設けられる。フック部71は、フィルタ11の着脱時にフィルタ11から脱落する塵埃を回収する袋状部材80(図9参照)を保持する。フィルタ11及び集塵部20よりも下方の筐体2には複数の規制部72が所定間隔を有して左右方向に並設される。規制部72はフック部71に保持された袋状部材80の開口部80b(図9参照)の周縁を係止し、袋状部材80の筐体2に対する離隔を規制する。なお、フック部71及び規制部72の詳細については後述する。
図5は空気調和機1の集塵部20の斜視図を示している。図6は集塵部20の分解斜視図を示している。なお、図6では底面22d及び凹部22bの図示を省略している。集塵部20はフィルタガイド21、容器部22、把持部24、連結部材26及びガイド部29を有する。
フィルタガイド21の前面板21aの背面側には上下方向に延びた複数のリブ21bが突設される。リブ21bの背面は前方に凸となるように湾曲している。
容器部22は上面が開口した箱形状を有し、上面をガイド部29により覆われる。容器部22の底面22dには凹部22b(係合部)が設けられる。凹部22bは底面22dから容器部22内に向かって凹んでいる。筐体2には凹部22bに嵌合する凸部(係止部、不図示)が設けられる。ガイド部29の上面には前後方向に延びる複数のリブ29aが左右方向に並設され、リブ29a間に開口部29bが開口する。リブ29aの背面側は下方が凸になるように湾曲している。フィルタガイド21のリブ21b及びガイド部29のリブ29aにより、フィルタ11を捕集位置A(図2参照)から反転位置B(図2参照)に円滑に案内することができる。
ガイド部29の両側面の下端及び容器部22の両側面の上端にはそれぞれ円弧状の軸受部29c、22cが設けられる。軸受部29c、22cにより回転ブラシ23の回転軸部23aが支持される。回転ブラシ23のブラシ毛23bは開口部29bを介してガイド部29の上方に突出する。このため、捕集位置Aと反転位置Bとの間を往復するフィルタ11に回転ブラシ23のブラシ毛23bが摺動する。
この時、リブ21b及びリブ29aはフィルタ11に設けられる格子状の枠に対向する。このため、フィルタ11のメッシュ部分にブラシ毛23bを確実に摺動させることができる。
また、フィルタ11を回転ブラシ23上から退避させると、回転ブラシ23と回転ブラシ13とが摺動する。回転ブラシ23との摺動によりフィルタ11や回転ブラシ13から脱落した塵埃は容器部22内に溜められる。
容器部22の中央部の前面上部には把持部24が設けられ、底面には把持部24に対向する凹部22aが設けられる。把持部24の両側方には連結部材26が一体に形成される。連結部材26は把持部24から左右方向に延びる一対の棒状部26aと、棒状部26aの端部から上方に延びる第1アーム部26cとを有している。棒状部26aの先端の軸部26bは容器部22の側面に設けた軸孔(不図示)に嵌合し、把持部24及び連結部材26が容器部22に軸支される。これにより、把持部24と凹部22aに手指を掛けて集塵部20を把持した際に把持部24が連結部材26と一体に回動して変位する。
レバー部材25はフィルタガイド21の両側面上にそれぞれ設けられ、軸部25aによりフィルタガイド21に軸支して水平軸で回動可能に配される。レバー部材25の先端には上方に突出する係合爪25bが設けられ、係合爪25bは筐体2に設けた水平方向に延びる係合部2a(図7参照)に係合可能になっている。
レバー部材25には軸部25aから下方に延びる第2アーム部28が設けられる。第2アーム部28は第1アーム部26cに係合し、把持部24の把持した際の変位によってレバー部材25が連結部材26を介して回動する。これにより、係合爪25bと係合部2a(図7参照)との係合を解除することができる。
把持部24は例えば赤色に着色され、フィルタガイド21の前面板21aは把持部24と異なる色に着色される。また、容器部22の前面は無色又は把持部24と異なる色の透明に形成される。これにより、使用者は把持部24を容易に認識することができる。また、目視により容器部22内の塵埃量を容易に把握することができる。
また、連結部材26の材質は容器部22の側面及び第2アーム部28の材質と異なっている。例えば、棒状部26a及び第1アーム部26cは軟質樹脂により形成されるとともに容器部22の側面及び第2アーム部28は硬質樹脂により形成される。
図7及び図8は集塵部20の側面図を示している。図7に示すように、レバー部材25の係合爪25bが係合部2aに係合している際には付勢部材(不図示)により第1アーム部26cは上方へ行くほどが後方になるように傾斜し、第2アーム部28は下方へ行くほどが後方になるに傾斜している。すなわち、レバー部材25は付勢部材により係合部2aに係合する方向に付勢される。
