JP3704135B2 - 心押台 - Google Patents

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この発明は、旋盤、フライス盤などの工作機械の心押台に関するものである。
工作機械の心押台としてねじ軸を有するものが使用されている。実開昭54−26790号公報(特許文献1)に記載されているものがそれである。同公報の心押台では、センタが本体に支持され、ねじ軸はセンタの下方に配置され、センタに平行にのび、本体に支持される。さらに、ハンドルがねじ軸と組み合わされ、センタに係合し、ハンドルを回転操作すると、ねじ軸によってハンドルをねじ送りし、センタを軸方向移動させることができ、センタをワークに押し付けることができる。
ところで、この心押台のセンタを軸方向移動させるとき、そのストロークはハンドルのねじ送り長さに制限され、それよりも大きいストロークをもってセンタを軸方向移動させることはできない。一方、たとえば、ワークの端面に孔が形成されているとき、その孔内において、センタをワークに押し付けることが要求される。孔の深さがセンタのストロークよりも大きいことも少なくない。この場合、ねじ軸によってハンドルをねじ送りし、センタを軸方向移動させても、センタを孔に挿入し、ワークに押し付けることはできない。センタを孔に挿入し、ワークに押し付けるには、心押台全体を軸方向移動させる必要がある。センタを孔から抜き出し、ワークから分離させることも同様であり、心押台全体を軸方向移動させねばならず、作業性が悪く、その改善が強く要望されている。
実開昭54−26790号公報
したがって、この発明は、特別の構成の心押台を新たに提供し、大きいストロークをもってセンタを軸方向移動させることを目的としてなされたものである。
この発明によれば、ねじ軸がセンタの下方に配置される。ねじ軸はセンタに平行にのびる。さらに、ハンドルがねじ軸と組み合わされ、センタに係合し、ハンドルを回転させると、ねじ軸によってハンドルをねじ送りし、センタを軸方向移動させることができる。さらに、離脱手段によってねじ軸およびハンドルを下降させ、ハンドルをセンタから離脱させることができる。
好ましい実施例では、センタは本体に支持される。離脱手段は支軸からなり、本体に設けられ、ねじ軸は支軸に支持される。そして、ねじ軸およびハンドルを支軸のまわりに揺動させ、下降させ、ハンドルをセンタから離脱させることができる。
さらに、好ましい実施例では、カムがねじ軸の下方に配置され、本体に支持され、ハンドルがセンタに係合しているとき、ねじ軸はカムに支持される。したがって、ハンドルをセンタから離脱させるとき、カムによってねじ軸を下降させることができる。
さらに、好ましい実施例では、レバーがカムに設けられ、レバーによってカムを回転させることができる。そして、ハンドルとセンタの離脱後、ねじ軸を再度上昇させ、ハンドルをセンタに係合させたとき、レバーの自重またはスプリングがカムに作用し、カムが自動的に回転し、ねじ軸がカムに支持される。
以下、この発明の実施例を説明する。
図1はこの発明にかかる心押台を示す。この心押台はセンタ1およびねじ軸2を有し、センタ1は本体3に支持され、軸方向移動可能に案内されている。ねじ軸2はセンタ1の下方に配置されており、センタ1に平行にのびる。さらに、ハンドル4がねじ軸2と組み合わされ、センタ1に係合する。この実施例では、ハンドル4はナット状のもので、ねじ軸2にねじ合わされている。さらに、ハンドル4にフランジ5が形成され、センタ1に外周みぞ6が形成され、フランジ5が外周みぞ6に挿入されており、フランジ5および外周みぞ6によってハンドル4とセンタ1が係合する。
したがって、ハンドル4を回転させると、ねじ軸2によってハンドル4をねじ送りし、センタ1を軸方向移動させることができ、図2に示すように、センタ1をワーク7に押し付けることができる。たとえば、ワーク7の端面に孔8が形成されており、孔8内において、センタ1がワーク7に押し付けられる。
さらに、離脱手段によってねじ軸2およびハンドル4を下降させ、ハンドル4をセンタ1から離脱させることができる。この実施例では、センタ1は本体3に支持されていることは前述したとおりであるが、離脱手段は支軸9からなり、本体3に設けられており、ねじ軸2は支軸9に支持されている。そして、図4に示すように、ねじ軸2およびハンドル4を支軸9のまわりに揺動させ、下降させることができる。したがって、フランジ5が外周みぞ6から抜き取られ、ハンドル4がセンタ1から離脱される。
さらに、この心押台では、カム10がねじ軸2の下方に配置され、本体3に支持されており、ハンドル4がセンタ1に係合しているとき、図3に示すように、ねじ軸2はカム10に支持される。カム10はカムみぞ11を有する。さらに、レバー12がカム10に設けられており、レバー12によってカム10を回転させることができる。そして、カム10を図1の反時計方向に回転させると、ねじ軸2がカムみぞ11に挿入され、支軸9のまわりを揺動し、下降する。
したがって、ハンドル4をセンタ1から離脱させるとき、カム10によってねじ軸2を下降させることができるものである。その後、ねじ軸2およびハンドル4を支軸9のまわりに揺動させ、再度上昇させると、フランジ5が外周みぞ6に挿入され、ハンドル4がセンタ1に係合する。さらに、ハンドル4とセンタ1の離脱後、ねじ軸2を再度上昇させ、ハンドル4をセンタ1に係合させたとき、レバー12の自重がカム10に作用し、カム10が自動的に回転し、図1の位置に復帰する。したがって、その後、ねじ軸2およびハンドル4を解放すると、ねじ軸2がカム10に支持され、ハンドル4とセンタ1が係合した状態に保たれる。スプリングをカム10に作用させ、カム10が自動的に回転するようにしてもよい。
したがって、この心押台において、ねじ軸2によってハンドル4をねじ送りし、センタ1を軸方向移動させるとき、そのストロークSはハンドル4のねじ送り長さに制限されるが、ワーク7の端面に孔8が形成され、その深さDがセンタ1のストロークSよりも大きくても、問題はない。カム10によってねじ軸2を下降させ、ハンドル4をセンタ1から離脱させると、ハンドル4のねじ送り長さに関係なく、任意にセンタ1を軸方向移動させることができ、大きいストロークをもってセンタ1を軸方向移動させることができる。
したがって、ハンドル4とセンタ1の離脱後、センタ1を一旦軸方向移動させ、図1の位置から後退させ、ワーク7を図1の位置に配置することができる。その後、センタ1をワーク7に向かって前進させ、孔8内に挿入することができる。
その後、ねじ軸2を再度上昇させ、ハンドル4をセンタ1に係合させることができ、ねじ軸2をカム10に支持することができる。したがって、その後、ハンドル4を回転させると、ねじ軸2によってハンドル4をねじ送りし、センタ1を軸方向移動させ、センタ1をワーク7に押し付けることができる。
センタ1を孔8から抜き出し、ワーク7から分離させることも同様である。カム10によってねじ軸2を下降させ、ハンドル4をセンタ1から離脱させると、大きいストロークをもってセンタ1を軸方向移動させることができ、センタ1を孔8から抜き出し、ワーク7から分離させることができる。
したがって、この心押台の場合、大きいストロークをもってセンタ1を軸方向移動させることができ、前記従来のように、心押台全体を軸方向移動させる必要はなく、作業性が高く、所期の目的を達成することができるものである。
この発明の実施例を示す側面図である。 図1のセンタがワークに押し付けられた状態を示す側面図である。 図1のねじ軸とカムの関係を示す断面図である。 図1のハンドルをセンタから分離させた状態を示す側面図である。
符号の説明
1 センタ
2 ねじ軸
3 本体
4 ハンドル
9 支軸
10 カム
12 レバー

