JP2008114340A - 工作機械用ワーク取り付け治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】数種類の治具を予め用意することなく、1個の治具でワークの長さ、あるいは、ワークにおける切削位置の変更に対応することができる工作機械用ワーク取り付け治具を提供する。
【解決手段】旋盤(11)の貫通孔(11a)に挿入可能な円筒状の治具本体(51)と、ワーク当接部(52)と、弾性リング(53)と、テーパー部材(54)と、からなる。治具本体の一端側には第一のネジ溝(55)が、他端側には第二のネジ溝(56)が形成され、ワーク当接部材の一端にはワーク(W)と接触する接触表面(57)が、他端には第二のネジ溝に螺合可能な雄ネジ部(58)が形成され、弾性リングは弾性金属部材からなり、貫通孔(11a)の内径よりも小さい外径を有しており、内径は一端側(53a)から他端側(53b)に向かって一次直線的に減少しており、一カ所に切れ目(59)が形成されている。
【選択図】図2
【解決手段】旋盤(11)の貫通孔(11a)に挿入可能な円筒状の治具本体(51)と、ワーク当接部(52)と、弾性リング(53)と、テーパー部材(54)と、からなる。治具本体の一端側には第一のネジ溝(55)が、他端側には第二のネジ溝(56)が形成され、ワーク当接部材の一端にはワーク(W)と接触する接触表面(57)が、他端には第二のネジ溝に螺合可能な雄ネジ部(58)が形成され、弾性リングは弾性金属部材からなり、貫通孔(11a)の内径よりも小さい外径を有しており、内径は一端側(53a)から他端側(53b)に向かって一次直線的に減少しており、一カ所に切れ目(59)が形成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、旋盤その他の工作機械により加工されるワークを当該工作機械に位置決めするための工作機械用ワーク取り付け治具に関する。
例えば、代表的な工作機械である旋盤でワークを加工する場合、軸方向におけるワークの位置決めを行うために、旋盤の主軸に治具を用いることがある。
図5は、そのような従来の治具の一例として、実開平6−31903号公報(特許文献1)に示されている治具の断面図である。
旋盤10は、旋盤本体11と、旋盤本体11の一端側に取り付けられたチャック12と、チャック12に取り付けられた爪13と、爪13に対向して配置されている芯押し棒14と、を備えている。
ワークWは、その一端において、爪13に挟まれ、他端において、芯押し棒14に押さえつけられた状態で支持される。ワークWはこの状態で回転され、バイト(図示せず)により、表面が切削加工される。
旋盤本体11の内部には、軸方向に延びる貫通孔11aが形成されており、治具15はこの貫通孔11aに嵌め込まれている。
治具15はその一端側(図5では左側)において貫通孔11aに嵌め込まれており、他端(図5の右側)においてワークWを支持している。
このように、治具15を用いてワークWを支持することにより、旋盤10に対するワークWの位置決めを行うことができる。
実開平6−31903号公報
しかしながら、従来は、ワークWの長さ、あるいは、ワークWにおける切削位置が変わると、治具15もそれに応じて変えなければならなかった。このため、複数種類の治具15を予め用意しなければならないという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、複数種類の治具を予め用意することなく、1個の治具でワークWの長さ、あるいは、ワークWにおける切削位置の変更に対応することができる工作機械用ワーク取り付け治具を提供することを目的とする。
以下に、「発明の実施の形態」において使用される参照符号を用いて、上述の課題を解決するための手段を説明する。これらの参照符号は、「特許請求の範囲」の記載と「発明の実施の形態」の記載との間の対応関係を明らかにするためにのみ付加されたものであり、「特許請求の範囲」に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いるべきものではない。
