JP5995564B2 - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート処理装置及び画像形成装置に関し、特に綴じ処理された後、積載トレイ上に排出されるシート束の整合性を向上させるための構成に関する。
近年、複写機、プリンタ、ファクシミリといった画像形成装置において、画像形成されたシートに対して綴じ処理、穿孔処理、仕分け処理等の各種処理を施すシート処理装置を接続するプリントシステム形態が広く使用されている。このようなシート処理装置においては、例えば綴じ処理の際、一般的に金属性の綴じ針を使用することが多く、金属性の綴じ針を使用した場合、シート束の表面から綴じ針が突出した形で綴じられる。
ところが、綴じ処理されたシート束を積載トレイ上に順次積載していくと、積載トレイ上の既積載シート束の綴じ針が、次に排出されるシート束の綴じ針に引っ掛かかる場合があり、この場合には積載トレイ上のシート束の整列性が低下する。そこで、従来は、所定部数毎にシート束の綴じ位置を変更するようにしたものがある(特許文献1参照)。
例えば、図23に示すように、奇数部目のシート束SAに対してはステイプルユニットをホームポジションHから距離Y1又はY2、Y3だけ移動させて綴じ針1000を打ち込むようにする。また、偶数部目のシート束SAに対してはステイプルユニットを距離Y−d又はY−d、Y−dだけ移動させて綴じ針1000を打ち込むようにする。なお、この移動距離差dは、シート束SAに打ち込まれた後の綴じ針1000のシート搬送方向と直交する幅方向の寸法に相当している。そして、このようにして所定部数毎に綴じ位置を変更して積載トレイ上で綴じ箇所が一箇所に重ならないようにすることにより、綴じ処理したシート束SAの整合性を向上させることができる。
特開平9−58924号公報
しかし、このような従来のシート処理装置においては、所定部数毎に綴じ位置を変更した場合、シート束の綴じ位置が異なってしまうため同ジョブ内でありながら、異なった複数種の成果物を生成することになってしまう。さらに、針同士を非干渉関係にするため、綴じ位置をずらす量としては、シート束を排出する時の斜行量バラツキや積載トレイへ落下する時の幅方向のズレ分を考慮すると、ステイプルユニットを、綴じ針の幅方向の寸法よりもさらに大きくずらす必要がある。
また、綴じ位置を変更した場合、綴じ針部同士の引っ掛かりは解決できるが、綴じ処理されたシート束を積載トレイ上に順次積載していくと、既積載シート束の綴じ針の突出部が、次に排出されるシート束の端部に引っ掛かかる場合がある。この場合には、積載されたシート束は積載トレイ上で端面が揃わず、斜めになってしまい整合性が低下する。
なお、次に排出されるシート束が既積載シート束の綴じ針1000に引っ掛かってもシート束が停止せず、慣性で乗り越える場合もある。しかし、この場合、綴じ針1000をシート端部が乗り越える際に、シート束の端部領域にめくれや打痕といったダメージが発生し、成果物の品位が損なわれる。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、綴じられたシート束を整合性を低下させることなく、かつ品位を損うことなく積載することのできるシート処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シート処理装置において、処理されるシートが順次搬送されて積載される処理トレイと、前記処理トレイに積載されたシートに綴じ部材を打ち込んでシート束にする綴じ部と、前記綴じ部により綴じ処理されたシート束が順次排出されるシート束積載部と、前記綴じ部により綴じ処理されたシート束が前記シート束積載部に排出された際に前記シート束積載部に先に積載されたシート束の上面と接する側となるシート束の第1面と、前記綴じ部により綴じ処理されたシート束が前記シート束積載部に積載された際に次に前記シート束積載部に排出されるシート束の下面が接する側となるシート束の第2面とのうち、一方の面の前記綴じ部材が打ち込まれる位置対応する領域に所定の深さを有する凹部を形成する凹部形成部と、を備え、前記凹部形成部は、シート束の前記第1面と前記第2面のうちの他方の面の、前記綴じ部材が打ち込まれる位置に対応する領域に、前記凹部とは逆方向に凹んだ他の凹部を形成することを特徴とするものである。
本発明のように、シート束に形成された凹部に綴じ部材を打ち込んで先に積載されたシート束の綴じ部材に次のシート束が引っ掛かるのを防ぐことにより、綴じられたシートを、整合性を低下させることなく、かつ品位を損うことなく積載することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である白黒/カラー複写機の構成を示す図。 上記シート処理装置であるフィニッシャの構成を説明する図。 上記フィニッシャに設けられたシフトユニットの構成を説明する図。 上記フィニッシャに設けられたステイプル部の構成を説明する図。 上記ステイプル部に設けられた中間処理トレイの構成を説明する図。 上記ステイプル部に設けられたシート後端整合部の構成を説明する図。 上記ステイプル部に設けられたステイプラの構成を説明する図。 上記フィニッシャに設けられた凹部形成装置の構成を説明する図。 上記凹部形成装置に設けられた第1凹部形成ユニットの構成を説明する図。 上記凹部形成装置に設けられた凹部形成部の構成を説明する図。 上記凹部形成部の組立順を説明する図。 上記凹部形成装置の凹部形成動作を説明する図。 上記凹部形成部までのシートの搬送及び位置保証動作を説明する図。 上記凹部形成装置により凹部が形成されたシートを示す図。 上記白黒/カラー複写機の制御ブロック図。 上記フィニッシャの制御ブロック図。 上記フィニッシャのステイプルソートジョブにおける動作を説明するフローチャート。 シートのステイプル前と後の状態を説明する図。 ステイプルされたシート束を排出する動作を説明する図。 ステイプルされたシート束の排出後の動作を説明する第1の図。 ステイプルされたシート束の排出後の動作を説明する第2の図。 本発明の第2の実施の形態に係るシート処理装置に設けられた凹部形成部の構成を説明する図。 従来のシート処理装置によるシート束の綴じ処理を説明する図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である白黒/カラー複写機の構成を示す図である。図1において、600は白黒/カラー複写機、602は白黒/カラー複写機本体(以下、複写機本体という)、650は複写機本体602の上部に設けられた原稿読み取り部(イメージリーダ)、651は複数の原稿を自動的に読み取るための原稿搬送装置である。
