JP2005127126A - 手摺ブラケットの取付構造及び取付方法 - Google Patents

手摺ブラケットの取付構造及び取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 手摺ブラケットを分割せずに容易に建材部に取り付けることができるようにする。
【解決手段】 手摺ブラケット30には建材部40の取付面と略直行する方向に貫通する貫通孔32aが形成され、この貫通孔32aに嵌合する頭部12を有した第1ネジ部材10が上記貫通孔32aに嵌入された状態で建材部40に螺挿されている。さらに上記第1ネジ部材10の頭端部に上記貫通孔32aよりも大きなブラケット押え部22を備えた第2ネジ部材20が螺合されており、この第2ネジ部材20のブラケット押え部22によって手摺ブラケット30が建材部40に押え付けられて固定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、手摺を建材部に固定するための手摺ブラケットの建材部への取付構造及び取付方法に関するものである。
従来、手摺を建材部に固定するための手摺ブラケットとしては、建材部に固定されるベースと、ベースに固定されるブラケット本体とを備えた形式のものが知られている。例えば、特許文献1には、手摺ブラケットのベースを固定ネジで建材部に固定し、このベースを位置決め部材として利用するためにブラケット本体にベースと嵌合する嵌合部を形成し、その嵌合部をベースに嵌合させるとともに固定ネジでブラケット本体を建材部に固定する構造及び方法が開示されている。
特許第3342473号公報
しかし、このように手摺ブラケットがベースとブラケット本体とに分割されていると、各々の部材を取り付ける作業が必要であり、またベースとブラケット本体とを嵌合させるための加工精度がそれぞれの部材に必要であるため、作業コスト及び部品コストが高くなる。
本発明は、このような事情に鑑み、手摺ブラケットを分割せずとも容易に建材部に取り付けることができるようにすることを目的とする。
請求項1に係る発明は、手摺ブラケットを建材部に取り付ける構造であって、手摺ブラケットには建材部の取付面と略直行する方向に貫通する貫通孔が形成され、この貫通孔に嵌合する頭部を有した第1ネジ部材が上記貫通孔に嵌入された状態で建材部に螺挿されており、上記第1ネジ部材の頭端部には軸方向にネジ孔が形成され、そのネジ孔に上記貫通孔よりも大きなブラケット押え部を備えた第2ネジ部材が螺合され、この第2ネジ部材のブラケット押え部によって手摺ブラケットが建材部に押え付けられて固定されていることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の手摺ブラケットの取付構造において、上記第1ネジ部材のネジ孔内には第1ネジ部材を建材部に螺挿する際に使用するドライバーの先端が係合可能な溝が形成され、第2ネジ部材は上記ブラケット押え部が頭端部となるフランジ形状をなしており、その中央部には上記ドライバーの先端が挿通可能な貫通孔が軸方向に形成されているとともに、軸方向端部となるブラケット押え部の一面には第2ネジ部材を第1ネジ部材のネジ孔に螺合する際に使用するドライバーの先端が係合可能な溝が形成されていることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または2記載の手摺ブラケットの取付構造において、上記手摺ブラケットの貫通孔に嵌め込み可能な形状を有し、その中央部に第1ネジ部材のネジ部の外径とほぼ一致する内径を有した貫通孔が形成されたスペーサーが、当該スペーサーの貫通穴に第1ネジ部材のネジ部が挿通された状態で、第1ネジ部材の頭部に押さえ込まれて建材部に埋め込まれていることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、手摺ブラケットを建材部に取り付ける方法であって、建材部の取付面と略直行する方向に貫通する貫通孔が形成された手摺