JP2005127671A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 空気調和機本体への風向変更装置の着脱を容易にし,着脱作業を安全に行うこと。
【解決手段】 空気吹出口から送り出される空気流の方向を変更する1又は複数の変更板と,該変更板を揺動自在に支持する支持部材とからなる風向変更装置を備えた空気調和機に,上記支持部材を磁力で吸着させる磁力吸着手段を設ける。また,この空気調和機本体に上記支持部材を位置決め可能に係合する係合部を更に備え,上記空気調和機本体と上記支持部材とが係合される際に,上記空気調和機本体と上記支持部材とが互いに吸引して吸着され得るよう上記係合部に上記磁力吸着手段を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は,空気調和機の吹出し方向を偏向させる風向変更板を備える空気調和器に関し,特に空気調和機本体に着脱可能な風向変更板の保持構造に関するものである。
従来,空気調和機における着脱可能な風向変更装置を備えた空気調和機としては,例えば,特許文献1或いは特許文献2に記載されたものが知られている。
特許文献1には,空気調和機の風向変更装置から板状の上下フラップ(風向変更板)を容易に着脱する方法が記載されている。具体的には,風向き変更装置の枠体に設けられた穴部へバネなどの弾性力によりスライドして挿入されるスライダーが上下フラップの一端と中央部にスライド可能に設けられ,上記バネの弾性力により上記穴部に挿入された上記スライダーをバネの弾性力に抗してスライドさせて上記穴部から上記スライダーを抜き外すことにより,上記穴部と上記スライダーとの係合を解除して,風向変更装置から上下フラップを取り外すようにしている。また,装着時は,上記スライダーをバネの弾性力に抗して予めスライドさせておき,上記スライダーを上記穴部に位置合わせした後に,上記バネの弾性力を開放することで上記穴部と上記スライダーとを係合させている。
また,特許文献2に記載の空気調和機は,空気の吹き出し口を兼ねる風向変更装置に空気調和機本体と係合する複数の係合部が備えられ,これら複数の係合部が空気調和機本体に係合することにより風向変更装置が空気調和機本体に装着され,上記係合部のうち,或る特定の係合部を操作することにより風向変更装置の装着が解除されるよう構成されている。
特開2001−324161号公報 特開2001−201090号公報
上記いずれの従来公知の空気調和機においても,風向変更装置或いは風向変更板が着脱され,空気調和機本体から取り外されることで,上記空気調和機の空気吹き出し口が開口され,空気調和機内部を容易に清掃することができる点において有用である。しかしながら,風向変更装置或いは風向変更板を着脱するためには複数の係合部のすべてを係合或いは解除しなければならないため,着脱作業が容易であるとは言えない。
また,上記特許文献1に記載の空気調和機では,片手で風向変更装置を支え,他方の手で上記複数の係合部を一つずつ解除しなければならず,高所に設置された空気調和機から風向変更装置を着脱する場合は両手が塞がるため非常に危険である。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,空気調和機本体への風向変更装置の着脱を容易にし,着脱作業を安全に行うことができる空気調和機を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,空気調和機本体の空気吹出口の近傍に着脱可能に設けられ,空気吹出口から送り出される空気流の方向を変更する1又は複数の変更板と,該変更板を揺動自在に支持する支持部材とからなる風向変更装置を備えた空気調和機において,上記空気調和機本体に上記支持部材を磁力で吸着させる磁力吸着手段を具備してなることを特徴とする空気調和機として構成されている。これにより,磁力による吸着力により風向変更装置を容易に装着することができ,また,磁力による吸着力を断ち切るという簡略な方法で上記風向変更装置を容易に取り外すことができる。その結果,高所に空気調和機が設置されている場合であっても,風向変更装置の着脱作業を安全に行うことが可能となる。