使用者が把持部24と凹部22aに手指を掛けて集塵部20を把持すると、把持部24が下方へ移動する。この時、図7の状態から第1アーム部26cは上部が前方へ回動するとともに、第2アーム部28の下部が前方へ回動する。これにより、図8に示すように、レバー部材25は下方へ回動し、レバー部材25の係合爪25bと係合部2aとの係合が解除される。そして、使用者が把持部24と凹部22aに手指を掛けて集塵部20を把持した状態で集塵部20を前方へ引き出すことにより筐体2に対して回転ブラシ23と一体に集塵部20を取り外すことができる。
その後に、回転ブラシ23を集塵部20から取り外し、容器部22の上面を下にして容器部22内の塵埃を廃棄することができる。塵埃の廃棄後に、回転ブラシ23を集塵部20に取り付ける。そして、使用者が把持部24と凹部22aに手指を掛けて集塵部20を把持した状態で筐体2内に集塵部20を収納し、把持部24及び凹部22aから手指を離すと付勢力によりレバー部材25が上方に回動する。これにより、図7に示すように、レバー部材25の係合爪25bが係合部2aに係合して集塵部20は筐体2に取り付けられる。
また、フロントパネル3の背面に後方へ突出する突出部を設け、フロントパネル3を筐体2に取り付けた際に突出部がレバー部材25の下面に近接するように構成してもよい。これにより、空気調和機1の運搬時や運転時等の振動によるレバー部材25の係合爪25bと係合部2aとの係合解除を防止することができる。
図9はフック部71により袋状部材80を保持した様子を示す斜視図である。なお、図示の煩雑を避けるため、ここでは袋状部材80を一点鎖線で示している。フック部71は筐体2の一部を切り欠いて先端部が上方となるフック形状を有する。これにより、袋状部材80の把持部80aをフック部71に引っ掛けることができる。
規制部72はフィルタ11よりも下方で筐体2に固設され、筐体2の前方に突出して下方に屈曲している。これにより、袋状部材80の把持部80aをフック部71に引っ掛けた際に、袋状部材80の開口部80bの周縁を規制部72に係止することができる。したがって、規制部72は袋状部材80の筐体2に対する離隔を規制することができる。なお、規制部72を前後方向にスライド可能に構成し、規制部72と筐体2とにより袋状部材80の開口部80bの周縁を挟持してもよい。
フィルタ11や集塵部20を筐体2から取り外す際に、フロントパネル3を取り外して袋状部材80の把持部80aをフック部71に引っ掛ける。この時、袋状部材80の開口部80bはフィルタ11及び集塵部20の下方に配される。その後に、フィルタ11や集塵部20を筐体2から取り外す。この時、フィルタ11に付着した塵埃や容器部22に溜まった塵埃が落下しても袋状部材80に回収される。これにより、フィルタ11や集塵部20を筐体2から取り外した際に、塵埃等の室内への飛散や床面への落下を防止することができる。したがって、簡単な構成で空気調和機1のメンテナンス性を向上させることができる。
また、袋状部材80の開口部80bの周縁は規制部72に係止される。これにより、開口部80bと筐体2との間の隙間を小さくすることができる。したがって、フィルタ11から脱落した塵埃や容器部22から落下した塵埃を確実に袋状部材80に回収でき、塵埃等の室内への飛散や床面への落下を一層確実に防止することができる。
なお、フック部71に替えて、筐体2に対して着脱可能なフック部材を設け、フック部材により袋状部材80を保持してもよい。例えば、フック部材を使用しない場合にはフロントパネル3の背面(裏面)に取り付けて収納し、使用時にはフロントパネル3から取り外して筐体2に設けた穴部にフック部材を差し込む。この時、穴部を上下方向に複数設けると、フック部材の高さ位置を変えることができる。
また、フック部71に替えて、筐体2の前面に沿って収納される位置と筐体2の前方へ突出する位置との間を回動可能な棒状のフック部材を設け、このフック部材により袋状部材80を保持してもよい。
また、フック部71に替えて、使用者の手指が進入できる程度の孔部を筐体2に設け、放射状に切込みの入った菊割れゴムを孔部の開口面に設けてもよい。これにより、把持部80aを有しない袋状部材の開口部周縁を手指で孔部に押し込んで菊割れゴムにより袋状部材を保持することができる。また、フック部71に替えて、着磁した金属板と磁性の金属板とを筐体2に設け、両金属板により袋状部材80を挟持してもよい。
