JP5794746B1 - ネジ保持具付きドライバー - Google Patents

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孝義 森田
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Abstract

【課題】構造が簡単でありながらネジを安定して保持できるドライバーを提供する。【解決手段】ドライバーのドライバー軸にコイルスプリングを嵌着し、コイルスプリングの後端をドライバー軸に固定するとともに、コイルスプリングの先端は、ドライバー軸の先端にあるネジとの係合部よりも前方に突出している構造とする。コイルスプリングがドライバー軸とともに回転する場合はS巻のコイルスプリングを採用する。【選択図】図1

Description

本発明は、ネジの締め付け及び取り外し作業において、ネジの落下を防止できるようにしたドライバーに関するものである。
ドライバーでネジを締め付け及び取り外しする場合は、ネジを手で支えて作業するのが一般的である。しかし、手の届かない狭い場所では作業時にネジが落下することがある。また落下しなくても、ネジの方向が不安定となって締め付けが意図通りに進まないことがある。
そこで、ネジの落下を防止するために種々のドライバー用ネジ保持具が提案されている。その一例として、特開2011−218540号広報(以下「特許文献1」という。)が挙げられる。この発明は、ドライバーにスプリング止めを設け、ドライバーの先からスプリングを通し、ドライバーとスプリングを両側からはさみ込むようにプラスチックの落下防止用のネジガードを設けたものである。
また、特開2007−276094号広報(以下「特許文献2」という。)には、ゴムあるいはプラスチック製の筒状体の一方側を上方保持部とし、他方側を下方保持部として、下方保持部と上方保持部のいずれか一方の内径部をドライバー先端部に嵌着可能とし、いずれか他方の内径部をネジに嵌着可能としたネジの締付補助部材が提案されている。
特許2011−218540号広報 特開2007−276094号広報
しかしながら、特許文献1のドライバーは、スプリングの作用でドライバーが落下防止ビスガードの中を移動するものであり、構造が複雑である。一方特許文献2のネジの締付補助部材は、構造は簡単であるがドライバーと締付補助部材との位置関係が固定されるため、締め付けに際してネジの後端の一部しか保持できず、ネジが長い場合にはその保持が不安定になる。
そこで、本発明は、構造が簡単でありながらネジを安定して保持できるドライバーを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、第1の本発明に係るドライバーは、ネジの保持具としてコイルスプリングのみを用いた構造とした。
すなわち、第1の本発明は、S巻のコイルスプリングと前記コイルスプリングに挿入され先端部にネジとの係合部を有するドライバー軸と前記ドライバー軸に接合された把持部とを備えるドライバーであって、前記コイルスプリングの後端が前記ドライバー軸に固着され、前記コイルスプリングの先端が前記ネジとの係合部より突出していることを特徴とするドライバーである。
第1の本発明のドライバーは、コイルスプリングそのものをネジの落下防止手段とすることで、構造が単純でありながら、ネジの締め付け開始時にはネジ全体を保持する一方、ネジの進行に伴ってコイルスプリングが縮むことで、最後までネジの残余部分を安定して保持することができる。なお、コイルスプリングはS巻であり、右周りでの締め付け時にコイルスプリングの先端がネジの締め付け対象物に引っかかったり、抵抗となったりすることはない。
さらに第2の本発明は、コイルスプリングと前記コイルスプリングに挿入され先端部にネジとの係合部を有するドライバー軸と前記ドライバー軸が装着された電動部本体とを備える電動ドライバーであって、前記コイルスプリングの後端が前記電動部本体に固着され、前記コイルスプリングの先端が前記ネジとの係合部より突出し、前記コイルスプリングが前記ネジの締め付け・取り外しに際して回転しないことを特徴とする電動ドライバーである。