上記の目的を達成するため、本発明は、ワーク(W)を工作機械に位置決めするための工作機械用ワーク取り付け治具(50)であって、前記工作機械(11)の長さ方向に形成されている貫通孔(11a)に挿入可能な治具本体(51)と、ワーク当接部(52)と、弾性リング(53)と、テーパー部材(54)と、からなり、前記治具本体(51)の前記長さ方向における一端側には第一のネジ溝(55)が、他端側には第二のネジ溝(56)が中心軸線に沿ってそれぞれ形成されており、前記ワーク当接部材(52)の一端には前記ワーク(W)と接触する接触表面(57)が形成されており、他端には前記第二のネジ溝(56)に螺合可能な雄ネジ部(58)が形成されており、前記弾性リング(53)は弾性金属部材からなり、前記貫通孔(11a)の内径よりも小さい外径を有しており、内径は一端側(53a)から他端側(53b)に向かって一次直線的に減少しており、前記長さ方向の全長にわたって、かつ、全肉厚にわたって一つの切れ目(59)が形成されており、前記テーパー部材(54)は前記弾性リング(53)の前記一端側(53a)から前記弾性リング(53)の内部に挿入可能であり、前記第一のネジ溝(55)に螺合可能なネジ部材(60)を挿入し得る貫通孔(54a)が中心軸線に沿って形成されている工作機械用ワーク取り付け治具(50)を提供する。
ネジ部材(60)を第一のネジ溝(55)に対して螺合させると、テーパー部材(54)が弾性リング(53)の内部を治具本体(51)に向かって進行する。弾性リング(53)には切れ目(59)が形成されているため、テーパー部材(54)の進行に伴い、弾性リング(53)は半径方向の外側に広がる。この結果、弾性リング(53)が旋盤(11)の貫通孔(11a)の内壁に当接し、その位置において固定される。すなわち、工作機械用ワーク取り付け治具(50)がその位置に固定される。このため、ワーク当接部材(52)の一端に形成されている接触表面(57)に接触するワーク(W)は常に適正な位置に位置決めされることになる。
本発明に係る工作機械用ワーク取り付け治具(50)においては、前記テーパー部材(54)に代えてネジ付きテーパー部材(154)を使用することが可能である。ネジ付きテーパー部材(154)は、前記弾性リング(53)の前記一端側(53a)から前記弾性リング(53)の内部に挿入可能であり、縦断面が台形形状であるテーパー部材本体(155)と、前記テーパー部材本体(155)の前記弾性リング(53)の前記一端側(53a)に対向する面(155a)から突出して形成され、前記第一のネジ溝(55)に螺合可能な雄ネジ(156)と、前記テーパー部材本体(155)の前記面(155a)とは反対側の面(155b)に形成されているボルトヘッド(157)と、から構成されている。
本発明に係る工作機械用ワーク取り付け治具(50)においては、前記治具本体(51)及び前記ワーク当接部材(57)に代えて、ワーク当接治具本体(160)を使用することができる。ワーク当接治具本体(160)は、前記工作機械(11)の長さ方向に形成されている貫通孔(11a)に挿入可能な治具本体(161)と、前記ワーク(W)と接触する接触表面(162)を一端に有するワーク当接部材(163)と、からなり、前記治具本体(161)の前記長さ方向における一端側には第一のネジ溝(164)が形成されており、前記ワーク当接部材(163)は、その他端側において、前記治具本体(161)から突出して形成されている。
前記治具本体(51、161)は、例えば、円筒形状をなしている。
本発明に係る工作機械用ワーク取り付け治具は工作機械とは別体のものとして作成することが可能であるとともに、工作機械に予め設置しておくことも可能である。
本発明に係る工作機械用ワーク取り付け治具によれば、ワークWの種類(ひいては、ワークWの長さまたはワークWの切削位置)が変わっても、ワークWの種類に応じて、工作機械用ワーク取り付け治具の固定位置を変えることが可能である。このため、従来のように、複数種類の治具を予め用意する必要はなく、1個の治具でワークWの長さ、あるいは、ワークWにおける切削位置の変更に対応することが可能である。
(第一の実施形態)
図1は本発明の第一の実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具50の分解平面図である。
図1は本発明の第一の実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具50の分解平面図である。
以下、本実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具50を旋盤に使用するものとして、本実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具50を説明する。
本実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具50は、旋盤本体11の長さ方向に形成されている貫通孔11aに挿入可能な円筒状の治具本体51と、ワーク当接部材52と、弾性リング53と、テーパー部材54と、から構成されている。
治具本体51はステンレスその他の金属材料からなる。治具本体51の長さ方向(旋盤本体11の貫通孔11aが延びる方向)における一端側には第一のネジ溝55が、他端側には第二のネジ溝56が治具本体51の中心軸線に沿ってそれぞれ形成されている。