ブラケットと、手摺ブラケットの貫通孔に嵌合する頭部を備えかつ頭端部に軸方向にネジ孔が形成された第1ネジ部材と、手摺ブラケットの貫通孔よりも大きなブラケット押え部を備えて第1ネジ部材のネジ孔に螺合する第2ネジ部材とを用いて、第1ネジ部材のネジ孔に第2ネジ部材を螺合した状態で、手摺ブラケットの貫通孔から第1ネジ部材を建材部に螺挿することによって、第2ネジ部材のブラケット押え部で手摺ブラケットを建材部に押え付けて固定することを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項4記載の手摺ブラケットの取付方法において、上記第1ネジ部材のネジ孔内には第1ネジ部材を建材部に螺挿する際に使用するドライバーの先端が係合可能な溝が形成されており、第2ネジ部材は上記ブラケット押え部が頭端部となるフランジ形状をなし、その中央部には上記ドライバーの先端が挿通可能な貫通孔が軸方向に形成されており、手摺ブラケットの貫通孔から第1ネジ部材を建材部に螺挿する際には、第2ネジ部材の貫通孔を通じて第1ネジ部材のネジ孔内に形成された溝にドライバーの先端を係合させて第1ネジ部材を建材部に螺挿することを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項4または5記載の手摺ブラケットの取付方法において、上記手摺ブラケットの貫通孔に嵌め込み可能な形状を有し、その中央部に上記第1ネジ部材のネジ部の外径とほぼ一致する内径を有した貫通孔が形成されたスペーサーを用いて、手摺ブラケットの貫通孔から第1ネジ部材を建材部に螺挿する際には、上記スペーサーを手摺ブラケットの貫通孔に嵌め込んで、このスペーサーの貫通孔に第1ネジ部材のネジ部を挿通した状態で第1ネジ部材を建材部に螺挿し、第1ネジ部材の頭部でスペーサーを建材部に押し込んで埋め込むことを特徴とするものである。
請求項1に係る発明によれば、手摺ブラケットの貫通孔に嵌合する頭部を有した第1ネジ部材と、この第1ネジ部材の頭端部に形成されたネジ孔に螺合する第2ネジ部材とを用いて手摺ブラケットを建材部に固定するようにしているため、手摺ブラケットを建材部に固定するためのベースを必要とせず、ネジ部材のみで容易に建材部に取り付けることができる。
また、手摺ブラケットの取り外し時には第2ネジ部材を外すだけで手摺ブラケットを取り外すことができ、手摺ブラケットの取り付け時には手摺ブラケットの貫通孔を第1ネジ部材の頭部に嵌合させるだけで位置決めを行うことができる。よって、手摺ブラケットを容易に着脱することができ、手摺ブラケットのメンテナンス性を向上させることができる。
請求項2に係る発明によれば、第2ネジ部材の貫通孔を通じて第1ネジ部材を締め付けることが可能であるため、第1ネジ部材と第2ネジ部材とをそれぞれ異なったトルクで締め付けることが可能である。よって、第1ネジ部材のみをより強固に建材部に締め込むことができ、第2ネジ部材を緩めたときに第1ネジ部材もつられて緩むことを防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、手摺ブラケットの貫通孔に嵌め込み可能な形状を有し、その中央部に第1ネジ部材のネジ部の外径とほぼ一致する内径を有した貫通孔が形成されたスペーサーが用いられているので、このスペーサーを手摺ブラケットの貫通孔に嵌め込んで、このスペーサーの貫通孔に第1ネジ部材のネジ部を挿通させることにより簡単に手摺ブラケットの貫通孔の中心に第1ネジ部材を位置させることができ、第1ネジ部材を建材部に螺挿する際の作業性を向上させることができる。
請求項4に係る発明によれば、従来のようにベースとブラケット本体をそれぞれネジ止めして建材部に固定することなく、一度のネジ止め作業で手摺ブラケットを建材部に取り付けることができ、しかも建材部と手摺ブラケットとの位置決めも行うことができる。
請求項5に係る発明によれば、請求項2同様、第1ネジ部材を第2ネジ部材の締め付けトルクと異なったトルクで締め付けることが可能である。
