JP2000141239A - 落下防止機構付きドライバー - Google Patents
落下防止機構付きドライバーInfo
- Publication number
- JP2000141239A JP2000141239A JP10322655A JP32265598A JP2000141239A JP 2000141239 A JP2000141239 A JP 2000141239A JP 10322655 A JP10322655 A JP 10322655A JP 32265598 A JP32265598 A JP 32265598A JP 2000141239 A JP2000141239 A JP 2000141239A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- skirt
- driver
- rod
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 被螺合ネジの大きさ、長さなどに関係なく、
ネジを確実に保持し、ネジの落下を防止することができ
る落下防止機構付きドライバーを提供する。 【解決手段】 ドライバーのグリップ1から先端部2に
伸びるロッド3に、摺動可能にスカート4が設けられて
おり、該スカート4には、その先端側に開放する被螺合
ネジ5を収容する空間6が形成されていることを特徴と
する。また、ロッド3およびスカート4の各基端には、
互いに吸着する磁石7,8が設けられている。
ネジを確実に保持し、ネジの落下を防止することができ
る落下防止機構付きドライバーを提供する。 【解決手段】 ドライバーのグリップ1から先端部2に
伸びるロッド3に、摺動可能にスカート4が設けられて
おり、該スカート4には、その先端側に開放する被螺合
ネジ5を収容する空間6が形成されていることを特徴と
する。また、ロッド3およびスカート4の各基端には、
互いに吸着する磁石7,8が設けられている。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ネジの締め付け、
取り外しに際して、ネジの落下を防止する機構を備えた
ドライバーに関するものである。
取り外しに際して、ネジの落下を防止する機構を備えた
ドライバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通常のドライバーでは、ネジを片
手に添えることにより、ネジの落下を防止しているが、
例えば、ネジ孔が手の届かない場所にある場合、適当な
対応手段がない。そこで、磁石を用いて、ドライバーの
先端部に磁力が働くように構成し、これによって、ネジ
を吸着・保持する構成のものも、既に提唱され、実用化
されている。
手に添えることにより、ネジの落下を防止しているが、
例えば、ネジ孔が手の届かない場所にある場合、適当な
対応手段がない。そこで、磁石を用いて、ドライバーの
先端部に磁力が働くように構成し、これによって、ネジ
を吸着・保持する構成のものも、既に提唱され、実用化
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネジが
大型(大重量)であり、吸着力が不足する場合、あるい
は、長尺であって、先端部での吸着によるだけでは、姿
勢が不安定となり、確実な吸着・保持が難しい場合など
には、対応策がない。
大型(大重量)であり、吸着力が不足する場合、あるい
は、長尺であって、先端部での吸着によるだけでは、姿
勢が不安定となり、確実な吸着・保持が難しい場合など
には、対応策がない。
【0004】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは、被螺合ネジの大きさ、
長さなどに関係なく、ネジを確実に保持し、ネジの落下
を防止することができる落下防止機構付きドライバーを
提供するにある。
ので、その目的とするところは、被螺合ネジの大きさ、
長さなどに関係なく、ネジを確実に保持し、ネジの落下
を防止することができる落下防止機構付きドライバーを
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
ドライバーのグリップから先端部に伸びるロッドに、摺
動可能にスカートが設けられており、該スカートには、
その先端側に開放する被螺合ネジを収容する空間が形成
されていることを特徴とする。
ドライバーのグリップから先端部に伸びるロッドに、摺
動可能にスカートが設けられており、該スカートには、
その先端側に開放する被螺合ネジを収容する空間が形成
されていることを特徴とする。
【0006】この場合、前記ロッドおよびスカートの各
基端側には、互いに吸着する磁石、あるいは、磁石およ
び感磁性体が設けられていること、また、前記スカート
が透明体で構成されていることが、本発明の実施の形態
として好ましい。
基端側には、互いに吸着する磁石、あるいは、磁石およ
び感磁性体が設けられていること、また、前記スカート
が透明体で構成されていることが、本発明の実施の形態
として好ましい。
【0007】このような構成では、仮に、ネジが大型で
あり、あるいは、長尺であっても、ネジをドライバーの
先端部の位置に、確実に保持でき、作業者の手がアクセ
スできないような場所でのネジの締め付け、取り外しに
際して、ネジの落下を防止することができる。
あり、あるいは、長尺であっても、ネジをドライバーの
先端部の位置に、確実に保持でき、作業者の手がアクセ
スできないような場所でのネジの締め付け、取り外しに
際して、ネジの落下を防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して、具体的に説明する。なお、図1は通常の
ドライバー使用の形態を示し、図2は本発明の目的に叶
った使用の形態を示している。
面を参照して、具体的に説明する。なお、図1は通常の
ドライバー使用の形態を示し、図2は本発明の目的に叶
った使用の形態を示している。
【0009】この実施の形態では、ドライバーのグリッ
プ1から先端部2に伸びるロッド3には、摺動可能に円
筒状のスカート4が設けられており、スカート4には、
その先端側に開放する被螺合ネジ5を収容する、例え
ば、円形断面の空間6が形成されている。なお、スカー
ト4の基端側には、ロッド3に摺動する摺動部4aが形
成されている。
プ1から先端部2に伸びるロッド3には、摺動可能に円
筒状のスカート4が設けられており、スカート4には、
その先端側に開放する被螺合ネジ5を収容する、例え
ば、円形断面の空間6が形成されている。なお、スカー
ト4の基端側には、ロッド3に摺動する摺動部4aが形
成されている。
【0010】また、ロッド3およびスカート4の各基端
側には、互いに吸着する磁石7、8(あるいは、磁石お
よび鉄などの感磁性体)が設けられており、また、スカ
ート4はステンレスなどの金属で構成しても構わない
が、ここでは、ネジの取り付け、取り外しの時、ドライ
バーの先端が見える合成樹脂製などの透明体で構成され
ている。
