JP3043832U - ネジ回しに取り付ける補助具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、ネジ回しを使って，ネジを取り
付けたり取り外したりする時、ネジが、ネジ回しから一
時的に外れないようにする為に、ネジ回しに取り付ける
補助具に関する物である。 【構成】 透明で、一体になった大小２つの径の異なる
弾力性のある筒の、大径の筒の先端内側に傾斜を設
ける。そして小径の筒は、大径の穴に向かって緩やか
な先細りの穴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、ネジ回しを使って，ネジを取り付けたり取り外したりする時、ネ ジが、ネジ回しから一時的に外れないようにする為に、ネジ回しに取り付ける補 助具に関する物である。

【０００２】

【従来の技術】

従来、先端に磁力があるネジ回しを用いて、鉄性のネジを締め付けたり取り外 したりしていたが、ステンレス性のネジには、先端に磁力があるネジ回しでは効 果がなかった。 手の届かないような所で作業をする際、通常のねじ回しでは、締め付けや取り外 し時など、ネジを落とすことがあり非常に不便であった。 又、機械内部にネジを落としたときなど、取り出すことができない事もあり事故 に結びつく危険性があった。 長いネジ使うために、一本の筒状になったプラスチック性の用具があるが、磁力 の付いた専用のネジ回しを使用し、ネジを取り外す際、ステンレス性のネジには 、磁力が効かず使いにくかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題点】

本案は、その欠点を除いて、ネジが簡単にネジ回しの先端に一時的に保管でき る補助具を開発しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）透明で、一体になった大小２つの径の異なる弾力性のある筒。 （ロ）大径の筒の先端内側に傾斜を設ける。 （ハ）小径の筒は、大径の穴に向かって緩やかな先細りの穴とする。

【０００５】

【作用】 本案は、以上のような構造であるからこれを使用するときは、ネジ回しを、補 助具の小径の穴の端部よりもう片方の端部へ向かって適度な所まで差込み、ネジ の上から押しつけるようにして使うと、ネジが端部の穴の中に入り込み、ネジを 落とさずに締め付け、取り外しが出来る。 更に、透明の大径と小径の二つの大きさの違う径を設けることによって、ネジ回 しを差し込んだとき先端部分のネジの位置が見やすくなる。

【０００６】

【実施例】

なお、本考案の実施に当たって次の如きことができる。 （イ）大小の円柱ゴムを接着剤で接着し、その端部の中心からもう片方の端部に むかって径の異なる穴を開ける。 （ロ）大径の筒の先端内側に傾斜を設けなくてもよい。 （ハ）小径の筒は、大径の穴に向かって緩やかな先細りの穴でなく、真っ直ぐ な穴でもよい。

【０００７】

【考案の効果】

したがって、補助具を取り付けたネジ回しは、先端にネジを一時的に保管でき ネジの取り付け、取り外し時にネジを落とす事なく作業効率が向上する。 電動ねじ回しを用いて締め付け作業する際にも、ネジのぶれを少なくできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の断面図である。

【図３】本考案の補助具にネジ回しを取り付けた斜視図
である。

【図４】本考案の使用斜視図である。

【符号の説明】 は大径の筒 は傾斜 は小径の筒 は先細り穴

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）透明で、一体になった大小２つの径
   の異なる弾力性のある筒。 （ロ）大径の筒の先端内側に傾斜を設ける。 （ハ）小径の筒は、大径の穴に向かって緩やかな先細
   りの穴とする。 以上の如く構成されたネジ回しに取り付ける補助具