請求項6に係る発明によれば、請求項3同様、第1ネジ部材を建材部に螺挿する際の作業性を向上させることができる。また、スペーサーを建材部に埋め込むことにより、スペーサーを埋め込まない場合には手摺ブラケットを取り外した際にスペーサーの外周面と第1ネジ部材の頭部の外周面との間で段差ができて手摺ブラケットの着脱の際にその部分で引っ掛かる等の支障を来すおそれがあるが、そのような弊害を生じることなく手摺ブラケットの着脱をスムーズに行うことができる。
本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の手摺ブラケットの取付構造を説明する分解断面図であり、手摺ブラケット30は、石膏ボード等の建材部40に第1ネジ部材10と第2ネジ部材20とで取り付けられている。
手摺ブラケット30は、建材部40に接する座部32と、アーム部34と、手摺が取り付けられる受け部36とを備えている。そして、座部32には、建材部40の取付面と略直行する方向に貫通する貫通孔32aが形成されている。
第1ネジ部材10は、上記貫通孔32aに嵌合する頭部12と、ネジ部13とを備えている。この頭部12の高さ寸法は、上記座部32のうち上記貫通孔32aが形成されている部分の厚さと同じか若干小さめの寸法になっており、上記ネジ部13は、建材部40に螺挿可能なように先端が先細りになっている。また、この第1ネジ部材10の頭端部には、軸方向にネジ孔14が形成されている。
第2ネジ部材20は、上記貫通孔32aよりも大きな径を有したブラケット押え部22と、上記第1ネジ部材10のネジ孔14に螺合されるネジ部24と、ドライバーの先端を係合させるための溝が形成された頭部26とを備え、ネジ部24の一端側にブラケット押え部22及び頭部26が一体に形成されている。
そして、上記第1ネジ部材10が建材部40に螺挿され、第1ネジ部材10の頭部12に手摺ブラケット30の貫通孔32aが嵌合されることによって、手摺ブラケット30が建材部40に対して位置決めされ、さらに第1ネジ部材10のネジ孔14に第2ネジ部材20のネジ部24が螺合されることによって、手摺ブラケット30の座部32が第2ネジ部材20のブラケット押え部22により建材部40に押し付けられて固定されている。
このような取付構造を採用することにより、手摺ブラケット30を建材部40に固定するためのベースを必要とせず、ネジ部材のみで容易に建材部40に取り付けることができる。
次にこのような手摺ブラケット30を第1ネジ部材10と第2ネジ部材20とを用いて建材部40に取り付ける方法を説明する。
まず第2ネジ部材20を第1ネジ部材10のネジ孔14に螺合して、図2(a)に示すように、1本のネジ部材1020を形成する。このように1本のネジ部材1020を形成することによって、第1ネジ部材10を建材部40に螺挿する際には、第2ネジ部材の頭部26に形成されたドライバーの先端を係合させるための溝26aを利用して第1ネジ部材10を建材部40に螺挿することができる。また、この溝26aは、第2ネジ部材20を第1ネジ部材10に螺合する際または第1ネジ部材10から第2ネジ部材20を緩めて外す際にも利用される。
次にこのネジ部材1020を手摺ブラケット30の貫通孔32aに挿入し、第1ネジ部材10の頭部12を上記貫通孔32aに嵌入させる。この状態を保ったまま、第1ネジ部材10のネジ部13の先端を建材部40に押し当て、第2ネジ部材20を介して第1ネジ部材10を回し、第1ネジ部材10のネジ部13を建材部40に螺挿することによって、第2ネジ部材20のブラケット押え部22で手摺ブラケット30の座部32を建材部40に押え付けて固定して、手摺ブラケット30を建材部40に取り付ける(図2(b))。
このような取付方法を行うことにより、従来のようにベースとブラケット本体をそれぞれネジ止めして建材部に固定することなく、一度のネジ止め作業で手摺ブラケット30を建材部40に取り付けることができ、しかも第1ネジ部材10の頭部12と手摺ブラケット30の貫通孔32aとは嵌合しているため、建材部40と手摺ブラケット30との位置決めも行うことができる。