この場合,上記空気調和機本体に上記支持部材を位置決め可能に係合する係合部を更に備え,上記空気調和機本体と上記支持部材とが係合される際に,上記空気調和機本体と上記支持部材とが互いに吸引して吸着され得るよう上記係合部に上記磁力吸着手段が設けられてなるものであることが望ましい。これにより,風向変更装置の装着位置が容易に定まるため,風向変更装置の取り付けを容易に行うことが可能となるだけでなく,装着位置のズレも生じなくなる。また,強力な磁石を用いずとも風向変更装置がずれ落ちることなくしっかりと装着され得る。
また,上記磁力吸着手段は,上記空気調和機本体若しくは上記支持部材に固着された磁性体と,上記支持部材若しくは上記空気調和機本体に固着された磁石とからなるものでることが望ましい。
また,本発明は,空気調和機本体の空気吹出口の近傍に着脱可能に設けられ,空気吹出口から送り出される空気流の方向を変更する1又は複数の変更板と,該変更板を揺動自在に支持する支持部材と,上記変更板を連動自在に連接する連接部材と,上記連接部材を駆動する連動装置とからなる風向変更装置を備えた空気調和機において,上記連動装置の駆動力を上記連接部材に磁気的結合により伝達する磁力伝達手段を含んでなる駆動力伝達部材を具備することを特徴とする空気調和機として構成されていてもよい。これにより,モータ等からなる上記連動装置により上記変更板を揺動させる機構を有する空気調和機において,上記連動装置と上記変更板とを容易に連結することができる。
この場合,上記磁力伝達手段は,上記駆動力伝達部材若しくは上記連接部材に固着された磁性体と,上記連接部材若しくは上記駆動力伝達部材に固着された磁石とからなるものであることが望ましい。
また,本発明は,空気調和機本体の空気吹出口の近傍に着脱可能に設けられ,空気吹出口から送り出される空気流の方向を変更する1又は複数の変更板と,該変更板を揺動自在に支持する支持部材と,上記変更板を連動自在に連接する連接部材と,上記連接部材を駆動する連動装置とからなる風向変更装置を備えた空気調和機において,上記空気調和機本体に上記支持部材を磁力で吸着させる磁力吸着手段と,上記連動装置の駆動力を上記連接部材に磁気的結合により伝達する磁力伝達手段を含んでなる駆動力伝達部材と,を具備することを特徴とする空気調和機として構成されたものであってもよい。これにより,上記風向変更板の着脱を容易に行うことができるだけでなく,モータ等からなる上記連動装置と上記変更板とを容易に連結し,或いはその連結を解除することができる。
また,上記風向変更装置の装着の有無を検知する着脱検知手段と,上記着脱検知手段による検知結果に応じて,上記空気調和機への電力供給を遮断する電力遮断手段とを更に備えてなるものであってもよい。これにより,例えば,清掃のため上記風向変更板が取り外されていた場合に誤って空気調和機の作動スイッチがON入力されたとしても,空気調和機に電力が供給されないため安全に清掃作業を行うことができる。この場合,上記着脱検知手段が,上記支持部材に設けられた磁力に基づいて上記風向変更装置の装着の有無を検知するものであることが望ましい。
また,上記磁石が永久磁石或いは電磁石であることが望ましく,更にまた, 上記変更板が上記支持部材に左右に揺動自在に支持された複数の縦ルーバであることが望ましい。
以上説明したように,本発明によれば,空気吹出口から送り出される空気流の方向を変更する1又は複数の変更板と,該変更板を揺動自在に支持する支持部材とからなる風向変更装置を備えた空気調和機に,上記支持部材を磁力で吸着させる磁力吸着手段が設けられているため,上記空気調和機に上記風向変更装置を磁力吸着により容易に装着することができ,また,磁力による吸着力を断ち切るという簡略な方法で上記風向変更装置を容易に取り外すことができる。その結果,高所に空気調和機が設置されている場合であっても,風向変更装置の着脱作業を安全に行うことが可能となる。
また,上記変更板を連動自在に連接する連接部材と,上記連接部材を駆動する連動装置とからなる風向変更装置を備えた空気調和機に,上記連動装置の駆動力を上記連接部材に磁気的結合により伝達する磁力伝達手段を含んでなる駆動力伝達部材が備えられているため,上記連動装置と上記変更板とを磁気的結合により容易に連結し,或いはその連結を解除することができる。
