JP5791658B2 - シート積載装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート積載装置及び画像形成装置に関し、特に排出積載手段に排出されるシート及びシート束の積載性を向上させるための構成に関する。
従来、複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置においては、シートを積載するシート積載装置を備えたものがある。そして、このようなシート積載装置として、画像を形成したシートに対し綴じ処理等を行うシート処理装置がある。このシート処理装置は、装置内に中間処理トレイを設け、この中間処理トレイに複数のシートを積載してシート束を形成し、このシート束に対して綴じ処理等の処理を施した後、排出積載手段に排出するようにしている。
ところで、このようなシート処理装置において、シート又はシート束を順次排出積載手段に排出する際、先行して排出積載手段に排出積載されているシート又はシート束が、後続して排出されるシート又はシート束により押されて移動する場合がある。この場合、排出積載手段に排出されるシート及びシート束の積載性が低下する。そこで、従来は、シート又はシート束を押さえる押さえ部材を設け、シート排出時、押さえ部材を下降させ、先行して排出積載手段に積載されているシート又はシート束の一端を上方から押さえるようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開2010−195494号公報
ところで、従来のシート積載装置及びこれを備えた画像形成装置において、シートの上面の積載高さが所定の高さに達したことをセンサにより検知し、このセンサの検知信号に基づいて排出積載手段の高さ位置を所定の高さに保つよう制御するようにしている。しかし、従来のシート積載装置において、綴じ処理されたシート束を積載する場合、綴じ部が重なった状態でシート束が積載されると、図19の(a)に示すように複数のシート束Saが、綴じ処理された端部St側が厚さ方向に膨らんだ状態で積載される。
ここで、センサが、シート束Saの膨らんだ部分を検知した場合、綴じ処理されたシート束Saの平端部の位置は図19の(b)に示すP2であるのに対し、センサからの検知信号はシート上面の積載高さがP1であることを示す。このため、排出積載手段9は所定量下降する。なお、図19の(b)において、8は先行して排出積載手段9に積載されているシート束Saの一端を上方から押さえる押さえ部材であり、この押さえ部材8は、支点8aを中心に上下方向に所定の範囲で回動可能である。
そして、このように実際のシート上面の積載高さはP2であるにもかかわらず排出積載手段9が下降すると、押さえ部材8によりシート束を押さえるときの押圧力が低下する。そこで、例えばシート押さえ部材8のアームを長くすると共に回動量を大きくするようにすれば、排出積載手段9が下降した場合でも綴じ処理されたシート束Saを押さえ部材8により押さえることができる。
しかし、既述したように排出積載手段9には、綴じ処理が施されていないシートが積載される場合があり、この場合のシート上面の実際の積載高さはP1である。そして、このように実際の積載高さがP1のシートを、アームを長くすると共に回動量を大きくしたシート押さえ部材8により押さえるようにすると、シートを必要以上の押圧力で押圧することになる。この場合、押さえ部材8の軌跡により、シートを矢印F分動かす力が働き、既積載シートを乱してしまうことがある。このように、押さえ部材8によりシート及び綴じ処理されたシート束を押さえようとすると、積載性が低下する。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、排出積載手段に排出されたシート及び綴じ処理されたシート束を、積載性を低下させることなく押さえることのできるシート積載装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シート積載装置において、シートが順次積載されるシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシートのシート搬送方向の一端部に綴じ処理を行う綴じ処理手段と、シート、あるいは複数のシートにより形成され、前記綴じ処理手段により綴じ処理されたシート束が排出される昇降可能な排出積載手段と、前記排出積載手段に排出されたシート及びシート束の一端部側の上面の積載高さを検知する検知手段と、前記排出積載手段を昇降させる昇降手段と、前記排出積載手段に排出されたシート及びシート束を上方から押さえる上下方向に移動可能な押さえ手段と、前記押さえ手段を前記排出積載手段に排出されたシート及びシート束を上方から押さえるように下降させる移動手段と、前記排出積載手段に積載されたシート及びシート束の上面の積載高さが高くなると前記検知手段からの信号に基づき前記排出積載手段を下降させるように前記昇降手段を制御し、かつ前記排出積載手段にシート束が排出される場合には、前記押さえ手段がシート束を押さえるための下降量が前記排出積載手段にシートが排出される場合の前記押さえ手段の下降量よりも大きくなるよう前記移動手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
本発明のように、排出積載手段にシート束が排出される場合には、シートが排出される場合よりも押さえ部の押圧力を大きくすることにより、排出積載手段に排出されたシート及び綴じ処理されたシート束を、積載性を低下させることなく押さえることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るシート積載装置の一例であるシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である白黒/カラー複写機の構成を示す図。 上記シート処理装置であるフィニッシャの構成を説明する図。 上記フィニッシャに設けられたステイプル部の構成を説明する図。 上記ステイプル部に設けられた中間積載トレイの構成を説明する図。 上記ステイプル部に設けられたシート後端整合部の構成を説明する図。 上記ステイプル部に設けられた積載シート押さえユニットの構成を説明する第1の図。 上記ステイプル部に設けられた積載シート押さえユニットの構成を説明する第2の図。 上記積載シート押さえユニットのシート押さえ動作を説明する図。 上記積載シート押さえユニットによりシートが排出される前に積載トレイ上のシートを押さえる動作を説明する図。 上記白黒/カラー複写機の制御ブロック図。 上記フィニッシャの制御ブロック図。 上記ステイプル部に設けられた紙面検知センサの構成を説明する図。 上記積載シート押さえユニットによるシート又はシート束を排出する時のシート押さえ動作制御を説明するフローチャート。 上記積載シート押さえユニットによりシート束が排出される前に積載トレイ上のシート束を押さえる動作を説明する図。 本発明の第2の実施の形態に係るシート積載装置の一例であるシート処理装置に設けられた積載シート押さえユニットのシートを排出する時のシート押さえ動作制御を説明するフローチャート。 上記積載シート押さえユニットの押さえ部材の綴じシート束の積載部数に応じた回動量決定処理を説明するフローチャート。 本発明の第3の実施の形態に係るシート積載装置の一例であるシート処理装置に設けられた積載シート押さえユニットのシートを排出する時のシート押さえ動作制御を説明するフローチャート。 上記積載シート押さえユニットの押さえ部材のシート束を形成するシートの枚数に応じた回動量決定処理を説明するフローチャート。 従来のシート積載装置の課題を説明する図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシート積載装置の一例であるシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である白黒/カラー複写機の構成を示す図である。図1において、600は白黒/カラー複写機、602は白黒/カラー複写機本体(以下、複写機本体という)、650は複写機本体602の上部に設けられた原稿読取部(イメージリーダ)、651は複数の原稿を自動的に読み取るための原稿搬送装置である。