複写機本体602は、画像形成するための通常のシートSを積載する給紙カセット909a,909b、電子写真プロセスを用いてシート上にトナー画像を形成する画像形成部603、シートに形成されたトナー画像を定着させる定着部904等を備えている。また、複写機本体602の上面にはユーザが複写機本体602に対して各種入力/設定を行うため操作部601が、また複写機本体602の側方には、シート処理装置であるフィニッシャ100が接続されている。なお、630は複写機本体602及びフィニッシャ100の制御を司る制御部であるCPU回路部である。
そして、このような白黒/カラー複写機600において、不図示の原稿の画像をシートに形成する際には、まず原稿搬送装置651により搬送された原稿の画像を、原稿読み取り部650に設けられたイメージセンサ650aにより読み取る。この後、読み取られたデジタルデータを露光手段604に入力し、露光手段604は、このデジタルデータに応じた光を画像形成部603に設けられた感光体ドラム914(914a〜914d)に照射する。このように光が照射されると、感光体ドラム表面に静電潜像が形成され、この静電潜像を現像することにより、感光体ドラム表面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色トナー画像が形成される。
次に、この4色のトナー画像を給紙カセット909a,909bから給送されたシート上に転写し、この後、シート上に転写されたトナー像を、定着部904により永久定着する。なお、このようにトナー画像を定着した後、シートの片面に画像を形成するモードであれば、そのまま、シートを排出ローラ対907から、複写機本体602の側部に接続されたフィニッシャ100に排出する。
また、シートの両面に画像を形成するモードであれば、シートを定着部904から反転ローラ905に受け渡しし、この後、所定のタイミングで反転ローラ905を反転させ、シートを両面搬送ローラ906a〜906fの方向へ搬送する。そして、この後、再度、シートを画像形成部603に搬送し、裏面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像を転写する。なお、このように裏面に4色のトナー像が転写されたシートは、再度定着部904に搬送されてトナー画像が定着され、この後、排出ローラ対907から排出され、フィニッシャ100に搬送される。
フィニッシャ100は、複写機本体602から排出されたシートを順に取り込み、取り込んだ複数のシートを整合して1つの束に束ねる処理、取り込んだシートの後端付近に孔をあけるパンチ処理を行うようになっている。また、束ねたシート束のシート排出方向上流端(以下、後端という)を綴じる綴じ処理、ソート・ノンソート処理、シート束を折る折り処理、2つ折り製本処理等の各種の処理を行うようになっている。このため、フィニッシャ100は、シートを綴じる綴じ部であるステイプル部100A、シートをシート搬送方向と直交する幅方向にシフトさせるシフトユニット401、不図示の折り装置等を備えている。
ここで、このフィニッシャ100は、図2に示すように、シートを装置内部に取り込むための入口ローラ対102を備えており、複写機本体602から排紙されたシートは、入口ローラ対102に受け渡される。なお、この時、入口センサ101によりシートの受渡しタイミングも同時に検知される。
この後、入口ローラ対102により搬送されたシートは搬送パス103を通過しながら、シートの端部位置を横レジ検知センサ104により検知され、フィニッシャ100のセンター(中央)位置に対してどの程度、幅方向のずれが生じているかが検知される。また、このように幅方向のずれ(以下、横レジ誤差という)が検知された後、シートはシフトローラ対402,403に搬送されている途中でシフトユニット401が手前方向、或は奥方向に所定量移動することにより、シートのシフト動作が実施される。ここで、「手前(前)」は、ユーザが図1に示す操作部601に臨んで立つ際の装置の前面側を言い、「奥」とは装置の背面側を指す。
次に、シフトユニット401により幅方向のずれが修正されたシートは、搬送ローラ対111により搬送され、バッファローラ対106に達する。この後、シートを上トレイ121に排出する場合は、上パス切換部材108が不図示のソレノイド等の駆動手段により、時計方向に回動する。これにより、シートは上パス搬送路R1に導かれ、上排出ローラ110により上トレイ121に排出される。上トレイ121に排出されない場合は、バッファローラ対106により搬送されたシートは、上パス切換部材108により束搬送パスR2に導かれる。この後、搬送ローラ116、束搬送ローラ対118により順次搬送パス内を通過していく。
次に、搬送されてきたシートを折り処理する場合は、不図示の折り装置に向かわせる。また、搬送されてきたシートを下排出トレイ137に排出する場合は、下排出ローラ対128により処理トレイである中間処理トレイ138に順次搬送する。そして、搬送されたシートを、パドル131やベルトローラ158等の戻し手段により、順次中間処理トレイ138に積載しながら整合し、整合処理されたシート束を形成する。
次に、このように中間処理トレイ上で整合処理されたシート束は、必要に応じて綴じ部を構成するステイプラ132により綴じ処理が施され、この後、束排出ローラ対130によりシート束積載部である下排出トレイ137に順次排出される。なお、このステイプラ132は、シート搬送方向と直交する幅方向(以下、奥行き方向という)に移動自在であり、シート束の搬送方向端部、本実施の形態においては、シート束の搬送方向後端部の複数箇所を綴じ処理することができる。
ここで、シフトユニット401は、図3に示すようにシフトローラ対402,403を備えている。そして、シートが搬送されてくると、シフト搬送モータ404を駆動し、このシフト搬送モータ404の駆動を、駆動ベルト406を介してシフトローラ対403に伝達してシフトローラ対403を駆動する。さらに、シフトローラ対403の駆動を、駆動ベルト213を介してシフトローラ対402に伝達してシフトローラ対402を駆動することにより、シートSはC方向に搬送される。
この時、横レジ検知センサ104が不図示の駆動手段により矢印E方向に移動することにより、シートSの位置(横レジ誤差X)が検出される。この横レジ誤差XとシートSのシフト量αを足し合わせたシートのシフト量Z(=X+α)分だけシートを搬送中に移動する。この動作をシートSがシフトローラ対402,403に挟持されている時に前/奥方向(矢印D間)に行うことで搬送方向Cに搬送しながらシートSを所定量シフトすることができる。なお、本実施の形態において、このシフトローラ対402,403は、正逆転可能となっており、後述するようにシートの後端付近に対して凹部を形成する際は、逆転してシートをスイッチバック搬送する。