また,上記空気調和機に,上記支持部材を磁力で吸着させる磁力吸着手段と,上記連動装置の駆動力を上記連接部材に磁気的結合により伝達する磁力伝達手段とが設けられることにより,上記風向変更板の着脱を容易に行うことができるだけでなく,上記連動装置と上記変更板とを容易に連結し,或いはその連結を解除することができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の第1の実施形態に係る空気調和機A1の全体を示す全体斜視図,図2は空気調和機A1の正面図,図3は空気調和機A1に適用される風向変更装置の一例である左右動ルーバの概要を示す三面図,図4は左右動ルーバが取り外された空気調和機A1の内部構造を示す側断面図,図5は左右動ルーバが装着された空気調和機A1の内部構造を示す側断面図,図6は本発明の第2の実施形態に係る空気調和機A2の全体を示す正面図,図7空気調和機A2に適用される風向変更装置の一例である左右動ルーバの概要を示す三面図,図8は左右動ルーバが装着された空気調和機A2の内部構造を示す側断面図である。
《第1の実施形態》
最初に,本発明の第1の実施形態に係る空気調和機A1について説明する。まず,図1及び図2の外形図を用いて,本空気調和機A1の外部構造について説明する。尚,図2(a)は左右動ルーバ10aが取り外された状態の空気調和機A1の正面図,(b)は左右動ルーバ10aが装着された状態の空気調和機A1の正面図である。
本空気調和機A1は,ギャラリ(空気吸込口)1,前面パネル2,本体ケース3,空気吹出口4等を備え,更に,本体ケース3の下部に配置され,上記空気吹出口4の近傍に着脱可能な風向変更装置の一例である左右動ルーバ10a及び上下動ルーバ5(図4参照)を具備してその外部構造が構成されている。また,本空気調和機A1の空気吹出口4の近傍には,上記左右動ルーバ10aを位置決め可能に取り付ける係合部23が形成され,更に,上記空気調和機A1の本体ケース3に上記左右動ルーバ10aを磁力で吸着させて着脱可能に取り付けるための2つ磁性プレート21(磁性体)が固着されている。尚,本実施形態における空気調和機A1では,2つの磁性プレート21が上記空気調和機A1の本体ケース3に設けられた構成について説明するが,上記磁性プレート21が3以上の複数設けられた構成であっても,或いは,空気調和機A1の本体ケース3の横幅全域に横長の1枚の磁性プレート21が設けられた構成であってもかまわない。
ここで,図3を参照して上記左右動ルーバ10aの詳細について説明する。
上記左右動ルーバ10aは,図3に示すように,空気の吹出方向を左右に変更するためのものであり,横方向に長い形状をしている。この左右動ルーバ10aは,空気調和機A1本体の空気吹出口4の近傍に着脱可能に設けられ,空気吹出口4から送り出される空気流の方向を左右に変更する複数の縦ルーバ12(変更板の一例)と,この縦ルーバ12を揺動自在に支持する支持部材11と,上記支持部材11に支持された上記複数の縦ルーバ12を連動自在に連接する横方向に長い形状の連接部材13と,により構成されている。
上記支持部材11には,上記係合部23に係合して,上記本体ケース3に上記左右動ルーバ10aを位置決め可能に係合するための突起状の係合片24が突出して形成されている。この係合片24が上記係合部23の溝部に嵌ることにより上記支持部材11が上記本体ケース3に係合される。更に,上記支持部材11には,上記本体ケース3と上記支持部材11とが係合される際に,上記本体ケース3と上記支持部材11とを互いに吸着させるための2つの永久磁石22が固着されている。即ち,上記支持部材11には,上記本体ケース3に形成された係合部23の溝部に固着された上記磁性プレート21と直接或いは間接的に接触して磁力吸着する2つの永久磁石22が上記磁性プレート21に吸着し得る位置に固着されている。この永久磁石22と,前記磁性プレート21とにより,上記空気調和機A1の本体ケース3に上記支持部材11を磁力で吸着させる磁力吸着手段が構成される。尚,本実施形態における空気調和機A1では,上記支持部材11に磁性プレート21に対応する2つの永久磁石22が設けられた構成について説明するが,上記磁性プレート21が3以上の複数設けられた構成である場合は,上記支持部材11に上記磁性プレート21の個数に対応する3以上の上記永久磁石22を設ける構成であっても良い。また,上記磁性プレートと同様に,上記支持部材11の横幅全域に横長の1枚の永久磁石22が設けられた構成であってもかまわない。
