JP2013252569A - 締付け工具用補助具 - Google Patents

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Shinya Yamaguchi
伸也 山口
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Abstract

【課題】物品の凹部にネジを螺合する際に、物品への損傷を回避することができる締付け工具用補助具を提供することを課題とする。
【解決手段】ドライバー1の軸部3にスライド可能に挿通されるドライバー用補助具10であって、ネジNが螺合される物品Xの凹部Mに一端側が挿入されるとともに軸部3をガイドする筒部11と、筒部11の他端側に形成されドライバー1に対して着脱される着脱部12と、を有することを特徴とする。筒部11の一端側に、緩衝部11dを設けてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドライバー等の締付け工具の螺合作業を補助する締付け工具用補助具に関する。
例えば、特許文献1に示すように、物品にネジを螺合するためのインパクトドライバーが知られている。インパクトドライバーによれば、軸部が高速で回転するため短時間でネジの留め付け作業を行うことができる。
特開2011−104665号公報
しかし、物品に予め設けられた凹部にネジを螺合する場合、インパクトドライバーの軸部で前記物品を傷つけてしまうおそれがある。具体的には、螺合する際に、ネジの軸中心に対してインパクトドライバーの軸部の軸中心が斜めに配置されると、ネジの頭部からインパクトドライバーの軸部が外れ物品を損傷する場合がある。
本発明はこのような課題を解決するために創作されたものであり、物品の凹部にネジを螺合する際に、物品への損傷を回避することができる締付け工具用補助具を提供することを課題としている。
そこで本発明は、締付け工具の軸部にスライド可能に挿通される締付け工具用補助具であって、ネジが螺合される物品の凹部に一端側が挿入されるとともに前記軸部をガイドする筒部と、前記筒部の他端側に形成され前記締付け工具に対して着脱される着脱部と、を有することを特徴とする。
かかる構成によれば、凹部に締付け工具用補助具を挿入することにより凹部が保護されるため、締付け工具の軸部と凹部との接触を回避できる。これにより、螺合する際に物品への損傷を回避できる。また、締付け工具用補助具によって、締付け工具の軸部がガイドされるため、締付け工具の軸部の軸中心とネジの軸中心とを一直線状に配置できる。これにより、ネジを確実に螺合することができる。また、締付け工具用補助具に着脱部を備えているため、未使用時には締付け工具に取り付けておくことができる。
また、前記筒部の一端側には緩衝部が形成されており、前記緩衝部の長さは前記凹部の深さ以上になっていることが好ましい。かかる構成によれば、締付け工具用補助具を挿入する際に、凹部への損傷を回避できる。
本発明の締付け工具用補助具によれば、物品の凹部にネジを螺合する際に、物品への損傷を回避することができる。
本実施形態に係る締付け工具用補助具の斜視図である。 本実施形態に係る締付け工具用補助具を示す図であって、(a)は側面図であり、(b)は(a)のI−I断面図である。 本実施形態に係る締付け工具用補助具の使用方法を示す側面図であって、(a)は螺合前、(b)は螺合中、(c)は螺合後を示す。
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態に係るドライバー用補助具(締付け工具用補助具)10は、ドライバー(締付け工具)1に取り付けられる部材であって、ネジNを螺合する際に用いられる。ここでは、ドアライニング(物品)Xの凹部MにネジNを螺合する場合を例示する。
ドライバー1は、本体部2と、軸部3とで構成された電動インパクトドライバーである。本実施形態では、電動インパクトドライバーを用いているが、締付け工具の種類を限定するものではない。締付け工具は、例えば、手動のドライバーや、六角レンチなどの多角形レンチ等、ネジを締結する工具であればよい。本体部2には、利用者が把持するグリップ部4と、軸部3が装着されるチャック部5とが形成されている。本体部2には軸部3を回転させる電動モータが内蔵されている。チャック部5は、本実施形態では金属製になっている。
軸部3は、電動モータの駆動に伴って回転する部位であって、チャック部5に対して着脱可能になっている。
ドライバー用補助具10は、図2の(a)に示すように、筒部11と、着脱部12とで構成されている。ドライバー用補助具10は、円筒状を呈しその内部に軸部3が挿通され、軸部3の軸方向にスライド可能になっている。また、ドライバー用補助具10は、凹部Mに挿入され、螺合する際に軸部3をガイドする。
筒部11は、円筒状に形成されており、大径部11aと、小径部11bと、段差部11cと、緩衝部11dとを備えている。図2の(a)及び(b)に示すように、筒部11の内径は一定の大きさになっており、軸部3の外径よりもやや大きくなっている。また、筒部11の全長は、凹部Mの深さよりも大きく、かつ、ネジNの全長よりも大きくなっている。
大径部11aの外径は、着脱部12の外径と略同等に形成されている。小径部11bの外径は、大径部11aよりも小さくなっており、本実施形態では凹部Mの内径と略同等に形成されている。段差部11cは、大径部11aと小径部11bとの段差で形成される部位であって、テーパー状になっている。段差部11cを設けることで、利用者が筒部11をつまみ易くなっている。大径部11a、小径部11b及び段差部11cの材料は特に制限されるものではない。