複写機本体602は、画像形成するための通常のシートSを積載する給紙カセット909a,909b、電子写真プロセスを用いてシート上にトナー画像を形成する画像形成部603、シートに形成されたトナー画像を定着させる定着部904等を備えている。また、複写機本体602の上面にはユーザが複写機本体602に対して各種入力/設定を行うため操作部601が、また複写機本体602の側方には、シート処理装置であるフィニッシャ100が接続されている。なお、630は複写機本体602及びフィニッシャ100の制御を司る制御手段であるCPU回路部である。
そして、このような白黒/カラー複写機600において、不図示の原稿の画像をシートに形成する際には、まず原稿搬送装置651により搬送された原稿の画像を、原稿読取部650に設けられたイメージセンサ650aにより読み取る。この後、読み取られたデジタルデータを露光装置604に入力し、露光装置604は、このデジタルデータに応じた光を画像形成部603に設けられた感光体ドラム914(914a〜914d)に照射する。このように光が照射されると、感光体ドラム表面に静電潜像が形成され、この静電潜像を現像することにより、感光体ドラム表面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色トナー画像が形成される。
次に、この4色のトナー画像を給紙カセット909a,909bから給送されたシート上に転写し、この後、シート上に転写されたトナー像を、定着部904により永久定着する。なお、このようにトナー画像を定着した後、シートの片面に画像を形成するモードであれば、そのまま、シートを排出ローラ対907から、複写機本体602の側部に接続されたフィニッシャ100に排出する。
また、シートの両面に画像を形成するモードであれば、シートを定着部904から反転ローラ905に受け渡しし、この後、所定のタイミングで反転ローラ905を反転させ、シートを両面搬送ローラ906a〜906fの方向へ搬送する。そして、この後、再度、シートを画像形成部603に搬送し、裏面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像を転写する。なお、このように裏面に4色のトナー像が転写されたシートは、再度定着部904に搬送されてトナー画像が定着され、この後、排出ローラ対907から排出され、フィニッシャ100に搬送される。
フィニッシャ100は、複写機本体602から排出されたシートを順に取り込み、取り込んだ複数のシートを整合して1つの束に束ねる処理、シート束の後端側をステイプルするステイプル処理(綴じ処理)、製本処理等の処理を行うようになっている。そして、フィニッシャ100は、シートをステイプルする綴じ処理手段であるステイプル部100A及びシート束を二つ折りにして製本するサドルユニット135を備えている。
フィニッシャ100は、図2に示すように、シートを装置内部に取り込むための入口ローラ対102を備えており、複写機本体602から排紙されたシートは、入口ローラ対102に受け渡される。なお、この時、入口センサ101によりシートの受渡しタイミングも同時に検知される。
この後、入口ローラ対102により搬送されたシートは搬送パス103を通過しながら、シートの端部位置を横レジ検知センサ104により検知され、フィニッシャ100のセンター(中央)位置に対してどの程度、幅方向のずれが生じているかが検知される。また、このように幅方向のずれ(以下、横レジ誤差という)が検知された後、シートはシフトローラ対105,106に搬送されている途中でシフトユニット108が手前方向、或は奥方向に所定量移動することにより、シートのシフト動作が実施される。ここで、「手前(前)」は、ユーザが図1に示す操作部601に臨んで立つ際の装置の前面側を言い、「奥」とは装置の背面側を指す。
次に、シートは搬送ローラ110及び離間ローラ111により搬送され、バッファローラ対115に達する。この後、上トレイ136に排紙される場合は、上パス切換部材118が不図示のソレノイド等の駆動部により、図中破線の状態になる。これにより、シートは上パス搬送路117に導かれ、上排出ローラ120により上トレイ136に排出される。上トレイ136に排出されない場合は、バッファローラ対115により搬送されたシートは、実線に示す状態の上パス切換部材118により束搬送パス121に導かれる。この後、搬送ローラ122、束搬送ローラ対124により順次搬送パス内を通過していく。
次に、搬送されてきたシートを下方の積載トレイ137に排出する場合は、実線に示す状態のサドルパス切換部材125により下パス126に搬送される。この後、シート搬送部である下排出ローラ対128により中間積載トレイ138に順次搬送される。そして、搬送されたシートは、パドル131やベルトローラ158等の戻し部により、シートを順次積載しながら整合し、整合積載されたシート束に対して処理を施すためのシート積載手段である中間積載トレイ上で所定枚数整合処理される。
次に、このように中間積載トレイ上で整合処理されたシート束は、必要に応じて綴じ処理手段を構成するステイプラ132により綴じ処理が施され、この後、束排出ローラ対130により下方の排出積載手段である積載トレイ137に排紙される。なお、綴じ処理手段(処理部)であるステイプラ132は、シート搬送方向と直交する幅方向(以下、奥行き方向という)に移動自在であり、シート束のシート搬送方向の上流端部(シート搬送方向の一端部)である後端部の複数箇所を綴じ処理することができる。また、ステイプラ132は、後述する図11に示すクリンチモータM132によって、シート束の端部を綴じ処理するものであり、図3に示すスライド支台303上に固定されている。
一方、シートをサドル(中綴じ)処理する場合には、不図示のソレノイド等の駆動部によりサドルパス切換部材125を破線で示す位置に移動させる。これにより、シートはサドルパス133に搬送され、サドル入口ローラ対134によりサドルユニット135に導かれ、サドル処理(中綴じ処理)される。なお、図2において、100Bはフィニッシャ100の上部に設けられたインサータである。このインサータ100Bは、シート束の先頭ページ、最終ページ、又は複写機本体602にて画像が形成されたシート間に通常のシートとは別のシート(インサートシート)を挿入するためのものである。
次に、中間積載トレイ138を備えたステイプル部100Aの構成について説明する。中間積載トレイ138は、図3に示すようにシート束の排出方向に対して下流側(図3の左側)を上方に、上流側(図3の右側)を下方に傾斜して配設されており、中間積載トレイ138の上流側である下方端部には後端ストッパ150が配置されている。なお、中間積載トレイ138は、水平であってもよい。
