JP2006102887A - ワーククランプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加工領域の任意な位置に位置決め可能な位置決めバイスに対し相手側の可動バイスを送りネジ軸により移動可能な構成とすることで、可動バイスを位置決めバイスに対し移動操作するだけで被加工物を機構的に確実にクランプすることができる簡素な構成のワーククランプ装置を提供する。
【解決手段】 ベース4摺動面上に固定される位置決めバイス6に対向して同ベース4摺動面に移動可能に支持される可動バイス8が、ベース4内壁のクランプ溝に支持され螺挿する送りネジ軸32によって前方に進退移動可能であって、前方にクサビ部材を突設したクランプブロック20と、クランプブロック20前方に配置され同クランプ溝に支持される作動ブロック24と、この上面前方に枢動自在に軸支されクサビ部材を介して可動バイス8の後面を押圧するクランプ部材22と、ガイド溝に支持されてクランプブロック20の前方に配置され可動バイス8の下面に取付けられたガイドブロック18とから構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、加工機械等の加工領域に於ける任意な位置でワークをクランプすることができるワーククランプ装置に関する。
従来、この種のワーククランプ装置を備えた加工機械として、長尺ワークをクランプする可動バイスと固定バイスから成る一対のバイスと、その可動バイスを支持するリニアガイドと、可動バイスを進退させる流体圧シリンダとを備えた材料送り装置を構成する送り台に、可動バイスの進退方向にそって軸方向移動自在なストッパーロッドと、ストッパーロッドを後退方向へ常時付勢する後退付勢手段とを設けて成る鋸切断機が知られている(特許文献1参照)。
詳しくは、上記送り台は、長尺ワークを載置するワーク載置部の幅方向一側にワーク送り方向に長い固体バイスが連設されると共に、他側に該固定バイスに対峙する可動バイスを支持する支持ブロックが一体形成されており、この支持ブロックにはワーク送り装置を基準として、前部側の外側面に油圧シリンダが、同後部側の側端面にはロック機構を内蔵するロックシリンダがそれぞれ固設されている。
可動バイスは、ワーク送り方向に長い角棒状をなし、その中間部で連結ピンを介してガイドロッドの先端部に連結され、支持ブロックに進退移動自在に保持されると共に、前寄り位置で挟み付けてクランプし、またクランプ解除するようになされている。
そこで、長尺ワークを切断するには、材料送り装置に運び込まれたワークを送り台のワーク載置部及びガイドローラにて支持し、このワークの前部を両バイスで挟み付けてクランプすると共に、該送り台の移動ストロークを切断長に一致するように設定し該送り台をストローク前限まで前進させ、この切断中に送り台側のクランプを解除して該送り台をストローク後限まで後退させ、この後退位置で両バイスにてワークをクランプし、切断後の切断機本体側のクランプ解除と共に送り台をストローク前限まで前進させて切断する動作を反復するようになっている。
特開平11−33821号公報(段落0015〜0018、段落0024及び図1、図2、図3)
ところが、この種の加工機械となる鋸切断機に使用されるワーククランプ装置は、ワークをクランプする一方の可動バイスを進退移動させるための駆動源として流体圧シリンダが使用されているため、流体圧シリンダの周辺機器として、油圧ユニット、開閉弁、配管、制御機器や各動作を電気的に確認する検出装置等の多くの機器が必要となるため、装置が複雑になるばかりでなく、ワークに対するクランプ力などの調整も必要となり定期的なメンテナンスが余儀なくされる等の問題を有している。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、加工領域の任意な位置に位置決め可能な位置決めバイスに対し相手側の可動バイスを送りネジ軸により移動可能な構成とすることで、可動バイスを位置決めバイスに対し移動操作するだけで被加工物を機構的に確実にクランプすることができる簡素な構成のワーククランプ装置を提供することを目的とする。