次に、中間処理トレイ138を備えたステイプル部100Aの構成について説明する。中間処理トレイ138は、図4に示すようにシート束の排出方向に対して下流側(図4の左側)を上方に、上流側(図4の右側)を下方に傾斜して配設されており、中間処理トレイ138の上流側である下方端部には後端ストッパ150が配置されている。なお、中間処理トレイ138は、水平であってもよい。
中間処理トレイ138の中間部には図5に示すような前及び奥整合部340A,341Aを備え、中間処理トレイ138に搬送されたシートの幅方向の両側端位置を規制(整合)する幅方向整合部である側端規制部が設けられている。ここで、前及び奥整合部340A,341Aは、整合面を構成する整合部340a,341aを有する整合部材である前及び奥整合板340,341と、前及び奥整合板340,341を夫々独立して駆動する前及び奥整合板モータM340,M341とを備えている。
そして、シートの両側端位置を規制する際は、前及び奥整合板モータM340,M341の駆動を、前及び奥整合板モータM340,M341と共に移動手段を構成するタイミングベルトB340,B341を介して前及び奥整合板340,341に伝達する。これにより、シートに接離可能に当接する前及び奥整合板340,341は、中間処理トレイ138に対して幅方向に沿って独立して移動し、中間処理トレイ138上に積載されたシートの両側端に当接してシートを整合する。
すなわち、前整合板340及び奥整合板341は中間処理トレイ138上に、各整合部(整合面)340a,341aを対向させて配置され、かつ整合方向に正逆移動可能なように組み付けられている。この結果、シート(あるいはシート束)が幅方向にシフトして搬送されてきた場合でも、この前及び奥整合板340,341により、中間処理トレイ138上のシートの位置を整合することができる。
ところで、一方の整合板、例えば前整合板340の整合面を構成する整合部340aは幅方向に移動可能に設けられている。また、この整合部340aと前整合板340の本体340bとの間には、引っ張りバネ345が設けられており、この引っ張りバネ345と移動リンク346,347により、整合部340aは所定量Lだけシート側に突出するようになっている。そして、後述するように、シートの側端位置を規制する際、整合部340aがシートに圧接すると、圧接部である整合部340aは引っ張りバネ345に抗しながら本体側に移動する。
なお、図5において、S340、S341は前及び奥整合板ホームセンサであり、この前及び奥整合板ホームセンサS340,S341により、前及び奥整合板340,341の、それぞれのホームポジションを検知する。そして、このような前及び奥整合板ホームセンサS340,S341を備えることにより、動作しない時、前及び奥整合板340,341を、それぞれ両端部に位置するところに設定された各ホームポジション位置に待機させることができる。
また、図4に示すように中間処理トレイ138の引き込み方向下流側である上方端部には引き込みパドル131と開閉ガイド149が配置されている。ここで、図6に示すように、引き込みパドル131(131a〜131c)は、中間処理トレイ138の上方に配設され、パドル駆動モータM155によって回転する駆動軸157上に沿って複数固定されている。そして、パドル駆動モータM155により、適切なタイミングで図4において反時計方向に回転することにより、シートを引き込んで後述する後端ストッパ150(150a,150b)に突き当てる。
なお、本実施の形態のように、引き込みパドル131を複数設けることにより、シートを後端ストッパ150へ引き込む際、複数の引き込みパドル131がシート表面に均等に接触するようになる。このため、不均等な接触によるシートの旋回の発生を防ぐことができるようになり、シートを斜行させることなく、確実に後端ストッパ150に突き当てることができる。
なお、図4において、100Cは、シートの搬送方向の位置を整合する搬送方向整合部であるシート後端整合部である。このシート後端整合部100Cは、ベルトローラ158と、図6に示すように、後端レバー159(159a,159b)と、シートの搬送方向上流側端と当接する規制部材である後端ストッパ150を備えている。そして、中間処理トレイ上へ搬送されたシートは、既述した引き込みパドル131及びベルトローラ158の反時計方向の回転によって、後端レバー159にガイドされながら、後端ストッパ150に搬送方向上流側端が突き当てられる。これにより、シートの搬送方向の位置が整合される。
ここで、無端状のベルトであるベルトローラ158は、中間処理トレイ138の上方に昇降可能(移動可能)可能に設けられると共に、図4に示す第1排出ローラ対128を構成する第1排出ローラ128aの外周に巻き掛けられている。そして、その下方部が中間処理トレイ138上に積載された最上シートと接するような位置関係で第1排出ローラ128aの回転に従動して反時計方向に回転する。これにより、中間処理トレイ138上に搬送されたシートは、搬送方向と逆方向に搬送されて後端ストッパ150に当接する。
また、図4に示すように開閉ガイド149は、支持軸154を中心に回動可能に支持されると共に、中間処理トレイ138に対向した上側の搬送ガイドとして配置されている。この開閉ガイド149は、中間処理トレイ138の下流側端部に設けられた下部束排出ローラ130aと共に束排出ローラ対130を構成する上部束排出ローラ130bを回転自在に保持している。
そして、このような上部束排出ローラ130bを、下部束排出ローラ130aに対して接離自在に保持する開閉ガイド149の揺動に伴って上部束排出ローラ130bは、下部束排出ローラ130aに対して離接するようになっている。なお、通常、シートが中間処理トレイ138上に搬送されるとき、開閉ガイド149は上方へ揺動し、これに伴い上部束排出ローラ130bが、束排出ローラ対130の他方のローラである下部束排出ローラ130aから離れた開口状態となる。
また、中間処理トレイ138上でのシートの処理が終了したとき、開閉ガイド149は下方に揺動し、上部束排出ローラ130bと下部束排出ローラ130aとでシート束を挟むようになっている。ここで、束排出ローラ対130(例えば、下部束排出ローラ130a)は、束排紙駆動モータM130(図15参照)によって正逆回転するようになっている。そして、この後、このように上部束排出ローラ130bと下部束排出ローラ130aとによりシート束を挟持した状態で束排出ローラ対130が回転することにより、シート束は下排出トレイ137に排出される。
なお、この開閉ガイド149は、処理するシートを中間処理トレイ138に搬送する際は、上方へ揺動している。これにより、下排出ローラ対128から搬送されたシートは、中間処理トレイ138の傾斜及び引き込みパドル131の作用によって、中間処理トレイ138の積載面上、又は中間処理トレイ138に積載されたシート上を滑降する。このように滑降したシートは、この後、ベルトローラ158の反時計方向の回転によって、後端レバー159にガイドされながら搬送(移送)され、後端(搬送方向上流端)が後端ストッパ150に突き当てられて停止する。