中間積載トレイ138の中間部には図4に示すような前及び奥整合部340A,341Aを備え、中間積載トレイ138に搬送されたシートの幅方向の両側端位置を規制(整合)する幅方向整合部である側端規制部が設けられている。前及び奥整合部340A,341Aは、整合面を構成する整合部340a,341aを有する整合部材である前及び奥整合板340,341と、前及び奥整合板340,341を夫々独立して駆動する前及び奥整合板モータM340,M341とを備えている。
そして、シートの両側端位置を規制する際は、前及び奥整合板モータM340,M341の駆動を、前及び奥整合板モータM340,M341と共に移動手段を構成するタイミングベルトB340,B341を介して前及び奥整合板340,341に伝達する。これにより、シートに接離可能に当接する前及び奥整合板340,341は、中間積載トレイ138に対して幅方向に沿って独立して移動し、中間積載トレイ138上に積載されたシートの両側端に当接してシートを整合する。
すなわち、前整合板340及び奥整合板341は中間積載トレイ138上に、各整合部(整合面)340a,341aを対向させて配置され、かつ整合方向に正逆移動可能なように組み付けられている。この結果、シート(あるいはシート束)が幅方向にシフトして搬送されてきた場合でも、この前及び奥整合板340,341により、中間積載トレイ138上のシートの位置を整合することができる。
ところで、一方の整合板、例えば前整合板340の整合面を構成する整合部340aは幅方向に移動可能に設けられている。また、この整合部340aと前整合板340の本体340bとの間には、引っ張りバネ345が設けられており、この引っ張りバネ345と移動リンク346,347により、整合部340aは所定量Lだけシート側に突出するようになっている。そして、後述するように、シートの側端位置を規制する際、整合部340aがシートに圧接すると、圧接部である整合部340aは引っ張りバネ345に抗しながら本体側に移動する。
また、図3に示すように中間積載トレイ138の引き込み方向下流側である上方端部には引き込みパドル131と開閉ガイド149が配置されている。ここで、引き込みパドル131は、図5に示すように、中間積載トレイ138の上方に配設され、パドル駆動モータM155によって回転する駆動軸157上に沿って複数固定されている。そして、パドル駆動モータM155により、引き込みパドル131(131a,131b,131c)は、適切なタイミングで図3において反時計方向に回転するようになっている。
なお、図3において、100Cはシートの搬送方向の位置を整合する搬送方向整合部であるシート後端整合部、100Dは排出口である。シート後端整合部100Cは、図5に示すように、回転体であるベルトローラ158(158a,158b)と、後端レバー159(159a,159b)と、搬送方向上流端と当接する規制部材である後端ストッパ150(150a,150b)を備えている。そして、中間積載トレイ上へ搬送されたシートは、既述した引き込みパドル131及びこのベルトローラ158の反時計方向の回転によって、後端レバー159にガイドされながら、後端ストッパ150に搬送方向上流端が突き当てられる。これにより、シートの搬送方向の位置が整合される。
ここで、無端状のベルトであるベルトローラ158は、中間積載トレイ138の上方に昇降可能(移動可能)可能に設けられると共に、下排出ローラ対128を構成する第1排出ローラ128a(図3参照)の外周に巻き掛けられている。また、ベルト移動部材161の先端に設けられた挟持コロA162(162a,162b)、挟持コロB163(163a,163b)によって挟持されている。
そして、このように挟持コロA162及び挟持コロB163によって挟持された形で、その下方部が中間積載トレイ138上に積載された最上シートと接するような位置関係で第1排出ローラ128aの回転に従動して反時計方向に回転する。これにより、中間積載トレイ138上に搬送されたシートは搬送方向と逆方向に搬送され、シートのシート搬送方向の一端であるシート搬送方向上流側端が後端ストッパ150に当接する。
また、ベルトローラ158は、ベルト移動モータM167からラックギア164を介してベルト移動部材161を矢印方向に移動することで形状を弾性変化させることができ、最上シートと接する位置を上下移動することができる。なお、ベルト移動部材161はベルト移動ホームセンサS168によって、ベルト移動部材161のエッジを検出しながら位置を制御している。
また、図3に示すように開閉ガイド149は、支持軸154を中心に回動可能に支持されると共に、中間積載トレイ138に対向した上側の搬送ガイドとして配置されている。この開閉ガイド149は、中間積載トレイ138の下流側端部に設けられた下部束排出ローラ130aと共に束排出ローラ対130を構成する上部束排出ローラ130bを回転自在に保持している。
そして、このような上部束排出ローラ130bを、下部束排出ローラ130aに対して接離自在に保持する開閉ガイド149の揺動に伴って上部束排出ローラ130bは、下部束排出ローラ130aに対して離接するようになっている。なお、通常、シートが中間積載トレイ138上に搬送されるとき、開閉ガイド149は上方へ揺動し、これに伴い上部束排出ローラ130bが、束排出ローラ対130の他方のローラである下部束排出ローラ130aから離れた開口状態となる。
また、中間積載トレイ138上でのシートの処理が終了したとき、開閉モータM149の回転により開閉ガイド149は下方に揺動し、上部束排出ローラ130bと下部束排出ローラ130aとでシート束を挟むようになっている。ここで、束排出ローラ対130(例えば、下部束排出ローラ130a)は、束排出駆動モータM130(図11参照)によって正逆回転するようになっている。
そして、この後、このように上部束排出ローラ130bと下部束排出ローラ130aとによってシート束を挟持した状態で束排出ローラ対130が回転することにより、シート束は、排出口100Dから下方の積載トレイ137に排出される。ここで、積載トレイ137は排出方向下流側が高くなるように傾斜している。このため、積載トレイ137に排出されると、シート束の排出方向上流端が積載トレイ137の傾斜により排出口100Dの下方に設けられた規制部材である積載壁170に当接し、これによりシート束の排出方向上流端位置が規制される。
なお、この開閉ガイド149は、処理するシートを中間積載トレイ138に搬送する際は、上方へ揺動している。これにより、下排出ローラ対128から搬送されたシートは、中間積載トレイ138の傾斜及び引き込みパドル131の作用によって、中間積載トレイ138の積載面上、又は中間積載トレイ138に積載されたシート上を滑降する。このように滑降したシートは、この後、シート搬送部としてのベルトローラ158の反時計方向の回転によって、後端レバー159にガイドされながら搬送(移送)され、後端(搬送方向上流端)が後端ストッパ150に突き当てられて停止する。
ところで、本実施の形態において、図2及び図3に示すように、積載トレイ137上のシート、あるいは中間積載トレイ138に複数搬送されたシートにより形成されたシート束を押さえる積載シート押さえユニット500を備えている。ここで、この積載シート押さえユニット500は、図6及び図7の(a)に示すように、束排出ローラ対130の下方に配設されている。そして、この積載シート押さえユニット500には、図6に示すように、昇降可能な排出積載手段である積載トレイ137上のシートを押さえる押さえ手段である押圧部510が幅方向に沿って複数設けられている。なお、本実施の形態においては、積載シート押さえユニット500は幅方向に沿って2つ設けられている。