上記の目的を解決するために、本発明の請求項1に記載のワーククランプ装置1は、加工機械本体の少なくとも加工領域S内で移動可能なテーブル2上に載置されるベース4上には被加工物Wをクランプする一対の位置決めバイス6と可動バイス8が対向配設され、上記ベース4は、コ字状断面で形成されていて上面両側には一対の摺動面25,26が形成されると共に対向する内部側壁28a,28bには一対のクランプ溝G,Gが形成され、上記一対のバイス6,8は、上記摺動面25,26上長手方向に摺動可能に支持されており、一方の位置決めバイス6は、上記摺動面25,26の任意な位置に位置決め固定可能に構成され、上記可動バイス8が、その後方に近接配置されるクランプブロック20、作動ブロック24と共に上記一対のクランプ溝G,Gに移動可能に案内支持されていて、上記ベース4の他端側に回転可能に支持された送りネジ軸32の回転操作により前進移動する作動ブロック24を介して押圧移動されるクランプブロック20の押圧作用で上記位置決めバイス6に向けて前進移動可能に構成されたワーククランプ装置に於いて、
上記クランプブロック20は、この前方上面に移動方向と直交するように設けた枢軸に揺動自在に軸支され該枢軸の略垂直上方に起立した頂部前面に上記可動バイス8の後面を押圧する押圧部22bが形成されると共に、上記枢軸の略水平後方に延出した後端下面に押上げ面22aが形成されたクランプ部材22を備えて成り、前進移動する上記作動ブロック24との協働作用で上記クランプブロック20と共に前進移動した可動バイス8が上記被加工物Wとの当接により停止した際、上記作動ブロック24のみの上記クランプブロック20に対する相対的前進移動で、この上部前方から突設したクサビ部材24aにより上記押上げ面22aが押上げられて揺動し、可動バイス8の後面が上記クランプ部材22の押圧部22bにより押圧されて被加工物Wが上記位置決めバイス6との間でクランプされると同時に、下方に向く分力がクランプ溝G,Gの下面に作用して上記クランプブロック20がロックされるように構成されることを特徴とするワーククランプ装置である。
上記のワーククランプ装置によれば、送りネジ軸32の一方向回転操作により前進移動する作動ブロック24との協働作用で、クランプブロック20と共にクランプ溝G,Gに案内支持されて前進移動した可動バイス8が、上記被加工物Wとの当接により停止した際上記作動ブロック24のみのクランプブロック20に対する相対的前進移動でこの上部前方から突設したクサビ部材24aにより押上げ面22aが押上げられて揺動し、可動バイス8の後面がクランプ部材22の押圧部22bにより押圧されて被加工物Wが上記位置決めバイス6との間でクランプされると同時に、下方に向く分力がクランプ溝G,Gの下面に作用して上記クランプブロック20がロックされる。
本発明の請求項2に記載のワーククランプ装置1は、上記ベース4上面に形成される一対の摺動面25,26が、両外側に向けて下降傾斜する傾斜面26a,26bと水平面25a,25bから形成されて成り、上記傾斜面26a,26bには長手方向所定間隔毎に複数のねじ穴33が形成されると共に、上記位置決めバイス6の両側に張出される一対の支持部10a,10bには、それらの下面に上記傾斜面26a,26bと水平面25a,25bに対応する支持面が形成され、上記所定のねじ穴33に締着される複数のねじ34を挿通するための複数の挿通孔が上記支持部10a,10bに形成されることを特徴とするワーククランプ装置である。
上記のワーククランプ装置1によれば、ベース4上面の一対の摺動面25,26上の任意の位置に位置決めバイス6を載置し、両傾斜面26a,26bに形成された所定のねじ穴33に支持部10a,10bの挿通孔よりねじ34を挿通させて締着することで、両傾斜面26a,26bに生ずる内方に向く水平な分力V1の作用で上記位置決めバイス6下面に形成される傾斜支持面を介して摺動面25,26の中央に向けて位置決めすると同時に、垂直な分力V2の作用で上記支持面が摺動面25,26上面に押圧される。