さらに、開閉ガイド149には、上部束排出ローラ130bの上流部に位置し、シートを上部束排出ローラ130bのローラニップ部へ案内する案内ガイド151が設けられている。また、この開閉ガイド149には、下排出ローラ対128から中間処理トレイ138内へシートを排紙する際のシートの表面電荷を除去する第1除電針152が軸方向に渡って配置されている。さらに、この開閉ガイド149には、上部束排出ローラ130bの下流部に位置し、束排出ローラ対130により排出されるシートの表面電荷を除去する第2除電針153が軸方向に渡って配置されている。
また、ステイプル部100Aは、綴じ手段(処理手段)であるステイプラ132を備えている。ここで、このステイプラ132は、不図示のクリンチモータによって、シート束の端部を綴じ処理するものであり、スライド支台303上に固定されている。なお、図7に示すように、スライド支台303の下部には転動コロ304,305が設けられており、ステイプラ移動台306の上面にはガイドレール溝307が形成されている。そして、スライド支台303は、転動コロ304,305とステイプラ移動台306に形成されたガイドレール溝307に案内されて、不図示のステイプラ移動モータにより、中間処理トレイ上シートの後端縁に沿って矢印Y方向に移動する。
ステイプラ132は、中間処理トレイ138に積載されたシートSのコーナーにおいて、シートの後端縁に対して所定角度αだけ傾斜された姿勢に維持されるようになっている。なお、この傾斜角度αは、約30度に設定されているが、ガイドレール溝307の形状を変えることによって、変更することができる。また、ステイプラ移動台306には、ステイプラ132のホームポジションを検知するステイプラホームセンサS303が設けられている。通常、ステイプラ132は、装置手前側のホームポジションに待機している。
ところで、本実施の形態において、フィニッシャ100は、取り込んだシートの後端付近に対して凹部を形成する凹部形成処理を選択的に行うようになっている。そして、このような凹部形成処理を行うため、図2に示すように、シフトユニット401のシート搬送方向上流には凹部形成部を構成する凹部形成装置201が設けられている。
この凹部形成装置201は、図8に示すように、シート搬送方向に沿って配置され、凹部形成ダイ234と凹部形成ポンチ230とを有する第1凹部形成部である第1凹部形成ユニット201aと、第2凹部形成部である第2凹部形成ユニット201bを備えている。そして、第1及び第2凹部形成ユニット201a,201bは、それぞれ凹部形成ダイ234と凹部形成ポンチ230の間にシートSを挟んで凹部形成ダイ234と凹部形成ポンチ230が圧接することでシートSに凹形状を形成する。
ここで、本実施の形態において、第1及び第2凹部形成ユニット201a,201bは、凹部形状方向が逆になっているため、凹部形成装置201はシート面のどちらの方向にも凹形状を形成することが可能になっている。つまり、シートの上面に下方にへこんだ凹部を形成することも、シートの底面に上方にへこんだ凹部を形成することも可能となっている。なお、本実施の形態においては、第1凹部形成ユニット201aによりシートの底面に上方にへこんだ凹部を形成し、第2凹部形成ユニット201bによりシートの上面に下方にへこんだ凹部を形成する。
次に、第1及び第2凹部形成ユニット201a,201bの構成について説明する。なお、第1及び第2凹部形成ユニット201a,201bは、凹部形成方向以外については構成は同じなので、以下、第1凹部形成ユニット201aのみ説明を行い、第2凹部形成ユニット201bの詳細説明は省略する。
第1凹部形成ユニット201aは、図9の(a)に示すように、搬送ガイド205と、搬送ガイド205に加締めにより固定され、搬送ガイド205との間でシートSが搬送される搬送パスを形成する凹部形成ダイ支持ガイド206を備えている。この凹部形成ダイ支持ガイド206には、図9の(b)に示すように、凹部形成ダイ234(234a,234b)が固定されている。そして、この凹部形成ダイ234の先端には、既述した図8に示すように搬送パスRから突き出ている凹部形成用の凸部234Tを有している。
また、搬送ガイド205には凹部形成支持ガイド204が加締めにより固定されており、この凹部形成支持ガイド204には、上部及び下部摺動支持穴部204a,204bを介してポンチ部300(300a,300b)が上下に摺動可能に支持されている。ここで、このポンチ部300は図10に示すように、凹部形成ポンチ230と、凹部形成スライダ232と、後述する図11に示す凹部形成押圧バネ231とで形成されている。
凹部形成ポンチ230は、図10の(a)に示すように、ポンチ部230pと、蓋部230fとを備えおり、このポンチ部230pの下面には凹形状部230hが形成されている。そして、後述するように、この凹形状部230hと凹部形成ダイ234の凸部234Tとによってシートを挟むことにより、シートに凹形状を形成する。また、ポンチ部230pの上部には雄ネジ形状の軸230jが設けられており、この雄ネジ形状の軸230jと蓋部230fの雌ネジ部230kとにより、ポンチ部230pに蓋部230fがネジ止めされる。なお、凹部形成スライダ232は図10の(b)に示すように中空の円筒であり、中央部に、後述する図12の(a)及び(b)に示す平行ピン223aが入るための丸穴が形成されている。
次に、このような凹部形成ポンチ230等を備えたポンチ部300の組立順について説明する。まず、図11の(a)に示すように、凹部形成ポンチ230のポンチ部230pに凹部形成押圧バネ231を上から落とし込む。次に、同様に、図11の(b)に示すように凹部形成スライダ232を凹部形成ポンチ230に上から落とし込む。この後、ポンチ部230pの上部に蓋部230fを上から締めることで、図11の(c)に示すようにポンチ部300の組立が終了する。
そして、このように組み立てられたポンチ部300において、凹部形成ポンチ230は、凹部形成スライダ232の内側で上下動摺動可能となる。また、凹部形成ポンチ230は、凹部形成スライダ232との間にある凹部形成押圧バネ231により下方に付勢され、蓋部230fの下面と凹部形成スライダ232の上面が当接することで位置決めされている。
ところで、ポンチ部300の組立後、凹部形成スライダ232には、平行ピンが打ち込まれる。そして、図12の(a)及び(b)に示すように、ポンチ部300は、この平行ピン223aを、スライドラック208に形成されたカム溝208aに入り込ませてスライドラック208に取り付けられる。なお、このスライドラック208は、図9に示すスライドラック移動モータM1よってギア214を介して、図12の(c)の矢印Fに示すスラスト方向に移動する。