次に,図4及び図5の側断面図を用いて,空気調和機A1の内部構造について説明する。
図に示すように,本空気調和機A1には,室内空気を吸い込み,熱交換された空気を室内に送り出す送風機(ファン)6と,前面パネル2の内側に設けられ,塵埃を除去する不図示のフィルタと,上記送風機6の回転によって室内空気を取り入れるギャラリ1と,吸い込まれた室内空気を媒体として熱交換を行う熱交換器7とが設けられている。上記送風機6の回転によって吸い込まれた室内空気は,熱交換器7を通ることにより熱交換され,その後,上記左右動ルーバ10a及び上下動ルーバ5の周囲を通って空気吹出口4から室内に送り出される。このとき,空気吹出口4から送り出されて空気流の方向が上記左右動ルーバ10aにより左右に変更され,上記上下動ルーバ5により上下に変更される。
上記空気吹出口4の近傍には,前記したように係合部23が形成されている。この係合部23は,上記左右動ルーバ10aを構成する支持部材11が上記本体ケース3に係合し得るよう,横方向に長い溝状(凹状)に形成されている。この係合部23の溝部には,上記本体ケース3と上記支持部材11とが係合される際に,上記本体ケース3と上記支持部材11とが互いに吸引して吸着され得るよう上記磁性プレート21が固着されている。
また,上記磁性プレート21の上記本体ケース3を挟んで反対側,即ち,上記本体ケース3の内部側には,上記左右動ルーバ10aの装着の有無を検知する磁力センサ25(着脱検知手段の一例)が設けられている。この磁力センサ25は磁力や磁束密度の強さに応じた電気信号を出力するホール素子等のセンサである。
上述のように本空気調和機A1が構成されることにより,上記空気調和機A1の本体ケース3と上記左右動ルーバ10aの支持部材11とが単に磁気的吸着によって取り付けられるため,上記空気調和機A1に上記左右動ルーバ10aを容易に取り付け,或いは取り外すことができる。従って,例えば,空気調和機A1が高所に設置されている場合であっても,上記左右動ルーバ10aの着脱作業を容易に且つ安全に行うことが可能となる。
また,上記磁力センサ25の出力信号を利用することにより,上記支持部材13に設けられた永久磁石22の磁力に基づいて上記左右動ルーバ10aの装着の有無を検知することが可能となる。更に,この磁力センサ25の出力信号(検知結果)に応じて,上記空気調和機A1への電力供給を遮断するマイコン制御装置(電力遮断手段の一例)を設けることにより,空気調和機A1への供給電力を制御することも可能となる。このように構成することにより,例えば空気調和機A1の清掃中に,上記左右動ルーバ10aが取り外されていた場合に,誤って空気調和機A1の作動スイッチがON入力されたとしても,空気調和機A1は作動しないので安全に清掃作業を行うことができる。
《第2の実施形態》
次に,図6,図7及び図8を用いて,本発明の第2の実施形態に係る空気調和機A2について説明する。尚,図6(a)は左右動ルーバ10bが取り外された状態の空気調和機A2の正面図,(b)は左右動ルーバ10bが装着された状態の空気調和機A2の正面図である。
本発明の第2の実施形態に係る空気調和機A2は,前記第1の実施形態に係る空気調和機A1が具備する構成に加えて,左右動ルーバ10bに設けられた複数の縦ルーバ12を連動自在に連接する連接部材13を駆動する揺動モータ(連動装置)34と,上記揺動モータ34の駆動力を上記連接部材13に伝達する駆動力伝達部材33と,上記揺動モータ34を制御する不図示のコントローラとを更に具備して構成されている。
上記左右動ルーバ10bが前記磁力吸着手段により上記空気調和機A2の本体ケース3に磁力吸着して取り付けられると,上記連接部材13の端部が上記駆動力伝達部材33の端部に近接或いは接触するように上記駆動力伝達部材33及び上記揺動モータ34が配置されている。
