JP3190344U - ドライバー補助具 - Google Patents

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浩幸 中村
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Abstract

【課題】簡易構造とし生産性を維持しつつ、径の異なるドライバーに取付けて使用する場合であってもネジの把持力が低下せず、ネジ締め作業時の利便性を維持するとともにネジの紛失を抑制した、ドライバー補助具を提供する。
【解決手段】ドライバーの軸部のネジ係止部に着脱可能に装着され、係止させるネジを一時的に保持するために使用されるドライバー補助具であって、全体円筒状に形成された板部材により構成され、上記ネジ係止部に径方向両端部15が相互に移動可能な状態で巻き付け固定され、本体部16と、上記本体部の軸方向端部17に形成されたネジ把持部18とを有し、上記把持部が上記ネジ係止部の軸方向外方に配置されるように着脱可能に固定して使用されるようにする。
【選択図】図1

Description

本考案は、ドライバー補助具の改良に関するものである。
従来より、3つの爪とバンド部分からなる板を円筒状に丸めたネジ保持器で、ドライバーの先端に取り付けることで、ドライバー先端にネジを把持しネジ締め作業時に便利であり、ネジを紛失したりすることを防ぐことができるネジ保持器は特許文献1によって既に提案されている。
しかしながら、上記ネジ保持器の径よりも大きい径のドライバーに取り付けて使用する場合には、バンド部分の周方向の端面に位置する爪同士の間隙が広がりネジの把持力が低下することで、ネジ締め作業時の利便性の低下を招くと共にねじを紛失してしまう恐れがあった。
公開実用新案第 昭和62―11577
そこで、本願考案は、このような従来の要請に基づくものであって、簡易構造とし、径の異なるドライバーに取付けて使用する場合であってもネジの把持力が低下せず、ネジ締め作業時の利便性を維持するとともにネジの紛失を抑制した、ドライバー補助具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために請求項1記載の考案にあっては、ドライバーの軸部のネジ係止部に着脱可能に装着され、係止させるネジを一時的に保持するために使用されるドライバー補助具であって、全体円筒状に形成された板部材により構成され、上記ネジ係止部に径方向両端部が相互に移動可能な状態で巻き付け固定され、本体部と、上記本体部の軸方向端部に形成されたネジ把持部とを有し、上記把持部が上記ネジ係止部の軸方向外方に配置されるように着脱可能に固定して使用されることを特徴とする。
従って、請求項1記載の考案にあっては、使用するドライバーに該ドライバー補助具を装着することによりネジをドライバー補助具が把持した状態で上記ネジ係止部に係止させることができる。
また、全体円筒状に形成された板部材により構成され、上記ネジ係止部に径方向両端部が相互に移動可能な状態で巻き付け固定されるように形成されていることから、径が異なるネジを把持する場合には、径方向両端部が相互に摺動することによりネジの径に適合して把持することができると共に、他のドライバーへ付け替えることもできる。
請求項2記載の考案にあっては、上記ネジ把持部は、上記本体部よりも小さい径寸法に形成された小径部を有することを特徴とする。従って、小径部を有さない場合に比べてより強い力でネジを把持することができる。
請求項3記載の考案にあっては、上記ネジ把持部の先端部には軸方向に沿った凹凸部が形成されていることを特徴とする。従って、凸部がネジを保持するための役割を果たし、凹部があることで把持されたネジの状態を目視確認できる。
請求項4記載の考案にあっては、上記凹凸部は上記本体部の後端部にも形成されていることを特徴とする。従って、該ドライバー補助具を反転させてドライバーへセットし、後端部側の凹凸部でネジを把持することもできる。
請求項5記載の考案にあっては、上記凹凸部は4mm間隔毎に形成された凸片部により形成されていることを特徴とする。
請求項6記載の考案にあっては、上記径方向両端部は、相互に厚さ方向において重なり合うように形成されていることを特徴とする。従って、重なり合った周寸法の分だけ径の大きいドライバーへ取付け使用した際も径方向両端部の凸片部同士が離間してしまうことがない。
請求項1記載のドライバー補助具にあっては、全体円筒状に形成された板部材により構成され、上記係止部に径方向両端部が相互に移動可能な状態で巻き付け固定されるように形成されていることから、径が異なるネジを把持する場合には、径方向両端部が相互に摺動することによりネジの径に適合して把持することができるため、径の異なる複数種類のネジにドライバー軸部を係止させる場合にあっても、容易にネジを把持してドライバー軸部に係止させることができ、ネジの締め込み作業を容易かつ迅速に行うことができる。
また、請求項1記載の考案に係るドライバー補助具は、固定手段を用いてドライバー軸部に固定するようには構成されておらず、板部材を円筒状に形成し、上記ネジ係止部に巻き付け固定するように構成されているため、他のドライバーへ付け替えることも容易かつ迅速に行うことができる。
上記ドライバー補助具は、一定の負荷を加えるとドライバーとドライバー補助具の本体は別体として摺動することができる。従って、ネジのネジ山部の大半が締め付けられたネジ締め作業終盤には、該ドライバー補助具の先端が、ネジ締め対象の周囲に接触すると、ドライバーと本体との間で摺動することでネジ締め対象の周囲を傷つけることがない。
請求項2記載のドライバー補助具にあっては、本体部よりも小さい径寸法に形成された小径部によりさらに大きな把持効果が得られ、小径部を有さない場合に比べてより強い力でネジを把持することができる。
従って、周囲を囲まれた狭い個所にネジ締め作業を行う場合にも、ネジを把持した先端部の周囲への少しの接触でネジが落下し紛失するなどの事態を避けることができる。
請求項3記載のドライバー補助具にあっては、ネジ把持部の先端部には軸方向に沿った凹凸部が形成されているので、凸部がネジを保持するための役割を果たし、凸部でネジを把持する。
また、凹部があることで把持されたネジの状態を目視確認できるので、ドライバー先端部や該ドライバー補助具に正しくセットされているかを確認することができる。