図10はフィルタ清掃装置10の動作を示すフローチャートである。空気調和機1の冷房運転または暖房運転の開始時または停止時にフィルタ11上及び回転ブラシ13上の塵埃を除去する清掃処理が実行される。ステップ#1では第1モータ及び第2モータが駆動される。これにより、回転ブラシ23及び回転ブラシ13が図2において反時計回りに回転する。ステップ#2ではフィルタモータが駆動され、フィルタ11のラックに噛合するピニオンが回転する。これにより、フィルタ11は塵埃を捕集する捕集位置A(図2参照)から下方へスライド移動し始める。
捕集位置Aから下方に移動してきたフィルタ11は、集塵部20のフィルタガイド21のリブ21b及びガイド部29のリブ29aにより下端が後方へ向けられ、回転ブラシ23と回転ブラシ13との間に進入する。そして、回転ブラシ23はフィルタ11の吸気面に付着した塵埃をブラシ毛23bにより除去する。
この時、フィルタ11の吸気面上に付着した塵埃は回転ブラシ23によりフィルタ11の排気面側に押し出される。フィルタ11の排気面側に押し出された塵埃は回転ブラシ13のブラシ毛によりフィルタ11の吸気面側に押し戻される。これにより、フィルタ11を除塵する第1清掃モードが実行される。そして、フィルタ11から除去された塵埃は容器部22内に溜められる。
ステップ#3では、フィルタ11の反転位置Bへの到達がセンサにより検知されるまで待機する。フィルタ11が捕集位置Aから下方に移動し、回転ブラシ23と回転ブラシ13との間を通過した後に図2において一点鎖線で示す反転位置Bに到達すると、ステップ#4に移行する。
ステップ#4では、フィルタモータが逆回転してフィルタ11は反転位置Bから再び回転ブラシ23と回転ブラシ13との間を通過して捕集位置Aに向かう。ステップ#5では、フィルタ11の捕集位置Aへの到達がセンサにより検知されるまで待機する。フィルタ11が捕集位置Aに戻ると、ステップ#6に移行し、フィルタモータが停止される。これにより、第1清掃モードが終了する。
第1清掃モードにおいて、フィルタ11は捕集位置Aと反転位置Bとの間を一往復し、その所要時間は約5分間となっている。このため、センサを設けずに、ステップ#3〜#5に替えて所定時間が経過した後にフィルタモータの反転や停止を行ってもよい。
ステップ#7では第1清掃モードの実行頻度が所定の上限頻度以上か否かが判断される。上限頻度は例えば20回/月に設定される。上限頻度以上の場合にはステップ#8に移行し、上限頻度未満の場合にはステップ#9に移行する。
ステップ#8では所定時間(例えば5分間)が経過するまで待機する。これにより、第2清掃モードが実行され、回転ブラシ13に付着した塵埃が回転ブラシ23により除去される。この時、フィルタ11は捕集位置Aに配置されるため、回転ブラシ23と回転ブラシ13との間にはフィルタ11は配置されていない。すなわち、フィルタ11は回転ブラシ13及び回転ブラシ23から退避している。
回転ブラシ13から除去された塵埃は容器部22内に溜められる。所定時間が経過するとステップ#9に移行する。ステップ#9では第1モータ及び第2モータが停止されて第2清掃モードが終了し、清掃処理が終了する。なお、使用者の指示により清掃処理を実行してもよい。
本実施形態によると、把持部24が下方へ移動(変位)してレバー部材25と筐体2の係合部2aとの係合が解除される。また、把持部24を把持した状態で集塵部20が筐体2に対して着脱される。これにより、使用者は把持部24を把持するのみで集塵部20を筐体2から取り外すことができる。また、使用者は片手で筐体2に対して集塵部20を着脱することができる。したがって、空気調和機1の利便性を向上させることができる。
また、容器部22が左右方向に延びて設けられるとともに、把持部24を容器部22の左右方向の中央部に配してレバー部材25をフィルタガイド21の側面上に配し、把持部24の側方に延びた連結部材26を介して把持部24とレバー部材25とを連結している。これにより、集塵部20を筐体2に対して容易に着脱することができる。
また、連結部材26は、把持部24と一体に形成して把持部24の両側方に延びるとともに端部が容器部22の側面に軸支される棒状部26aと、棒状部26aの端部から上方に延びる第1アーム部26cとを有し、容器部22の側面に軸支したレバー部材25が第1アーム部26cに係合する第2アーム部28を有する。これにより、簡素な構成で集塵部20を筐体2に対して容易に着脱することができる。