上記駆動力伝達部材33の上記連接部材13側の端部には,上記揺動モータ34の駆動力を上記連接部材13に磁気的結合により伝達する磁力伝達手段を構成する磁性プレート35(磁性体)が固着されており,また,上記連接部材13の上記駆動力伝達部材33側の端部には,上記磁力伝達手段を構成する永久磁石36が固着されている。
上記揺動モータ34は,図8に示すように,上記本体ケース3を挟んで空気吹出口4の近傍に設けられた1つの揺動用縦ルーバ32の反対側,即ち本体ケース3の内部側に設けられており,上記揺動モータ34の駆動軸は上記揺動用縦ルーバ32を揺動させるために,上記本体ケース3の内部側から上記揺動用縦ルーバ32に連結されている。また,上記揺動用縦ルーバ32には,上記駆動力伝達部材33が連結されている。従って,上記揺動モータ34が駆動すると上記揺動用縦ルーバ32が揺動され,この揺動用縦ルーバ32の揺動に応じて上記駆動力伝達部材33が横方向に往復運動する。
上述のように本空気調和機A2が構成されることにより,上記左右動ルーバ10bが上記空気調和機A2の本体ケース3に磁力吸着により取り付けられると,上記永久磁石36と上記磁性プレート35とが互いに磁力により引き合って磁気的に結合される。これにより,上記揺動モータ34が駆動して,上記揺動用縦ルーバ32が揺動されると,上記駆動力伝達部材33を介して上記揺動モータ34の駆動力が磁気的結合された上記連結部材13に伝達される。これにより,上記複数のルーバが一斉に揺動される。このように,揺動モータ34等により上記複数の縦ルーバ12を揺動させる機構を有する空気調和機A2においても,上記縦ルーバ12の揺動を可能としつつ,上記左右動ルーバ10bを容易に取り付け,或いは取り外すことが可能となる。尚,この第2の実施形態における空気調和機A2は,上記左右動ルーバ10bが上記本体ケース3に磁力吸着により取り付けられるよう構成されているが,上記左右動ルーバ10bが磁力吸着によらず,前記従来公知の方法等のように複数のスライダー等の係合により上記本体ケース3に取り付けられる取付構造を有する空気調和機において,上記連接部材13の端部に設けられた永久磁石36が上記駆動力伝達部材33の端部に設けられた磁性プレート35に吸引されて磁気的に結合する構成されたものであってもよい。
上述に説明した実施形態においては,空気調和機の本体ケース3に磁性プレート21が,そして,上記左右動ルーバ10a(10b)に永久磁石22が設けられた構成を有する空気調和機について説明したが,上記磁性プレート21が上記左右動ルーバ10a(10b)に,上記永久磁石22が空気調和機の本体ケース3に設けられて構成された空気調和機であってもかまわない。このように構成されて空気調和機であっても,前記実施形態と同様に,上記左右動ルーバ10a(10b)の着脱を容易に行うことができる。また,この永久磁石を電磁石に置き換えることも,上記永久磁石と同様の磁力部材に置き換えることも可能である。上記永久磁石を上記電磁石或いは上記磁力部材と置換した場合でも,本発明の目的を達成し,前記課題を解決することができる。
また,上述の実施形態においては,左右動ルーバ10a,10bが空気調和機に磁力で吸着される構成について説明したが,特にこれに限定されることはない。例えば,空気調和機本体の空気吹出口の近傍に着脱可能に設けられ,空気吹出口から送り出される空気流の方向を上下に変更する風向変更板の一例である上下動ルーバ5(図4等)を揺動自在に軸支する軸支部と軸部が磁気的に結合する構成であってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る空気調和機A1の全体を示す全体斜視図。 空気調和機A1の正面図。 空気調和機A1に適用される風向変更装置の一例である左右動ルーバの概要を示す三面図。 左右動ルーバが取り外された空気調和機A1の内部構造を示す側断面図。 左右動ルーバが装着された空気調和機A1の内部構造を示す側断面図。 本発明の第2の実施形態に係る空気調和機A2の全体を示す正面図。 空気調和機A2に適用される風向変更装置の一例である左右動ルーバの概要を示す三面図。 左右動ルーバが装着された空気調和機A2の内部構造を示す側断面図。
