JP2009264435A - 固定取付具 - Google Patents

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Hiroshi Yokota
浩 横田
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Abstract

【課題】保持力が高く、また壁面に与える損傷が少ない、壁面などに螺入して使用する構造の簡易な固定取付具を提供する。
【解決手段】押え頭部12の底面から螺旋状の針部11を延出させて成り、螺旋状の針部11を壁面などに螺入埋設して使用する。押え頭部12と前記螺旋状の針部とが剛性のある一本の線材で形成され、前記押え頭部12が螺旋の軸径よりも大きくなっている固定取付具1。前記押え頭部12を着脱可能に螺入させる螺入部を有した回転操作具を更に備えた固定取付具。
【選択図】図1

Description

本発明は、対象物を壁面等に取り付けるのに用いられる取付具に関する。
従来、警報器等の対象物を壁面に取り付けるには、取付具として、釘、木ネジ等が用いられていた。すなわち、それらの取付具を対象物の取付穴に挿通させてから、壁面等に打ち込む、あるいは螺入させることで、対象物を壁面に固定していた。
また次の特許文献1には、 係止部材に取付ネジを保持して被取付部に部品を取り付ける構成の部品取付装置において、ネジ部および頭部を有し、ネジ部の周囲を先端側に向けて傾斜面とし、かつ頭部側に向けて垂直な係止面とした鋸歯状のネジ山を螺旋状に形成した取付ネジを用いるものが記載されている。
特願平10−115311号公報
しかしながら、釘は金槌等で壁面に簡単に打ち込めるものの、壁面の材質によっては抜け易い。これに対して木ネジは簡単には抜けないが、壁面に与える損傷が大きく、また抜いた場合には跡が目立ってしまう。
また、特許文献1の取付ネジは、板金等で形成された係止部材に被取付部を固定するためのもので、壁面に対して螺入するには適していない。
そこで、本発明は、壁面に螺入して使用したときに保持力が高く、また壁面に与える損傷が少ない固定取付具を提供することを課題とする。
その課題を解決するため、本発明による固定取付具は、押え頭部の底面から先端が鋭利な螺旋状の針部を延出させて成り、この針部を壁面などに螺入埋設して使用するようにしている。
押え頭部および針部は、剛性のある1本の線材で構成してもよいが、抑え頭部は金属板で形成し、そこに針部を溶接してもよい。なお、押え頭部の径は、対象物を押圧できるように針部の螺旋軸径よりも大きくしておく。また、抑え頭部には、針部を壁面に螺入させるための回転操作具を着脱可能にしてもよい。そのため、回転操作具には、回転操作するための操作部と、抑え頭部が嵌入できる嵌入部とを設けておく。嵌入部は、押え頭部の全体を嵌入れ、螺旋状の針部を螺入して壁面に埋設する際にブレがないように保持する。なお、操作部は、指でつまんで回動操作する際に滑らないように、外周面をローレット加工しておくことが望ましい。
本発明による固定取付具は、螺旋状の針部を壁面に螺入埋設させるようにしているので、壁面には開口が小さな螺旋状の穴が開くだけである。従って、壁面を余り損傷させず、固定取付具を取り外したときにも、穴跡が目立たない。また、螺旋状の針部は、回転させなければ壁面から抜けないので、釘等に比べて保持力が高い。
押え頭部と螺旋状の針部とを1本の線材で構成すれば、簡単に製造できるため、安価に提供できる。また、抑え頭部には、針部を壁面に螺入させるための回転操作具を着脱可能にした場合には、複数の固定取付具を使用する場合でも、回動操作具は共用できるため、コストを抑えることができる。
以下、本発明による固定取付具を図に従って説明する。
ここに、図1(a)、図1(b)は、本発明による固定取付具をそれぞれ斜め上方、下方から見た外観図で、図2(a)、図2(b)は、その固定取付具によって警報器を壁面に固定する過程をそれぞれ示した手順図、図3は壁面に固定された警報器の縦方向の切断図である。
図1(a)、図1(b)に示した固定取付具1は、先端が鋭利な螺旋状の針部11と、針部11の螺旋軸径よりも大きな径を有した抑え頭部12とで構成されている。これは、押え頭部12によって、対象物を押圧するためである。
針部11は、例えばピアノ線等、剛性を有した1本の線材からなり、円盤状の抑え頭部12の底面から延出されている。抑え頭部12は、樹脂製であり、その外周面は把持できるようにローレット加工され、上面はドライバあるいはコイン等の治具を差し込むための十字溝が形成されている。なお、押え頭部12は、針部11に連続した線材で構成してもよいが、抑え頭部12は金属板で形成し、そこに針部11を溶接してもよい。
この固定取付具1は、対象物の取付孔21を通過させた針部を壁面に3螺入埋設することで、対象物を壁面3に固定するが、以下の説明では、警報器2を壁面3に固定する例について説明する。