そして、このようにスライドラック208が移動すると、カム溝208aの形状に沿って平行ピン223aが図12の(c)に示す矢印G方向に移動し、これに伴い凹部形成スライダ232も矢印Gで示す凹部形成方向へ移動する。ここで、凹部形成スライダ232が移動すると、凹部形成スライダ232の下面に接している凹部形成押圧バネ231にもG方向へと力が加わり、その力を受けて、凹部形成ポンチ230も同様にG方向へと移動する。
そして、このように平行ピン223aを介して凹部形成ポンチ230がG方向へ移動すると、凹部形成ポンチ230が凹部形成ダイ234へと突き当たる。この後、図12の(d)に示すように、カム溝208aの形状に沿って凹部形成スライダ232がG方向に進む。そして、凹部形成スライダ232が下死点に達するまで進むと、凹部形成押圧バネ231のバネ圧力により、凹部形成ポンチ230と凹部形成ダイ234とでシートを挟みこむことで、シートの底面に上方にへこんだ凹部が形成される。なお、このようにシートの底面に凹部を形成した後、スライドラック208がF方向への移動を継続することにより、スライドラック208にガイドされた平行ピン223が上昇する。これに伴い、凹部形成スライダ232、凹部形成押圧バネ231、凹部形成ポンチ230も上昇する。
次に、装置動作前の凹部形成装置201の第1凹部形成ユニット201aのイニシャル動作について説明する。なお、凹部形成装置201には、スライドラック208の位置を検知する透光性の、後述する図16に示すスライドラック位置検知センサF2を備えている。そして、後述する図16に示すフィニッシャ制御部636は、スライドラック位置検知センサF2の状態を確認する。ここで、スライドラック位置検知センサF2がOFF(透過)であれば、スライドラック208を図12のF方向とは逆方向に移動し、センサON後、所定の移動量で停止する。また、スライドラック位置検知センサF2がON(斜光)の状態であれば、スライドラック208を、一旦F方向へ移動してスライドラック位置検知センサF2をOFF状態にした後、反対へ移動し、センサON後、所定の移動量で停止する。
なお、スライドラック移動モータM1は、モータ軸上にエンコーダが配備されているため、フィニッシャ制御部636は、このエンコーダからの信号に基づきスライドラック移動モータM1の回転量、すなわちスライドラック208の移動量を制御している。このように制御することで、ポンチ部300は、例えば既述した図12の(a)に示すように凹部形成ダイ234の上方に待機した状態でシートSを受け入れることができる。なお、凹部形成装置201の第2凹部形成ユニット201bのイニシャル動作については、後述する図15に示すスライドラック位置検知センサF3の状態に応じてスライドラック移動モータM2を駆動することにより行う。
次に、シートの凹部形成装置201までのシートの搬送及び位置保証動作について図13を用いて説明する。図13において、221は後端ストッパであり、この後端ストッパ221はシートの後端を突き当てて、シート後端からポンチ部300までの距離を一定に保つためのものである。そして、図13の(a)に示す矢印I方向からシートSが進入すると、シートSは、まず先端が後端ストッパ221を押圧し、後端ストッパ221を回動支点224を中心に、図13の(b)で示す矢印J方向に回動させながらシフトユニット401に到達する。
そして、シフトユニット401は、既述したように、シート搬送中に横レジ検知センサ104が検出した横レジ誤差Xに応じて、シートSが凹部形成位置に合致するように所定のスラスト位置に移動する。この後、シートSの後端が後端ストッパ221を抜けると、後端ストッパ221はバネ225によって元の位置に戻る。そして、このように後端ストッパ221を元の位置に戻した後、シートSはシフトローラ402,403によりスイッチバックされる。これにより、図13の(c)に示すようにシートSは後端ストッパ221に突き当たり、シートSの後端からの凹部形成位置が決定する。
なお、シートSはシフトユニット401に配置された後述する図16に示す紙有無センサF1のONタイミングと、シートサイズに応じたその後の所定送り量にて搬送位置が制御される。これにより、シートSを、後端が後端ストッパ221を抜ける位置へと搬送し、この後、所定量スイッチバック搬送することで、後端ストッパ221へと過不足なく送り込むことができる。この後、図12の(d)に示すようにポンチ部300が駆動され、シートSに凹部が形成される。そして、このようにシートSの下面に凹部が形成された後、シフトローラ402,403が再度、正転方向へと回転し、シートSを再搬送する。
図14の(a)は、このように第1凹部形成ユニット201aにより、下面に凹部50が形成された後、中間処理トレイ138に排出されたシートSを示している。また、図14の(b)は、第1凹部形成ユニット201aと同様な制御により、第2凹部形成ユニット201bにより、上面に凹部51が形成された後、中間処理トレイ138に排出されたシートSを示している。なお、第2凹部形成ユニット201bは、既述した図8に示すように、第1凹部形成ユニット201aよりも所定距離、シート搬送方向下流側に位置している。このため、第2凹部形成ユニット201bにより、上面に凹部51を形成する際は、既述した図13の(c)に示すようにシートSを後端ストッパ221に突き当てた後、シートSを第2凹部形成ユニット201bの方向に所定距離搬送する。
ここで、本実施の形態において、この凹部50,51は、後述するように綴じ針が打ち込まれる綴じ処理部分に形成される。また、この凹形状である凹部50,51の深さは、後述する図18に示すように綴じ針1000がシート表面から外方に突出することがないような深さとなっており、凹部50,51の幅方向の長さは綴じ針1000の幅方向の長さよりも、やや長くなっている。
図15は、白黒/カラー複写機600の制御ブロック図である。CPU回路部630は、CPU629、制御プログラム等を格納したROM631、制御データを一時的に保持するための領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられるRAM660を有している。また、図15において、637は白黒/カラー複写機600と外部PC(コンピュータ)620との外部インターフェイスである。この外部インターフェイス637は外部PC620からのプリントデータを受信すると、このデータをビットマップ画像に展開し、画像データとして画像信号制御部634へ出力する。
そして、この画像信号制御部634は、このデータをプリンタ制御部635へ出力し、プリンタ制御部635は、画像信号制御部634からのデータを不図示の露光制御部へ出力する。なお、イメージリーダ制御部633から画像信号制御部634へは、イメージセンサ650a(図1参照)で読み取った原稿の画像が出力され、画像信号制御部634は、この画像出力をプリンタ制御部635へ出力する。