第2の本発明も、コイルスプリングそのものをネジの落下防止手段とすることで、構造が単純でありながら、ネジの締め付け開始時にはネジ全体を保持する一方、ネジの進行に伴ってコイルスプリングが縮むことで、最後までネジの残余部分を安定して保持することができる。その上、第1の本発明と異なり、コイルスプリングはドライバー軸とは遊離されているため、ネジの締め付け・取り外しに際して回転することがない。これによりコイルスプリングの巻方向はS巻に限定されない。
本発明のドライバーによれば、構造が簡単でありながらネジの締め付け及び取り外しにおいて、ネジを安定して保持する効果を奏し得る。
本発明のネジ捻じ込み前の一実施形態を示す説明図である。 本発明のネジ捻じ込み後の一実施形態を示す説明図である。 本発明のネジ捻じ込み前の他の実施形態を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1〜図3は発明の実施形態を示すものであって、図中、同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
図1は、本発明のネジ捻じ込み前の一実施形態を示す説明図である。これは木ネジ60をドライバー1を用いて木材70に捻じ込もうとしているところである。
ドライバー1のドライバー軸30にコイルスプリング10が嵌着されコイルスプリング10の後端部はドライバー軸30に固定されている。ドライバー軸30は把持部40に固定されている。そしてコイルスプリング10の先端部はドライバー軸30先端のネジとの係合部20よりも突出して木ネジ60を全長に亘って支持している。ここでコイルスプリング10はS巻であり、木ネジ60の頭部径よりも大きい内径を有する。
図2は、本発明のネジ捻じ込み後の一実施形態を示す説明図である。図1の状態からドライバー1を右周りに回転させると、木ネジ60は木材70の中に進入していくが、このときコイルスプリング20は木ネジ60の進入に合わせて縮みながら、木ネジ60のまだ木材70に埋まっていない部分を支持し続け、最終的に図2の状態となる。
ネジ60の捻じ込み時にドライバー1のドライバー軸30は右回りに回転するが、コイルスプリング20はS巻であるため、その先端部が木材70に食い込むことで捻じ込みの抵抗となることはない。ネジ60の捻じ込みが完了して、ドライバー1を木ネジ60から外すとコイルスプリング20は元の長さまで伸長する。
図3は、本発明のネジ捻じ込み前の他の実施形態を示す説明図である。コイルスプリング10が電動ドライバー2のドライバー軸30に嵌着されコイルスプリング10の後端部は電動部本体50に固定されている。すなわちコイルスプリング10とドライバー軸30は遊離しており、ドライバー軸30が回転してもコイルスプリング10は回転しない。
したがって、ドライバー軸30を右周りに回転させて木ネジ60を木材70に捻じ込んでいくと、コイルスプリング10は回転せずに、木ネジ60の埋まっていない部分を支持し続けながら縮んでいくことになる。なお、図3のコイルスプリング10はS巻となっているが、コイルスプリング10は回転しないため、Z巻でもよい。
図1及び図3の実施の形態において、コイルスプリング10の後端をドライバー軸30や電動部本体50に固定する手段は、溶接のように半永久的な固定手段でもよく、また抑え具とビスの組み合わせ等による脱着可能な一時的な固定手段でもよい。
1 ドライバー
2 電動ドライバー
10 コイルスプリング
20 ネジとの係合部
30 ドライバー軸
40 把持部
50 電動部本体
60 木ネジ
70 木材

Claims (1)

  1. コイルスプリングと前記コイルスプリングに挿入され先端部にネジとの係合部を有するドライバー軸と前記ドライバー軸が装着された電動部本体とを備える電動ドライバーであって、前記コイルスプリングの後端が前記電動部本体に固着され、前記コイルスプリングの先端が前記ネジとの係合部より突出し、前記コイルスプリングが前記ネジの締め付け・取り外しに際して回転しないことを特徴とする電動ドライバー。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3037408U (ja) * 1996-11-01 1997-05-16 北沢 正三 ドライバ用ネジ脱落防止具
JP2009285820A (ja) * 2008-06-02 2009-12-10 Chugoku Electric Power Co Inc:The ボルト、ナットの脱落防止具

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