本発明の請求項3に記載のワーククランプ装置1’は、加工機械本体の少なくとも加工領域S内で移動可能なテーブル2上に載置されるベース4’上には被加工物Wをクランプする一対の可動バイス38,8が対向配設され、上記ベース4’は、コ字状断面で形成されていて上面両側には一対の摺動面25,26が形成されると共に対向する内部側壁28a,28bには一対のクランプ溝G,Gが形成され、上記一対の可動バイス38,8は、把持面が対向するように対称構造で構成されて上記摺動面25,26上に離間して摺動可能に支持されており、上記両可動バイス8,38が、それらの後方に近接配置されるクランプブロック20,20’、作動ブロック24,24’と共に上記一対のクランプ溝G,Gに移動可能に案内支持されていて、上記ベース4の他端側に回転可能に一端が支持された正逆送りネジ軸44の一方向回転操作により互いに前進移動する上記作動ブロック24,24’を介して押圧移動されるクランプブロック20,20’の押圧作用で上記ベース4’の中央に向けて前進移動可能に構成されたワーククランプ装置に於いて、
上記一対のクランプブロック20,20’は、これら前方上面に移動方向と直交するように設けた枢軸に揺動自在に軸支され該枢軸の略垂直上方に起立した頂部前面に上記可動バイス8,38の後面をそれぞれ押圧する押圧部が形成されると共に、上記枢軸の略水平後方に延出した後端下面に押上げ面が形成されたクランプ部材22,42を備えて成り、前進移動する上記両作動ブロック24,24’との協働作用で上記クランプブロック20、20’と共に前進移動した可動バイス8,38が上記被加工物W両面との当接により停止した際、上記両作動ブロック24,24’のみの上記クランプブロック20,20’に対する相対的前進移動でこれら上部前方からそれぞれ突設したクサビ部材により上記両押上げ面が押上げられて揺動し、可動バイス8,38の後面が上記クランプ部材22,42の押圧部により押圧されて被加工物W両面が上記両可動バイス8,38の間でクランプされると同時に、下方に向く分力がクランプ溝G,Gの下面に作用して上記クランプブロック20,20’がロックされるように構成されることを特徴とするワーククランプ装置である。
上記のワーククランプ装置1’によれば、対設する可動バイス38,8の把持面間に被加工物Wを配置し、回転操作部35により送りネジ軸44を一方向に回転操作すると、正逆ネジ44a,44bの作用で前進移動する両作動ブロック24,24’との協働作用で上記クランプブロック20、20’と共に前進移動した可動バイス8,38が、被加工物W両面との当接により停止した際両作動ブロック24,24’のみのクランプブロック20,20’に対する相対的前進移動でこれら上部前方からそれぞれ突設したクサビ部材により両押上げ面が押上げられて揺動し、可動バイス8,38の後面がクランプ部材22,42の押圧部により押圧されて被加工物W両面が両可動バイス8,38の間でクランプされると同時に、下方に向く分力がクランプ溝G,Gの下面に作用して上記クランプブロック20,20’がロックされる。
本発明は以下の効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、ベースの摺動面上の任意な位置に固定された位置決めバイスに対し可動バイスを、送りネジ軸の一方向回転のみにより移動可能に構成することで、被加工物を加工領域の任意な位置に位置決めする位置決めバイスに対し可動バイスを移動操作する機構的に簡素な構成で該被加工物を確実にクランプすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、両外側に向けて下降傾斜する傾斜面と水平面から成る摺動面上に載置された位置決めバイスを、複数のねじを介して両傾斜面に締着することで作用する中央に向く水平分力と、垂直な分力により上記摺動面の中央に位置決めすると同時に水平な摺動面上に確実に押圧保持することができる。