また、操作部601は、画像形成に関する各種機能を設定するための複数のキー及び設定状態を表示するための表示部等を有している。そして、ユーザによる各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部630に出力すると共に、CPU回路部630からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
CPU回路部630は、ROM631に格納された制御プログラム及び操作部601の設定に従い、画像信号制御部634を制御すると共に、原稿給送装置制御部632を介して原稿搬送装置651(図1参照)を制御する。また、イメージリーダ制御部633を介して原稿読み取り部650(図1参照)を、プリンタ制御部635を介して画像形成部603(図1参照)を、フィニッシャ制御部636を介してフィニッシャ100をそれぞれ制御する。
なお、本実施の形態において、フィニッシャ制御部636はフィニッシャ100に搭載され、CPU回路部630と情報のやり取りを行うことによってフィニッシャ100の駆動制御を行う。また、フィニッシャ制御部636をCPU回路部630と一体的に複写機本体側に配設し、複写機本体側から直接、フィニッシャ100を制御するようにしてもよい。
図16は本実施の形態に係るフィニッシャ100の制御ブロック図である。フィニッシャ制御部636は、CPU(マイコン)701、RAM702、ROM703、入出力部(I/O)705、通信インターフェイス706、ネットワークインターフェイス704等で構成されている。また入出力部(I/O)705には、凹部形成制御部707、中間処理トレイ制御部708及び綴じ制御部709が接続されている。ここで、凹部形成制御部707は、紙有無センサF1、スライドラック位置検知センサF2,F3等からの信号に基づいてシフト搬送モータ404及びスライドラック移動モータM1,M2の制御を行い、シートに凹部を形成する。
また、中間処理トレイ制御部708には前整合板ホームセンサS340、奥整合板ホームセンサS341、開閉ホームセンサS149、パドル駆動ホームセンサS155、排紙アシストホームセンサS190、排紙HP検知センサS142が接続されている。さらに、中間処理トレイ制御部708には、前整合板モータM340、奥整合板モータM341、パドル駆動モータM155、束排紙駆動モータM130、開閉モータM149、排紙アシストモータM190等が接続されている。
そして、この中間処理トレイ制御部708では、後述する前、後整合板の動作制御、引き込みパドルの動作制御、ベルトローラの移動操作制御、開閉ガイドの開閉制御がそれぞれ、ホームポジション検知センサと移動モータによって制御される。また、綴じ制御部709は、不図示のクリンチモータ、ステイプラ移動モータ等の駆動制御を行うと共に、綴じ制御部709には、既述したステイプラホームセンサS303等が接続されている。
次に、このように構成されたフィニッシャ100のステイプルソートジョブにおける動作について図17に示すフローチャートを用いて説明する。
ステイプルジョブが選択されると、既述した凹部形成装置201のイニシャル動作が行われ(STEP10)、この後、複写機本体602において画像形成が開始される(STEP11)。次に、画像が形成されたシートが複写機本体602からフィニッシャ100へ受け渡され、受け渡されたシートがシフトユニット401に到着すると(STEP12のY)、シフトユニット401によるスラスト位置補正(シフト動作)が行われる(STEP13)。これにより、シートの横位置が補正される。
次に、シフト搬送モータ404を逆転駆動させ(STEP14)、既述したようにシートを、シフトローラ402,403によりスイッチバックさせて凹部形成装置201まで搬送すると共にシートの凹部形成位置を保証する。次に、綴じられるシート束の枚数及び、このシートが束の何枚目かという情報を基に、凹形状が作成される方向を決定する凹部形成方向決定処理を行う。即ち、閾値(搬送されたシートが綴じ束の半数枚)よりも上かを判断する(STEP15)。
ここで、ジョブの最初のシートは閾値より下であるので(STEP15のN)、この後、第1凹部形成ユニット201aのスライドラック移動モータM1を駆動してスライドラック208を移動させる。これにより、ポンチ部300が下降し、既述した図14の(a)に示す1枚目のシートの底面に上方にへこんだ他の凹部(以下、上凹部という)50を形成する(STEP17)。
なお、本実施の形態において、綴じられる束の枚数が偶数枚(N枚)のときは1枚目からN/2枚目までは上凹部50が、N/2+1枚目からN枚目までは、図14の(b)に示すシートの上面に下方にへこんだ凹部(以下、下凹部という)51が形成される。また、綴じられる束の枚数が奇数枚(N枚)のときは、1枚目から(N−1)/2枚目までは上凹部が、(N−1)/2+1枚目からN枚目までは下凹部が形成される。つまり、綴じられるシート束の上半分には下凹部が形成され、下半分には上凹部が形成される。
次に、1枚目のシートの底面に上凹部を形成した後、シフト搬送モータ404を正転させ(STEP18)、シフトローラ402,403によりシートの再搬送を開始し、シートを中間処理トレイ138へと排出する(STEP19)。中間処理トレイ上に排出されたシートは、引き込みパドル131によってベルトローラ158に受け渡され、ベルトローラ158により後端ストッパ150の突き当て面にシート後端を突き当てられ、シートの搬送方向が整合される。
この後、1枚目のシートのシート搬送方向の整合が終了すると、整合部材対340,341によって幅方向の整合が行われる。続いて、1部目の2枚目のシートが、フィニッシャ100へ受け渡され、シートの横位置補正、スイッチバック搬送、上凹部形成、再搬送を経て中間処理トレイ138へと排出される。なお、このとき2枚目のシートは、ベルトローラ158により後端ストッパ150に引き寄せられることにより、1枚目のシートの上凹部を乗り越えて後端ストッパ150に突き当たる。これにより、2枚目のシートは、上凹部を1枚目のシートの上凹部に重ねた状態で整合される。そして、2枚目のシートの後端の整合が終了すると、1枚目のシートと同様に幅方向の整合を整合部材対340,341によって行う。以下、上凹部が形成された後、次々と中間処理トレイ138へ搬送されるシートは、シート排出方向/幅方向ともに整合される。
一方、この後、例えば綴じられる束の枚数が偶数枚の場合、N/2+1枚目のシートが搬送される。この場合、すなわち搬送されるシートの枚数が閾値より上となると(STEP15のY)、この後、第2凹部形成ユニット201bのスライドラック移動モータM2を駆動し、スライドラック208を移動させる。これにより、図9に示すポンチ部300が上昇し、上凹部50とは逆方向に凹んだ下凹部を形成する(STEP16)。