図2(a)、図2(b)の警報器2は、取付孔21を形成したベース部22と、このベース部22に組み付けられる本体部21とで構成されているが、特に、図2(a)では、ベース部22を壁面3に押し当てて、固定取付具1の針部11を取付孔21に通過させる過程を示している。固定取付具1の針部11を矢印に従って取付孔21を通過させて、その先端を壁面3に軽く刺して位置決めし、更に、抑え頭部12の十字溝にドライバ等を差し込んで回転させることで、まで針部11を壁面に螺入させることができる。このとき、抑え頭部12は、ベース部22に当接して、ベース部が壁面3に固定される。なお、壁面3が例えば石膏ボード等の軟らかい素材であれば、ドライバ等を用いず、手指によって抑え頭部12を把持し回転させることも可能である。
図2(b)は、ベース部22に本体部21を組み付ける過程を示している。ベース部22には外周に沿った爪部が形成されているので、所定の角度で本体部21をベース部22に押し当ててから回転させることで、本体部21はベース部22に係止される。
図3は、壁面3に固定された警報器をベース部22の取付孔21の位置で切断した断面図である。固定取付具1は、図のように螺旋状の穴を開けて壁面3の内部に侵入している。なお、警報器の切断面からは、煙を検知する感知部、回路部、警報を出力するスピーカ、電源となる電池等が見えている。
このように、本発明による固定取付具1は、螺旋状の針部11を壁面3に螺入埋設させるようにしているので、壁面3には開口が小さな螺旋状の穴が開くだけである。従って、壁面33を余り損傷させず、固定取付具1を取り外したときにも、穴跡が目立たない。また、螺旋状の針部11は、回転させなければ壁面3から抜けないので、釘等に比べて保持力が高い。
次いで本発明による他の固定取付具を図に従って説明する。ここに、図4(a)、図4(b)は、本発明による他の固定取付具をそれぞれ斜め上方、下方から見た外観図で、図5(a)、図5(b)は、この固定取付具によって警報器を壁面に固定する過程をそれぞれ示した手順図である。
図4(a)、図4(b)に示した固定取付具1は、押え頭部12と螺旋状の針部11とが剛性のある1本の線材で構成され、押え頭部12は螺旋状の軸径よりも大きくなっている。この固定取付具1には、螺旋状の針部を螺入埋設させるための回転操作具15を自在に着脱できる。回転操作具15は円盤状の操作部17を有し、その外周面は把持できるように滑り止め加工されている。また、固定取付具1を装着する下面には、押え頭部12を着脱可能に嵌入させる嵌入部16が形成され、上面には、ドライバやコイン等の治具を差し込むための十字溝が形成されている。嵌入部16は、押え頭部12の全体を嵌入れ、螺旋状の針部11を螺入して壁面3に埋設する際にブレがないように保持する。なお、操作部17は、指でつまんで回動操作する際に、滑らないように、外周面がローレット加工されている。
この固定取付具1も、対象物の取付孔21を通過させた針部11を壁面3に螺入埋設することで、対象物を壁面3に固定するが、対象物を壁面3に固定した後、固定取付具1から回転操作具15を取り外すことができる。
具体的には、図5(a)に示した警報器のベース部22を壁面3に固定する過程では、回転操作具15の操作部17を回転させることで、針部11を壁面3に螺入させることができる。
また、図5(b)には壁面3に固定された後のベース部22を示しているが、ここでは抑え頭部12がベース部22に当接しており、この状態で回転操作具15を抜き取るようにする。
このような固定取付具1は、抑え頭部に回転操作具15を自在に着脱できることが特徴であるが、これにより、複数の固定取付具1が必要な場合でも、回転操作具15は1つで済むので、製造コストが抑えられる。また、固定取付具1によって対象物を固定した後、その固定取付具1の回転操作具15を外すことにより、対象物からの固定取付具1の突出が少なくなるので、その分、対象物に占めるスペースが節約できる。
(a)、(b)は、本発明による固定取付具をそれぞれ斜め上方、下方から見た外観図である。 (a)、(b)は、本発明による固定取付具によって警報器を壁面に固定する過程をそれぞれ示した手順図である。 壁面に固定された警報器の縦方向の切断図である。 (a)、(b)はそれぞれ、本発明による他の固定取付具を、回転操作具が取り付けられた状態にして斜め下方から見た外観図、(b)は、回転操作具が取り外した状態にして斜め下方から見た外観図である。 (a)、(b)は、本発明による他の固定取付具によって警報器のベース部を壁面に固定する過程をそれぞれ示した手順図である。
符号の説明
1 固定取付具
11 針部
12 抑え頭部
15 回転操作具
16 嵌入部
17 操作部
2 警報器(対象物)
3 壁面

Claims (3)

  1. 押え頭部の底面から螺旋状の針部を延出させて成り、螺旋状の針部を壁面などに螺入埋設して使用するようにした固定取付具。
  2. 請求項1において、
    前記押え頭部と前記螺旋状の針部とが剛性のある1本の線材で形成され、前記押え頭部が螺旋の軸径よりも大きくなっている固定取付具。
  3. 請求項1または2において、
    前記押え頭部を着脱可能に嵌入させる嵌入部を有した回転操作具を更に備えた固定取付具。
JP2008112233A 2008-04-23 2008-04-23 固定取付具 Pending JP2009264435A (ja)

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