請求項3に記載の発明によれば、一対の可動バイスを把持面が対向するように対称構造で構成された両可動バイスを、正逆送りネジ軸両側の正逆ねじにそれぞれ螺合し、この正逆送りネジ軸の一方向回転操作のみにより両可動バイスをベースの中央に向けて前進移動可能に構成することで、機構的に簡素な構成で被加工物を加工領域の所定の位置にセンタリングして位置決めすることができ、両可動バイスの間で確実にクランプすることができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例1を図面に基づいて説明すると、先ず図1は本発明の実施例1に係るワーククランプ装置を加工機械の加工領域に取付けた状態を示す正面図、図2は実施例1に係るワーククランプ装置の全体斜視図、図3は実施例1に係るワーククランプ装置の可動バイス側を示す斜視図、図4は実施例1に係るワーククランプ装置の可動バイス側を示す側面断面図、図5は図4のA−A断面図、図6は図4のB−B断面図、図7は図4のC−C断面図、図8は位置決めバイスを横切る横断面図である。
先ず、ワーククランプ装置1は、例えばマシニングセンターやフライス盤などの工作機械としての加工機械の少なくとも加工領域S内で移動可能な図示しないテーブル2上に載置されるベース4上に、被加工物(以下ワークWと称する)の対向する2面をクランプする一対のバイス6,8が備えられている。
ベース4は、上方が開口する断面コ字状の両側上面に長手方向に沿って一対の摺動面25,26が形成されており、一対の摺動面25,26は、図5、図6に示すように両外側に向けて下降傾斜する一対の傾斜面26a,26bと水平面25a,25bとから形成され、両傾斜面26a,26bの片側には長手方向所定間隔毎に複数のねじ穴33(図2、図8参照)が傾斜面26a,26bに直交するように所定間隔で形成されている。
一対のバイス6,8は、位置決めバイス6と可動バイス8とから成りに摺動可能に支持されている。位置決めバイス6は、図8に示すように両側に一対の支持部10a,10bが張出され、これら一対の支持部10a,10bは、それらの下面に上記傾斜面26a,26bと水平面25a,25bに対応する支持面が形成されると共に所定のねじ穴33に締着される複数のねじ34を挿通するための複数の挿通孔が支持面に直交するよう形成される位置決めブロック10と、後述するワークWの形状に対応した取付け治具12を有している。
そこで、ワークWを加工機械の加工領域に位置決めするために位置決めバイス6の位置が確定されると、両側支持部10a,10bの4箇所に形成された挿通孔より4本のねじ34を挿通して傾斜面26a,26bに形成されたねじ穴33に締着することで位置決めブロック10が固定されるようになっている。
次に可動バイス8は、図6に示すように両側に一対の支持部14a,14bが張出され、これら一対の支持部14a,14bは、それらの下面に上記傾斜面26a,26bと水平面25a,25bに対応する支持面が形成される可動ブロック14と、この可動ブロック14下面に取付けられるガイドブロック18と、後述するワークWの形状に対応した取付け治具16を有している。尚、この可動ブロック14は、ガイドブロック18と一体構成とすることもできる。
そして、この可動バイス8は、ベース4内部の中間に長手方向に配置されていて一端が、上記ベース4の片側端部に設けた支持板30に回転可能に挿通支持され外側に延出する端部に回転操作部35を有する送りネジ軸32と、上記ベース4の対向する両内側壁28a,28b(図5、図6参照)に長手方向に沿って形成される一対のクランプ溝G,Gに案内支持されていて、上部前方(長手方向内側)にクサビ部材24a(図2、図3参照)を突設すると共に両側面下方にガイド片24b,24c(図7参照)が突設した作動ブロック24と、この作動ブロック24の前方に隣接配置されてこの作動ブロック24の動きとは独立して同一クランプ溝G,Gに案内支持され、上記送りネジ軸32が非螺合状態で挿通したクランプブロック20と、このクランプブロック20の上面前方に枢軸36を介して枢動自在に軸支され、この枢軸36の略垂直上方に起立した頂部前面に上記可動ブロック14の後面を押圧するR状に形成された一対の押圧部22b,22bが両側に突設されると共に、上記枢軸36の略水平後方に延出した後端下面に一対の押上げ面22a,22aが形成されたクランプ部材22と、上記クランプブロック20の前方に隣接配置されてこのクランプブロック20の動きとは独立して移動可能に設けられた可動ブロック14の下方に送りネジ軸32が非螺合状態で挿通するように取付けられ、両側面上方から突設したガイド片15a,15bが上部のガイド溝に案内支持されるガイドブロック18とから構成されている。