Claims (4)

  1. センタと、
    前記センタの下方に配置され、前記センタに平行にのびるねじ軸と、
    前記ねじ軸と組み合わされ、前記センタに係合するハンドルとを備え、前記ハンドルを回転させ、前記ねじ軸によって前記ハンドルをねじ送りし、前記センタを軸方向移動させることができ、さらに、
    前記ねじ軸およびハンドルを下降させ、前記ハンドルを前記センタから離脱させる離脱手段を備えたことを特徴とする心押台。
  2. 前記センタは本体に支持され、前記離脱手段は支軸からなり、前記本体に設けられ、前記ねじ軸は前記支軸に支持されており、前記ねじ軸およびハンドルを前記支軸のまわりに揺動させ、下降させ、前記ハンドルを前記センタから離脱させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の心押台。
  3. さらに、カムが前記ねじ軸の下方に配置され、前記本体に支持されており、前記ハンドルが前記センタに係合しているとき、前記ねじ軸は前記カムに支持され、前記ハンドルを前記センタから離脱させるとき、前記カムによって前記ねじ軸を下降させるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の心押台。
  4. さらに、レバーが前記カムに設けられており、前記レバーによって前記カムを回転させることができ、前記ハンドルとセンタの離脱後、前記ねじ軸を再度上昇させ、前記ハンドルを前記センタに係合させたとき、前記レバーの自重またはスプリングが前記カムに作用し、前記カムが自動的に回転し、前記ねじ軸が前記カムに支持されるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の心押台。
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