緩衝部11dは、筒状を呈し小径部11bと同じ径で形成されている。緩衝部11dは、柔軟性を備えた樹脂又はゴム等で構成されており、凹部Mに挿入(嵌合)する際に凹部Mへの損傷を防ぐ部材である。また、緩衝部11dの軸方向の長さは、凹部Mの深さ以上になっている。緩衝部11dは、例えば接着剤で小径部11bに取り付けられている。
なお、筒部11の外周面に滑り止め手段を設けてもよい。滑り止め手段は、例えば、滑りにくい材料で形成してもよいし、筒部11の外周面の周方向に凸凹を設けるなどして形成してもよい。
着脱部12は、本実施形態ではマグネットで構成されており、筒部11の一端側に形成されている。着脱部12は、チャック部5に対して着脱可能になっている。着脱部12は、本実施形態ではマグネットで構成したが、これに限定されるものではない。着脱部12は、例えば、粘着性のある材料で構成してもよいし、ドライバー1に対して機械的に着脱可能な構成であってもよい。
次に、本実施形態に係るドライバー用補助具10の使用方法について説明する。ネジNを留め付ける対象物は特に制限されないが、本実施形態では図1に示すように、ドアライニングXをドアパネルYに留め付ける場合を例示する。
ドアライニングXは、自動車のドアパネルYの内側に取り付けられる樹脂製の部材である。ドアライニングXには、ドアの開閉を行うためのハンドル部Kが形成されている。ハンドル部Kには、レバーLと、ネジNが螺合される凹部Mとが形成されている。凹部Mは、円柱状の中空部を備えおり、底部Maと円筒状の側壁部Mbとで構成されている。
図3の(a)に示すように、まず、凹部Mの底部MaにネジNをセットして軸部3の先端をネジNの頭部に当接させる。
次に、図3の(b)に示すように、ドライバー用補助具10をスライドさせてドライバー用補助具10の先端側を凹部Mに挿入(嵌合)させる。そして、ドライバー1の電動モータを駆動させてネジNを螺合する。
最後に、図3の(c)に示すように、ドライバー用補助具10を軸部3に沿ってスライドさせて、着脱部12をチャック部5に取り付け、ネジNから軸部3を離脱させる。
以上説明した本実施形態に係るドライバー用補助具10によれば、凹部Mにドライバー用補助具10を挿入(嵌合)することにより凹部Mが保護されるため、軸部3と凹部MひいてはドアライニングXとの接触を回避できる。これにより螺合する際に、ドアライニングXへの損傷を回避できる。また、ドライバー用補助具10によって、軸部3がガイドされるため、軸部3の軸中心とネジNの軸中心とを一直線状に配置できる。これにより、ネジNを確実に螺合することができる。
また、ドライバー用補助具10にマグネット式の着脱部12を備えているため、未使用時にはドライバー1に取り付けておき、使用時にはドライバー1から容易に離脱させてスライドさせることができる。
また、緩衝部11dを備えているため、凹部Mにドライバー用補助具10を嵌合する際に、凹部Mへの損傷を回避できる。また、本実施形態では、緩衝部11dの長さが凹部Mの深さ以上になっているため、嵌合する際における凹部Mへの損傷をより確実に回避できる。
また、本実施形態では、ドライバー用補助具10の一端側の外径を凹部Mの内径と略同等に形成して、凹部Mにドライバー用補助具10を嵌め合わせるようにしているため、凹部Mに対してドライバー用補助具10を安定して固定できる。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更が可能である。例えば、凹部Mの底部Maに下穴又は窪み等を設けることにより、ネジNを螺合しやすくしてもよい。また、筒部11の内周面にベアリング等を介設することで、ドライバー用補助具10に対して軸部3が滑らかに回転するようにしてもよい。また、筒部11の全体を緩衝部材で構成してもよい。
また、本実施形態では、筒部11の先端側の外径(緩衝部11dの外径)と、凹部Mの内径とを略同等に形成したが、筒部11の先端側の外径が凹部Mの内径よりも小さくなっていてもよい。また、本実施形態のように、緩衝部11dの長さは、凹部Mの深さ以上になっていることが好ましいが、凹部Mの深さよりも小さくなっていてもよい。
また、凹部Mの大きさは、接合する物品に応じて適宜異なるため、凹部Mの内径と略同等となる外径を備えた筒部11(緩衝部11d)を予め複数種類用意しておくことが好ましい。この場合、例えば、着脱部12に対して筒部11を容易に着脱できるように構成しておき、凹部Mの内径に応じて、筒部11を付け替える構成としてもよい。
また、締付け工具として六角レンチなどの多角形レンチを用いる場合は、多角形レンチの軸部に締付け工具用補助具を挿通させればよい。この場合は、金属製の多角形レンチの把持部と例えばマグネットで形成された着脱部とを着脱させることができる。
1 ドライバー(締付け工具)
2 本体部
3 軸部
4 グリップ部
5 チャック部
10 ドライバー用補助具(締付け工具用補助具)
11 筒部
11a 大径部
11b 小径部
11c 段差部
11d 緩衝部
12 着脱部
M 凹部
Ma 底部
Mb 側壁部
N ネジ
X ドアライニング(物品)
Y ドアパネル

Claims (2)

  1. 締付け工具の軸部にスライド可能に挿通される締付け工具用補助具であって、
    ネジが螺合される物品の凹部に一端側が挿入されるとともに前記軸部をガイドする筒部と、
    前記筒部の他端側に形成され前記締付け工具に対して着脱される着脱部と、を有することを特徴とする締付け工具用補助具。
  2. 前記筒部の一端側には緩衝部が形成されており、前記緩衝部の長さは前記凹部の深さ以上になっていることを特徴とする請求項1に記載の締付け工具用補助具。
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