JPH0580672U - ドライバー用補助具 - Google Patents
ドライバー用補助具Info
- Publication number
- JPH0580672U JPH0580672U JP2907192U JP2907192U JPH0580672U JP H0580672 U JPH0580672 U JP H0580672U JP 2907192 U JP2907192 U JP 2907192U JP 2907192 U JP2907192 U JP 2907192U JP H0580672 U JPH0580672 U JP H0580672U
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- JP
- Japan
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- screw
- driver
- shaft
- clamping
- holding
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- Pending
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 狭い場所などにおけるドライバーによるねじ
込み作業を容易にするドライバー用補助具を得る。 【構成】 両端に挟持端を有する挟持部材12a、12
bの中間部適所にスライダ30を摺動自在に取り付け
る。スライダ30が基部材20近傍に位置した状態で、
ドライバー60をシャフト挟持端14a、14bを押開
しながら挿通孔22に挿入する。次に、スライダ30を
ネジ挟持端13a、13bの方向に移動させ、挟持部材
12a、12bを内側に押圧し、ネジ挟持端13a、1
3bでネジ70を挟持させる。そして、ドライバー60
の先端64をネジ頭74に嵌め入れ、その状態でねじ込
み作業を行なう。ネジ70が螺入係合した後に引手40
を手前に引っ張り、ネジ挟持端13a、13bをネジ7
0から離し、ねじ込みを続行する。
込み作業を容易にするドライバー用補助具を得る。 【構成】 両端に挟持端を有する挟持部材12a、12
bの中間部適所にスライダ30を摺動自在に取り付け
る。スライダ30が基部材20近傍に位置した状態で、
ドライバー60をシャフト挟持端14a、14bを押開
しながら挿通孔22に挿入する。次に、スライダ30を
ネジ挟持端13a、13bの方向に移動させ、挟持部材
12a、12bを内側に押圧し、ネジ挟持端13a、1
3bでネジ70を挟持させる。そして、ドライバー60
の先端64をネジ頭74に嵌め入れ、その状態でねじ込
み作業を行なう。ネジ70が螺入係合した後に引手40
を手前に引っ張り、ネジ挟持端13a、13bをネジ7
0から離し、ねじ込みを続行する。
Description
【0001】
本考案は、狭い場所などにおけるドライバーによる螺子の取り付けを容易にす るドライバー用補助具に関する。
【0002】
ドライバー保持の片手しか使えないような狭い場所や深い孔底部への螺子止め 、またはドライバーを螺子の中心軸線上で押圧回動できず、傾斜回動しなければ ならない等の場所においては、ドライバーを用いて螺子を取り付けることは甚だ 困難である。このような螺子の取付け作業上の問題を解決するものとして、ドラ イバー先端部を磁石にしたものが市販されている。
【0003】
上記のように、従来は片手しか使えない狭い場所においては、螺子をネジ穴に 正しく当接させて螺入開始できるようにドライバーを巧みに使いこなすことは困 難であった。また、ドライバー先端部を磁石にしたものは、大きく重いネジや鉄 製等の磁性材料以外のネジには利用できず、また、螺子穴の周囲が磁性金属の場 合にはネジ先が周囲に磁着してしまうなど、その使いにくさは従来より知られて いるところである。
【0004】 そこで本考案は、これらの問題点を解決し、片手しか使えないような狭い場所 などにおいても、簡単な操作でドライバーによる螺入作業ができる、ドライバー 用補助具を提供することを目的とする。
【0005】
本考案に係るドライバー用補助具は、一端部をネジ挟持端とし、他端部をドラ イバシャフト挟持端とする弾性材料からなる一対の挟持部材と、 該挟持部材の中間部に形成された基部材と、 該基部材の内方にあって、上記ネジ挟持端とシャフト挟持端とを結ぶ線上に略 一致した中心軸を持つ筒状の挿通孔と、 該基部材とネジ挟持端との間にあって、上記一対の挟持部材を囲繞して摺動可 能に外接する締付けスライダと、 該締付けスライダに一端が固定されるとともに、他端は上記シャフト挟持端方 向に適宜の長さに延設された遊端に形成された引手と、からなることを特徴とす る。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図1〜3を参照しながら説明する。
【0007】 12a、12bは2枚一対の硬質弾性材料からなる挟持部材であり、その中間 部で一端に偏位した位置に配置された基部材20により、対面して固定されてい る。而して、対向した端部は内側に向けて円曲に又は鈍角に屈曲され、かつ常態 において若干の幅をもって離間せしめられている。この挟持部材12a、12b は金属、プラスチック、木などの材料を板状又は棒状に成形したものを用いるこ とができる。