側には、互いに吸着する磁石7、8(あるいは、磁石お
よび鉄などの感磁性体)が設けられており、また、スカ
ート4はステンレスなどの金属で構成しても構わない
が、ここでは、ネジの取り付け、取り外しの時、ドライ
バーの先端が見える合成樹脂製などの透明体で構成され
ている。
【0011】このような構成では、通常のドライバーと
して使用する際には、磁石7、8を互いに吸着し、グリ
ップ1側にスカート4を保持したままで、ネジの締め付
け、取り外しを行うが、仮に、ネジが大型であり、ある
いは、長尺である場合、ネジの頭部をドライバーの先端
部2に係合して、その位置において、手動で、スカート
4を前進し、図2に示すように、ネジ5の少なくとも半
分以上をスカート4の空間6に収容した状態で、ネジ5
の螺合を行うのである。
して使用する際には、磁石7、8を互いに吸着し、グリ
ップ1側にスカート4を保持したままで、ネジの締め付
け、取り外しを行うが、仮に、ネジが大型であり、ある
いは、長尺である場合、ネジの頭部をドライバーの先端
部2に係合して、その位置において、手動で、スカート
4を前進し、図2に示すように、ネジ5の少なくとも半
分以上をスカート4の空間6に収容した状態で、ネジ5
の螺合を行うのである。
【0012】その結果、ドライバーにネジを確実に保持
でき、作業者の手がアクセスできないような場所でのネ
ジの締め付け、取り外しに際して、ネジの落下を防止す
ることができる。
でき、作業者の手がアクセスできないような場所でのネ
ジの締め付け、取り外しに際して、ネジの落下を防止す
ることができる。
【0013】なお、この実施の形態において、ドライバ
ーの先端部に磁石による吸着力を作用させて、ネジの頭
部を吸着する従来の技術を、併せて、採用することがで
きるのは、勿論である。
ーの先端部に磁石による吸着力を作用させて、ネジの頭
部を吸着する従来の技術を、併せて、採用することがで
きるのは、勿論である。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、ド
ライバーのグリップから先端部に伸びるロッドに、摺動
可能にスカートが設けられており、該スカートには、そ
の先端側に開放する被螺合ネジを収容する空間が形成さ
れているので、被螺合ネジの大きさ、長さなどに関係な
く、ネジを確実に保持し、ネジの落下を防止することが
できる。
ライバーのグリップから先端部に伸びるロッドに、摺動
可能にスカートが設けられており、該スカートには、そ
の先端側に開放する被螺合ネジを収容する空間が形成さ
れているので、被螺合ネジの大きさ、長さなどに関係な
く、ネジを確実に保持し、ネジの落下を防止することが
できる。
【図1】本発明の実施の形態を示すドライバーの要部を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図2】同じく、その使用態様を説明するための側面図
である。
である。
1 グリップ 2 先端部 3 ロッド 4 スカート 5 ネジ 6 空間 7、8 磁石(あるいは、磁石および感磁性体)
Claims (3)
- 【請求項1】 ドライバーのグリップから先端部に伸び
るロッドに、摺動可能にスカートが設けられており、該
スカートには、その先端側に開放する被螺合ネジを収容
する空間が形成されていることを特徴とする落下防止機
構付きドライバー。 - 【請求項2】 前記ロッドおよびスカートの各基端側に
は、互いに吸着する磁石、あるいは、磁石および感磁性
体が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
落下防止機構付きドライバー。 - 【請求項3】 前記スカートは透明体で構成されている
ことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の落下防止
機構付きドライバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10322655A JP2000141239A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 落下防止機構付きドライバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10322655A JP2000141239A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 落下防止機構付きドライバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000141239A true JP2000141239A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18146129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10322655A Pending JP2000141239A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 落下防止機構付きドライバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000141239A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006528087A (ja) * | 2003-05-23 | 2006-12-14 | マーク・オダチョウスキ | ねじ式固定具を取り付けるための手動または自動被駆動工具 |
JP2009236253A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Fujitsu Ltd | タッピンネジ取付補助具およびタッピンネジ保持方法 |
KR101559612B1 (ko) | 2012-05-03 | 2015-10-12 | 주식회사 엘지화학 | 회전공구커버 및 이를 이용한 체결용 모듈 |
-
1998
- 1998-11-12 JP JP10322655A patent/JP2000141239A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006528087A (ja) * | 2003-05-23 | 2006-12-14 | マーク・オダチョウスキ | ねじ式固定具を取り付けるための手動または自動被駆動工具 |
JP2009236253A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Fujitsu Ltd | タッピンネジ取付補助具およびタッピンネジ保持方法 |
KR101559612B1 (ko) | 2012-05-03 | 2015-10-12 | 주식회사 엘지화학 | 회전공구커버 및 이를 이용한 체결용 모듈 |
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