ワーク当接部材52は、全体としては、旋盤本体11の貫通孔11aの内径よりも小さい外径を有する円筒形状をなしている。
ワーク当接部材52の一端にはワークWと接触する接触表面57が形成されており、他端には治具本体51の第二のネジ溝56に螺合可能な雄ネジ部58がワーク当接部材52の中心軸に沿って形成されている。
弾性リング53はリング形状をなしており、バネ鋼その他の弾性金属部材からなる。
弾性リング53は、旋盤本体11の貫通孔11aの内径よりも小さい外径を有しており、旋盤本体11の貫通孔11aの内部に挿入可能である。
また、弾性リング53の内径は一端側53aから他端側53bに向かって一次直線的に減少している。すなわち、弾性リング53の内孔は一端側53aから他端側53bに向かって狭くなるテーパー形状をなしている。
さらに、弾性リング53には一つの切れ目59が形成されている。この切れ目59は弾性リング53の長さ方向(旋盤本体11の貫通孔11aが延びる方向)の全長にわたって、かつ、全肉厚にわたって形成されている。すなわち、弾性リング53は側面方向から見ると「C」字型の形状をなしている。
テーパー部材54は台形状の縦断面を有しており、弾性リング53の一端側53aから弾性リング53の内部に挿入可能であるようになっている。
また、テーパー部材54の中心軸線に沿って貫通孔54aが形成されている。
テーパー部材54の貫通孔54aの内部にはボルト60を挿入することが可能であり、貫通孔54aに挿入されたボルト60は弾性リング53を介して治具本体51の第一のネジ溝55に螺合される。
図2は、本実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具50を旋盤本体11の貫通孔11aの内部に取り付けた状態を示す断面図である。
本実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具50を旋盤本体11の貫通孔11aの内部に取り付ける際には、先ず、治具本体51の側面(第一のネジ溝55が形成されている側面)に弾性リング53を重ね、さらに、弾性リング53の内部にテーパー部材54を挿入した状態において、ボルト60をテーパー部材54の貫通孔54aに通し、弾性リング53を介して、治具本体51の第一のネジ溝55に仮止めする。
さらに、治具本体51の第二のネジ溝56にワーク当接部材52の雄ネジ部58を螺合させ、ワーク当接部材52を治具本体51に固定する。
このように、治具本体51に弾性リング53及びテーパー部材54並びにワーク当接部材52が取り付けられた状態において、工作機械用ワーク取り付け治具50を旋盤本体11の貫通孔11aの内部に挿入する。
次いで、ワークWの長さあるいはワークWの切削位置に合わせて、旋盤本体11の貫通孔11aの内部における工作機械用ワーク取り付け治具50の位置決めを行う。
治具50の位置決めが完了した後、長柄のレンチその他適当な道具を用いて、ボルト60を増し締めする。
ボルト60を増し締めすると、テーパー部材54が弾性リング53の内孔の中を治具本体51に向かって進行する。弾性リング53には切れ目59が形成されているため、テーパー部材54が弾性リング53の内孔の中を治具本体51に向かって進行すると、弾性リング53は半径方向の外側に広がり、旋盤本体11の貫通孔11aの内壁に当接し、旋盤本体11の貫通孔11aの内壁に押圧力を作用させることとなる。このため、弾性リング53はその位置において固定されることになり、ひいては、工作機械用ワーク取り付け治具50そのものがその位置に固定されることになる。
このため、ワーク当接部材52の一端に形成されている接触表面57に接触するワークWは常に適正な位置に位置決めされることになる。
例えば、ワークWの種類が変わるような場合に、工作機械用ワーク取り付け治具50の位置を修正する必要がある場合には、長柄のレンチその他適当な道具を用いて、ボルト60をゆるめる。
弾性リング53は弾性金属材料でつくられているため、弾性リング53は、常に、広がる前の状態に復帰しようとする力をテーパー部材54に作用させている。このため、ボルト60をゆるめると、弾性リング53の復帰しようとする力によって、テーパー部材54は治具本体51から離れる方向に押し戻される。
この結果、弾性リング53は広がる前の状態に復帰する。すなわち、弾性リング53の外径が旋盤本体11の貫通孔11aの内径よりも小さい状態になり、弾性リング53が旋盤本体11の貫通孔11aの内壁に押圧力を作用させることはなくなる。
このため、工作機械用ワーク取り付け治具50は旋盤本体11の貫通孔11aの内部を移動可能の状態になる。この状態において、工作機械用ワーク取り付け治具50を任意の位置に移動させ、その位置において、ボルト60を再度増し締めすることにより、工作機械用ワーク取り付け治具50を固定する。