また、連結部材26の材質が容器部22の側面及び第2アーム部28の材質と異なる。これにより、棒状部26aと容器部22の側面との間や第1アーム部26cと第2アーム部28との間に発生する摩擦音を低減することができる。また、棒状部26a、第1アーム部26c、第2アーム部28及び容器部22の摩耗を低減することができる。
また、レバー部材25を集塵部20の上部に配し、筐体2に設けられた凸部(係止部)が嵌合する凹部22b(係合部)を集塵部20の底面22dに設けている。これにより、筐体2内において集塵部20を上下で保持することができる。したがって、フィルタ清掃装置10の作動時の振動等による集塵部20の位置ズレを防止することができる。なお、凹部22bに替えて、集塵部20の底面22dに筐体2の凹部に嵌合する凸部を設けてもよい。また、集塵部20の底面22d及び筐体2に樹脂から成るフック部材を設け、両フック部材が弾性変形により係合または係合解除されるようにしてもよい。
また、把持部24の色が容器部22の前面の色と異なるため、使用者は把持部24を容易に認識することができる。したがって、筐体2に対する集塵部20の着脱を円滑に行うことができ、空気調和機1の利便性を一層向上させることができる。
また、回転ブラシ13(当接部)及び回転ブラシ23(除塵体)をフィルタ11上に配してフィルタ11を除塵する第1清掃モードと、フィルタ11を回転ブラシ13及び回転ブラシ23から退避して回転ブラシ23により回転ブラシ13を清掃する第2清掃モードとを有する。これにより、第1清掃モードによりフィルタ11に付着した塵埃を除去することができる。また、第2清掃モードにより回転ブラシ13に付着した塵埃を容易に除去して、回転ブラシ13上の塵埃のフィルタ11への再付着を防止することができる。したがって、空気調和機1の清掃性を向上させることができる。
また、第1清掃モード時に回転ブラシ23及び回転ブラシ13を回転させるとともにフィルタ11が回転ブラシ23と回転ブラシ13との間をスライド移動し、第2清掃モード時にフィルタ11を停止して回転ブラシ23及び回転ブラシ13を回転させる。これにより、簡単な構成で第1、第2清掃モードを容易に実行することができる。
また、第1清掃モードの実行頻度が所定の上限頻度を超えた場合に第2清掃モードを行うため、回転ブラシ13への塵埃の蓄積を低減することができる。
なお、回転ブラシ23に替えて、筐体2の左右方向に延びる回転軸部の周方向に所定間隔を有して複数条のブレード片を設けた回転ブレードを備えてもよい。この場合、ブレード片を薄肉の弾性部材(例えばゴム板)により形成し、回転軸部の軸方向に沿って螺旋状に曲成してもよい。
また、空気通路6はフィルタ11を介さずにフィルタ11の上流側と下流側とを連通させる第1バイパス通路61を有し、第1バイパス通路61に配してフィルタ11の上流側と下流側との間の差圧が所定値以上になると開く第1開閉弁31と、第1開閉弁31の開放を検知する第1検知部41とを備えている。これにより、フィルタ11の目詰まりがない状態において、フィルタ11を通過していない室内空気の空気通路6への流入を防止することができる。また、フィルタ11の目詰まりによる第1開放弁31の開放が第1検知部41により検知される。したがって、フィルタ11の目詰まりを容易に検知できるとともに空気通路6の汚染や熱交換器8の目詰まりを防止し、空気調和機1の空気調和能力を向上させることができる。
また、第1バイパス通路61の流路を絞るニードルバルブ51(第1流路抵抗)を第1開閉弁31の下流に設けているため、第1開閉弁31の上流側と下流側との間の差圧を可変することができる。これにより、フィルタ11の目詰まりを検知する感度を容易に調整することができる。
なお、第1バイパス通路61、第1開閉弁31、第1検知部41及びニードルバルブ51をフィルタ清掃装置10を備えない空気調和機に設けてもよい。
また、フィルタ11の取り外し時にフィルタ11から脱落する塵埃を回収する袋状部材80を保持可能なフック部71(保持部)をフィルタ11の近傍に設けている。これにより、フィルタ11を筐体2から取り外した際にフィルタ11から脱落した塵埃の室内への飛散や床面への落下を防止することができる。したがって、空気調和機1のメンテナンス性を向上させることができる。
また、筐体2上のフィルタ11よりも下方に配して袋状部材80の筐体2に対する離隔を規制する規制部72を設けている。これにより、袋状部材80の開口部80bと筐体2との間の隙間を小さくすることができる。したがって、フィルタ11から脱落した塵埃を確実に袋状部材80に回収でき、塵埃の室内への飛散や床面への落下を一層確実に防止することができる。
なお、フック部71をフィルタ清掃装置10を備えない空気調和機に設けてもよい。