尚、本実施例1では、一対のクランプ溝G,Gの直上にガイド溝H,Hを並設した構成とし、これらガイド溝H,Hには可動ブロック14の下方に取付けたガイドブロック18がガイド片15a,15bを介して移動可能に支持するように構成することで、単一のガイド溝に作用する荷重を上下のクランプ溝G,Gとガイド溝H,Hで分担することで、磨耗の影響を低減することができ長期的に案内精度を維持することができる。
回転操作部35の回転操作により送りネジ軸32を介して作動ブロック24を前進移動させることでクサビ部材24aを介してクランプ部材22を揺動し、このクランプ部材22の一対の突設した押圧部22b,22bにより可動ブロック14の後面が押圧されて可動バイス8が前進移動し、位置決めバイス6との間でワークWの対向する2面がクランプされるように構成されている。
尚、作動ブロック24は、送りネジ軸32が螺挿する中央部の両側に一対のガイドバーB1,B2の一端が固定されており、これら一対のガイドバーB1,B2は前方に移動可能に配置されるクランプブロック20、ガイドブロック18を挿通してこれらブロック20,18が案内支持され図示しない圧縮コイルバネを介して伸縮可能に連結されている。
次に、上記の実施例1に係るワーククランプ装置の作用に付き説明する。
先ず、図8に示すように、位置決めバイス6を構成する位置決めブロック10の両支持部10a,10b挿通孔より2本ずつ挿通したねじ34を傾斜面26a,26bの所定のねじ穴33にそれぞれ締着することで、位置決めバイス6が加工機械の加工領域の適正位置に位置決め固定される。
これにより、ベース4の両外側に向けて下降傾斜する傾斜面26a,26bと水平面25a,25bから成る摺動面上に載置された位置決めブロック10を、両傾斜面26a,26bに各2本のねじ34を介して締着することで両傾斜面に生ずる内方に向く水平な分力V1の作用で上記位置決めブロック10の支持面を上記摺動面の中央に位置決めすると同時に、垂直な分力V2の作用で支持面が水平な摺動面25a,25b上面に押圧されるので、位置決めバイス6を上下左右方向に安定した状態で摺動面上に確実に固定することができる。
次に、図3、図4に示すように、回転操作部35の回転操作により送りネジ軸32を一方向に回転させると作動ブロック24が前進移動し、この作動ブロック24によりクランプブロック20、可動ブロック14が順次押圧される協働作用で前進移動する可動バイス8は、予めベース4上面の所定位置に位置決め固定された位置決めバイス6により位置決めされているワークWの側面に当接して停止する。
この状態で、送りネジ軸32を一方向に回転させて作動ブロック24をクランプブロック20に対し相対的に前進させると、クサビ部材24aの傾斜面によってクランプ部材22下面の両押上げ面22a,22aが押上げられてクランプ部材22が枢軸36を中心として反時計廻りに揺動し、停止している可動ブロック14の上部後面がクランプ部材22上端のR状の両押圧部22b,22bによって押付けられる。可動ブロック14の上部後面からの反力により下方に向く分力がクランプ部材22を介してクランプブロック20に作用し、ガイド片17a,17bがクランプ溝G,Gの下面を押圧して上記クランプブロック20がロックされる。
そこで、図4に示すようにクランプブロック20が、長手方向移動不能にロックされた状態で可動ブロック14後面の2点が一対の押圧部22b,22bの水平分力で押圧され、これによってワークWを位置決めバイス6と可動バイス8との間で確実にクランプすることができる。