押圧部510は、シート押さえ部駆動モータM500の駆動を受けて回動軸514を中心にして上下方向に回動することで、積載トレイ137上のシート又はシート束を押さえる押さえ部材511を備える。なお、シート押さえ部駆動モータM500による駆動は、シート押さえ部駆動モータM500の軸に備えられた先端プーリ523、タイミングベルト524〜526、プーリ520,521を介してプーリ522へと伝達される。ここで、プーリ522と回動軸514は平行ピンで駆動伝達されるため、回動軸514はシート押さえ部駆動モータM500の駆動により回転し、これに伴い押圧部510も上下方向に回動(移動)する。つまり、本実施の形態においては、シート押さえ部駆動モータM500、タイミングベルト524〜526、プーリ520〜522により、押圧部510を上下方向に回動(移動)させる移動手段510Aが構成される。
押圧部510は、図7の(b)に示すように、シートを押さえる押さえ部材511、押さえ部材511を回動自在に支持する支持部材である駆動伝達部材512、押圧ばね513から構成される。ここで、駆動伝達部材512は、平行ピンを介して回動軸514に固定されており、押さえ部材511は駆動伝達部材512に一定角度範囲で回動自在に支持されている。つまり、押さえ部材511は、駆動伝達部材512を介して回動軸514に回動可能に支持されており、これにより押さえ部材511は駆動伝達部材512とは、別体で回動軸514に対して回動可能となっている。
なお、駆動伝達部材512は、センサフラグ512aを有しており、一方の押圧部510には駆動伝達部材512のセンサフラグ512aに対応するシート押さえ部HPセンサS500が設けられている。そして、後述する図11に示すフィニッシャ制御部636は、このシート押さえ部HPセンサS500の信号に基づいて、シート押さえ部駆動モータM500の駆動を制御して押圧部510の回動位置(回動量)を制御している。
押圧ばね513は、押さえ部材511と駆動伝達部材512の間に架けられている引張りばねである。そして、回動軸514の回転に伴って駆動伝達部材512にトルクが加わると、このトルクが押圧ばね513を介して押さえ部材511に伝達され、押さえ部材511が回動する。つまり、回動軸514の回転に伴い駆動伝達部材512が回動すると、押圧ばね513を介して押さえ部材511に回転トルクが伝わり、押さえ部材511も同時に回動する。
次に、このような構成の積載シート押さえユニット500のシート押さえ動作を、図8を用いて説明する。まず、図8の(a)に示すように、積載トレイ137上にシートSが排出されると、シート押さえ部駆動モータM500が駆動され、駆動伝達部材512が回動軸514を中心にして回動する。そして、このように駆動伝達部材512が回動すると、押圧ばね513を介して押さえ部材511が回動軸514を中心に下方回動し、やがて図8の(b)に示すように、積載トレイ137上のシートSの積載壁側(一端部側)の上面に当接する。
ここで、押さえ部材511が積載トレイ137上のシートSに当接すると、押さえ部材511の回動は停止するが、この後も回動軸514が回転するので図8の(c)に示すように、駆動伝達部材512は押圧ばね513を引っ張りながら回動を続ける。これにより、押さえ部材511と駆動伝達部材512とは相対的に回動する。このため、引っ張りにより生じる押圧ばね513の張力が、トルクに変換されて押さえ部材511に伝わり、シートSを押さえる押圧力として働く。この結果、押圧ばね513が引っ張られるほど、すなわち押さえ部材511が下方に回動するほど、押さえ部材511がシート及びシート束の上面を押さえる押圧力が増大する。
なお、本実施の形態において、このときの押圧部510の回動量(下降量)は、排出するシートが綴じシートか未綴じシートかによって異なる。例えば、未綴じシートを排出する時の押圧部510の回動量は、未綴じのシートを積載した時のシートの上面位置である、既述した図19のP1ラインまで回動する量になっている。これに対し、綴じシートを排出する時の押圧部510の回動量は、綴じのシートを積載した時のシートの上面位置である図19のP2ラインまで回動する量になっている。
よって、綴じシート排出時の押圧部510の押圧力は、このような押圧部510の回動量(下降量)の増加に伴って未綴じシート排出時の押圧部510の押圧力よりも大きくなる。そして、このように綴じ処理の有無に応じて押圧部510の押圧力を制御することにより、綴じ処理を施したシート束の積載による紙面変化に対応し、かつ綴じ処理をしないシートに対しても積載性を低下させることなくシートを押さえることができる。
ところで、シート又はシート束が排出される際、排出されるシート又はシート束の端部(先端)が既積載シート又はシート束に衝突することにより既積載シート又はシート束がシート排出方向に押し出される場合がある。そこで、本実施の形態では、排出されるシート又はシート束により既積載シート又はシート束が押し出されることがないようシート押さえユニット500によりシート又はシート束が排出される前に積載トレイ上のシート又はシート束を押さえるようにしている。
次に、このようにシート又はシート束が排出される前に積載シート押さえユニット500により積載トレイ上のシート又はシート束を押さえる動作につて説明する。例えば、積載トレイ上のシートを押さえる場合は、まず図9の(a)に示すように、排出されるシートS1が既積載のシートSに衝突する前までに、シートSを押さえる位置まで押圧部510を回動させる。これにより、積載トレイ137上のシートSは押圧部510により押さえられ、この後、図9の(b)に示すように、排出されるシートS1が既積載のシートSに衝突しても、排出されるシートS1により既積載シートSが押し出されるのを防ぐことができる。なお、排出されたシートS1は、押圧部510の上方から落下してくるので、シートS1と接触することがないように、シートS1の排出が完了する直前に、押圧部510を図9の(c)に示すように退避位置(ホームポジション)に移動させる。
なお、図10は、白黒/カラー複写機600の制御ブロック図である。CPU回路部630は、CPU629、制御プログラム等を格納したROM631、制御データを一時的に保持するための領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられるRAM660を有している。また、図10において、637は白黒/カラー複写機600と外部PC(コンピュータ)620との外部インターフェイスである。この外部インターフェイス637は外部PC620からのプリントデータを受信すると、このデータをビットマップ画像に展開し、画像データとして画像信号制御部634へ出力する。
そして、この画像信号制御部634は、このデータをプリンタ制御部635へ出力し、プリンタ制御部635は、画像信号制御部634からのデータを不図示の露光制御部へ出力する。なお、イメージリーダ制御部633から画像信号制御部634へは、イメージセンサ650a(図1参照)で読み取った原稿の画像が出力され、画像信号制御部634は、この画像出力をプリンタ制御部635へ出力する。