請求項4記載のドライバー補助具にあっては、凹凸部は本体部の後端部にも形成されているので、該ドライバー補助具を反転させてドライバーへセットし、後端部側の凹凸部でネジを把持することもできる。
本考案に係るドライバー補助具の一実施の形態を示した斜視図である。 本考案に係るドライバー補助具の一実施の形態を示した(a)展開図と(b)展開状態の側面図である。 本考案に係るドライバー補助具の一実施の形態を示し、ドライバーへ装着しネジを把持した状態を示す斜視図である。 本考案に係るドライバー補助具の一実施の形態を示し、ドライバーへ装着しネジを把持した状態を示す断面の概念図である。 本考案に係るドライバー補助具の一実施の形態を示し、ドライバーへ装着しネジを把持した状態を径方向端面の様子が見られる方向からの斜視図である。(a)は、径の小さいドライバー先端部に装着した状態を示し、(b)は、(a)よりも径方向両端部の重なり合った周寸法と同じだけ径の大きいドライバー先端部に装着した状態を示している。
以下、本考案を実施の形態に基づき、図面を参照して詳細に説明する。なお、本考案のドライバー補助具は、以下の実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
図3および図4に示すように、本実施の形態に係るドライバー補助具10は、ドライバーの軸部11のネジ係止部12に着脱可能に装着され、係止させるネジ13を一時的に保持するために使用される。
図1および図2に示すように、該ドライバー補助具10は、プレス成型によって所定の形状に成型された鋼板からなる板部材14をフォーミングマシンにより全体円筒状に形成することで構成されており、径方向両端部15は、相互に厚さ方向において重なり合うように形成され一定の重なり合った周寸法24を有している。
該ドライバー補助具10は、上記ネジ係止部12に径方向両端部15が相互に移動可能な状態で巻き付け固定されている。
また、本体部16と、上記本体部16の軸方向端部17に形成されたネジ把持部18とを有し、上記把持部18が上記ネジ係止部12の軸方向外方に配置されるように着脱可能に固定して使用される。
図1から図5に示すように、上記ネジ把持部18の先端部19には軸方向に沿って、4mm間隔毎に形成された凸片部20により凹凸部21が形成されており、凸片部20は4個形成され径方向両端部15に位置する凸部20aは他の2個の約半分の幅寸法で形成されている。また、上記凹凸部21は上記本体部16の後端部23にも形成されている。
軸方向端部17に形成されたネジ把持部18は、側面略くの字状に形成されている上記本体部16よりも小さい径寸法に形成された小径部22を有している。
以下、本実施の形態に係るドライバー補助具10の作用について説明する。
本実施の形態に係るドライバー補助具10は、円筒状に形成された板部材14により構成され、上記ネジ係止部12に径方向両端部15が相互に移動可能な状態で巻き付け固定されることから、図3に示すようにドライバー軸部11のネジ係止部12に先端部19側から固定する場合には、後端部23側からドライバー軸部11へ挿入する。この場合、径方向両端部15が拡開することにより容易に挿入することができ、且つ挿入後には板部材14の応力により容易に巻き付け固定することができる。
また、ネジ13を頭部側からドライバー補助具10内に導入する際には、径方向両端部15が相互に移動可能に形成されていることから、図4に示すように小径部22が拡開してネジ13をスムーズに導入できる。
ネジ13の頭をネジ係止部12に固定すると、小径部22を有する凸片部20によりネジ13を挟み込むように確実に把持される。
上記のようにネジ13を把持した状態であれば、下面にあるネジ締め対象に対してもネジ13を落下や紛失することなく、ネジ締め作業ができる。
また、該ドライバー補助具10はドライバー軸部11のネジ係止部12に巻き付け固定されているだけであるので、一定の負荷を加えるとドライバー補助具10はドライバー軸部11の周面上を摺動する。従って、ネジ13のネジ山部の大半が締め付けられたネジ締め作業終盤には、該ドライバー補助具10の凸片部20の先端が、ネジ13により締め付け固定される被固定物の周囲に接触した場合には、ドライバーと本体16との間で摺動することからネジ締め対象の周囲を傷つけることがない。
また、板部材14の径方向両端部15は重なり合うように形成されていることから、径のより大きいネジ13を把持する場合やドライバー軸部11に装着する場合であっても上記のように径方向両端部15は拡開して対応でき、図5に示すように所定以下の径であれば、重なり合った周寸法24内で径調整できるため、凸片部20が離間することがないので、ネジ13を把持する能力も低下することはない。
本体部16は板部材14により構成されているので、複数の材料や構成部材を必要としないので、容易に低コストで製造することができる。
該ドライバー補助具10の径方向両端部15は、互いに固定されていないため、ドライバーへ着脱することができ、異なる軸径を有するドライバーに対しても巻き付け装着可能である。
また、後端部23にも凹凸部21を有しており、長さ方向に反転させて装着することで後端部23側においてネジ13を把持することも可能である。
上記実施の形態においては、凹凸部21は4mm間隔毎に形成された凸片部20により形成される例を説明したが、これに限定されるものではなく3mm間隔であっても良い。
上記実施の形態においては、後端部23にも凹凸部21が形成されており、後端部23の凹凸部21は小径部22を有していない例を説明したが、これに限定されるものではなく、後端部23側には凹凸部21が形成されていないものでも良いし、後端部23側の凹凸部21においても小径部22が形成されていても良い。
本考案に係るドライバー補助具は、従来同様に簡易な構造を維持しながらも対応するドライバーの径の対象範囲を拡大したものであり、工事現場や日曜大工等のネジ締め作業で広く使用されることが想定され産業上利用可能性を有している。
10 ドライバー補助具
11 軸部
12 ネジ係止部
13 ネジ
14 板部材
15 径方向両端部
16 本体部
17 軸方向端部
18 把持部
19 先端部
20 凸片部
20a 凸部
21 凹凸部
22 小径部
23 後端部
24 重なり合った周寸法