【0008】 13a、13bは挟持部材12a、12bの各先端部を切り欠き凹部に形成し たネジ挟持端であり、略円弧状に形成されている。14a、14bはドライバの シャフト挟持端であり、挟持部材12a、12bの他端部を略円弧状の切り欠い て形成している。
【0009】 22は、上記基部材20の内方に形成されたドライバシャフト62用の筒状挿 通孔であり、上記シャフト挟持端14a、14bの離間部中央とネジ挟持端13 a、13bの離間部中央とを結んだ中心線が筒軸芯に略一致するように配置され ている。 この挿通孔22は、基部材20をくり抜いて形成してもよいし、筒状の別部材 を用意して挟持部材12a、12bの間に配置し、これらの外周から帯環状の基 部材20で巻付け固定することとしてもよい。
【0010】 30は環状の締付けスライダであり、対面する挟持部材12a、12bを囲繞 外接した状態で、基部材20とネジ挟持端13a、13bとの間で摺動可能に配 設されている。ここで、挟持部材12a、12bは、基部材20からネジ挟持端 13a、13bにむかってテーパ状に広がって離間するように配設されており、 先端部付近で大きく内側に屈曲せしめることにより、ネジ挟持端13a、13b 相互の間隔が少なくともネジ70の胴部72の径よりも大きく、望ましくはネジ 頭74の径より若干広い程度になるように形成される。
【0011】 一方、シャフト挟持端14aと14bの対面間隔は、常態においてシャフト挿 通孔22の内径よりも小さいものとしている。
【0012】 40は引手であり、その一端は締付けスライダ30の適所における固着部41 に固定されるとともに、他端はシャフト挟持端14a、14bを越えて、ドライ バシャフト挿通線の方向に延設されて遊端部42となっている。24は基部材2 0の適所に必要に応じて配設された案内環であり、引手40の中間部分を挿通し て支持するものとする。この引手40の素材としては金属製やプラスチック製の 柔軟かつ丈夫なワイヤとするのが好ましいいが、これに代えて硬質の細棒を使用 してもよい。
【0013】 次に、図2及び図3に基づいて、本考案のドライバー補助具10の使用法及び 作用について説明する。まず、締付けスライダ30を基部材20の近傍に位置し た状態とし、次いでドライバー60のシャフト62を、シャフト挟持端14a、 14b方向から押開するように挿入し、挿通孔22内に挿通する(図2)。この 時、ドライバーシャフト62はシャフト挟持端14a、14bの略半円状の切り 欠き間隔より太いが、その間隔を押開して挿通するので、弾性力をもって強く挟 み付けられることとなり、更に挿通孔22内を通されているので、ドライバー補 助具10がドライバー60から脱落したり、シャフト62上を自重で滑動したり することなく、かつシャフト62の挿通方向が一定に保持される。次に、ネジ挟 持端13a、13bをネジ70のネジ部72の首部に当接させ、その後、締付け スライダ30を前記ネジ挟持端13a、13b方向に摺動移動させる。この操作 により、挟持部材12a、12bはその弾性力に抗して内側に押圧されその間隔 が狭くなるので、ネジ70はネジ挟持端13a、13bにより挟み付けられ、固 定される。その後、ドライバーのシャフト先端64をネジ頭74に嵌め入れる。 これによりネジ70はネジ挟持端13a、13bによりしっかりと保持され、例 えば金属性の蝶番などの取付対象80のネジ穴82に当てがわれる。それから、 そのままの状態でドライバー60を回転させ、ネジ70をネジ穴82にねじ込ん でいく。この時、ネジ70がネジ穴82から外れない程度までねじ込んだあと、 引手40を引いて締付けスライダ30を手前にすなわちドライバの把手方向に移 動させる。この操作により、挟持部材12a、12bへの締合わせ力が解放され 、弾性力によって原位置へ開拡復帰するので、ネジ挟持端13a、13bの間隔 が大きくなり(図2で示す状態)、ネジ70からドライバー補助具10が離れる 。その後、更にねじ込み操作を続行するのであるが、もはやネジ70はネジ孔8 2に一部が螺入していて位置が安定しているので、ドライバ先端64が回動中に ネジ頭74から脱落することはない。また、ドライバのシャフト62は、挿通孔 22およびシャフト挟持端14a、14bにおいて、挿通方向が一定となるよう に保持されるとともに、該シャフト挟持端14a、14bにより強く挟持されて いるが、回動方向に対する挟持抵抗は小さいので、例えば挟持部材12a又は1 2bが周囲の他部材に当接しても、ドライバシャフト62はその内方で自由にネ ジ締めのために回転することができる。
【0014】