符号の説明
1…ギャラリ(空気吸込口)
2…前面パネル
3…本体ケース
4…空気吹出口
5…上下動ルーバ(上下方向風向変更装置)
6…送風機
7…熱変換器
10a,10b…左右動ルーバ(左右方向風向変更装置)
11…支持部材
12…変更板
13…連接部材
21…磁性プレート(磁性体)
22…永久磁石
24…係合片
25…磁力センサ(着脱検知手段)
32…揺動用縦ルーバ
33…駆動伝達部材
34…揺動モータ(連動装置)
35…磁性プレート(磁性体)
36…永久磁石

Claims (10)

  1. 空気調和機本体の空気吹出口の近傍に着脱可能に設けられ,空気吹出口から送り出される空気流の方向を変更する1又は複数の変更板と,該変更板を揺動自在に支持する支持部材とからなる風向変更装置を備えた空気調和機において,
    上記空気調和機本体に上記支持部材を磁力で吸着させる磁力吸着手段を具備してなることを特徴とする空気調和機。
  2. 上記空気調和機本体に上記支持部材を位置決め可能に係合する係合部を更に備え,
    上記空気調和機本体と上記支持部材とが係合される際に,上記空気調和機本体と上記支持部材とが互いに吸引して吸着され得るよう上記係合部に上記磁力吸着手段が設けられてなる請求項1に記載の空気調和機。
  3. 上記磁力吸着手段は,上記空気調和機本体若しくは上記支持部材に固着された磁性体と,上記支持部材若しくは上記空気調和機本体に固着された磁石とからなるものである請求項1又は2に記載の空気調和機。
  4. 空気調和機本体の空気吹出口の近傍に着脱可能に設けられ,空気吹出口から送り出される空気流の方向を変更する1又は複数の変更板と,該変更板を揺動自在に支持する支持部材と,上記変更板を連動自在に連接する連接部材と,上記連接部材を駆動する連動装置とからなる風向変更装置を備えた空気調和機において,
    上記連動装置の駆動力を上記連接部材に磁気的結合により伝達する磁力伝達手段を含んでなる駆動力伝達部材を具備することを特徴とする空気調和機。
  5. 上記磁力伝達手段は,上記駆動力伝達部材若しくは上記連接部材に固着された磁性体と,上記連接部材若しくは上記駆動力伝達部材に固着された磁石とからなるものである請求項4に記載の空気調和機。
  6. 空気調和機本体の空気吹出口の近傍に着脱可能に設けられ,空気吹出口から送り出される空気流の方向を変更する1又は複数の変更板と,該変更板を揺動自在に支持する支持部材と,上記変更板を連動自在に連接する連接部材と,上記連接部材を駆動する連動装置とからなる風向変更装置を備えた空気調和機において,
    上記空気調和機本体に上記支持部材を磁力で吸着させる磁力吸着手段と,
    上記連動装置の駆動力を上記連接部材に磁気的結合により伝達する磁力伝達手段を含んでなる駆動力伝達部材と,
    を具備することを特徴とする空気調和機。
  7. 上記風向変更装置の装着の有無を検知する着脱検知手段と,上記着脱検知手段による検知結果に応じて,上記空気調和機への電力供給を遮断する電力遮断手段とを更に備えてなる請求項1〜6のいずれかに記載の空気調和機。
  8. 上記着脱検知手段が,上記支持部材に設けられた磁力に基づいて上記風向変更装置の装着の有無を検知するものである請求項7に記載の空気調和機。
  9. 上記磁石が永久磁石或いは電磁石である請求項1〜8のいずれかに記載の空気調和機。
  10. 上記変更板は,上記支持部材に左右に揺動自在に支持された複数の縦ルーバである請求項1〜9のいずれかに記載の空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3367015A4 (en) * 2015-10-23 2019-09-11 Sharp Kabushiki Kaisha AIR CONDITIONER
CN111121174A (zh) * 2020-01-16 2020-05-08 珠海格力电器股份有限公司 风机组件、窗机空调及其控制方法

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