次に、N/2+1枚目のシートに対して下凹部を形成した後、シフト搬送モータ404を正転させ(STEP18)、シフトローラ402,403によりシートの再搬送を開始し、シートを中間処理トレイ138へと排出する(STEP19)。処理トレイ上に排出されたシートは、引き込みパドル131によってベルトローラ158に受け渡され、ベルトローラ158により後端ストッパ150の突き当て面にシート後端を突き当てられ、シートの搬送方向が整合される。なお、このときシートには、下凹部が形成されているが、ベルトローラ158により後端ストッパ150に引き寄せられることにより、シートは既積載シートを乗り越えて後端ストッパ150に突き当たる。これにより、シートは、下凹部をN/2枚目のシートの上凹部に重ねた状態で整合される。
この後、シートのシート搬送方向の整合が終了すると、整合部材対340,341によって幅方向の整合が行われる。続いて、N/2+2枚目のシートも同様に、フィニッシャ100へ受け渡され、シートの横位置補正、スイッチバック搬送、下凹部形成、再搬送を経て中間処理トレイ138へと排出される。次に、N/2+2枚目のシートは、ベルトローラ158によってさらに後端ストッパ150に引き寄せられ、後端ストッパ150の突き当て面に突き当たり、整合される。そして、シートの後端の整合が終了すると、幅方向の整合を整合部材対340,341によって行う。これにより、下凹部が形成された後、次々と中間処理トレイ138へ搬送されるシートは、シート排出方向/幅方向ともに整合される。
次に、この一連の動作を1部目の最終シート、すなわち束内の最終シートが後端ストッパ150に突き当たるまで繰り返す。そして、整合したシートが束内の最終シートであると判断すると(STEP20のY)、ステイプラ132によって、シート束の後端縁に形成された凹部に綴じ針1000を打ち込んでステイプル処理を行う(STEP21)。ここで、図18の(a)は、束内の最終シートSNを整合したときのシート束Saの状態を示す図である。このとき、シート束Saの上半分は、下凹部51が形成され、シート束Saの下半分は、上凹部50が形成されている。
また、図18の(b)は、シート束Saの後端縁に形成された凹部50,51に綴じ針1000を打ち込むことによりステイプル処理を行ったときのシート束Saの状態を示す図である。なお、本実施の形態においては、ステイプラ132は、シート束Saの下方から、綴じ針1000を打ち込むようになっている。このため、綴じ針1000は、上凹部50に打ち込まれ、下凹部51にて両端部が折り曲げられる。この時、既述したように凹部50,51の深さは、綴じ針1000がシート表面から外方に突出することがないような深さとなっているので、綴じ針1000は、1枚目のシートS1及びN枚目のシートSNの表面から外方に突出することはない。
次に、後端縁をステイプル処理した後、図19に示すように、シートを受け入れる際、上方回動させていた開閉ガイド149を降下させてシート束Saを排出ローラ対130により挟持し、矢印方向へと束搬送し、下排出トレイ137に排出する(STEP22)。なお、排出されたシート束Saが最終束でない場合には(STEP23のN)、STEP11〜STEP22を繰り返し、排出されたシート束Saが最終束となると(STEP23のY)、ジョブが完了する。
ところで、本実施の形態においては、ステイプルされた後、排出ローラ対130のニップを抜けたシート束Saは、図20の(a)に示すように自重により下排出トレイ137へと落下する。このとき、下排出トレイ137上には前に排出済みのシート束Sbがあるため、シート束Saは、既積載されたシート束Sbの上へ着地する。この後、シート束Saは、下排出トレイ137が傾斜しているため、図20の(b)に示すように積載壁180へと向かって滑り始める。
ここで、既積載シート束Sbも綴じ針1000によりステイプルされているが、図21に示すように既積載シート束Sbの綴じ針1000は、下排出トレイ137に次に積載されるシート束Saと接する側となる面である上面から突出していない。また、次のシート束Saの綴じ針1000も、既積載シート束Sbと接する面である下面から突出していない。
このため、シート束Saは、既積載シート束Sbの綴じ針1000に引っ掛かることなく積載壁180へと向かい、この後、積載壁180へ突き当たった状態で停止する。なお、この積載壁180は、下排出トレイ137の後端部から上下方向に伸びた壁であり、この積載壁180にシート束Saが当接することにより、シート束Sa,Sbの後端位置が規制される。このように、シートSに凹部50,51を形成することにより、シート束Saを、既積載シート束Sbの綴じ針1000と、次のシート束Saの後端及び綴じ針1000が引っかかることなく、積載することができる。
このように、綴じ針1000が突出することがないようにシート束Sa,Sbに凹部50,51を形成することにより、次のシート束Saを排出する時、次のシート束Saの端部や綴じ針1000が、既積載シート束Sbの綴じ針1000と干渉することがない。これにより、積載トレイ上のシート束の積載性の乱れを防ぐことができ、シート束を整列性良く積載することができる。また、次のシート束Saの端部や綴じ針1000が、既積載シート束Sbの綴じ針1000と干渉するのを回避することができるため、紙端の捲れやコバ折れ等を防ぐことができる。さらに、同一の成果物を得ることができる。
以上説明したように、本実施の形態においては、シート束Sa,Sbに凹部50,51を形成し、先に積載されたシート束Sbの綴じ部に次のシート束が引っ掛かることがなく積載されるようにしている。これにより、綴じられたシートを、整合性を低下させることなく、かつ品位を損うことなく積載することができる。つまり、シート束に形成された凹部50,51に綴じ針1000を打ち込んで既積載シート束の綴じ針1000に次のシート束が引っ掛かるのを防ぐことにより、綴じられたシートを、整合性を低下させることなく、かつ品位を損うことなく積載することができる。
ところで、本実施の形態において、凹部形成装置201は、凹部形成方向が異なる第1及び第2凹部形成ユニット201a,201bをシート搬送方向に並べて配置していたが、本発明は、これに限らない。例えば、複数の凹部形成ユニットをシート搬送方向に対して直交する幅方向に並んで配設するようにしても良い。
次に、このような複数の凹部形成ユニットを幅方向に並んで配設するようにした本発明の第2の実施の形態について説明する。図22は、本実施の形態に係るシート処理装置に設けられた凹部形成部である凹部形成装置201の構成を説明する図である。図22に示すように凹部形成装置201は、ポンチ部300等を備え、幅方向に並んで配設された4つの凹部形成ユニット201c〜201fを備えている。ここで、凹部形成ユニット201c,201eは下凹部を形成するものであり、凹部形成ユニット201d,201fは上凹部を形成するものである。