図1に示すように高さのあるワークW等をクランプする際は、位置決めブロック10と可動ブロック14の把持側にワークWの形状に対応した取付け治具(口金)12,16を装着することで、ワークWを安定保持する位置決めバイス6と可動バイス8を構築することができる。
位置決めバイス6と可動バイス8は、ベース4の摺動面上で長手方向の任意な位置に設定することができるので、ワークWを形状や加工位置に応じて加工機械の加工領域内でクランプすることができ、図1に示すように、各種工具を装着した5つの加工ヘッドT1,T2,T4及び手前側の加工ヘッドT5(不図示)で5方向から加工することができる5面加工機等で1回のクランプで加工されるワークのクランプ装置として最適である。
更に、幅の狭いワークWの場合は、加工機械がフライス盤やマシニングセンター等でもワーククランプ装置1が、その正面側からワークWの交換が出来るようになっているので交換作業が容易となる。
そしてまた、クランプ部材22上部の一対の押圧部22b,22bを、可動ブロック14後面の比較的高い位置で押圧することで、可動ブロック14に安定した押圧力を付与するようにしたが、枢軸36から押上げ面22a,22aまたは押圧部22b,22bまでの距離の比率を変えたものを用いることで、押上げ面22a,22aの押上げ力に対する押圧部22b,22bによる押圧力(クランプ力)を拡大または縮小させることができる。
次に、実施例2に係るワーククランプ装置に付き図9を参照して説明する。図9は本発明の実施例2に係るワーククランプ装置を加工機械の加工領域に取付けた状態を示す正面図である。尚、実施例1と共通する部材には同一符号を付して重複する説明を省略する。
ワーククランプ装置1’は、加工領域S内で移動可能な図示しないテーブル2上に載置されるベース4’上に、ワークWの対向する2面をクランプする一対の可動バイス38,8が備えている。
ベース4は、上方が開口する断面コ字状の両側上面に長手方向に沿って一対の摺動面25,26が形成されており、一対の摺動面25,26には、図5、図6に示すように両外側に向けて下降傾斜する一対の傾斜面26a,26bと水平面25a,25bとから形成されている。
一対の可動バイス38,8は、把持面が対向するように対称構造で構成されて一対の摺動面上に離間して摺動可能に支持されており、一対の上部ガイド溝H,Hに案内支持される両可動バイス8,38の後方には、一対の下部クランプ溝G,Gに移動可能に案内支持されるクランプブロック20,20’、作動ブロック24,24’が近接配置されていて、ベース4’の他端側に回転可能に一端が支持された正逆送りネジ軸44の一方向回転操作により互いに前進移動する両作動ブロック24,24’を介して押圧移動されるクランプブロック20,20’の押圧作用で上記ベース4’の中央に向けて前進移動可能に構成されている。
図9に示されるクランプブロック20は、前方上面に移動方向と直交するように設けた枢軸36(図4参照)に揺動自在に軸支され、この枢軸36の略垂直上方に起立した頂部前面に可動バイス8の後面を押圧する押圧部が形成されると共に、枢軸36の略水平後方に延出した後端下面に押上げ面22aが形成されたクランプ部材22を備えている。
可動バイス8,38は、図6に示すように両側に傾斜面26a,26bと水平面25a,25bに対応する一対の支持部14a,14bが張出され、これら一対の支持部14a,14bは、それらの下面に上記傾斜面26a,26bと水平面25a,25bに対応する支持面が形成される可動ブロック14,40と、これら可動ブロック14,40下面に取付けられるガイドブロック18,18’と、後述するワークWの形状に対応した取付け治具16,12を有している。尚、これら可動ブロック14は、ガイドブロック18’と一体構成とすることもできる。