Claims (6)

  1. ドライバーの軸部のネジ係止部に着脱可能に装着され、係止させるネジを一時的に保持するために使用されるドライバー補助具であって、
    全体円筒状に形成された板部材により構成され、上記ネジ係止部に径方向両端部が相互に移動可能な状態で巻き付け固定され、本体部と、上記本体部の軸方向端部に形成されたネジ把持部とを有し、上記把持部が上記ネジ係止部の軸方向外方に配置されるように着脱可能に固定して使用されることを特徴とするドライバー補助具。
  2. 上記ネジ把持部は、上記本体部よりも小さい径寸法に形成された小径部を有することを特徴とする請求項1記載のドライバー補助具。
  3. 上記ネジ把持部の先端部には軸方向に沿った凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のドライバー補助具。
  4. 上記凹凸部は上記本体部の後端部にも形成されていることを特徴とする請求項3記載のドライバー補助具。
  5. 上記凹凸部は4mm間隔毎に形成された凸片部により形成されていることを特徴とする請求項4記載のドライバー補助具。
  6. 上記径方向両端部は、相互に厚さ方向において重なり合うように形成されていることを特徴とする請求項1記載のドライバー補助具。
JP2014000710U 2014-02-14 ドライバー補助具 Expired - Lifetime JP3190344U (ja)

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JP3190344U true JP3190344U (ja) 2014-05-08

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