また、上記ネジ部材1020は、建材部40と手摺ブラケット30の位置決めのための第1ネジ部材10と、手摺ブラケット30の固定のための第2ネジ部材20とに分かれているため、図3に示すように、手摺ブラケット30の取り外し時には第1ネジ部材10のネジ孔14に螺合されている第2ネジ部材20を緩めて外すだけで手摺ブラケット30を取り外すことができ、手摺ブラケット30の取り付け時には手摺ブラケット30の貫通孔32aを第1ネジ部材10の頭部12に嵌合させるだけで位置決めを行うことができる。よって、手摺ブラケット30を容易に着脱することができ、手摺ブラケット30のメンテナンス性を向上させることができる。
手摺ブラケット30をネジ部材1020でネジ止めした後は、図4に示すように、そのネジ止め部を覆うようなカバー38を手摺ブラケット30の座部32に取り付けると、美観を向上させることができる。
なお、第1ネジ部材10を建材部40へ螺挿する際に、図例のように第1ネジ部材10が複数ある場合では、各第1ネジ部材10の位置がずれてしまうと全ての第1ネジ部材10の頭部12を手摺ブラケット30の貫通孔32aに嵌合させることができなくなる。そのため、上述した取付方法では、手摺ブラケット30の貫通孔32aに第1ネジ部材10の頭部12を嵌入させた状態で第1ネジ部材10を螺挿することにより各第1ネジ部材10の位置ずれを防止したが、図5に示すようなスペーサー50を用いることによっても各第1ネジ部材10の位置ずれを防止することができる。
このスペーサー50は、径方向の断面が三角形状に突出し、その突出した箇所が円周上に均等に配置された外周面54を有し、この各頂点は手摺ブラケット30の貫通孔32aとほぼ一致する径の円に内接するようになっていて、貫通孔32aに嵌め込み可能となっている。また、スペーサー50の一端側の外周面54はテーパー状に削られて、テーパー面56が形成されている。
さらに、スペーサー50の中央部には第1ネジ部材10のネジ部13の外径とほぼ一致する内径を有した貫通孔52が形成されている。
このスペーサー50は、各種金属の切削加工やダイカストによって得ることができる。
このスペーサー50を用いる場合には、図6に示すように、手摺ブラケット30の座部32を建材部40に当てた状態で、手摺ブラケット30の貫通孔32aにスペーサー50をテーパー面56が建材部40側を向く姿勢で嵌め込んで、このスペーサー50の貫通孔52に第1ネジ部材10のネジ部13を挿通させる。
そして、この状態で第2ネジ部材20を介して第1ネジ部材10を回し、第1ネジ部材10を建材部40に螺挿して、第1ネジ部材10の頭部12でスペーサー50を建材部40に押し込んで埋め込めばよい。スペーサー50の建材部40に埋め込まれる側の端部にはテーパー面54が形成されているとともに、スペーサー50の外周面54は上述したように三角形状に突出しているので、スペーサー50を建材部40に埋め込むのに然程の力を要せずに行うことができる。
このようにすることにより、簡単に手摺ブラケット30の貫通孔32aの中心に第1ネジ部材10を位置させることができ、第1ネジ部材10を建材部40に螺挿する際の作業性を向上させることができる。
また、スペーサー50を建材部40に埋め込むことにより、スペーサー40を埋め込まない場合には手摺ブラケット30を取り外した際にスペーサー50の外周面と第1ネジ部材10の頭部12の外周面との間で段差できて手摺ブラケット30の着脱の際にその部分で引っ掛かる等の支障を来すおそれがあるが、そのような弊害を生じることなく手摺ブラケット30の着脱をスムーズに行うことができる。
その他にも、予め建材部40の第1ネジ部材10を螺挿する位置に下孔を穿設しておき、手摺ブラケット30の貫通孔32aから第1ネジ部材10の先端をその下孔に入れて螺挿しても各第1ネジ部材10の位置ずれを防止することができる。