また、操作部601は、画像形成に関する各種機能を設定するための複数のキー及び設定状態を表示するための表示部等を有している。そして、ユーザによる各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部630に出力すると共に、CPU回路部630からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
CPU回路部630は、ROM631に格納された制御プログラム及び操作部601の設定に従い、画像信号制御部634を制御すると共に、原稿搬送装置制御部632を介して原稿搬送装置651(図1参照)を制御する。また、イメージリーダ制御部633を介して原稿読取部650(図1参照)を、プリンタ制御部635を介して画像形成部603(図1参照)を、フィニッシャ制御部636を介してフィニッシャ100をそれぞれ制御する。
なお、本実施の形態において、フィニッシャ制御部636はフィニッシャ100に搭載され、CPU回路部630と情報のやり取りを行うことによってフィニッシャ100の駆動制御を行う。また、フィニッシャ制御部636をCPU回路部630と一体的に複写機本体側に配設し、複写機本体側から直接、フィニッシャ100を制御するようにしてもよい。
図11は本実施の形態に係るフィニッシャ100の制御ブロック図である。フィニッシャ制御部636は、CPU(マイコン)701、RAM702、ROM703、入出力部(I/O)705、通信インターフェイス706、ネットワークインターフェイス704等で構成されている。また入出力部(I/O)705には、搬送制御部707、中間積載トレイ制御部708及び綴じ制御部709が接続されている。ここで、搬送制御部707は、シートの横レジ検知処理、シートバッファリング処理、搬送処理の制御を行うものである。
中間積載トレイ制御部708は、既述した前、奥整合板の動作制御、引き込みパドルの動作制御、ベルトローラの移動操作制御、開閉ガイドの開閉制御を行うものである。そして、中間積載トレイ制御部708には、前整合板HP(ホームポジション)センサS340、奥整合板HPセンサS341、ベルト移動ホームセンサS168等が接続されている。そして、中間積載トレイ制御部708は、これらセンサの信号に基づいて前整合板モータM340、奥整合板モータM341、パドル駆動モータM155、束排出駆動モータM130、開閉モータM149、ベルト移動モータM167等の駆動制御を行う。綴じ制御部709は、ステイプラ132による綴じ処理を制御するものであり、クリンチモータM132等の駆動制御を行う。
積載シート押さえ制御部710は、積載シート押さえユニット500による積載トレイ137上のシートに対する押さえ処理を制御するものである。そして、この積載シート押さえ制御部710は、既述したようにシート押さえ部HPセンサS500の信号に基づいて、シート押さえ部駆動モータM500の駆動を制御して押圧部510の回動位置を制御する。
また、積載トレイ制御部711は、昇降手段を構成する積載トレイ昇降モータM137を駆動することにより、上トレイ136、積載トレイ137の上昇、下降処理を制御するものである。この積載トレイ制御部711は、積載トレイ137に排出されたシート及びシート束の上面の積載高さを検知する検知手段である紙面検知センサS137の信号に基づいて積載トレイ昇降モータM137を駆動することにより、積載トレイ137の位置を制御する。
なお、本実施の形態において、この紙面検知センサS137は、図12に示すように積載トレイ137を跨ぐように前奥に配置された発光部S137aと受光部S137bを備えている。そして、この紙面検知センサS137は、積載トレイ137上に積載されたシートの規制部材側の端部、すなわちシート排出方向上流側端部の上面位置を検知することにより、シート及びシート束のシート排出方向上流側端部の積載高さを検知する。
次に、本実施の形態に係る積載シート押さえユニット500による積載トレイ上のシート又はシート束を押さえる動作の制御について説明する。まず、図13に示すフローチャートを用いてシート又はシート束を排出する時のシート押さえ動作制御について説明する。
プリントジョブが開始されると、まずフィニッシャの各駆動部分がそれぞれ所定のホームポジションにあるかを監視し、ホームポジションに無いものはホームポジションに移動させるイニシャル処理を実行する(STEP1)。次に、このようなイニシャル処理終了後、プリントジョブが綴じ処理を行うジョブかを判断する(STEP2)。そして、プリントジョブが綴じ処理を行わないジョブならば(STEP2のN)、プリントされたシートをシート処理装置内の経路を通って束排出ローラ対130まで搬送する(STEP31)。
次に、束排出ローラ対130によるシート排出が開始される前までに、シート押さえ部駆動モータM500を駆動し、既述した図9の(a)に示すように、押圧部510を積載トレイ137上のシートSを押さえる位置に移動させる(STEP32)。このとき、シート押さえ部駆動モータM500による押圧部510の回動量Aは、すなわち未綴じシートを排出する時の押圧部510の回動量(下降量)は、既述した図19のP1ラインまで回動する量となっている。つまり、フィニッシャ制御部636は、綴じ処理を行わないジョブならば、押圧部510を回動量Aだけ回動させる。この後、積載トレイ137上へのシートS1の排出を開始する(STEP33)。なお、このようにシートS1が排出される際、既述した図9の(b)に示すように、シートS1の先端が積載トレイ137上の既積載のシートSに衝突するが、シートSは押圧部510により押さえられているので押し出されることはない。
次に、排出されたシートS1が、押圧部510の上方から落下してくるので、シートの排出が完了する直前に、既述した図9の(c)に示すように、押圧部510を退避位置(ホームポジション)に移動させる(STEP34)。この後、積載トレイ137上へのシートの排出が完了すると(STEP35のY)、このシートが最終シートかを判断する(STEP36)。そして、シートが最終シートでない場合は(STEP36のN)、すなわち後続シートがある場合は、STEP31に戻り後続シートの搬送が行われ、最終シートである場合は(STEP36のY)、プリントジョブを終了する。
一方、プリントジョブが綴じ処理を行うジョブならば(STEP2のY)、プリントされたシートをシート処理装置内の経路を通って束排出ローラ対130まで搬送する(STEP41)。この後、シートを中間積載トレイ138上に一時積載する(STEP42)。次に、中間積載トレイ138上に所定枚数のシートが一時積載され、シート束が形成されると、ステイプラ132によりシート束に綴じ処理を施す(STEP43)。
次に、シート押さえ部駆動モータM500を駆動し、押圧部510を図14の(a)に示すように、積載トレイ137上のシート束Saの、綴じ処理された端部Stよりも積載壁170から離れた上面を上方から押さえる位置に移動させる(STEP44)。このとき、シート押さえ部駆動モータM500による押圧部510の回動量Bは、すなわち綴じシート束を排出する時の押圧部510の回動量は、既述した図19のP2ラインまで回動する量となっている。つまり、フィニッシャ制御部636は、綴じシート束を押える場合、押圧部510を、シートを押さえる場合の回動量Aよりも多い回動量Bだけ回動させる。つまり、本実施の形態において、回動量A及び回動量Bは、回動量A<回動量Bの関係になっている。