また本実施形態では、第1清掃モード時及び第2清掃モード時に回転ブラシ23を回転させているが、停止させてもよい。この場合でも、回転ブラシ23のブラシ毛23bは第1清掃モード時にフィルタ11に摺動し、第2清掃モード時に回転ブラシ13のブラシ毛に衝突する。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図11は本実施形態の空気調和機の空気通路を模式的に示した模式図である。説明の便宜上、前述の図1〜図10に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では第1バイパス通路61に加え、第2バイパス通路62を備えている点で第1実施形態とは異なっている。
空気通路6は熱交換器8と送風機7との間から分岐して熱交換器8を介さずに熱交換器8の上流側と下流側とを連通させる第2バイパス通路62を有する。第2バイパス通路62には第2開閉弁32、第2検知部42及びニードルバルブ52(第2流路抵抗)が設けられる。第2開閉弁32は熱交換器8の下流側から上流側への気流の流通を阻止し、第2開閉弁32の両端の差圧に応じて開放して熱交換器8の上流側から下流側に気流を流通させる。すなわち、熱交換器8の上流側と下流側との間の差圧が第2開閉弁32の作動圧以上になると第2開閉弁32は開放される。なお、第2検知部42及びニードルバルブ52は第1実施形態のそれぞれ第1検知部41及びニードルバルブ51と同様に構成される。
熱交換器8が目詰まりしていない場合には、熱交換器8の上流側と下流側との間の差圧が小さいため、第2開閉弁32は閉じている。これにより、第2バイパス通路62が閉じられるため、熱交換器8を通過していない空気が吹出口5から室内に送出されることを防止することができる。したがって、熱交換されない空気の室内への送出を防止し、空気調和機1の空気調和能力を向上させることができる。
熱交換器8が目詰まりした場合には、熱交換器8の上流側と下流側との間の差圧が大きくなる。そして、差圧が所定値以上になると第2開閉弁32が開放される。第2開閉弁32が開放されると気流が第2バイパス通路62を流通して第2検知部42の笛部を鳴らす。これにより、第2検知部42は熱交換器8の目詰まりを容易に検知することができる。
ニードルバルブ52は第2開閉弁32の下流に配され、第2バイパス通路62を流通する気流の流路を絞る。これにより、第2開閉弁32の上流側と下流側との間の差圧を可変することができる。したがって、熱交換器8の目詰まりを検知する感度を容易に調整することができる。
図12及び図13は本実施形態の空気調和機1のフロントパネル3を取り外した状態を示す斜視図である。本実施形態では第1実施形態のフック部71に替えて枠状部材73(枠体)を備えている点で第1実施形態とは異なっている。図12に示すように、筐体2内には中央部が開口した環状の枠状部材73が筐体2の前面に沿って配されて収納される。枠状部材73は下端が筐体2の下部に軸支される。使用者が枠状部材73の上端部を把持して下方へ回動させると、図13に示すように枠状部材73が筐体2の前方へ突出した位置に配される。すなわち、枠状部材73は筐体2の前面に沿って収納される位置と筐体2の前方へ突出する位置との間を回動することができる。
図14は枠状部材73の斜視図を示している。枠状部材73は平面形状が矩形に形成され、例えばABS等の合成樹脂により形成される。なお、枠状部材73の平面形状は矩形に限定されず、例えば円形や楕円形でもよい。枠状部材73の内側には回動部材74(可動部)が設けられる。回動部材74は枠状部材73に内嵌する位置に配置可能なコ字状に形成され、コ字の開口部端の軸部74aで枠状部材73の左右方向中央部に軸支される。これにより、回動部材74は枠状部材73内に収納された位置と枠状部材73から突出した位置との間を回動することができる。また、回動部材74は回動範囲内の任意の位置で停止できるように構成されている。
フロントパネル3を取り外して筐体2内に収納された枠状部材73を回動させ、図13に示すように枠状部材73を筐体2から前方へ突出して配する。そして、袋状部材80の開口部80bの周部を枠状部材73に掛止し、袋状部材80を枠状部材73の開口部内に配置する。この時、回動部材74と枠状部材73とにより袋状部材80の開口部80bの周部を挟持する。これにより、袋状部材80は枠状部材73に保持される。