本考案のドライバー用補助具は、摺動子を先端方向に移動させるだけで、ネジ 挟持端によりネジをしっかりと固定し、保持することができる。従って、片手で ドライバーによるねじ込み操作ができるので、両手が使えない狭い場所などにお けるネジの取付け作業が容易となる。また、本考案のドライバー用補助具は、シ ャフト締付部及び挿通孔においてドライバーシャフトにしっかりと留められてい るので、ねじ込み操作時にドライバーから脱落したりシャフト上を勝手に滑動す ることがない。更に、本考案のドライバー用補助具は、ねじ込み作業終了後に引 手を手前に引くという簡単な操作でネジから外すことができるので、ねじ込み作 業終了までドライバ先端をネジ頭から離さずに円滑に回動作業ができる。またド ライバーへの着脱も容易であるので、ドライバの携帯や収納のじゃまにならない だけでなく、かつ市販の規格ドライバへの適用も簡単であり、かつ構造が簡単な ので経済性もよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るドライバー用補助具の実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1の実施例における使用法を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】本考案に係るドライバー用補助具の使用例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
10 ドライバー用補助具 12a、12b 挟持部材 13a、13b ネジ挟持端 14a、14b シャフト挟持端 20 基部材 22 挿通孔 30 スライダ 40 引手
Claims (1)
- 【請求項1】 一端部をネジ挟持端とし、他端部をドラ
イバシャフト挟持端とする弾性材料からなる一対の挟持
部材と、 該挟持部材の中間部に形成された基部材と、 該基部材の内方にあって、上記ネジ挟持端とシャフト挟
持端とを結ぶ線上に略一致した中心軸を持つ筒状の挿通
孔と、 該基部材とネジ挟持端との間にあって、上記一対の挟持
部材を囲繞して摺動可能に外接する締付けスライダと、 該締付けスライダに一端が固定されるとともに、他端は
上記シャフト挟持端方向に適宜の長さに延設された遊端
に形成された引手と、 からなるドライバ用補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2907192U JPH0580672U (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ドライバー用補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2907192U JPH0580672U (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ドライバー用補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0580672U true JPH0580672U (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=12266130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2907192U Pending JPH0580672U (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ドライバー用補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0580672U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108420489A (zh) * | 2018-01-11 | 2018-08-21 | 温州医科大学附属第医院 | 一种阴茎血管临时阻断器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49110477A (ja) * | 1973-02-24 | 1974-10-21 | ||
JPS6045608A (ja) * | 1983-08-17 | 1985-03-12 | Nippon Ester Co Ltd | ポリエステルの溶融紡糸方法 |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP2907192U patent/JPH0580672U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49110477A (ja) * | 1973-02-24 | 1974-10-21 | ||
JPS6045608A (ja) * | 1983-08-17 | 1985-03-12 | Nippon Ester Co Ltd | ポリエステルの溶融紡糸方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108420489A (zh) * | 2018-01-11 | 2018-08-21 | 温州医科大学附属第医院 | 一种阴茎血管临时阻断器 |
CN108420489B (zh) * | 2018-01-11 | 2024-04-26 | 温州医科大学附属第一医院 | 一种阴茎血管临时阻断器 |
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