次に、積載トレイ137上へのシート束の排出を開始する(STEP45)。なお、このようにシート束が排出される際、図14の(b)に示すように、シート束Sa1の先端が積載トレイ137上の既積載のシート束Saに衝突するが、シート束Saは押圧部510により押さえられているので押し出されることはない。次に、排出されたシート束Sa1が、押圧部510の上方から落下してくるので、シート束Sa1の排出が完了する直前に、図14の(c)に示すように、押圧部510を退避位置(ホームポジション)に移動させる(STEP46)。この後、積載トレイ137上へのシート束の排出が完了すると(STEP47のY)、このシート束が最終束かを判断する(STEP48)。そして、シート束が最終束でない場合は(STEP48のN)、すなわち後続シート束がある場合は、STEP41に戻り後続シート束の搬送が行われ、最終束の場合は(STEP48のY)、プリントジョブを終了する。
このように、本実施の形態においては、シートを押さえる場合の押圧部510の回動量(下降量)よりも、綴じ処理されたシート束を押さえる場合の押圧部510の回動量の方が多くなるようにしている。これにより、綴じ処理されたシート束と綴じ処理を行わないシートを、それぞれ適切な高さ位置で、かつ過剰な力をかけずにシートを押さえることができる。この結果、綴じ処理を行うシート束と綴じ処理を行わないシートの両方を積載トレイ137に積載する際、後続シート又はシート束の排出による積載済の先行シート又はシート束の押し出しが防止でき、シート又はシート束を整合性よく積載することができる。
以上説明したように、シートを押さえる場合の押圧部510の回動量よりも、綴じシート束を押さえる場合の回動量の方が多くなるようにすることにより、積載トレイ137に排出されたシート及び綴じシート束の積載性を向上させることができる。言い換えれば、積載トレイ137にシート束が排出される場合には、シートが排出される場合よりも押圧部510の押圧力(下降量)を大きくすることにより、積載トレイ137に排出されたシート及び綴じシート束の積載性を向上させることができる。
ところで、これまでの説明においては、ジョブが綴じ処理を行うジョブであるならば、押圧部510を一定の回動量Bだけ回動させるようにしているが、本発明は、これに限らない。例えば、綴じ処理を行うジョブの場合、綴じ処理を行うシート束の数や、綴じ処理を行うシート束を形成するシートの枚数に応じて押圧部510の押圧力(下降量)を変更させるようにしても良い。
次に、綴じ処理を行うシート束の部数に応じて押圧部510の押圧力(下降量)を変更させるようにした本発明の第2の実施の形態について説明する。図15は本実施の形態に係るシート積載装置の一例であるシート処理装置に設けられた積載シート押さえユニットのシートを排出する時のシート押さえ動作制御を説明するフローチャートである。なお、図15において、プリントジョブが綴じ処理を行わないジョブの場合の(STEP2のN)、STEP31〜STEP36に係る処理は、既述した図13に示す処理と同じなので説明は省略する。
プリントジョブが綴じ処理を行うジョブならば(STEP2のY)、プリントされたシートをシート処理装置内の経路を通って束排出ローラ対130まで搬送する(STEP41)。この後、シートを中間積載トレイ138上に一時積載する(STEP42)。次に、中間積載トレイ138上に所定枚数のシートが一時積載されてシート束が形成されると、ステイプラ132によりシート束に綴じ処理を施す(STEP43)。
ここで、綴じシート束を積載する場合、積載部数が増えるにつれて、図19の(b)で示したP1とP2の差が大きくなる。このことから、積載部数に応じて押圧部510の回動量(下降量)を設定し、綴じシート束の積載部数に応じた適切な押圧力で綴じシート束を押さえる必要がある。
このため、綴じ処理を終えた後、図16に示す回動量決定処理に移行する(STEP44A1)。ここで、この回動量決定処理では、まず複写機本体602からの情報に基づき直前に処理された対象シート束が連続ジョブの何束目かを判断する(STEP51)。そして、このシート束数が予め定義された閾値Xより多いかどうかを判断し(STEP52)、シート束数が閾値Xより少ない場合は(STEP52のN)、押圧部510の回動量Cを回動量Aよりも多い予め決められたC1に決定する(STEP54)。
シート束数が閾値Xより多い場合は(STEP52のY)、シート束数が閾値Yより多いかどうかを判断する(STEP53)。なお、この閾値Yは、閾値X同様に予め決められた値であり、X<Yの関係になっている。そして、シート束数が閾値Yより少ない場合は(STEP53のN)、すなわちシート束数ZがX<Z<Yの場合は、押圧部510の回動量CをC1よりも多い予め決められたC2に決定する(STEP55)。また、シート束数Zが閾値Yより多い場合は(STEP53のY)、押圧部510の回動量CをC2よりも多い予め決められたC3に決定する(STEP56)。
そして、このような回動量決定処理によってシート束数に応じた押圧部510の回動量Cを決定した後、押圧部510を、回動量Cで積載トレイ137上のシート束を押さえる位置に移動させる(STEP44A2)。次に、積載トレイ137上へのシート束の排出を開始する(STEP45)。この後、排出されたシート束が、押圧部510の上方から落下してくるので、シート束の排出が完了する直前に、押圧部510を退避位置(ホームポジション)に移動させる(STEP46)。
次に、積載トレイ137上へのシート束の排出が完了すると(STEP47のY)、このシート束が最終束かを判断する(STEP48)。そして、シート束が最終束でない場合は(STEP48のN)、すなわち後続シート束がある場合は、STEP41に戻り後続シート束の搬送が行われ、最終束の場合は(STEP48のY)、プリントジョブを終了する。
以上説明したように、本実施の形態においては、積載されるシート束数が増えるにつれて、押圧部510の回動量を多くしている。これにより、図19の(b)で示したP1とP2の差が大きくなった場合でも、積載されたシート束の数に応じた適切な押圧力でシート束を押さえることができる。なお、本実施の形態では回動量を2つの閾値X,Yで切り分けたが、閾値をもっと細かく設定しても良い。
次に、綴じ処理を行うシート束を形成するシートの枚数に応じて押圧部510の押圧力(下降量)を変更させるようにした本発明の第3の実施の形態について説明する。図17は本実施の形態に係るシート積載装置の一例であるシート処理装置に設けられた積載シート押さえユニットのシートを排出する時のシート押さえ動作制御を説明するフローチャートである。なお、図17において、プリントジョブが綴じ処理を行わないジョブの場合の(STEP2のN)、STEP31〜STEP36に係る処理は、既述した図13に示す処理と同じなので説明は省略する。
ここで、綴じシート束を排出する際、綴じシート束を形成するシートの枚数が増えるにつれて、後続シート束が既積載シート束を押し出す力が強くなる。このことから、綴じシート束を形成するシートの枚数に応じて押圧部510の回動量(下降量)を設定し、綴じシート束のシート枚数に応じた適切な押圧力(回動量)でシート束を押さえる必要がある。
このため、プリントジョブが綴じ処理を行うジョブならば(STEP2のY)、次に図18に示す回動量決定処理に移行する(STEP40)。ここで、この回動量決定処理では、まず綴じ処理を行うシートの枚数を、複写機本体602からの情報に基づき、あるいはカウンタによりカウントして判断する(STEP61)。そして、シート束のシート枚数が予め定義された閾値Nより多いかどうかを判断し(STEP62)、シート枚数が閾値Nより少ない場合は(STEP62のN)、押圧部510の回動量Dを回動量Aよりも多い予め決められたD1に決定する(STEP64)。