以上のように、本実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具50によれば、ワークWの種類が変わっても、ワークWの種類に応じて、工作機械用ワーク取り付け治具50の固定位置を変えることが可能である。このため、従来のように、複数種類の治具を予め用意する必要はなく、1個の治具でワークWの長さ、あるいは、ワークWにおける切削位置の変更に対応することが可能である。
なお、本実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具50は上記の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、上述の第一の実施形態においては、工作機械用ワーク取り付け治具50は旋盤に使用するものとしたが、本実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具50を使用することができる工作機械は旋盤に限定されるものではなく、例えば、NC旋盤、NC円テーブル、手動インデックスなどの工作機械にも使用することが可能である。
また、本実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具50においては、治具本体51は円筒形状に設定されているが、治具本体51の形状は円筒形には限定されない。例えば、4つの角を丸めた四角形その他の多角形の形状にすることも可能である。
さらに、上述の第一の実施形態においては、本実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具50を旋盤その他の工作機械(NC旋盤、NC円テーブル、手動インデックスなど)とは別体のものとして説明したが、工作機械用ワーク取り付け治具50を予め旋盤その他の工作機械に組み込んでおくことも可能である。すなわち、工作機械の一部として工作機械用ワーク取り付け治具50が工作機械に組み込まれた状態で取り扱うことも可能である。
(第二の実施形態)
本実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具においては、第一の実施形態におけるテーパー部材54に代えて、図3に示すネジ付きテーパー部材154を用いる。
本実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具においては、第一の実施形態におけるテーパー部材54に代えて、図3に示すネジ付きテーパー部材154を用いる。
図3に示すネジ付きテーパー部材154は、弾性リング53の一端側53aから弾性リング53の内部に挿入可能であり、縦断面が台形形状であるテーパー部材本体155と、テーパー部材本体155の弾性リング53の一端側53aに対向する面155aから突出して形成され、治具本体50の第一のネジ溝55に螺合可能な雄ネジ156と、テーパー部材本体154の面155aとは反対側の面155bに形成されているボルトヘッド157と、から構成されている。
すなわち、図1と図3との比較から明らかであるように、ネジ付きテーパー部材154はテーパー部材54とボルト60とを一体化した部品に相当している。
ネジ付きテーパー部材154を用いることにより、第一の実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具50と比較して、部品点数を減らすことができ、さらに、ボルト60をテーパー部材54の貫通孔54aに通す作業を省くことができる。
(第三の実施形態)
本実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具においては、第一の実施形態における治具本体51及びワーク当接部材57に代えて、図4に示すワーク当接治具本体160を用いる。
本実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具においては、第一の実施形態における治具本体51及びワーク当接部材57に代えて、図4に示すワーク当接治具本体160を用いる。
ワーク当接治具本体160は、旋盤本体11の長さ方向に形成されている貫通孔11aに挿入可能な円筒形状の治具本体161と、ワークWと接触する接触表面162を一端に有するワーク当接部材163と、からなる。
旋盤本体11の長さ方向における治具本体161の一端側には第一のネジ溝164が形成されている。
ワーク当接部材163は、その他端側において、治具本体161から突出して形成されている。
すなわち、図1と図4との比較から明らかであるように、ワーク当接治具本体160は、第一の実施形態におけるワーク当接部材57の雄ネジ部58を第一の実施形態における治具本体51の第二のネジ溝56に螺合させることにより相互に結合させた第一の実施形態における治具本体51及びワーク当接部材57に相当している。