また、本実施の形態において、凹部形成ユニット201c,201eのピッチ間距離と、凹部形成ユニット201d,201fのピッチ間距離とは同じである。また、凹部形成ユニット201c,201eと、凹部形成ユニット201d,201fはそれぞれ独立して駆動可能になっている。
そして、このように構成することにより、例えば1枚目から(N−1)/2枚目までのシートSに対しては、図22の(a)に示すように、凹部形成ユニット201d,201fにより上凹部50を形成することができる。また、(N−1)/2+1枚目からN枚目までのシートSに対しては、シフトユニット401によりシートを幅方向に移動させ、図22の(b)に示すように、凹部形成ユニット201c,201eにより下凹部51を形成することができる。
このように、本実施の形態においては、複数の凹部形成ユニット201c〜201fを幅方向に並んで配設し、凹部形成ユニット201d,201fにより上凹部50を形成した後、凹部形成ユニット201c,201eにより下凹部51を形成している。そして、このように構成することにより、凹部形成装置201のシート搬送方向の長さを短くすることができる。
なお、これまでの説明においては、凹部形成装置201により、シートの端部の所定位置に図18に示すように綴じ針1000よりもやや長い凹部を形成する場合について説明したが、本発明は、これに限らない。例えば、凹部形成装置201により、シートの端部にシートの幅方向に所定量長く伸びた凹部を形成するようにしても良い。そして、このように凹部を所定量長く伸ばすことにより、綴じピッチの変更に対する対応が可能となる。
また、これまではシート束の上半分に下凹部を形成し、下半分に上凹部を形成する場合について説明したが本発明は、これに限らない。少なくとも一方の面の綴じ針1000が打ち込まれる位置と対応する領域に、所定の深さを有する凹部を形成するようにしても良い。例えば、綴じ針1000が薄い場合には、落ち込まれた綴じ針1000が折り曲げられる、シート束の綴じ針1000が打ち込まれる側と反対側の表面を形成するシートにのみ凹部を形成するようにしても良い。また、厚いシートの場合には、シート束のうち、綴じ針1000が打ち込まれる側の表面を形成するシートと、シート束の綴じ部材が打ち込まれる側と反対の表面を形成するシートのみ、あるいは数枚のシートに凹部を形成するようにしても良い。
さらに、これまでの説明においては、複数の凹部形成ユニットを用いて2つの凹部を形成したが、本発明は、これに限らない。例えば、1つの凹部を形成した後、シフトユニット401を用いてシートを幅方向に移動させるようにすれば1つの凹部形成ユニットを用いた場合でも、2つの凹部を形成することができる。
50…上凹部、51…下凹部、100…フィニッシャ、100A…ステイプル部、132…ステイプラ、137…下排出トレイ、138…中間処理トレイ、150…後端ストッパ、201…凹部形成装置、201a〜201f…凹部形成ユニット、234…凹部形成ダイ、300…ポンチ部、401…シフトユニット、600…白黒/カラー複写機、602…白黒/カラー複写機本体、603…画像形成部、630…CPU回路部、636…フィニッシャ制御部、1000…綴じ針、S…シート、Sa,Sb…シート束

Claims (9)

  1. 処理されるシートが順次搬送されて積載される処理トレイと、
    前記処理トレイに積載されたシートに綴じ部材を打ち込んでシート束にする綴じ部と、
    前記綴じ部により綴じ処理されたシート束が順次排出されるシート束積載部と、
    前記綴じ部により綴じ処理されたシート束が前記シート束積載部に排出された際に前記シート束積載部に先に積載されたシート束の上面と接する側となるシート束の第1面と、前記綴じ部により綴じ処理されたシート束が前記シート束積載部に積載された際に次に前記シート束積載部に排出されるシート束の下面が接する側となるシート束の第2面とのうち、一方の面の前記綴じ部材が打ち込まれる位置対応する領域に所定の深さを有する凹部を形成する凹部形成部と、を備え、
    前記凹部形成部は、シート束の前記第1面と前記第2面のうちの他方の面の、前記綴じ部材が打ち込まれる位置に対応する領域に、前記凹部とは逆方向に凹んだ他の凹部を形成することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記所定の深さは、前記綴じ部材により前記綴じ処理を施した際、前記綴じ部材がシート束の前記綴じ部材が打ち込まれる側と反対の表面から突出することのない深さであることを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 前記凹部のシートの搬送方向と直交する幅方向の長さを、前記綴じ部材の幅方向の長さよりも長くしたことを特徴とする請求項1又は2記載のシート処理装置。
  4. 前記他の凹部は、前記綴じ部材により前記綴じ処理を施した際、前記綴じ部材がシート束の前記綴じ部材が打ち込まれる側の表面から突出することのない深さを有していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のシート処理装置。
  5. 前記他の凹部のシートの搬送方向と直交する幅方向の長さを、前記綴じ部材の幅方向の長さよりも長くしたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のシート処理装置。
  6. 前記凹部形成部は、少なくともシート束の前記綴じ部材が打ち込まれる側の表面を形成するシートに前記他の凹部を形成する第1凹部形成部と、少なくともシート束の前記綴じ部材が打ち込まれる側と反対の表面を形成するシートに前記凹部を形成する第2凹部形成部と、を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のシート処理装置。
  7. 前記第1凹部形成部及び前記第2凹部形成部を、搬送方向にずらして配置することを特徴とする請求項記載のシート処理装置。
  8. 前記第1凹部形成部及び前記第2凹部形成部を、幅方向にずらして配置することを特徴とする請求項記載のシート処理装置。
  9. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって画像を形成されたシートを処理する請求項1乃至8の何れか1項に記載のシート処理装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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