シート束の枚数が閾値Nより多い場合は(STEP62のY)、シート束のシート枚数が閾値Mより多いかどうかを判断する(STEP63)。なお、この閾値Mは、閾値N同様に予め決められた値であり、N<Mの関係になっている。そして、シート束のシート枚数が閾値Mより少ない場合は(STEP63のN)、すなわちシート束のシート枚数Z1がN<Z1<Mの場合は、押圧部510の回動量DをD1よりも多い予め決められたD2に決定する(STEP65)。また、シート束のシート枚数が閾値Mより多い場合は(STEP63のY)、押圧部510の回動量DをD2よりも多い予め決められたD3に決定する(STEP66)。
そして、この回動量決定処理によってシート束のシート枚数に応じて押圧部510の回動量Dを決定した後、プリントされたシートをシート処理装置内の経路を通って束排出ローラ対130まで搬送する(STEP41)。この後、シートを中間積載トレイ138上に一時積載する(STEP42)。次に、中間積載トレイ138上に所定枚数のシートが一時積載されてシート束が形成されると、ステイプラ132によりシート束に綴じ処理を施す(STEP43)。
次に、押圧部510を、回動量Dで積載トレイ137上のシート束を押さえる位置に移動させる(STEP44B2)。次に、積載トレイ137上へのシート束の排出を開始する(STEP45)。この後、排出されたシート束が、押圧部510の上方から落下してくるので、シート束の排出が完了する直前に、押圧部510を退避位置(ホームポジション)に移動させる(STEP46)。この後、積載トレイ137上へのシート束の排出が完了すると(STEP47のY)、このシート束が最終束かを判断する(STEP48)。そして、シート束が最終束でない場合は(STEP48のN)、すなわち後続シート束がある場合は、STEP41に戻り後続シート束の搬送が行われ、最終束の場合は(STEP48のY)、プリントジョブを終了する。
以上説明したように、本実施の形態においては、積載されるシート束のシート枚数が増えるにつれて、押圧部510の回動量を多くしている。これにより、図19の(b)で示したP1とP2の差が大きくなった場合でも、シート束のシート枚数に応じた適切な押圧力でシート束を押さえることができる。なお、本実施の形態では回動量を2つの閾値N,Mで切り分けたが、閾値をもっと細かく設定しても良い。
また、これまでの説明においては、シート又はシート束を押さえる際、押圧部510を下方回動させるようにしたが、本発明は、これに限らない。例えば、押圧部510を上下方向に昇降可能に設け、シート又はシート束を押さえる際には、押圧部510を下降させるようにしても良い。
100…フィニッシャ、132…ステイプラ、137…積載トレイ、138…中間処理トレイ、170…積載壁、500…積載シート押さえユニット、510…押圧部、510A…移動手段、511…押さえ部材、512…駆動伝達部材、513…押圧ばね、514…回動軸、600…画像形成装置、602…画像形成装置本体、630…CPU回路部、636…フィニッシャ制御部、M137…積載トレイ昇降モータ、S137…紙面検知センサ、S…シート、Sa…シート束

Claims (20)

  1. シートが順次積載されるシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシートのシート搬送方向の一端部に綴じ処理を行う綴じ処理手段と、
    シート、あるいは複数のシートにより形成され、前記綴じ処理手段により綴じ処理されたシート束が排出される昇降可能な排出積載手段と、
    前記排出積載手段に排出されたシート及びシート束の一端部側の上面の積載高さを検知する検知手段と、
    前記排出積載手段を昇降させる昇降手段と、
    前記排出積載手段に排出されたシート及びシート束を上方から押さえる上下方向に移動可能な押さえ手段と、
    前記押さえ手段を前記排出積載手段に排出されたシート及びシート束を上方から押さえるように下降させる移動手段と、
    前記排出積載手段に積載されたシート及びシート束の上面の積載高さが高くなると前記検知手段からの信号に基づき前記排出積載手段を下降させるように前記昇降手段を制御し、かつ前記排出積載手段にシート束が排出される場合には、前記押さえ手段がシート束を押さえるための下降量が前記排出積載手段にシートが排出される場合の前記押さえ手段の下降量よりも大きくなるよう前記移動手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするシート積載装置。
  2. 前記制御手段は、下降した前記押さえ手段を、次のシート及びシート束が前記排出積載手段に排出され、当該排出が完了する直前にシート及びシート束の排出を妨げない退避位置に移動させるよう前記移動手段を制御することを特徴とする請求項1記載のシート積載装置。
  3. 前記押さえ手段は、シートの排出方向と直交する幅方向に沿って複数設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のシート積載装置。
  4. 前記押さえ手段は、幅方向に沿って伸びた軸に設けられた支持部材と、前記支持部材に上下方向に回動自在に支持され、かつ前記支持部材が前記軸と共に回転する際、前記支持部材との間に配されたばね部材を介して前記支持部材と共に回動する押さえ部材と、を備え、
    前記支持部材は、前記押さえ部材がシート及びシート束の上面に当接するまで前記押さえ部材と共に下方回動し、前記押さえ部材がシート及びシート束の上面に当接した後は前記ばね部材に抗して前記押さえ部材を回動させてシート及びシート束の上面を押さえる押圧力を増大させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  5. 前記制御手段は、前記排出積載手段に排出されたシート束の束数が多いほど前記押さえ手段の下降量が大きくなるよう前記移動手段を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  6. 前記制御手段は、シート束を形成するシートの枚数が多いほど前記押さえ手段の下降量が大きくなるよう前記移動手段を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  7. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって画像を形成されたシートが順次積載されるシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシートのシート搬送方向の一端部に綴じ処理を行う綴じ処理手段と、
    シート、あるいは複数のシートにより形成され、前記綴じ処理手段により綴じ処理されたシート束が排出される昇降可能な排出積載手段と、
    前記排出積載手段に排出されたシート及びシート束の一端部側の上面の積載高さを検知する検知手段と、
    前記排出積載手段を昇降させる昇降手段と、
    前記排出積載手段に排出されたシート及びシート束を上方から押さえる上下方向に移動可能な押さえ手段と、
    前記押さえ手段を前記排出積載手段に排出されたシート及びシート束を上方から押さえるように下降させる移動手段と、