ワーク当接治具本体160を用いることにより、第一の実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具50と比較して、部品点数を減らすことができ、さらに、ワーク当接部材57の雄ネジ部58を治具本体51の第二のネジ溝56に螺合させる作業を省くことができる。
第一の実施形態の場合と同様に、治具本体161の形状は円筒形には限定されない。例えば、4つの角を丸めた四角形その他の多角形の形状にすることも可能である。
10 旋盤
11 旋盤本体
12 チャック
13 爪
14 芯押し棒
50 本発明の第一の実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具
51 治具本体
52 ワーク当接部材
53 弾性リング
54 テーパー部材
55 第一のネジ溝
56 第二のネジ溝
57 接触表面
58 雄ネジ部
59 切れ目
60 ボルト
W ワーク
154 ネジ付きテーパー部材
155 テーパー部材本体
156 雄ネジ
157 ボルトヘッド
160 ワーク当接治具本体
161 治具本体
162 接触表面
163 ワーク当接部材
11 旋盤本体
12 チャック
13 爪
14 芯押し棒
50 本発明の第一の実施形態に係る工作機械用ワーク取り付け治具
51 治具本体
52 ワーク当接部材
53 弾性リング
54 テーパー部材
55 第一のネジ溝
56 第二のネジ溝
57 接触表面
58 雄ネジ部
59 切れ目
60 ボルト
W ワーク
154 ネジ付きテーパー部材
155 テーパー部材本体
156 雄ネジ
157 ボルトヘッド
160 ワーク当接治具本体
161 治具本体
162 接触表面
163 ワーク当接部材
Claims (5)
- ワークを工作機械に位置決めするための工作機械用ワーク取り付け治具であって、
前記工作機械の長さ方向に形成されている貫通孔に挿入可能な治具本体と、
ワーク当接部材と、
弾性リングと、
テーパー部材と、
からなり、
前記治具本体の前記長さ方向における一端側には第一のネジ溝が、他端側には第二のネジ溝が中心軸線に沿ってそれぞれ形成されており、
前記ワーク当接部材の一端には前記ワークと接触する接触表面が形成されており、他端には前記第二のネジ溝に螺合可能な雄ネジ部が形成されており、
前記弾性リングは弾性金属部材からなり、前記貫通孔の内径よりも小さい外径を有しており、内径は一端側から他端側に向かって一次直線的に減少しており、前記長さ方向の全長にわたって、かつ、全肉厚にわたって一つの切れ目が形成されており、
前記テーパー部材は前記弾性リングの前記一端側から前記弾性リングの内部に挿入可能であり、台形形状の縦断面を有しており、前記第一のネジ溝に螺合可能なネジ部材を挿入し得る貫通孔が中心軸線に沿って形成されている工作機械用ワーク取り付け治具。 - 前記テーパー部材に代えてネジ付きテーパー部材を備えており、
前記ネジ付きテーパー部材は、
前記弾性リングの前記一端側から前記弾性リングの内部に挿入可能であり、縦断面が台形形状であるテーパー部材本体と、
前記テーパー部材本体の前記弾性リングの前記一端側に対向する面から突出して形成され、前記第一のネジ溝に螺合可能な雄ネジと、
前記テーパー部材本体の前記面とは反対側の面に形成されているボルトヘッドと、からなるものであることを特徴とする請求項1に記載の工作機械用ワーク取り付け治具。 - 前記治具本体及び前記ワーク当接部材に代えて、ワーク当接治具本体を備えており、
前記ワーク当接治具本体は、
前記工作機械の長さ方向に形成されている貫通孔に挿入可能な治具本体と、
前記ワークと接触する接触表面を一端に有するワーク当接部材と、からなり、
前記治具本体の前記長さ方向における一端側には第一のネジ溝が形成されており、
前記ワーク当接部材は、その他端側において、前記治具本体から突出して形成されていることを特徴とする請求項1また2に記載の工作機械用ワーク取り付け治具。 - 前記治具本体は円筒形状をなしていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の工作機械用ワーク取り付け治具。
- 請求項1乃至4の何れか一項に記載の工作機械用ワーク取り付け治具が予め設置されている工作機械。
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JP2006300542A JP2008114340A (ja) | 2006-11-06 | 2006-11-06 | 工作機械用ワーク取り付け治具 |
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