次に本発明を実施するための別の形態を図7及び図8に基づいて説明する。上記実施の形態と同一構成部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本形態では、図7に示すように、第1ネジ部材10のネジ孔14内に、第1ネジ部材10を建材部40に螺挿する際に使用するドライバーの先端が係合可能な溝16が形成されている。
また、第2ネジ部材20は、ブラケット押え部22が頭端部となるフランジ形状をなしており、その中央部には上記ドライバーの先端が挿通可能な貫通孔28が軸方向に形成されている。さらに軸方向端部となるブラケット押え部22の一面には、図8に示すように、第2ネジ部材20のネジ部24を第1ネジ部材10のネジ孔14に螺合する際に使用するドライバーの先端が係合可能な溝22aが形成されている。
このような取付構造を採用することにより、第2ネジ部材20の貫通孔28を通じて第1ネジ部材10を締め付けることが可能であるため、第1ネジ部材10と第2ネジ部材20とをそれぞれ異なったトルクで締め付けることが可能である。よって、第1ネジ部材10のみをより強固に建材部40に締め込むことができ、第2ネジ部材20を緩めたときに第1ネジ部材10もつられて緩むことを防止することができる。
このような手摺ブラケット30を建材部40に取り付ける方法としては、図8(a)に示すように、上記実施の形態と同様に第2ネジ部材20を第1ネジ部材10に螺合して1本のネジ部材1020を形成する。
次にこのネジ部材1020を手摺ブラケット30の貫通孔32aに挿入し、第1ネジ部材10の頭部12を上記貫通孔32aに嵌入させる。この状態を保ったまま、第1ネジ部材10のネジ部13の先端を建材部40に押し当て、上記第2ネジ部材20の中央部に軸方向に形成された貫通孔28を通じて上記第1ネジ部材10のネジ孔14内に形成された溝16にドライバーの先端を係合させて上記第1ネジ部材10を建材部40に螺挿することによって、第2ネジ部材20のブラケット押え部22で手摺ブラケット30の座部32を建材部40に押え付けて固定して、手摺ブラケット30を建材部40に取り付ける(図8(b))。
このように、第1ネジ部材10の建材部40への螺挿の際に、第1ネジ部材10に直接ドライバーを係合させて螺挿することにより、第1ネジ部材10を第2ネジ部材20の締め付けトルクと異なったトルクで締め付けることが可能である。
また、手摺ブラケット30の取り外し時には、第2ネジ部材20のブラケット押え部22に形成された溝22aにドライバーの先端を係合させて第2ネジ部材20を緩めて外すことができる。
この実施の形態においても、図5に示したようなスペーサー50を用いることが可能である。
本発明にかかる手摺ブラケット30は、さらに別の形態として、図9に示すように、内部を刳り抜いた形のアーム部34の一端に座部32が連設されていて、座部32がアーム部34の外形に対応した非円形状に形成されているようなものでもかまわない。
本発明の手摺ブラケットの取付構造を説明する分解断面図である。 本発明の手摺ブラケットの取付方法を説明する斜視図であり、(a)は取付前の状態を示し、(b)は取付後の状態を示す。 本発明により取り付けられた手摺ブラケットの取外方法を説明する斜視図であり、(a)は第2ネジ部材を取り外した状態を示し、(b)はさらに手摺ブラケットを取り外した状態を示す。 本発明の手摺ブラケットの取付構造にさらにカバーを追加した状態を示す斜視図である。 本発明に係るスペーサーを示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 本発明に係るスペーサーを用いた取付方法を説明する断面図であり、(a)は手摺ブラケットの貫通孔にスペーサーを嵌め込んだ状態を示し、(b)は手摺ブラケットの取付後の状態を示す。 上記手摺ブラケットの取付構造と別の形態である手摺ブラケットの取付構造を説明する分解断面図である。 上記別の形態である手摺ブラケットの取付方法を説明する斜視図であり、(a)は取付前の状態を示し、(b)は取付後の状態を示す。 本発明のさらに別の形態である手摺ブラケットの取付構造を説明する分解断面図である。