その後に、フィルタ11や集塵部20を筐体2から取り外し、フィルタ11の交換及び清掃や容器部22内の塵埃の廃棄を行う。この時、フィルタ11に付着した塵埃や容器部22に溜まった塵埃が脱落しても袋状部材80内に回収される。これにより、フィルタ11や集塵部20を筐体2から取り外した際に、塵埃の室内への飛散や床面への落下を防止することができる。したがって、空気調和機1のメンテナンス性を向上させることができる。
図15及び図16は本実施形態の空気調和機1の集塵部20の側面図を示している。図15はレバー部材25の係合爪25bが筐体2の係合部2aに係合している様子を示し、図16はレバー部材25の係合爪25bと係合部2aとの係合が解除されている様子を示している。本実施形態ではレバー部材25の配置及びレバー部材25と把持部24との連結方法が第1実施形態と異なっている。
本実施形態では、第1実施形態の棒状部26a、第1アーム部26c及び第2アーム部28を省いて、把持部24とレバー部材25とをワイヤから成る連結部材(不図示)で連結している。図15に示すように、レバー部材25は係合部2aの上方から係合している。これにより、空気調和機1の運転時等に振動が生じた場合でも第1実施形態よりもレバー部材25の係合爪25bは係合部2aから外れにくくなる。したがって、集塵部20の筐体2への取付け不良によるフィルタ清掃装置10の動作不良を防止することができる。
また、把持部24と凹部22aに手指を掛けて集塵部20を把持すると、下方へ移動する把持部24により連結部材が下方へ引っ張られ、図16に示すようにレバー部材25は上方へ回動する。これにより、レバー部材25の係合爪25bと係合部2aとの係合が解除され、使用者は集塵部20を筐体2から取り外すことができる。
なお、本実施形態のその他の部分は第1実施形態と同様である。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、熱交換器8を介さずに熱交換器8の上流側と下流側とを連通させる第2バイパス通路62と、第2バイパス通路に配して熱交換器8の上流側と下流側との間の差圧が所定値以上になると開く第2開閉弁32と、第2開閉弁32の開放を検知する第2検知部42とを備えている。これにより、熱交換器8が目詰まりすると第2開閉弁32が開き、第2検知部42により検知される。したがって、熱交換器8の目詰まりを容易に検知することができる。
また、枠状部材73(保持部)が筐体2の前面に沿って収納される位置と筐体2の前方へ突出して袋状部材80を保持する位置との間を回動可能に形成される。これにより、枠状部材73を容易に収納することができるとともに容易に使用位置に配することができる。
また、枠状部材73に可動に支持されるとともに枠状部材73に内嵌する位置に配置可能な回動部材74(可動部)とを有し、枠状部材73に掛止した袋状部材80の周部を枠状部材73及び可動部材74によって挟持する。これにより、袋状部材80の開口部80bを確実に開くことができる。したがって、フィルタ11から脱落した塵埃の室内への飛散を一層容易に防止することができる。
なお、本実施形態において、枠状部材73を筐体2に対して着脱可能に構成にしてもよい。また、第2バイパス通路62や枠状部材73をフィルタ清掃装置10を備えない空気調和機に設けてもよい。
また、吸込口4がフロントパネル3に開口する空気調和機に枠状部材73を設けてもよい。この場合、吸込口4に設けられる桟と枠状部材73の枠部分とが重なるように枠状部材73を筐体2に収納すると好ましい。これにより、枠材部材73による吸込口4近傍の空気の流通阻害を低減することができる。
<第3実施形態>
次に、図17及び図18は本発明の第3実施形態の空気調和機1の集塵部20の側面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図10に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態ではレバー部材25、第1アーム部26c及び第2アーム部28の配置が第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
第1アーム部26cは棒状部26aの端部から下方に延びている。レバー部材25は容器部22の側面下部に軸支される。また、第1アーム部26c及び第2アーム部28は容器部22の外側面に沿って配される。これにより、容器部22内の塵埃による第1アーム部26c及び第2アーム部28の回動不良を防止することができる。図17に示すように、レバー部材25は係合部2aの下方から係合している。把持部24と凹部22aに手指を掛けて集塵部20を把持すると、図18に示すようにレバー部材25は下方へ回動する。これにより、レバー部材25の係合爪25bと係合部2aとの係合が解除され、使用者は集塵部20を筐体2から取り外すことができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第1アーム部26c及び第2アーム部28を容器部22に配置し、フィルタガイド21には配置しないため、移動するフィルタ11は第1アーム部26c及び第2アーム部28と干渉することがない。