この可動バイス8に対設する他方の可動バイス38側の作動ブロック24’には、送りネジ軸44延出部の逆ネジ44bが螺挿され、送りネジ軸44の回転操作により両作動ブロック24,24’を正逆ネジ44a,44bの作用でベース4’中央に向けて前進移動させることで、両作動ブロック24,24’との協働作用で上記クランプブロック20,20’と共に前進移動した可動バイス8,38が上記被加工物Wとの当接により停止した際、上記両作動ブロック24,24’のみのクランプブロック20,20’に対する相対的前進移動で、この上部前方から突設した両クサビ部材24a(一方のみ図示)により上記押上げ面22aが押上げられて揺動し、可動バイス8,38が上記被加工物Wとの当接により停止した際、上記両作動ブロック24,24’のみのクランプブロック20,20’の後面が上記クランプ部材22、42の押圧部22bにより押圧されて被加工物Wが上記可動バイス8,38の間でクランプされると同時に、下方に向く分力がクランプ溝G,Gの下面に作用して上記クランプブロック20,20’がロックされるようになっている。
そこで、クランプブロック20,20’が、長手方向移動不能にロックされた状態で可動ブロック14,40の後面2点が一対の押圧部22b,22bの水平分力で押圧され、これによってワークWを一対の可動バイス8,38の間で確実にクランプすることができる。
従って、実施例2に係るワーククランプ装置1’では、送りネジ軸44の一方向回転操作のみにより両可動バイス8,40を内方に向けて前進移動するよう構成することによって、機構的に簡素な構成でワークWを加工領域の所定の位置にセンタリングして位置決めすることができ、両可動バイス8,40の間で確実にクランプすることができる。
本発明の実施例1に係るワーククランプ装置を加工機械の加工領域に取付けた状態を示す正面図である。 同じく、ワーククランプ装置の全体斜視図である。 同じく、ワーククランプ装置の可動バイス側を示す斜視図である。 同じく、ワーククランプ装置の可動バイス側を示す側面断面図である。 同じく、図4のA−A断面図である。 同じく、図4のB−B断面図である。 同じく、図4のC−C断面図である。 同じく、位置決めバイスを横切る横断面図である。 本発明の実施例2に係るワーククランプ装置を加工機械の加工領域に取付けた状態を示す正面図である。
符号の説明
1 ワーククランプ装置
2 テーブル
4 ベース
6 位置決めバイス
8 可動バイス
10 位置決めブロック
10a,10b 支持部
12,16 取付け治具(口金)
14 可動ブロック
14a,14b 支持部
15a,15b ガイド片
17a,17b ガイド片
18 ガイドブロック
20 クランプブロック
22 クランプ部材
22a 押上げ面
22b 押圧部
24 作動ブロック
24a クサビ部材
24b,24c ガイド片
25,26 摺動面
25a,25b 水平面
26a,26b 傾斜面
28 ベース内底面
28a,28b 内側壁
30 支持板
32 送りネジ軸
33 ねじ穴
35 回転操作部
36 枢軸
38 可動バイス
40 可動ブロック
42 クランプ部材
44 送りネジ軸
44a 正ネジ
44b 逆ネジ
B1,B2 ガイドバー
G クランプ溝
H ガイド溝
S 加工領域
T1,T2,T4,T5 加工ヘッド
V1 水平分力
V2 垂直分力
W ワーク(被加工物)

Claims (3)

  1. 加工機械本体の少なくとも加工領域S内で移動可能なテーブル2上に載置されるベース4上には被加工物Wをクランプする一対の位置決めバイス6と可動バイス8が対向配設され、上記ベース4は、コ字状断面で形成されていて上面両側には一対の摺動面25,26が形成されると共に対向する内部側壁28a,28bには一対のクランプ溝G,Gが形成され、上記一対のバイス6,8は、上記摺動面25,26上長手方向に摺動可能に支持されており、一方の位置決めバイス6は、上記摺動面25,26の任意な位置に位置決め固定可能に構成され、上記可動バイス8が、その後方に近接配置されるクランプブロック20、作動ブロック24と共に上記一対のクランプ溝G,Gに移動可能に案内支持されていて、上記ベース4の他端側に回転可能に支持された送りネジ軸32の回転操作により前進移動する作動ブロック24を介して押圧移動されるクランプブロック20の押圧作用で上記位置決めバイス6に向けて前進移動可能に構成されたワーククランプ装置に於いて、