符号の説明
10 第1ネジ部材
12 頭部
14 ネジ孔
20 第2ネジ部材
22 ブラケット押え部
30 手摺ブラケット
32a 貫通孔
40 建材部
50 スペーサー
52 貫通孔
1020 ネジ部材

Claims (6)

  1. 手摺ブラケットを建材部に取り付ける構造であって、手摺ブラケットには建材部の取付面と略直行する方向に貫通する貫通孔が形成され、この貫通孔に嵌合する頭部を有した第1ネジ部材が上記貫通孔に嵌入された状態で建材部に螺挿されており、上記第1ネジ部材の頭端部には軸方向にネジ孔が形成され、そのネジ孔に上記貫通孔よりも大きなブラケット押え部を備えた第2ネジ部材が螺合され、この第2ネジ部材のブラケット押え部によって手摺ブラケットが建材部に押え付けられて固定されていることを特徴とする手摺ブラケットの取付構造。
  2. 上記第1ネジ部材のネジ孔内には第1ネジ部材を建材部に螺挿する際に使用するドライバーの先端が係合可能な溝が形成され、第2ネジ部材は上記ブラケット押え部が頭端部となるフランジ形状をなしており、その中央部には上記ドライバーの先端が挿通可能な貫通孔が軸方向に形成されているとともに、軸方向端部となるブラケット押え部の一面には第2ネジ部材を第1ネジ部材のネジ孔に螺合する際に使用するドライバーの先端が係合可能な溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の手摺ブラケットの取付構造。
  3. 上記手摺ブラケットの貫通孔に嵌め込み可能な形状を有し、その中央部に第1ネジ部材のネジ部の外径とほぼ一致する内径を有した貫通孔が形成されたスペーサーが、当該スペーサーの貫通穴に第1ネジ部材のネジ部が挿通された状態で、第1ネジ部材の頭部に押さえ込まれて建材部に埋め込まれていることを特徴とする請求項1または2記載の手摺ブラケットの取付構造。
  4. 手摺ブラケットを建材部に取り付ける方法であって、
    建材部の取付面と略直行する方向に貫通する貫通孔が形成された手摺ブラケットと、
    手摺ブラケットの貫通孔に嵌合する頭部を備えかつ頭端部に軸方向にネジ孔が形成された第1ネジ部材と、
    手摺ブラケットの貫通孔よりも大きなブラケット押え部を備えて第1ネジ部材のネジ孔に螺合する第2ネジ部材とを用いて、
    第1ネジ部材のネジ孔に第2ネジ部材を螺合した状態で、手摺ブラケットの貫通孔から第1ネジ部材を建材部に螺挿することによって、第2ネジ部材のブラケット押え部で手摺ブラケットを建材部に押え付けて固定することを特徴とする手摺ブラケットの取付方法。
  5. 上記第1ネジ部材のネジ孔内には第1ネジ部材を建材部に螺挿する際に使用するドライバーの先端が係合可能な溝が形成されており、
    第2ネジ部材は上記ブラケット押え部が頭端部となるフランジ形状をなし、その中央部には上記ドライバーの先端が挿通可能な貫通孔が軸方向に形成されており、
    手摺ブラケットの貫通孔から第1ネジ部材を建材部に螺挿する際には、第2ネジ部材の貫通孔を通じて第1ネジ部材のネジ孔内に形成された溝にドライバーの先端を係合させて第1ネジ部材を建材部に螺挿することを特徴とする請求項4記載の手摺ブラケットの取付方法。
  6. 上記手摺ブラケットの貫通孔に嵌め込み可能な形状を有し、その中央部に上記第1ネジ部材のネジ部の外径とほぼ一致する内径を有した貫通孔が形成されたスペーサーを用いて、
    手摺ブラケットの貫通孔から第1ネジ部材を建材部に螺挿する際には、上記スペーサーを手摺ブラケットの貫通孔に嵌め込んで、このスペーサーの貫通孔に第1ネジ部材のネジ部を挿通した状態で第1ネジ部材を建材部に螺挿し、第1ネジ部材の頭部でスペーサーを建材部に押し込んで埋め込むことを特徴とする請求項4または5記載の手摺ブラケットの取付方法。
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