なお、第3実施形態において、第2実施形態の第2バイパス通路62や枠状部材73を備えてもよい。
また、第1〜第3実施形態ではフィルタ11を移動させているが、フィルタ11を移動させずに回転ブラシ23及び回転ブラシ13を移動させてもよい。すなわち、回転ブラシ23及び回転ブラシ13はフィルタ11に対して相対移動すればよい。この場合、第2清掃モード時に除塵部をフィルタ11から退避させればよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、本発明の実施形態のうちいくつか又はすべてを組み合わせて用いてもよい。
本発明によると、空気中の塵埃を捕集するフィルタを備えた空気調和機に利用することができる。
1 空気調和機
2 筐体
3 フロントパネル
4 吸込口
5 吹出口
6 空気通路
7 送風機
8 熱交換器
9 ドレンパン
10 フィルタ清掃装置
11 フィルタ
12 ガイドフレーム
13 回転ブラシ(除塵体)
20 集塵部
21 フィルタガイド
22 容器部
22a 凹部
23 回転ブラシ(当接部)
23a 回転軸部
24 把持部
25 レバー部材
26 連結部材
26a 棒状部
26b 軸部
26c 第1アーム部
28 第2アーム部
29 ガイド部
31 第1開閉弁
32 第2開閉弁
41 第1検知部
42 第2検知部
51 ニードルバルブ(第1流路抵抗)
52 ニードルバルブ(第2流路抵抗)
61 第1バイパス通路
62 第2バイパス通路
63 吹出通路
71 フック部(保持部)
72 規制部
73 枠状部材(保持部)
74 回動部材(可動部)
80 袋状部材
80a 把持部

Claims (5)

  1. 吸込口及び吹出口を開口する筐体と、前記吸込口と前記吹出口とを連通させる空気通路と、前記空気通路内に配される送風機と、前記空気通路内に配される熱交換器と、前記空気通路に流入する空気に含まれる塵埃を捕集するフィルタと、前記フィルタに付着した塵埃を除去する除塵部と、前記筐体に対して着脱可能に設けられるとともに前記除塵部により前記フィルタから除去された塵埃を集塵する集塵部とを備えた空気調和機において、
    前記集塵部は、前記筐体の前面下部に配して塵埃を溜める容器部と、使用者の把持により変位する把持部と、前記把持部に連結して前記筐体に係合するレバー部材とを有し、
    前記容器部が左右方向に延びて設けられるとともに、前記把持部を前記容器部の左右方向の中央部に配して前記レバー部材を前記容器部の側面上に配し、前記把持部の側方に延びた連結部材を介して前記把持部と前記レバー部材とを連結し、
    前記把持部を把持した際に前記レバー部材と前記筐体との係合が解除されるとともに、前記把持部を把持した状態で前記集塵部が着脱されることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記連結部材は、前記把持部と一体に形成して前記把持部の両側方に延びるとともに端部が前記容器部の側面に軸支される棒状部と、前記棒状部の前記端部から上方または下方に延びる第1アーム部とを有し、前記容器部の側面に軸支した前記レバー部材が第1アーム部に係合する第2アーム部を有することを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  3. 前記連結部材の材質が前記容器部の側面及び第2アーム部の材質と異なることを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  4. 前記把持部の色が前記容器部の前面の色と異なることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の空気調和機。
  5. 前記レバー部材を前記集塵部の上部に配し、前記筐体に設けられた係止部に係合する係合部を前記集塵部の底面に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の空気調和機
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