    前記排出積載手段に積載されたシート及びシート束の上面の積載高さが高くなると前記検知手段からの信号に基づき前記排出積載手段を下降させるように前記昇降手段を制御し、かつ前記排出積載手段にシート束が排出される場合には、前記押さえ手段がシート束を押さえるための下降量が前記排出積載手段にシートが排出される場合の前記押さえ手段の下降量よりも大きくなるよう前記移動手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、下降した前記押さえ手段を、次のシート及びシート束が前記排出積載手段に排出され、当該排出が完了する直前にシート及びシート束の排出を妨げない退避位置に移動させるよう前記移動手段を制御することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記押さえ手段は、シートの排出方向と直交する幅方向に沿って複数設けられていることを特徴とする請求項7又は8記載の画像形成装置。
  10. 前記押さえ手段は、幅方向に沿って伸びた軸に設けられた支持部材と、前記支持部材に上下方向に回動自在に支持され、かつ前記支持部材が前記軸と共に回転する際、前記支持部材との間に配されたばね部材を介して前記支持部材と共に回動する押さえ部材と、を備え、
    前記支持部材は、前記押さえ部材がシート及びシート束の上面に当接するまで前記押さえ部材と共に下方回動し、前記押さえ部材がシート及びシート束の上面に当接した後は前記ばね部材に抗して前記押さえ部材を回動させてシート及びシート束の上面を押さえる押圧力を増大させることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、前記排出積載手段に排出されたシート束の束数が多いほど押圧力が大きくなるよう前記移動手段を制御することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、シート束を形成するシートの枚数が多いほど押圧力が大きくなるよう前記移動手段を制御することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. シートが順次積載されるシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシートのシート搬送方向の一端部に綴じ処理を行う綴じ処理手段と、
    シート、あるいは複数のシートにより形成され、前記綴じ処理手段により綴じ処理されたシート束が排出される昇降可能な排出積載手段と、
    前記排出積載手段に排出されたシート及びシート束の一端部側の上面の積載高さを検知する検知手段と、
    前記排出積載手段を昇降させる昇降手段と、
    前記排出積載手段に排出されたシート及びシート束を上方から押さえる上下方向に移動可能な押さえ手段と、
    前記押さえ手段を前記排出積載手段に排出されたシート及びシート束を上方から押さえるように下降させる移動手段と、
    前記排出積載手段に積載されたシート及びシート束の上面の積載高さが高くなると前記検知手段からの信号に基づき前記排出積載手段を下降させるように前記昇降手段を制御し、かつ前記排出積載手段にシート束が排出される場合には、前記排出積載手段にシートが排出される場合の押圧力よりも大きな押圧力で、前記押さえ手段がシート束を押さえるよう前記移動手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするシート積載装置。
  14. 前記制御手段は、下降した前記押さえ手段を、次のシート及びシート束が前記排出積載手段に排出され、当該排出が完了する直前にシート及びシート束の排出を妨げない退避位置に移動させるよう前記移動手段を制御することを特徴とする請求項13記載のシート積載装置。
  15. 前記押さえ手段は、幅方向に沿って伸びた軸に設けられた支持部材と、前記支持部材に上下方向に回動自在に支持され、かつ前記支持部材が前記軸と共に回転する際、前記支持部材との間に配されたばね部材を介して前記支持部材と共に回動する押さえ部材と、を備え、
    前記支持部材は、前記押さえ部材がシート及びシート束の上面に当接するまで前記押さえ部材と共に下方回動し、前記押さえ部材がシート及びシート束の上面に当接した後は前記ばね部材に抗して前記押さえ部材を回動させてシート及びシート束の上面を押さえる押圧力を増大させることを特徴とする請求項13又は14記載のシート積載装置。
  16. 前記制御手段は、前記排出積載手段に排出されたシート束の束数が多いほど押圧力が大きくなるよう前記移動手段を制御することを特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  17. 前記制御手段は、シート束を形成するシートの枚数が多いほど押圧力が大きくなるよう前記移動手段を制御することを特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  18. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって画像を形成されたシートが順次積載されるシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシートのシート搬送方向の一端部に綴じ処理を行う綴じ処理手段と、
    シート、あるいは複数のシートにより形成され、前記綴じ処理手段により綴じ処理されたシート束が排出される昇降可能な排出積載手段と、
    前記排出積載手段に排出されたシート及びシート束の一端部側の上面の積載高さを検知する検知手段と、
    前記排出積載手段を昇降させる昇降手段と、
    前記排出積載手段に排出されたシート及びシート束を上方から押さえる上下方向に移動可能な押さえ手段と、
    前記押さえ手段を前記排出積載手段に排出されたシート及びシート束を上方から押さえるように下降させる移動手段と、
    前記排出積載手段に積載されたシート及びシート束の上面の積載高さが高くなると前記検知手段からの信号に基づき前記排出積載手段を下降させるように前記昇降手段を制御し、かつ前記排出積載手段にシート束が排出される場合には、前記排出積載手段にシートが排出される場合の押圧力よりも大きな押圧力で、前記押さえ手段がシート束を押さえるよう前記移動手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  19. 前記制御手段は、下降した前記押さえ手段を、次のシート及びシート束が前記排出積載手段に排出され、当該排出が完了する直前にシート及びシート束の排出を妨げない退避位置に移動させるよう前記移動手段を制御することを特徴とする請求項18記載の画像形成装置。
  20. 前記押さえ手段は、幅方向に沿って伸びた軸に設けられた支持部材と、前記支持部材に上下方向に回動自在に支持され、かつ前記支持部材が前記軸と共に回転する際、前記支持部材との間に配されたばね部材を介して前記支持部材と共に回動する押さえ部材と、を備え、
    前記支持部材は、前記押さえ部材がシート及びシート束の上面に当接するまで前記押さえ部材と共に下方回動し、前記押さえ部材がシート及びシート束の上面に当接した後は前記ばね部材に抗して前記押さえ部材を回動させてシート及びシート束の上面を押さえる押圧力を増大させることを特徴とする請求項18又は19記載の画像形成装置。
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