    上記クランプブロック20は、この前方上面に移動方向と直交するように設けた枢軸に揺動自在に軸支され該枢軸の略垂直上方に起立した頂部前面に上記可動バイス8の後面を押圧する押圧部22bが形成されると共に、上記枢軸の略水平後方に延出した後端下面に押上げ面22aが形成されたクランプ部材22を備えて成り、前進移動する上記作動ブロック24との協働作用で上記クランプブロック20と共に前進移動した可動バイス8が上記被加工物Wとの当接により停止した際、上記作動ブロック24のみの上記クランプブロック20に対する相対的前進移動でこの上部前方から突設したクサビ部材24aにより上記押上げ面22aが押上げられて揺動し、可動バイス8の後面が上記クランプ部材22の押圧部22bにより押圧されて被加工物Wが上記位置決めバイス6との間でクランプされると同時に、下方に向く分力がクランプ溝G,Gの下面に作用して上記クランプブロック20がロックされるように構成されることを特徴とするワーククランプ装置。
  2. 上記ベース4上面に形成される一対の摺動面25,26が、両外側に向けて下降傾斜する傾斜面26a,26bと水平面25a,25bから形成されて成り、上記傾斜面26a,26bには長手方向所定間隔毎に複数のねじ穴33が形成されると共に、上記位置決めバイス6の両側に張出される一対の支持部10a,10bには、それらの下面に上記傾斜面26a,26bと水平面25a,25bに対応する支持面が形成され、上記所定のねじ穴33に締着される複数のねじ34を挿通するための複数の挿通孔Hが上記支持部10a,10bに形成されることを特徴とする請求項1に記載のワーククランプ装置。
  3. 加工機械本体の少なくとも加工領域S内で移動可能なテーブル2上に載置されるベース4’上には被加工物Wをクランプする一対の可動バイス38,8が対向配設され、上記ベース4’は、コ字状断面で形成されていて上面両側には一対の摺動面25,26が形成されると共に対向する内部側壁28a,28bには一対のクランプ溝G,Gが形成され、上記一対の可動バイス38,8は、把持面が対向するように対称構造で構成されて上記摺動面25,26上に離間して摺動可能に支持されており、上記両可動バイス8,38が、それらの後方に近接配置されるクランプブロック20,20’、作動ブロック24,24’と共に上記一対のクランプ溝G,Gに移動可能に案内支持されていて、上記ベース4の他端側に回転可能に一端が支持された正逆送りネジ軸44の一方向回転操作により互いに前進移動する上記作動ブロック24,24’を介して押圧移動されるクランプブロック20,20’の押圧作用で上記ベース4’の中央に向けて前進移動可能に構成されたワーククランプ装置に於いて、
    上記一対のクランプブロック20,20’は、これら前方上面に移動方向と直交するように設けた枢軸に揺動自在に軸支され該枢軸の略垂直上方に起立した頂部前面に上記可動バイス8,38の後面をそれぞれ押圧する押圧部が形成されると共に、上記枢軸の略水平後方に延出した後端下面に押上げ面が形成されたクランプ部材22,42を備えて成り、前進移動する上記両作動ブロック24,24’との協働作用で上記クランプブロック20、20’と共に前進移動した可動バイス8,38が上記被加工物W両面との当接により停止した際、上記両作動ブロック24,24’のみの上記クランプブロック20,20’に対する相対的前進移動でこれら上部前方からそれぞれ突設したクサビ部材により上記両押上げ面が押上げられて揺動し、可動バイス8,38の後面が上記クランプ部材22,42の押圧部により押圧されて被加工物W両面が上記両可動バイス8,38の間でクランプされると同時に、下方に向く分力がクランプ溝G,Gの下面に作用して上記クランプブロック20,20’がロックされるように構成されることを特徴とするワーククランプ装置。
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